「家訓づくり×感謝の手紙」新入社員研修

 

 

平成30年4月6日、広島県尾道にて行われた、丸善製薬さまの新入社員研修の席にお招きいただきました。

 

家訓ニストが考える新入社員研修

 

新入社員研修といって、皆様がイメージする内容はどのようなものでしょうか?マナー研修や、電話の応対の練習。あるいは仲間意識を醸成するロールプレイングみたいなものを想像しないでしょうか?

 

どれも必要なもので、その道のプロの先生方が、様々な手法で研修をすすめてくれます。一方、家訓ニストの提供する研修は一味もふた味も違うものです。いうなれば「あり方」の研修です。マナーや、電話などは「やり方」の研修。家訓ニストは「あり方」の研修を提案します。「あり方」の研修とは、なぜ、働くか、なんのために頑張るのか、そして感謝とその感謝への恩返しとは何なのか?そんな「そもそも論」に切り込む内容です。

 

「あり方」の研修

「やり方」と「あり方」というキーワードは、オリンピックに出場するトップ選手も取り入れているメンタルトレーニング手法です。筋トレや、技術向上などの練習は「やり方」。一方、何のために頑張るのか?そんな動機を掘り下げるのが「あり方」のトレーニングです。

 

動機がはっきりしている方が、いい結果を生みやすいもの。それは、トップ選手だけでなく、経営者や従業員さん、そして新入社員さんでも同じことが言えるはずです。今回の研修でも「あり方」を掘り下げるために「家訓づくり」のワークショップと、お父さんお母さんへの感謝の手紙というスペシャルコラボを企画しました。

 

家訓づくりから、感謝の手紙へ

通常「家訓づくり」のセミナーは、PTAを中心に親世代や、シニア世代に開催させていただいています。それまでの人生の歩みを反芻し、これだけは守って欲しい、そんな教訓や愛情を「家訓」にして子や孫に伝える内容です。しかし、新入社員むけの研修では、結婚もお子さんもいない若い皆様むけのセミナーとなります。せっかくいい家訓をつくっても、渡す相手?がいないという弱点がありました。

 

そこで、「家訓づくり」に加え、作成した家訓を発表する相手として、自分の親やお世話になった人に「手紙で伝える」手法を考案しました。とくに新入社員さんの場合、生まれてオギャーと生まれてから、はじめて親元を離れるのが就職の機会なのではないでしょうか?親はもちろん、社会からも支えられていた自分が、今度は会社や社会を支えるというのが「就職」です。本人にとっては、こっぱずかしい手紙になるかもしれませんが、親御さんにとっては、一生忘れられない手紙となることは確実です^^ 事実、福岡でセミナーを主催し、「親への手紙」を書いていただいた後、手紙を受け取る側のご家族からお褒めの言葉を頂戴したことがあります。っていうかボクだって欲しい(T_T)

 

 社会人になるにあたり、自分自身の入社までの人生をあらためて振り返り周囲の方からのご支援・ご恩を再確すると共に感謝の気持ちを文章(手紙)にするという趣旨にご賛同いただき、丸善製薬さまでのセミナーにつながりました。

 

ちなみに丸善さんの経営理念は、 「人間の幸福は謝念につきる」というもの。感謝の気持ちを持っている人の方がいい仕事ができる。さらにいえば、仕事をつうじ社会に貢献することこそ、人間にとっての幸福なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 3人のレンガ積みの話

 

 イソップ童話に出てくる「3人のレンガ積み」のお話です。

 

世界中を回っている旅人が,ある町はずれの1本道を歩いていると,1人の男が道の脇で難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。 旅人は,その男のそばに立ち止まってたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」すると,男はこう答えました。

 

「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日,雨の日も強い風の日も,暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか,まったくついてない。」 旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。

 

しばらく行くと,一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。しかし,その男は,先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。そこで,また旅人はたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」すると,男はこう答えました。 「オレはね,ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」 旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。すると,意外な言葉が返ってきました。 「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから,大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」 旅人は,その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

 

さらにもう少し歩くと,別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでい ました。 旅人は興味深くたずねました。 「ここで,いったい何をしているのですか?」すると,男は目を輝かせてこう答えました。 「ああ,オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。すると男は,楽しそうにこう返してきました。 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け,悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」 旅人は,その男にお礼の言葉を残して,元気いっぱいに歩き始めました。

 

あなたは、何のために働いていますか?

どうせ働くなら楽しく生き生き働きたいもの、そして、どうせ働くなら社会に貢献したいもの、あなたは3人の男のうち、何番目の男に似ていますか?そして、ビジネスのパートナーとして、何番目の男と取引をしたいでしょうか?

 

多くの示唆にとむ「レンガ積みの男」のお話。家訓づくりと、感謝の手紙を書くセミナーは、3人目の男になってもらうためのセミナーです。

 

丸善製薬(まるぜんせいやく)は、広島県尾道市に本社を置く医薬品などを製造する会社です。医薬品以外にも、化粧品や甘草から抽出した甘味料などを製造している創業80年をむかえたメーカーです。

 

今回、尾道JCのメンバーでもある日暮社長の斡旋で、講師をつとめさせていただくことになりました。お招きいただきましてありがとうございます^^

 

ちょっと気が早いですが、来年もぜひ呼んでください!

 

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■書籍概要

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著者 : 幡谷哲太郎

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家訓と味噌の深い関係

 

 

 

 

  

 

 

 

「家訓」と「味噌」の深い関係

 

味噌汁の味を変えることは、1つの政権を変えることより難しい

味噌とは1,300年もの長い間、日本人の食生活を支えてきた伝統食品です。基礎調味料である「さしすせそ」の「そ」にあたり、 微生物の力で作り出される発酵食品でもあります。

 

「みそは医者いらず」という言い伝えを聞いたことがあるでしょうか?昔からみそにまつわることわざがたくさんあり、みそと健康を結びつけたものが少なくありません。昔の人は、経験的にみその高い栄養価を知っていたようです。そして現在、みそは栄養学や医学の面からさまざまな研究が進められ、その成果も次々と発表されるスーパーな食品なのです。

 

「味噌汁の味を変えることは1つの政権を変えることより難しい」とは、NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」に登場したセリフです。たとえば、名古屋に住んだことのある家訓二スト、当時、毎日のようにだされる「赤だし」に慣れず困り切ったことがあります。しかし、名古屋圏の人にとっては、米味噌や麦みそこそ、慣れない味なのかもしれません。

 

日本では古くから地域の風土にそくした味噌づくりが定着してきました。暑さや寒さ、湿気、そして米、豆、麦と、地域の環境や特産に沿うように、様々な味噌を誕生させてきた歴史があります。味噌汁は、「おふくろの味」の代表例として語られることが多い食品です。母ちゃんの味とは、母ちゃんの母ちゃんの味、もし引っ越ししたとしても、味噌汁だけは、変わらないという家庭も多いのでしょうか?

 

平成30年3月8日、家訓二ストは、水戸市にて開催された全国味噌組合青年部の総会の席で、「家訓と味噌の深い関係 ~100年企業から1000年企業へ~」との演題で、基調講演を務めさせていただきました。

 

当日の講演の備忘録に加え、講演ちゅうには触れられなかった深すぎる家訓と味噌の世界をブログにて紹介させていただきます。 

 

 

 

 

  

 

 

 

味噌作りと子育ては似ている?

  

「手入れ」という知恵

味噌づくりに欠かせない「発酵」の技術。発酵とは、微生物の力を借りて、食品を美味しくする技術です。現代では、顕微鏡をつかい姿をみることのできる小さな小さな微生物たち、しかし私たちのご先祖さんは、目に見えない微生物のちからを巧みに引き出し、味噌や醤油。お酒に漬物と、多様な発酵食品を生み出してきました。

 

最近の発掘調査では、縄文時代には発酵食品が食べられていたことが分かっています。インターネットが進化し、近年ではAI(エーアイ)も登場し科学の進化はとどまることはありません。しかし、人間がいくら進化しても、蟻一匹、微生物1つ生みだすことは出来ていません。結局、原始の時代から現代まで、我が物顔で地球を支配してきた人類であっても、小さな微生物の力を借りることで、ようやく営みを紡いできたにすぎないのかもしれません。

 

画像は、清酒造りにかかせない「麹造り」の作業の様子です。こうした作業を業界では「手入れ」と表現します。微生物は小さくても1つの生き物。生き物である以上、わがままな奴もいれば、おとなしい奴もいる。そんな微生物の発育を促すために、「手入れ」という行程を行い、菌にとって、住みやすい環境をつくってあげる必要があります。

 

ボタンを押したら、ポンっと出てくる工業製品に比べ、発酵の食品は生き物相手の製品です。長い長い時間がかり、菌という小さな生き物の営みを巧みを利用することで、お酒や味噌をつくることとなります。「つくる」のではなく「うながす」。そして、ときには人智の及ばない美味しさや、いたずら?をする菌の世界。わたしたちの先人たちは、そんな目に見えない生き物を扱う知恵を「手入れ」と表したのではないでしょうか

 

子育てとは「手入れ」

そんな「手入れ」の発想は、子育てにも似ていると家訓二ストは考えます。作家の養老孟司さんは、その著作のなかで、「子どもは田んぼと一緒。努力・辛抱・根性で手入れを続けると、勝手に育つ」と提言し、親と子の新しい幸せを提案しています。子どもは自然。大人の思いどおりになんかなりません。子育ては田んぼの手入れのようなものという養老先生の子育て論は、多くの共感を呼んでいます。

 

ピアノ教室に通わしたところで、ピアニストになれるでなく、あれやれこれやれっと怒ってみても子どもは反発して離れていくばかり。。。しかし自分自身が子どもだった頃のことを考えれば答えは簡単です。子どもは工業製品ではない。ボタンを押したら育つのではなく、自然に育つもの。親ができることといえば、成長をうながすために餌?をあげ、土地をたがやし雑草をぬいておくぐらいのこと、親ができることは「手入れ」に徹し、子どもがもつ能力や才能をゆっくり見届けるぐらいしか出来ないのかもしれません。

 

味噌作りと子育てはなんか似ていると感じていただけたでしょうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本の発酵文化

 

見えざる「菌」の力

1mmの何千分の1の大きさというミクロの世界。顕微鏡でしかのぞけない知られざる世界のなかに、何億、何兆という菌の世界が広がっています。たとえば人の身体には、100兆もの菌がすみつき、人間の生活を支えてくれています。腸内環境 (腸内フローラ)がよくなると、お肌の調子もよくなり、免疫力がアップします。この腸内環境を整えてくれるのが発酵食品。そして、発酵食品は必ず発酵を促す菌によってつくられます。代表的なものには、麹菌や納豆菌、乳酸菌など、どこかで聞いたことがある菌が並びます。

 

一方、菌のなかには悪さをする輩もいます。食中毒をひきおこすO-157などが有名です。人間にとって味方にも敵にもなる「菌」のパワー。人間は有史以来、菌の力を活用しながら様々な食品を発明してきました。

 

西洋では、チーズ。東洋では、味噌。またワインやウィスキーなども発酵食品です。見えざる菌の力を引き出すことで、人類は食生活に彩りをそえてきたのです。 「美味い」という気持ちは、人間の原始的な欲求でもあり、人生の豊かさそのものではないでしょうか?

 

日本の発酵文化

私たちに身近な味噌や醤油、お酒をつくるのが麹菌。この麹菌、日本の風土や気候に合ったもので、室町時代にはすでに発見されていました。スーパーなどで売られている多くの味噌や醤油、お酒などは、大量生産に向いている麹菌を研究し、商品にしています。そして、現代では発酵の研究がすすみ「味の素」で知られる「グルタミン酸ナトリウム」も、発酵法によって製造されています。

 

ユネスコ無形遺産「和食」

わたしたちの生活の中で絶対に欠かせない「食事」。日本人は長い歴史の中で、四季折々の食材をいかし、また貪欲に美味しさについて探求してきた民族でもあります。悠久の歴史の中で、「UMAMI」の作用を上手に活かしてきました。

 

明治時代、東京大学の池田博士は、昆布の美味しさの秘密を研究する中で、味覚の中に「UMAMI」の存在を発見し、結晶化することに成功。これを商品化にものが皆さんご存知の「味の素」になります。それまで世界では、味覚とは、甘味、塩味、辛味、酸味の4元味で構成されているとされてきました。池田博士の発見した5番目の味覚「UMAMI」は、その後、世界中に広まり、食卓に革命をもたらしました。

 

「UMAMI」成分を含有する食材は、日本では、かつお節や、こんぶ、シイタケがあげられます。西洋では、これが、コンソメや、フォンドボーに置き換わるそうです。意外なものでは、トマトは、野菜の中でも多くの「UMAMI」を有しているそうです。

 

味噌汁うまいっすよね? これはかつおの節ががんばっているから。

夜中のラーメン、やばいっすよね? これは、チョチョチョっと厨房で味の素を振り掛けているからなのです

 

複雑味とも表現される「UMAMI」は、日本の豊かな自然環境の中で育まれてきました。たとえば、醸造技術。前述の醤油でたとえると、材料となる大豆、麦をそのまま食べても美味しくありません。それが、麹をくわえ微生物の力で発酵させると、ゆるやかなに味に膨らみが出て、結果、多くの旨味成分が生まれます。

 

科学的にいうと原料由来のタンパク質が、微生物の出す「酵素」の力で分解され、高分子のタンパク質が、ペプチド、そしてアミノ酸に戻っていく過程が、醤油桶のなかで起こっています。このアミノ酸が、グルタミン酸にあたります。

 

四季の彩りが鮮やかな国、日本。長い歴史の中で受け継がれてきた伝統や文化は、世界でも稀な食文化を形成してきました。味覚とは、感受性の原点。そしてあなた自身をつくってきたものです。味覚とは感受性の原点です。あなたの価値観を親がつくってくれたことを、おかんの作る味噌汁の中で見直してみてください。

 

 

 

 

 

 

老舗大国・日本と醸造業界

 

厳しすぎる商環境

創業30年で99%の会社が倒産するとの恐ろしいデータがあります。一方、日本は創業200年をこす老舗の数は3000社。この数は世界全体でも6割をこえ、日本は世界最大の老舗大国であることが知られています。この3000社のなかには、酒、醤油、味噌といった醸造業態の法人が多く含まれています。あなたの街にある老舗も、きっとそんな会社の1つかもしれません。

 

厳しすぎる商いの世界において、確固たる地位をきづいてきた醸造業界。しかし今、過去の歴史のなかでも類をみない逆風のなかにおかれています。たとえば、醤油業界では、20年ほどで2000社あった蔵元が1000を切り、その数は更に減る一方です。同じように清酒業、味噌も廃業が相次いでいます。蔵元の倒産は法人が1つなくなった・・・というだけでなく、地域の文化、地域の味がなくなったという意味と同義です。

 

日本では、明治時代、近代化と引き換えに多く伝統や文化、そして固有の動植物を失う悲劇を生みました。なかでも日本オオカミは、あっと言う間に絶滅し、地球上からその姿を消し、いまでは剥製(はくせい)でしかその姿は見ることができません。なくすのは簡単。しかしなくった生き物や文化をもう1度復活させることは出来ません。醤油の蔵には何億、何兆もの蔵持ち酵母が住み着いているといわれ、それぞれの蔵元の特徴をいろどっています。日本オオカミと等しく、1つの蔵がなくなる意味は、先祖から引き継いできた何億もの菌を絶滅させることにもなるのです。その損失はお金で買えない貴重なものなのです。

 

お醤油や味噌は、天然醸造で仕込めば、完成まで1年以上、商品によっては2年も3年もかかります。しかし、水をつめただけのペットボトルよりも1Lのお醤油の方が安い・・・ そんなギャップにも悩まされてもいます。お客様目線でいえば、安ければ安いに越したことはない。ただし、物には適正価格というものもある。

 

家訓二ストの暮らす茨城県水戸市は、人口27万人の県庁所在地です。しかし水戸には味噌屋も醤油屋も1軒もありません。かつては、横山大観のパトロンとなり、市長を輩出するほどの蔵元があったものの価格競争にもまれ、いつしか市場から消え去ることとなったのです。なくなった味や文化はもう元には戻りません。実は家訓二ストの実家も、姿をけした蔵元の1つです。県内200社あったといわれる醤油屋さんは、いまや19社と言われるまで激減しているのです。

 

家訓二ストは、何倍も高いお醤油を買えないにしても、1本50円、100円という差であれば、ぜひ地元のお醤油を買っていただくことをお勧めします。価格の差以上の豊かさをあなたの人生に届けてくれることを約束します。そんな小さな心がけで守られる「文化」があり、その豊かさは、あなたの家族、そして子どもや孫たちをそっと見守ってくれるはずです。

 

今もがんばる老舗企業 

近年のグローバル社会の伸長にとどまらず、第二次世界大戦、明治維新・・・ 多くの困難を乗り越えてきた老舗の企業たち、そのなかでもとくに長い歴史を紡いできた醸造業界の老舗企業を、その家訓や理念と共に紹介していきます。

  

■醤油

1573年天正元年創業 室次醤油

室次(むろじ)は、福井県福井市に本社を置く醤油醸造企業。現存する日本最古の醤油醸造場。

 

主君の朝倉家が滅亡し、残された女・子供で糀・酒・味噌・醤油などの醸造業を始めたのが同社の起源。創業者の室屋儀右衛門(内田十内)は創業当時、10歳に満たない子供であった。柴田勝家が作った北ノ庄城下、北陸街道と三国街道が合流する交通の要所に上水道(芝原上水)が流れており、醸造に最適な場所であった。四代目室屋次左衛門は、和歌山県紀州湯浅にて醤油製造法を学び、現代につづく企業の礎をつくった

 

室次家訓

良い醤油を造りたいなら、自分を磨け。

醸造にはごまかしはない。

誠心誠意がなければならない。

その人柄や性格がその味に香り、色に出てくる。

 

 ■味噌

1337年延年2年創業 株式会社まるや八丁味噌

最古の味噌醸造元、愛知県岡崎市に本社を置、 1337年 開祖 弥治右ェ門が現岡崎市八帖町に醸造業を始める。 1560年 桶狭間の合戦にて徳川軍の「戦陣にぎり」と称し、味噌が兵食になったと言われている。

 

3つの信念.

1、質素にして倹約を第一とする.

2、事業の拡大を望まず継続を優先する.

3、顧客、従業員との縁と出会いを尊ぶ

 

■酒造

1141年永治元年創業. □須藤本家株式会社

創業からなんと875年(2016年現在)。日本一の歴史をもつ酒蔵が茨城にはあります。 常陸の国で武士と造り酒屋の両方を営んでいた須藤本家は、平安時代から続く蔵元して知られています。

 

須藤家 家訓

「酒・米・土・水・木」

良い酒は良い米から、良い米は良い土から、良い土は良い水から、良い水は良い木から、良い木は蔵を守り酒を守る」という意味の家訓が遺されています

 

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書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

 

出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

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尾道青年会議所『社訓づくり』報告

家訓🎲スゴロク 尾道慕情編

 

平成29年11月10日、尾道青年会議所さまの新人研修の席にお招きいただき、『勝つ会社、勝つJC、勝つ地域』をテーマに社訓づくりのセミナーを開催させて頂きました

 

尾道とは?

尾道は、坂と猫の街。瀬戸内海に面した風光明媚な街は古くから交通の要衝として栄え、いまも多くの観光客が訪れています。

 

近年では、愛媛県今治市までつながる「しまなみ海道」を自転車で渡るツアーが人気で、チャリンカーの聖地としてさらに注目をあびています。

 

天然の良港をかかえ、瀬戸内海を往来する舟の寄港地として発展してきた尾道。しかし市街地を形成する土地が足りないのが弱点で、人々は、車も通れない坂道をつくり、崖に、はいつくばるように暮らしてきました。

 

昭和40年代の高度成長期には、経済構造が変化し、寄港地としての機能は薄れ街は埋没してしまいます。しかし、開発が進まなかったおかげで、どこか懐かしい昭和の風景が保存されることとなり、逆に注目が集まっていくのでした。また、尾道出身で、「時をかける少女」などの作品で知られる大林監督は、映画のロケ地として尾道を紹介。全国にどこにもないオンリーワンの街としてその地位を不動のものにしました。

 

近年では、坂のまち、猫のまちとしての魅力。さらに、空き家をイノベーションし、都会からの移住者が続々とあつまって更なる活気を生んでいます。京都や大阪の観光ではお寺をみたり博物館をみたり、用意された観光コースをめぐるのが一般的です。しかし尾道は、観光客自身が自分なりの尾道の素晴らしさを見つける街です。幡谷も、そんな魅力にとりつかれた一人なのです。 

オンリーワンの企業づくり

 

尾道青年会議所は、尾道につどう青年経済人が組織する団体です。ぱっと見た印象では、造船業や、お寺さん、魚業関連のメンバーが多いロムさんです。

 

今回のセミナーでは、尾道在住で、家訓ニスト協会の安部副会長の紹介で、新人・アカデミー研修の講師としてお招きいただきました。

 

そとから見れば羨ましい限りの尾道の街も、実際、商いをしているメンバーの皆様からすれば大変な苦労があるようです。とくにJCに入会したてのメンバーさんは、商売の苦労に加え、JCのよくわからんルールや、お金や時間に悪戦苦闘していることでしょう

 

セミナーではそんなメンバーさんを応援するために、「勝つ会社、勝つJC、勝つ地域」をテーマに、社訓づくりに挑戦いただきました。

 

幡谷が考える「勝つ」とは、売上とかシェアとかでなく、【必要とされる】という意味です。

 

99%の会社は創業30年でなくなるというデータがあります。例えば、日本一の売上高を誇ったダイエーであっても市場から退場させられたようにマーケットは過酷なものです

一方、尾道にある後藤飲料は創業80周年をこえ、島でしか買えないという立地の悪さを逆手にとり?繁盛しています。

 

尾道市向島にある後藤飲料は、マニアの間では聖地とされ、幻の地サイダーと呼ばれています。幻だと言われる理由は、向島でしか飲めないから。サイダーの瓶はすでに生産を終了したもので、リターナルしてもらえないと、営業も終了せざるえないギリギリの?経営です(*_*)

しかし、そんなギリギリ感もあいなって、瓶が島内から持ち出せないことが逆に注目を集め、ネット通販が全盛の時代に、向島にいかないと飲めない激レアが注目をあびています。幡谷も、伺ったこの日も、北海道からきた客がいたとのこと。商いは、便利だけが答えじゃない。ときには不合理さも、武器になるのです。

 
全員じゃなくていい誰かに【必要とされる】かぎり商いは続けられます。
ただし、必要とされるための努力は尋常ではなし得ぬものでもあります

 

三笠山に登る第一歩  富士山に登る第一歩  

同じ一歩でも覚悟がちがう  

どこまで行くつもりか  どこまで登るつもりか  

目標がその日その日を支配する

 (横浜高校 元監督 渡辺元智)


セミナーで作成いただいた社訓は、シンプルなもので当たり前のことしか書いてもらっていません。 ただし、当たり前のことを当たり前じゃないレベルでやる事が、オンリーワンの企業になるための条件です。地サイダーの後藤飲料さんと等しく、敷き詰めていけば、どんな会社にもストロングポイントがあるはずです。ないものねだりはもうやめて、等身大の経営につとめましょう
 
自分自身、経営者として出来ていないことばかりですが、フレッシュな新人さんのまっすぐな視線に、逆に勉強させていただいたセミナーとなりました
  

改めてお招きいただきました太田理事長さま、ご設営いただきました日暮委員長さまありがとうございました。社訓づくりで、企業の発展を、ひいては、JC、そして尾道の街がもっともっといい街になること祈念します。

 

岐阜県白川町 家訓づくり開催報告

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月。岐阜県白川町にて、エリア内の保育園による合同の保護者研修会の席で「家訓づくりセミナー」を開催させていただきました

 

お集まりいただいたお父さん、お母さん達の熱気に触発され、講師をつとめた幡谷も楽しい進行につとめることができました

当日の受講後アンケートをおおくりいただきましたので一部、抜粋のうえ紹介させていただきます

 

・家にかえって夫と一緒に家訓をつくろうと思いました

・ワークショップを交えて楽しい時間が過ごせました

・言葉に表せませんがホンワカした気持ちになりました

・普通に生活できていることに改めて感謝します

・家訓ときいて、難しいというイメージをもって参加しましたが、とても楽しい時間になりました

・今まで家訓を意識したことはありませんでしたが、今日の話を聞いてとても身近に感じることができました。

 

決して、大きな町とはいえない・・・っていうか、山奥の小さな街での家訓づくりとなりましたが、いつもに増して楽しい会とすることができました。

都会にくらべて、三世代の同居や、コミュニティーなど、昔ながらの日本の原風景が残る白川町をしても、「家訓」が残る家もなく、家族のかかえる問題点は一緒だというのが現実です

 

素敵な山間の村で、子ども達のはしゃぐ声と、それをとりまく地域の人々。そして暖かい家族がある風景。家訓づくりが、こうした風景の一部になっていくことを願うばかりです

 

お招きいただきました保護者会会長の佐伯さまをはじめ、役員の皆様、ありがとうございました^^

 

 

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奈良モラロジー事務所 家訓づくり開催報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月30日 奈良モラロジー事務所さま主催の公開セミナーとして家訓づくりを実施いただきました

 

モラルジー研究所とは、 全国に支部をもつ公益法人で、下記のような理念をもち活動されている団体です。

(参照:http://moralogy.jp/?page_id=1293

 

モラロジーとは、モラル(道徳)とロジー(学問)を組み合わせた新しい学問分野の名称です。法学博士・廣池千九郎が道徳の実行とその効果を明らかにするために研究と実証を積み重ね、大正15年(1926)、新しい学問として「モラロジー」を提唱しました。

 

道徳の研究をはじめ、人間、社会、自然のあらゆる領域を考察し、人間がよりよく生きるための指針を探求し提示することを目的とした総合人間学です。

 

喜びに満ちた人生を築くためには、心づかいを重視する質の高い道徳の実行によって、日々の“心づかいと行い”を改善し、自己の「品性」の向上に努めることが大切であると考えています。

こうして人間一人ひとりが高い品性を培い、その心づかいを家庭や職場、さらに社会、国家へと漸次に普及していくことによって、真に心豊かで平和な世界の実現をめざしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

開催にあたっては、奈良モラロジー事務所 青年部代表の井上さまにご尽力いただいています。井上さんは大和郡山JCのOBで、3年前、開催させていただいた折、プログラムを評価くださり、今回の開催につながりました

 

モラロジーでは、こうした公開例会は少なく、勉強会が中心の活動をされているとのことです。家訓づくりの本当のテーマである「道徳の実践」というテーマに賛同いただき、プログラムを採用いただきました。

 

この日は、定員の50名をこえる多くの来場者にめぐまれ、老若男女、3世代にわたってのご家族での受講される姿もある、大変楽しい会となりました

 

「道徳の実践」といっても、実際家訓づくりで紹介している道徳は、「靴を揃える」そんなシンプルな習慣ばかりです。ワークショップのなかでご家族の歴史を振り替えつつ、そんな「当たり前の気遣い」と、それが出来ていない現状を振りかえる時間とすることができました。

 

今井代表世話人をはじめとする奈良モラロジー事務所の皆様、また講師の推薦をくださった井上さん、ありがとうございました

 

道徳を実践されるモラロジーの皆様にむけて、「家訓づくり」は、ちょっと荷が重い?セミナーになるかなっとドキドキしていましたが、完璧な設営のおかげで、楽しく前向きな進行をすることができました。

 

今後もお手伝いできることがあれば何なりと申し付けください!

あらためて、ありがとうございました。ご縁に感謝しております^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は、NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」で登場した小橋家の家訓です。

ドラマの中では、折り目のついた生活の素晴らしさが描かれ、昭和の時代、どこにでもあったであろう礼儀正しいご家族の日常が話題になりました

 

劇中、「ささやかな習慣が幸せを招く」とのメッセージが幾度となく登場しました。

しつけとは、相手を気遣うささやかな習慣です。そして、そんな「ささやかな習慣」が幸せを招くとの指摘は、現代をいきる我々に強烈な印象をのこしています

 

塾や学校での教育ばかりが取り上げられる中、一番危機を感じなくてはいけないのは、家庭での教育だと家訓二ストは考えます。そして「教育」は子どもに施すものでなく、親である我々自身の立ち振る舞いではないでしょうか?

 

「家訓」は日常のなかの実践で大きな効果を発揮します。

言うは易し行うは難し。「靴をそろえる」。あるいは、小橋家家訓にある「自分の服は自分でたたむ」そんな、小さな心がけが、家族をかえるきっかになることを約束します。

 

家訓を実践するコツはたった1つ。

お父さんお母さんが実践すること(背中でみせる)

今の自分が出来ていないことを息子や娘ができるとは思えません。ぜひ、家訓でつくるささやかな習慣で、ご家族に幸せをお招きください^^

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東村山青年会議所 10月例会「家訓」御礼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月26日 東村山青年会議所 10月例会として、「家訓づくりプログラム」を披露させていただきました

 

メンバーさんはもちろん、シニアの皆様、地域の方、そしてメンバーのご家族と、にぎやかな設えの元、プログラムを進行しています🎵
幡谷は、プログラムは楽しくあるべきだと考えます。理由は、そっちのほうが効果が高いからです。セミナーをうけたあと、その気になって帰っても、朝起きたら、もう忘れてる・・・ そんな「あるある」は誰もが経験があることではないでしょうか?
この「楽しさ」の源泉は、ワークショップと音楽。そしてほんのちょっとの講師の力です。
毎回、思うことですが、ご家族でプログラムを受講いただくと、ワークショップの盛り上がりが尋常ではありません。普段、考える機会のないご先祖さんのことや、自分の子ども時代のこと、そんなことを酒の肴に? あーでもない、こーでもないっと、もしかしたら家訓づくりよりも大切なことは、こうしたコミュニケーションなのかな?感じるようにもなっています。
「家訓づくりセミナー」は、あくまで入口です。本当の出発は、家で家訓を唱和いただくっというところがスタートです。
この日も、委員会さんのしっかりとした設えで、笑顔があふれるセミナーとすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナーの見せ場は、家訓の発表のモジュールです

 

この日は、副理事長のTさまに登壇いただき、ご家族にお電話で家訓を伝えていただきました^^。Tさんは、奥様がひとり、子どもが3人。年明けには4人目が生まれる予定とのこと、ご家族の今後の歩み、家訓がお役立ていただけることを祈念しております

 

 

いい仕事、いいJCをしていくためには、円満な家庭を築く必要があります
そんなお手伝いができるのも、家訓のポイントです。ぜひ今後もいろんな機会にプログラムを活用していってください
さいごになりましたが、小町理事長さまを初め、小鮒副理事長、金子委員長、ありがとうございました。

 

 

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家訓開催報告☆オセロ×家訓づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際アカデミーが開催されていた水戸市では、もう1つのビックイベントが進行していたのでした・・・

 

平成28年7月10日 水戸市「トモス水戸」を会場に家訓づくりのセミナーを開催しています

 

当日は、茨城ブロック主催のオセロ県大会をかねての設えで、子ども達にはオセロをつうじての真剣勝負を、そしてお父さんお母さんには、家訓づくりを通じての真剣な受講をいただきました^^

 

オセロは水戸市出身の長谷川先生が考案されたボードゲームで、世界中で7億人に楽しまれています。その特徴は、小さい子どもでもすぐに覚えられる一方、極めようとすると一生かかる・・・とも言われる奥深いゲーム性も兼ね備えています

 

ブロック主催のオセロ大会は、10年前に開催された世界大会にあわせて立ち上げられた事業で、以後、継続されてきた人気事業です。県内24ロム、すべてで予選が行われ、県内の予選を勝ち抜いたちびっ子達が、一同に集まる決勝戦も開催されます

 

オセロを通じての多世代交流や、また勝負をいどむあたっての礼儀などを身に着けてもらうことを目的としています

 

しかし年々注目があつまり参加者も増える一方、本来の目的である世代交流や、礼儀、躾などがおざなりになってしまう課題がありました

 

茨城ブロックでは、こうした課題に立ち向かうため、オセロ大会にあわせて様々なセミナーや仕掛けを展開しており、本年度は「家訓づくり」をブッキングいただきました^^

 

家訓づくりセミナーはご家庭での育児の出助けとなるセミナーであり、また価値観を見なす面や、夫婦の間で、なにが一番大事なのか?普段話し合わない内容を深く、そして楽しく学ぶセミナーです

 

この日も受講いただいたご家族に笑顔があふれる設えとなりました

 

 

開催にあたりご設営くださいました委員会の皆様、ありがとうございました

気に入ったらロムでも開催を検討してみてください!

 

 

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Trip of Michal ! His special encounter in JAPAN.

 

 

 

 

 

Trip of Michael!

His special encounter

 

 

What is an international academy?

I receive authorization as an authorized program in JCI in Amsterdam in 1987.
Thereafter I held an international academy in all over Japan and produced 3,000 graduates.

I deepen the mutual understanding between youths gathering from all the countries of the world while adopting the occasional theme and the theme of the site.

I brought up the tomorrow's global leader and have been held in order to contribute to lasting and eternal world peace establishment

The world young leader that one of the popular plans is homestay of international academy spends 3rd in areas on 2nd

I cooperated this time as homestay and spent time with Michael who came from the U.K.

 

"The hospitality" that I prepared for is business of local JC.

 

I had Michael participate in interchange business of the family whom Kumagaya JC sponsored.And a featured plan of the business "is a making of family precepts program"

 

In the glance of Michael, I became the student attending a lecture of the first foreigner for only first experience and me

 

※Japanese(原文)

国際アカデミーとは?

1987年アムステルダムにて公認プログラムとしてJCIに認定を受けています。以来、国際アカデミーを日本全国で開催し、3,000名の卒業者を輩出してきました。

 

その時々のテーマと開催地のテーマを取り入れながら、世界各国から集まる若者たち同士の相互理解を深めます。

明日のグローバルリーダーを育て、恒久的かつ永久の世界平和確立に貢献すべく開催されてきました


国際アカデミーの名物企画の1つがホームステイです。世界の若きリーダーが、地域のなかで2日3日をすごします。今回、わたしはホームステイ先として協力し、イギリスから来たマイケルと時間をすごしました

 

わたしが用意した「おもてなし」は、地域のJCの事業です。

 

マイケルには、熊谷JCが主催した家族の交流事業に参加いただきました。
そして、事業の目玉企画こそが、「家訓づくりプログラム」です

 

マイケルの目線では、はじめての体験ばかり
そして、わたしにとっての初めての外国人の受講者となりました

 

 

 

 

 

 

 

 

What are KAKUN 

 

KAKUN = family precepts

 

 

 There are many people to give the height of courtesy and the manner to as the characteristic that I examined from an overseas person of Japanese.

 

As an example, many people who I stand in line by the getting on and off of a crowded train properly at a home, and are waiting.

 

Or many people who I wait for a turn properly at stricken areas, and receive support seem to be talked about with surprise 

 

Where would such characteristic of Japanese cultivate it?

I assert that "education at the home" includes me at this source.

  

Unlike Western countries in a series of continents, it is geopolitically supposed that it produced calm national traits to have been an island.

  

One, an earthquake and a tsunami. Even if it was a minimum rule to be concerned with  life "to help each other", in Japan with much natural disaster such as typhoons, it is thought

 

The high evaluation from the foreign countries is nice obediently.

 

However, in late years such a high "mos" came to have many voices to sound an alarm bell 

 

I think that the morality that I inherited as a Japanese has been brought up among families.And I think that it is necessary to expand home training if morality decreases 

 

 I appeared at various opportunities that I heard such father, the scream of mother, and there was it, and to plan solution and held the seminar of "the making of family precepts".    

 

In these five years, I receive training mainly on a PTA or junior chamber of commerce for 180 times, the various places more than 8,000

  

 

 

 

 

 

 

 

  

What are KAKUN  

KAKUN = family precepts   

 

"The family precepts" were culture to leave a legend and a lesson for a descendant and rooted in Japan from ancient times. 

 

The family precepts are grandfather, wisdom of grandmother, and I learn it if they do not really take good care in the life, and rules overflow  

 

However, there are no family precepts in 99% of houses in modern Japan.

  

I think that the morality that I inherited as a Japanese has been brought up among families.And I think that it is necessary to expand home training if morality decreases

  

The family precepts that we suggest are simple customs.

And such a custom makes the splendid life.

  

As an example, Ishikawa of Sayama-shi where a seminar was attended made family precepts "to prepare shoes".

 

It was only it and was tell when I had the wonderful change that there was many it in a family because the whole family followed one rule.

  

A custom to make with the making of family precepts promises the splendid life to a family.The study of the school is important, but more important thing, it are right customs. 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

Splendor of "family precepts"

 

There is no holy thing in the world than the love of the parent.It will be how splendid thing if I can distribute the love that I got from a parent to neighboring people.


Not only I bring up a child, but also the making of family precepts makes the right posture of the parent.
And I remember the love that I got from a parent and can learn a hint by the seminar of the making of family precepts to spend every day happily

 

It is said that the society has many problems as for many people.
However, my thoughts are different. When it is one's problem not society if I have a problem.

At first oneself takes the lead and is the first shortcut where it brings peace to bring up the love with neighboring people.

 

"The making of family precepts" is an important key realizing world peace that most of business of JC make community and pray for peace.

 

Please challenge "the making of family precepts" at this opportunity

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ※Japanese(日本語原文)

 

海外の人からみた日本人の特徴として、礼儀正しさや、マナーの高さをあげる人が多いです。 たとえば、混雑した電車の乗り降りで、きちんとホームで整列して待っている多くの人。あるいは、被災地などできちんと順番を待って支援を受けている多くの人が驚きと共に語られるようです

 

こうした日本人の特徴はどこで培ってきたのでしょうか?わたしは、この源を「家庭での教育」にあると断言します。

 

地政学的には、大陸続きの西洋諸国と違い、島国であったことも穏やかな国民性を生んだものと推測されます。一方、地震や津波。台風などの自然災害の多い日本では、「助け合う」は命にかかわる最低限のルールだったとも考えられます

 

海外からの高い評価は素直に嬉しいものです。しかし、こうした高い「道徳観」に近年、警鐘を鳴らす声も多くなってきました私は日本人として受け継いできた道徳は、家庭のなかで育まれてきたと考えます。そして、もし道徳が減っているならば、家庭教育を充実させる必要があると考えます

 

わたしは、そんなお父さん、お母さんの悲鳴をききつけ、解決を図るために、様々な機会に登場し、「家訓づくり」のセミナーを開催してきました。 この5年間で、PTAや、青年会議所などを中心に、180回、8000名を超える方々に対し研修をおこなっています

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならいルールが溢れています。しかし現代の日本には99%の家に家訓はありません。私は日本人として受け継いできた道徳は、家庭のなかで育まれてきたと考えます。

 

そして、もし道徳が減っているならば、家庭教育を充実させる必要があると考えます わたし達が提案する家訓とはシンプルな習慣です。そしてそんな習慣が、素晴らしい人生をつくります。

 

たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えられました。

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族に素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。 

 

「家訓」の素晴らしさ 

親の愛情以上に尊いものはこの世にはありません。親からもらった愛情を周囲のひとに配ることが出来たら、どれだけ素晴らしいものでしょう。家訓づくりは、子どもを育てるだけでなく、親の正しい姿勢も作ります。そして、親からもらった愛情を想いだし、毎日を楽しくすごすためヒントが、家訓づくりのセミナーで学ぶことができます

 

多くの人は、社会には問題が多いといいます。しかし私の考えは違います。もし問題があるとしたら、それは、社会でなく、自分の問題であると。 まず自分が率先して、周囲の人との愛情を育むことが、平和をもたらす一番の近道です。

 JCの事業の多くが、コミュニティーをつくり、平和を願うように、「家訓づくり」も世界平和を実現させる重要な鍵です。 どうぞこの機会に家訓づくりに挑戦ください

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リリーベール小学校 家訓づくり 開催報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年5月7日 リリーベール小学校での父母会総会の機会に、家訓づくりプログラムを開催させていただきました

 

リリーベール小学校は、水戸JCの理事長をはじめ、関東地区地区長、さらに日本JCの副会頭まで務められた大久保先輩が経営する学校法人です

 

卒業年次もずいぶん、違うのですが、現役の時代からいつも気にかけてもらっていて、家訓の本を出版した際にも、いちはやく読んでいただき、今回の家訓づくりプログラムをブッキングいただきました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリーベール小学校は、水戸のなかでも自然環境が豊かな台地に位置しており、森をぬけると、突然、ヨーロッパを思わせる校舎がひろがります

 

小学校低学年の頃から英語教育を充実させているのも特徴で、交換留学生の制度や、今夏ひらかれるJCIの国際アカデミーの交流会場の1つにもなっているそうです

 

大久保先輩から伺った開校の経緯によれば、JCで国際系の役員を拝命した際、死にもの狂いで英語を習得し、その経験をいかし学校建設までつなげたとのこと、元々洋裁学校や、幼稚園の経営から事業をスタートしており、入会当初は、中古のバスを買い取り自分で運転しながら子ども達の送迎とJC活動を両立させてきたとのこと

 

不肖幡谷も、水戸JCに籍をおかしていただいたシニアの一人です。

今後もめざすべき先達のお一人として、大久保先輩を勝手にリスペクトしていきたいと思います^^

 

リリーベール小学校HP

http://www.lilyvale.ed.jp/about/index.html

 

 

 

 

 

 

家訓づくりプログラムは学校内の講堂を舞台に進行させていただきました

普段は子ども達の給食をたべる場所になっていること、映画「ハリーポッター」を思い出せる会場に、家訓ニストのテンションもあがります^^

 

当日は父母会の総会を兼ねており、100名をこえる熱心なご父兄で会場が埋め尽くされました

中には、JCの先輩や後輩、そして、30年ぶりの再会となった幼馴染の姿もあり、実家でやるような?気恥ずかしさを感じるセミナーとなりました^^;

 

家訓づくりプログラムは、メンバーむけ資質向上をになうセミナーとして開発されました。「家訓」をツールとしてつかい、徳溢れる心を身に着ける目的を担っています。

 

「家訓づくり」は伝えるべき言葉を選定することではじまります。その過程で、自分にとって大事なことや、自分のアイデンティティを深く深く掘り下げる必要があります。たとえば、「家訓」と「座右の銘」は違います。「座右の銘」は、どこかの本に書いてある格言・名言が並ぶのとは対照的に、「家訓」はシンプルで、なおかつ、意味が重くなるのが特徴です。

 

「家族」という単位は、社会を構成する一番小さな単位であり、また一番大きい礎でもあります。

 

そういった意味では、当初想定していなかったPTAでの開催や、お父さんお母さん向けの「親学」の素材としてぴったりだったのかもしれません。この日の父母会でも、熱心なお父さんお母さんに楽しみにながら、家訓づくりに挑戦いただきました^^

 

ちなみに前述の大久保先輩(校長)の家訓は、そのままリリー小学校の理念に反映されているとのこと、また控室で伺った大久保家の歴史によれば、何代か前のご先祖さんが、駆け落ちして水戸に逃げてきたところから、大久保家の歴史が始まるそうです。

 

リリーベール小学校は、多くの卒業生を輩出し、今まさにたくさんの小学生が学んでいます。その誕生には、大久保先輩のJCでの経験が生かされ、もっとさかのぼれば、情熱的な1組のカップルの逃避行が、大久保家の歴史をつくり、そして学校でまなぶ子どもの達の笑顔にまでつながっています

 

う~ん深い(ー_ー)!!

ご縁は続くよ、どこまでも・・・ 大久保先輩のお母さんの口癖は、「ご縁に感謝すること」だったとのこと。家訓ニストも素敵なご縁をいただき、セミナーを開催いただく栄を頂戴しました。感謝感謝です^^

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明るい家訓相談室~読者の方の質問より~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■家訓ニストの明るい家訓相談室

 

質問 

家訓の本に触発されて旦那さんが家訓をつくってくれました。その家訓がわたしが普段から大事にしている内容だったので、嬉しかったです^^

さて質問です。4歳になる息子がいうことを聞かない時、どうやって言い聞かせるのがいいのでしょう・・・手をあげていいものか?なやんでいます。

家訓ニストさんはどうお考えでしょうか? (35歳の奥様)

 

答え

家訓の本を読みこんでいただきありがとうございます^^

旦那さんが考えた家訓と奥様の考えが一緒だったというお話しに感心しています。子育ては「共感」が大事、一緒だったという事実だけで、おなかいっぱいです。もう家訓は必要ありません!ブックオフで転売ください

 

さて、いう事を聞かないお子さんに手をあげていいか?との質問ですが、家訓ニストは、全身全霊をこめ「バシッ」と殴り飛ばすことをおススメします。

ただし、お父さんお母さんのいずれかが、時間がおいてフォローしてあげてくださいね^^;

 

 

■子どもを殴っていいものなのか?を考える

 

※WEBでみつけた否定派の意見を掲載してみます

 

ここ数年、教師による生徒への体罰が問題になることが多い気がします、子育てや教育の一環として体罰を必要と考える国や文化は少なくない。実際、日本とアメリカでは、過半数が幼少時に親から叩かれた経験があるという調査結果も出ているそうです。しかし、最近の研究によると、叩くことは様々な観点から子供の成長にマイナスに働くことがわかってきている。

 

日本の親は「子供を叩くこと」に肯定的?

2009年にアメリカの育児情報サイトbabycenterが1300人以上のママを対象に行ったった調査によると、49%が子供をしつけのために叩くと答えている。この数字は高いように思えるが、実は日本では61.5%の親がしつけのために子供を叩くことが必要だと考えている。これは、象印が今年4月に第1子が3歳以上6歳未満の子どもを持つ既男女400名 に対して行った調査結果だ。

一方で、親自身が子供の頃に叩かれた経験があると答えたのは、アメリカで81%、日本で52%とアメリカの方が日本を大きく上回る。興味深いのは、アメリカ人は自身が叩かれた経験を否定的に捉え、自分の子供のしつけには異なるアプローチをとることが多いのに対し、日本では、幼少時に叩かれた経験のある親の大半が、自身の子供を叩くことを肯定的に捉えているという点だ。

 

子供を叩くべきでない理由

では実際のところ、しつけのために子供を叩くことは効果的なのだろうか?米国小児科学会はどの様な状況下であっても、子供を叩いてはいけないとしている。その理由として同学会は以下の理由を挙げている:

  • 最初は効果があるように見えても、時間の経過とともに効果が薄れる
  • 大半の親は子供を叩くことが本当は嫌なため、子供に対して一貫性のある対応をとらない
  • 子供を叩くことは、子供に責任感を学ばせるという意図に反し、子供の攻撃性や怒りを助長させる
  • 親は多くのの場合冷静さを失い、後で自分の行為を後悔する
  • 子供を傷づけることにつながりかねない

 

叩くことは子供の発育に悪影響を及ぼす

2009年にアメリカのデューク大学やハーバード大学などのチームが行った研究で、子供を叩くことは、子供の発育に悪影響を及ぼすことが判明している。しつけで叩かれることの多かった1歳児は、2歳になると他の子供よりも攻撃的な態度を見せることが多く、3歳になると認知力のテスト結果が他の子供よりも低いという結果が出ている。

これに対し、言葉で子供を叱った場合には子供の攻撃性や認知力に悪影響を及ぼさないことがわかっている。興味深いことに、言葉で叱った後、母親が子供の感情を気遣ってフォローをしたケースでは、子供の認知力テストの結果が向上したという結果も出ている。

子供に誤ったメッセージを送ってしまう

子供は叩かれる痛みを通じて何を学ぶのだろうか?親が期待するのは同じ過ちを繰り返さないことであるが、専門家はそうした効果は認められず、むしろ以下のような誤ったメッセージを送ることになると述べている:

  • 他人を叩くことで怒りやフラストレーションを発散しても良い
  • 強い者は弱い者に対して力を行使しても良い

更に悪影響として、子供は叩かれる痛みや恥ずかしさから逃れるために嘘をつくようになると言う。

 

効果的な「叱り方」

感情まかせの理不尽な叱り方は論外だが、不測の事態が懸念されるとき、子供を危険から学ぶためについつい厳しく叱ってしまいがちだ。こうしたとき、専門家が推奨する効果的な叱り方は、「行為の結果」として待ち構えている「罰」を子供に対して明示することだ。例えば、「家族で外出時に一人でどこかに行ったらすぐに帰宅する」などといったルールを示し、子供にも口に出してそのルールを言わせる。それでも一人でどこかに行こうとしたときには、「なるほど、もうお家に帰ることにしたのね」と冷静に言って聞かせ、帰宅をする。この方法は、口頭で注意したり、叩いたりするよりも子供の学習効果が高いそうだ。子供がまだ幼く、この方法が通用しない場合には、親がしっかりと監督をして子供を危険から守る他ない。

本来、しつけとは子供に正しい状況判断をさせるためのトレーニングであるが、今回紹介した研究結果からも明らかなように、子供を叩くことは逆効果であるばかりか、子供の中長期的な発育にとってもマイナスであることを認識することが大切だ。

 

■それでも家訓ニストは殴るべきだと!と訴える

 

子育ての本をよむと、「手をあげてはいけない」という意見が多数をしめているようです。

実際、現場のお母さん達からは、いう事を聞かない子ども達に、一生懸命むきあい、それでもいう事を聞いてもらえず、あるいは、発作的に殴ってしまい、後から後悔してしまうというお話しを聞いてきました

 

考えみれば、猿から進化して10万年もの間、どの時代、どの国でも、子育てはず~っと、悩みの種です。そしてその悩みはこれからも続くのでしょう

 

答えのない子育ての悩み。もしかしたら「答えがない」という点こそが悩みの元なのかもしれません

 

「子どもを殴っていいのか?」という問いに対しても賛否両論あるのが事実であり、また同じく「答えがない」という状態です

ただし、僕自身は親から殴られて育ち、恨んでもいるし、感謝もしています。親も手をあげることに対しては、葛藤し、また子どももそんな親を見て育つのが子育ての輪廻です。

ただ1つ言えるのは、10万年の子育ての歴史で、「殴っちゃいけない」と言われるようになったのはたかだか、数十年のことではないか!?という疑問です

 

殴られて育った子どもに悪影響があるとしたら、僕自身が欠陥品・・ということにもなります

そして古今東西、みんな親に怒られ、殴られ大きくなってきたと思います

 

これから「殴っちゃいけない」理論で育ってきた子どもたちが大きくなっていきますが、そもそも、「痛み」って肌で感じるものでなく心で感じるものなのではないでしょうか? 叩くことも「痛み」であるし、また何気ない言葉や、困った時に助けてもらえない、そんな「痛み」もあるはずです。

 

 

だからこそ家訓ニストは、いう事を聞かない子どもには手をあげるべきだと考えます

以下、家訓ニストが提案する「殴って育てる3カ条」を提案します

 

その① 殴るなら全身全霊で殴る。そして殴ったことに後悔しない

その② お父さんお母さん両方で責めない。片方は守ってあげる

その③ 家訓をつかって、怒られた理由を子どもに理解させる

 

とくにその③が大事です

親も人の子、怒っている間に主旨が変わってくることって経験ないでしょうか?

怒る基準を明確にしておかないと、その日の気分やその日の天気で怒ってしまうことにつながります(>_<)

 

子育ては尊いものです。

そして親自身も子育てのなかで成長していくものなのでしょう

「家訓」にはそんな子育ての悩みと向き合ってきた古今東西の知恵が詰まっています。

 

家訓をつかって、笑顔のたえない、そしてちょっぴり厳しい部分もある、そんな家庭が日本中に広がることを夢想しています

 

 

 

 

 

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かしまJC 「学びのマルシェ」で家訓づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年4月24日 かしまJC主催の「学びのマルシェ」にて家訓づくりのセミナーのお手伝いをしてきました

 

子どもの問題をしきつめると、結局、家庭の問題、親の問題となることが分かってきました
しかし、分かったからといって、何ができるの!?という新しい問題が立ちはだかります
1つ1つのご家庭に土足で踏み入り、指導など出来るわけないし、上から目線で「親学」を伝えてみても、子育て中のママからしたら、大きなお世話なのではないでしょうか(*_*)
そんな問題に正面から向き合ってきた、公益社団法人かしま青年会議所さまより、家訓づくりのオーダーを伺い、水戸から約2時間、同じ県内でもまあまあ遠い鹿嶋(神栖)の地に遠征してきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、ブロック主催のオセロ大会の予選を兼ねており、オセロを軸に、「家訓」や、選挙をまなぶ「みらいく」。そして巻き寿司体験など、マルシェの名の通り、お子さんはもちろん、お父さんお母さんまで幅広い学びを体験できる設えとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

オセロ大会にいらっしゃるご父兄を一網打尽に?家訓の世界に引きづりこむのが今回のぼくのミッションです(ー_ー)!!

180回に及ぶ家訓セミナーの中でも得意中の得意、家訓づくりなんて興味がない一般のお父さんお母さんを、60分のセミナー終了時には家訓の虜(とりこ)とするだまし討ち開催(「裏版開催」)がこの日のミッションでした

 

子ども達の間におこる問題をしきつめると、結局「親の問題」に帰結します。そこでPTAや、青年会議所では、「親学」という切り口で新しいアプローチするようになりました

 

しかし、一口に「親学」といって、いったい何から始めればいいのか?

そして子育ての真っ最中のお母さんを捕まえて、いまさら何を伝えればいいのか、その手法に関しては、まだまだ手探りというのが実情なのではないでしょうか・・・

 

「親学」は必要、でも伝え方が分からない。なおかつ、ただでさえ休みたい休日に、お父さんお母さんに足を運んでもらうのは、すごく大変(*_*)

そんな事業の組み立てに悩む全国の委員長に朗報です。

 

「家訓づくり」は、「親学」のキラーコンテンツです

さらに、現在実施されている子どもむけの事業に組み合わせる「裏版開催」で、さらに高い効果を期待することができるです^^

 

この日も多くのご父兄に、家訓の素晴らしさ、そして、ありきたりの普通の1日がどれだけ尊いか、伝えることができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナーは、音楽をかけ、できるだけ楽しい雰囲気をつくることを大事にしています。

またワークショップ中心の内容で、授業というより、図工?の時間のような賑わいがおこります

 

 

 

 

 

 

 

子育ての真っ最中のお父さんお母さんは、人生の先輩だと思っています。子どももいない幡谷が伝えられるものなどなく、ただただ、昔を思い出してみましょうっという問いかけをするばかりです

 

「昔を思い出す」とは、ご自身が育ってきた環境、そしてその時、親や周囲の人に掛けられたであろう言葉や愛情を思い出すことです。家訓づくりのヒントも、そんな原風景の中にあるはずです。

 

人は皆師、という言葉があるとおり、隣近所のご家庭にも、テレビや教育評論家の言葉も、どれも含蓄があり、もっともな事を伝えていると思います。

しかし、それらにアドバイスに勝る教えがあるとするならば、それは「親の言葉」に違いないと考えるからです。

 

この日も1時間という限られた時間のなかで、たくさんの創作家訓をつくっていただくことになりました^^

 

「親学」という切り口で「家訓づくり」を活用いただくことは、プログラムの制作者として、これ以上ない喜びです

ぜひ、研修会や、事業の組み立てに悩む委員長さん、PTAの役員さん、家訓づくりを取り入れていただくことを重ねてご依頼させていただきます

 

最後になりましたが、野口理事長を筆頭に、栗林委員長さま始めとした、かしまJCの皆様、ありがとうございました

ぜひ今後の事業でも家訓づくりはもちろん、鹿嶋らしい設えに挑戦いただくことを祈念しています

 

 

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家訓ニストのための孫子の兵法

 

 

 

 

 

 

 

ノーベル平和賞受賞予定者の家訓ニストです。

今回のブログでは、ノーベル賞獲得までのロードマップを孫子の兵法になぞらえ研究してみたいとおもいます^^

 

■「戦わずして勝つ」

情報があふれる時代、ヒトの関心を奪うことは並大抵のことではありません。家訓二ストは関心の奪い合いを戦争と定義し、これに勝利するために知力をつくしています。

 

上場企業であれば、10秒何千万にもなるテレビCMをうち人々の関心を奪うことが可能です。しかし、物量作戦は不効率で何より美しくない。この後の章では、孫子のいう「戦わずして勝つ」道をさぐっていきます。

 

人々の関心を奪うための方法は、CMだけでなく、話題にのっかたり、あるいはSNSや、クチコミでも可能です。しかし、好いことをしてる自分に酔い「至誠天に通ず」っと、指を喰えていても現実は一歩も進まないのもまた真理。

 

「戦わずに勝つ」ためには、戦略的なクチコミが必要です。

2011年の発進以来、5年にわたり180回のセミナーと8000名の受講者をまねき、運動をつづけてきた家訓二ストですが、いまの状態は、「戦略的なクチコミ」を強化する「材料集め」の時期だと分析しています。

 

明るく豊かな社会を実現するキー素材。それが「家訓」です

そして、この運動を多くの人に知ってもらうための方策の1つが「ノーベル平和賞」となります

 

まずは中期目標であるノーベル平和賞受賞のためのロードマップを「社長のための孫子の兵法」(田口佳史)を参考に検証していきたいと思います

 

 

■計篇ー知力をつくす

兵は國の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず(孫子

家訓づくりにとっての「兵」とは「家訓づくりプログラム」そのものを指します。孫子のいうように「兵」のために知力の限りを尽くしているか⁇というのがこの章での命題です

180回をこえるセミナーしてきましたが、いまだに満足いく開催はなく、毎度毎度、課題を克服しながら、ブラッシュアップにつとめているのが現状です。今後も、「兵(家訓づくりプログラム)」は國の大事であると心得、死力をつくしていきます

 

■作戦篇ー戦争は財政が大事

孫子は作戦篇で遠征はお金がかかることを強調し、お金をかけ負けることはもちろん、勝ったとしても戦費で財政を圧迫することも戒めました。

「社長がよむ孫子の兵法」の著者・田口先生は、財政のために緻密な計算をしておくことと、複数の蛇口をもつことを提案しています。これを家訓二スト協会に当てはめると、現在収入は、家訓の旅で頂戴する旅費だけという有様です。「複数の蛇口」をもつために、セミナー料や、本の印税、法人との契約、さらに幡谷以外の講師の育成・・・とたくさんの課題があることがわかります。

ボランティアは美しいが、所詮、金持ちの道楽にすぎません。運動を独り立ちさせ、大展開を担うためには、善意にたよらずお金がまわる仕組みを構築する必要があります

 

 

■謀攻篇ー争いをさける

 百戦百勝は、善の善なる者、非ざるなり(孫子)

孫子は、勝ち続けることにも警告をならしています。勝てば勝ったで、國をおさめるにも、また復讐に備えることも大変なことを知っていたからです。あくまで最善の策は「戦わないで勝つ」なのです

 

田口佳史先生は「戦わないで勝つ」具体例として、

① 敵の戦う気力を奪う圧倒的な強味をもつこと

②技術より「商品企画力」を大事にすること

③社長は現場の長に権限をあたえること

 

以上3つの例をあげています。

現在、家訓二スト協会は、家訓というマーケットで圧倒的な実績を誇っています。全国に二~三人しかいなくても、トップはトップ。この地位は死んでも守り通します。つぎに「商品企画力」の段。開催先さまのニーズにあわせ家訓づくりのアレンジをしていくことが、企画力にあたります。子供と一緒に受講できる消しゴムハンコのワークショップはその成功例に当たります^^  最後に、社長は現場の長に権限を・・・ ほぼ独りでやっているので組織論はもうちょっと先に出てくる課題になりそうでう^^;

 

 

■形篇―夢語はかたらない

勝ちは知るべくして、為すべからず(孫子) 

絶対に勝てるという策を明言できない。しかし負けない態勢ならつくれる。と説いています。

家訓二スト協会も負けない態勢を構築するため経営の効率化をすすめ独自路線を強化していくことが寛容です!

 

 

■軍争篇―不利を有利にする

家訓二スト協会にとって、関心の奪いあう競争は不利な点ばかりです。力もないし、金もない。おまけに、世の人にとって「家訓」なんてどうでもいいことなのです(ーー;)

しかし、この不利を逆手にとれば、組織の弱さは機動性に勝り、金のなさは、応援したくなるような同情を誘う材料になるはずです。そして家訓に興味がないお父さんお母さんだからこそ、家訓を取り入れた時の効果が高いことを家訓二ストはしっています

不利を有利にし、家訓二スト協会は、この戦いを勝ち抜きます

 

■九変篇―臨機対応

將に五危あり(孫子)

孫子は優れた将軍であるために5つのタブーを示しました。何事も過ぎれば毒。この点では臨機応変と現場対応を旨とする幡谷にとっては一番自信のある章といえそうです。ちなみに茨城弁でこれを「ごじゃっぺ」と言います

 

■地形篇―市場のマーケティング

彼を知りおのれを知れば、勝ちすなわちあやうからず。天を知り地を知れば勝ちすなわち窮まらず(孫子)

あまりに有名な孫子の一節です。敵軍の戦力、自軍の戦力、そして天と地を知ることが大事です

 

■九地篇ー

 

■火攻篇―ブランド戦略をねる

 

■用間篇ーFACEBOOKとノーベル賞

 

 わ~ノーベル賞なんて簡単だ^^

孫子の兵法で、まずは移り気な現代人のハートをわしづかみにし、家訓づくりで世界平和を実現することを約束します!

 

 

 

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がんばれ! 穂坂泰!

 

 

 

 

 

 

 

この度、穂坂泰さんが埼玉県志木市の市政に挑戦します。

 

穂坂さんとの出会いは1本の電話から、次の日には水戸に現れ、嵐のように去っていき、そして僕は、日本JCに穂坂さんの元副議長として出向することとなりました。2010年10月のお話です。

 

あれから6年、いまに続く家訓づくりのセミナーはこの出会いから生まれたものです。...
そして、本の出版も、8000名の受講者の皆様も、全ては穂坂泰から始まりました。

 

人の人生を変える力が穂坂泰にはあります。

 

穂坂さんは言いました
「JCをやっていく上で売り上げを伸ばさないのは嘘だ!」っと

 

ぼくの仕事をする時間を奪っておきながら、あえて難しい宿題をだす、それが泰です。

 

突然の出会いから、僕は成長し、売上も、そして家訓づくりの運動も続けることができました。いま社会にはそんな「パワー」が求められています。

 

国語・算数・理科・穂坂

社会には穂坂泰が必要です。


熱い男、迷惑な男? でも、その熱さと、周りを巻き込む力こそが穂坂泰の真骨頂です。

 

社会を変えるには、穂坂さんが必要です。
恩人であり同志であり、先達であり、ボスである

 

有権者ではないのがつくづく残念です。
ボスに投じられない一票の代わりに万感の想いと当選を念じ、「いいね」で応援したいと思います

 

国語・算数・理科・穂坂
志木には、そして日本には穂坂泰が必要です!

がんばって、そして必ず勝ち抜いてください!

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看護婦さんが聞いた死ぬ前に語られる後悔のランキング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナースに聞いた患者さんが死ぬ前に語られる後悔のランキング

 

(1位)自分自身に「 忠実 」に生きれば良かった 

 

(2位)あんなに「一生懸命」働かなくても良かった  

 

(3位)もっと自分の気持ちを表す「 勇気 」持てば良かった 

 

(4位)「 友人関係 」を続けていれば良かった  

 

(5位)自分をもっと「幸せ」にしてあげればよかった

 

 

もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

 

人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアのBronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです

 

(参照:POUCHより 

http://youpouch.com/2012/02/06/53534/

 

 

一度しかない自分の人生。後悔ばかりではもったいないと思いませんか?

社会生活をおくる上で、多少の我慢や自分を殺すことも必要です

 

でも何のために我慢するのか?そもそも自分にとっての幸せとは何なのか?を持てている方、持てない方の差は、人生の中で大きく開いてくると思います

 

家訓づくりは、そんな人生の「軸」を定める効果があります。

病床で後悔するぐらいなら、まず今日から自分にとっての幸せを見つめなおしましょう^^

 

家訓づくりプログラムで紹介している王貞治さんの家訓にはこんな一節があります。

王家家訓:「外出するときは、新しいパンツをはく」

 

一瞬「えっ?」と感じる内容ですが、王さんの真意は

「外出先で倒れた時に、汚いパンツを見られたら恥じだ」という意味に加え、「いつ死んでも、誰にも恥ずかしくない一生を送れ!」という深い意味があります。

 

自分の人生を終える時、ベットの上で後悔できるのは、まだ幸せなのかもしれません。それほど人生は唐突に、そして前触れもなく、終えてしまう方が殆どなのでしょう。

 

かくいう幡谷も、1日の2度の交通事故で死線をさまよい、また去年の8月には下血してしまい1週間の病院生活をおくることもありました

 

あなたもボクも、起きたその日が、人生最期の日かもしれない・・・

そう考えれば、今日やっておくことも、また人に優しく接することも簡単な事ばかりです^^

 

さいごに、こんな家訓も紹介させていただきます。

「自分が幸せになるには、他人を幸せにしろ」

 

幡谷にとっての幸せは、「家訓づくり」で地球上の人を幸せにすること、そして愛する嫁と、仲良く毎日を過ごすこと、そしてそして、阪神タイガースが勝つことです!

いろいろあった2016年ですが、その日、その日を輝く最高の1日にするために、阪神がんばってくれ! 今年もプロ野球開幕です^^

 

 

 

 

 

 

 

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家訓づくりの講演について

家訓づくりの講演をさせていただくケースが増えています
ひとの話を聞くのって苦痛ではないですか?
少なくとも幡谷は苦手です。聞いてる方だって飽きちゃうし、しゃべってる方も脱線したら、後戻りも難しそうです
んな「講演」を避けるために、家訓づくりプログラムでは、ワークショップを組みこんだ他、パワーポイントや音楽をつかって楽しく進行していくことを心がています。
幡谷も、手慣れたプログラムと違って、講演の場合、パワーポイントも、音楽も使えないため進行に苦心しながら、1つ1つ勉強しています
講演が嫌いな幡谷がつくった家訓づくりプログラムのおかげで、苦手な講演を引き受けることになるとは・・・因果応答とはこのことですね^^;
同じことをやっているようでいて、講演とプログラムは全然違う!というのが幡谷の実感です。ノーベル平和賞を狙うために避けては通れない「講演」。

今回のブログでは、そんな講演の世界を考えていきます

 

 

2011年度から始まった家訓の旅も、累計180回、総受講人数8000人を超えるプログラムに成長しています。

 

そんな中、16年度に入り増えているのが、家訓づくりの「講演」です。

仕事の関係先さまから、依頼を預かるようになり、1つ2つと、経験をつんでいます。

 

仕事に役立ててもらうために「社訓」のお話をするパターンや、どっぷり「家訓」のお話をする場合など、これまでのプログラムと違って、毎度毎度、組立をかえ、聴講くださる皆様に楽しんでいただくため苦心しております^^;

 

反省点が多い「講演」ですが、これまでの処、好評な評価をいただいています。

自分なりに、好評価を頂戴している理由は、「ワークショップ」の存在です

 

時間や、会場にあわせて、「家系図づくり」や、「お父さんお母さんのメッセージ」、あるいは「ありがとうのブレスト」などを組み合わせて講演を組み立てています。

 

現状では、講演形式になってしまうと、実際の「家訓づくり」まで挑戦いただけない場合が多いです。

この場合、「家訓づくり」っというより、「家訓」という世界観を通じ、大事にしてほしい価値観や、伝えることの大事さを知っていただくという講演になっています。

 

ワークショップ型のプログラム(講演)は、運動を開始した当時からの仕掛けです。プログラムにワークショップを取り入れた理由は、

 

第一の理由は、手を動かしていないとJCメンバーは寝てしまう(^_^;)

第二の理由は、面白い内容でないと広がりが期待できない

第三の理由は、ワークショップを進行していく方が、講師(トレーナー)が楽だという点です

 

一般的な講演会だと、聴講される方と講師の関係は一方通行になってしまいます

しかし、ワークショップ型だと、受講者の方一人一人の作業に講師がお手伝いをしていくというイメージとなります

 

聞いているだけより、手足を動かす方が楽しいものです^^

講演を頼まれる度に、お話の組み立てや、時間進行など、毎度毎度悩んでおります。そんな時、ぼくを助けてくれるものは、5年前の自分が考えたワークショップだったのでした

 

えらいぞ、昔の自分(ー_ー)!!

 

今後のノーベル平和賞を狙うロードマップでは、受講者数を爆発的に増やす必要があります。

青年会議所で展開してきた家訓づくりのセミナーでは、90分の時間と広い場所。そして、多くても100人ぐらいまでの皆様までしかプログラムを提供できませんでした。しかし「講演」であれば、一度に1000人、2000人という受講が可能です

 

「効果」の面では、プログラムが勝るものですが、間口の広さを演出するのが「講演」。そして奥深さを体感いただくのが「プログラム」という考え方をしています。

 

16年に入り、家訓づくりプログラム、そして講演のオーダーをたくさん頂戴しています。

本年の場合、LOMさんからのオーダーが激減したのと対照的に、PTAや、個人的に講演を依頼されるケースが増えてきています^^

 

「家訓の旅」を続ける理由は、そこに笑顔がないからです

これからも、家族の平和、会社の隆盛を通じ、世界平和に貢献していくことをお誓いします。

 

家訓づくりプログラムは、もちろん、家訓の講演のオーダーもお待ちしています

 

 

 

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地域で支える学校づくり~土曜学習フェスタIN和歌山~

 

 

 

 

 

 

 

 

牡蠣の養殖の業者が、山に登り木を植える。

広島県のかき養殖の業者さんは、そんな取組を20年以上もつづけています。

  

森林の荒廃が、河川環境の変化を招き、ひいては海の環境を劣化させてきたと考えたからです。実際、この取組は身をむすび、牡蠣の豊漁と共に地域ブランドを高める効果をもたらしました。 

  

子どもたちの教育環境をつくる取組が関係者の間でつづいています。しかし、必ずしもいい方向にむかっていないというのが、現状なのではないでしょうか?

 

これは、牡蠣の養殖に例えると問題がわかりやすくなります 

つまり、牡蠣ばかり(ガキばかり?)みていても、問題解決にはならないという戒めです

  

牡蠣=海、川、森 

ガキ=学校、地域、家庭 

 

現状の対策は、「学校」を集中砲火するのみ、教育委員会からの矢のような催促や保護者会に疲れ、炎上に耐えきれなくなった学校側では、先生方もヘトヘトになり、問題のない「ガキ」まで、問題化していると考えられます。 

 

ガキ(牡蠣)に集中するあまり、木をみて森をみず。子どもを育む「海、川、森」のバランスを見過ごしてきた悪い例です。

 

広島の漁師たちが、山に登り木を植えたように、今こそ子ども達を育む環境を豊かにするために、学校だけでなく、親、地域を巻き込んだ取組が求められています。

 

その切り札となる施策が「土曜学習」です。

この新しいスキームには、普段の授業で教えにくい、「道徳」や、「地域」を学ぶことを想定しています。文部科学省では、かねてよより日本青年会議所と、各地の地域に根差すLOMの存在に注目し、土曜学習推進の最高のプレイヤーとして期待しています。また数年にわたり折衝を重ね共働運動を展開してきた歴史があります。

 

しかし、「土曜学習」は、教育再生の切り札として注目される一方、学校をささえる応援団や、カリキュラムの不足など、新しい課題もみえてきました 

  

青年会議所には、過去に開発してきた何本もの、授業に応用できるコンテンツが充実しており、また地域の中で、学校を支えるPTAの役員と、JCを兼任してきた現役、OBがたくさんいるのも強みの1つです。

 

学校という、やもすると閉ざされた空間では、先生と生徒の濃密な関係があることが、強みにも弱みにもなりがちです。学校の教壇に先生以外の大人が立つことは、世の中の多様性と、また先生にとっても、いい刺激になっていくことを断言できます

  

しかし、JCの場合、だれとく?という重要だけど、伝えにくい難しい問題にあえて切り込んでいけるのが強みです。領土領海や、選挙をまなぶプログラムはその代表でしょう

  

そして、全国各地にある各地会員会議所さんでは、1歩も2歩も前にいく取組をされているLOMさんが存在しています。

 

まずは、福島ブロック 二本松JCさんでは、戊辰戦争時に地域でおこった少年隊の悲劇を語り継ぐプログラムを作成し、域内すべての学校で展開しています。

 

また、広島ブロック、尾道JCさんでは、徳パックを改良し「ありがとう」をまなぶプログラムを制作し、プログラム中で、お父さんお母さんに感謝の手紙を書く授業を、市内20を超す学校で授業を実施します。

 

そして、和歌山JCでは、地域の偉人(忍者?)に着目し、出前授業を実施しているとのこと、 他にも、福岡JCでは偉人伝を開発し、いまではNPOに引き継ぎ、さらに多くの受講者をまねきいれているようです。

  

また、ご存知、家訓づくりプログラムにおいても、高松青年会議所さまが、市内30カ所の学校すべてで、家訓づくりを実施するキャラバン作戦を成功させました^^ 

 

今、学習指導要綱が改正され、道徳の重要性が見直されています。しかし、道徳は知識習得でなく、心の問題であることから、コンテンツの組み立てに苦慮しているのが現状です。そんななか、地域で支える教育が注目され、全国の地域に根をはる青年会議所の存在に注目が集まっています。 

 

お腹をすかせている少年に、魚をつって空腹を満たしてあげるのが、ボランティア。それは尊い行いであっても、時が過ぎれば、少年はお腹をすかせ途方にくれることでしょう。

 

しかし、JCは、魚の釣り方をおしえ、少年の自立を則することができる団体です。プレイヤーであり、地域そのものであり、はたまた国と折衝し、枠組みをもつくることもできる唯一無二の存在だと確信しています。

 

全国3万人の現役のみなさん、がんばってください^^

7万人をこえるOBと、地域の皆様、そしてたくさんの子ども達がJCの活躍をまっています

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年2月6日

和歌山市立高松小学校にて、土曜学習フェスタが開催されました

「家訓づくりプログラム」も青年会議所からの推薦で授業を受け持ちました^^

  

 

 

 

 

 

 

 

当日は、和歌山JCさまを含め9つ以上の団体さんが、それぞれの特徴をいかした授業をうけもち、「学習」だけでなく地域そのものとコミットする意義深い1日になりました

 

こうした取り組みが「フェスタ」としてでなく、全国津々浦々、どこででも展開されることを夢想しています

 

今回のフェスタは、モデルケースとして今後のサンプルになっていくそうです^^ 

たくさんの出前授業のなかで、家訓づくりは、事前予約の時点では人気のない授業でした(+_+) しかし、親と子が、向き合い、さらに一緒に学ぶことができる点では、他のどのプログラムよりも優秀なコンテンツであるとも感じました

 

今後の展開が楽しみです!

 

 

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土曜学習フェスタ(和歌山)に家訓二ストが登場!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本事業は、株式会社キャリアリンクが文部科学省から委託を受けた 「学校と地域の新たな協働体制の構築のための実証研究」(学校を核とした地域力強化プラン) の一環として実施するものです。

 

日本青年会議所は土曜学習の応援団として、文部科学省の実施する各種の事業にコミットし、とくに道徳教育の推進のため連携推進してきた歴史があります。 

今回の土曜学習フェスタは、今後の大展開を予感させる取組で、今後、各学校単位での開催にそなえ、プロットとして開催される意義深いものです。

 

土曜学習とは、地域や企業の協力を得て、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向けた取組を推進するもので、とかく閉鎖的な学校の現場に、地域の人、経済活動を進める人などの多種多様な価値観をもつ協力者たちが、寄ってたかって?子ども達を育む取組です。

 

企業がCSRの一環で、経済や国際関係などを伝える一方、大学や、各種NPOなど、それぞれの得意分野をいかし楽しく、分かりやすく、授業をすすめるのがその特徴です。

 

青年会議所も、公益法人として、この事業を応援しており、今回、「家訓づくりプログラム」に白羽の矢がたち、親子むけの道徳を学ぶカリキュラムとして授業を受け持つことになりました^^

 

家訓二ストにとっては小さな1歩だが、日本の教育を変える大きな1歩となる「土曜学習フェスタ」に注目を!

 

開催は平成28年2月6日 10時~ 和歌山市立高松小学校で実施予定です^^

 

  

■<事業の趣旨> (文部科学省:実施委託に関する公募要領より)  

未来を担う子供たちを健やかに育むためには、学校、家庭及び地域住民などがそれぞれの役割と責任を自覚しつつ、地域全体で子供たちを育む体制づくりを目指す必要がある。そのため、 文部科学省では、学校・家庭・地域が連携協力し、様々な教育支援活動を行う取組を推進し、「学校支援地域本部」や「放課後子供教室」「土曜日の教育活動」等の取組を支援している。 

 

その中で、文部科学省では、平成26年度より、地域や企業等との連携による土曜日の教育活動を推進しており、学校等の土曜授業等に企業・団体等(土曜学習応援団)が出前授業等を行い、 子供たちに多様なプログラムを提供しているところ。本実証研究では、今後、こうした企業などが活用しやすいプログラムや広報手法の開発等を通じて、官民共創による教育活動の活性化を図る

 

 

 

 ■カリキュラム

 

ブース

人数

対象学年

企業・団体/講師

 

おもしろ化学実験

「まつじろうの

 実験ラボ」

29

3~6年

和歌山大学システム工学部

新中村化学工業株式会社 

3ブースに分かれて、スライム作り、プラパン作り、海ホタル作り体験

②エアロケットを

 飛ばそう!飛べ

「たかまつロケット」

30

1~3年

日本宇宙少年団和歌山分団

株式会社リビングわかやま新聞社

紙でロケットを作って、空気の力でロケットを飛ばそう。飛べ!!高松ロケット!

③おもしろものづくり

「自動発色ゴマ」

30

1~6年

地域先達 元校長先生

白黒なのに回すと・・・あら不思議!?いろんな色が見えてくる不思議なコマを作ろう。

④まなぼうj教室

「サイコロゲームで

 海外のお菓子を

 うまく買おう」

19

4~6年

野村グループ

世界の国々の通貨や「円高」、「円安」の意味など、ゲームを通して楽しく学びます。   

「徳」のブース

⑤食べることは

 生きること

「子どもの手料理」

24

4~6年

JAわかやま 営農生活部

和歌山の野菜を使った料理を作る。

⑥家族で決めよう!

「家訓づくり

 プロジェクト」

9

(18)

1~6年

+保護者

JC(公益財団法人日本青年会議所)

家訓づくりを体験できるワークショップです。家族のルールを楽しくつくります

「体」のブース

⑦シュートを決めろ!

「バスケットボール

 体験」

30

1~6年

プロバスケットボールチーム

和歌山トライアンズ

希望者(保護者含む)がグループを作り、バスケットボール体験。

チームワーク力を高めあう

⑧やっぱ紀州!

「おどろう!よさこい」

24

1~6年

よさこい高松連 憂喜世桜

紀州よさこい祭りの「やっぱ紀州!」を踊って、よさこいの楽しさを味わいます。

⑨手あらいのたいせつさ

「手あらい教室

 ~わくわく手あらい~」

21

1~3年

花王株式会社

正しい手の洗いかたを、あわあわ手洗いのうたに合わせておぼえよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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内原子ども放課後教室(PTA) 家訓報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年1月31日 内原子ども放課後教室の企画で、「家訓づくりプログラム」を開催いただきました

 

今回は、水戸JCの同期卒業の谷津さんが、PTAの役員を務める関係で、斡旋いただき、親子で学ぶこと、そして子ども達にも楽しい「消しゴムはんこワークショップ」を組み合わせる内容にカスマイズしています。

 

画像はワークショップ終了後に撮影させていただいた谷津さんのご一家の写真です。

少子化が叫ばれる世の中にあって4人の子宝に恵まれた谷津家の皆様に、この日「やれば出来る」という創作家訓が誕生いたしました^^

 

ぜひお子さん達には、お父さん、お母さんから渡された「やれば出来る」というバトンを胸に刻み、幸多き一生を歩まれることを祈念します。

 

家訓づくりは60分での挑戦です。

 

家訓は「親学」に最適の教材だと自負しています。

 

しかし、子育てという戦場で毎日を過ごすお父さん、お母さんは、それだけで十分尊い存在です。そこから更に「学べ!」というものもおこがましい限りだと家訓二ストは考えます

 

「学ぶ」というより、「感じる」セミナーを幡谷はめざしています。セミナーという日常からちょっと切り離された場所で、当たり前の生活で見過ごしがちな、幸せを「感じる」セミナーっというのが幡谷の理想です。

 

この日も、家系図づくり、そして親から言われたメッセージを思い出すワークショップを通じ、ああでもない、こうでもないっと、普段、なかなかできない会話で盛り上がる楽しい時間を演出しました

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の「親子家訓」のメインは、消しゴムハンコづくりのワークショップです。

 

子ども達には、家訓の講義はいかにもつまらないもの(*_*)

そこで、図工の要素を盛り込み、彫刻刀をつかっての消しゴムハンコづくりに挑戦いただく内容にしています。

 

小さなお子さんが、見よう見まねで、彫刻刀をつかいハンコをつくる姿は、いかにも楽しそう^^

 

完成した消しゴムハンコは、お父さん、お母さんが制作した家訓を書いた色紙に、押印いただき完成です^^

家族みんなでつくりあげた家訓は、1つの作品です。たとえ不格好でも? 実に味のある。そして記憶に残る1日となることは確実なのです。

 

消しゴムハンコには2つの意味があります。

 

1つは、家族で一緒に作り上げる楽しみ

そして、2つ目は、作った「作品」(家訓)が大事にされるという効果です。

 

JC内で家訓づくりを実施する際、「果たして家に帰って実践いだけれるか!?」という疑念にさいなまれます(*_*)

 

11年度の調査では、受講後の実施率は1割ほど・・・たいがいのメンバーは机の肥やししてしまっている現実があります

 

しかし、「消しゴムハンコ」を押した家訓は、家に飾ってもらえる率が高まるっと確信します。

 

玄関さき、あるいは、トイレに居間っと、目が入る場所に「家訓」が飾ってもらえることは、プログラムにとって一番うれしい効果です

 

理想をいえば、作った家訓を「唱和」し、家族が前向きに変わっていく事を願うばかりですが、階段を1段づつ登るように、まずは、家訓の色紙とこの日の思い出を大事にしていただければ、これ以上の幸せはありません^^

 

 

様々な効果がある「家訓づくり」ですが、その効果を高めるためセミナーの内容は常に工夫するように心がけています。

今回の「消しゴムワークショップ」も、工夫の1つで、PTAでの開催や、LOMさんの開催でも参考になる取り組みすることが出来ました

 

毎日の生活に追われていると、ダメなところだけが目についてしまうことってあると思います。

「怒っちゃだめだ!」と言い聞かせても、「イラッ」とした時点で、すでに負け組です(^_^;)

 

ぼくもあなたも神様でない以上。感情はあってしかるべし、でも、普段見過ごしがちな、子どもの成長や、親子の気遣いが感じられるようになれば、「イラッ」とする度合も、少しは減らすことができるのではないでしょうか?

 

家訓は家のルールを定めるものです。それは習慣だけでなく、怒る際の指標となり、あるいは、褒める際の道しるべにもなるものです。

 

この日、誕生したたくさんの「家訓」が、それぞれの家族のこれからの歩みに寄り添い共に成長いただけることを祈念しております

 

開催にあたり、ご尽力いただきました谷津さん、本当にありがとうございます。美味しいお肉も、お待ちしていますね^^

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「親学」と「家訓」の幸福な関係

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

「親学」と「家訓」の幸福な関係

 

 ■親学とは?

 

親学」とは明星大学教授・玉川大学大学院講師である高橋史朗氏が提唱している概念。教育においてさまざまな問題が発生している昨今「親のすべきことはなんだろう」という問題に立ち返り、「伝統的子育て」によって、親・家庭の教育力を向上させよう、というもの。

 

ここで言う「伝統的」がどの時代に依拠するのか明示されていないが、親学推進協会HPの「親学について」に「わたしたちの親や祖父母の時代と現代をくらべると」という記述があることから、この「わたしたち」を仮に高橋氏の年齢(60代)とするならば、明治期〜戦前ということになると思われる。

 

 わたしたちの親や祖父母の時代と現代をくらべると、少子化、核家族化や価値観の多様化、女性の社会進出などにともなって、子育てや親と子を取り巻く状況は大きく変化しています。

 

 近年は、不登校や非行といった子どもをめぐる問題が深刻化する一方で、学校に対して理不尽な要求をする「モンスター・ペアレント」が話題になるなど、家庭の教育力の低下が指摘され、親と子の在り方という問題が大きくクローズアップされてきています。

 

 そうしたなかで、「親のすべきことは何だろう」「親は子どもとどうかかわっていけばいいの」ということをまとめなおし、伝えていく必要が出てきたのです。

 

「親学って?」

 

 親になるためにこれだけは学んで欲しいこと、それを伝えるのが親学です。親学という言葉には、「親としての学び」と「親になるための学び」の二つの意味が含まれています。

 

 たとえば、親として、子どもの発達段階に応じてどうかかわったらよいのかといった大切なことを学びます。

 

 それらは、知識やテクニックといった小手先の内容だけではありません。親が自分自身を見つめなおし、成長してもらうためのものなのです。

 

親が育つ 子どもが育つ

 

 「子育て」というと、親が子どもに対して与えるという一方向のもののように考えられがちです。ところが親は、子育てをすることで何も得られないわけではありません。まして犠牲となるわけでもありません。

 

 親学では、親のすべきこと(役割)を学んでもらうだけでなく、子どもを持つ喜びや、子どもの成長を喜ぶ気持ちを深め、豊かな親心を育むことが大切だと考えています。

 

 つまり親学は親としての学びであるとともに、親が人間として成長するための学びでもあります。これから親になる人はもちろん、現在子育て中の人が親学を学ぶことにより、親としても人間としても成長し、自分に自信を持てるようになってほしいのです。

 

(出典:一般社団法人 親学推進協会HP)

http://www.oyagaku.org/aboutus/

 

 

■家訓と親学

 

家訓「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。

 

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

国史とは一見、関係なさそうな「家訓」ですが、幡谷の中では底流でしっかり1本の線でつながっています。おじいちゃん、おばあちゃんからの言い伝えこそが、日本の伝統であり、それなくして国も語れないと考えるからです

 

そして、可能性にあふれる子ども達とは対照的に、本来、襟をただし、学ばなくてはいけない親世代であると考えます。この時の親学の素材として「家訓づくり」は最適の素材なのです

 

 

■1分で実践できる「家訓」の効果

 

講演会に出席するとメモをとりながら熱心に先生のメモをとるお母さんの姿を拝見します。子どもを思う親の気持ちは尊く、先生のアドバイスも腑に落ちる内容ばかりです。

しかし、講演会のあと、「実践」できることって少なくないでしょうか? こころの持ち用と言われてしまったり、自分が変われば家族が変わると、わかったような分からんようなしめくくりで、講義は終わってしまいます。

 

「家訓づくり」の効果の特徴は1分後から実践できるテクニックが満載されている点です。

なおかつ、誰にでもできるごくごく簡単な方法しかアドバイスをしていません

 

例をあげると

・靴をそろえる

・挨拶をしっかり

・見送り出迎えは玄関まで

・ご飯粒をのこさない

 

たったそれだけ!?と思ったとしても、言うは易し、行うは難し。

「習慣」とは一朝一夕で身に付くものでもなく、ご家族で、唱和を実践しながら少しづつ身に着けていくものだと考えます。

 

正しい習慣を身に着けるためには、毎日の生活のなかで繰り返し学んでいくことが大切です。そして、いちど正しい習慣をみつけることができたら、お子さんの一生に計り知れないメリットが生まれます

習慣を身に着ける際、お勧めしたいのが、家訓の唱和と実践です

 

正しい習慣を身体にしみこませることができたなら、お子さんの人生は歳を重ねるごとに素晴らしいものになっていきます。1分間で人生が変わるご家庭ですぐに実践できる「正しい」習慣をぜひ挑戦ください^^

 

■PTAで採用してほしい「家訓づくりプログラム」

 

家訓づくりプログラムでは、JCでの開催はもちろん、PTAでの開催に力をいれています。 

 

オーダーを頂戴できれば、特別な費用負担もなく、最低限の打ち合わせだけで、開催ができるPTA役員のお父さん、お母さんには夢のような内容です^^

もちろん、開催後の高い効果も、確認ずみです。

 

5名~500名まで、時間も45分~90分っと、開催先さまのご希望にあわせカスマイズさせていただきます。

 

高い講演料を払っても、楽しいのはその日だけ。あるいは、ひとの話しを静かに聞くだけの講演って、苦手じゃありませんか?実は、幡谷もそんな一人です(*_*)。 

 

家訓づくりプログラムはワークショップ中心の構成で、誰でも楽しく受講できるのが特徴です。そして、講演会を聞いてその気になっても、何から実践できるか?迷うことってないでしょうか。しかし家訓は違います。受講後のその日から、実践できる「出口」のあるセミナーです!

  

皆様の地域での開催、役員会でのデモンストレーション等、形は問わず、まず、家訓プログラムに触れていただき、その楽しさ、そして、ご家庭での実施につなげていただくことを推薦します。

 

 

開催までの注意点や、効果をまとめた資料もございますので、資料請求はお気兼ねなくお申し付けください。

 

とくに、PTAの役員を務められている現役メンバー、シニアメンバーの皆様。普段、家族に冷たく?みられるJCでの活動を地域にフィードバックできる最大のチャンスです。 

  

■PTA関係での開催実績 

 

・水戸市立梅ヶ丘小学校 PTA 学校開放日の1コマ 

・水戸市立浜田小学校 PTA 

・茨城県PTA連絡協議会 中央地区総会 

・茨城県PTA連絡協議会 下妻地区 夏季研修会 

・ひたちなか市 那珂湊地区5中学校PTA研修会 

・朝霞市 市内5中学校 合同研修会 

・富山市立 芝園小学校 

・福島県 南会津教育事務所 

・福島県 南会津 郡PTA連合会評議会とブロック会議の合同会議 

・新潟県 小千谷青年会議所 例会(教育長、地区内PTA役員を招待) 

・香川県 高松青年会議所、高松市生涯学習センター協働事業

     (他 エリア内48小学校で実施中)

 

 ■アンケート結果 

「大変良かった」「よかった」と回答いただいた割合は、驚異の97.9%!

  

ここでは、富山県芝園小学校での家訓づくりの際のアンケート結果を紹介させていただきます。受講いただいた皆様の生の声をお聞きください^^

  

• とてもいい雰囲気の中で、改めて「家訓」というものについて考えさせられました。大変ありがとうございました。「情熱大陸」楽しみに待っています!

 

• 何気ない日常生活の中で、こんなにも伝えたい事がたくさんあるという事を改めて考えさせられた良い機会となりました。ありがとうございました。今後の子供達への接し方の参考にさせて頂きたいと思います。講師の方の話し方も非常に分かりやすくて良かったです。 

 

• 改めて「我が家」を見る良い機会となりました。 

 

• プロの司会者みたいで分かりやすく上手かった。家でやってみたいと思った。両親にも聞いてみようと思った。

  

• 聴くことだけでなく、Group Workがあったので、色々楽しかったです。結構盛り上がりました。どうもありがとうございました。 

 

• 漠然と躾のために子供に注意していたが、こんな風に「家訓」としてつくると楽しく守れそうに思いました。 

 

• 「家訓」という言い方に少し戸惑ったが、家族の中のルールは、小さい頃から決まっています。これを家訓にすることで、どんな風に子供たちが変わっていくのか見ていきたい。 

 

• 家訓を考えることで、当たり前の事ができていない自分を改めて気付かされた。家族の幸せを考える良い機会となった。 

 

• グループで話し合う事により、他の家族のすばらしい教えを知る事が出来たのがとても良かったです。「徳」をもっと考えようと思いました。 

 

• 家訓を考えるきっかけになり、大変面白かったです。ありがとうございました。 

 

• 親の価値観が自分を創っていることを改めて認識しました。 

 

• とても為になり勉強になりました。子供達に伝えていきたいと思いました。 

 

• 改めて子供に伝えたい事や、自分が心がけたい事を考える良い機会でした。 

 

• 改めて自分が子供達に言っているルールを見直したいかな? 当たり前の事がなかなか出来ない・・・けど、やっぱり伝えて行かないといけない事。

  

• 様々な家訓を知ることが出来て良かった。 

 

• BGM付きで楽しい時間が過ごせた。ありがとうございました! 

 

• 色々な家訓を学び、参考になりました。今後の我が家の家訓作りに役立てたいと思います。 

 

• いろんなことに気づくことができたが、なかなか家訓作りまでには至れなかった。ありがとうございました。 

 

• 普段の暮らしの中にも、家訓があるのだと気づきました。 

 

• なかなか楽しい内容でした。 

 

• 今まで考えもしなかったが、家訓や親からの言い伝えは、子供達は心のどこかで覚えているものだなと感じました。 

 

• 家訓と聞くとちょっと難しいかなと思っていたが、子供に伝えたいことを整理するのに良い機会となった。自分の思いを子供に伝えていきたいと思います。

 

• 「家訓」と聞くと構えてしまうところがあったが、自分たちから子供へ伝えたいこと、守ってほしいことを考えてみるのに良い機会になったと思います。

 

• とてもよかったです。ありがとうございました。 

 

• 父、母から受け継がれてきた家訓は、今も自分の子供に受け継がれている事を改めて感じました。私自身、子供の見本となるようにしたい。

 

• 私は知らず知らずのうちに子供に高望みをしていて、出来ないことばかりを口にしていることに気づいた。

  

• 家訓、やはり口に出して言ってみたり、紙に書く事によって、言葉の重みなど感じました。思ってるだけではダメで、子供に、自分に、命令ではなく「家訓」という言葉で実行します。

  

• 家訓という事について考えた事もなく、良い体験だったと思います。改めて家族のあり方についても話していきたいと思いました。

  

• 親からよく言われたことが家訓になるとわかり、家訓のハードルが下がりました。時間をかけて考えてみたいです。

  

• 90分は長いと思いましたが、楽しい時間であっという間でした。ありがとうございました。

  

• 子供は親の背中を見て育っていると強く感じました。家訓を作って大人もルールを守り、自然と出来るようにしたいと思いました。

 

 • 今の家族のあり方を変える良いきっかけになると思いました。どうもありがとうございました。

  

• 夫に参加してもらうべき内容でした。

 

 

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神話の絵本と小川洋次郎先輩のお話し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは、日本の神話を語ることができますか? 

 

京都会議の機会に、教育の拠り所策定委員会(2009年)で委員長をつとめられた小川先輩に家訓本進呈させていただきました

 

小川先輩は委員長時代に親学の重要性をとき、とくに幼児期の読み聞かせの効果や日本人のアイデンティティの醸成のため「神話の絵本」を制作された国士です

 

当時、同委員会に水戸JCより吉澤敦先輩が副委員長として出向させていただいたご縁で、折に触れ、製作にいたった背景や、ご苦労を聞かせていただいていました

 

 「神話の絵本」は増刷を重ね、現在1万冊を超えているそうです^^ この絵本は、日本JCで審議をもらえず有志による自己出版に至ったいわくつきのものですが、高い志は年次をこえ、幡谷にも、もちろん今の現役さんにも受け継がれています

 

古事記、日本書紀に記された神話の世界、現代語に訳されていても読み解くのに結構忍耐?がいるのも事実です。神話は読んでみたいけど、難しい漢字は苦手*_*)・・・ そんなあなたに紹介するのは、「神話の絵本」です。かくいう家訓二ストもこの絵本で神話アレルギー?を克服することができました。
  

家訓づくりプログラムは、親学の素材として開発させていただきました。

そして、同じく親世代の学びのため、絵本をツールとして、読み聞かせの大切さを訴求されたものが、「幸せの国の幸せのこどもの話」にあたります。

 

幼い頃に、絵本の読み聞かせを受けている児童は、その後の成長や発達に素晴らしい効果をもたらすことが知られています。そして、読み聞かせの素材として、日本に古くから伝わる神話をチョイスしたもの秀逸です^^

 

絵本というツールをつかって、シャワーのように我が国のアイデンティティーに触れることは大事なことなのではないでしょうか?

 

世界的な歴史学者として知られるアーノルド・トレンビー博士は、「民族の神話を学ばない国は間違いなく滅びる」と述べています。

 

国際化!と言われて久しいなか、真の国際化とは、自分の国を、自分の言葉で伝えることです。幼少期からの英語教育・・・というのも何だか滑稽で、まずは、しっかりとしたアイデンティティをもつこと。そしてそれをつくるものが、神話であるべきだと家訓二ストは考えます。

 

神話の絵本「幸せの国の幸せの子供」。家訓二ストは、勝手に応援団を自称し、行く先々でこの絵本の重要性を紹介してきました。

家訓で知り合った神道青年会の皆様や、旅の先々で出会う多くの仲間に、運動の輪をひろげてこれたのも、神さまの導き?があったのかもしれません。

 

皆様のご家庭にぜひこの神話の絵本をおき、そして子供たちと楽しく学んでみてください。

ディーエスだの、スマホだの、電子の中だけのコミュニケーションだけでなく、肌のぬくもりを感じながら、自分を育んだ日本という国の「成り立ち」を子どもたちと一緒にたどっていただくことを祈念します^^

 

家訓づくりプログラムで問うものは、あなたの価値観。それは、アイデンティティです。そして、日本のアイデンティティーをみつめるもの。それが神話であると確信しています

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

あなたは、日本の神話を語ることができますか? 

  

ここで、神話クイズです。

 

Q:今年は、2013年です。では、西暦の始まりの由来はなんでしょう?

A:キリストの生誕をゼロ年としてカウントしたもの

 

Q:クリスマスは誰の誕生日?

A:イエス・キリスト・・・ではありません。ローマ時代に後付で冬至のお祭りを組みあわせたものに由来しているそうです。

 

Q:日本の建国したのは、いつでしょう?

A:2672年前の2月11日 奈良県橿原で建国されました。

 

Q:では、建国したのは誰でしょう?

A:初代天皇に即位することになる神武天皇です。

 

 

キリスト教徒でもないのに、聖書のことって知識として知っている人も多い気がします。ドラマであったり、クリスマス会であったり、外人さんは上手にアイデンティティを紹介する術をもっているようです^^;

 

外国のカルチャーを否定するつもりはありませんが、どうせなら、日本のことを知っておくべき、そして子どもたちに「日本」を伝える必要ってないでしょうか?

 

「伝える」前に、子育て世代である我々が知らない日本の建国歴史を、子どもたちに伝えることなどできません。では、なぜ知らないのか? 答えは簡単、「習ってない」から。それは戦後のGHQ主導の教育改革の中で、日本を緩やかに弱体化させるべく、「神話」を否定したことに由来します。

 

 初代神武天皇より、10代にわたり100歳をこえる歴代天皇が登場することから、神話に由来する建国の歴史を、「科学的でない」っと否定する意見も多いようです。

しかし、クイズでも紹介したように、西暦の始まりや、あるいは聖書、新約聖書の中では500歳をこえる方、方舟で有名なノアなどは、300歳で、子どもを、500歳で洪水。そして950歳で死去っと、現実的ではない記述がみられます。

 

「ノア」は、いませんでした!っというのは、簡単。でも、ノアから連なる西洋の歴史すべてが否定できるのでしょうか? 神話の整合性でなく、伝えれてきたっという事実と向き合う姿勢。そして、この伝承を次の時代に引き継ぐ責任がぼくらにはあります。

 

神代から現代へ。

神話はおとぎばなしでもなく、地域地域に神話に由来を根ざすご祭神があり、秋祭りあるいは、初詣と、暮らしの中で共に息づくものです。

平成の世のたばねる天皇陛下ご自身も、神代より系譜を連ねる奇跡の存在でもあります。

 

創業200年をこえる会社が3000社。これは2位のドイツ800社を大きく上回る老舗大国であることは、プログラムでも取り上げさせていただきました。「古い」ということは、「長く続く」ということ。長く続くということは、不断の努力はもちろん、価値観の継承がしっかりされ、なおかつお客様、地域に愛され「徳」を育んできた証拠に他なりません。

 

これは、企業だけでなく「国」でも同じことがいえるのではないでしょうか?戦乱の絶えない人類の歴史の中で、建国が、2672年前。これは世界中で日本が一番古く尊い国ということを表しています。

 

最近の考古学の調査では、建国の地とされる奈良県橿原から多くの出土物がでてきており、3世紀に登場する古墳群の存在、4世紀の朝鮮に残る好太王碑文の記述、お堅い歴史学者が、実在を認める天皇までさかのぼっても、実に1500年の歴史を誇っているのです。日本の次に古い王族は、英国王家の1000年です。桁違いに古い歴史をもつことは自覚と、自慢をしなければなりません!

 

日本ってすごいっ! て思いませんか?

そんなすごい日本に生まれ育つってことは、幸せではないでしょうか?

 

そんな幸せを手に入れる、神話の絵本「幸せの国の幸せのこどもの話」 

ご注文はWEBでお待ちしています^^

 

http://www.ninigi.jp/

 

 

 

     

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『一行バカ売れ』(著:川上徹也)の書評と研究

 

 

 

 

 

 

 

 

『1行バカ売れ』(川上徹也 著)の書評と研究

 

 

 

 

 

『世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方』がやや売れしている著者の幡谷です。

やや売れから、バカ売れになれるようコピーライターである川上さんの著作『1行バカ売れ』を研究し、家訓づくりのキャッチコピーを研究してみたいと思います。

 

■コピーライターの仕事とは?

 

情報化社会が加速しています。現在の1日に受け取る情報量は、江戸時代の一生分と同じだと言われています。

情報のインフレ時代に、物を買ってもらう。あるいは関心を持ってもらうためには、有象無象のライバルたちの激烈な競争に勝つ必要があります。

 

「いいものは必ず売れる」と棚に商品を揃え、お客を待っていれば良かったのが昭和の商い。平成の商いは、たくさんの情報の中から、選んでもらうための「誘い水」が必要です。この「誘い水」が、コピーライト力なのではないでしょうか?

 

本著には、「一行バカ売れ」の具体例が紹介されています。

 

・「奇跡のリンゴ」

 収穫間際のリンゴが台風の直撃をうけ、多くが落下。生き残ったリンゴを「落ちないリンゴ」と名前をかえ、受験生むけに販売したところ、高額にも拘らず大人気となった。

 

・「スパイシーキャビア」

 西欧人には魚卵を食べる習慣がありません。ニューヨークの日本料理屋が、ゲテモノ扱いだった明太子料理を「スパイシーキャビア」と名前を変えると大人気メニューとなった

 

・「元彼が、サンタクロース」

 ブランド品買い取りの会社のコピーです。家に眠っている元彼からのプレゼントの買い取りを促す秀逸なメッセージではないでしょうか?

 

・「土用の丑の日」

 江戸時代、平賀源内が考案したという「土用の丑の日」。夏場に売上が落ちるウナギ料理屋の主人に頼まれ考案したと伝えられています。200年たった今も生き続けている元祖キャッチコピーです^^

 

■「いまだけ ここだけ あなただけ」5つのキーと10個の

 

本には、「ステーキでなく、シズルを売れ!」との広告業界の鉄則が紹介しています。

シズルとは、ジュージューする音をさす英語で、肉汁や香りとか、あるいは産地であるとか、ステーキそのものでなく、ステーキ周辺の情報を指します。

そしてシズルは3つの約束事があります「今だけ ここだけ あなただけ」というスペシャル感の演出です。

本で紹介されたキーワードを紹介させていただきます^^

 

@「あなただけ」と思わせる5つのキー

・ニュースを知らせる

・得することを提示する

・欲望を刺激する

・恐怖と不安でやさしく脅す

・信用を売りにする

 

@言葉のチョイスのために

・ターゲットを限定する

・問いかける

・圧縮して言い切る

・対比と本歌取り

・誇張をエンタメ化

・重要な情報を隠す

・数字やランキングを使う

・比喩でひきつける

・常識の逆をいう

・本気でお願いする

 

■トレーニングタイム「家訓の本」で応用してみよう

 

著作である『世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方』には、幻のサブタイトルがついていました。それは「家訓があれば85%のことはうまくいく 子育てに悩む まじめすぎるお母さんへ(お父さんも可)」というものです。

やたら長いタイトルは、検索エンジンに引っかかるためと、少しでも関心をもってもらうためのアイディアでしたが、出版社からNGとなり、現在のタイトルに落ち着きました(*_*)

 

素人がつくった本、しかも「家訓」というほとんど死語になっている言葉を、アカの他人に関心をもってもらうためには、たくさんの工夫が必要です。

 

現代は、関心の奪いあいの時代です。

現在の1日に受け取る情報量は、江戸時代の一生分と同じだと言われています。たくさんの情報のなかで埋没するのは、本やニュースだけでなく、あなた自身の存在かもしれません。

 

あなた自身も、他人やお客や恋人に売り込む商品と仮定すると、コピーライト力は、21世紀を生きる上で一番必要な力なのかもしれません^^

 

生きる力を磨く、コピーライト力を身に着けうるために『一秒バカ売れ』で学んだことを仮想「家訓本その②」をターゲットに、早速実践してみたいと思います^^

 

 

・「満足率97.3% 幸せを招くたった1つの習慣」

 

・「いい本なのに売れないのはなぜ!? 幸せをつかむたった1つの習慣」

 

・「1600円で子どもの人生を変える本 今日から実践できる家訓づくりの本」

 

・「世界の中心で家訓と叫ぶ」

 

・「ご先祖さんはサンタクロース ~家訓という子どもを育むプレゼント~」

 

・「子育てにドラえもんはいない でも家訓ならある」

 

・「●●だって選べる時代に、家訓の1つもないのはおかしい」

 

・「家訓は難しい。でも97.3%の満足率で選ばれるのはなぜか!?」

 

・「子育てはごじゃっぺでいい ~家訓1つで楽々子育て~」

 

・「幸せになりたいならディ●ニーランドには行くな ~家訓1つで人生を変える方法~」

 

・「それで良かったらこの本は読むな ~幸せをまねく家訓の法則~」

 

・「男は永遠の10歳児 家訓で育てる父ちゃんの背中」

 

・「星一徹はどこいった? 家訓でつくるオヤジの背中」

 

・「明日世界が終わる日に家族で過ごすために読んでおく本」

 

・「子どもに殺される前に読む本」

 

・「とにかくやれ! ~子どもの人生をかえる家訓という提案~」

 

・「暮らしをデザインする 家訓という新しい習慣」

 

・「物より思い出 塾より家訓 ~塾にお金を捨てる前に読んでおく本~」

 

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お正月に提案したい「家訓の唱和」

 

 

 

 

 

 

 

あ~といくつ寝るとお正月 ♪
2015年も家訓づくりを弘める活動を通じ、全国各地の同志の皆様の郷里お邪魔することができました^^
また6月には念願だった家訓の本の出版も実現でき、改めてご縁とボクの才能に感謝するばかりです
さて、ブログでは新年にあたり皆様に提案したいお正月の新習慣を紹介しています。
思えば、今年の元旦に書籍化をFBで宣言して1年。
1年の計は元旦にありの格言どうり夢を叶えた一年になりました
ぜひ皆様も、家訓の昭和に加え、の目標を家族に、恋人に、そしてFBにつぶやいてください^^

 

■お正月の新習慣「セレモニー」と「家訓の唱和」

 

元旦を迎える日の朝、新品の下着によそ行きの服をきてお節を食べるのが習慣でした。子どもの頃は、なんか面倒な一日だな~っと感じていましたが、なんか特別な感じがあったのは覚えています^^;

 

そんな特別な時に着る着物を「晴れ着」と呼びます。古来より日本には、日常の生活を「ケ」。そして、お祭りの日や、運動会、結婚式などスペシャルな日を「ハレ」と呼び、明確に区別する風習がありました。

 

青年会議所では、例会や事業を行う際にセレモニーを取り入れています。これも「ハレ」と「ケ」を区別する1つの実践例ではないでしょうか?

 

朝起きて、仕事して飯食って寝る。あるいは、ご飯をつくり子どもの面倒をみて、サスペンスをみてふて寝する・・・。「当たり前の生活に感謝しなくてはいけない!」っと頭で理解していても、ダラダラ続く生活の中で出口を見つけるのは難しいものです

 

現代の生活の問題点の1つに濃淡が足りないことがあげられます。「ハレ」と「ケ」の2つの違いをはっきりさせることが、当たり前の日常を輝かせることにもつながります。モヤモヤする毎日を抜け出すためには、ご先祖さまから受け継いできた日本人のリズムを取り戻すことが近道です。

 

遊ぶ時はしっかり遊ぶ^^

そして、働く時は、しっかり働く。

 

今日のブログは、2015年12月31日を記念して、1年間で一番の「ハレ」の日。お正月を迎える作法を紹介していきます。

 

 

■お正月のセレモニーの意味

 

年末になると、大掃除や、年賀状書きなど、たくさんの行事がおしよせてきます。しかしその忙しさには、たくさんの意味があることをご存知でしょうか? まずは、お正月を迎えるにあたってのトリビアです。

 

・お正月は、歳神さまをお迎えする儀式である

・大掃除は、すす払いをし神様に失礼がないようにするもの

・門松は、歳神さまを家に迎えるための依り代である

・年賀状は本来、「お年始」として知人をまわるものが、簡略化したものである

・お年玉は、もともと「お年魂」と書いた

・お年玉は、餅を配っていたものが、お金に変わっていった

・歳神さまの宿る「鏡餅」をみんなで食べて、安泰を祈るものである

 

元旦には、「歳神(としがみ)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために、各ご家庭に降臨します。歳神さまは祖霊神と言われ、田の神として、あるいは山の神として普段から私たちの生活を見守ってくれている神様です。

 

神さまが家にやってくる! そんな神様への目印が、門松。そして滞在中の居場所が、鏡餅(依り代)。 そしてお年玉とは、鏡餅を食べることで、神様のパワーをおすそ分け頂き、一年の幸福を祈る儀式であったのです。

 

家訓づくりのセミナーでは、できた家訓をどうやって読みつぐの?そんな質問をいただくことがあります。そのとき、おススメしているのが朝ごはんを食べる時の唱和。あるいは、お正月に家族みんなで読み上げて、そのあと「お年玉」をあげる儀式です。

 

埼玉県の朝霞市のKさん宅では、お父さんがつくった家訓をお母さんが半紙にしたため、それをお正月に家族で唱和をしていると教えてくれました。 実はこうしたセレモニーには子ども達に日本の伝統を伝える意味だけでなく、日ごろ不足しがちな「お父さん不足」を解消する切り札になる新習慣なのです。

 

 

■お父さん不足を補うお正月というサプリメント

 

家の中で、お母さんは、ほっておいて圧倒的にえらい! 子どもを産み、あるいは家事に精をだす偉大な「神さま」です。お父さんだって、仕事に育児にっと、がんばっていますが、いかんせん家の中では活躍の場所がないと感じないでしょうか? 現代のお父さんは、どこかを演出をしないと「長」(おさ)には成れない現実があるのです。アニメ「巨人の星」の星一徹のような頑固おやじは、もはや絶滅危惧種です。

 

そして、その演出に一番最適なのが、「お正月」の儀式です。 家訓ニストの推奨する「お正月」の儀式は以下の通りです。

 

①新しい下着をつけて集合

②家長(お父さん)の元、正座をしてお屠蘇をのむ

③家訓の唱和をする

④子ども達から、1年間の目標をのべさせ、お父さんからお年玉をあげる

⑤あとはとにかく楽しくお正月をすごす^^

 

お正月の儀式は、家庭内の父親不足を解消する切り札になる習慣です。お年玉は、おこずかいにはあらず。家長のあなたが、正座をさせ、家訓の唱和をし一年の無事を祈り、お年魂を勧進してください。

  

お正月は、1年間で一番スペシャルな「ハレ」の日です。 そんな楽しい一日に、セレモニー(儀式)を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

「家訓の唱和」は、家長から上から目線で家族の幸せの基準を示してください

そして、家族のそれぞれが1年間の目標をのべてみましょう

 

1年の計は元旦にあり。家訓ニストは、楽しいお正月にピリリとする新習慣を実践いただくことを提案します^^

 

それでは皆様、よいお年を~♪

 

 

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茨城空港でいく47位からの46位の旅

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

茨城空港は、茨城県の中央部の小美玉市に位置する空港で、首都圏に位置する三番目の空港として知られています。

羽田、成田に比べ地味すぎる存在感ですが、近年はスカイマークや、中国のLCCが就航便をふやし、近隣の住民やビジネスマンにとってかかせない足としてその役割をましています。

 

その特徴は、駐車場がただ。航空自衛隊の戦闘機がみられる?とのメリットに加え、東京までだって約1時間半、500円(空港便利用時 利用者以外でも1000円)で利用可能なアクセスと、使い分けによっては都内のユーザーにとっても便利な空港になっています

 

たとえば、水戸駅からスーパーひたちで、東京まで行く時間は1時間強+4000円が必要です

しかし、おなじ1時間+8000円(早わり)で神戸空港まで行くことができます。水戸から関西方面に行く場合、茨城空港はすごく便利です。おなじように関西の方も、旅のプラン次第で、1時間+8000円で関東を満喫できることにもなります

 

田舎ものの幡谷にとって、羽田空港にいくまでひとつの旅。目的地につくまえに疲れ切ってしまうより、茨城空港から楽ちんなアクセスで、北海道、神戸、福岡、那覇っと(平成28年2月就航便)いろんな処にいけるのは、はかりしれないメリットがあるのです^^

 

ぜひ皆様もご活用ください。とくに宇都宮や、福島(浜通り)の皆様にとっては、盲点となる旅の選択肢です。茨城から旅の出発を、そして遠方の皆様には、茨城を旅の目的地にしてみてください

 

 

茨城県は、魅力度ランキング47位と苦戦する県です。

 

都道府県の魅力度ランキングとは、株式会社ブランド総合研究所が実施している「地域ブランド調査」に基づき、都道府県のブランド力を評価した指標を魅力度としてランキングしたものです。地域ブランド調査は2006年から実施され、当初は市町村だけが対象でしたが、2009年の調査からは都道府県も対象となりました。調査は、全国約3万人がそれぞれの地域に対して魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージ、情報接触コンテンツ、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価などを質問し、各地域の現状を多角的に評価分析しています。その中で、個々の都道府県について「魅力的だ」と肯定回答した人の比率についてのランキングです。

 

1位 北海道 2位 京都 3位 東京4位 沖縄 5位 神奈川 ・・・

43位 滋賀  44位 埼玉 45位 群馬 46位 佐賀 47位 茨城

 

 

幡谷の住む茨城は、3年連続過去7年で計6回の最下位っという壊滅的なデータとなっています(―_―)!!

茨城県は、関東地方の北東部に位置する県で、もとの常陸国全域と下総国北部(明治 以降、千葉県より移管)にあたる。県の人口は2,909,974人(2015年9月1日)で、日本の 総人口の約2.3%を占めており、静岡県に次いで全国第11位です。

人口だけでいえば、広島、京都、宮城よりも多いのにパッとしない県に位置付けられています

 

一方、茨城の目下のライバル佐賀県は、どんな県なのでしょう?

人口は83万人で42位。近年、がばい婆ちゃんや、佐賀の歌など自虐的ながらもPRには成功している印象もありますが、こちらも地味(>_<)

 

今回、幡谷は茨城空港の可能性を探るため、茨城から福岡へ飛び、さらに足をのばして佐賀県での観光を楽しんできました。

 

敵をしり己をしれば百戦あやうからず

 

魅力度47位と46位が競うドングリ旅です(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茨城空港から福岡までは約2時間。そこから車で1時間も走れば佐賀県となります。

佐賀県と茨城県の共通点は、大都市に近い(福岡、東京)点。そして新幹線がない点です。

 

 

周囲に魅力的な観光地がある場合、その周辺は取り残されます。佐賀の場合、手前に博多。そして奥には長崎を控えています。なかなか途中下車して遊んでいこうっという風にはなりません。

おなじように、茨城においても、東京まで観光客が来たと仮定した場合、東京都内の観光地との競争、ディズニーランドとの競争、そして都内から2時間っという立地圏であれば、日光や箱根。そして新幹線をつかえば、仙台、長野、名古屋までもが、観光地の競争相手になります。

 

お互い魅力ランキングで苦戦するには「訳」がありそうです。

また同じ田舎の県であっても湯布院を控える大分は魅力が高くなります。こうしたキラーコンテンツを持つことも、最下位から脱出するための重要なファクターと言えそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪問したのが唐津。

唐津には江戸時代から続く、【唐津くんち】という祭りがあります。

 

今回、いってきたのは、その博物館です。見るのと聞くのは大違い。そして現場に行ったときの感動はそれをも凌駕するものです。まじかにみる山車は、どれも荘厳で、どこかキュート。そしてとんでもなくデカいものです。こんな大きな山車を和紙とうるしだけ作り上げるというから驚きです。

 

また展示室の近くでは、山車の修復作業を見学できる施設もあり、ぜひとも祭り当日にも訪れてみたいと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は、呼子の海中レストランの『萬坊』のイカのいきづくりです

  

まさに海中に位置するレストランで、この日は百杯のみの入荷。 開店後一時間で完売となっていました。 イカ目当てで、佐賀のヘンピな港まちに全国からお客さんが押し寄せます 茨城も、どうせ最下位だよっと居直って、とんがったもの、茨城でしか食べられないもの訴求していくことが大事かもしれません

 

一杯のイカをもとめて佐賀呼子。

そこまでして行ってみたい!っと思わせる演出と味でした。これは美味い^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レストラン萬坊の全景です。イカダのように海のなかにレストランがあります!

http://www.manbou.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

美食の次は、B級グルメ^^

 

お次は、佐賀県民に愛される「唐津バーガー」です

市内に何店舗かある移動販売車は、昭和のおもむき満載です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味も、どこかなつかしい昭和の味!

元祖ご当地バーガーなのかもしれません。出来上がるのを待つ間も、ひっきりなしに車がとまっていきました。地元の人に愛されてこその「ご当地」もの。ぜひ唐津周辺にお越しの際は、「唐津バーガー」をご賞味ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいては、名護屋城跡

太閤秀吉が、唐入りのために朝鮮に兵を差し向け、その前線基地となった城です。秀吉自身も晩年は、この城で多くの時間をすごしており、単なる出城という規模を上回り、首都が移転してきたっといっても過言ではない荘厳な城跡です

ただし、遺構や建物は、残っておらず、秀吉の夢のあとをただただ歩くばかりですが、それでも歴史の一旦を感じさせる遺跡です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天守閣の跡からは遠く対馬が見える絶景です。そして、対馬からは朝鮮半島が見えるそうです。老人の誇大妄想っといわれる唐入りですが、貧しい農家出の秀吉が天下人になったことを重ね合わせれば、そんな妄想さえ叶う夢にも感じます。 いまは片田舎となった玄界灘をのぞむ小さな漁村に、世界を夢見た男たちの夢の跡をみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、吉野ケ里遺跡です。

吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵にある遺跡。国の特別史跡に指定されています。

 

およそ50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落(環壕集落)跡で知られれ、工業団地の造成にともない1986年(昭和61年)からの発掘調査によって発見された。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっています。

 

入場者数は開館当時が100万人、現在は60万人の動員があるそうです。近年では修学旅行のスポットとして人気があるらしい。ちなみに入場料は420円でした

 

一時は、幻の邪馬台国発見か!?との報道もあり、弥生時代を専門にした遺跡では国内随一の規模です。また見学施設や、暮らし体験なども充実しており人気の高さがうかがえるスポットでした

 

 

その他にも、佐賀県には干潟で有名な有明海。祐徳稲荷神社。そして、有田焼など見どころはたくさんあるようです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

『茨城空港でいく魅力度47位から46位の旅』をおえて・・・

 

たくさんの指標で構成される「魅力度」のランキング。1位の北海道の得点は60点台、反対に、46位の佐賀は7点、茨城にいたっては5点です(^_^;)

 

しかし、北海道にくらべ魅力が10分の1しかない!?っというのは、いくらなんでも嘘であり、1つの指標でしかないと幡谷は考えます

 

今回の旅では、九州在住の友だちがアテンドをしてくれました。旅にはこうした友達の力、もっといえば『クチコミ』の力が大きく作用します。

 

佐賀も、行ってみれば魅力がたくさん詰まった県であり、また茨城も同様の感想をもってもらえるコンテンツがたくさんあります

 

新幹線をひけとか、ディスニーランドを誘致しろっとか、ないものねだりをしても始まりません。地元にある魅力をひとつひとつ磨き上げること、それを住民自身が楽しむこと。そんな当たり前の積み重ねが、魅力度の最下位の泥沼から脱出するヒントになるのではないでしょうか?

 

また地域のもつ潜在能力を測るテストとして地名をつけた商品が売れるか?というもののあります。

たとえば【神戸ロール】とか【神戸プリン】という商品があったとして、これを【兵庫ロール】とかに改名しても売れ行きは悪くなるはずです

 

これはブランド力が、神戸>>>>兵庫となっている証拠です。

 

これを茨城にプロットすると

 

【茨城ロール】とか【茨城プリン】は、パッとしませんが

【つくばロール】とか【奥久慈プリン】ならどうでしょう!?

 

実は、茨城の迷走は、ブランド力のある地域名を活かさず、「イバラキ」というネガティブな県名で戦ってしまっているからだと推測されます。

つくばや、水戸。そして笠間なんかも、地名にパワーをもっています。魅力度47位は、なるべくしてなっているのかもしれません。

 

っていうか、魅力度なんて、調査会社の商売の道具にすぎません

住めば都。ぼくがいいな~っと思うところが、魅力度1位でいいはずです。

 

茨城空港からは、現在(平成27年12月)札幌、神戸、福岡、那覇。そして中国便がそれぞれ就航しています。

 

旅にでるということは、いままで気づかなった故郷の魅力と出会うことにもなります。

呼子のイカは美味いが、鹿島灘のハマグリだって負けてはいない。名護屋城はひろいが、偕楽園公園や弘道館だっていい雰囲気だ、吉野ヶ里遺跡はすごいけど、国営ひたちなか海浜公園はもっとでかい(*_*)

 

魅力度47位と46位のどんぐりの背比べの旅のなかで、自分のランキング1位茨城の魅力を再発見してきました

 

 

 

 

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マンションポエムから学ぶ家訓のキャッチコピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの家のポストをみてください
知らない間にマンションのチラシが投函されていませんか?
そして、そのチラシには大げさなセールストークが並んでいるはずです^^
そんなキャッチコピーが「マンションポエム」として注目を浴びています
今回の家訓ブログでは、マンションポエムに学ぶ家訓づくりのキャッチコピーを研究してみます。
(例
住まいを選ぶこと。それは眺めを選ぶことでもある。
(応用例
家訓を選ぶこと。それは眺めを選ぶことでもある。
ん~違和感がない^^

たった一枚のチラシから、人生最大の買い物をさせるには壮大な物語が必要です。そしてそこには、おおげさすぎるほどのキャッチコピーが並んでいます。しかしたった一つの家訓から、人生を好転させる家訓づくりには、同じだけのセールストークが必要なのではないでしょうか?

 

こうしたマンション業界独特のキャッチコピーを文学としてとらえる「マンションポエム」は、大山顕(おおやまけん)さんによって提唱されました。大山さんの著書には、「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」などがあり、マンションの広告の大げさに表現を「マンションポエム」として命名し、日々研究を続けられている賢人です^^

 元ネタ:http://portal.nifty.com/kiji/130830161597_1.htm

 

今回の家訓ブログでは、マンションポエムを参考に家訓づくりのキャッチコピーを洗練していきたいとおもいます^^

 

■マンションポエム

 

=例題=

 ・私庭、高輪。 ようこそ、高輪の頂へ。

⇒借り物でない自分だけの価値観。ようこそ家訓の頂へ。

 

・やすらぎを極めた真の私邸。

⇒やすらぎを極めた真の邸宅。家訓のある風景

  

・上質を知り尽くすアーティストが創る、真の邸宅。

⇒本質を知り尽くすご先祖さんの知恵.家訓

  

やすらぎを究極まで昇華させる、地上47階・港区最高峰の超高層。

⇒やすらぎを孫の代まで昇華する、197ページの家訓づくりの最高峰 

 

・住まいを選ぶこと。それは、眺めを選ぶことでもある

⇒家訓を選ぶこと。それは人生を選ぶことでもある。

 

・都心にあって、喧騒の遥か。

⇒家訓があれば、喧騒はるか。

 

・川辺の安らぎに抱かれた、悠久の邸。

⇒家訓の安らぎに抱かれた、悠久の邸。

 

・名作を日常とする。

⇒家訓を日常とする。日常を家訓とする。

 

・深まる静謐を味わう、私領域。

⇒深まる静謐を味わう、家訓領域。

 

・歴史を継ぎ、今日を紡ぎ、明日を結ぶ、流儀の邸。

⇒歴史を継ぎ、今日を紡ぎ、明日を結ぶ、家訓の流儀。

 

・東京を頂く。

⇒家訓を頂く。

 

・時を超える価値を求めて。TIMELESS TOKYO

⇒ 時を超える価値を求めて。TIMELESS KAKUN 

 

・人生に高輪という贈り物

⇒人生に家訓という贈り物

  

 

う~ん、どれもぴったりくるではないか<(`^´)>

そもそも、家をまもる「家訓」と、家そのものを指す「マンション」の親和性は驚くほど高いのかもしれません。

 

数千万。都心では、数億もするマンション業界にあって、マンションポエムは、売れ行きを左右する大事なワードです。

慎重に、時におおげさに、業者さんが選んだポエムは、結局、価値観や、未来を暗示させる言葉が多く、そういった面でも家訓が求める価値観とシンクロするようです^^

 

1億のマンションを買っても、そこに家族の笑顔がなければ、コンクリートの牢獄です。逆に、家族の笑顔があるならば、バラックでも、アパートでも人生を豊かにしてくれます。

 

人生最大の買い物となるマンション。

では、なぜマンションを買うのか?それは幸せになるためです。

 

人は、たとえローンを組んだとしても、働き甲斐や、自分へのご褒美、そして家族と一緒に暮らす幸せをマンションのなかに投影するのです。

「幸せになるため・・・」そんなシンプルな目標を達成するために、4LDK にプラスして「家訓つき」の物件が求められます!

 

ディベロッパーの皆様、ぜひマンションの販売の際には、家訓づくりを推奨いただくことをお勧めします(^_-) 

人がいてこそのマンション。それは、今住んでいるご家族だけでなく、過去現在未来をつなぐ、家訓という「ぬくもり」が求められるのではないでしょうか?

 

 

 

 

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「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性

熊本県で、全国初の「家庭教育支援条例」が施行され注目をあびています

 

家訓二ストが暮らす茨城県でも施行にむけて関係者のなかで勉強会がはじまったそうです。

 

先日、家訓づくりプログラムの受講経験もある加藤県議から条例について教えていただきました

 

っていうか、これは家訓二ストと、日本の教育について千載一遇のチャンスです(ー_ー)!!

 

「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性について考察してみます

 

■くまもと教育支援条例の序文の紹介

 

(参照:熊本県教育委員会HP)

http://kyouiku.higo.ed.jp/page3558/page4345/

  

家庭は、教育の原点であり、全ての教育の出発点である。基本的な生活習慣、豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的な倫理観、自立心や自制心などは、愛情による絆で結ばれた家族との触れ合いを通じて、家庭で育まれるものである。私たちが住む熊本では、子どもは地域の宝として、それぞれの家庭はもちろんのこと、子どもを取り巻く地域社会その他県民みなで子どもの育ちを支えてきた。

 

 しかしながら、少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など、社会が変化している中、過保護、過干渉、放任など家庭の教育力の低下が指摘されている。また、育児の不安や児童虐待などが問題となるとともに、いじめや子どもたちの自尊心の低さが課題となっている。

 

 これまでも、教育における家庭の果たす役割と責任についての啓発など、家庭教育を支援するための様々な取組が行われてきているが、今こそ、その取組を更に進めていくことが求められている。

 

こうした取組により、各家庭が改めて家庭教育に対する責任を自覚し、その役割を認識するとともに、家庭を取り巻く学校等、地域、事業者、行政その他県民みなで家庭教育を支えていくことが必要である

 

ここに、子どもたちの健やかな成長に喜びを実感できる熊本の実現を目指して、この条例を制定する。

 

 

■家庭教育のキラーコンテンツ「家訓づくり」の可能性

 

序文は家庭教育の重要性を説いた名文で、異論をはさむ余地はないでしょう。ただし、「じゃ、具体的になにするの?」っとなると、地域でのセミナー開催や、ポスターの掲示・・・など、結局、従来型のしょぼい対策しか想定できません

 

重要性はわかっていても、いざ実行するとなると家庭ごとの価値観の違いや生活環境など実行していくうえでの課題が山積みであることがわかります

さらにプライバシーや、宗教観まで加味すると、できることなどほとんどないことになっていまいます(*_*)

 

しかし「家訓づくり」はこのような課題を一気に解決してきた実績があります。どのような利点があるか、改めて紹介していきます

 

① 価値観をおしつけるのでなく、家庭ごとに大事にしていくものを見つけるプログラムである

② 子供と一緒にルール(家訓)をまもることで、高い効果が生まれる

③ シンプルに楽しく家訓づくりに挑戦することができる

④ 誰でも講師ができる(費用がかからない)

 

ただせさえ忙しい子育て世代のママ、パパたちをセミナーにしばりつけておくことは、大変難しい課題です。ただしそこに楽しさがあれば、前向きに受講いただくきっかけになるし、さらに親子で楽しむワークショップ(例:消しゴムハンコづくり&家訓)を組み合わせれば、負担感なく、家庭教育へアプローチができる!っと家訓二ストは考えます。

 

「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性は異常に高い

っていうか、家訓以外の有効な対策があるなら教えてほしい!ぐらいです


ノーベル平和賞受賞にむけて、家訓二ストの出番が増える予感がします

関係者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております^^

 

 

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『家族という病』VS『家訓づくりの本』

 

 

 

 

 

 

 

 『家族という病』(作者: 下重暁子・出版社: 幻冬舎)が売れています。ベストセラーに名を連ね、現在30万部近くを売り上げているそうです。

 

「家族ほど、しんどいものはない。」という帯封のメッセージがこの本の購買欲を高める一方、それ以上でもそれ以下でもない、しょうもない本を買ってしまいました(ー_ー)!!

 

著作『世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方』も、実は、家族はしんどい・・・っという立ち位置で、本を書き始めています。

ただし、下重さんが、「自分」に逃げることで、家族との距離を保ったのに比べ、幡谷は、「ご先祖」さんに逃げることで、いけ好かない両親に告げ口をする!というポジショニングです。

 

誰しも「家族」というものに対して、諸手をあげて「家族に乾杯!」とか言えない葛藤を抱えて生きていくものだし、それは、10代でも、50代でもあるいは死ぬ直前まで、モヤモヤしたものと生きていく。それが人生だと思います

 

『家族という病』は、言いたくても言えない葛藤がある!というすべての方に、スッと心に入るタイトルで、パッと買われているという一点でベストセラーとなりました。

対して、家訓づくりの本は、おかげさまで増刷にはいりましたが、公称2000部という部数、100:0.7という完敗です(*_*)

 

ただし、アプローチ、あるいはタイトルの違いはあるものの、「家族」をテーマに、潜在的なニーズがある!ということが分かりました

 


彼をしり、己をしれば、百戦殆うからず。

改めて、仮想敵国たる『家族という病』を紹介させていただきます


概要:(「BOOKデータ」より)

日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。


ここで、本著の読んだ感想で打順を組んでみたいとおもいます


1.「家族ほどしんどいものはない」という帯がいい

2.「家族の話しだけの人はつまらない」と一冊自分の家族の話を書いた

3.被害者意識が高いが、大した被害にあってない

4.おばちゃん(著者)が中二病だ

5.その場の感傷ばかりで、普遍的な価値観がない

6.「家族」の定義に「ご先祖さん」が入っていない

7.引用するデータ(例)がおかしい

8.結局、何が言いたいのか分からない

9.やっぱりタイトルがすごくいい


結局、タイトルにまけて、70歳をすぎた「中2病」のおばちゃんの本を買ってしまったという結論です


家訓二ストのお届けしている「家訓づくり」では、理想の家族の構築にむけて、子どもでも、親でもなく、「自分」が襟をただすことだけを紹介する内容です。


例えば、子どもとの関係に悩むお父さんには、ご自身が、自分の親に孝行すること、あるいはご自身が、お墓まいりをすることでご先祖さんに感謝することを求めています。


子育ての基本は背中をみせること!

そしてそれでも足りなければご先祖さんのパワーを借りることを提案しています


自分自身の体験として、親との関係を悩み、反発した時期もながかったです。40才を超えた今も、結局、両親に感謝しながらも、憎み、反発し、安堵し、うっとおしいっと感じながら日々の生活をおくっています


無理に結論を出す必要もないし、その葛藤もエレルギーの一部なのだな・・・とは感じます。


大酒飲みで、ヘビースモーカーの父に反発し、幡谷は煙草も酒もしません。それは、おじいちゃんもそうだったと聞いています。一方で、一度酒をのめば無二の親友と語る父に比べ、幡谷は疑心暗鬼がひどく、友達が少ないのが欠点です。


結局、親と子。とくに男親と息子は、反発しながら、同化し、あるいは反面教師として自分の人生を歩むものです。でも、その男親も、自分の親の反面教師であるわけで、結局、おじいちゃんと孫、そして自分の親と、自分の息子と、ループしながら、価値観というものは輪廻を繰り返していることでしょう(p_-)


ひとは麦のみで生きるにあらず

「悩む」そのすべてが人生である!


ぼくは、家族との葛藤を、ご先祖さんとの関係、そして家訓づくりの中に応えをもとめ自分の人生を歩んでいます

「家族という病」、そして著作「世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方」。それぞれの提示にした答えに、正解はないのもまた真理です。


ただし30万部VS2000部というのは、いかにも分が悪く、ベストセラーに噛みつく、負け犬の遠吠えにしかきこえません(+_+)

今後も、セミナーやご支援いただく皆様のご厚情を賜り、30万VS1万部、あるいは、ノーベル賞の受賞で見返してやりたいと思います






 

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土曜学習と青年会議所と家訓づくり


 

 

 

 

 

 

■地域で支える教育環境

 

平成27年11月7日 広島県尾道市因島南小学校を会場に、因島JCさまの11月例会として、「家訓づくり、ひとづくり、道づくり」のお手伝いをしてきました

 

この日は、尾道市内すべての学校で、土曜学習を実施しており、各学校ごとに特色をいかした様々な取組を実践されていました。

 

因島南小学校では、土曜学習として

①子供たちへの道徳の授業

②親子での家訓づくり

③地域への貢献活動(お掃除隊)

 

上記のカリキュラムを用意されています。

 

地域と家庭、そして学校と見事に網羅した素晴らしい内容となりました。

この時の「地域」とは、校外活動を受け入れる住民の皆様だけでなく、例会の設えに奔走する青年会議所のメンバーのことも含まれます。

 

見慣れない黒スーツの一団が、学校にやってくることで、子供たちにもいい緊張感が生まれる?っと、校長先生がおっしゃってくださいました

 

今後、こうした取り組みが、因島だけでなく、全国各地に伝播することで、子ども達をとりまく教育環境が劇的に変わるのではないでしょうか?

そんな夢を感じる開催となりました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■土曜学習とは?

  

文部科学省では、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向けて、学校教育法施行規則を一部改正し、地域や企業の協力を得て、「土曜日の教育活動推進プロジェクト」を進められています。 

 

教育とは本来、「学校」「地域」「家庭」のそれぞれが子ども達のために不断の努力をし支えるものです。

学校だけではいけないし、もちろん、地域だけでもいけません。


多様化する社会にあって、子どもたちを取り巻く環境が激変していると言われていますが、シンプルに考えれば、飯くってクソして寝る、たかだか半径2~3キロのエリアの環境を整えるだけで十分だと考えます。


そして一番大事なのが「家庭環境」です。

土曜学習の推進などで、学校や、地域での取り組みが加速するなか、プライバシーの保護?がネックになり、一番大事な各家庭内での意識醸成が手つかずのままである現状があります。


家訓づくりプログラムの役割は、まさにこの「家庭教育」に手をつっこむこと、そして親子で改めて、なにが大事か?を考える場所となることを目指しています。


親御さんからは学校に対し、意見をする場所や教育委員会への訴えなど、たくさんのツールがあるなか、学校からの各家庭への「お願い」は、まさに「お願い」でしかありません。


こうした一方通行を、「地域」。とくに「青年会議所」が、家訓づくりなどの設えを通じて、良好な関係をつくれると幡谷は考えます。そして、こうした素晴らしい教育モデルが、因島だけでなく、新潟県の小千谷JCや、神奈川の小田原JCなど、続々と誕生しています。 

 


 

 

 

 

 

 

 ■土曜学習と青年会議所

 

画像は、尾道JCさんが独自に取り組む地域での道徳の授業の写真です。

 

尾道JCさんでは、エリア内の20をこえる小学校すべてに声掛けをし、趣旨に賛同いただいた10の学校で、「こころの授業」を実施しています

 

この「こころの授業」は、尾道JCさんが独自に開発した道徳のカリキュラムで、委員会メンバーさんが、講師として教壇にたち、ワークショップをまじえながら、さいごに感謝の手紙を書くという内容です。

 

道徳の必修化が進む中、教育現場では教材不足や、「道徳」の捉え方の問題など試行錯誤が続いています。

地域に根差す青年会議所が、教室をジャックし、生徒たちに直接伝えることの意義は大変ふかいものです^^

 

この道徳のカリキュラム化の際には、幡谷もお手伝いしています。 

しかし、肝心なのは内容よりも、学校という閉ざされた空間にJCのメンバーさんが教壇にたつ!という一点だ!っとの、激励をよせさせていただきました


こうしたLOMさんの独自のカリキュラムは、福島の二本松JCさんや、富山JCさんの偉人伝の取組など、実は、隠れたトレンドになっています


また日本JCでは、土曜学習に対応できる「徳育ゼミナール」や「領土領海プログラム」。「選挙をまなぶカリキュラム」など多くのコンテンツを有しています。

土曜学習を推進する文部科学省からも、青年会議所の活躍を期待されています。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■家訓づくりの役割

 

画像は、因島南小学校の校長室での写真です。

30年ぶりに?校長室にはいりました^^;

 

校長先生と因島JCさまの関係を拝見すると、強いつながりを感じました。

そうしたつながりは、一朝一夕で出来るものでなく、長い伝統と、地域に根をはる活動をされてきた実績が背景にあると感じました

 

校長先生からは、家訓づくりを通じて、お父さんお母さん、そして子供たちが、楽しく作業する様子が印象的だったとお褒めの言葉を頂戴しました。

運動会や、地域の活動があっても、「親と子」が一緒に作業する内容はこれまでなかったっとも、レビューをいただいています。

 

JCの目線からいうと、学校を筆頭に違う団体さまと協働の事業を行うことは、ただでさえめんどくさい議案書が、更にめんどくさいことになります。

 

しかし、その苦難の先には、これまで感じれなかったイノベーションがまっている!とも思います

 

改めて、全国で展開される土曜学習に、青年会議所の皆さんが活躍されること、そして「家訓づくりプログラム」がそのお手伝いをしていくことを夢想します^^

因島JCの皆様、ありがとうございました!

 

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○○で打線を組んでみた~大村先生の偉業をたたえる~

●●で打線を組んでみた

~大村智先生の偉業で打線を組んでみた~

 

若い頃に無駄にした時間が、人生で一番自由だったかもしれない

(アニータ・ブルックナー)

 

中井正広のブラックバラエティーの中で盛んに組まれていた?「●●で打線を組む」企画を覚えているでしょうか?

最初の頃は、野球好きの中居くんが、歴代の名選手の打線を組んでいたものが、番組末期になると脱線に次ぐ脱線で、プロ野球選手から、芸人。そして弁当のオカズで打線を組むまで成長しました

 

理屈とバンソーコは、どこまでもついてくる

理屈なんか抜きにして、バカバカしく楽しんでいきましょう^^

 

 

■お弁当のおかずで打線を組んでみた

 

1番 からあげ

2番 鮭

3番 豚の生姜焼き

4番 とんかつ

5番 ハンバーグ

6番 しゅうまい

7番 焼肉

8番 のり弁

9番 海老フライ

ピッチャー  幕の内

 

解説:もはや伝説となった「弁当のおかず」で組まれた打線です(*_*)。番組のなかでは、四番を誰にするか?で議論が沸騰、個人的には、から揚げを4番にすべきと考えますが、最強のおかずを一番とするのも一興。から揚げ=真弓っと置き換えれば、バース、掛布、岡田を要した80年の伝説の打線も思い出させます。

 

 

■関東の芸人で打線を組んでみた

 

1番 くりぃむしちゅー

2番 関根勤

3番 石橋貴明

4番 ビートたけし

5番 木梨憲武

6番 志村けん

7番 爆笑問題

8番 ウッチャンナンチャン

9番 さまぁ~ず

ピッチャー 萩本欽一

 

解説:4番のたけしさん、そしてピッチャーに欽ちゃんを要する打線です。3番、4番をとんねるずで挟むあたりに、「東京」を感じます。また6番にレジェンド志村けん。さま~ずが9番、そして控えにも、バナナマンなんかがいそうです^^ これは強い!

 

■関西の芸人で打線を組んでみた

 

1番 浜田雅功

2番 今田耕司 

3番 明石家さんま

4番 笑福亭鶴瓶

5番 島田紳助

6番 千原ジュニア

7番 雨上がり決死隊

8番 岡村隆史

9番 東野幸治

ピッチャー 松本人志

 

解説:四番に重鎮の鶴瓶、そしてピッチャーに松本人志という贅沢な布陣です。松ちゃんにかんしては、球界でいえば、ダルビッシュや、田中といった文字通りのエースです。2番の今田耕司はつなぎ役として最適、相手のピッチャーにあわせて、東野でもいい結果が残せます。5番島田紳助は、現在は、引退したため、雨上がりがクリーンナップに入り、ロンドンハーツのスタメン起用も・・・ 8番に岡村をおくというのが関西の選手層の厚さがわかります^^

 

■家訓づくりの素晴らしさで打線を組んでみた

 

1番 今日からすぐに実践できる

2番 で、すぐに結果がでる

3番 こどもがシャンとする

4番 親の自覚が生まれる

5番 躾がよくなる

6番 ご先祖さんへの恩返し

7番 家族のなかのギスギス感の削減

8番 費用もかからない

9番 自分の価値観をみなおせる

ピッチャー 人生を豊かにする

 

 

■いばらきで打線を組んでみた

 

1番 水戸納豆

2番 2位の広さだ霞ヶ浦

3番 筑波山

4番 なまってる

5番 マックスコーヒー

6番 偕楽園

7番 乾燥いも

8番 袋田の滝

9番 常陸海浜公園

ピッチャー 魅力度47(*_*)

 

 

■大村智先生の偉業で打線を組んでみた

 

1.イベルメクチンの開発に成功

2.特許を放棄し、無料配布に協力

3.10億人の命を救う

4.ノーベル賞 受賞

5.大村メソッドを導入 補助金に頼らない研究体制の構築

6.後進の育成のため資金を投入

7.20種以上の有用物質を発見

8.病院、美術館、温泉を地元に寄付

9.フィラリアの薬で、愛犬の寿命をのばす

ピッチャー 「ひとのため、役にたつことをする」という生き方

 

 

以上、思いつくままに打線を組んでみました^^

9人のレギュラーは、要素を9つ選ぶことから始まります。そして、打順に沿って、要素の特製や重要度をチョイスする楽しさもあります。

改めて打線を組んでみると、偉業や、見逃しがちなファクターが見つかるから不思議です

 

 

人生で一番無駄な日は、笑わなかった日である

E/E・カミングス)

 

ぜひ週末に、ゴロゴロしながら、森羅万象に打線を組んでみてください^^

人生の真実は、無駄のなかでしかわからない。

せっかく三連休を無駄にすごしてみたらいかがでしょうか?^^;


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家訓の母 橋本副会頭のお話し

画像はシニアの総会で再会させていただいた橋本副会頭(2011年)と次世代社会創造グループの常任理事川島さんを支えていた新井室幹事(当時)の写真です^^

 

いまでは、FBを通じ、親交を深めさせていただいるお二人ですが、2011年の出向時。とくに予定者の段かいでは、鬼、あるいは敵のように叱咤激励を頂戴した恩人でもあります(*_*)

 

橋本副会頭は、名古屋での全国大会で卒業生の代表スピーチも務められています。


そのスピーチでは、奥様に

「あなたの子どもは生めない」

との衝撃のカミングアウトをされたことを告白したものでした。


奥様の真意は、結婚後、家庭生活のなかで橋本さんは「ありがとう」っと言ってなかったため、「ありがとう」っといえない子どもを作りたくない・・・っという指摘でした。


その後、悔い改めた橋本さんは、奥様と和解し、ありがとうっと言えるようになり、子宝にも恵まれています。


今では、家訓の唱和も実践しているとのことで、家訓づくりの良き理解者でもあり、そもそも、プログラムの母でもあります。

 

単年度制をひくJCにあって、1月から運動をスタートさせるためには、予定者といわれる準備段階が非常に重要になっていきます。この予定者の2か月の地獄は、一生わすられないものです(>_<)

 

家訓づくりは、会頭からの指示にくわえ、家訓の母?橋本副会頭の導きによって制作させることに成功しています。たった2か月の間にプログラムの骨子や、プレゼンの資料、家訓づくりの関係資料に、家訓の冊子、展開するためのプランに、予算的な裏付け・・・トンネルをぬければ、そこも地獄(―_―)!! もう二度と味わいたくない思い出です。

 

妥協をゆるさない副会頭の指示で、制作段階の家訓づくりプログラムは、次世代社会創造グループの委員長の皆様に集まっていただき、何度となくご意見を頂戴していきました。構成はグチャグチャ、幡谷のしゃべりもグダグダの中、ブラッシュアップに努めました。

 

このグループの中からは、森本さん(当時・防災系の委員長 現・副会頭)や、小田剛さん(北九州JC)、そして次年度会頭を予定している山本さんも含まれていました。

当時は、議案とセミナーの骨子をつくるのに精いっぱいで、副会頭の指示も、グループの委員長の皆様からの叱咤激励も、届いていない・・・っというか、トンネルをぬければ新しいトンネルが迫る そんな毎日だったことを記憶しています。

  

JCの議論で、「手法ありき」というコメントを聞いたことはないでしょうか?

家訓づくりについても、この「手法ありき」の議論と戦っていくことになります。副議長として、福井会頭の所信を読み解いて制作したプログラムでしたが、「家訓」と「徳溢れる心」のつながりをプレゼンできず協議段階では、ボロボロでした(*_*)

 

「穂坂がやりたいだけちゃうん~」との声も多くあり(※当時議長の穂坂さんのこと)

普通なら落とされるところを首の皮一枚で、助けてくださったのがラインの新井室幹事、川島常任、橋本副会頭でした。

 

厳しい叱咤激励が終われば、今度は最高の味方となる。それがJCの飴と鞭です。結局、わずか2か月で家訓づくりプログラムを制作し、審議可決を頂戴し発信することになりました^^

 

2011年度は、東日本大震災もあり、1月の時点で審議を取らない限り全国への展開も不可能になっていた年でもありました。

 

 

こうして、家訓づくりの父・福井会頭の指示のもと、家訓づくりの母・橋本副会頭の導きを頂戴し、ノーベル平和賞候補作の家訓づくりプログラムは誕生したのです。


 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある~♪

 

家訓の父、福井会頭。そして家訓の母、橋本副会頭に改めて御礼申し上げます。

っていうか、「いいよ~家訓!」っとFB上で、声掛けを頂戴したのが今年のはじめ。唱和をはじめてから家族が変わってきたそうです。


・・・っと、今まで、唱和はしていなかったそうです(*_*)


・・・5年かけ、ようやく橋本家に家訓をプレゼントすることができました(-_-;)

お贈りした家訓本。東京オリンピックまでにお読みいただければ幸いです。


今後とも家訓の母として、見守っていってください<m(__)m>

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家訓の父 福井会頭との縁と因縁

 

 縁ー(えん、えにし)

《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。

 

『一本の線も、前世からの因縁である。』とは、京都の高僧の言葉です。

偶然にも似た必然が、出会いの中には含まれています。


10年のJC活動をへて感じるのは、ご縁のありがたさです。

画像は、福井会頭とのツーショットです。JCに入らなければ、老舗企業の代表をつとめる福井さんとお会いすることもなく、ご縁を頂戴することもなかったでしょう


10年、20年と同じ時間を過ごしていても、挨拶ぐらいしかしない「縁」もあれば、紙切れ一枚の辞令で、人生を劇的にかえる「縁」もある。それを「因縁」と呼ぶのではないでしょうか?

 

ウルトラの父がいる

ウルトラの母がいる

そしてタロウがここにいる~♪

 

皆様からご愛顧を頂戴してきた「家訓づくりプログラム」の制作過程のなかにも、たくさんの「ご縁」がありました。

 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある!

 

知られざる家訓づくりの「因縁」をご紹介していきます。

 

 

家訓づくりの父 福井会頭(2011年度 日本JC 会頭)のご縁

 

■日本JCへの出向と、「徳溢れる心」との出会い

 

幡谷が家訓づくりを始める、きっかけをつくってくださったのが、福井会頭です。

JCでは、出向者1000名、全国4万人ものメンバーが会頭がかかげる所信に従い運動をすすめていきます。

福井会頭が、示した所信は、混迷をふかめる日本にあって、徳溢れる心を醸成することが、様々な問題を解決していく糸口になることを示唆されていました。

 

当時、水戸JCから出向し、副議長の職を頂戴した際、この「徳溢れる心」を醸成させるプログラムを制作しなさい!というのが、私に課せられたミッションになったのです。

 

のちにノーベル平和賞を受賞することになる「家訓づくり」は、この所信から始まったのです。そう、家訓づくりの父は、福井会頭だったのです!



 

 

 

■徳溢れる心を醸成させるために・・・「家訓づくり」のプログラム化への挑戦

 

徳溢れる心を醸成させるためには、まず「徳」という分かったような分からない概念を紐解き、さらにそれを多くの方に伝える必要があります。

徳とは何なのか? 智・仁・義・礼!? グループ内で、禅問答のようなディスカッションを何度となく経て、幡谷には1つのアイディアが浮かびます。それは、「徳溢れる心」を分かりやすく伝えていくために、なにかツールが必要なのではないか?っと

 

このツールが、のちの「家訓づくりプログラム」となっていきます。そして、道徳は実践である!との思いも加わり、単に徳の概念を学ぶだけでなく、すぐに実践でき、さらに社会を確実にかえていく、そんな欲張りな宿題を課せられていくことになりました。

 

 

■トンネルをぬければ、・・・そこもトンネルだった

 

単年度制をひくJCにあって、1月から運動をスタートさせるためには、予定者といわれる準備段階が非常に重要になっていきます。この予定者の2か月の地獄は、一生わすられないものです(>_<)

 

家訓づくりは、会頭からの指示にくわえ、家訓の母?橋本副会頭の導きによって制作させることに成功しています。たった2か月の間にプログラムの骨子や、プレゼンの資料、家訓づくりの関係資料に、家訓の冊子、展開するためのプランに、予算的な裏付け・・・トンネルをぬければ、そこも地獄(―_―)!! もう二度と味わいたくない思い出です。

 

妥協をゆるさない副会頭の指示で、制作段階の家訓づくりプログラムは、次世代社会創造グループの委員長の皆様に集まっていただき、何度となくご意見を頂戴していきました。構成はグチャグチャ、幡谷のしゃべりもグダグダの中、ブラッシュアップに努めました。

 

このグループの中からは、森本さん(当時・防災系の委員長 現・副会頭)や、小田剛さん(北九州JC)、そして次年度会頭を予定している山本さんも含まれていました。

当時は、議案とセミナーの骨子をつくるのに精いっぱいで、副会頭の指示も、グループの委員長の皆様からの叱咤激励も、届いていない・・・っというか、トンネルをぬければ新しいトンネルが迫る そんな毎日だったことを記憶しています。

 

 

■敵は本能寺にあり?

 

JCの議論で、「手法ありき」というコメントを聞いたことはないでしょうか?

家訓づくりについても、この「手法ありき」の議論と戦っていくことになります。副議長として、福井会頭の所信を読み解いて制作したプログラムでしたが、「家訓」と「徳溢れる心」のつながりをプレゼンできず協議段階では、ボロボロでした(*_*)

 

「穂坂がやりたいだけちゃうん~」との声も多くあり(※当時議長の穂坂さんのこと)

普通なら落とされるところを首の皮一枚で、助けてくださったのがラインの新井室幹事、川島常任、橋本副会頭でした。

 

厳しい叱咤激励が終われば、今度は最高の味方となる。それがJCの飴と鞭です。広く国民に運動に発信するにあたり、身内であるメンバー、役員さんさえ説得できないプログラムに未来はありません。JCの叱責も助言も、運動を前に進めるための、協働作業です。2か月の間、多くのご縁を頂戴し家訓づくりプログラムは、誕生しました!

2011年度は、東日本大震災もあり、1月の時点で審議を取らない限り全国への展開も不可能になっていた年でもありました。

 

 

こうして、家訓づくりの父・福井会頭の指示のもと、家訓づくりの母・橋本副会頭の導きを頂戴し、ノーベル平和賞候補作の家訓づくりプログラムは誕生したのです。

 

 

■さいごに

100の説法、屁1つ。どれだけ立派なお経や、道徳も、1つの屁にはかないません。

行動をともなわない理屈は、どれだけ素晴らしいものであっても、所詮はオナニーです。

 

家訓づくりプログラムでは、道徳を行動に還元していくことを狙っています。そして、「靴をそろえる」「ご飯粒をのこさない」といった日本人として受け継がれてきた、ごくごく普通の価値観こそ、次代に引き継ぐ、かけがいのない宝であるとの結論に達しました。

 

家訓づくりプログラムの制作者は、穂坂泰議長です。わたしは副議長として制作の責任者だったにすぎません。また当時の徳溢れる心醸成会議50名の出向者全員でつくったプログラムでもあります。

 

5年の時がすぎ、いまも日本JCのライブラリにプログラムが登録いただいていることに感謝の言葉も尽きません。いまではJCの枠をこえ、PTAや様々な団体さまからのオーダーも入るようになりました。

 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある~♪

 

家訓の父、福井会頭。そして家訓の母、橋本副会頭に改めて御礼申し上げると共に、今後の飛躍を約束し、これからもご恩を返していくことをお約束します。ノーベル平和賞受賞の際には、一緒にストックホルムにいきましょう^^

 

ありがとうございました!

 

 

 

 



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家訓エンターテイメント論~ディズニーランドをぶっつぶせ!~

脂肪は厚いが器が小さい家訓ニストです。自分より上手くやっているヤツをみると、心から失敗することをのぞみ、あわよくば、乗っ取ってやろうっと画策しています


さて、そんな上手くやっているヤツの代表が、アメリカから来たディズニーランドではないでしょうか?


家訓づくりをエンタテイメントと考えると、一番うまく回しているのが、ミッキーです。ノーベル平和賞をとるのに、きれいごとばかりではすみません。まずは、ディズニーランドをぶった倒し、お金も、子ども達の心も、取り戻す必要があります



『家訓エンターテイメント論』

~ディズニーランドをぶっ倒せ


エンターテインメント(英: entertainment)とは、人々を楽しませる娯楽をいう。抽象的な意味をもつ言葉であるが、楽しみ、気分転換、気晴らし、遊び、息抜き、レジャーなどが類語となっており、エンターテインメントにはそういった意味合いを含む。似た意味を持つ言葉としてアミューズメント(英: amusement)も娯楽を指して使用され(アミューズメント施設など)、エンターテインメントの範疇に含まれる。


世の中には、たくさんのセミナーが溢れています。 経営セミナーや、自己啓発型。スキルアップに、まちづくり、ひとづくりっと・・・ しかし、どれだけ充実した時間を過ごしても、自分自身、身についているか?となると課題があります。 9割はつまらない(>_<)。そして、おもしろい1割であっても、興奮があるのはその日の夜の懇親会まで。結局、次の日の朝になるといつもの一日が始まってしまいます。


家訓づくりプログラムの制作者として、制作にあたり、意識したのが、「面白い」こと。 どれだけいいことをいっても、つまらないセミナーには、広がりや、訴求力はありません。 そして、家にかえり、翌朝に忘れる・・・のでなく、翌朝から始まていただくために、「家訓」というツールをつかい、一家で唱和いただくことを推薦してきました。 今回は、この「面白い」ところにフィーチャリングし、「楽しくなければセミナーではない!」信念を生んだ背景をもとに家訓づくりプログラムを総合エンターテイメントに見立て研究してみたいとおもいます。


セミナーを構築するにあたり、幡谷は3つの基本方針をたてていました。

① 面白いこと

② シンプルであること

③ 時間が短いこと



そして、セミナーのお手本として想定していた仮想敵国は、ディズニーランドです<(`^´)> たとえば、アンケート結果を、ディズニーランドを参考に検証してみたいと思います セミナー後のアンケートをみると、必ず「時間が短かった」とのコメントが寄せられます。


バカ正直にとらえると、90分のセミナーを、100分、200分とする方がいいともいえますが、実は時間へのコメントは、チックタックっと動く秒針のスピードでなく、「印象」の違いであると家訓二ストは考えます。 つまり、「短った」との印象は、セミナーに集中していただいた証拠であり、また、「時間がない」=「物足りない」という感覚は、セミナーへのリピーターを増やしたり、あるいは家に帰ってから家訓について考えてみる!そんな効果も期待できるものです。


これは、ディズニーランドでも実践されている心理学です。ランドの広い園内において、100%の満足感を提供するのでなく、「ビックサンダーマウンテンに乗れなかった」とか、えっトイレの前に隠れミッキーいた!?」っとか、常に「物足りない」=「また来たい」という印象を植え付けることが、印象をコーディネイトする重要なファクターになっていくのです。


ディズニーランドでは、こうした心理学を巧みに利用し、来園者に非日常を体験してもらうために様々な仕掛け用意されています。様々なキャラクターによるショーだけでなく、園内に、時計や、鏡がない点、そしてキャストと呼ばれる従業員さんが心地よい空間を演出くれます。


そして、ディズニーランドが30年以上にも渡り大人気を誇り、90%以上のリピーター率を誇るのは、施設もさることながら、そこに働く一人一人がディズニーランドで働くことの意味をしっかり、理解し行動しているからと言われています。だから、他の遊園地にどんなアトラクションが出来ようと、ディズニーランドはプレミアムのポジションで居続けられ、長い間人気を保ち続けています。 プレミアムな空気は、一つの隙も見せては行けません。施設や製品などのハード面。サービスや接客などのソフト面。すべての面で、プレミアムでなければいけないのです。


ただ、プレミアムを標榜しながらも、そうなっていないブランドも多数存在します。 家訓づくりプログラムでは、エンターテイメントの勝ち組となるため、プレミアムな空気をつくるためにこんな工夫をしています。


・キャスト(トレーナー)がつくる空気感

・のりのりの音楽

・雑談も大歓迎!


※逆に、セミナー中、一番の敵となるのがスマホです(>_<)


そしてこのプログラムのコア(核)は、受講者のお一人おひとりが、ご自身が育ってきた環境を振り返り、お父さん母さんから言われたことを思い出すワークショップに集約されます。

普通のセミナーでは歓迎されない雑談も、ワークショップの効果の1つと考え、受講一人一人が、自身の体験や、親父、おふくろとの思い出を語っていただくことに深い深い意義が生まれます


またご自身だけでなく、グループ内の参加者の様々な思い出や子育て論、に共感することで、小さいコミュニティーが発生していくのも特徴です。


何億もするマシーンや、CGを使わなくても、エンターテイメントとして成立するのには訳があります。たとえば、受講者をくるしめる「家系図づくり」も、このディズニーランド理論をいかし、ジェットコースターに乗った時のごとく、普段意識しない価値観をグラグラさせるために採用しています。


ウォルトディズニーだって、所詮はアメリカのおっさん。おっさんに出来たことが、僕に出来ない理由もありません。


家訓ランドの建設にむけ、家訓二ストは打倒ディズニーランドを目標にこれからもがんばります^^


1日しか買えない夢の国のチケットは、4~5000円。

一生つかえる家訓のチケットは、90分、そして価格は驚きのゼロ円です。



ディズニーランドは楽しい。そして教育された意識の高いキャストさんが、夢の国を演出してくれる極上のエンターテイメントです。

しかし、家訓二ストはランドは砂上の楼閣と感じています。楽しいけれど、中身がない。楽しいけど、歴史がない・・・


たとえ、ほったて小屋でも家訓二ストは地に足がついたエンターテイメントを作ってきました。高校生ぐらいの時、何をするわけでもなくダラダラ、友達とくっちゃべってたことを思い出してみてください。何の生産性もない会話であっても、その時、その時間はスペシャルなものではなかったでしょうか


いつから娯楽をお金で買うようになったでしょう?面白いことなんて自分で決めればいいこと、ディズニーランドの怖さは、人間のもつ根源的な豊かさを食いつぶいている点です。 日本には古くから「ハレ」「ケ」という考えを受け継いできました。「ハレ」とはお祭りなどの非日常をさし、「ケ」とは「日常」を指します。 ディズニーランドは、いまや日本一の動員力を誇る「ハレ」の日。家訓二ストが創るものは、「ケ」の日です。


家訓づくりは、一流のエンターテイメントにして、一生つかえるキラーコンテンツです。「ハレ」を小さいランドに詰め込んだディズニーランドに比べ、家訓二ストのセミナーは、90分の「ハレ」(お祭り)は、濃密に「ケ」をつくる類のものです。自分自身も忘れている「ケ」の中に潜む面白さや、尊さを「ハレ」(セミナー)のなかで楽しむ古くて新しいエンターテイメントなのです!

 

 

イッツ ア スモールワールド

家庭という最も小さな単位から社会を明るく豊かにかえていきましょう

 

家訓づくりをきっかけに、幕張までいかなくても、皆様の家庭の中に、ランド(夢の国)を建国していってください^^ 

 

 

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家訓の可能性~復興と減災への効果~

人々に大きな恵みを与えてくれる大自然も、ときには、牙をむき、我々の生活を大きく変えてしまうことがあります。


人間の能力では自然には勝てません
しかし人間には知恵があります。


経験を教訓にかえ、対策をしていくことが人類の知恵。
そして今、知恵を更なる高みに誘う家訓づくりの可能性が注目をあびています^^


家訓づくりがノーベル賞をとってしまう理由もそこにあります。
減災、防災。そして何事もないふつうの一日をつくる、それが家訓づくりです(ー_ー)!!

  

東日本大震災で、東北の沿岸地域が津波による甚大な被害を被ったことから、政府は今後の対応策として、数兆円をかけ、新たに440の防潮堤を、東北の海岸に建設しようとしています。防潮堤の効果については懐疑的な見方もあり、建設が計画されている地域の住民を二分する論争にもなっている。

 

 海外各紙は、防潮堤計画が「日本の万里の長城」と呼ばれていることを紹介。その効果を疑問視する意見があると、伝えています。

 

  東北大震災のとき岩手県普代村では、3000人の住民が、高さ15メートルの防潮堤のおかげで助かった。しかし、釜石市では、当時ギネスブックで世界一巨大と認定され、1200億円を投じた防波堤を津波が破壊。その内側にあった防潮堤も波に飲み込まれ、役に立ちませんでした。

 

東京大学の都市計画の専門家、クリスチャン・ディンマー助教授は、ガーディアン紙に「防潮堤が人命を守る可能性はあるが、それは実際の津波の高さと到達高度が想定を越えなければの話」と述べる。津波の高さは予測不能で、どんなに高い防潮堤でも、その効果は絶対ではないとしています。

  

日本に並ぶ地震大国として知られるチリで、9月16日にチリ沖を震源とするマグニチュード(M)8.3の地震が発生しました。その後チリ北部沿岸を津波が襲い、この地震と津波により18日夜の時点で13人の死亡が確認され、6人が行方不明になっています。

しかし、犠牲者の数は、マグニチュード8.8の地震と津波が起きた2010年2月より、はるかに少なかったそうです。このときは約500人が命を落としていました。

   国連国際防災戦略(UNISDR)のマルガレータ・ワルストロム(Margareta Wahlstroem)代表はチリの地震対応についての声明の中で、「チリは、素早く復旧できるインフラの整備、早期警報システム、都市計画に投資したことによって、今回は大きな地震だったにもかかわらず犠牲者の数を低く抑えることができた」と述べています。

  

 5年前、チリ当局は、地震が起きた直後に混乱した情報を発表。津波警報が解除されて住民が沿岸部の自宅に帰ってから数時間後に大津波が襲い、100人以上が犠牲になりました。

 

 この失敗を教訓とし、今回は、地震発生から数分以内に海軍が全国に津波警報を発令。徐々に自宅に帰り始めていた100万人が避難した。「100万人を避難させたことで5年前の人命損失を繰り返さなかった」とワルストロム代表は指摘しています。

チリは火山の噴火や地震が多い国です。そこでチリは何年も前から、耐震システムや、地震の震動から建物を守る免震システムを取り入れ、耐震化を進めてきました。

 

また、チリ緊急災害対策庁(ONEMI)も、避難訓練をたびたび行い、学校を訪ねて地震のシミュレーションを実施するなどして、国民の防災教育に力を入れているそうです。

 

チリ政府は、替え難い経験を教訓にかえ、見事国民の命を救いました。

チリ政府の対策は、耐震化は「ソフト面」の勝利だったのではないでしょうか?

 

 現在、日本では海岸線に防波堤をつくっていますが、これはハード面での対策です。15mをこえる津波には、何の意味もなく、ギネスにも認定された防波堤でさえ、わずか数十秒、波の被害を遅らせただけでした。

 

 津波は怖い。しかし人間には知恵がある。

地震発生後、津波がやってくるまで30分以上の時間はあるそうです。

 

地震があった際には1も2もなく、すぐに高台に逃げること!

この時、車での避難はしない。

心配であっても、避難時の集合場所だけきめておく、そして子どもや家族を迎えにいかない。

最後に、津波警報が解除されるまで、絶対、街には帰らない事っ!

 

これがパーフェクトな津波被害を食い止める実践例です。 命を守る対策は、ハードよりソフトが大事です。 「家訓づくり」が復興に、そして減災に役立つのは、このソフト面での効果です。

 

ここで「家訓」の優れた効果を紹介させていただきます。  

1.経験を教訓にかえる 

2.減災への意識を高める 

3.子子孫孫に未来永劫に教訓を伝えることができる 

 

なおかつ、金がかからない(ー_ー)!!

  

津波の被害を抑える対策はシンプルで、とにかく逃げること。 チリでは、これをサポートするために避難路での表示の徹底と、年に数回実施しているという避難訓練の賜物であったとレポートしていました

 

 

ヒトの世は忙しい、そして人は、様々なことを忘れていく動物です。そんな人の営みのなかで「意識」を減災につなぎとめることは並大抵のことではないことではありません。 わたし達のご先祖さまも、波の到達地点を神社にしたり、石碑を建てたりしてくれましたが、貴重な教訓を無為にしてしまったようです。

 

今、数兆円をかけ防波堤をつくる工事が急ピッチではじまっています。

この決定はお金はかかるが、そんなに難しい問題ではありません。ようは金の問題だからです。

ただし、前述のとおり効果の面では期待できません。でも、「対策をした」という一点で、関係者の溜飲をさげる効果は期待できそうです・・・。つまり対策の対策。あるいは「言い訳」のための対策とも言い換えることができます。

  しかしソフト面の対策は、お金はかからないが手間がかかります。なおかついつ来るかわからない津波のために、10年、100年、1000年と時間をかける必要もあります。

 

 お金はかからないけど、徹底するのにしんどい「ソフト面の対策」 簡単にできるけど、お金もかかるし、ぶっちゃけ効果も低い「ハード面の対策」

  この2つの矛盾する対策をつなげるのが、「家訓づくり」と改めて提言します。

 

過去の多くの開催では、この減災への意識を高める効果を家訓づくりのセミナーの中で紹介してきました。 今回、開催を予定している浪江JC,南双葉JC,兵庫ブロック西宮JCの共催によるキャンプの事業では、参加いただくご家族に家訓づくりセミナーを受講いただく予定です。

 

とくに20年前の阪神淡路大震災で被災の経験のある西宮と、いまなお地震と、放射性物質の問題で苦しむ福島湾岸部の地域がタッグを組んで、福島の未来を占う事業となっています。

 

家訓づくりは、転ばぬ先の杖。ありきたりの日常を全力でサポートするプログラムです。 そして、震災の経験を教訓にかえるため、トレーナーとして一緒に勉強していきたいと思います^^

 

ノーベル平和賞を受賞(予定)するには訳がある!

減災、防災にも役立つ家訓づくりプログラムの新たな可能性にご注目ください

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陰徳のすゝめ

 陰徳あれば必ず陽報あり


解説=

「陰徳」は、陰で得を積むこと。

「陽報」とは、はっきりと現れるよい報いのこと。

『淮南子・人間訓』に「陰徳有る者は、必ず陽報有り。陰行有る者は、必ず昭名有り(人知れず徳を積む者には必ず誰の目にも明らかなよい報いがあり、隠れて善行をしている者には必ずはっきりとした名誉があるものだ)」とあるのに基づく。

 

  

全国で家訓づくりをすすめる中で、埼玉県朝霞市での開催の折、こんな創作家訓をつくられたお父さんがいらっしゃいました。

 

「ありがとうと言おう。そして、ありがとうと言われる人間になろう」

 

自分が幸せになるための一番の近道は、他人を幸せにすることであるとも言います。

しかし、本日ご紹介する「陰徳」は、他人のために汗をかきながら、なおかつ、他人から「ありがとう」と言わせないストイックすぎる精神です。

 

末っ子体質の消えない家訓二ストは、いつもどこかで褒めてもらえることを期待しています。しかし、気づかせない優しさこそ、本当の優しさなのかもしれません。

 

今回のブログでは、そんな「陰徳」の世界を探求してみたいと思います

 



陰徳あれば必ず陽報あり

【出典】『淮南子』

 

 

アーティストのジョンレノンは、奥様が日本人(オノ・ヨーコ)だったこともあり、日本文化に造詣の深い人物でした。そして、そんなジョンが、一番愛した日本語は、『OKAGESAMA(オカゲサマデ)』という言葉だったそうです。ジョンはこういっています『OKAGESAMAは、世界のなかで、もっとも美しい』っと・・・

 

日本では、人が自分ひとりの力によらずに、神仏や、祖先や、自然や、あらゆる人々である世間の「お蔭」を蒙って生きていると、考えられてきました。

 

「カゴに乗る人、担ぐ人。それまたワラジをつくる人」 という言葉があります。お世話になった方に「ありがとう」という。ここまでなら大抵の人ならできるはずです。

しかし、ワラジを編んだ人に、「ありがとう」といえるでしょうか?

 

同じように、カゴをつくった人、あるいは、道を整備した人、掃除をした人、送り出した人、待っている人・・・ 私たちの日常は、目に見えないたくさん「ありがとう」で作られています。

 

そして「ありがとう」という感謝の代わりに、それぞれが、それぞれの場所や時間で、精一杯ひとのために生きることが何より尊いことです。この時の「ひとのため」とは、早起きして、町内の掃除をしろ!という意味でなく、それぞれの役割のなか、お父さんはお仕事を通じて、誰かの陰となり、あるいはお母さんは、一生懸命、家事するなかで、また誰かの陰となり、そんなやさしい循環で社会をつくっていくべきだ!っとわたし達の先祖は伝えてきたのかもしれません。

 

「おかげさま」の理論とは、世の中の「お蔭」への感謝の気持ちを、自分の日常の中で恩返しししていくこと。そして自分自身も誰かの「陰」になることで、世の中はハッピーにしていくものです^^

 

そして、一歩進めば、「おかげさま」=「陰徳」と考えることもできます。

 

目に見えないたくさんの人の善意。これを総称して「陰」そして尊称をつけ「お陰様」っと表現しているとニストは考えます。

 

ビートたけしの母、さきさんも、同じような発言をされています。

「ありがとう、と気づかれるような優しさは、自己満足だ」という名言をのこしています。

 

ひとしれず、そしてさりげなく、ひとに優しさがふるまえるようなそんな男になりたいものです^^;

 

ひとりは誰かのために、誰かは一人のために

「陰徳」をつみ、社会を明るく、そして阪神を優勝させましょう^^

 

 

 ※陰徳こぼれ話


陰徳とネットで検索すると必ず出てくるのが、安田グループの創始者・安田善次郎のお話です。陰徳を実践されていた善次郎は、起業家として数々の事業を成功させる一方、えげつない商法をとっていたことから、世間から金の亡者だとバッシングをうけ、人生の最期は、暗殺される憂き目にあいます。


暗殺されたのに当時の新聞は、「それみたことか!」との論評が多くしめ、一代で財をなした成功者は悲運の人になってしまいました。


しかし、善次郎の死後、人知れず大きな寄付をしていたことが判明します。その代表例が東大に立つ大講堂です。この大きな寄付を善次郎は匿名で実現しています。なおかつ「陰徳」を実践する男は、自分の名前が出ないようにお願いしていたそうです。

いまも、東大にたつ安田講堂は、死後、その名をつけたものです。遅すぎる名誉回復となりましたが、善次郎にとっては、快心の「陰の徳」だったのかもしれません。


「陰徳」のひと、善次郎。実はジョンの嫁、オノ・ヨーコは善次郎のひ孫にあたります。

時と、国をこえ、善次郎の精神は、ジョンレノンによって詩となり世界をかけめぐったのかもしれません^^


陰徳あれば必ず陽報あり

世界中の人が陰徳をこころがけ、褒められることも求めず他人のため誠実に生きることができたなら、戦争も、イザコザもなくなる世界になるかもしれません。陰徳な世界をイマジンです^^




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反省点の整理~友部RCでの講話~

反省だけなら、猿でもできる・・・

 

これまでにない開催となり、自分なりにたくさんの反省点がありました。またこの反省を自分で忘れないようブログでアップしておきます。

 

猿から人間になれるよう

家訓二ストによる家訓づくりの進化論です(^_^;)

 

  

平成27年9月8日 友部ロータリークラブで講話をもらせていただきました。

 

友部RCには、水戸JCの入会同期の玄ちゃんが所属しており、今回の機会を設えていただきました

 

親父も水戸RCに籍を置かしてもらっていますが、いつもと違う客層(受講者)とまどいながらの講話となっています。

 

平均年齢65歳。最高齢92歳のセミナーです(*_*)

オーバーエージでの開催ですが、結局、食いつくとこは、一緒だったのかもしれません。おじいちゃん?を甘くみてしまいました(^_^;) 

そして、92歳の方のおじいちゃんっとなれば、もうほぼ江戸時代です! そんな話を引き出す講師になれるよう幡谷もがんばります

 

自分のスキルのなさに落胆するばかりですが、

今回の講話の反省と改善点を自戒のためにアップしておきます

 

 

■対象

いつもは、30~40代の皆様が多い所、今回は平均年齢が60オーバー。そして最高齢は92歳といった構成でした

またお聞きになられる皆様も、経営者ということもあり、子育てはとっくの前に終わっていることが前提となります。そこで幡谷は、社訓よりの家訓のお話をする組立を採用しています

 

■内容

社訓よりの家訓っということで、トヨタと松下電器の例をとり、創設者の思いを引き継ぐことの重要さと難しさを紹介しました

 

■組立 (全体で20分)

5分 自己紹介&家訓づくりのこれまでの軌跡

5分 家系図づくりのワークショップ

5分 トヨタと松下の比較

5分 家訓(社訓)の大切さと、自分の会社での活用のおすすめ

 

■反省

・受講者のリアクションを受け取れず、ちょっとあせった

・家系図づくりのワークショップはうけた

・逆に、社訓の話はすべった

 

■改善点

・冒頭のつかみ、とくに自己紹介(JCでない方へ)に課題があった

・社訓寄りの話でなく、とことん家族の話をしたほうがよかった

・上記について、自分のプログラムを信じきれなかった自分に猛省

・ぼくの構成が悪かったのに、受講者自身が親から言われたことを披露くださり、なんだかんだで盛り上がった(※想定外((>_<)

 

 

 

■組立について

普段は60~90分のセミナーを開催しているなか、20分の時間はあまりに短く、どのエッセンスを紹介するべきなのか?迷ってしまいました。

実はこれまでの開催のなかでも、この15~20分の時間でのプレゼンの機会があり

一度目となった11年の北海道ブロック稚内でのプレゼンでは、大枠の説明に終始し、会場全体がだだすべり、何のために稚内まできたんだ・・・っと、帰りの飛行機の中で、死にたくなった記憶があります。

また、2度目は茨城ブロックでのオセロの説明会の席で、この時は北海道での反省をいかし、家系図づくりだけをさせ、まあまあ好評でした^^

 

■結論

ヘッドトレーナーたるもの、90分のセミナーが、急きょ3分しか時間がもらえなくても過不足なく、受講される皆様に本質を伝えなくてはいけない!

っと、トレーナーの先輩から言われた金言を思い出しました

   

短い時間だからこそ、本質をつく必要があり、また細部の説明ができない以上、内容よりも、印象に特化したプレゼンをする必要がありそうです。

15分という限られた時間のなかでは、逆にワークショップだけする方が、効果も期待できそうです。

 

反省点があるっということは、それだけノビシロがある!という証拠です。

幡谷哲太郎、気分一新、これかもガンバります^^

 

 

 

こちらの画像は、今回斡旋いただいた玄ちゃんです^^


初の講話となりましたが、この講話には、嬉しい副産物がありました

それは、家訓の本が売れる!っということです


この日は11冊をお買い上げいただき、一日の販売数として過去最高を記録しました^^


なんかずるしているようですが、本を出したことで、講話だけでなく、帰ってからも本を通じ家訓の素晴らしさに触れてもらえそうです。


出版は、セミナーだけでは伝えきれない魅力を伝えるツールにもなるのだな~っと感じた開催となりました


玄ちゃんありがとうね^^

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受けた恩は石に刻め~西宮JCさまのお話~

 

 

 

 

 

 

 

 

かけた情は水に流せ 受けた恩は、石に刻め。


お話は2012年2月までさかのぼります。

家訓の神と言われる幡谷ですが、セミナー開催時には、私自身が一番、勉強させていただいています。


今日は、2012年2月に開催いただいた西宮JC様とのご縁と、時をはさみ、15年9月20日に実施させていただく家訓の不思議なつながりと合わせて、JCの素晴らしさをブログで紹介させていただきます。



「かけた情は水に流せ、受けた恩を石にきざめ」との格言をご存知でしょうか?

のどもと過ぎれば何とやら、自分自身も頂戴した御恩をいつの間にか忘れてしまうことが何度もあります。


受けた恩をいつまでも記憶しておく。そして時をまち、相手が困ったときには、その恩に報いるべきだと感じています。

そんな教訓を実践してきた西宮JCさんです。


2012年、西宮で、家訓づくりプログラムを開催した際、感動的な理事長挨拶を伺うことができました。


当時は、東日本大震災発災から約1年。ようやく復興への道筋がつきはじめた一方、福島では、原子力発電所の事故の影響により、先の見えない戦いが続いている時期でした。


吉岡理事長(当時)は、例会の冒頭の挨拶で、熱い熱いメッセージをメンバーに発しました。


西宮JCの事務局には金庫があり、その中にはお金でなく一冊の古ぼけたノートが保管されているそうです。

そのノートには、1995年阪神淡路大震災の際にお世話になった友好LOMさまの名前が刻まれており、代々の理事長は、このノートに記された、ご恩を必ず返すことを誓ってきたそうです。


そして2011年東日本大震災の発災。被災経験のある西宮JCさまでは、支援物資や現地での支援に駆けつけたことは、言うまでもありません。


この日の例会のスピーチでは、復興支援から1歩進んで、放射線の被害に苦しむ浪江JCさまと、友好LOMを結び、徹底的に支援していく必要性をLOMメンバーに訴えかける内容でした。


西宮JCでは、阪神大震災でのご恩を返すために、1つのLOMを10年、20年と継続して支援する道を選択したのです。 その後、西宮JCさまでは、浪江JCに友好ロムの締結を打診。また線量の高い被災地域の視察等を実施されたことをWE BELIVEの誌面上で拝見しました。


被災地だからこそ分かる苦しみと、被災地だったからこそ出来る本物の支援に、ただただ驚くばかりでした。

「こんなすごいロムがあるんだ・・・」っというのが当時の幡谷の感想です。


それから4年。2015年9月19日~21日の日程で、浪江JC、南双葉JC、西宮JCさまの共催による被災地での親子体験事業のお手伝いのため、家訓づくりプログラムを開催させていただくことになりました^^


単年度制のJCにあって、複数年にわたって継続し支援を続けることは並大抵の覚悟ではできません。そして、口ばかりの支援でなく、5年たった今でも、西宮JCのメンバーさんが現地まで足を運び、一緒に汗を流しがら、1つの事業を構築されていることに、改めて驚かされました。


JCってすごい!


幡谷が担当するのは、西宮から参加される親子づれの皆様と、被災地で生活するご家族とが一緒に家訓づくりに挑戦する部分でのお手伝いです。


昨年もセミナーを開催させていただいた南双葉JCの小野田直前理事長からは、被災地の現状を知っていただき、また教訓として、今後の減災、そして健やかな子どもたちの成長を助けるプログラムにしてほしいとのオーダーを頂戴しています。


かけた情は、水に流せ 受けた恩は、石に刻め


今、福島でしか出来ない体験がある。

そして、今。福島でしか発信できない価値観がある。


家訓づくりプログラムに新たな命を吹き込んでもらった面持です。 頂戴したご恩に報いるためにも、福島での親子の体験家訓を成功させます!

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99%の人が実践しない人生を好転させるたった1つの事~家訓づくりのすゝめ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家訓二スト協会(仮)では、家訓の素晴らしさとつくり方を伝えるため、広く全国で講演活動を行っています。この度、家族のルールを定める「家訓」に注目し、PTAや青年会議所などで研修を行ってきた5年間のノウハウを凝縮した育児書「世界一簡単な『幸せを招く家訓』のつくり方」を発刊させていただきました。

 

現在、家訓をもつ家庭はほとんどなく、ベネッセの調査では7割の家庭に家訓がなく、さらに家訓二スト協会の調べでは99%の家に家訓がありません。

 

しかし99%の人が実践しない「家訓」という習慣に、人生を好転させる秘密が隠されています。改めて家訓の素晴らしさを紹介させていただきます。

 

 

■家訓は「しつけ」を身につけさせる最良の手段

 

躾(しつけ)とは、「社会生活をする上で、相手に対して失礼にならない作法が身につくように、人を仕込むこと」とされています。躾ができていれば、人間関係が好転し、たくさんの良縁に恵まれるのではないでしょうか?

 

昔から躾は、日常生活のなかで繰り返し叱られることで身につけてきたスキルです。ただし、おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らす、核家族化が進んだ現在では、日本人としての知っておくべき、最低限のマナーも、おぼつかないというのが現状です。

そんな躾を伝えるためのツールとして、家訓はとても有効です。たとえば「靴を揃える」や「あいさつは目を見てする」などの、本当に簡単なことを家訓にし、躾を次の世代へ伝える必要があります。

 

■伝えることで財産となる

 

偉業をなしとげた歴史上の偉人は多くの家訓を残しています。たとえば、伊達正宗は、「朝夕の食事うまからずともほめて食うべし。」というアットホームな言葉を、また徳川家康は、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」との遺訓をのこしています。

家訓とは、人生の良い経験、悪い経験を、子どもたちに、伝えることで教訓(財産)として残していくものです。

 

■世界一簡単な家訓の作り方とは?

 

たくさんの素晴らしい効果のある「家訓」ですが、その作り方をレクチャーする素材がない課題がありました。そこで、難しくとらわれがちな「家訓づくり」をシンプルに楽しく学ぶセミナーを開発したものが、「家訓づくりプログラム」です。

 

伝えるべき言葉、その選定があなた自身を現します。

たくさんの価値観が氾濫する現代にあって、先祖から伝えられてきたシンプルな価値観を見直す必要があります。

  

 

道徳とは実践です。家のルールをみんなで守る素敵な習慣がひろがることで、道徳心にあふれた子供たちはもちろん、ピカピカの地域や社会が広がっていくことを夢想します。

 

99%の人が実践しない家訓というシンプルな習慣が、あなたの人生を豊かに彩ってくれることでしょう。あらためて、著作「世界一簡単な幸福を招く家訓の作り方」のご購入と、家訓二スト協会の今後の展開に注目ください!

 

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水戸市PTA連合会 家訓づくり開催報告


 

 

 

 

 

 

平成27年8月29日。

水戸市PTA連絡協議会指導者研修会で、家訓づくりの講演をさせていただきました^^

 

この会は、水戸市域の幼稚園、小学校、中学校のPTAの役員の皆様が一同に集い、基調講演のあと、各分科会に分かれ研修をする内容です。


家訓づくりプログラムは、JCメンバーの資質向上を目的に開発されただけでなく、こうした外部の団体様に広く活用いただくため作り上げました


PTAや、オヤジの会などは、こうした主旨にぴったりの開催先となります。家庭内での教育。とくに親学の重要性が増す中、その素材がない課題があります。

家訓づくりは、こうした課題を一気に解消するスペシャルなプログラムです

 

現在、同会の副会長をつとめる太田君の紹介で、家訓づくりをさせてもらうことになりました!












今回の講演テーマは「伝えたいことはなんですか?」としています。

JCを卒業してから、肩書がなくなり、今回は、家訓二スト協会 会長という名前での講演です。


っていうかやりすぎかな(>_<)














水戸市域、全小学校のPTAの皆様が集う会ということもあり、来賓として高橋靖水戸市長もいらっしゃいました。


来賓あいさつでは、「日本一の家訓スペシャリスト」との紹介もいただきました。実質、ぼくしかいない家訓の世界・・・っということで、日本一という経歴も嘘ではありません!











場所は、水戸市総合教育研究所。

大ホールを会場に200名以上がつめかける大変な熱気の中でスタートです。

病み上がりの1発目の講演となりましたが、逆に講演スケジュールが入っていない方が不健康のような気もします(*_*)


















1時間と限られた時間でしたが、多くの皆様に楽しんでいただけました!

今回の開催では場所の都合で、いつものワークショップを、グループでなく個人個人でうける形になっています。

わいわい、ガヤガヤやるのが、一番楽しいだけに、今後の開催では、なんとかグループワークをとりいれ、家訓づくりの本当の楽しさを紹介していきたいとおもいます。









分科会では、子ども達の安全や、地域とのつながりをテーマに5つの分科会にわかれディスカッションをしています。


どのお父さん、お母さんも大変熱心で、私自身、勉強になりました。

画像は、前浜田小PTAの唐笠さんの発表です。


唐笠さんは、JCの先輩です。PTAの会合に伺うとたくさんのJC関係者と出会うことになります。卒業された後も、地域の活動を実践する先輩方の姿に感心しきりです。



 

 

 

 

 

 

 

 

最後の登場は、今回、講演をあっせんいただいた太田副会長です

 

画像は、2012年に開催した梅ヶ丘小での家訓づくりでの様子となります。いまでこそ全国各地のPTAで家訓づくりを実施していますが、当時、JC外での開催数は実質ゼロ。

教育委員会にプレゼンにいった際にも、100をこえる開催実績(JCでの)を武器にするつもりが、「で、PTAでの開催は!?」っと、つっこまれ、悔し涙を流したこともありました。

 

太田くんはJCでいう卒業同期でもあり、梅ヶ丘小での家訓や、今回の連絡協議会での講演でも、率先して運動をエスコートしてくれています。

 

こうした内部、外部をとわず、様々な応援があって、なんとか家訓づくりをひろげていっているのが実情です。

 

今後も、家訓ニストは、JCでの開催はもちろん、全国各地のPTAさんで家訓づくりを弘めるつもりです。

 

講演のネタ不足、あるいは、ギャラ不足に悩む役員の皆様、お気兼ねなく家訓ニストを呼びつけてください!

 

友情に感謝^^ お礼は、子ども達の笑顔で!

素晴らしい機会を設えていただきました役員の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました

 

 

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子ども一緒に楽しむワークショップ型家訓づくり








家族づれで楽しむワークショップ型の家訓づくりを紹介させていただきます^^

子供向けの事業を多く展開する青年会議所ですが、親子で一緒に楽しむスタイルのプログラムはすくないのが現状です。

夏のキャンプや、わんぱく相撲など、こども達を育むJCにあって、本当に大切なのは、家に帰ってからなのに・・・と感じたことってないでしょうか?


道徳とは実践です。


例えば、夏のキャンプ、どんなにメンバーががんばっても、1泊二日のキャンプが終われば、363日は親元で暮らすのです。

お父さんお母さんと暮らす日常の中でこそ、実践できる道徳が必要なのではないでしょうか?








っということで、家族で楽しむ『家訓づくり』の出番です。

ただでさえ楽しい家訓づくりに加え、お子さんと一緒に楽しむハンコづくりをミックスさせるのがポイントです^^




 

 

 

 

 

 

お父さんお母さんがつくった『家訓』を色紙に書いていただき、子ども達が製作したハンコをポチッと押して完成です。


このハンコは、消しゴムを彫り込み、版画の要領で完成させます。

10分ぐらいでハンコは完成できます。年少の子供たちには難しいかもしれませんが、親子で完成させていく楽しさもあります!








飽きっぽい子どもたちも、ハンコづくりに集中しています!

ものをつくるのって、訳もなく楽しいものです。

夏休みに、家族みんなの共同作業で1つものをつくるのって、いい思い出にもなりますね(^_-)


 

 

 

 

 

 

こちらが完成した作品です!

 

この親子型の家訓づくりの本当の目的は、出来上がった作品を玄関や居間に飾っていただき、家訓の唱和してもらうことです。

 

この日の家訓づくりは、大阪ブロック岸和田JCさまの7月例会として企画されました。

ハンコをつくるワークショップは、彦根JCさん、水戸JC、安来JC、稲城JCさんなど多くのLOMさんで好評をはくしてきたハイブリットプログラムです^^


来て楽しい、参加して楽しい、かえって嬉しい^^ 

一石二鳥、夏の自由研究として提出すれば一石三鳥の家訓づくりをあなたの街での開催してみてはいかがでしょうか?

 

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感じて欲しい本当のニュース~航空機事故で死ぬ確率~











航空機事故で死ぬ確率

 

先日、調布で小型機が墜落し尊い人命が失われました。いつ自分の頭のうえに飛行機が落ちてくるか分からない・・・ 今まで気にしなかった空を気にしながら暮らしている人も多いのではないでしょうか?かくいう家訓ニストも事故から2日後にアメリカで小型機にのる機会があり、ビビりながらのフライトとなりました(-_-;)

 

しかし上ばかり見ていると足許でつまつぎ転んでしまう危険性もあります。そもそも、飛行機事故で死ぬ確率より自分で転んで死ぬ確率の方が桁違いに多いものです

 

小さなリスクを避けるために大きなリスクを選んでいませんか?

 

週刊ポストで、「●●で死ぬ確率」なる企画があったので紹介していきます。

 

■航空機事故で死ぬ確率

イギリス航空安全財団の調べでは、全世界で13年までの10年間で航空機事故でなくなる数を年間平均676人と算出しています。この時、地球の人口70億とし人口10万人あたりの死者数を試算すると、10万人あたり0.0097人と推定できます

 

一方、日本の交通事故での死者数は14年で4113人。10万人あたり3.2人です。鉄道での死者数は、転落死までふくめても300人ほど、10万人あたり0.25人。確率的には、車で空港にむかう道の方が3000倍危ないことがわかります。なお、電車で空港にむかえば、そのリスクは、250倍まで軽減することができるようです。

 

実際、転ばぬ先の杖を見誤り、死者数を増やしてしまった事例もあります。それは9.11のあと、テロを警戒し、多くの人が航空機をさけ陸路を選んだ際、はからずも事故にまきこまれるケースが多発しました。これは、小さなリスクを避けるため、大きなリスクを選んでしまった典型例ではないでしょうか?

 

■その他の「●●で死ぬ確率」(10万人あたり・週刊ポスト調べ)

 

航空機事故    0.0097

交通事故     3.2

豚の生レバー   0.71

ふぐ       0.033

風呂で溺死    3.1

階段で転倒    2.1

落雷       0.011

大雪       0.074

ヒグマ      0.00094

ハチ       0.015

地震(津波)   1.0

津波のみ     0.16

熱中症      1.4

海        0.28

山        0.24

他殺       0.27

自殺       21.9

 

お子さんの命を守るために本当に有効な対策をしているでしょうか?

あるいは、しなくてもいい注意をして、本当の危機から目をつぶってはいないでしょうか?

 




マスコミは、変わったニュースをとりあげる習性があります。


たとえば、東日本大震災で、茨城県では死者25名、住宅全壊半壊21万棟を記録しています。しかしこの被害が報道されることはありませんでした。東北の被害や、福島での原発事故にくらべ印象が地味であり、結果ニュースの中に埋没しています。しかし、翌年におこった筑波での竜巻では、段違いの報道がされています。被害状況は、死者1名、300棟が倒壊です。これは竜巻という特殊な状況や、前後に大きなニュースがなかったことも影響しており、被害の有無でなく、印象の過多で報道がされている分かりやすい事例ではないでしょうか?


おなじように、毎日起こる自動車事故よりも、トリッキーな航空機事故や、ユッケの食中毒、偽装女将の記者会見の方が数字をとれるコンテンツだということもできます。

 

報道機関の本質は商売です。より安価に商品をしいれ、高く売ることが商売のかなめ。毎日起こるニュースの中から、視聴者の興味をひく内容をピックアップし編集しお届けし、結果広告料収入を得るのが業務内容となります。

 

結果、本当の被害や、危険性よりも、数字(視聴率)がとれるニュースが優先されることになります。あらためて、注意しなくてはいけない本当のニュースとはなんでしょう?

 

家訓二ストの考える本当のニュースは、朝食のときに家族同士の今日の予定を話しておくだけで十分だと提言します。


航空機事故も、TPOも、安保法案も、重要なことだが人生には関係ない!そして、日本の一番の課題は、自殺者数の多さと断言します。人口10万人あたり21.9名が尊い命を自ら絶っていることがわかります。これは、アメリカにおける銃による他殺者数10名(年間3万人が死亡/人口3億人で試算)よりも倍以上多い数字です。

 

自殺者数を減らす取り組みとして、命の授業など取り入れられていますが、そんなものがどれだけ効果があるか?は疑問です。数十年と自殺者数が増える中、唯一前年の死者数を下回った年があったことをあなたはご存知ですか?それは、2011年、東日本大震災の年です。あれだけの被害があったなか、人々は命の尊さと家族の大切さを見直した1年になったのがその理由です。

ひとは弱い生き物です。仲間から疎外されたり、自分の存在価値を否定されると自殺に陥る可能性がたかまります。わたし自身、職場の人間関係に悩み心を患った時期がありました・・・

 

あらためて、危険率No.1の自殺から、わが子を救う方法を考えます

ここでは、自殺防止のための3つの提案をします。

 

① 世の中には、たくさんの価値観があることを伝え、体感させること

② 人生で大事にしくなてはいけないことを家訓として伝えること

③ お父さん、お母さんが人生を謳歌し、死んだらもったいないっと思わせる^^

 

家訓二ストが提案する、本当のニュース、そして本当の転ばぬ先の杖は、家訓づくりです

短い人生を誰かが書いた嘘で騙されていてはもったいないと思いませんか?

本当のニュースは家族のことで十分^^ 余裕があれば、先祖のこと、親戚のこと、ペットのことを話題にすればいいじゃないですか


ドローンが落ちて誰かが死ぬことも、あるかもしれないが、それは豆腐の角に頭をぶつけて死ぬようなもの。ゼロではないが、忘れてもいいささいなことです。

確率的には、そんなテレビのどうでもいいニュースをみたあと、お風呂にはいる。そして2階にのぼってねる・・・その間の方が、ドローンよりも、銃による殺人事件よりも、グッと危険が高まっています。


 

以上、様々な危険性を確率で紹介してみました。

本当のニュースは食卓にあり、そして本当の危険は、日常の半径1mの中でおこります


昔から日本では、起きて半畳、寝て半畳。天下をとっても飯2合との格言があります。

 

家族を本当の危機から救い、人生を謳歌するための秘訣は、家訓にあり!

1畳分の幸せをつくる家訓づくりにぜひ、挑戦してみてください^^

 



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ネットの海にダイブせよ!「検索ランキング」の秘密

著作の「世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方」には多くの反響を頂戴しています。

 

その中でも、恐ろしすぎる検索ランキングと題したページの反響が大きなものでした

 

これは、2009年と2015年の「夫」と検索した人に対して、サーバーが無機質に予測をしたもので、その内容は恐ろしすぎるものでした・・・

 

 

 

 

2009年検索予測

 

夫 死んで欲しい         

夫 嫌い              

夫 小遣い 平均          

夫 言葉の暴力           

夫 小遣い             

夫 呼び方             

夫 死亡 手続き          

夫 うつ              

夫 失業              

夫 死亡 年金

 

一位が「死んでほしい」なんて・・・((+_+))

 

しかし同調査の2015年版では幾分、アットフォームな検索ランキングに仕上がりました^^;

 

2015年検索予測

 

夫  嫌い

夫  クリスマスプレゼント

夫  英語

夫  呼び方 

夫  誕生日プレゼント

夫  プレゼント

夫  小遣い

 

いまだに、「嫌い」が最上位にきていますが、「死んでほしい」よりも何倍も優しい表現です。

また前回、1個も登場していないプレゼントに関する質問も増えています。世の中のお父さんにとって、ちょっとはましな世の中になってきているのではないでしょうか?

 

 

テクノロジーの進化は、世の中に便利さをもたらす一方、こうした予測できない社会の闇を浮かび上がらせることがあります。

また、興味や関心っといったこれまでは数値ができない「印象」というものが、検索予測や、検索数によって定量化できるようになっています。

 

では、家訓二ストがすすめる「家訓づくり」はどれだけの「関心」を世の中にふりまいているのでしょうか?

 

家訓・・・ページ数 48万件

 

そして、2015年8月現在、「家訓」と打ち込んだ際に最上位にランキングされるワードは「家訓 幡谷」となっています。

 

家訓 幡谷・・・ページ数 644件

 

検索ランキングで上位にあることは、家訓というマーケットで、「幡谷」がいい位置につけている証明です。ただし、「家訓」の分母、そして「家訓 幡谷」のページ数があまりに少ない(*_*)

 

ちなみに「青年会議所」と打ち込むっと68万件がヒット。

また検索予想では、「実態」「2ch」「会費」っというワードが検索されていることが判明します。いずれも内向きなワードで、青年会議所=世界平和っというように認識されていないことがよくわかります(^_^;)

 

どんなきれいごとをいっても、興味や関心をもってもらえない運動は、マスターベーションにすぎません。

 

今から5年前、「家訓二スト」という言葉を使い始めた時、関連リンク数は、ゼロ。その後、HPの立ち上げや、家訓本の出版などで、1400件のリンクを数えるまでになりました。これはゼロであった関心が、なんとか1000をこえる興味を引き付けたという証明です。

 

こうしたビックデータは、世の中の正直な関心や興味の量をはかる貴重なサンプルです。今回のブログでは、ネットの海にダイブするために、検索ワードについてさぐってみました

ためしに、あなたの名前を検索してみてください。あなたが意識していないつながりや、キーワードが抽出されることでしょう


現代の戦争は、銃や爆弾を落とすものでなく、関心や興味を奪い合うものだと言われています。今後は、「夫」→死んでほしい。でなく、「夫」→家訓。と表示されるように、また「家訓」と打ち込んだ先には、「世界平和」そして「ノーベル賞」と予測変換されるまで、家訓二ストは、情報化という名の戦争を勝ち抜きます^^ 

 



 

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田中角栄の家訓

田中角栄家訓

『和して流れず、明朗闊達』

 

戦後の日本の政治家の中でも、田中角栄は、極めてユニークな存在です。

 

尋常高等小学校を卒業した後、徒手空拳で事業をはじめ、28歳で政界に進出。39歳で岸内閣の郵政大臣に就任後は、閣僚、自民党幹部を歴任し、昭和47年、54歳で宰相にまで昇りつめました。おなじく農民から天下人となった秀吉を思い出せる出世ぶりに当時は、今太閤といわれた、快男児です。

 

しかしながら金権政治に塗れ、公私ともに莫大な金を使ったことも事実なようです。なぜ角栄はそれだけの金を集めることができ、また使うことができたのかを研究していきます。

 

角栄の人生は大正754日、新潟県刈羽郡二田村に始まります。

祖父の捨吉は農業の傍ら宮大工の仕事をし、父の角次は牛馬商を営んでいました。

角栄というと、小学校卒という学歴が取沙汰されるが、成績はよかったようです。教師からも柏崎の中学への進学を勧められていたくらいだが、それをあきらめたのは、父親の事業の不振が原因でした。

 

事業の失敗後、苦労した母親に恩がえしをするためにがむしゃらに働き、事業家として成功。20代にして土建業を大成功させたあとは、政界に進出します。

 

マスコミは、政治家の資質。とくに金の面でのクリーンさを求めます。

しかし、ぼくが、政治家に求めるものは、国家の安寧です。

安寧とは、穏やかで、なおかつ誰もが豊かに暮らせる社会のことです。

 

角栄の失脚後、金脈政治は叩かれる対象となり、数々の規制が進み、政治の社会はガラス張りになりつつあります。ただし、クリーンになったのと引き換えに、大人物が生まれてきません。

 

今、政治家になるためには、政治家の家に生まれるか、シコシコ勉強ばかりして、官僚になり、うまく周囲に担がれて政治家になるぐらいしか道がありません。社会が多様性していくのに、政治の世界を支える人脈は、なぜか細まるばかりです。

わたしが求める人物像とは、地に足がついた政治家。もっというと、自分の手と足を汚し金を稼げる政治家です

 

クリーンであっても、街全体が貧乏のままであれば、その潔癖さはただの自己満足です。逆に、悪者であり、家に錦鯉をかうような政治家は、自分の懐をあたためるだけでなく、地方を豊かにしてくれる場合が多い気がします。

 

例えば高速道路をつくるとき、いまは地権者にお金をはらい淡々と工事がすすみます。地方は便利になる一方、ただの通過点になり、あるいはストロー効果で、富が東京に吸われてしまう結果になっています。

しかし、悪い政治家がいれば、工事は談合し、造成に使用する土をとるために山を切り崩し、ついでに、切り崩した山に工業団地を誘致します。1粒で2度、3度おいしい工事のなかで、地方におちるお金は何倍にもなり、ついでに雇用まで生まれます。

 

お役所のやる事業は縦割りです。道路をたてれば道路だけ、港をつくれば、つくるだけ。そこに知恵もなければ、人もいません。地方における悪い人とは、実は優秀なコーディネーターと言い換えることもできます。いまも怪しげなコンサルティングはたくさんいますが、プロジェクトが終わればサヨナラです。一方悪い人は、一度吸い付いた利権を手放しません。つまり、とことん面倒も見る!ともいえるのです。

 


前述の田中角栄は、昭和を代表する悪い政治家です、ではどれくらい悪い奴なのか改めて、その実績をふくめ研究していきます

 

①新幹線を新潟までひっぱった

 

②道路特定財源を発明し、車社会を実現した

 

③年金制度もつくった

 

④中国との国交正常化を実現した

 

議員立法33本というのは未だ破られていない記録です。そして当時成立させた法案をもとにつくられたのが特殊法人「道路公団」です。とくに、昭和28年に制定した「道路整備費における財源等の臨時措置法」は、画期的なもので、ガソリン代に道路建設用の税金をかけることで、一般会計とは別にお財布をつくっちゃいました。2002年にはガソリン税は約5兆円です。(『臨時』といっているのに、60年もひっぱっているのも異例ですね^^;)

 

また年金制度は、積み立て方式から賦課方式に変更されています。この点は、現在の年金システムの崩壊を招いたとされていますが、年金の積み立て方式では、フォローしきれないお年寄りを救った功績は計り知れません。いっせいのせっで年金システムをはじめると、最初にもらえる人は、どこにも存在せず、おじいちゃんおばあちゃんは、いつまでたっても無収入のままです。角栄の時代は、子どもたちが多いピラミッド型の人口形成でした。ただし、角栄の高い志を、少子高齢化委社会が進むなかでも維持したことで破たんがはじまっています。

 

そして、最大の功績ともいえる中国との国境正常化です。いま中国と日本の貿易をしらべると日本の黒字。つまり、お得意先だということがわかります。まだまだ二国間に課題はありますが、中国では、井戸を掘った人を忘れないとの格言があり、いまだに日中の友好のシンボルとして田中角栄は大事にされているそうです。

 

また田中角栄は、一流の人たらしだったことも知られています。たとえば100万円の借用を願い出た議員には300万を渡したそうです

 

派内の若手の議員が女の不始末の清算で、今日中にどうしても100万円が必要ということになったとき、その議員は田中のもとに電話をかけ、100万円の借金を申し込みました。話半分まで聞いていた田中は「わかった」と一言。30分もすると、田中事務所の秘書が紙袋を届けにきた。その議員が開けてみると、本人が申し込んだ額よりも多いなんと300万円の現金が入っていました。

 

そして田中の筆による一枚のメモが入っていたそうです。

 

一、まず100万円でけりをつけろ

二、次の100万円でお前の不始末で苦労したまわりの人たちにうまいものでも食わせてやれ

三、次の100万円は万一の場合のために持っておけ

四、以上の300万円の全額、返済は無用である。

 

 

ひとたらしの 角栄は、中央官庁のお役人をあつめた演説では、こんなことをいったそうです。

「やれ!。責任は、このワシがとる。以上!」っと・・・


田中角栄の政治にかける動機は、素朴なものです、雪国で暮らす地方の苦しさをはらすこと、そして苦労をかけた母親に親孝行をすることです。

角栄が総理大臣になったとき、テレビの前で汗をかく息子をみて、母・さんはブラウン管の息子の汗をぬぐったそうです。

 

どこまで本当か分からない角栄伝説の数々ですが、尾ひれ歯入れを含め、人物が噂を大きくしているように感じます。

 

「人間は、やっぱり出来損ないだ。みんな失敗もする。その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、その人たちをそのままで愛さなきゃならない。そこにしか政治はないんだ。政治の原点はそこにあるんだ。」

 

ドブネズミみたいに美しくなりたい・・・ 

『和して流れず、明朗闊達』(田中家家訓)

 

田中角栄の生きざまに脱帽です。

出てこい悪い奴!そして日本を豊かな国にしていってくれ(*_*)

 

 


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男は、永遠の小学5年生








会社の出勤する際、登校する子ども達の列を毎日みています。

子ども達を観察すると、列をまもりおとなしく歩く女子にくらべ、男の子。とくに小学五年生ぐらいの子どもは、こんな特徴があります

 

① 列に参加していない

② たちどまって遊んでいる

③ 思い出したように突然走り出す

④ なぜか荷物も多い

⑤ なぜか、傘。あるいは枝をもって振り回している

 

・・・バカですね~(*_*)

このバカを幡谷は「小学五年生症候群」と呼んでいます

 

拙著、「世界一簡単に幸福を招く家訓のつくり方」では、がんばれお父ちゃんなる章をつくっています。これは、育児をつきつめていくと、結局、育児されているのはお父さんなのでは?と感じたからです。実際、3人の男の子を育てるお母さんに、「育児大変ですね?」と質問したところ、「四人目の長男が一番手がかかります(_)!!」っと、遠くを見るような目で返答されたことがありました

 

幡谷の研究では、中学、高校、就職に、結婚っと、階段を上るように順調に大人になっていく女性陣に比べ、すべからず男は、小学5年生のまま、知性が止まっていることが判明しました

 

 

女性は、子供を産みそして子供を育てる事が出来ます。身体を張って命を賭けて子供を産み育てる事を当たり前のように自然に出来るのです。それは母性本能という神が与えた女性としての心なのです。つまり、女性は生まれた時から大人の資質大人の心を心の中にしっかりと備わっています。

 

また。女の子は2歳くらいから、大人の言うことのほとんどは理解できるようになります。

興味を持つのは母親のすることや言うこと。 母親と同じことをしたがります。女の子は、初潮を迎え子どもが生める身体になるまでに、精神的にも子どもを育てられるように成長していなければならないのです

 

しかし、男性陣は非常に危うい(_)!!

 

ここで、小学5年生テスト度テストです

① ジャンプが好きだ

② なんか集めてしまう

③ 気が付くと、武勇伝を語っている

④ ラーメンをたべるとだいたいのことは解決する

⑤ パンチラが好きだ

 

どうでしょう?あなたは何個あてはまりますか?

 

昨日は、日本JCのサマコンにあわせて、同窓会に参加させていただきました^^

齢40をこえるおっさん達が、集い、昔話に花を咲かせながら、翌日には覚えていない、どうでもいい話で盛り上がってきました(*_*)

 

最近、夢をもたない子どもが増えたとのお話をよく聞きます。でも家訓二ストは、減ったのは子どもの夢でなく、夢をおっている大人が減ったのだと断言します!

 

JCのメンバーは、「永遠の小学5年生」。家を守る奥様からすると、しょうもないおっさんたちですが、それぞれ夢をおっている大人の集まりでもあります。

 

お母さんにはお母さんの役割。そして小学5年生でも、小学五年生の役割はありそうです。夢を追うために、お父さんがお父さんなりに仕事をがんばり、育児だって、がんばっているつもりだと思います。

 

家訓二ストもノーベル平和賞という夢をおう、体重83kg、齢41歳の少年です。

根拠はないですが、自信があります。

全国の奥様に勝手なお願いです。くそったれの世の中に、それぞれの場所で、それぞれの花が咲くように、もう少し泳がしてください(>_<) それが世の中にどれだけ役にたつか?はわかりませんが、そんな背中でも子どもたちには、大事なものを伝えているっと考えるからです。


しょうもない夢をおう、永遠の小学5年生からのお願いでした<m(__)m> 全国のJCメンバー、および、おっさん少年に幸あれ!





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徳育の愉快な仲間達 その②

(FACE BOOKの投稿より )

幡谷 哲太郎さんwith徳育運動との出会いは、さかのぼること2011年、全国大会・名古屋大会でした。しかもその2年後、ロバート議事法の勉強しに急行した東京JC会館で再会することになろうとは。

それ以来ご本人と会う機会はなくFB上でのお付き合いですが、感謝の心プロジェクトの出前授業企画にあたっては、この一瞬の出会いが大いにヒントになっていたりします。

対象者・家庭環境・地域の現状・利害関係者のネットワーク等々、家訓づくりプログラムや徳育ゼミナールと、できるだけかぶるところがなく、共存しうる構成になるよう意識しました。

...

・・・っていうことはもちろん、議案書のどこにも書いてないですけどねw


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


冒頭紹介させていいただいたの和歌山県伊都青年会議所の北浦さんの投稿です。

北浦さんは、2013年に制作された感謝の心プロジェクトの議案を書いた張本人です^^ 今回のブログでは、ご縁をいただた皆様との思い出話を含め、プログラムの「その後」の物語を紹介させていただきます。


2011年に家訓づくりプログラムを作成した幡谷は、当時のレコードとなる年間63回の開催と2300名の受講を達成し、満足感に浸っていました。

ただし、2012年になると状況が一変し、家訓づくりプログラムが、推薦プログラムの1つに格上げされたことで、運動をひきつぐ相手がなくなるっという悲観を味わいました(*_*) 単年度制のダイナミックさと裏腹に、築き上げてきた実績も手ごたえも、すべてが水泡に消える危機を迎えたのです


幡谷は、この後、あとづけでトレーナー登録し、推薦プログラムとなった家訓づくりが消えないように、旅をつづけながら、いくつかのセミナーを受講していきます。北浦さんと会ったのもそんな頃だった気がします。

その後、12年に消えた徳育の会議体が復活し、議長となった西村さんに誘われ、委員として13年の未来を切り拓く日本人育成会議に参画し徳パックの制作のお手伝いをしています。


11年の家訓づくりは、幡谷がつくったものですが、会頭所信や、多くの皆様の助言で、導かれてつくったような感覚があります。

しかし、13年の出向時こそ、11年にがんばった経験や、勉強したことを伝えることとなった意義深い1年だった気がします。


とくに徳育ゼミナールについては、議案対策におわれ、肝心のセミナーの中身がスカスカというなか、2月ごろ、西村議長から直々にオーダーを頂戴しJC会館に伺うこととなります。


カレーをたべながら、正味2時間ほどのディスカッションと家訓づくりの模擬開催でしたが、この2時間が今につづく、徳パックを完成させることとなりました。

幡谷のアドバイスは、とりまとめの渡部副議長を筆頭に正副の迷子に入り込んだスタッフの皆様に、「ありがとう」でいけ!っと、根拠のない自信を注入したことです。


他にも、「いただきます」の事例や、「ありがとうブレスト」の注意点などをレクチャーさせていただきました。もちろん、その後消えていった小ネタもありましたが、有意義な2時間。そして私自身。11年に仲間と一緒にきづきあげた財産をようやく次の世代に手渡せた2時間となりました^^


人生は呼吸の数で決まるのではない。どれだけハッとする瞬間があったかどうかだ

(「ジョージ・カーリン」)


つまんないブロック事業にでても2時間。あるいは、たった2時間でも、スポンジのように吸収し、お互いを高めあう時間だってあるはずです。


おなじように、ほとんど立ち話しかしていないのに、冒頭の北浦さんは、プログラムの趣旨や、背景を上手にくみとって、スーパープログラムを完成させています^^


幡谷から、渡部さん。あるいは、幡谷から、北浦さんにつないだバトンは、また次の、そしてまた次の誰かの心を「ハッ」っとさせていることでしょう^^

さりとて、幡谷も、真の国際人を制作された永田先輩や、穂坂議長や、川島常任、橋本副会頭に脅され?あるいは励まされ、心を「ハッ」としてきたつもりです。


ご縁と感謝はグルグルまわる。

しかし、チャンスの女神は前髪しかない。


おのおの場所で、苦しみがんばってきた仲間だからこそ、おのおのチャンスをいかし、いまにつづく徳育のプログラムが完成されていったと思うと感無量です


小才は縁にあっても縁にきづかず。

中才は縁にあっても縁をいかせず。

大才は袖すりあうた縁をもいかす。


これまで頂戴したご縁をいかし、感謝をするために幡谷が選んだ方法が家訓づくりの旅でした。

この旅のなかで、あたらしいご縁に巡り合えること、そして、みなさまから頂戴した知恵を手渡すことができるよう、今後もがんばっていきます


真の親孝行とは、親を越すこと

家訓づくりプログラムをこえるスーパープログラムが、これからもじゃんじゃんできること楽しみにしていますWWWWW










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徳リンク集~徳育の愉快な仲間達~



訓ニストの家訓ブログ

 

家訓のディープな内容を紹介する大人気ホームページです

検索エンジン【家訓ブログ】部門で、1位をキープしています。(平成274月現在)

 http://kakun-project.jimdo.com/ブログ/



 

 

界一簡単な幸せを招く

 家訓のつくり方 特設HP

 http://kakunist.jimdo.com/



  

 元気はつらつ

(地域ハツラツ) 

日本JC×オルナミンC

http://kimihatsu-chiiki.com/report/0007.html

 

 



  

育ゼミナール

徳パック


 


 

http://www.jaycee.or.jp/guidance/bizintroduction/03introperson/2419

 

公益社団法人日本青年会議所 国史会議 第4小会議(徳育担当)

 

 

ツールとして「徳パック」を活用して実施いたします。「徳パック」を利用していただきますと、参加者(大人・子ども)に対して、社会で生かされていることへの感謝について考え、また多くのつながりの中で自分がいることを認識していただける、そして自らが日本人であることへの誇りを感じていただける内容になっております。

 

 最後に自らの考えから、地域の社会的規範を生み出すための手法、地域版「道しるべ」を創出し、地域の徳目を顕在化させ、道徳教育を地域に根付かせる基盤を確立することを目的としています。


  

  

謝の心プロジェクト連絡協議会

http://tokuiku2013.com/


  

各地青年会議所、各種団体、企業のみなさまへ

行政や学校では教育に対する様々な取り組みがなされています。近年、自治体や地域との連携が模索されており期待されていることは単なる成績向上よりも、「徳育」を代表とする人間性の向上にあると

私たちは考えます。「感謝の心プロジェクト」は、公益社団法人日本青年会議所2013年度近畿地区協議会「徳育」実践委員会によって企画・実現した「徳育」運動です。関係者への説明をしっかりと行い、各地の教育委員会の理解と協力を得たことで近畿57か所の小学校での開催を実現しました。目の前で子ども達の良き変化を確認することができ、回収したアンケートに集まる先生と保護者からの応援の声は、後日それを読む青年会議所メンバーのさらなる行動意欲を引き出すことと確信致します。

これから地域連携事業を企画されようとする各地青年会議所さま、各種団体、企業のみなさまにおかれましては、ぜひ本プログラムの導入をご検討ください



  


子屋ねっとわーく







http://terakoya-network.com/


どもたちが一人前に育つには、信頼しうる人、あこがれとなる人との出会いや、いきいきと今を生きる感動体験が必要です。一人前とは、自ら感じ考え判断して、求められれば社会のために働くことのできる人です。地域社会の歴史・伝統・自然をいかした様々な活動を通して、同じ釜の飯を食べ、共に汗を流し、泣き、笑い、歌い、踊り、学び、気づき、葛藤する中で子どもたちは、良き仲間を作り、あこがれとなるお兄さんやお姉さん、信頼できるおじちゃん、おばちゃんと出会います。子どもたちは、そんな感動体験を通して、自ら主体的に生きる力、地域への愛着を自然と身につけていくでしょう。そのために我々大人は、自律した存在へと自らを育てなくてはなりません。そう、子どもたちの存在が我々の成長を促してくれます。自然と関わり、人と関わり、社会と関わる活動を通して、大人も若者も子どもも共に育つ。そんな感性溢れる地域を全国各地につくります。



 そして、おなじ「てらこや」を志す地域同士が、各地の特色を活かしながら協働・交流することによって、相互に支えあうネットワークをつくります。他を知り己を知ることで地域社会のもつ固有性を実感し、日本の多様性を体現することができるでしょう。多くの子どもたちにそんな体験をさせてあげることができたら、暗雲たる現代日本の教育に一筋の光を射すことができるものと信じています。



  



話の絵本 教育の拠り所策定委員会

http://www.ninigi.jp/

 

日本に伝わる神話を絵本で楽しく学べます。

素晴らしい家族を作ることが、素晴らしい国を作ってゆくことを示し、大きな和の精神が素晴らしい社会を創っていくことを教えてくれています。


神話の絵本の販売にくわえ、講演会の実施なども幅広く行っています



  


 歩の旅

 全国100km徒歩の旅

 連絡協議会


http://www.ninigi.jp/

 

全国の青年会議所の応援をうけ、現在では独立した運営をおこなう全国100km徒歩の旅、連絡協議会のHPです。

こどもたちが100kmあるく内容に加え、ボランティアの募集から、運営のための勉強会等、支える側も大きく学びをえる事業です。


  


 領土領海 

 

青少年版 領土領海プログラム 

http://www13.jaycee.or.jp/2013/territory/?page_id=734


2013年に開発された日本JCのプログラムです。文部科学省映像等審査 選定作品です

土曜学習や、教材としてひろく全国の教育現場で活用いただいている人気プログラムです



  

 

 

 偉人伝

   株式会社 寺子屋モデル

 

     http://www.terakoya-model.co.jp/

 

  

2~3世代前までは、どこの家庭にも普通にあった「偉人伝」。幼い子供たちは、父母や祖父母から日本の歴史を彩った多くの偉人――仰ぎ見る立派な人・忍耐強い青年・献身的な女性など――の生き方について語り聴かせられながら、その人物にあこがれつつ生きる指針を見つけて来たのです。 

 

 その営みが家庭から消え、まして学校でも教えられることのないままの現代。「自分探し」をする前に、若者の心に「お手本」を植え付けてあげたい。成長する子供たちの心に理想の灯をともしてあげたい。そんな思いで寺子屋モデルは、大人向け・子供向けに偉人伝講座を届けて来ました。 

 

 明日の日本を担う、生き生きとたくましい子供たちを育む素地を 家庭や地域に築くことが私たちの願いです。 

 

代表取締役  山口 秀範


  


 語塾






■安岡定子先生HP

http://www.sadakorongo.com/

 

「故きを温ねて新しきを知る」「過ぎたるは猶及ばざるが如し」など私たちの身近には『論語』由来の言葉がたくさんあります。『論語』は、古来日本人に愛され、その精神世界を作ってきました。難しい古典と思われがちですが、そんなことはありません。実はとてもシンプル。 人にとって大事なものは、仁-思いやりの気持ち-という考え方で貫かれています。

 大きな声で素読し、漢文独特の美しいリズムを楽しみ、名文を味わいたいと思います。


 ■偕楽園公園を愛する市民の会

http://www.kairaku-en.jp/rongo/


 心をはぐくむ『論語』

 「弘道館は水戸藩第九代藩主徳川斉昭により建てられた藩校です。館名の「弘道」は『論語』からとられました。 『論語』は名文・名言の宝庫です。先人たちは素読(そどく)を繰り返すなかで思いやりやおもんばかる心、志(こころざし)を持ち、やり抜く強い精神力をゆっくりと育んでいきました。 十五代将軍徳川慶喜公も学んだこの弘道館で、お子様と一緒に『論語』を学んでみませんか。



 

  


曜学習応援団

http://doyo.mext.go.jp/


 文部科学省では、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向け、昨年「土曜授業に関する検討チーム」を立ち上げ、検討を進めてまいりました。この検討結果を踏まえ、子供たちに土曜日における充実した学習機会を提供する方策の一つとして土曜授業を捉え、昨年11月に学校教育法施行規則の改正を行い、設置者の判断により土曜授業を行うことが可能であることをより明確化するとともに、地域や産業界との連携により、土曜日の教育活動の充実を図ることとしました


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「世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方」発売 一か月 御礼&報告


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家訓の本、発売から1ヶ月。これまで多くの皆様よりご厚志をたまわりおかげさまで、初版の1000部の完売まであと少し!というところまできました^^

この1ヶ月の御礼と、これまでよせていただいたご質問や、感想などをブログでQ&A方式でお応えしています


書きあげるためには、時間や、お金? 能力不足など、多くの障害がありましたが、出版に至り、本当に良かったなっと、しみじみ感じた1ヶ月となりました


画像は、小田原の二宮神社で、二宮尊徳先生に家訓本を紹介している場面です。家訓の本は、これまでの旅の中で、お世話になった皆様に、自分なりの感謝の気持ちと、その恩返しの気持ちで作った本です。

 

おかげさまで、初版1000部についても完売のめどがつき、重版の準備もはじめています。

改めて、ご購入いただいた皆様への御礼と、尊徳先生をはじめお世話になった皆様のもとに伺い、押し売り・・・もとい、手渡ししていきたいと思います^^;

 

ここで、これまで伺った感想をアップしていきます。

 

感想①

おもしろい^^(※おもに奥様から)

=返答=

家訓の本は、読者のターゲットを、育児世代に想定しています。とくに、今、育児に悩む奥様を応援するため、すぐにでも実践できる躾の項目や、忘られがちな、昔からの風習や、その本来の意味を多く盛り込りました。一声かければ、本を買ってくれるJC関係者ですが、ぼくの経験上、買っても読んでくれません(*_*)そこで、本をお渡しする際には、奥様に読んでもらうよう、推薦してきました。おかげさまで、ターゲットにしていた多くの奥様方からお褒めの言葉を頂戴しています^^ ・・・っていうか、読んでくれ(-_-;)

 

感想②

何で書こうと思ったの?

=返答=

答え。書きたいから^^

JCを卒業し、暇になったことで、数年来の夢であった出版化にこぎつけることができました。2011年に家訓づくりプログラムを製作させていただいてから、多くの皆様にご愛顧を賜り、開催数、そして受講者数をのぼしています。ただし、そのほとんどが、クチコミでの開催で、なかなかJCの枠を飛び出せないもどかしさを感じてきた5年間でした。やぶれなかった壁をこえたことで、出版を機に、これまでお知り合いになれなかった新しい読者を獲得しています。これを機に、今後は、JC外でのセミナー開催に力をいれ、真の国民運動を担うつもりです! 

・・・簡単にいうと「書きたい」から。というのが正解ですね^^;

 

 

感想③

自分で書いたの?

=返答=

はい^^ ゴーストライターを頼めるほど、お金ありません(*_*)ただし、誤字脱字もぼく由来です(-_-;)重版の際には訂正します

 

感想④

読みやすい!

=返答=

ありがとうございます^^ ちょっと難しいっと思われる「家訓」の世界を分かりやすく解説したつもりです。家訓界の大御所?の幡谷ですが、本についてはズブの素人。いまさら文章力もつけれないので、自分らしく飾らない文章を心がけました。

 

感想⑤

どのくらいで書いたの?

=返答=

出版社の打ち合わせから数えると40日で書き上げました。ただし、11年度につくっていたセミナー用の資料や、ブログで書いてきた内容を再編集しているので、オリジナルの原稿は2割ほどだと思います。段落や、章の構成に時間をかけたのが特徴です。脳から変なエキスがでていたので、書ききりましたが、次書くときには、2~3か月は欲しいです(>_<)

 

感想⑥

もっと日本人としての心を揺り動かすような構成にすればよかったのでは?

=返答=

初期の企画段階では、右よりの?本の構成になっていましたが、出版に際しターゲットを絞ること、そして育児本の要素を盛り込むことで販売に目途がたつことを指摘され、路線を修正しています。ただし、栗林大将の手紙などのお話しをちゃっかりいれこみ、右左、バランスをとりながらも、えぐりこむ構成にしたつもりです(^_-)

 

感想⑦

印税がっぽがぽ?

=返答=

印税はもちろん発生しますが、先日も、10冊ほどの家訓本をうるために、10万円の旅費をかけて、某地方都市へ伺いました(-_-;)

本を書いたことで、自分自身への勉強になったのが一番の財産です。本が売れるに越したことはないですが、本はあくまで名刺がわりです。あくまでセミナーへの呼び水に、そして、あまりなじみのない「家訓の世界」をひろく知ってもらうために、今後も拡売を図っていきます

これまで、自称家訓界のNo.1の存在として、家訓ニストと評してきましたが、今後は、自他共に認める家訓界の第一人者「家訓ニスト」になれるよう歩みをつづけていきます^^

 

家訓の本を出してみて、良かったことは、「本を売る」不純な動機でしたが、結果として、これまでお世話になった皆様の許を訪れ、昔話や、これからの話しをできたことでした。

出不精の幡谷は、これまでどれだけのご縁を粗末にしてきたことか、反省しきりの1ヶ月ともなりました^^; 家訓の旅は、恩返しの旅。お世話になった皆様へのご恩に報いるため、本のベストセラー化はもちろん、ノーベル平和賞受賞をもって、報恩感謝を体現いたします


これまでも、これからも、幡谷のホラと旅の歩みにご注目ください!

 

 

 

 

 

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228年目の「報徳の心」~二宮尊徳の足跡をおって~















人は、空気のように当たり前に存在するものを説明するのが苦手です。

例えば、ひらがなの「あ」。これをあなたは、どうやって説明できますか?

同じように、二宮尊徳先生の功績を語るとき、その実績は、日本人にとって当たり前すぎて、説明しにくいものになっています。


一般的には、二宮尊徳と聞くと、薪をせおいながら勉強をした銅像のイメージが先行しています。その半生は、小田原を中心に、農村の振興につとめたことが評価され、その後関東地方の各地に出向き、多くの功績をのこしたことも知られています。


ただし、これは、ウィキペディア風の説明であって、偉人・二宮尊徳の功績のほんの一部分にすぎません。生誕から数え228年たった今、改めて、尊徳先生の遺徳を見直す必要があります。そのキーワードこそが、「報徳の心」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

228年目の「報徳の心」とは?

 

幡谷の考える「報徳の心」

① 道徳とは実践である

② 一隅を磨きあげる

③ 「ありがとう」という「ありがとう」と言われる人間になる

 

=解説=

①は、「道徳は実践である!」というシンプルで忘れてはいけないキーワード

②は、自らの本分を知り、与えられた役割をまっとうする意味。お母さんは、お母さんの役割を、サラリーマンであれば、おのおの仕事を誠実にこなすことが、一隅を磨きあげるっと表現できます

③は、善い行いをしていかないと「ありがとう」っと言われないとの意味

 

 

日本という国には、たくさんの不思議があります。たとえば、石油も、鉄も出ないのに、世界一性能の商品を世界中に出荷することができます。これは、資源はないが、人がいるっという証拠です。自動車を製造する際には、10万点もの部品があると言われます。エンジンや、シャーシーなどはもちろん、小さなネジ1つまで、たくさんの社員さん、そして下請け先のおっちゃん、おばちゃんが、心をこめ、丁寧に仕事をしてくれるからこそ、世界に誇る商品がくみあがるのではないでしょうか?

 

尊徳先生は、こんな言葉をのこしています。

「世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない。」


二宮尊徳が生きた江戸時代は、稲作が主要産業です。尊徳先生は、農作業のなかに至誠実行を求めました。そして21世紀、日本の主要産業は、車であり家電になりました。農作業の中に求めた至誠を、いまは、ネジ1つ、部品1つに求めるからこそ、世界に賞賛される日本の輸出品が生まれつづけています。

 

日本の資源は、鉱物資源でなく、【ひと】なのです。そんな当たり前すぎて、気づかない日本人の特性をここで列挙してみます。

 

・まじめ

・人に迷惑をかけない

・協調性がある

・がまんつよい

・礼儀ただしい

 

 

そんな日本人の特性をつくったものが、二宮尊徳のいう「報徳の心」です。そしてこの特性が当たり前すぎて、分からなくなっているっとも言えそうです

 

あらためて、「報徳の心」の概念を考えてみます。

報徳とは、徳に報いること。これを家訓ニストは、道徳とは実践であるっというキーワードに加え、自分の本分を守ること、そして、ありがとうという。そして「ありがとう」と言われるに人間になるっと解釈しました。

 

また、小田原の報徳博物館の佐々木館長は、こんな詩をよせ「報徳の心」を説明されています

 

「万象具徳」(ばんしょうぐとく)

どんなものにも よさがある   どんなひとにも よさがある

よさがそれぞれ みながちがう よさがそれぞれ みなちがう

よさがいっぱい かくれている  どこかにとりえが あるものだ

もののをとりえを ひきだそう  ひとのとりえを そだてよう

自分のとりえを ささげよう 

とりえととりえが むすばれて この世は 楽しい ふえせかい

 

感謝する気持ちを表す「ありがとう」の言葉は、気持ちのいい言葉です。そして世の中は、たくさんの「ありがとう」で出来ています。

 

お茶碗にほくほくの白米をよそいご飯をたばるとき、どんな「ありがとう」があるでしょうか?

 

ご飯を炊いてくれたお母さんに「ありがとう」

働いて、お米を買ってくれるお父さんに「ありがとう」

お百姓さんに「ありがとう」

太陽、酸素、水、風に「ありがとう」

 

 

もっとも尊い行いは、「ありがとう」の感謝の気持ちを行動にかえること、ご飯の例では、「ご飯粒」を残さないことが、求めらます。

そして、その御恩を次の誰かに返すことも重要です。恩の循環社会ともいえる地上の楽園は、確かにこの日本に存在しています。

 

たとえば、「靴を揃える」「人に迷惑をかけない」っという素朴な価値観も、利他の心の現れだと家訓ニストは考えます。なにより、お父さんが、自分の仕事を頑張ること、お母さんが、育児に心をくだく日常そのものが、報恩の心で溢れています。


すごいぜ!日本人。そして、もっとすごいぜ、二宮尊徳先生^^

尊徳先生をはじめ多くの先達の教えがあって、今わたしたちは満ち足りた生活をすることができます。

では、報徳の心を伝えるために、私たちは何ができるでしょう?まずは、先達に感謝すること、それは教科書にのっている偉人だけでなく自分のおじいちゃん、おばあちゃんへの感謝です。そして、その御恩を自分の子供。そして社会のために、お返ししましょう


仕事を通じ、あるいは育児を通じ、おのおのの場所をピカピカに磨き上げることが、恩を返し世の中を豊かにしていくことにつながります


家訓二ストも、二宮尊徳先生の心にふれ、心が洗われる気持ちです。今後は、ビジネスはもちろん、家訓をつうじ、世の中にちょっこり貢献していきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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伊勢原JC 家訓づくり開催報告


 

 

 

 

 

 

伊勢原JCさまでの家訓づくりの報告となります^^


OBにもなって、旅にでることは、ある種の葛藤と、嫁への言い訳に悩む日々です。
しかし、現役のみなさんにきっちりとバトンを渡すという意味で、今も旅をつづけています


そんな旅の疲れを癒してくれるのは、「あの電話」です^^
この日も、JCらしい目茶ぶりの中、奥様にしどろもどろで、家訓を伝えるメンバーさんと、それを見守るたくさんのメンバーさんの笑顔に触れることができました。


楽しくなくてはJCではない!
それは、10年間のJC生活のなかでえた教訓です。


楽しさは、エネルギーであり、そして仲間との共感する力とも置き換えることができます。


平成27年6月27日 神奈川ブロック伊勢原JC様にて、家訓づくりプログラムを開催しました。この日は、入会候補者へのオリエンテーションを兼ねた設えで、セミナーを通じ、個人のスキルアップはもちろん、候補者とメンバーの距離を縮める目的のため開催しています。

 

家訓づくりは、あるJC意味らしく、ある意味JCぶらないセミナーです。

 

家訓づくりプログラムは、家訓をつくる過程で、自分にぐ~っと向き合うことをお願いしていきます。自分はなんなのか?そして、だれに何を伝えるべきなのか?そんな、人生の究極の宿題を、楽しく、そして時にバカバカしく90分で学んでいく内容です。

 

まだまだJCに対し半信半疑の候補者にとっては、笑顔のたえないセミナーは、最適のオリエンテーションだと自負しています。ぜひ、LOM内での会員拡大や資質向上にお悩みの委員長さんは、家訓づくりプログラムの採用をご検討ください! 楽しくJCをやっているみなさまの背中が一番の勧誘材料です。家訓はそんな背中をこれからもサポートしていきます

 

今回の開催では、メインインストラクターに挑戦中の佐々木VCが、トレーナーを務めています。

子どもを見守るような?気持ちで見守らせていただきましたが、立派な進行ぶりに、今後の開催でも自信をもって、推薦できるトレーナーぶりでした^^


「伝える」っということを科学すると、借りてきた言葉より実体験からくる言葉に何倍もの説得力があるものです。これまでは、幡谷の言葉を借りていた佐々木VCでしたが、この日は自分の言葉を語っていました。


そして、「伝える」ことをディーぷに考えると、教えられたものより、自分から学び、つかみ取ってこそ、ほんとの意味での「学び」になると考えています。家訓づくりでは、トレーナーは教えるのではなく、受講いただく皆様の思考をお手伝いするだけです。 トレーナーから皆様に、そして幡谷から佐々木VCに、学びのバトンを渡すことができました^^


 

開催にあたりご尽力いただきました秋葉議長をはじめとした会議体の皆様、また日本JCより、トレーナー見習いとして参加された塚本VC,花田VC、ありがとうございました。

 

会の中でお礼を言われた時、2015年6月27日、3時間半をかけて伊勢原にきた!っというお礼ではなく、2011年に仲間たちと頑張ったことを褒めてもらった気がしました。

5年かけ、ようやくバトンを渡せた・・・そんな夜になりました


楽しくなければ、家訓じゃない!

 

SEE YOU NEXT 家訓

次回開催は、6月28日 小田原に、たくさんの笑顔に会いに行きます。

っていうか明日です(*_*)

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人は皆師。猫もまた師?


 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは猫派?それとも犬派?

 

ぼくは犬派だと思っていますが、嫁に言わせると猫派だそうです。理由は猫をみつけると仲良くなろうっと、近寄っていくからだそうです(*_*)

知らない猫と仲良くなるとちょっと嬉しくないですか?...
気まぐれで、そして、どこか本質をみている、猫と子供って似ているな・・・っと感じたのが今回のブログを書くきっかけです。

 

猫はきまぐれな動物と言われています。追えば逃げるし、こちらが忙しくしていると、かまって攻撃を仕掛けてきます

飼い猫だって懐かない猫もいるなか、野良猫と仲良くする方法があります。それは、つかず離れず、じっとまち、猫の方から寄ってくるようにふるまうことです。つまり、郷に入れば、郷に従え。猫の世界のルールにのっとり、信頼関係をきづく方法です。

 

ここ数か月、子供向けのカリキュラムをつくる際の注意点を教えてほしいとの依頼が続いています。

1から10まで、たくさんの注意点があるなか、幡谷が伝えているのは、冒頭の3分、その3分で子供たちとの信頼関係をきづくための注意点です。

 

猫と、子供は似ています。追えば逃げるし、プログラムがつまらなければ、どこかに走り出してしまいます。

また一度、なめられると修復は不可能、しかし、3分で心をつかむことができれば、そのプログラムは必ず成功するのです

 

大人であれば、関係性や、義理や人情など? 45分ぐらいであれば、たとえ寝ていたとしても、おとなしく話を聞いてくれます。しかし、猫、そして子供は正直です。ごまかしのきかない真剣勝負がそこにはあります。

 

逆に、大人あいての何倍ものリアクションをもらえるのも、子供向け事業の特徴です。たった45分でも、授業の最初と最後では目の輝きが違うものです。難しいから面白い。面白いから難しい。たった3分、されど3分。今後も、猫と子供の心をつかむために、幡谷も研究を続けていきます^^

 

実は、この理論、尾道のお好み焼きさんでバイトをしている大学生に教えていただいたものです。

この大学生は、教員をめざし、教育実習をした経験のある先生(見習い)です。幡谷より詳しいのはもちろん、実体験から得た貴重なノウハウを享受いただいています

 

人は皆師。猫もまた師。

 

人に教えるということは、誰より自分自身が学べるものです。たとえ、相手が猫でも子供でも、相手を尊重し、なおかつ、心のキャッチボールができれば、45分という授業の一コマが、あなたにとって、何より子供たちにとってかけがえのないものになることでしょう。


人間が猫に惹かれるのは、気の向くまま過ごしている姿に自分を重ねあわせているのかもしれません。そして「バカの壁」で有名な養老さんは、「子供は自然そのものだ」と評しています。猫も子供も自然だな~っと、目を細めていると、「てっちゃんも、大自然だよ」っと嫁に、さらに目を細められてしまいました(*_*)

 

尾道JC 島田委員長をはじめ、青少年系の委員長の皆様、子供たちの心をつかむため、がんばってください^^ JCにはJCのルールがありますが、それは、あくまでJCのルール。子供の前では、子供のルールで、楽しく明るく、ときに厳しく、信頼関係をつくってみてください

 

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創作家訓「それ カッコイイ?」





















創作家訓の紹介です。
今回は、3歳のこどもを育てる現役のパパの家訓です。


安部家家訓
「いつもかっこよく」


3歳になる子どもにもわかるように、安部家では、最近、家訓をリニューアルされたそうです。


例えば、玄関で靴を脱ぎ散らかした時、安部ちゃんは娘さんに、

「これ、かっこいい?」と尋ねるそうです。
また、野菜嫌いの娘を諭すため、お父さん自身が野菜嫌いを克服し、
「野菜を残すのと、食べるの、どっちがカッコイイ?」と常に手本をしめしながら、家族でカッコよさを追及しているそうです^^


安部家家訓、かっこいいと思いませんか?

そんな、かっこいい家庭が1軒でも増えるため、今後も家訓応援ページでは、たくさんの家訓を紹介していきます^^ 

 

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つくばJC★家訓づくり開催報告

平成27年6月17日 つくばJCさまのオリエンテーションとして、家訓づくりプログラムを開催いただきました。

 

徳溢れる心を醸成するために制作させていただいた家訓づくりプログラムですが、これまで多くのスキームで開催を重ねています。

 

・会員の資質向上

・サマーキャンプの裏版開催

PTAとの共催

・オリエンテーション

etc・・・

 

家訓づくりプログラムは、JCらしくなく、そしてJCらしいプログラムだと自負しています。ふざけているようで、案外深いのがその理由です。

 

今回、つくばJC様では、新入会むけのオリエンテーションの機会に家訓をチョイスいただいています。

JCのレクレーションとして、また受講される資質向上の機会に大きな効果があるのは、実証済みです

 

また、今回の開催では、幡谷がしゃしゃり出てしまうところをぐっとこらえ、現役メンバーでヘッドトレーナーをめざす佐々木VCが進行を担当いただいています。

 

2011年に開発した家訓づくりプログラムですが、年を経て、開催数が増える一方、戦友たちがひとり、またひとりと卒業していき、ふと気が付くと、ひとりでプログラムを支えていたっというのが実情です。しかし、JCはあくまで現役のもの、幡谷、そして穂坂議長、山ちゃんが卒業した今、ヘッドトレーナーの養成がいそがれる現状があります。

 

2015年は幸運にも、飯塚委員長ひきいる資質向上委員会内で、トレトレを順次開催しており、また佐々木VCを筆頭に、次代をになうトレーナーが数多く羽ばたく年になりそうです。

 

教わる方、教える方、いずれも学びがあるのが、JCの素晴らしさです。

今後も各地で、家訓二スト養成のためのお手伝いをしていきますので、ぜひ興味のあるロムの方は、お声掛けください

 

っていうか、自分でやった方が楽だ(_)!!

 


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祝★家訓本の出版パーティー








おかげさまで、盛況のうちに家訓本の出版パーティーをおえることができました。

お世話になった皆様を呼びつける形となり、恐縮しきりでしたが、家訓ニストなりに御礼を言える機会となり、感謝と、これからの飛躍を約束させていただきました。


家訓づくりの本、そして家訓づくりプログラムをつくったのはボクですが、僕自身は、なんか大きなものに作らされた気がしています。


今回のパーティーでは、JC入会以来、背中をおってきた先輩たちがたくさん来場くださいました。そんな背中に追いつき、追い越すために努力したことが、結果的に家訓になったのだと、初めて気づきました。


出版記念パーティーでは、たくさんの方に「おめでとう」っと声をかけていただきました。嬉しい気持ちがある反面、まだまだスタート地点にたっただけだと、身が引き締まる思いでした。


幡谷にとって、家訓本の出版が目的でなく、あくまで通過点です。

今後は日本における家訓づくりのトップカンパニー?として、「家訓といえば幡谷!」というポジショニングをセルフプロデュースしていきます


たとえ2~3人しかいない狭い世界でも、その世界のトップにいることで、見えてくる景色があるものと想定しています。


家訓ニストの旅は、そこに笑顔がない限り、はてしなく続きます。

日本中の家庭に家訓をつかって、笑顔をひろげることが、幡谷の考える目的です。そして、この運動を世界にひろげ、ノーベル平和賞を受賞します


明るい豊かな社会を、家庭からつくる果てしない旅と、ホラばなしに、これからもお心をお寄せください^^






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教育を補う「おせっかい」のすゝめ


 

 

 

 

 

 

 

鳥取の養護学校で、看護師さんが集団で辞職したというニュースをききました。
報道された内容をみると、問題の本質がずれているな・・・っと感じています。

何が違って、何が必要だったのか?
家訓ニストなりの答えを用意しました


教育は、学校や塾だけで行うものでなく、

「家庭」「学校」「地域」の3つの輪が重なって、子どもたちを育むべきだと家訓二ストは考えます。

  

問題が起こった時。その解決を「学校」サイドに求める報道がつづきますが、家訓二ストはこの姿勢に反対です。

問題があれば、3つの輪にそれぞれ問題があるというのが事実です。そして、この場合多くが「家庭」に問題を抱えているというのが現実ではないでしょうか?

 

家訓づくりプログラムは、そんな「家庭不足」を補うために開発されました。

そして、3つの輪の3番目、この「地域」とは何か?というのが、今回の考察です

 

子ども達を育むために地域で何ができるのか?そして、そもそも地域とは、どこからどこを指すのか?というのは難しい問題です

 

その答えの1つが、各地に存在する青年会議所の存在だと思います。JCに集うメンバーは多種多様であり、また利害関係がないからこそ、他人の子どものために汗を流せます。どこのLOMでも、子どもむけの事業をかかえているのも、すごいし、PTAを地域と言ってしまうと、当事者という側面もあり、言いたいことがいえないものが、JCならいえる!というのも利点です

 

また高度成長期の子育ての情感を研究してみると、地域に足りないものは、「おせっかい」でないか?という仮説が抽出されます。これは、東京の下町に育ったビートたけしさんの証言で、昔は、おせっかいなおばさん、おじさんが、子どもの面倒を自主的に見てくれた上に、飯まで食わせくれていたっとの話に由来します。

ドラマ化もされた自伝小説の「たけしくんハイ!」に描かれた濃密な地域社会は、いまや絶滅寸前です。

 

こうした「おっせかい」おばさんの存在は、いまでいう託児所や一時保育の役割を持つほか、喧嘩の仲裁や、あらゆる問題の緩衝剤になっていたと推測できます。しかし、今はおせっかいをやける地域のおばちゃん、おじちゃんがいなくなった・・・と言えそうです

 

高度成長期なら、バカな親がいて学校になぐりこんだとしても、おせっかい軍団が、

「あんたバカもほどほどにしなさい!先生に迷惑をかけるんじゃないよ!」っと叱りとばしてくれたでしょう

しかし、今なら、バカ親が反撃するはずです

「あんたに言われる筋合いはない、何の権利があって口をだすんだ!訴えるぞ」っと(_)!!

 

この「おせっかい」の入る隙間のない、「バカ親VS学校」のむき出しの関係は、往々にして学校側、とくに先生に多大な負担をもたらしていまいます。学校関係者に心を病んでしまう方が多いのも、先生の問題でなく、「地域不足」そして「おせっかい不足」の副作用なのかもしれません

 

家訓二ストは、こうした「地域不足」を補うために解決していくために3つの提言をします

 

その① 地域のお祭りを大切に

その② PTAに保護者以外の地域の人を

その③ JCは、嫌われても「おせっかい」であれ!

 

 

昨日、地域不足、おせっかい不足が原因ともいえる、残念なニュースが報道されました。

一部のバカ親のために、看護師さんが一斉に退職したというニュースです

 

残された子ども達のケアもあり、耐えに耐えてきたが、もう無理っというのが、辞めた先生方の本音ではないでしょうか?今回の報道をみても、学校側の体制に問題を求めるばかりで、難癖をつけた親の責任はほったらかしです。バカはバカ。いつの時代も、一定数のバカはいたことでしょう。最近の事件の多くは、バカ親が増えたのではなく、「おせっかい」不足で、問題が大きくなってしまっています。

 

事件が起こる前にやれることはたくさんある。

家訓づくりは、もちろん、転ばぬ先の杖が一番尊い・・・ 家庭不足はもちろん、地域不足を補える自分であるように、おっせかいに、がんばっていきます(^_-)

 

 

以下原文です

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000099-mai-soci

 

鳥取県立鳥取養護学校(鳥取市)で、医療的ケアを担う看護師が不在になり、ケアの必要な児童生徒9人が通学できなくなっていることが分かった。以前から要員不足の事情があり、ケアの一部が遅れたことを保護者から批判された看護師6人全員が、一斉に辞職を申し出た。県教委は看護師の配置や相談体制の不備を認め、後任の人材確保を急いでいる。

 

  県教委が8日の県議会で報告した。同校には小学部から高等部までの児童生徒76人が在籍、うち33人がたんの吸引などのケアを必要とする。看護師6人は非常勤で、5月22日の授業終了後に全員が辞職の意向を伝えた。看護師の1人は、ケアが数分遅れたことについて、ある保護者から威圧的な言動を繰り返し受けたと訴え、他の5人も不安を募らせていたという。

 

  医療的ケアの必要な児童・生徒は現在、保護者同伴で登校するか、校外のデイサービス施設で教員の訪問授業を受けている。施設を利用せず家庭訪問を希望しない児童生徒4、5人が授業を受けられない状態という。

 

  野坂尚史校長は「本来は8人の看護師が必要。一刻も早く人材をを見つけたい」と話した。県教委は「医療的ケアを必要とする児童生徒が増え、看護師の体制が苦しかったとも聞いている。組織としての受け止めなどが不十分だった」と釈明。県看護協会などに派遣を要請中で、近く学校でのケアを再開する方針という。【小野まなみ、真下信幸】

 

 

 

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人生の価値は長さでなく、質。

家訓とは、人生の中で大事にして欲しい価値観を子どもたちに、渡すツールです。


一人ひとりに、「夢を教えてください」を聞くと、家を建てたい、いい学校に入って欲しいとの回答が寄せられるものが、「家訓」と形をかえ、質問をすると


・挨拶を忘れない

・人に迷惑をかけない

・ありがとうと言われる人間になる


そんな素朴な言葉が寄せられます

 

この特徴は、見ている距離の違いだと家訓ニストは考えます

この時の距離とは、個人であれば、10年、20年の距離。

そして家となると100年、200年の距離です。


残酷ですが、家訓づくりの前提は、いつか自分自身が死んでしまうというものです。棺桶の中にお金を入れても意味がないように、100年後の子孫に遺す言葉には、お金や欲が、そぎおちた素朴なものが並ぶことは当然のことなのかもしれません。


しょうがない事ですが、学生さんの夢や、目標は、どこか浅い。そして人生経験をへて、いつか来る死というものに向き合うことで、ひとは言葉に重みを増していくものです。

 

ネットで、癌患者と健康な人にそれぞれ同じ質問をしていく動画がアップされ話題になりました。

 

12歳のガン患者の少女は、夢については、「自分の足で歩く」こと、そして幸せな瞬間を、「頬(ほほ)に風があたるとき」と、回答しています。

 

日常のなんてことのない光景に幸せを感じる患者のみなさんに比べ、健康に暮らす我々の欲深さが際立ちます。

 

病気という重い十字架を背負う苦しみは、健康に暮らす我々には分からない境地です。しかし、神様に与えられた1日を一生懸命にいき、他人を気遣い、ましては残された人の幸せを願う姿勢に感動をおぼえます。

 

人生の価値は長さではなく、質である。

欲深い自分自身を戒め、太陽、酸素、海、風に感謝し、小さな喜びを感じられる、そんな人間でありたいです。そして家訓づくりは、そんな大事な価値観をプログラムを通じて多くの方に発信していきます^^

 

以下、原文です

 

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人生観が変わるかも…がん患者の切なる願いで気づかされる本当の「幸せ」

(出典:http://irorio.jp/sousuke/20150525/231636/

 

                                                   

YouTube/dulcineastudios
YouTube/dulcineastudios

人生観を一変させるとして注目されている動画をご紹介したい。

隣り同士、互いの顔を見ることのできない2人に、同じ質問を投げかけるという内容である。

一方は若くしてがんを患っている患者もしくはその家族。もう一方は健康な人。一見するとどちらががん患者でどちらが健康な人物なのかわからないかもしれない。

しかし「もしも願いが叶うとしたら?」という問いに対する答えを聞けばその差は歴然。

健康な人は仕事や旅行のことばかり

健康な人々の口からは「地中海クルーズに行きたい」「ニューヨークでジャーナリストとして仕事がしたい」「ゲームの制作会社を起ち上げたい」といった夢が語られる。

YouTube/dulcineastudios

隣りからも同じような答えが返ってくるであろうと思っている彼ら。

がん患者が口にする意外な答え

しかし見知らぬお隣さんは予期せぬ答えを口にする。

▼この女性は「娘が普通に暮らせることだけを祈っている」と…。

YouTube/dulcineastudios

彼女は38歳で14年前から白血病の治療を続けており、現在娘さんも同じ病気で闘病中だそう。

他にも「この世から病気がなくなればと願っている」(骨肉種の14歳女性)「散歩に行って道端に咲いている花が見たい」(2年半前に白血病を発症した女性)「何も心配していない母の顔を見たい」(リンパ腫の18歳女性)といった答えが続き、隣りの健康な人々は目から鱗の表情を浮かべる。

大切なものは何か…失って初めて気付く

▼12歳の少女の願いは「散歩に行きたい」というのもで、一番幸せな瞬間は「風が頬にあたるとき」

YouTube/dulcineastudios

白血病と戦うクリスティーナさんの言葉に、隣りの女性も涙ぐむ。

YouTube/dulcineastudios

病気になる前は自分たちも同じように思っていたこと、そして「失ってからその大切さに気付いた」と語る彼らは、「健康なのが当たり前」と思っている人々の目を開かせた。

日頃つい忘れてしまう、本当に価値のあるものに気付かせてくれる動画がコチラ↓


 

 

 

 

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中居くんの家訓「求めるな あたえよ」

先日、SMAPの中居くんが、2月にお父さんを亡くされていたことを告白されました。

 

闘病中も、バラエティー番組に出演し続け、苦しい胸のうちを見せることもなく、笑いをお茶の間にお届けしてきたことに、プロ根性を感じます。

 

 

今回、ご紹介させていただく中居家家訓は、そんな中居くんを育てたお父さんが、闘病中に伝えた家訓です。死期が迫るなか、息子に伝えた家訓にはどんな思いが込められていたのでしょう?

 

「求めるな、与えよ」とは尊い言葉です。

もしかしたら、中居くんは、父の死に際し、同情を求めず、笑いを世の中に与えることで、お父さんとの約束を守ったのかもしれません

 

家訓を遺すまでの物語と、ダウンタウンの松ちゃん、タモリさん、鶴瓶さん、そして香取くんも登場する抱腹絶倒、涙もとまらない感動のエピソードはこちら

 

※以下、ネットの記事からの引用です

http://spotlight-media.jp/article/149187530632382567


 ↓↓↓

 

 

 

 

出典 http://www.fujitv.co.jp

 

今年の2月に父、正志さん(享年79)をがんで亡くしたSMAPの中居正広さんが、5月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。芸能界の友人として仲良くしている番組MCのダウンタウン・松本人志さんが、父、正志さんのお見舞いに来てくれていたことを明かしました。

中居「松本さんがいるからってわけではないんですが、去年の『HEY×3』を見てたんですよ。で、松本さんのお父さんも去年亡くなられてて、その話は聞いてたんで。で、HEY×3の最後に、『チキンライス』っていう、浜田さんが歌った歌が流れたんですね。そん時に、みんなが輪になってニコニコやってたんですけど、僕、松本さんをずっと見ちゃって、この歌詞、松本さんが書かれてたじゃないですか。だから松本さんだけちょっとやっぱり、なんか温度が違うように見えてしまったんですよ」

松本「(笑)全然そんなつもりで書いた歌詞じゃないんやけど、家族がテーマになってもうてるからな、そう考えるのか」

中居「耐えられるのかなと思って。“ちょっとあれしんどくなかったですか?”って(松本さんに聞いたら)“まぁ、そういう年齢に差し掛かったかな”くらいの話だったんですよ。で、その後、松本さんと年始にご飯を食べる機会があって、実は僕のお父さんも(肺がんで)ぼちぼちかもしれませんねって報告させてもらったんです。」

東野「中居くんのお父さんの状況を松本さんに報告したと」

中居「はい。で、松本さんは全然、僕のお父さんとは面識なかったんですけれども、酔った席だったからかわかんないですが、“もしあれだったら俺、なんか(お父さんのために)できることあるかな”って言ってくれたんですよ。“もしあれだったら、会いたいんだけど、どうかなー”って。いやでも松本さんとは面識もないですしって言ったんですけど“でもお父さんが喜んでくれるんだったらば、ちょっと行ったろか”みたいな。

そしたら、帰り際にも“もしあれだったらほんっと連絡して”って言ってくれたから、じゃあ月曜日に来れたら来てくれますかって。そしたら本当に松本さん病院に来てくれて。一人で(笑)」

松本「あかん、この話あかんわ~」

中居「(笑)そしたら鶴瓶さんも(父と)面識があったんですよ。タモさんも。で、タモさんと鶴瓶さんと松本さんが(その日に)来てくれたんですよ」

全員「へぇ~!」

中居「でその当時もう父は喋れないですし、起き上がれないですし、かなりげっそりしてたんで、ほんと亡くなる1週間くらい前だったんで、一人だと背負っちゃうじゃないですか、だから全員で来ていただいた方がいいからって3人同じ日に来てもらったんですけど」

出典 2015年5月17日放送『ワイドナショー』

『ワイドナショー』では、タモリさんと鶴瓶さんと松本さんの3人が来てくれたという話をしていましたが、実はこの日、もう一人この場にいたのです。


出典 http://www.1242.com

この日のお見舞いの席に居合わせた笑福亭鶴瓶さんが、自身のラジオでこの日の話をしていました。

まず最初に(顔)見せたらいいわって急いで行ったんですよ。僕が最初でした。まさかそんな人たちがみんな来るなんて思ってなかったんですけど、僕が最初で、でお父さんも喜んで、俺の顔見て「笑瓶ちゃんは?」って言わはったんですよね(笑)

そのあとタモリさんが来たんですよ。タモリさんがきて、まぁ、大人としての対応ですよね、なんかこう“お見舞い”って書いた何かを持ってはって、渡したんですよね。そしたらスッと中居が俺の顔見よったんですよね。「いや、違うがな!俺はお前に“体一つで来てくれればいいから”って言われてとにかく急いで来たんやって(笑)

そして次にダウンタウンの松本が来よってね、そんなに呼んでんのかって思ってパッと松本を見たら、松本はこれまた優しいやつですわ、昭和の建築とかロマンポルノとかの写真集をもって来てたんですよ。お父さん退屈やろうからって。そしたらまた中居が俺の顔を見るわけですよ(笑)

するとそこに香取が来てね、香取はね自分で作った、中居とお父さんのアルバムみたいなものを持ってきたんですよ。これまた優しいがな。だからもう俺は今着てる“笑福亭鶴瓶”って書かれたパーカーがあったんで、もうそれ脱いで「これ渡すわ」と(笑)

出典 2015年5月17日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』

そのもう一人とはなんとSMAPの香取慎吾さんでした。中居さんの口からは語られませんでしたが、心温まるお見舞いを持ってきていたのですね。

みんなで1時間ほど楽しい時間を過ごしたそうですが、そこで中居さんはあらためて、松本さんと友人でいることを嬉しく思う出来事があったそうです。

東野「松本さんが芸能界の友達は誰かって言われたら中居くんかなっていうくらいの関係性がありますから」

中居「僕も、芸人さんとしてもそうですし、男同士ってやっぱ面白いもんで、お付き合いしていく上で、どっかでなんか惚れてる部分ってどっかにあるんですよ。尊敬してる部分とか、技術的なものもそうですし、人間的にちょっと惚れてないと付き合えない気がするんですけど。

ほんっとそのとき改めて感じたんですが、タモさんが先にスケジュールの都合で帰ることになって、鶴瓶さんも帰ることになって、他にも病室に一人、二人いたんですけど、みんな帰るってなったので、じゃあ松本さんも帰ってくださいって言ったら、“そらあかんわ”って。いやでもほんっと一人だとしんどいんでって言っても“あかんって。こんだけワーワーやってて、一斉にワッて帰ったら、お父さんが寂しすぎるから、俺は残るわ”って…。

俺、それ言われた時に、まぁ、ほんとにこういうお付き合いをさせてもらって、その瞬間にそれ考えられる人、感じられる人?やっぱりこの人、間違いない人だなって。」

松本「いや、違うんですよ、うちの親父が時期的に(重なった)ってのもちょっとあるかなー。ほんっと数ヶ月前ですからね(父を亡くしたのが)うちも」

中居「いや、来てくれたことの嬉しさもそうですけど、ほんっとこんなことを言ってくれたことも。この人とお付き合いしてて本当によかったなって、僕の目にも狂いはなかったなって思えましたし」

出典 2015年5月17日放送『ワイドナショー』

2000年に日本テレビ系で放送されていたドラマ『伝説の教師』で共演して以来、仲良くしているお二人ですが、ここまで深い絆で結ばれているとは知りませんでした。


この日は、先日末期の大腸がんであることを公表した俳優の今井雅之さんの話もとりあげられていたので、今井さんとも交友関係のある中居さんを気遣うような松本さんの姿も垣間見えました。


気遣いを褒めちぎる中居さんの言葉に終始照れ笑いを浮かべながら、額に汗をかいていた松本さん、かわいかったです。


正志さんが亡くなったのが2月であるにも関わらず、中居さんがラジオで公表した5月までの間、どこにもこの話が漏れなかったことについて、各分野の専門家として出演している芸能リポーターの井上公造さんも「僕はもっともっと知っている人が少ないと思っていたので、今のお話を聞いて、周りの友達とかも含めてすごいなと思いました」と周囲との信頼関係を称賛していました。


亡くなる1週間前だったようですが、病室を訪れた松本さんに対して、筆談で「浜ちゃんは?」と、最期までユーモアを忘れなかった正志さん。

 

 

父が最期の力を振り絞って書いた中居家の家訓

出典 http://www.gettyimages.co.jp

病床の正志さんに中居さんは「中居家の家訓を書いて残して欲しい」と頼んでいたのでした。

最期の最期まで「家訓を書いてくれ!」と 中居パパに頼み続けた中居くん。

そして力を振り絞って遺してくれた中居家家訓…

「求めるな 与えよ」

出典 http://ameblo.jp

正志さんが最期の力を振り絞って書いた、中居家家訓、

『求めるな、与えよ』

この言葉が、正志さんの亡骸のもとに置いてあったそうです。それを見た笑福亭鶴瓶さんは「まさにあいつ(中居さん)がやってることなんですよ」と自身のラジオ番組で語っていました。

中居さんがこれだけの大物と呼ばれる方たちに愛され、信頼されているのは、この家訓を自然と父である正志さんから受け継いでいたからなのかもしれません。中居さんはきっとこれからもお父さんの教えを守り、『与え続ける人生』を送られるような気がしました。

 

 

 

 

 

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なぜ、日本のアニメには親がいないのか?

クールジャパンともてはやされる日本のアニメーションは、世界中で賞賛をあびています。

 

そんな中、外人さん視点による日本のアニメあるあるが、紹介されていました。

主人公がシャイすぎるなど、外人さんならでの感想があるなか、その1位は、殆どのアニメに親がいないという指摘でした


『ドラゴンボール』の孫悟空、『ナルト』のうずまきナルト、『フルーツバスケット』の本田透には両親がいない。『BLEACH』の黒崎一護と『エヴァンゲリオン』のシンジは母親がいません。

おおげさにいえば、日本のアニメの主人公の50パーセントは両親がおらず、残りの35パーセントは父親と母親のいずれかがいないと考えられます

 

しかし「親がいない」歴史は、日本のアニメの伝統で、高度成長期に幼少期をすごした家訓ニストのアニメ事情は、もっと陰湿なものでした

 

みなしごハッチ・・・・・・いない

アルプスの少女ハイジ・・・いない

タイガーマスク・・・・・・孤児院

ガンダム・・・・・・・・・離婚

母をたずねて三千里・・・・あえない

 

子どもの頃、12チャンネルでやっていたアニメの再放送では、繰り返し繰り返し親にあえない、あるいは親のいないアニメを垂れ流していました。

 

そして家訓ニストがおすすめするブルーな気持ちにさせてくれる1位は、鉄腕アトムの誕生秘話です。鉄腕アトムは、天馬博士が息子の死をきっかけに、息子そっくりのロボットを作り出すところから始まります。しかし、そんなことをしても息子のかわりにはなりません。なんと天馬博士は、アトムを気味悪く感じ、サーカスに売り飛ばしてしまうのです。

その後、お茶の水博士との出会いもあり、サーカス団から脱出し、みんながよく知るアトムになっていきますが、世界初のテレビ向けの短編アニメをもってしても、陰湿すぎる暗さです。

 

家訓ニストの考える日本のアニメに親がいない理由は何点か考えられます。


・アニメの設定上、主人公に影がある(親がいない)ことにしておくと、物語がよく回るとの説。

・不幸な主人公に、より共感を覚えるという説。

・勧善懲悪なお話しよりも、不幸なお話しが好きだという説。


などが考えれます。

そもそも、日本のアニメのもう1つの特徴は、主人公が大人じゃないという点です。西欧のヒーローもので、子どもが主人公なものは見受けられません。子どもはあくまで子どもです。力が強い訳でも、智慧があるわけでもないからです。しかし日本では、伝統的に、桃太郎、金太郎にはじまり、子ども(少年)が、活躍する物語が多く存在します。

 

このことを、アーティストの村上隆さんは、大東亜戦争後、すべての価値観が否定された中、子どもの中に、無垢のエネルギーをみたと指摘し、大人より子どもにヒーロー性をもとめたと解説しています。


分からないものは、扱い次第で、鬼にも神にもなります。自然がその代表例で、ある種、日本では、子どもの中に「自然」をみてきたのかもしれません

 

こども=分からないもの×リモコン=(鬼OR 神)

 

そんな図式が成立しそうです。その証拠に、神社の祭礼なども重要な儀式には巫女さんや、童子が活躍をみせます。これも海外の宗教のなかにはない特徴なのではないでしょうか?

 

そして、親がいないアニメの系譜をまもる巨匠といえば宮崎駿先生です。

 

ナウシカ・・・・・・いない

ラピュタ・・・・・・いない

魔女の宅急便・・・・いない?

紅の豚・・・・・・・そもそも豚だ

もののけ姫・・・・・狼に育てられた

千と千尋・・・・・・豚になる

ハウルの動く城・・・いない

 

トトロの中では、両親が登場しますが、静養中という設定です。しかし、宮崎アニメの面白さは、親がいなくても周囲の人に助けられ、主人公が成長していく過程にあります。そしてどの作品にも、印象的な、おじいちゃん、おばあちゃんが登場します。また、懸命にはたらく庶民を描く一方、お金持ちに厳しく、とくに権力者が大嫌いだということも徹底しています

 

実は宮崎駿さんや、盟友の高畑監督は、学生運動の盛んだった世代でバリバリの共産主義者でもあります。ただし、レーニンが主導した共産党とは一線をひき、助け合いや互助の精神、あるいは自然との共生のなかにマルクスのかかげた理想郷をもとめている点が面白いと感じています

 

宮崎作品の中に描かれる理想郷は、ちょっと貧乏でも助け合いのなかで生きていた、ちょっと前の日本の原風景です。経済学的には、資本主義と共産主義の戦いは決着がついたようですが、日本的な資本主義の理想は、トトロの世界観(ピュアな共産主義)をもとめている気もします


子どもの頃、夕食前の一時に、12チャンネルでアニメの再放送をみるのが日課でした。

なんだか親のいないアニメを見て、あるいは物悲しい終わりの歌を見るにつれ、夕陽が沈む時に感じる物悲しさを ブラウン管のテレビの中で体感していたような気がします


社会には光と影が存在します。光だけ追い求めても、まぶしい未来はやってきません。これを古代の中国では太極といい、日本でも陰陽として、政治や経済、日常の様々な吉凶を占ってきた歴史があります


暗すぎる日本のアニメは、人間のもつドス黒いものを描くことで、高度成長の時代なかで、失ってきた何かのバランスをとってきたのかもしれません。あるいは、原作者の根性がひん曲がっただけかな(>_<)


 

 

 

 

 

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大人気 家訓ブログが書籍化へ!

大手検索サイト、「家訓ブログ」部門、1位の大人気家訓ブログが、この度、セルバ出版さまより書籍化されることが決まりました。


これを機に専用のHPとともに、家訓ニスト協会(仮)を立ち上げ、今後の大展開をになっていきます


そこに家訓がない限り

家訓ニストの挑戦は続きます

家訓本のご購入と共に、かわらぬ「いいね」をお待ちしています 



専用HPより↓↓

   

 http://kakunist.jimdo.com/



慣が、素晴らしい人生をつくる


家族の無事をねがい、子供の健やかな成長をたくす「育児」。しかし、様々な情報が錯そうし、何が大事か、何を優先すべきか、迷子になっていませんか?

わたしは、そんなお父さん、お母さんの悲鳴をききつけ、解決を図るために、様々な機会に登場し、「家訓づくり」のセミナーを開催してきました。

 

この5年間で、PTAや、各種研修、青年会議所などを中心に、全150回、7000名を超える方々に対し研修をおこなっています

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

この度、セルバ出版さまより


世界一簡単な幸せをまねく家訓の作り方

 

が、発刊されます。

これまでのセミナーで学んだこと、体験してきたことを1冊の本にまとめました。これにあわせ、家訓ニスト協会(仮)と、協会の専用のホームページを立ち上げます。

 

この機会に、著作を多くの皆様に手に取っていただき、素晴らしい家訓の世界と、幸せを招くちょっとしたヒントを全国の皆様にお届けできれば幸いです

 

2015年5月

家訓二スト協会(仮) 会長 幡谷哲太郎

   

※専用HPはこちら

 http://kakunist.jimdo.com/


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国史について考えるHPを立ち上げました

みな曰く、天下国家と。

天下の本は国にあり、国の本は、家にあり。

家の本は、身にあり

                (孟子)

 

ゴールデンウィークの時間をつかって、国史を考える専用HPを立ち上げました。

「家訓」と「国史」。一見関係なさそうですが、幡谷の中で、1本の線が見えつつあります

 

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。

 

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

国史とは一見、関係なさそうな「家訓」ですが、幡谷の中では底流でしっかり1本の線でつながっています。おじいちゃん、おばあちゃんからの言い伝えこそが、日本の伝統であり、それなくして国も語れないと考えるからです

 

いま、教育現場では、歴史教育を「日本史」と言い換え無味乾燥な暗記教育を子ども達にかしています。本来、歴史を学ぶことは温故知新、古きを訪ねて新しきを知るものであり、生きる上での教訓や、アイデンティティを醸成する徳育の素材であったはずです。


まずは、神話から始まる日本の歴史を「国史」という枠組みで伝え、しっかりとした人間教育を目標に、「教育勅語」、「偉人伝」や「家訓」。そして「近現代史」の訴求など、やれることはたくさんありそうです

 

徳育の源流に家訓あり!

家訓の源流に国史あり!

 

専用HPはこちら^^

http://kokushikaigi.jimdo.com/ 

 

 

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「昭和の日」に昭和天皇のご遺徳を考える

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

国としての品格は、その国民が自分が偉大なる民族に属するのだという感情によって支えられ、そこから力を得るものである

19世紀 イギリスの思想家「スマイルズ」

 

今日は、昭和天皇のご生誕を祝した旧天皇誕生日(現在の昭和の日)です。

皆様は『天皇』について、どれだけ説明することが出来るでしょうか?

 

FBの投稿では、「天皇制」と発言したところ、日本には、「天皇制」なるものはなく、ただ万世一系、ただおわすだけであるっとご指摘を頂戴しました。自分の不勉強が恥ずかしい限りです。ご指摘ありがとうございました

 

幡谷自身も、うるおぼえのように、ただおわすだけである天皇陛下の存在は、だれも教えてくれません。まして、左よりの思想に縛られている子どもたちが学ぶ教科書には、「天皇家」「天皇陛下」についての記述はありません。もちろん、神話までさかのぼる建国の歴史を記す訳もなく、アイデンティティの醸成に課題があるのが現状です。日本という国の元首は、天皇陛下です。各国の大使が任官の挨拶をされるのも、陛下ですし、また国璽と尊称されるハンコを、国家の重要文書に押す役割も担われています。

 

右や、左の立場の違いは、宗教の自由と等しく、それぞれが信じる真を貫くことが大事です。ただし、現状に不満があるのなら、自分自身が語り部となり次の時代に正しい国史を伝える必要があるのではないでしょうか?

 

『天皇家』は、現存する最古の王朝であり、現存する唯一のエンペラーであり、 現存するただ一つの神話をバックボーンに持つ血統です

 

 民主主義の国が増える中、イギリスを筆頭に国王を持つ国もまだまだあります。では、天皇と国王とは、何が違うのでしょう?天皇についてはemperorと表記します。他の権威と比べるとこんな感じになります

 

皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王様(king)> 大統領(president)>首相(premier)

 

で、これを現在の世界情勢に合わせてみると・・・

 

天皇陛下(emperor)≧ローマ法王(Pope)>英国女王(Queen)> アメリカ大統領etc(president)>日本国首相etc(premier)  

 

以上のように、皇帝の称号をもつ『天皇』が世界で一番の権威を誇っています

実際、天皇陛下と他の国の皇族の方が集まる場合、天皇陛下は別格の扱いをうけることが多いようです。また、アメリカにおいても、大統領が正装で出迎えをするのは、ローマ法王、イギリスのエリザベス女王。そして日本の天皇陛下だけです。

 

あらためて、我々日本人はどれだけ「天皇」のことを知っているでしょうか?

画像は、終戦後、傷ついた国民を励ますために、日本全国を巡幸された昭和天皇のお姿です

 

不遜ながら私自身の昭和天皇のイメージといえば、御歳をめした好々爺の印象です。しかし、天皇陛下も、当然、青年期もあれば、子どもの時代もあります。昭和という時代をつくったのは、まぎれもなく、ひとりの「裕仁」という偉人です。

 

今回のブログでは、昭和の日を祈念して、偉人という言葉も薄っぺらく感じる天皇陛下の奇跡のエピソードを紹介していきます

 

 

■マッカーサーとの会談

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大東亜戦争終結後、戦後処理の一番の論点は、昭和天皇の戦争責任についてでした。戦勝国の中でも、意見がわかれる中、GHQのマッカーサー長官は、昭和天皇との会談にのぞみます。

 

会談の前のまで、長官は昭和天皇の責任を追及する立場でした。しかし、会談後は、態度を一変し、擁護する姿勢をつらぬきました。

 

いくつかの回顧録を総合するとこのようなやりとりがあったそうです。

 

昭和天皇:

「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身を、あなたの代表する諸国の採決に委ねるため、お訪ねした」

 

多くの国の統治者は責めから逃れようと命乞いをし財を守ろうとします。しかし、昭和天皇の多くのそれとは違っていたのです。またマッカーサーは

この言葉に、マッカーサーは驚きました。彼は、昭和天皇が命乞いにくるのだろうと考えていたからです。
 
マッカーサーはこの時の感動を、『回想記』にこう記している。
「私は大きい感動にゆすぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに、天皇に帰すべきではない責任までも引受けようとされた。この勇気に満ちた態度に、私の骨の髄までもゆり動かされた。私はその瞬間、私の眼前にいる天皇が、個人の資格においても日本における最高の紳士である、と思った」


この時マッカーサーは、次のように返答したという。
「かつて、戦い敗れた国の元首で、このような言葉を述べられたことは、世界の歴史にも前例のないことと思う。私は陛下に感謝申したい。占領軍の進駐が事なく終ったのも、日本軍の復員が順調に進行しているのも、これ総て陛下のお力添えである。これからの占領政策の遂行にも、陛下のお力を乞わねばならぬことは多い。どうか、よろしくお願い致したい」(藤田侍従長による『侍従長の回想』)


マッカーサーは、立ち上がって昭和天皇の前へ進み、抱きつかんばかりに天皇の手を握りしめて、「私は、初めて神の如き帝王を見た」と述べた。
わずか37分間の会見で、マッカーサーの昭和天皇に対する態度は、まったく変わっていた。


会見前は傲然とふん反りかえっているよな態度をとっていたマッカーサーが、会見後には昭和天皇のやや斜め後ろを歩くような敬虔で柔和な態度で、会場から出て来たという。
会見後、マッカーサーは予定を変更して、自ら昭和天皇を玄関まで見送った。当時、ソ連やアメリカ本国は「天皇を処刑すべきだ」と主張していたが、昭和天皇の態度に感動したマッカーサーは、これらの意見を退けて、自ら天皇助命の先頭に立ちました。

 

天皇陛下が、無私の立場を貫き、命をとしたこの会談では、食料不足に悩む国民のため援助を引き出すことにも成功しています。戦前、天皇陛下が君臨する政治体制を「国体」と表現していました。この「国体」は神話の世界から2600年間。史学的に証明できる一番古い天皇からさかのぼっても1500年間、たえず守られてきたものです

 

建国からわずか数百年。まだまだ若いアメリカという国にあって、マッカーサー元帥が、陛下の人徳にふれ、赤子のようにひれふす姿は痛快です。

 

昭和天皇は、敗戦の4ヶ月後1946年歌会始で、こんな歌を詠まれています

 

降り積もる 深雪に耐えて 色変えぬ

松ぞ雄々しき人もかくあれ


国体の滅亡の危機から救ったものは、銃でも、爆弾でもなく、陛下のお人柄と、人徳でした。

 

 ■戦後の巡幸

 

 

 

 

 

 

「石のひとつでも投げられりゃあいいんだ。ヒロヒトのおかげで父親や夫が殺されたんだからね、旅先で石のひとつでも投げられりゃあいいんだ。ヒロヒトが40歳を過ぎた猫背の小男ということを日本人に知らしめてやる必要がある。神さまじゃなくて人間だ、いうことをね。それが生きた民主主義の教育というものだよ。」

 

昭和21年2月、昭和天皇が全国御巡幸を始められた時、占領軍総司令部の高官たちの間では、こんな会話が交わされたそうです

 

しかし、その結果は高官達の"期待"を裏切るものでした。昭和天皇は沖縄以外の全国を約8年半かけて回られた。行程は3万3千キロ、総日数165日。各地で数万の群衆にもみくちゃにされたが、石一つ投げられたことはなかったそうです

 

イギリスの新聞は次のように驚きを率直に述べた。

 

日本は敗戦し、外国軍隊に占領されているが、天皇の声望はほとんど衰えていない。各地の巡幸で、群衆は天皇に対し超人的な存在に対するように敬礼した。何もかも破壊された日本の社会では、天皇が唯一の安定点をなしている。

 

イタリアのエマヌエレ国王は国外に追放され、長男が即位したが、わずか1ヶ月で廃位に追い込まれた。それに対して、日本の国民は、まだ現人神という神話を信じているのだろうか?

 

欧米人の常識では理解できないことが起こったのです。

 

また巡幸の際、地方によってはまともな宿泊施設がなかったため、焼け残った民間の建物や学校の教室にお泊まりになることも厭わなかったそうです。また炭鉱では労働者が皇室制度に反対する演説をぶとうと待ち受けていたが、いざ昭和天皇がこられると、自然と万歳を唱えていたと伝えれています。

マッカーサーをとりこにしてしまったように、陛下のもつ「おおみごころ」には万人を包み込む優しさがあふれています。

 

石油も、鉄もとれない日本という国にあって、唯一の資産は、「人」です。焼野原になった国土を再生すべく、奮闘した無名の人々を陛下はたえず励まし、お心をお寄せくださいました。戦後数十年で世界有数の経済大国になった奇跡の源に、陛下の優しさがあったのではないでしょうか?

 

 ■吹上御所のおはなし

 

 

 

 

 

昭和天皇のお住まいのお話しです。終戦後、陛下は皇居内の「ご文庫」という建物にお住まいでした

 

この御文庫、爆弾の飛来を想定して建造したのはいいものの、天井に詰めた砂は建設当時雪が積もっていた砂をそのまま詰めてしまっていて、溶けた水が何年も経ってからコンクリートから浸み出してぽたぽたと落ちてくるありさまでした。

同じく御文庫附属室は地下深くにあったため、そこから伝ってくる湿気も酷いものだったといいます。スーツを吊るしておくと一両日のうちに湿ってしまったのだとか。

 

こんな場所に陛下を住まわせてはおけない、と侍従は御所の新造を提言しますが、陛下は「世の中には住む家の無い人もあるのに、私にはこれだけのものがあるのだから」とあっさり却下。

 

では、せめて修理を…と、調査してみれば天井裏からなんとドラム缶2本半もの水が出てきたのです。

これはいかんと再三にわたり陛下に新造を奏上するも、やはり陛下の答えはNOでした。

 

そして日本は戦後の混乱期を乗り越え、高度経済成長期を迎えます。昭和34年(1959年)皇太子殿下(今上陛下)御成婚で世間はミッチー・ブームに沸きますが、そのときですらなおまだ両陛下は御文庫にお住まいになっていました。

 

結局それからさらに2年、終戦から丸16年経過してようやく新たに建てられた吹上御所にお移りになったのです。 吹上御所は延べ1,504㎡。鉄筋コンクリート2階建ての洋風建築で「こんないい家に住めるようになったのもみんな国民のおかげだ」とこの年に還暦を迎えた陛下はおっしゃったのだそうです

 

また1937年、昭和天皇は、ゴルフ場として利用されていた吹上御所内の敷地を、自然林に戻す計画をたて、以後90年近くかかり、大都心に自然がよみがえさえました。その敷地は、115万平方メートル 東京ドーム25個分です。最近の調査では、カワセミやホタル、たぬき、紅糸とんぼ、そして自然の豊かさを象徴するオオタカが生息しているそうです。

  

いまだに多様性を無視し、河川敷をガンガンコンクリートで固める御役人様に比べ、昭和天皇の示されたビジョンには、はるか天より見通すような慧眼を感じます。

 

生物学者としても活躍された昭和天皇は、できるだけ人の手をいれず、そして100年、200年という単位の計画で、都心のど真ん中を森に変えられました。また、一節には、1923年におこった関東大震災の被害をみて、万が一の避難場所として森を残したとも言われています。

  

慈愛と、確かなビジョン。そして行動力に溢れた昭和天皇は、自身のつくられた「森」についてこんな言葉を残しています。

 

「雑草という草はない。どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる」 

 

侍従長だった入江相政(すけまさ)さんが昭和天皇の言葉として紹介しています。 昭和天皇の留守中に庭の雑草を刈っていた入江さんに対してなぜ草を刈ったのか尋ねたところ「雑草が生い茂って参りましたので、一部刈りました。」という答えに対して仰った言葉です。

 

昭和天皇のご遺徳はもちろん、今上天皇も、昭和天皇が熱望してやまなかった沖縄への巡礼を実施、またサイパンや、ペリリュー島への慰問も実現しています。

 

巡幸は戦後だけでなく、被災にあう度にお姿をおみせになられます。 震災後の混乱時に、いち早く国民にむけてのメッセージをお出しになり、痛みを共に感じるために、計画停電にあわせて、電気をつかわない生活を実践されていたそうです。

巡幸も、宮城、岩手、福島の3県だけでなく、埼玉、千葉、茨城の被災地もめぐられています。忘れられた被災地といわれる茨城には首相も大臣もくることはありませんでした。しかし、陛下がいらっしゃることになり、その後の復興のスピードが加速的に進んだと住民の方が教えてくれました。戦後の混乱期、そして被災地にあって、国民が傷つき打ちのめされた時、弥勒菩薩のように現れる陛下は、本当の意味で現人神なのかもしれません

 

世界的な権威であり、謙虚であり、政治家であり、無私のひとであり、どれだけ賛美の言葉を並べても、昭和天皇をあらわす言葉がみつかりません

 

昭和の日。昭和天皇のご遺徳に触れ、とてつもない日本の歴史を子どもたちに伝えてあげてください。

 

19世紀 イギリスの思想家「スマイルズ」は、国としての品格は、その国民が自分が偉大なる民族に属するのだという感情によって支えられ、そこから力を得るものである。と述べています。

 

せっかくのゴールデンウィーク。子ども達と、森、川、海。日本の財産を満喫し、偉大なる民族の元に生まれた喜びを分かち合う休日となることを祈念しています^^

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家訓ニスト養成講座 開催報告

「結局、現場に出ないと何も学べないんですよね」


2日間に渡って死力をつくした?家訓ニスト養成講座が終了しました。冒頭紹介させていただいたコメントは、自分なりにがんばった養成講座のあと、昼食中に土浦JCのパウロくんに、奈落の底に落とされたメッセージです


・・・それ言っちゃえばおしまいですが
確かに、講座を開いたとして、本当の学びは、現場の中にしかなさそうです(>_<)


2日に渡り「家訓づくり」のメインインストラクター養成講座を開催させていただきました。パウロくんのイジメにも負けず、現場に出るための心構えと、スキル習得をめざし勉強会を実施しています


平成27年4月24~25日。日本JC資質向上委員会さまの主催で、インストラクタートレーニング(家訓ニスト養成講座)を開催させていただきました

 

家訓をはじめ多くのセミナー素材をかかえるJCですが、メインをつとめることのできるヘッドトレーナーがすくない課題があります。

 

これは単年度制の宿命でもあり、たえず新陳代謝をくりかえす組織にあって、セミナーは残っても、それをフォローできる人的資源に恵まれない現状があります。

 

現役のヘッドトレーナーは、パンダよりも少ないのに、ロムさんからの開催依頼は100を超えています。これでは、破たんをきたすのは当然のことです

 

JCを卒業した幡谷の残された仕事は、現役メンバーのなかでヘッドトレーナー(インストラクター)を誕生させることです。この日も、家訓ニスト養成講座として17名の有志を集め、勉強会を実施させていただきました

 

 

人は他人の話しを聞いていない、ただし全部聞いていない訳でもない

 

講座のタイムスケジュールは以下の通りです

18:00~19:00 概要説明

19:00~20:00 グループワーク

20:00~21:00 各15分のプレゼン

 

翌日

10:00~12:00 シナリオトレーニング

 

今回の講座の組み立てで、大事にしたことは、「モチベーション」です。

受け手であるメンバーさんが前向きに受講いただかないと、10の説明のうち1も2も、受け取れないというのが実情です。

 

画像は、概要説明のあとサプライズで実施した「家訓ミニテスト」の様子です。A4一枚、たった5つの設問でしたが、全問正解者はゼロ。ほとんどのメンバーさんは2つぐらい空欄をうめるのがやっと・・・という状況でした(>_<)

 

ひとは、他人の話しを聞いていないもの

ただし、まるで聞いていないというものでもない

 

話し手である幡谷のスキルはもちろん、モチベーションを高めることができれば、ひとの話しを聞いてもらえるはずです。そして、受け手の感性次第で、10の説明が、15にも、20にもなるもの。教育とは、モチベーションの醸成、言い換えれば「やる気スイッチ」の作成です

 

ミニテストの後は休憩をはさみ、グループを3班にわけてのワークショップを実施しています。内容は、「家訓づくりのセミナーを開催したくなる」15分のプレゼンの準備です

 

3つの班は、それぞれ「ブロ長会議」「ロム」「PTAの役員さん」を仮想の対象者に見立て、15分のプレゼンをつくっていただきました。座学よりもワークショップは学習効果が高いものです。そして自分で考え声に出すという事が最も尊い^^ プレゼンの内容を作りこむ過程で、たくさんの学びを、勉強してくれました

 

講師として「やる気スイッチ」をバチンといれた瞬間です(ー_ー)!!

 

翌日には、開催をひかえた小千谷JCの本田委員長さまにもオブザーブいただきトレーナーとして、より実践的なスキルを学んでいます

 

2日間にわけ合計5時間のトレーニングメニューとなりましたが、最後にアンケートをしなかったり、あるいは宿題をだすのをためらったり、まだまだ課題の多い内容でした。150回をこえる家訓のセミナーに比べ、トレーナートレーニングのメニュー構築は、まったく別の生き物。正直、プレッシャーと戦いながら試行錯誤の開催でした 

 

凡庸な教師は指示をする

良い教師は説明をする

優れた教師は模範をしめす

偉大なる教師は内なる心に火をつける

(ウィリアム・ウォード)

 

5年もたずさわってきた「家訓づくりプログラム」ですが、僕自身の徳のなさで、3万人の組織にあって、個人の運動に埋没してしまっています。 これでは運動ではなく「趣味」。自分の歩みに大反省です。

 

消えかかった運動でしたが、14年、15年と、荒俣委員長、飯塚委員長のご配慮をいただき、埋没しかかったプロジェクトを首の皮一枚のこしていただいています。なんとか、この家訓ニスト養成講座のチャンスをいかし、現役の間にできなかったヘッドトレーナーの育成をお手伝いしていきます

 

ヘッドトレーナーの道は一日にしてならず

2日間に渡った研修ですが、これだけでヘッドトレーナーになれる訳でもありません。冒頭で紹介したとおり、現場でしか学べないものがたくさんあります。そもそも、幡谷とて、完璧なセミナー進行ができているとも思っていません、セミナーは生き物。その度その度、自分なりにベストをめざし試行錯誤を繰り返してるだけです。

 

今回、受講いただいた皆様も、今後の開催のなかで実践経験を積んでいただきながら、完璧なセミナー進行をめざし、一緒に知恵と汗をかいていきましょう

 

がんばってね^^

 

 

 

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徳育の中小一貫校建設へ! 山口先生のビジョン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火つけ盗賊?山口秀範先生のお話

 

「長い海外勤務をおえ、日本に帰ると、どんなに貧しくてキラキラした眼をした子供が多い外国に比べ、豊かなはずの日本の子供たちの眼が死んでいる・・・」

 

株式会社寺子屋モデルを運営する山口秀範先生は、そんな危機感を背景にして、職を辞し、未来をになう子供たちを救うため、道徳教育を展開する「寺子屋」をたちあげました。

 

この度、「寺子屋モデル10周年」の祝賀会が、福岡で開催され、幡谷も臨席させていただきました。家訓づくりの師である山口先生ですが、家訓に特化した幡谷に比べ、先生の活動は多岐に渡り、また志を共にする仲間にめぐまれ、九州を中心に大きなうねりをおこしています

 

祝辞の中で、山口先生のことを、「火付け盗賊」と称した来賓の方がいらっしゃいました。神出鬼没に表れ、周囲の人の心に火をつけ、ふと気が付くと、次の現場で、火事をおこしている・・・と、来場された100名をこえる出席者の方はもちろん、幡谷も心火を灯していただいた生徒の一人です。

 

10年前、徳育に特化した会社を立ち上げ際には、仲間からちゃんと飯がくえるのか?そもそも、そんな事業にのめりこむ事に、反対されたそうです。しかし、心配する仲間たちをよそに、着実に実績をつみあげ、今では一番の応援団になっています。

福岡JCで開発した「ドリカムキッズ」(偉人伝)も、家訓づくりプロジェクトも、先生との出会いからスピオフされた企画です。そして、先生の活動を追うように、学校での土曜学習の展開や、徳育。そして、こどもたちへの心の教育がようやく始まろうとしています

山口先生のバイタリティー、そして明確なビジョンには驚くばかりです。

 

好評発売中の三笠書房より出版された「名家の家訓」ですが、「火付け盗賊」山口先生の視点は次のターゲットに移っています

 

いま、山口先生は、福岡財界の信奉者をあつめ、徳育に特化した中高一貫の学校設立をめざしています。

 

JCでも、子どもたちの教育環境をかえるため、カリキュラムづくりや、提言、あるいは土曜学習などで、コミットめざしてきましたが、さすがに学校そのものをつくろう!という動きはなかったことでしょう。もしあったとしても、酒の席だけのおはなし。実際に建設にむけ、10年かけて、下準備をしてきたというから驚きです

 

現在の子どもたちをとりまく教育環境には課題があります。自国の歴史を教えないばかりか、自虐史観と評される子ども達の心を折る教育がつづいています。歴史学者が指摘するように「神話を伝えない国は亡びる」との不気味な予言もある一方、神話にもとずく建国記念の日を知らない子供が大変をしめる現状があります

 

誰が悪いということもなく、左よりの皆様には、左側の正義があり、右側のひとには、右側の正義あるというだけのお話です

ただし、右側の教育というのが心もとないという現実の中、だったら、自分たちで学校をつくろう!というのが、山口先生のビジョンです

 

一貫校の構想は6~7年前、県内の経済人や教育関係者が、現在の義務教育では、人格やリーダーシップを十分に養えないとして、「知・徳・体・志」を身につけさせる新しい学校を作りたいとスタートさせました

 

開校までの手続きがスムーズに進むよう、幼稚園や高校を運営している博多学園が、新設校の設置者となる。用地は宗像市のJR赤間駅から約3キロに市が所有する山林約5ヘクタールを予定している。事業費は発起人会(79人)が中心になって、寄付金を募る予定です

 

そして、私立の小中一貫校「志明館小中学校」(仮称)の開校をめざし、福岡市の学校法人「博多学園」と宗像市、設立発起人会は19日、宗像市役所で、相互に連携、協力することで基本合意し、協定書に調印した。発起人会は、2018年春に小学校、その6年後に中学校の開校を目標に寄付金集めを始めます

 

調印式後、発起人会の橋田紘一幹事会代表(九電工取締役相談役)は「開校認可の1次申請を県私学学事振興局に行う来年7月までに、約20億円を集めたい。自分で考えて決断し行動する子どもを育てたい」と強調した。中学校完成までには50億円前後が必要とされています

 

50億っというのも目が飛び出る数字ですが、全国3万人のJCメンバーの飲み代。あるいは、7万人?ともいわれるOBの力を結集すれば、全然できる数字です

大きな組織に甘え、「あんなこといいな できたらいいな♪」と夢で終わらせてしまう部分が、JCにはあります。夢を語るなら、まずやってみるという方が幡谷は好きです。現実に、山口先生は、たった一人から、数々の運動をはじめています。

 

目的はひとつ。明るい豊かな社会のために、子ども達の眼がキラキラ光る社会の実現をめざし、学校の起工の成功を祈念し、家訓づくりプログラムのさらなる展開で、学校建設の援護射撃をお約束させていただきます

 

家訓の本をだして、先生に追いつくつもりでしたが、尊敬する師は、さらにその先の頂に歩をすすめていました・・・

山口先生が長年の夢の実現をめざし学校建設をはじめます。


「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました あなたの心です」(BY.カリオストロの城の銭形より)


火つけ盗賊・山口先生に、あなたのハートも奪われちゃってください。今後の学校設立へのご協力と、火付け盗賊あらため方、山口秀範の歩みにご注目ください!

 

 

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「箸の持ち方」から考える躾の大切さ


 

 

 

 

 

 

 

あなた自身が子供のときのことを思い出してみてください。母ちゃんから、機関銃のように、たくさん怒られていませんでしたか?

今考えると、理不尽な叱られ方もありますが、唯一感謝しているのは、食事のマナーについてです。

 

ぼくが泣いても、ふてくされても、鉄拳制裁で、厳しくマナーを叩きこまれました。おふくろが大事にしてほしかったものが、今なら理解できます。それは、おふくろ自身が、おばあちゃんから、そして、もっと上のご先祖さんから受け継いできたものです。幡谷家の食卓にはたくさんのルールがありました・・・

 

・ひじをついてはだめ

・ながら食いはだめ

・お箸をきちんと持つ

・ご飯粒をのこさない

・箸わたしはダメ   ・・・etc

 

人間性が一番現れる場面は、食事の場面といわれています。立派な紳士であっても、あるいは美貌の持ち主でも、箸の持ち方ひとつで、なんか気になってしまうことがよくあります。そんな、食事の場面を通じて、躾の大切さを研究してみたいと思います。

 

 

箸をきちんと持てますか?

宴会の時、魚の食べ方でその人の人間性をみるという社長がいました。骨についた身の食べ方、そして箸の持ち方。その社長さんは、宴席での作法が気に入り数千万の契約を決めたそうです。人間性は意識できない無意識の部分で出てきます。食事の際のマナーは、まさに無意識の気遣いです。付け焼刃では、隠せない人間の本質的な部分が食事の作法で、暴露されます。そして、そんな作法は、ご家庭の中でしか身につきません。繰り返し繰り返し、手直ししていくことで相手に失礼のない作法が身に付きます。

 

ユネスコの文化遺産にも登録された和食には、お子さんを育てるなかでたくさんのメリットがあります。単に栄養をとるというだけでなく、作法や、団らん、そして舌を鍛える効果は抜群です。舌には、味覚をつかさどるミライという細胞があり、これは子どものときに形成されるそうです。美味しいものを感じる能力は10歳前後で固まってしまいます。こどもに豊かな人生を歩んでもらうために、美味いものを子供の時は食べさせておく必要があります。

 

作法とは相手への気遣い

作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いです。躾を通じて学ぶ、作法は、他人の気持ちを考えて行動するための第1歩です。相手に不愉快な思いをさせないこと、あるいは、つくってくれたお母さんへの感謝する心を、作法を通じて学んでいきましょう。そして一番、駄目な場合は、この「気遣い」がまったくできていないお子さんです。人の気持ちを考えて行動するという発想を、最初から持っていないとしなくてもいい苦労をすることになっていきます

 

個性とは型の先にある

日本の伝統芸能は、師匠を手本にして繰り返し型を学んでいくものです。そして、その型が身についたとき、個性というものが生まれます。また江戸時代の教育も、素読中心の勉強でした。これは、先生のあとを追い、論語などを唱和していくものです。最初は意味が分からなくても、暗記できるくらい唱和していくことで、手習いソロバンと例えられた、生きていく上で重要な最低限のスキルを身に着けていったそうです。これも、「手本」と型の関係性を現すエピソードではないでしょうか?

 

厳しい躾で育ったというビートたけしさんは、教育について、以下のような持論をのべています。

 

子供の教育で大切なのは、タガのはめ方と、外し方なのだ。タガを外しすぎれば、桶はバラバラになってしまう。タガをきつくはめすぎても長持ちしない。自由に何でも好きなことをしなさいと言われたって、何をしていいかわからないという子供が多いんじゃないか。自由というのはある程度の枠があって初めて成立する。なんでもやっていいよという枠のない世界にあるのは、自由ではなくて混沌だ。子供に自由の尊さや、喜びを教えたいのなら、きちんとした枠を与えてやるべきなのだ。

 

 

 

個人という言葉がなかった明治までの日本

1884年(明治17年)、今までなかった「個人」という言葉が誕生します。それまで日本をはじめ中国などの東洋社会では、個人を現す単語はなく、●●さんちの△△兵衛と表現していたようです。つまり、「個」でなく、「家」あるいは集団のなかで、価値観を育んでいたことがわかります。いまだに日本語で、アイデンティティという言葉の対訳がないように、英語にも、「兄」や「弟」という表現はなく、ひとくくりに「ブラザー」とされてしまいます。また。「先輩」「後輩」という概念もないようです。個人を大事にしてきた西欧と、「家」を大事にしてきた東洋社会の違いがわかる事実です。

家をふくめ、ことなる個性をもった人間が集団を形成するとき、集団内のルールや、和を守る行動が求められることになります。日本において、相手を気遣う文化、そして躾を大事にしてきたことは、文化的な背景があるのです。

 

個性を大事にする教育について

グローバル化が進む世界経済にあって、個性が大事であることに異論をはさむ余地はありません。ただし、個性を育てる手法が間違っているのが課題です。個性をのばすために「なんでも好きなことをやれ!」と言われることほど、残酷なことはありません。ビートたけしの指摘するように、「枠」にはめてあげる教育が求められています。子どもに嫌われても、徹底して、躾、そして相手を気遣うことの大切さを教え切りましょう。お子さんが反発したとしても、型を身に着けたその先に、お子さんが持っている本当の「個性」が芽をだすと家訓二ストは考えます

 

あらためて考える「躾」の大切さ

箸の持ち方から、一見関係ない「個性」の伸ばす効能まで、躾の大切さを分かっていただけでしょうか?

 

お子さんのお箸の持ち方は、しっかりできていますか?

日本で、昔から受け継いできた習慣には、たくさんの知恵が詰まっています。あなた自身が親からやらされたように、型にはめてあげる教育を実践ください。そして、躾で一番大事なことは、育児本より「手本」。お父さん、お母さん自身がマネをされる立派な大人であることが、一番の教科書になるはずです

 

大人である我々が、しっかりとした「手本」をみせ、叱る時は、叱り。褒める時は褒めながら、社会にでて恥ずかしくない「躾」(マナー)を子供たちに身に着けさせていきましょう

 

きれいな箸の持ち方をしていますか?
ぼくは、自分で意識しないうちに、正しい箸の持ち方ができていました。たぶん、お袋がそうやって育ててくれたのでしょう

 

そもそも躾とは、親元を離れたとき、世間様に恥ずかしくないように親が仕立ててくれる最高のプレゼントかもしれません。お子さんが笑顔につつまれた素敵な人生がおくれるように、お父さんお母さん、ぜひ躾を大事にしていってください。

 

 

 

 

 

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ビートたけし「北野家の家訓」と母と息子の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北野家の家訓

「ビートたけしの母、北野さきの名言」

 

  

①実るほど、こうべを垂れる稲穂かな

②自慢、高慢、馬鹿がする

③一杯の酒に城傾く

④モノをもらって怒る人はいない

⑤人は、欲しい時にモノをくれない

                  北野大著(「北野の訓え」より)

 

 

 北野たけし(ビートたけし) お笑い界の大御所でもあり、映画監督として数々の賞を受賞。80年代のお笑いブームから一貫して社会に多大な影響を与えつづけ、マルチな才能にファンも多く、総理大臣になってほしい人で1位にもなった

 生誕:1947年1月18日

 

 お金なんてつまらないものにふりまわされてはだめ

たけしさんは、自身の子供時代を振り返って、貧乏であったが、躾と勉強だけは徹底させられたと、かたっています。また、母さきさんは、お金なんてつまらないものに振り回されたはダメだと、収入が少なくても、安いお店には通わず、地元で買い物をしていたそうです。

 

兄である大学教授の北野大さんによれば、北野家には、家訓だけでなく、3つのキーワードがあるそうです。

 

① おせっかい

② やせ我慢

③ もったいない

 

 「おせっかい」

 当時の東京の下町には、「おせっかい」が溢れていたそうです。面倒見のいいおじちゃん、おばちゃんが、他人の子供も一緒に子育てをしていました。現在、待機児童の問題が語られていますが、当時は、一時保育や、時間外の預かりなど、隣近所で上手に消化していたことがわかります。所得や生活はあがっても、いまの生活が生きづらいのであれば、こうした「おせっかい」が減ったせいかもしれません

 

「やせ我慢」

そして、次に「やせ我慢」。お金なんてつまらないものに振り回されないように、爪に火をともすような生活であっても、一円、二円に一喜一憂しない母・さきさんの哲学を感じることばです。

 

 

お金がないことを、そのまま「下流社会」といってしまう下品さに、なぜ世の中の人は気づかないのだろう。「武士は食わねど高楊枝」という気概はどこへ消えたのか。うちは貧乏だったけれど、母親は商店街で投げ売りをしているような店には、絶対に並ばなかった。どんなに遠い店でも、1円のお客を大切に扱う店に通っていた

金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない。」

出典:北野武の名言集

 

けっして豊かではない環境だからこそ、「やせ我慢」することで、お金よりも大事なプライドを、子ども達に伝えていたと感じませんか?

 

 

「もったいない」

最後に、「もったいない」。さきさんは、お米は、「八十八」と書くことから、それだけ手のかかったものを粗末にしてはならないと、ご飯粒をのこなさいように、しつけたそうです。マルチな才能をみせるたけしさんですが、食レポの仕事は断っています。理由は、他人さまが、汗をながしつくったごはんを、美味い、まずいというのは失礼だと思うからだとコメントしています。

ここにも、母の教えが色濃く残るエピソードです。


著書「たけし君、ハイ!」でも語られていた通り、たけしさんの育った環境は裕福なものでなく、ペンキ職人であった父と、母・さきさん。兄弟4人。おばあちゃんまで含めた大家族でした 高度成長のちょっと前まで、どこにもあった風景のなか、たけしさんの成功。そしてご兄弟もそれぞれ、有名大学に進学するなど、母・さきさんの猛烈な教育ママぶりが語り継がれています。貧乏から脱出するために、勉強が必要だとの強い思いで、兄弟それぞれが、母の期待にこたえ、成長していきました


北野家の家訓には、謙虚でいることの大切さと、お酒の怖さ、そして人生の厳しさがこめられています。そして、母・さきさんの生き方そのものが、教訓であり家訓であり、兄弟それぞれの心のやる気スイッチを押していったことがわかります。


そして、たけしさん自身が、教育についてこんな言葉をのこしています。


そして、たけしさん自身が、教育についてこんな言葉をのこしています。

 

子供の教育で大切なのは、タガのはめ方と、外し方なのだ。タガを外しすぎれば、桶はバラバラになってしまう。タガをきつくはめすぎても長持ちしない。自由に何でも好きなことをしなさいと言われたって、何をしていいかわからないという子供が多いんじゃないか。自由というのはある程度の枠があって初めて成立する。なんでもやっていいよという枠のない世界にあるのは、自由ではなくて混沌だ。子供に自由の尊さや、喜びを教えたいのなら、きちんとした枠を与えてやるべきなのだ。

出典:北野武の名言集

http://systemincome.com/main/kakugen/tag/%E5%8C%97%E9%87%8E%E6%AD%A6

 

 

また、躾の大切さについて、作法と、気遣いと表現をかえ、以下のように語っています

作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。具体的な細かい作法をいくら知っていても、本当の意味で、他人を気遣う気持ちがなければ、何の意味もない。その反対に、作法なんかよく知らなくても、ちゃんと人を気遣うことができれば、大きく作法を外すことはない。駄目な奴は、この気遣いがまったくできていない。人の気持ちを考えて行動するという発想を、最初から持っていないのだ。

出典:北野武の名言集

 

 

北野家がすごした高度成長の時代にくらべ、今の生活環境は劇的に変化しています。どの部屋にもクーラーがつき、テレビに携帯。車だってもてるようになりました。しかし、今の世の中に暮らし憎さを感じていないでしょうか? 

貧乏であっても前むきにみんなが生活していた昭和の時代にある種のノスタルジックを感じます。


しかし、哀愁に浸ることなく提言すれば、そんな時代をあなたが創ればいいだけです。事実、たけしさんは、母の言いつけをまもり、成功したあともトイレ掃除をすることを実践しています。軍団といわれる何人もの弟子を抱えていても、トイレ掃除だけは、他人には絶対させないそうです。


男はみんなマザコン

1999年8月、母親が亡くなった通夜の記者会見で「かあちゃん…」と絶句し泣き崩れたけしさん。人目もはばからず肩を震わせて涙を流す姿に、インタビューをしていた芸能記者がもらい泣きをしていました。 究極のマザコンと自称するだけあり、たけしの生涯は、たえず干渉してくる母の呪縛から逃げながらも、結局母の愛に甘える半生を過ごしています。


大学を中退し、一人暮らしをする際には、「母殺し」と、極端な表現で自分の中の大きな存在である母との決別を誓ったそうです。その後、漫才師として活躍するまでの下積み時代にも、滞納した家賃を払ったり、あるいは中退したはずの大学の学費を払い込んでいたりと、結局、かあちゃんの手の平で踊らされていたことを告白しています


たけしさんが芸能界で成功した後、さきさんは、事あるごとにお金をせびっていたそうです。お袋まで、金の亡者になったのかと落胆しながらも、多額の現金をを渡していましたが、死の間際、病床に伏せた母の真意に気づくことになります。上の姉から、風呂敷をわたされ、たけしの名義の通帳と印鑑を受け取ったそうです。通帳には、いままで渡してきたお金がそっくりそのまま入っていたとのこと。芸能界は浮き沈みの激しいもの、母・さきさんは、たけしが困った時のためにと、おこずかいをもらうふりをして貯金をしてきたのでした


たけしさんは、世界一のマザコンと自称しています。この子にして、この母あり。それも、納得のエピソードです。


北野家の風景は、昭和の時代、どこにでもあったエピソードなのかもしれません。ただし、母の期待と、母への裏切りをバネにして成功を勝ち取ったビートたけしの半生に学ぶものがたくさんあります。母ちゃんを見返す。そして母ちゃんを楽させる、そんな素朴な思いは、昭和でなくても、できる選択肢です。現実に、入社試験の一部として、「母親の足を洗う」ことを課題にしている会社さんもあるそうです。足を洗うことで、働くことの意義、そして本当の意味での感謝する心をまなぶ効果があるとされています。ぜひ、あらゆる角度での親孝行のすすめと、家訓づくりをつうじ、自分の心のなかにいる母ちゃんとむきあっていただくことを提案します。

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家訓風土記「佐渡島とトキのお話し」

 

 

 

 

 

 

 

『トキに選ばれた島、佐渡』

  

景観10年、風景100年、風土1000年

 

風土という字は、「風」と「土」と書きます。日本の各地に残る風土は、人間と自然の共生してきた歴史です。いま、日本の風景が劇的な変化をみせています。どこにいっても、見慣れたチェーン店が並び、ご先祖さんが1000年かけてつくった風土が、わずか数10年で、跡形もなく消え去ろうとしています。

司馬遼太郎さんは、「龍馬は土佐の風土、西郷は、薩摩の風土でしか育たなかった」と指摘しています。風土とは、大地だけを指すものでなく、我々、人間もまた風土の一部なのです

 

家訓を広めるため全国を旅する家訓二ストも、様々な風と土を感じてきました。故郷の風土は、その場所、その季節でしか味わえないものです。美味しいものは、東京にしかない、あるいは、ネットであれば何でも手に入る。というのは錯覚です。

あなたは、あなたの食べたもので出来ている。そして、地域の「豊かさ」があなたを育みます。自分の両足で大地に立ち、「土」が生み「風」が育てた故郷の味を信じる時代が今まさに求められています。

 

 

今回、訪問させていただいた佐渡島では、トキの放鳥がはじまっており、平成20年から計12回、約100羽が、自然での生活を始めています。自然化での繁殖も成功し、群れをなして大空をとぶ姿は雄大そのもの新しい景色をつくっています

トキは、かつては日本列島の全域にすみ、学名は、Nipponia nippon。まさに日本を代表する鳥です。しかし、乱獲と環境の変化に順応できずその数を激減。さいごの生息地となった佐渡島では、保護活動むなしく平成5年に日本うまれの最後のとき「キン」がなくなり、以後、中国のトキを借り受け個体数を増やす取り組みをつづけています

 

かつては、日本中、どこにでもいたトキは、日本の風土のなかで育まれた鳥でもありました。トキが好むたべものは、ドジョウやタニシ。人里の近くに巣をつくるそうです。つまり、森がふかい山奥でなく、人里でしか生きられなかったことが、トキを絶滅においやりました

 

トキを死においやったものはなんでしょう?

 

日本の自然は、自然にできたものでなく、ひとの営みと共にできた風景です。たとえば、里山の雑木林は、草刈や間伐をすることで、こんもりとした林になっていきます。人間とて自然の1つ。一説には縄文時代から、こうした営みを続けてきたともいわれています

 

トキを絶滅させたものは、ご先祖さんが数千年かけつくってきた「風土」を壊した報いです。山があり、川があり、里山があり、先祖より数千年かけて培ってきた自然との共生が、戦後わずか数十年で、なくなってしまったのです

佐渡島では、トキが生活できる環境をまもるために農薬をつかわない、原始的な農業に変換しています。また、一般的な島と違って、水田が豊富にあるのも島の特徴です。トキが最後に残った佐渡島は、日本中どこにもあった里山の風景を守ってきた証だったのかもしれません

 

相対性理論で有名な科学者アインシュタインは、不気味な予言をのこしています

「ミツバチが絶滅したら人類は4年で滅ぶ」と。多様な食物連鎖の中では、1つの種の絶滅は、想定外の問題を引き起こすことが指摘されています。トキを守る取組は、生態系を守る取組であり、また人類を救うミッションでもあります。

 

トキを守る活動は、日本の風土を守る取組です。

トキに選ばれた島「佐渡」。この島には、豊かな自然だけでなく、人々の営みと共に、古くて新しい光景がひろがっています。トキが舞う島の風土が、島に住む素敵な人たちによって守り育まれること、そして、100年、1000年かけて、トキが舞う豊かな風景が、日本中どこにでもある風土になることを夢想します。

 

今回、残念ながら野生化でのトキをみることができませんでした。観光客でも、トキを見れる人は多いようですが、家訓二ストの日頃の行いが悪かったのでしょう(^_^;)

これからも家訓の旅をつづけ、徳溢れる男になり、いつか再訪する日には、トキに選ばれる男に成長していることを約束します。


トキみたかったな(*_*)

 

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お母さんの悩みを家訓で解決(生原稿)

家訓をひろめるヒーロー家訓ニストです

今日も、ショッカーでなく、原稿とたたかっています


本日も行き詰まっていますが、第1章が完成したので披露させていただきます。


のこり8章か・・・

本はもちろん、世界平和への道のりは遠いな(>_<) たすけて誰か!


  1. 「家訓」は、家族を幸せにする魔法の杖

     

    家訓と出会って、本当に今の自分が幸せなんだなと感じるようなりました。(埼玉県 主婦Aさんより)

     

    家訓づくりの挑戦した主婦の方から、嬉しいお便りを頂戴したことがあります。子育てのなかでは、忙しい毎日をこなすばかりで、イライラがつのり、主人や子どもにあたり、「私だけ辛い。誰も理解してくれない」と壁を作ってはマイナス思考の日々だったそうです。それでも心のどこかで「このままではいけない」と感じたなかで、出会ったのが、「家訓」によるシンプルな子育てです

     

    「見守る」

    「シンプル」

    「親が守る」

     

    お母さんの目線でいえば、片づけられない子供や、手伝ってくれない旦那さん。言いたいことはたくさんあるでしょう。それをグッと我慢することで、子供も、旦那も成長します。ただし、放任主義ではいけません。その時に役にたつのが、「家訓」という家族のルールです

     

    家族のルールを1つだけ決め、家族全員で守るシンプルな習慣で、家族が劇的に変わります。その時のキーワードが、3つの【る】「見守る」「シンプル」「親が守る」のルルルの法則です

     

     

    ② 家訓があれば85%のことはうまくいく

     

    85%でハッピーに、100%を求めない子育のすゝめ

    『天才児を育てるには』『有名校に合格させるには』『良い子に育てるには』そんな言葉がメディアを飛び交う中、子育ての中で迷路に入り込んでいないでしょうか?

     

    誰だって子育てに失敗したくありません。そして、願わくば出来の良い子に育って欲しいはずと思うものです。しかし、将来のためにと幼児期から塾に入れたり、習い事をさせている間に、遊ぶ時間さえも与えられなかった子供が本当に幸せな大人になれるでしょうか?完璧な子育てを求めるお母さん。でも、だれも子育ての中で100点なんてとれません。

    そんな時、家訓をつかって、ほどほどの幸せを手に入れることをお薦めします

     

    それが、85%の法則です。

     

    85点の法則

    こどもがちゃんと挨拶ができた。あるいは、みんな家に帰ってきた。当たり前の日常の生活のなかで、ちょっとした幸せをかみしめる。それが85%の法則のポイントです。

     

    まずは、子育てにイライラしてしまうお母さん。安心してください、子育てとは、イライラするもの、そして、子どもは理不尽で、わがままな生き物なのです。

     

    丹念につきあいながらも、ちょっとあきらめるのが大事です。その塩梅がマイナス15%です。ただし、子育てをゆずってばかりでも、バカ殿になってしまいます。時に優しく、時に厳しくすることが肝心です。そんな時、「家訓」が家にあれば、ちょっとした幸せを積み重ねることができます。

     

    たとえば、「人にされて嫌なことをしない」という家訓をつくったご家族がいました。その後、お子さんがサッカーの試合にでて、ボールもおわず立ちつくしていたそうです。試合後、お父さんが尋ねると、お子さんは、「ぼくはボールをとられたら嫌なので、ぼくもボールとらない」と答えたそうです

     

    将来、サッカー選手になるには、ちょっと不向きなエピソードですが、お子さんの優しさが伝わるお話です。そして、100点でないしても、85%ぐらいの幸せをご家族にもたらしてくれるのではないでしょうか?「ひとに迷惑をかけない」という家訓は、これからもたくさんの幸せをご家庭に招いてくれそうです

     

    幸せは、得るものでなく「感じる」もの

    そして気が付けばそこにあるもの。100%を求める子育ては、どこか窮屈で、足元にある幸せを見過ごしてしまうことにもつながります。ほどほどの幸せを、生活のなかで実感していくために、家訓づくりに挑戦いただくことをお薦めします

     

     

    ③ 3つの「る」。るるるの法則

    「見守る」「シンプル」「親が守る」。3つの「る」にまつわる「るるる」の法則を紹介させていただきます

     

    ■ 3つの「る」 その①「見守る」

     

 

こどもを怒りすぎてしまうことに悩んでいます。なおかつ、怒っても、怒っても子供はいう事をきくどころか、ひとの話さえ聞いていないのです。わたしが悪いのかと後悔する毎日ですが、みなさんはどんな叱り方をしているのでしょうか?

(長野県 Kさん)

 

「子どもを叱りすぎ後悔してしまう」というのは、お母さん達の共通の悩みではないでしょうか?育児本をよむと、「叱らない子育て」を推奨していますが、子供の将来のことを考えると、最低限のマナーは直して欲しいとも感じるはずです。

 

そんな時、役に立つのが、家訓で「見守る」子育てです。

 

 

「叱らない子育て」から「見守る」子育てへ

育児な熱心なお母さん、育児本にこんなことが、書いていなかったでしょうか?「おこっちゃいけない」と、でも仏さまでもない限り、怒りは沸いてきてしまうものです。

 

そもそも、それができないから叱ってしまうというのが人情。我慢、我慢・・・といって、ストレスをため込み、余計なことで、家族にあたってしまうものです。

 

そんな時、家訓による「見守る」子育てが効果的です。

 

「靴をそろえる」という家訓をつくった石川さんのご家庭では、靴をそろえることだけを厳しく言いつけ、他のことは、多少目をつぶったそうです。

 

それまでの子育ての中では、お子さんの気になるところを先回りして怒ってばかりいたため、子どもも、どうしていいかわからなくって、感情をありのままに出せなくなったり、自己肯定感が低い子になってしまっていたそうです。

 

 

子どもは、いう事をきかない動物

お母さんは子どもが自分の思い通りにならないと、つい感情的にカッとなってしまうものです。しかし、子どもっていうのは別人格だし絶対に思い通りには動いてくれないもの、お母さんも家訓を上手につかって、「息抜き」「手抜き」しながら子育てをすることが大切です

 

「靴をそろえる」家訓の実践例では、最初は、玄関で脱ぎ散らかした靴をそろえることから教えはじめ、それがようやく怒らないで直せるようになった頃、たくさんの変化が家庭内に起こり始めたと教えていただきました

 

まず、息子さんは、靴をそろえるだけでなく、自分のことを自分でするように意識が変わったそうです。それまでは、怒らないとやらない。あるいは、怒ったら余計にやらなかったものが、嘘のようにいい子になったそうです。

 

あなた自身の子供の時の記憶を振り返ってみてください

親に怒られてこんなことをいい返しませんでしたか?

「いま、やろうとしてたんだよ!」っと

 

お子さんには、お子さんの時間があり、そして人格があります。子どもの成長をねがってたくさんの注意をしたくなるものも人情。しかし、それがいい結果(子育て)に結びつくとは限りません

 

「いまやろうとしてた!」というのは大概が嘘でしょう・・・しかし、それも1つの真実だったのかもしれません。1から10まで、怒りたいのをぐっと我慢して、いうことをきかない子供という動物とむきあい、お子さんを見守ってください

 

「見守る」子育ての極意

「叱る」子育てから、「見守る」子育てに変わっていくと、それまで見えなかった子供の個性や、こどもなり工夫やがんばりが、感じられるようになったとコメントをもらいました

 

「見守る」子育ては、手抜きの子育てともいえます。でも、この息抜きは、それまで負担でしかなかった子育てのなかで、子供の成長という喜びを感じることができる魔法の子育てです

お母さんも家訓を上手につかって、「息抜き」「手抜き」しながら子育てをしていってください。子どもは親の背中をみて育ちます。叱ってばかりのお母さんより、「見守る」子育てを実践し、自分らしく輝いているお母さんの背中を見せてあげましょう

 

 

■3つの【る】 その2「シンプル」

 

家訓の最大の特徴は、「シンプル」です。

ルールをきめて、とにかくやる。一点突破主義の究極の育児を紹介していきます

 

育児本をひらけば、たくさんの情報や、子育ての極意を教えてくれます。しかし、それが実践していくのは、至難の業です。

 

子育て中のお母さん、息子さんを叱っても、全然いう事を聞いてくれないのではないでしょうか? 最新の脳科学では、叱られている間のお子さんの脳は、機能の9割を停止してしまうそうです。ストレスがかかる状況は、生態的にしんどい状況です。そのため無意識に脳のスイッチをきり「人の話を聞かない」モードに突入するそうです。

 

そうなったら息子さんをいくら怒っても、のれんに腕押し。数分後には、ちゃっかり気分をなおし、怒ったお母さんの疲労感だけが残る結果になってしまいます。

 

1つ守らせるだけで一苦労。

その1つを「家訓」をつかって、徹底していくことが、「シンプル」な育児です

 

1つの事をピカピカに磨き上げる

家訓による一点突破主義の子育ては、実に単純です、たとえば、「あいさつ」をする。との家訓をつくり、それを徹底させてください

 

その時、家訓以外の多少の失敗は目をつぶります。しかし、挨拶を忘れた時は、しっかり注意をしてあげてください。

1つのことであっても、挨拶にはたくさんのシーンがあります。

 

朝、家族にあったとき、「おはようございます」

学校にいくときは、「いってきます」

すれ違う人には、「こんにちは」

家に帰ってきたら、「ただいま」

ごはんを食べる時は、「いただきます」

そして、寝る時は「おやすみなさい」

 

 

挨拶は気持ちのいい習慣です。きちんとした挨拶ができる人間は、一生、ご縁に恵まれると断言できます。心理学者のメラビアンは、ひとは見た目が9割という説を提唱しました。ひとは、話の内容でなく、出会って2~3秒で、その人を判断してしまうそうです。顔の表情や目線。態度や声の大きさ、トーン。そのどれもが、「あいさつ」が導くものではないでしょうか?

 

「シンプル」な子育ての極意

シンプルな子育ては、奥が深く。そして結果もシンプルにでます。

「あいさつ」がきちんとできる子は、幸福に恵まれる人生をおくることでしょう。

 

お子さんに、いろいろ言っても、聞かないだったら、疲れるだけです

そもそも、あなたが自身が親のいうことを全部守ってこれたでしょうか?

できて1つ。でもその1つをピカピカに磨き上げて、家訓による「シンプル」な子育てに挑戦ください

 

 

■3つの【る】 「親が守る」

 

あなたが子供の時、寝そべってテレビをみている父親から、「勉強しろ!」と言われたことはなかったでしょうか?

 

嫌々、子供部屋に戻ったとしても、前むきに勉強した記憶はありません。同じように、あなたのお子さんも、あなたの言葉だけでなく、あなたの行動をみています

 

これまで、紹介してきた「靴をそろえる」「あいさつをする」。この2つの家訓にしても、お父さん、お母さんが、靴を脱ぎ散らかしたり、挨拶をさぼったりしていると、家訓の素晴らしい効果も、台無しになってしまいます。

 

家訓は、お子さんでなく、お父さん、お母さんが守ることで、初めて意味が生まれます。

 

 

「親が守る」家訓の極意

親が守る子育てで、紹介したい家訓はこちらです

 

「ありがとう」と言おう。「ありがとう」と言われる人間になろう

 

まずは、家族の中でこそ、「ありがとう」を伝えあえるご家庭をつくってください。お父さんから、お母さんに。あるいは、お母さんから、子供たちに。日頃から、習慣づけることで、素直に感謝の気持ちをつたえることができるお子さんに成長することができます

そして、「ありがとう」と言われる人間になろう。そんな人であるために、お父さんお母さんが努力することが出来たなら、お子さんは必ずいい子に育っていくはず。

 

家訓は、子供でなく親を育てるという人がいます。

親が率先して、家訓を守ることで、家族全員で成長できる素敵な家庭をきづいてください

 

 

④ 子育てお悩みランキング

 

雑誌の調査によると、7割のお父さんお母さんに子育ての悩みがあり、以前はあったという人を加えると8割もの人が苦しんできたことが分かります。理想はあくまで理想として、ハッピーに子育てを楽しんでいるのは、少数派。あくまでうまくいかないのが、子育ての現実です

 

ここで、おなじ育児の悩みをもつたくさんご家族から、伺ったお悩みをランキング方式で紹介します

 

 

■育児のお悩みランキング

 

1位 「いつも、イライラしてしまう」

2位 「しつけの仕方がわからない」

3位 「こどもと、自分たちの将来への不安」

4位 「夫との意識の違い」

5位 「仕事との両立」

                          

 

育児のお悩みランキング

 

PTAに呼ばれて、家訓づくりのセミナーを開くと、育児に悩むお母さんで席が埋め尽くされます。皆さんの悩みはそれぞれで、中々解決できない問題をかかえてらっしゃるご家庭もありました

 

ただし、家訓づくりに挑戦いただくと、当初の「悩み」が「笑い」に変換され、お母さん同士が大変盛り上がります。育児の中のお悩みには、当然、解決策が必要ですが、ときとして、「共感」が強い力をもちます。

 

お悩みランキングで登場するキーワードは、一種の育児ノイローゼの症状にもみえてきます。幸せになるために、一緒になった嫁さんを悩ませてはいけません。ここでお母さんの症状を和らげる「共感」の力を紹介しましょう

 

⑤家訓をつかって、「共感」子そだて

家訓づくりのセミナーで、ご夫妻で参加された受講者が喧嘩をはじめたハプニングがありました。しかし、終了後の奥様の感想は以外なものでした

 

「いままで、子育てに関心がないと思っていましたが、本気に怒る旦那をみて、家族のことを真剣に考えてくれていたことを知りました。いい機会をいただき、ありがとうございました」

 

伺ってみると、喧嘩の内容は、家訓の内容を巡ってのもので、些細なことでした。結果的に言い合いをしてしまいましたが、家訓について一切妥協しないお父さんの姿に感動したそうです。

 

HOW TOでなく、共感力

セミナーを続けていく中で、分かったことは、お母さんは、共感を求めています。お父さん目線でいうと、育児の悩みに対して、傍観者のように感じるそうです。また、お父さんなりに育児を手伝っても、あまりいい結果になりません。HOW TOで解決策を考えてしまいますが、お母さんが求めているのは、共に感じる力。言い換えれば一人に孤立させず、なおかつ一人の人間として尊重する姿勢です

 

悩みをきく、愚痴をうけいれる。感謝の気持ちを言葉で伝える。

そして、一緒に子供の将来のこと、家族のこと、奥様のことを考えていることをわかっていただく必要があります。

 

頭の中が痒くなりそうな問題ばかりですが、家訓をつかうと、共感する力を一緒に養うことができます。

 

男性は、大事なことをほど、言わなくてもわかるという高倉健的な美学を持っています。しかし、お母さんは、ちゃんと口に出してほしい

家訓は、そんな夫婦の関係のお手伝いができます。そして、何より大事な、「共感」が夫婦の中に生まれます。

 

なんだかんだいっても、お父さんお母さんが仲よくしていることが育児では大事なことです。家訓と一緒に共感する子育てで、そんな夫婦像をつくっていってください。

 

 

⑥「家訓づくりで実際つくられた家訓の紹介

 

「家訓」と聞いて、どんなイメージをもたれますか?

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?

 

しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

今、等身大のことばで、新しい家訓をつくるご家庭が増え、ちょっとしたブームになっています。ここで、家訓づくりに挑戦された皆様の創作家訓を紹介させていただきます

 

 

・ひとの嫌いな事はするな 

・「はい」の返事は元気よく 

・時間は厳守 ・物は大切に片付けする 

・ありがとうの言葉は口にだす 

・嘘はつかない                                                         

 

「か」かけごとはしない 

「き」気持ちに常に余裕をもって 

「く」国の未来を考えて行動を! 

「け」決してあきらめない 

「こ」婚期をのがさない                                                         

 

自分がされて嫌なことはひとにしない 

約束を守る 

嘘はつかない                                                           

 

感謝は魔法の言葉 

いつも身体も健やかに

いつも正直に自分らしく                                                         

                                                               

人との縁を大切に!                                                             

                                                               

 

感謝の気持ちだけではまく、言葉で伝えよう 

「すみません」より「ありがとう」                                                      

どの家訓も、お父さんお母さんの気持ちが伝わる、等身大の素敵なメッセージだと感じないでしょか?

皆様も、この機会に家族を幸せにするシンプルな習慣、家訓づくりにぜひ挑戦ください

 

 

 

巻末コラム

~シングルなお父さん、お母さんへ~

 

はからずも、シングルでの子育てをされているお父さんや、お母さん。日頃のご負担や、ご苦労は、計り知れないものです。

 

そんなご家族でこそ、家訓をつかって、お子さんの成長を育むことをおすすめします

 

シングルなご家族にとって、毎日の生活の中では、お父さんがお母さんの役割をするとき、あるいは、お母さんがお父さんを演じないといけない場面があるはずです。それぞれが足りないものを埋めてくれる効果が家訓にはあります。

 

 

子育ての一番簡単な方法は、お子さんの「やる気スイッチ」を押してあげること

その点で、シングルなお父さん、お母さんの方が、子どものやる気や根気を育むことができます

 

慶応大学を創立した福沢諭吉は、片親で、なおかつ貧しい環境で育ったといわれています。しかし、諭吉の母さんの口癖は、「お父さんのようになりなさい」だったそうです

 

諭吉の父は、正直な人柄だった反面、不器用な性格で、出世にめぐまれず、苦労をかさね、なおかつ5人の子供を残し若くして亡くなっています

 

大人になり成功をおさめた諭吉でしたが、幼少時代は、いじめにあい、また勉強もできない落ちこぼれだったそうです。しかし、その背中を押したものは、母親の教えと、亡き父の面影だったのではないでしょうか?苦労をかけた母親を助けるため、あるいは父親のような正直な人間になるため、諭吉の心のやる気スイッチは、バチンっと入ったのです

 

他人のために頑張ることができる人は、強い人間です。

シングルなお父さん、お母さんにとって、こどものために裂ける時間は少なかったとしても、そんなご家族でしかできない子育てがあります。

 

どんな大人になってほしいか?

そんなシンプルなメッセージを家訓にたくしてください。みなさんの頑張りは、必ず子供に伝わっています。家訓は、成長を育む「やる気スイッチ」です

 

育児は、財産や、一緒に入れる時間が決めるわけではない。

日頃の頑張りに、もうちょっと頑張れなどとはいえません。シングルなお父さん、お母さんこそ、チャンスです。家訓は、お子さんの健やかな成長を育むお手伝いができます。ぜひ家訓の唱和をはじめてください。

 

 

 


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親の背中が子育ての一番の教科書

家訓づくりの本の生原稿シリーズです

今回は第5章に登場する「親の背中が子育ての一番の教科書」を投稿させていただきます

 

 

 

 

 

 

①  親の言う事は聞かない子供も、親の行動のマネはしている

  

 

子供は親の言うことはきかないが、親のする通りにはするものです。

親の生き方こそ子供にとって最高の教材です。

 

イギリス出身の牧師、ジョセフ・マーフィーの言葉

 

 

子どもは言葉よりも行動を見ている

「子どもは親の言うことは聞かないが、することはまねる」との名言に、あなた自身も思い当たる節があるのではないでしょうか? たとえば、子どもにああしなさい、何度も注意をしても、お母さんの思う通りにはいかず、腹が立ってしまうこともあるはずです。 そのくせ、ちょっとした立ち振る舞いや、悪い口癖をすぐに真似ているはずです。 例えば、電車にのった時のことです。終着駅についてあるご家族は飲み物をそのままにして下車しました。しかし、ある家族は、ゴミを手に持ちそうじのおばさんに手渡しています。たったそれだけのことですが、こどもはこういう景色をみています。そしてこんな差が、人生のなかで大きな違いになっていくものと感じています

 

こどもはマネをする生き物

口先だけで注意をしていても、全然聞かないのに、都合の悪いことはすぐにマネします。こども真似をする生き物です。逆をいえば、お父さんお母さんがいい振る舞いを続ければ、自然にいい子になるはずです。家のなかにかぎらす、きちんとゴミを捨てているでしょうか?こどもは、そんな背中をいつも見ています

 

子育ては親を育てる

子供は親のマネをします。挨拶をする親には、挨拶をする子どもが、靴をそろえる親には、靴をそろえるお子さんが育まれます。子育ては、親を育てるとも言われます。お父さん、お母さん自身が、よい習慣を身に着け、日々のふるまいを治していきましょう。 あいさつやマナーなど、子どもに身につけさせたいことがあれば、「まず自分から!」と心がけ、実践していくことをおすすめします。

  

家訓は、そんなお父さんお母さんの背中をつくります。どんな教科書よりも尊いものは、親の背中です。両親がひたむきに生きる姿自体が、どんな幼い子にも素晴らしい影響を与えます。いう事を聞かない子供を叱る前に、まずご自分の習慣をみなおしていきましょう

  

② こどもには、育児本でなく手本

 こども達をとりまく教育環境が激変し、教科書の問題や、授業の質の低下が議論されています。 しかしあなた自身、学校の授業をどれだけ覚えていますか? 大人になる過程で、目指すべき「おとなの背中」があれば、かならず人生を豊かに導いてくれます。まず一番近い「おとな背中」として、お父さんお母さんの生き方を伝えてください。子どもには育児本でなく、「手本」が必要です。

  

人は人でしか学べない

英語や、体操教室、そしてピアノとたくさんの習い事があります。そしてそのどれもが先生が手本となり、基礎の反復練習をしているはずです。おなじように、家のなかでの躾(しつけ)も、反復練習と、そしてお父さんお母さんの手本が肝心です

  

少年と釣りのお話し

理想の育児を「少年と釣りのお話」として紹介します。 池のほとりにお腹をすかした少年がいたとして、あなたは大人としてどんな立ち振る舞いが求められるでしょう?釣りをして、魚を食べさせてあげる。これで50点。釣りの仕方を教えて、自分でごはんを食べられるようにしてあげる。これで100点です。 育児も、おなじです。愛情を与えながらも、釣りの仕方を教える育児を進めていきましょう。お子さんが4人、5人が当たり前だった昔の育児では、お子さん自身が自立し、あるいは上のお姉ちゃんが母親のかわりとして、下の子の面倒をみていたといわれています。

 

ちょっと前の家庭環境では、おじいちゃん、おばあちゃんと同じ家にすみ、たくさんの家族のなかでお互いに釣りの仕方をおしえていたのかもしれません。 いつか子供は自立していきます。たどたどしくても、不器用でも時には、子供にまかせ、釣りをさせてみてください。わが子の思わぬ成長をみるとき、お父さんお母さんは嬉しいものではないでしょうか?

 

 

④  やる気スイッチ  

 

質問:

子どもが家で勉強しません。

勉強させるための家訓はありますか?

 

家訓二ストの答え:

お父さん、お母さんは子どもの前で勉強していますか?

それが答えです


といってはしまっては99%の家で子供は勉強しないことになってしまいます。家訓で、勉強するように仕向けることはできなくても、勉強をするための動機をつくってあげることはできます。

家訓でつくれるもの、それが「やる気スイッチ」です やる気スイッチとは?「やる気スイッチ」という言葉はよく耳にしますが、実際には存在しない感覚的なものだと思っていませんか?脳の中には本当に「やる気スイッチ」が存在するといわれ始めました。そのスイッチとは、脳にある「線条体」という部分。この線条体を活性化させることで、やる気を引き出すことができるそうです。 そしてこのスイッチは、家訓をつかって押してあげることができます。 逆に、このスイッチをオフにする方法は簡単で、ご褒美を餌に、やる気をひきだすこと、そして、叱りつけることです。 おもちゃを買ってもらうために、するあるいは、怒られるから、とりあえず、勉強する こうした子育てをしているご家庭が多いのではないでしょうか?


凡庸な教師は指示をする良い教師は説明をする優れた教師は模範をしめす偉大なる教師は内なる心に火をつける(ウィリアム・ウォード)


家訓は子どもの「やる気スイッチ」を押してあげることができます そのボタンを見つけることができれば、人生の大概のことは上手くいきます。そして、子ども達のスイッチを見つけてあげることが、大人にとって一番大切な仕事なのかもしれません。 たとえば、プロ野球選手になりたいとお子さんがいたとして、それは非常に素晴らしいことです。しかし、実際プロになれるのは一握りです。こんなとき、夢をちょっと具体的にしてあげて「目的」をつくってあげてください つまり、「なんでプロ野球選手になりたいか?」そんな質問をしてあげるだけで十分です。 プロになって、たくさんの人を喜ばしたい。お金もちになって、親孝行したい。動機はそれぞれの子供がきめることです。プロ野球であっても、それは1つの手段にすぎません。


大切なものは「目的」です。 目的がしっかりしていれば、たとえプロになれくても、マネージャーとして、あるいは新聞記者、グランド整備であっても、「たくさんのひとを喜ばず」お手伝いはできます 「目的」をしっかりもたせてあげるこんなとき、役にたつのが【家訓】です


家訓の例

・ありがとうと言おう。ありがとうと言われる人間になろう!

・ラッキーは笑顔からやってくる

・おれの幸せは、母ちゃんの幸せ。


母ちゃんの幸せは世界の幸せ 家訓は、お子さんの「やる気スイッチ」をおすプログラムですご自分の子供の時を思い返し、勉強ができる子、スポーツができる子って、勝手に努力していませんでしたか? 同じようにスイッチを押してあげれば、お子さんは輝き、お母さんの育児も、グッと楽になりますよ


⑤ 「やる気スイッチ」実践編  

 わが子をお札にする方法?

~野口英世の母にまなぶ偉人のつくり方~


■野口英世名言集

・志を得ざれば再び此の地を踏まず。

・家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。

・人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。

・周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。

・忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。

・過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。

・人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。

・人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。


背中でみせる子育て、そして、お母さんの懸命に生きる姿を手本に、心のスイッチをバチンといれた野口家の歴史を紹介させていただきます。


日本の細菌学者。黄熱病や梅毒等の研究で知られる。ノーベル生理学・医学賞の候補に三度名前が挙がったが、黄熱病の研究中に自身も罹患し、アフリカのガーナにて死去しています。今なおガーナでは、偉人として存在をしられ、日本でもお札の肖像になっています

生: 1876年11月9日

没: 1928年5月21日(享年51歳


ざっくり野口英世の半生を紹介します

①病気の基となるウイルスの発見につとめ、世界中の人から尊敬され、お札にもなった

②赤ちゃんの時、やけどをし、手に障害をかかえ、でいじめられ、不登校になる・・・

③母の言葉に奮起し、手の治療をうけ、恩返しのために自分自身が医者になることを誓う


偉人にもなる人物は、勉強もスポーツもできるスーパーマンのような幼少期を送っているようない印象がありますが、多くの偉人は、様々なコンプレックスをかかえ、人生と葛藤しています。それは、あなたのそばにいるお子さんと全く同じ環境です。


では、普通の子供を「偉人」に成長させたもの。それが「やる気スイッチ」の存在です 野口英世の場合、子供のころにおった手のケガと、お母さんへの恩返しの気持ちが、やる気スイッチの素になっています 貧しい環境のなか、いつも愛情を注いでくれた母親と、そんな母親の恩に報いたいという素朴な思いが、世界中で称賛された野口英世の行動力の源になっています。


子どもに必要なのは、育児本でなく、手本

そして、その手本がまっすぐ強くあればあるほど、お子さんの成長もまたまっすぐにのびていきます わが子をお札の肖像にするために? お父さんお母さんの背中をみせていってください 過去はかえることはできませんが、自分と未来は変えられます


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家訓のある風景 その②


家訓本の第8章「家訓のある風景」のその②です

富山の山ちゃんから、ぼくのことが書かれていない(>_<)とクレームが入りましたので、山ちゃんを加えた3本の家訓を新たに組み入れます


1、ゆっくり歩く

2.山田家を存続させろ

3.無声呼人


の3つをくわえ。全部で9つになりました


「挨拶ができない、あなたの子どもは生めない」と衝撃の告白をされた富山県在住のHさんの家訓とその後のご家族の歩みも、のせたいですね^^;


では、執筆中の生原稿をどぞ^^


⑤ 家訓がつくるこれからの風景 


 

ゆっくり歩く

                        (宇和島 Kさん)

 


結婚したばかりの新婚さんがつくった家訓です。


一緒に生活をするようになり、奥様に歩くスピードが速すぎると指摘されたことをもとつくった家訓です。結婚を機に、自分のことだけを考えてはいけないと考え創った家訓が、「ゆっくり歩く」になります

 

自分の子供時代を思い出で、人ごみで、親が歩く歩幅についていけず置いて行かれるような淋しさに襲われ、非常に嫌な思いをしたそうです。しかし、大人になって一人で生活するようになると、そんなことも忘れていたそうです。

そして、大人になり、親元をはなれ、所帯をもつようになり、はじめて自分が、昔の自分がされて嫌だった思いを奥様にしていたことに驚いたそうです。


結婚するということは、赤の他人だった二人が、互いを気遣い、たまには喧嘩をし、なんだかんだと、価値観をすりよせ生活していくことです。

 

結婚を機に家訓をつくっておくことは、これからの生活を占う意味で、すごく大事な作業になります。違う環境で育った二人が、何を大事にし、あるいは何をゆずり、幸せの形を確認しておくことは、広がって欲しい習慣です。


結婚式場で家訓をつくるサービスをはじめたところもあるそうです。古い日本の知恵である「家訓」が、これからの新しい家族をつくっていくことをお薦めします


⑥ 家訓ができる ちょっと前の風景


 

山田家を存続させろ

                        (富山県 Yさん)

 

 

家訓づくりは、家族にむけてつくるものです。しかし、独身の方にとっても、家訓をつくっておくことは、自分の生きる指標となり、何を大切にしていくか?を確認しておく効果が期待できます。


「山田家を存続させろ」は、北陸の某老舗企業のYさんがつくった家訓です。創業200年にせまる企業の代表をつとめるYさんですが、いまだに配偶者にめぐりあえていません。


人生で大事なことは何個かあるが、最も大事なことは、結婚し家族をつくることです


事業や、地域でのボランティア活動を通じ社会貢献を実践している社長さまですが、有言実行。家訓のとおり、素敵な奥様を娶られることを祈念しています


この本が出版され、増刷される頃には、吉報をこの書面に書き足せるようスペースをあけておきますね


↓この辺に結婚の報告をかきます^^


 

 

 


 


⑦ 家訓がつくってきた風景

 

無声呼人

                   (京都 「福寿園」家訓より)

 


「福寿園」は、創業1790年の京都を代表する老舗企業の1つです。


大阪・神戸に通じる木津川の船着場の山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に福井伊右衛門により茶商とて創業。老舗企業でありながら、平成16年には、サントリーとコラボレーションを実施、現在、「伊右衛門」のブランドとして、全国に老舗の味を提供しています


無声呼人とは、「徳があるひとには、呼ばれなくても人が来る」という意味です。

家訓二スト風に解釈すれば、「正直な人生には、幸福が勝手に舞い込んでくる」という意味になります


激変する社会環境のなかで、長く商いをつづけていくためには、たくさんの苦労があります。そんな苦労を乗り越えるため、200年にわたって受け継がれてきたのが「無声呼人」という教訓になります。


100年を超える老舗企業の中で約4割が名文化された「家訓」「社訓」をもち、何かしらの口伝をふくめると約8割の企業に価値観を継承してきた家訓が存在しているそうです


商家の歴史は特別なものでなく、家族の歴史

子孫繁栄をのぞむ素朴な気持ちが家訓となり、先祖代々受け継がれていくもので、これは商売の有無にかぎらず、普通の家族でも取り入れていただきたい習慣です


日本には、100万社の会社が存在しており、内、創業200年以上の会社が約3000社存在していると言われています。日本人には当たり前のように感じる老舗企業は、世界では稀な存在であり、他の国と比べても、2位のドイツには800社、3位のオランダには200社、アメリカには14社、中国には9社、という数字からも比較しても、突出した存在です。


老舗企業は、長く続いてきただけでなく、それだけ社会に必要とされてきたという意味です。


あなたの家も、子孫繁栄を願い、100年、200年つづく「家訓」をおつくりいただくことをおすすめします。息子さん、お孫さんと価値観が継承され、100年後、1000年後のご子孫が大きな企業を経営しているかもしれません


どんな老舗も、最初は家族経営です。あなたも家訓を通じて、未来の老舗をつくってください


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家訓のある風景(推敲中)

家訓本の第9章は、「家訓のある風景」と称して家訓づくりを実践されてきたご家族の歴史を紹介する章にする予定です


まだ仮ですが推敲中の生原稿をどぞ





①「いろは」家訓と山口家の物語


「いろは」家訓 山口秀範

 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

 


山口秀範さんの家訓は、今から30年前、単身でアフリカに赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげたものが「いろは家訓」となります。


以後、この家訓は、父親のいない山口家で唱和されることとなり、毎朝、1つづつ家族全員で読み上げてから朝ごはんをいただくことが、日課になったそうです。


お子さん達もそれぞれ独立した今も、「いろは」家訓は受け継がれ、お孫さんの代、親子3代にわたって、家訓の唱和を実践されています。


山口秀範さんは、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いています。


恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、会社を退職。現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。

 

「いろは家訓」は、1つ1つ、深い意味のある父親の愛情が伝わる家訓です。

そして、より尊いのは、夫の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してき事実なのではないでしょうか?


理想の食卓というテーマで子供たちに絵をかかせたところ7割の子供に父親の姿がなかったそうです。オヤジの背中はきちんと伝わっていますか? それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。


「いる」のに、「いない」おやじ。

そして山口家では「いない」のに「いる」おやじ。


それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。


家訓は、家族を救う「魔法の杖」です。ちょっと威厳がないなと感じているお父さん。ぜひ山口家の歩みを参考に、家訓の唱和を始めてください

 


②家訓のある風景「東日本大震災にて」


 

津波てんでんこ

                         (三陸地方の口伝)

 


 てんでんこ」とは、岩手県三陸地方の言葉で、各自のこと。


【津波てんでんこ】とは、海岸近くで大きな揺れを感じたときは、津波が来るから誰の指示を待つことなく、家族にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く、より高台に逃げて自分の命を守れ という意味です


この教訓に基づき、片田敏孝・群馬大教授(災害社会工学)の指導で津波からの避難訓練を8年間重ねてきた岩手県釜石市内の小中学校では、全児童・生徒計約3千人が即座に避難。生存率99・8%という素晴らしい成果を挙げて「釜石の奇跡」と呼ばれています。


東北地方を中心におおきな被害をもたらした東日本大震災にあって、先人がのこした教訓が現代に活かされた事例です。


経験は、伝えることで教訓となる

自然災害の多い日本にあって、いつ、どこで自然の脅威と立ち向かうことになるか分かりません。それが「いま」かもしれないし、あるいは1000年後かもしれません


経験は伝えることで教訓となる

家訓は、10年、100年と語り継ぐことで、1000年先の子孫に大事なことを手渡すことができる唯一のツールです


被災後、ブータンの王様が来日した際、こんな言葉を子どもたちに伝えていました


王様:「この中で、竜をみた子はいるかな?」

子供:「・・・」

王様:「ぼくは、竜をみたことがあるんだよ!」

子供:「え~!?」

王様:「竜は、みんなの中にいて、【経験】を食べて成長します。だからみんなは、強くなれるんだよ」


言い尽くせない【経験】をした子供たちにこれ以上の励ましの言葉はあるのでしょうか?

ブータンの王様のやさしさ、そして、素晴らしい見識に「徳」を感じます


プラスとか、マイナスとか、日常の尺度でいえば、震災の経験は間違いなく、マイナスです。


しかし、代えがたい【経験】を力に変えることができたなら、子ども達は、胸に竜を抱くほど強い人間に成長することができます

東日本大震災。あるいは、阪神淡路大震災。70年前には、終戦後、日本は焼き野原になっていました。しかし、私たちは【経験】を力にかえ、より強く立ち上がってきた意気溢れる民族なのです。


【経験】を力にかえる。

そして、この【経験】を【教訓】にかえる取組が、今、求められています。

「家訓づくり」がその一端を担えるのは間違いありません。


 被災地の復旧がすすみ、今は復興の時代と言われています。

しかし、【経験】を力にかえることができれば、誰もが憧れる被災前より、人間が輝く街が創造されるのではないでしょうか?


震災の経験だけでなく、人生のなかで得られたいい経験はもちろん、苦しい体験こそ、語ることで教訓となり、それは家族を見守る龍(財産)となるはずです


目の前にいる子供を守ることは簡単なこと、手の届かない場所にいる子供、あるいはあなたのお孫さん、ひ孫さんを守る「家訓のある風景」あなたの家にもつくってください



③家訓のある風景 お正月には一家で家訓


約束をまもる。ひとにされて嫌なことはしない

あきらめない。やまない雨はな。

 

 朝霞市 Kさん


家訓づくりのセミナーで制作いただいた家訓です。

お父さんが、家族に何を大事にしてほしいか?気持ちの伝わる創作家訓です。


この家訓の素晴らしいところは、その後のお話にあります。家訓づくりのセミナーを開催しても、実際、家訓を家で唱和をする家族は1割ほどとのデータがあります。


しかし唱和を実践された1割の家の100%で、家族の変化があったと嬉しい報告をもらっています。埼玉県朝霞市にお住まいのKさんの家では、家訓の唱和をお正月に実施しています。


奥様が、サプライズで家訓をかいた半紙を用意しておりお正月に一家全員が正座をし読み上げてくれたそうです。いまでは、Kさんの家の年中行事になっているそうです。


お正月というめでたい時に、こたつに入ってゴロゴロするのもまた楽しいものでしょう。しかし、日本には、「はれ」と「け」という考え方があり、


「はれ」・・・お祭りなど非日常

「け」 ・・・日常


ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表しています


365日の1年の間、「はれ」の日を意識的につくっているでしょうか?

「はれ」があってこそ、「け」(日常)が輝くものです


正月という「はれ」の日に、ぜひ日常をみつめなおす「家訓の唱和」という新習慣を実践ください

 


④ 家訓のある風景 おとなの背中をつくった家訓


 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

  (千葉県野田市 Mさん)


家訓は、魔法の杖

創作家訓づくりを薦める家訓二ストですが、心にビビッときた家訓であれば、偉人や友人の家訓をパくることも推奨してます。先人へのあこがれ、背伸びをし、努力をすることは、すごく大事なことです。それが、価値観を借りる「パクリ家訓」です


家訓づくりプログラム受講後に、家訓のもつ魔法に魅せられたあるご家庭の事例を紹介させていただきます。  


プログラムを半信半疑で受講していた千葉県野田市にお住まいのMさん。お仕事は、自営業を営んでいます。セミナー中、山口家の「いろは家訓」が気に入り、家のトイレに貼ってみました。


それから1週間、運悪く息子さんが骨折をしてしまい、松本くんは、ドヤ顔でこういいました・・・



【へ】 偏食しない元気な子供を神様はきっと見守ってくださる

いつも、ご飯をのこしてお母さんを困らせる子供に神様は罰を与えたんだ魚ものこさず食べていれば、骨折しなかった 家訓の意味がわかっているかっ!


そして、この日を境に、息子さん目の色が変わり、M家では、「いろは家訓」を唱和するのが日課になりました。


その後、一家に掛けられた家訓の魔法はこんな効果を見せてくれたそうです・・・

息子さんは、家訓の唱和後、自分で出来ることを自分でするようになりました。あれしろ、これしろっと怒ってきたお母さんが、この「変化」に一番驚きました。

気のせいかオヤジ(松本くん)への家族の視線が変わってきました


M家では、5年にわたって家訓の唱和を続けています

「家訓は、人生を変えてくれた!」っとまで言ってくれました。



家訓づくりは、魔法の杖。

ディズニーランドにいかなくても、家訓1つで、あなたのご家庭を夢の国に変えてください!



⑤家訓のある風景「靴をそろえる」


 

靴をそろえる

                     (狭山市 I家さん) 


埼玉県狭山市にお住まいのI家の創作家訓を紹介させていただきます。


元々は、青年会議所の先輩から、Iさんに伝えられた言葉で、まちづくり、ひとづくりを自称する団体にあって、自分たちが靴もそろえられないであれば、そんなもんは嘘っぱちだ!と諭されたことに由来します


家訓づくりプログラムを受講いただいた石川さん。靴をそろえるというフレーズを思い出し、家族に創作家訓を伝えた1か月後、息子さんの通う幼稚園から石川さんあてに、電話がかかってきました。


先生 :「娘さんが毎日、他の園児さんの靴をそろえているんですが、何ででしょうか?」

Iさん:「それは、家訓が【靴をそろえる】だからです」



靴をそろえることで、具体的に何かが変わるわけではありません。

でも、すごく気持ちがいいことだと思いませんか? 


そしてIさんの奥様からは、家訓の唱和を始めてから、子供たちが怒られる前に自分で行動できるようになってきたことなど、たくさんの効果を報告してくれました。


でも、この家訓は、子供のためというより、お父さん、お母さん自身への「戒め(いましめ)」であるお気づきでしょうか?


【靴をそろえる】という家訓を作ったお父さん、お母さんは、子供の前ではもちろん、会社、居酒屋、どんな場所でも、靴をそろえる姿が求められます。子供にとって一番の教科書は、大人の背中、つまりあなたの背中なのです。


卵が先か? 鶏が先か?

家訓のもつ魔法の力に種はありません。お父さん、お母さんの背中こそが子供たちをかえる力をもっています。


子供の教育を語る前に、あなたの背中を意識してみてください


そもそも親学とは

「教育」を紐とくと、「教え育てる」ものと理解することができます。現在では、教育を語るとき、公(おおやけ)の議論になりがちです。つまり教育行政、学校の問題、先生の問題・・・っと、しかし、「教育」の要素の中で、学校のしめる割合は、3分の1ではないか?と家訓二ストは考えます。


 「教え育てる」要素は、学校、地域、家庭の3つ。

親学、足りてますか? それを他人のせいにしていませんか?


「まず塊(かい)より始めよ」

家訓づくりは、親学。そしてあなたの背中を磨く最高の道具です。


ヴィ●ンの財布を持つ前に、凛々しいあなたを見せてください^^

ヴィ●ンなら10万円。家訓づくりは、ゼロ円です! 

んっ金の話をしちゃだめか(*_*)



⑥家訓のある風景 ゴミをまたぐな


 

ゴミをまたぐな

                            (


家訓二ストのいちおしの創作家訓「ゴミをまたぐな」を紹介させていただきます


 「ゴミをまたぐな!?」と聞いてあなたが感じるメッセージはなんでしょう?


この家訓の意味は、「見て見ぬふりをするな」という意味です。


「ゴミをまたぐな」 そんな家訓を伝えられた息子さん、学校から帰ってきて

「今日、学校でいじめがあったんだよ!」っとお父さんに報告しました。


お父さんは、怒りました。「ゴミをまたぐな!」という意味が分かっているのか? 「見て見ぬふりをしたんだったら、お父さんはゆるさないぞ!」っと


学校で、いじめがなくなる。それは理想であって、現実の学校、そして社会にはいじめが蔓延しています。大切なのは、いじめをなくす努力に加え、いじめにあった時、その時々に子どもたちがその経験と向き合い、葛藤しながらも、どう成長につなげていくか?ということではないでしょうか


いじめた子、いじめられた子。そしてそれを見ていた子。

それぞれの立場で、「見て見ぬふりをしない」。あるいは、それぞれの家庭の中で創られた創作家訓を胸にもっていれば、イジメがあったとしても、大きな悲劇が起こる前に解決策が見つけられるはずなのです。


「ゴミをまたぐな」

あなたも、家訓づくりプログラムを受講いただき、子ども達に、これだけは守ってほしいメッセージを探してみてください^^


巻末コラム 明るい家訓相談室 挨拶をしない娘への報復


家訓ニストの明るい悩み相談室の時間です

本日のお悩みは、娘さんに冷たくされるお父さんからのお悩みです

 

家訓をつかった家庭教育は、躾や、生き方、ひいては、タイガースの優勝まで、様々な効果をもたらすことができます。

 

今回の巻末コラムは、下妻での家訓の際に伺った実話をもとに、ちょっぴり毒をはきつつ、お悩み解決に挑戦してみます^^

 

さて、本日のお悩み相談です

 

Q:相談者Aさん

 

朝、こどもを駅まで送っていくと、お礼もいわず、「バタン」っとドアをしめ行ってしまいました。それからイライラして、モヤモヤして、創作家訓は、この体験をいかし「あいさつ目をみて!」という家訓にしました。この家訓を守らせるためのアドバイスをお願いします

 

A:家訓ニストの答え

家訓を守らせる秘訣は、自分が率先して実行することです。お父さんが、毎日、家族の目をみて挨拶していきましょう!

 

で、問題のお礼もいわず、いってしまう娘さんの件ですが、これについては、あきらめてください。現世での解決を望まず、長~いスパンでの問題解決に挑戦してください。

 

 

お父さんの復讐は30年計画です。

 

まず、お父さんが、積極的に挨拶をする・・・ 思春期のお子さんにとって、これ以上ウザイことはありません。そして、息子さん娘さんは余計に反発することでしょう。でも、お父さんから、ひつこく挨拶をしてください。これを死ぬまで繰り返します

 

ドアをバタンと閉めた娘さんが、改心するのは、きっとお父さんが亡くなったあとです。

 

その時には、娘さんは、家庭をもち、子どもを学校に送っていくこともあるでしょう・・・ お孫さんがドアをバタンとしめ挨拶をせずに走り去ります。で「イラっ」とするわけです。

 

天国にいるあなたは、ニヤリとして、30年かけた復讐の成功を喜んでください。

 

そして娘さんは、後悔とともに、親のありがたみを感じ、挨拶をすることで、自分の子供に対し、復讐を決意するのです・・・

 

後悔だけが人生だ。そして、「親孝行、したい時には親はなし」という格言があります。

 

後悔も1つのエネルギーです。そして、親の無償の愛は、自分が子育てをして初めてわかるものであり、そしてその時には、親が存命されていないものです

 

人の夢と書いて「儚い」 家訓は、いつかついえる自分の命を次の時代に遺す手段です。

 

 

 

ドアを冷たくしめた娘さん、お父さんの真意を知ったら泣くのではないでしょうか?

 

そして、後悔もすることでしょう。

 

その後悔は、お父さんから、娘さん、そしてお孫さんに渡される命のバトンです。家訓の唱和とひつこい挨拶を通じ、後悔のある豊かな人生を、娘さんにプレゼントしてあげてください^^

 

 

・・・という話をしたら、あまりの粘着質にあきれ、30年かけなくても、明日から挨拶をすると思います

 

 


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1分で出来る家訓習慣「給料日の儀式」


1分間で出来る家訓習慣を紹介します









⑤  1分で実践できる素敵な習慣「給料日の儀式」

 

 

子どもにお金はどこから来るのか聞いてみたら、「銀行!」と返事をされてしまいました

微笑ましいなと思う反面、家族のために仕事をしているのに、ちょっとショックな回答でした

 (和歌山県 Hさん)

 

 

お薦めしたい新習慣「給料日の儀式」

いつのころから、お給料が銀行振り込みになりました。昭和の時代なら、お給料はお父さんが現金で家もちかえり、そこには出迎えてくれるお母さんや、ご家族がいたはずです。

 

お子さんを素直さをもたらす新習慣「給料日の儀式」の提案をします

給料は振込でなく現金で家に持ち帰る。そして、その夜はちょっと豪華な食事と、発泡酒でなくビールをだして完成です。

 

給料のおかげで、ぼくたちが生活できる

=お父さんのおかげで、生活できる

=お父さんはぼくらのために働いてくれている

 

給料振込みの前までは、こんな分かりやすい方程式があったのでしょう

しかし、今、子供にお金の出所をきけば、銀行と答える。銀行に感謝の気持ちをもってもらうことって難しくないでしょうか?

 

愛されていないと感じる子供、かまってもらえないと不満をもらす子供。

それは、お父さんお母さんの日々の頑張りが伝わっていない証拠です。お父さんは、ご家族のために仕事や家事をしています。そのために家族と一緒に入れないとしても、それは家族のための時間です。

 

なんのために働いているのか?

こどもの成長を見守るために、お遊戯会や、運動会、入学式に卒業式。いろんな場面がありますが、反対に、お父さんお母さんが働いている姿を子供たちに見せているでしょうか?

 

自営業を営んでいるご家族では、日常の生活のなかでお子さんにお父さんお母さんが働いている様子をみているはずです。家族のために汗をながし、あるいはお客様に怒られたとしても、その背中をみせることは、子供に素直さや、自分のことで迷惑をかけてはいけないと感じさせる効果が期待できます

 

背中の魅せ方の研究

アメリカでは、授業の中に「シャドーデー」というものがあります。これは、働くお父さんを観察するという宿題で、お父さんも特別に構うこともなく、日ごろの仕事を淡々とつづけ、その様子をレポートにまとめ発表するという内容です。お父さんにとっては、いつもの1日であっても、お子さんにとって、いつもゴロゴロしているお父さんの働く姿を知るシャドーデーの1日は忘れられない光景になるのではないでしょうか?

 

旅行にいったり、おもちゃを買ったり、特別なことをしなくてもいい、ただ伝え方を工夫すれば、一緒に入れない時間だって絆をつくるチャンスになります。

 

給料日の儀式は、お子さんに背中をみせるセレモニーです。

伝え方の工夫をするだけで子供たちが素直になる。物やおもちゃで関心を釣る?子育てでは何もかわりません。

 

ぜひ給料日の儀式は、アレンジも自由です。ご家庭ご家庭で工夫して、お父さんお母さんの姿をお子さん達に伝えていってください



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おばあちゃんの知恵の新習慣「お墓詣り」と「仏壇にご飯」

家訓の本の生原稿です^^


おばあちゃんの知恵シリーズの中に、「お墓まいり」と「仏壇にご飯」を入れ込んでみました





⑤おばあちゃんの知恵の新習慣、「お墓まいり」と「ご飯をそなえる」

 

ごはんをそなえていますか?

ごはんを炊いた時、あなたの家では仏壇にごはんを供えていますか?

もしかしたら、仏壇事体がない家も多いかもしれません。遺影の前に備えるだけでも結構ですので、ぜひご家族で実践してほしい習慣です。

 

家訓二ストの家では。ごはんが炊いたら一番最初のごはんを仏壇に供えるのが習慣でした。そして、季節のものやもらいもの、はては小学校の通知表まで、ごくごく自然にそなえています。

 

ご先祖さんがいて、いまの自分がいる。

ごくごく当たり前のことですが、頭で理解できる大人と違って、子供の目線には、「いま」しかありません。そんな子供には、習慣のなかで、ご先祖さんとの関係を伝えていきましょう

 

仏壇にごはんをそなえる行為は、いそがしい食事時に、ひと手間、増えるようであっても、お子さんにとっては、たくさんの効果をもたらしてくれます。

 

エンジョイお墓まいり

 

子どもの頃、おばちゃんとの散歩はいつもお墓まいりとセットでしたが、ご先祖さんの話を1つ2つとしてくれていた気がします。いまも、お墓まいりをするたびに、なんとなくそんな思い出がよみがえります。お墓の雑草が生えたとして、誰かに迷惑がかかるとか、怒られるとかでもないですが、『おてんとうさまはみている』とのおばあちゃんの言い伝えをまもり、今も気が向いたら田舎に帰り、草むしりを続けています

 

お墓まいりをしていますか?

おとうさん、お母さんにとっても、お墓詣りは、自分の心を磨いてくれる習慣です

そんな宝をお子さん達と一緒に磨いていただくことをお薦めします

 

お墓は、大切だった亡き人やご先祖さまを供養するところです。祈りの象徴であると同時に、お参りする人にとっては、心の帰る場所であり、おじちゃん、そのまたおじいちゃんっと、代々受け継がれてきた命のつながりを身近に感じさせてくれるところです。

 

お墓参りをして先祖供養をすることは、自分をつくってくれた全ての人に感謝する行為です。お子さんにはちょっと難しい話かもしれませんが、これは、お子さんだけでなくお父さん、お母さんのための行動です。そして、大人が先祖をうやまう姿をみせることで、親孝行や、生きていく意味をちょっと感じていくことになるでしょう

 

子どもに尊敬されていない・・・と感じるお父さん。あなたはお墓まりをしてきましたか?あなた自身が、ご先祖さまをないがしろにしてきたなら、答えは明白です。お子さんのために頑張るように、ご先祖さんや、自分の親や親戚に心を配ってみてください

 

かつてお墓は、集落の近くの山あいや、一族の屋敷のすぐ隣などにあったことから、お墓参りは日常の生活の一部だったようです。それが時代とともに生活から切り離され、仕事が忙しいとか、お墓が遠いのでそうそう行けないとか、年に数回行くお墓参りに変わっています。

 

現在、お墓参りの時期として一般に行われるのは、春秋のお彼岸、お盆、故人の命日、正月、年忌法要などです。

しかし、お墓参りには先祖の冥福を祈るという意味だけでなく、一人ひとりが先祖より与えられた命であることに気づき、感謝し、家族の幸せを祈るという意味が込められています。

 「子供が進学した」「就職が決まった」「結婚が決まった」というような人生の節目節目にも、できる限り報告を兼ね家族揃ってお参りし、喜びを分かち合うことをおすすめします

 

急がば廻れ、いい子育てをしたいなら、あなた自身が、ご先祖さんを大事にしてください



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おばあちゃんの知恵でお手軽子育て(推敲中)

家訓づくりの本の生原稿その③

おばあちゃん知恵(仮)






 

子育てに悩むお母さん。安心してください、みんな悩んでいます。それは現代に暮らす我々だけでなく、おばあちゃんも、そのまたおばあちゃんも、みんな悩んできたことなのです

温故知新、おばあちゃんの知恵の中には、子育てを助けてくれるヒントがたくさんつまっています。この章では、そんな知恵の中から、子育てに役にたつ情報を紹介します

 

① おばあちゃんの知恵

夕食時のファミレスで、1組の家族連れが賑やかに食事をされていました。

 

そんな時、お子さんがコップの水をこぼしてしまいました。

お母さんは、「だからいったでしょ!」と怒ります。しかし、一緒にいたおばあちゃんの一言は、すごく優しいものでした。

 

「怪我はなかった大丈夫? 次はきおつけようね^^

 

 

ガミガミ怒るお母さんに比べ、おじいちゃん、おばあちゃんの優しさと、人望は半端ありません

 

ちょっと前の生活を想像してみると、電化製品や、テクノロジーは私たちの生活を豊かにしています。エアコンのない生活に耐えられますか?携帯をもたずに待ち合わせできますか?ご飯をたくだけで2~3時間。あるいは洗濯するだけで一日が終わってしまうことでしょう

 

例えば、昭和49年生まれの幡谷の子供のとき(6歳ごろ)の生活環境を紹介すると

 

エアコン(ない)

テレビ (ガチャガチャ)

電話  (黒電話)

携帯  (もちろんない)

ファミコン(ない)

パソコン(もちろんない)

 

こんな感じです。

 

これが、平成生まれの世代に当てはめれば、当時、手に入れることのなかった生活用品が、充足されていることが分かります

 

そして、おばあちゃん世代の生活環境は、いまでは信じられないものです

 

 

電気  (ぎりぎりある)

ガス  (ない)

風呂  (あるところには、ある)

水道  (都会にはある)

 

親父やおふくろの子供の頃は、朝ごはんを食べるのも一苦労、朝4時や、5時におきて、薪をくめ、釜に火をつけ、ごはんを炊くところから始まります

 

洗濯機はないので、手で洗う。脱水は人力です。車もほとんどありません。

 

 

生活のあらゆる面を豊かにしてくれた電化製品。しかし、100年単位でみると増えたものだけでなく、なくなったものもあります。

それが、おじいちゃん、おばあちゃんとの暮らしです

 

全国的に核家族化が進み、ほんらい日常のなかで学んでいった躾や、知恵といったものが断絶してしまったとしたら、なんとさびしいものでしょう。もし、育児の中で足りないものがあるとしたら、おばあちゃんの知恵と優しさであると断言できます。

 

とはいっても、今更同じ家に住む選択も、嫁と御姑さんのバトルは避けたいあなた。そんなあなたに家訓は、ぴったしです

 

家訓をつかって、おばあちゃんの知恵を上手に子ども達に渡しましょう

故郷にいるおばあちゃん。あるいは、すでに他界された方であったとしても、家訓をつかえば、一緒に子育てできるはずです。

小難しいことをいっても、猿から人間に進化して10万年。そのほとんどの時間、人類は、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らしてきたのです。アフリカでは、「老人の死は図書館が1つなくなること」とのコトワザがあるそうです

 

あなたの家に、家訓をつかってエアーおばあちゃんを導入し、子育てをみんなで楽しみましょう

 

 

② おばあちゃんの知恵家訓「ごはん粒を残すな」

 

子どもの頃、食が細かった幡谷はどうしても最後まで夕食が食べきれませんでした。烈火のごとくどなる母に対し、おばあちゃんは、

 

「ご飯粒だけは残しちゃいかんよ」とぼくを諭してくれました

 

また同じく「メロンはすすってもいい」という不思議な言い伝えも残しています。

子どもって、悪いことが大好きです。子供のころ、おばあちゃん公認で一緒にメロンの汁をすすっていました^^

 

育児の中では強弱をつけることも時には大事です

メロンはすすってもいいの反対語は、メロン以外は、すすってはいけないという意味です

 

結局、人生経験豊かなおばあちゃんの知恵に、幼い日の幡谷も踊らされていたのでしょう

 

よく考えると、ただだのメロン好きだった可能性も否定できませんがおばあちゃんの知恵は、いろいろな面で生活を豊かにしてくれます

そして、「ご飯粒を残さないこと」が、何より大事であるということを無意識のうちにすりこんでくれたのかもしれません。

 

ご飯粒を残さないというメッセージは、おばあちゃん自身、そのうえのおばあちゃんから言われていたと思われます。そして、そのおばあちゃんも、そのうえの・・・

 

世の中には大事にしなくてはいけないことがたくさんあります

ただし、本当に守らなくてはいけないことは、ちょっとしかないとも思います

 

「ご飯粒を残さない」そんなシンプルなメッセージを日本人は何百年も言い伝えてきています。おばあちゃんの知恵は、尊いものですね

 

 

③ おばあちゃんの知恵家訓「いただきます」の本当の意味

 

学校の給食でごはんを食べる際、「いただきます」という事に、ご家族からクレームが入ったことがあるそうです。給食費を払っているのだから、「いただきます」という必要はないとの主張でした。

 

このお話の矛盾点を、あなたは説明できますか?

このご父兄は、「いただきます」=ただでもらっている と理解しているのでしょう。しかし、「いただきます」にはもっと深い意味があるのです。

 

日本人なら日本人らしく、万物に感謝し、「いただきます」と大きな声で、楽しくごはんを食べたいものです。では、あなたは「いただきます」の本当の意味をいえますか?

 

家訓づくりのセミナーでも、必ず紹介している「いただきます」の意味を改めて考えてみましょう。

 

西欧や、他の地域でも食事の際にも、「いただきます」とよく似た祈りをささげる習慣があります。 たとえば、ミッション系の幼稚園に通っていた家訓ニストは、「天にましますわれらの父よ 願わくば吾を救いたまえ・・・アーメン」というセリフを暗唱したのち、ご飯を食べていました。

 

 

しかし、日本に古くから伝わる「いただきます」とは、ちょっとニュアンスが違います。そして、この違いこそが、日本を日本とたらしめる、とてつもない知恵なのです。

 

キリスト教やイスラム教の文化圏では、神さまは、ひとり。食事の際、感謝する対象も当然一人です。 しかし、日本の「いただきます」には、たくさんの対象が含まれます。

 

 

つくってくれたお母さん

働いてくれるお父さん

お米を育てたお百姓さん

太陽、水、風などの自然

お米という植物のもつ「命」

 

 

古くから日本には、米には7つの神様がいるといわれ、米粒を残すと目がつぶれるとの言い伝えもあるそうです。西欧と日本の違いの最初の点は、八百万(やおよろず)と表現される多様な神様との向き合い方の違いです。

 

そして、外国と日本の違いの二点目は、神様への感謝の表し方の違いです。

 

西欧では、神様への感謝は、教会にいったり祈ったり、絶対であるひとりの神様と向き合う感謝が多いようです。しかし日本では、米一粒だけでも7つの神様がおり、いちいち祈ったりできない状態です

 

では、日本人はどうやって、「感謝」を表現してきたのでしょうか?

答えは、「残さず食う」というシンプルな答えです。

 

 

植物だって1つの命。その命を奪った以上、残さず食べることが、最低限の礼儀である!と、おばあちゃんも、そのまたおばちゃんも、ずっと前から言い伝えてきました

 

 

そして感謝を行動に還元する文化は、「おかげさま」という言葉でも説明することができます。「おかげさま」を漢字で書けば「お蔭様」となります。

 

④ おばあちゃんの知恵の家訓「おかげさま」の意味

カゴに乗る人、かつぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を作る人

我々の生活は目に見えないたくさんの善意が積み重なってできたものです

 

電気、水道、ガスはもちろん、コンビ二に並ぶ弁当も、あなたが乗っている車だって、対価としてお金は払ったとしても、目にみえぬ、名前も分からないたくさんの人の「陰」で、地球はグルグルまわっています。

 

じゃー「お蔭さま」にはどう感謝を表せばいいの?

 

答えは簡単。あなた自身が「影」となり。自分の与えられた役割を、精いっぱい演じることが大事になるのです

 

ひとに迷惑をかけない

お父さん、お母さんから、「人に迷惑をかけないこと!」と言われたことはないでしょうか?

 

僕自身、めんどくさいな・・・っと思って聞いてましたが、今は違います

 

 

「ひとに迷惑をかけない」こととは、「お蔭様」の論理の一対の考え方であると確信しています。

 

 

地球上すべての人が、「お蔭様」の気持ちをもち、「ひとに迷惑をかけない生き方」を実践し、毎日のごはんを「いただきます」っと笑顔で食べる。

 

家訓二ストが、考える地上の楽園とは、そんなありきたり日常が、世界中のひとが甘受できる世の中のこと夢想しています

 

 

100の説法、屁1つ。

大事なものは、行動です。

「いただきます」と元気に発して、ご飯粒をのこさない毎日をすごしましょう^^

 

 

⑤ おばあちゃんの知恵?迷信ランキング

家訓づくりのセミナーの中では、お父さんお母さんから言われたことを書き出すワークショップをとりいれています。できるだけ等身大の言葉を思い出してもらうようにしており、

 

「風呂にはいれ」「めしをのこすな」「早く寝ろ」・・・

 

ありふれた言葉ばかりですが、そんな言葉のなかに、本当に大事なものが眠っている!と家訓二ストは考えます。

 

そして、親からの言い伝えの中には、おじいちゃん、おばあちゃんから言われたものもたくさん伝わっています。生活様式もかわり、今となっては、意味のわからない言い伝え迷信部門?も充実してきたので、家訓ニスト社会シリーズ特別版 「迷信ベストテン」として発表させていただきます。

 

 

■ランキング■

 

1位 「夜くちぶえを吹くと泥棒がくる」

 

解説:口笛が泥棒を手引きする合図であったいう説。また口笛がいけない霊をひきよせてしまう説があるようです。後者の方が逆に怖い(*_*)

 

2位 「夜に爪をきるな」

 

解説:夜に爪をきる→世を詰める→親の死に目にあえなくなる・・・という変換らしいですが、実際は、電気がなかった時代の知恵かもしれませんね

 

 

 

3位 「お盆に海にいくな」

 

解説:お盆になるとクラゲがでる・・・という意味だと思っていたら、あの世に帰る霊に連れてかれるぞ!という意味のようです。ちなみに海がない地方では、海でなく川になるようです。

 

4位 「上の歯がぬけたら縁の下へ 下の歯が抜けたら屋根の上へ」

 

解説:丈夫に生えるようにっとおまじないの意味だと思います^^ ただマンション住まいの家庭では実践できませんね^^;

 

 

5位 「靴をおろすときは朝。新しい靴を下すときは、炭をつけて」

 

解説:これも怪我防止のまじない?だと思っていたら、ご遺体を外に出す際、新しいタビをはかせていた名残で、生きている人間は汚してからじゃないといけない・・・らしいっす。嫁さん曰く、足がむくんでないからじゃない?とも言ってました。

 

 

6位 「箸わたし、たがい箸もだめ」

 

解説:忌きらう類のものだと思います。ご葬儀の際の風習で、箸わたしをしたり、あるいは、たがい箸(長さの違う箸)をしたり。こうしたことを日常生活ではしてはいけない!っということです。

 

 

7位 「霊柩車がきたら親指を隠せ」

 

解説:親の死に目にあえない!という迷信です。親の死に目に会えないシリーズはこの他にも充実していて、逆をいうと、親の死に目に会えない以上の不幸はない!という戒めにもつながるようです

 

 

8位 「夜、蜘蛛をころすな」「家にきた蛇をころすな」

 

解説:害虫をたべてくれる?意味もあるようですし、単に妖怪よけ?の意味もある気がします。最近の家では、蛇はでないよ!っとお考えの読者の皆様、平成25年 水戸市元吉田はじゃんじゃん出ますよ(><)

 

 

 

9位 「お米をのこすと目がつぶれる」

 

解説:お米を残しても目はつぶれません!っが、お米は日本人にとって特別な食べ物。「いただきます」という意味も、お百姓さんにいただきます。神様にいただきます。命をいただきます・・・っとたくさんの意味があります。共通していえるのは、感謝の気持ちを行動でしめせ!つまり、最後までおいしくいただけ!という戒めに違いありません

 

 

 

10位「北枕でねるな!」

 

解説:家訓づくりプログラムで奈良JCさまに伺った際、ほぼほぼ全員が、「北枕でねるな!」と書いてくれました。これはお釈迦様の入滅の際、北まくらで寝ていらっしゃったことに由来します。今では、磁気の影響で、北まくらで寝る方が健康だという説。また同じく仏教国の台湾では、逆に北枕でねろ!という格言があるそうです

 

 

 

もうすぐトップテン

 

11位「コーラをのんだら骨がとける」

 

解説:炭酸飲料への根づよい差別意識?の象徴です。実際、10円球をいれると表面がピカピカになるいことから、「骨がとける!」と誤解を生んでいます。コーラをふくめ炭酸飲料は、微炭酸。つまり酸性ですので銅でできた10円球の表面ぐらいには作用します。結論として骨はとけません! ただしそれ以上に太ります(-_-;)

 

 

番外 「パンの耳を残すと耳切れになる」

 

解説:母のセリフです。小学生当時、実際耳切れをしていた訓二ストは、おそろしさのあまり、パンの耳を残さないようになりました・・・っが、耳と耳の相関関係がわかりません(-"-) 全国で、同じセリフをいわれた同志を探してきましたが、いまだ出会っていません。たぶん、母の創作迷信です。最近、「なんであんなこと言ったの?」っと聞いたら、きっぱり「わたしはそんなことを言ってない!」と言われました(T_T)/~~~ 母は強し

 

 

ランキングにのらないあなたの迷信を教えてください!

巻末コラム 【地蔵効果】

 

【磁場】というものあなたは信じますか?

 磁場に近い言葉として、パワースポットと置き換えるとイメージしやすいかもしれません。家訓二ストは、目に見えない磁場の力を信じています。

 

目に見えない力、【磁場】。それは岩や、泉だけなく、人の間にも派生するものではないでしょうか?

 

とくに、おばあちゃんの【磁場】(パワー)って半端ない...

ビリビリ磁場を出していていた家訓二ストのおばあちゃんの思い出を書きたくなったので、【地蔵効果】として紹介させていただきます

 

 

 

地蔵効果とは?

 教育評論家の松居和さんに、ある保育園から

 

「最近、園児が急に荒れるようになってしまった・・・ 原因もわからず苦慮している」

 

と相談があった時、松居さんは、最近、高齢となり痴呆が進んでしまった園長先生が退任されことを聞き、この元園長先生を園の中で生活してもらうようにアドバイスすると、その後、園の中に秩序が生まれたっという話が元になっている理論です

 

何をするわけでもなく、おじいちゃん、おばあちゃんが、ニコニコその場にいてくれるだけで、子供たちは安心するという嘘のような本当の話。これが「地蔵効果」です

 

テレビや、電化製品。ゲーム。そして、電気、水道、ガス。昔なら家族が助け合い肌を寄せ合うように暮らしてきた原風景が、戦後50年の間に激変しました。心の荒廃といわれる事が多いですが、これは、心が変わったのではなく、環境が心を変化させたと家訓二ストは考えます。 それは人間中心の磁場が、電化製品に取って代わられたとも表現できます。

 

 

「家訓づくり」で皆様にお届けするものは、今まさに消えようとしている心の原風景です。

 

 

いまさら、電化製品のプラグをぬき川に洗濯にいけない以上、家訓をつかって、カリソメでもいいおじいちゃんがいて、おばあちゃんがいて、地域人の笑顔が溢れるコミュニティーを追体験してもらうことが重要なのではないでしょうか?科学では証明できない「磁場」、そして「地蔵効果」ですが、家訓二ストにはなんとなく思い当たる節もあります。

 

 

 

 

家訓二ストの祖母は、茨城から遠く、鳥取で暮らしていたため、数えてみても4~5回ぐらいしか顔を合わせることもありませんでした。また90近くになってから痴呆も進み、顔を合わせても、誰が誰だか分からない・・・そんな晩年を過ごしていました。 

 

そんな頃、鳥取によせてもらい、丁度家をでるタイミングでおばあちゃんに、サヨナラを言いに行ったときのことです。 

 

 

ぼく:「おばあちゃん、元気でね!」 

祖母:「は~ どなたか分かりませんが、ありがとうございます」 

 

ぼく:「・・・ じゃ、名古屋に帰りますね^^;」 

 

祖母:「・・・!?」 

祖母:「名古屋ですか? 名古屋には孫がおりますけん 面倒みてやってください・・・」

 

 

ぼくっ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(T_T)

 

 

 

その時、ぼくは堰を切ったように涙が溢れ、声をもらして泣き崩れました。サラリーマン生活を送っていた家訓二ストも、どこか背伸びをし、心身ともに疲れていたのかも知れません。自分が誰かもわからないおばあちゃんが、孫である僕の行く末を案じてくれていたっということ。その安心感。そしてその尊さ。そして自分の不甲斐なさ・・・

  

 

おばあちゃんが、家にいる。あるいはおばあちゃんが、心にいる。 

 

その効果は、家族にそして子供たちに、安心感という恵みをもたらしてくれるのでしょう。「地蔵効果」恐るべしです!

 

おじいちゃん、おばあちゃんは、いつも優しい。

 

そして、たとえぼけちゃっても、ニコニコしているだけで、子供に安心感が付与されます

 

ひとの心に薬はききません。

ひとの心に作用するのは、「必要とされる」ことなのではないでしょうか?

 

核家族化がすすみ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らせない時代です

 

ひとは、物ではない。はれものをさわるような、高い塀に囲まれた育児より

こども達にとっては、いつも優しく、ときにゲンコツをくらうおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にすごす時間は、育児に悩むご家族には一番の特効薬になります

 

理屈はあとでつければいい!

【地蔵効果】は、家族に平穏をとりもどすキーワードだと確信しています。

 

小難しいことをいっても、猿から人間に進化して10万年。そのほとんどの時間、人類は、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らしてきたのです。

アフリカでは、「老人の死は図書館が1つなくなること」とのコトワザがあるそうです

 

おじいちゃん、おばあちゃんは、社会の財産です。この財産を、おなじく未来の担う子供たちに振り分けることって、とっても自然な発想だと家訓二ストは考えます。

 

現在、9割以上の家に家訓がなく、意識しないとおじいちゃん、おばあちゃんの知恵が継承できない時代に突入しています。そして、本来、家訓なんてなくても、おじいちゃんの言葉、おばあちゃんの背中が、生きる中での指標になっているべきなのです。

 

そして、人生を生きる中で必ず立ち会わなくてはいけない「死」という問題にも、身近に「死」を抱えた高齢者の姿に子供たちは多くを学ぶはずです。

 

 

学校の授業、とくに教科書に書いてあることに、なにの意味があるのか?

命の授業なんかしなくても、よくしてくれたおじいちゃんが死んじゃったりしたら、子供は、なにかを感じ、そして大人への階段を1つ登ってくれるでしょう

 

 

世の中で本当に求められるものは、「躾」を通じて、親から子へ、子から孫へ伝わってきたと家訓ニストは考えます。 例えば、家訓ニストは箸の持ち方の綺麗な人を尊敬します。また、自分で脱いだ靴を揃えられる人をみると、絶対、悪い人じゃないな~と感じます

 

世の中のお父さん、母さんが血眼(ちまなこ)になって、お子さんを勉強に追い立てていますが、それって、幾千もある子どもの選択肢の1つにすぎないはずです。

それより、躾をつうじ、最低限のマナーを身に着けることが、社会にでて成功できるコツだと思います

 

高卒だって、中卒だって、楽しく立派に社会生活を送っている方はいっぱいいます。

子供時代に身に着けるべき躾は、大人になってからも、立ち振る舞いや、生活の端々で、試される社会的な作法でもあります。勉強や、社会的なスキルは、大人になってからも身に着けることができますが、日本古来から伝わる躾は、家庭の中でしかできません。

 

 

躾は、お箸の持ち方や、挨拶の仕方など、子供たちの成長と共に、家族が一緒になって守っていくことが求められます。

 

躾を筆頭に、日本に古くから伝わる生活の知恵は、本来、おじいちゃん、おばあちゃんと共に生活するなかで、自然と身についていたものでした。しかし核家族化がすすみ、意識しないと、生活の知恵を伝えることができない時代です。

 

地蔵効果は無限の可能性をひめています

「家訓づくり」と「家訓の唱和」をつうじ、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵をお子さん達につたえていってください

 



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幡谷の家訓はじめて物語(推敲中)

家訓の本の推敲中の生原稿です・・・

 

 

 

 

 

お天道さまは見ている

 

子どもとき、わたしは、覇気がなく、「普通だ、普通だ」とお袋に責めれて育ちました。家でゴロゴロしていると、本よめ、外であそべ、好きなものをみつけろっと、とにかくお袋に、ガミガミ怒られているなか、おばあちゃんだけは、ぼくの味方をしてくれました。そんな優しいおばあちゃんの口癖は、「お天道さまは見ている」でした

 

この言葉はいつも頭のどこかにあるような気がして、褒められるとか、怒られるとかでなく、お天道さまはみているものだと、母ちゃんには反抗しながらも、自分の歩む道を指し示してくれた気がします

 

おばあちゃんとの散歩はいつもお墓まいりとセットでした。お墓の雑草抜きを手伝いながら、祖母は、ご先祖さんの話を1つ2つとしてくれていた気がします。いまも、お墓まいりをするたびに、なんとなくそんな思い出がよみがえります。お墓の雑草が生えたとして、誰かに迷惑がかかるとか、怒られるとかでもないですが、おばあちゃんの言い伝えをまもり、せっせと草むしりを続けています

 

ご先祖さんがいて、今の自分がいる。そして、ぼく自身も誰かに生かされているものと漠然と感じる思い出です。

 

 

家訓との出会い

 

ひとは傲慢な生き物です。ひとは一人ではいきられませんが、現代社会では一人でも生きられるような錯覚をおぼえさせます。大学をでて、就職をし、まあまあな生活を送っていた幡谷でしたが、お墓まいりもせず、あるいは「お天道様が見ている」という素朴な価値観も、いつしかどっかに押し込んでいた気がします

 

結局、社会とむきあえず、社会人生活は3年で終わり、その後は不眠症と、長い心療内科での治療をおくるはめになってしまいました

 

その後も、毎日に感謝するでもなく、なんとなくな生活をおくってきた幡谷に転機がおとずれたのは、36歳の時の交通事故後の体験からでした。事故後1か月は、寝たきりになってしまい日常の生活もままなりません。

 

事故をおこした相手を恨んでも、体の痛みが引くわけでもなく、やりきれない思いに毎日がつぶされそうでした。

 

そんないい加減なわたしを変えたのは、診療にあたってくださったお医者さんの一言でした。

 

「あなたは運が悪くて、事故にあったんではない。運がよくて生き残ったんだ。あなたは死んでもしまっていいかもしれないが、奥さんや、お父さん、お母さん、残された家族はどうするんだ!」

 

思いもよらないお医者さんからの説教に、病室で泣き崩れたのを思い出します

事故にあい悲劇の主人公のような気持ちでいたっ自分。でもそれって、会社を辞めた時も、あるいはちょっとひっかかった時も、自分自身への言い訳に使ってきたことに気が付いたのです。

 

事故で失ったものも多いのも事実でしたが、事故をきっかけに得たものもたくさんありました。そもそも40前の男が、死を意識したことなどなく、遺言や、あるいは家訓もない状態でした。

それから、リハビリと共に、仕事や、日常生活のなかでたくさんの手助けを頂戴し、自分なりに感謝の思いと恩返しの気持ちが「家訓づくり」につながっています

 

事故後、「人生に無駄なものない」と定め、家訓づくりを広める運動に従事しています。

無駄なものなどないとの意味は、いい経験も苦い思い出も、伝えることができれば教訓になると悟ったからです。

 

事故は、いつ起こるか分からない。そして事故だけでなく、あなたの人生がいつ途切れるか、それは、神さましか分からないものです。「いつ」でなく、「いま」あなたの大切な人にしてあげられることをしましょう

 

事故はいつ起こるか分からない。その教訓は事故がおこったその日の教訓です。実は幡谷は、1日2回の事故に巻き込まれています。違う事故で2回も救急車に乗る人なんていないだろうし、それをうけ、お医者さんが説教してくださったというのが真相でした

 

あなたは伝えたい言葉はなんですか?その選定はあなた自身をあらします。そしてその言葉は、無意識に、おじいちゃん、おばあちゃんから伝わった尊い価値観が含まれているはずです

 

交通事故を契機に、幡谷は生かされていることに感謝し、そして自分自身ができることをみつけ恩返しの旅をつづけています。背中の痛みがなくなることはなさそうですが、痛みの度に傲慢な自分への戒めと自戒し、毎日を楽しく生きています。

 

1日2度の交通事故も、お墓掃除を欠かさなかったおかげで、ご先祖さんが守ってくれたと、いってくれる人もいました。スピリチャルなことは信じていませんが、自分自身そんな気がします。縁(えん)も地球もグルグル回っているだけなのかもしれません。

 

誰かに生かされていると知っている人間はつよくなれます。そして、なんてことのない普通の生活の尊さにも気が付きました。父ちゃん、母ちゃんも、ぼくを育て頃は若かったし、100点の親でもなかったのでしょう。でも、父ちゃん、母ちゃんの苦労のおかげで、なんてことのない普通の1日をぼくはたくさん過ごすことができました。親孝行はもちろん、本当の孝行は親にしてもらったことを、子どもにしてあげること。僕自身、こどもはいませんが、そんな命のバトンを渡す必要があると痛感しています。

 

お天道さまは見ています。ただし、見ているだけで、助けてくれるかくれないかは、自分自身の行動しかありません。

 

そこに家訓がない限り、幡谷の歩みはつづきます。家訓はなんてことのない普通の1日を応援するプログラムです。幸運にも、生まれ変わるチャンスを交通事故で頂戴した幡谷でしたが、そんな目にあわなくても、家訓づくりの本、あるいは家訓づくりのセミナーをきっかけに、あなたの大事なものを見つけてほしいと願っています。

 

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ベストセラーの研究~心に響くタイトルとは?~

家訓の本をだすために・・・

 

まずは、グッとくるタイトルを決める必要があります。

 

まずは、ベストセラーの研究をしタイトル(仮)をきめてみます

 

家訓の本ってあんまりないのが現状ですが、それは、敵がいない?ともいえますし、マーケット(ニーズ)がない・・・とも言えそうです

 

ニーズを掘り起こし、ブログの愛読者の皆様はもちろん、家訓二ストに助けを求めるまだ見ぬ読者に手をとっていただくために、ベストセラーとなった作品、とくに「タイトル」について研究してみます

 

「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」です!

 

本を選ぶ際、作家で選ぶパターンや、テーマにそって選ぶパターンがあると想定されます。今回は、後者。とくにズブの素人である家訓二ストが本をだすため「タイトル」の善し悪しが、かなりのウエートを占めそうです(^_^;)

 

参考までに、近年のベストセラーをパパパっと挙げてみます

 

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』片山恭一(小学館)

『バカの壁』養老孟司(新潮社)

『蹴りたい背中』綿矢りさ(河出書房新社)

『13歳のハローワーク』村上龍、はまのゆか・絵(幻冬舎)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』山田真哉(光文社)

『国家の品格』藤原正彦(新潮社)

『人は見た目が9割』竹内一郎(新潮社)

『電車男』中野独人(新潮社)

『女性の品格 装いから生き方まで』坂東眞理子(PHP研究所)

『陰日向に咲く』劇団ひとり(幻冬舎)

『1Q84 (1) 1Q84 (2)』村上春樹(新潮社)

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海

 

この中では、「さおだけ屋」とか「もしドラ」なんかは、妙に長いタイトルで気を引く作戦が成功した例といえそうです^^

また、「国家の品格」の成功後、「女性の品格」もヒットし、柳の下にどじょうは、何匹かいる!ということも分かります

 

ここで、それぞれの作品に【家訓】をプロットしドジョウ感を検証してみます^^;

 

『世界の中心で、家訓とさけぶ』

『家訓の壁』

『蹴りたい家訓』

『13歳の家訓』

『老舗はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる家訓学』

『家訓の品格』

『人は家訓が9割』

『家訓男』

『女性の品格 装いから家訓まで』

『陰日向に咲く家訓』

『1Q84 × 家訓』

『もし高校野球の女子マネージャーが家訓二ストの『家訓』を読んだら』

 

わっ、『1Q84 × 家訓』以外は、柳の下のどじょうは何匹かいる作戦で、いけそうな気がする^^

間違って手に取ってもらったとしても、家訓の本には絶対の自信があります。たとえパクリでも、それは尊いパクリなのです!?

 

改めて、平成25年のベストセラー上位を紹介します

 

 2013年 (平成25年)

1『医者に殺されない47の心得』近藤 誠 (アスコム )

2『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 』村上春樹 (文藝春秋 )

3『聞く力 心をひらく35のヒント 』阿川佐和子 (文藝春秋 )

4『海賊とよばれた男』百田尚樹 (講談社 )

5『ロスジェネの逆襲』池井戸潤 (ダイヤモンド社)

6『新・人間革命 (25) 』池田大作 (聖教新聞社 )

7『人間にとって成熟とは何か 』曽野綾子 (幻冬舎 )

8『とびだせ どうぶつの森 かんぺきガイドブック 』 (KADOKAWA

9『できる大人のモノの言い方大全 』話題の達人倶楽部編(青春出版社)

10『置かれた場所で咲きなさい 』渡辺和子 (幻冬舎 )

11『未来の法 新たなる地球世紀へ』大川隆法 (幸福の科学出版

12『スタンフォードの自分を変える教室 』ケリー・マクゴニガル/神崎朗子 訳(大和書房)

13『とびだせ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド』 (KADOKAWA)

14『ホテルローヤル 』桜木紫乃 (集英社 )

15『野心のすすめ』林真理子 (講談社 )

16『世界のなめこ図鑑 シリーズ』Beeworks、SUCCESS

監修(KADOKAWA)

17『とびだせ どうぶつの森 超完全カタログ』NintendoDREAM編集部 (アンビット発行/徳間書店発売)

18『謎解きはディナーのあとで(3)』東川篤哉 (小学館 )

19『伝え方が9割 』佐々木圭一 (ダイヤモンド社 )

20『雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール 』齋藤 孝 (ダイヤモンド社)

 

宗教関係や、ゲーム関連本も多い中、目が引くのは、それっぽい数字羅列パターンです

『医者に殺されない47の心得』とか、『聞く力 心をひらく35のヒント 』とか、最近の気に入っている数字縛り本では、『日本とドイツくらべてみたら8勝2敗で日本だった』なんて本もあります。

 

数字をいれこむことで、信ぴょう性が担保されると推測できます

なおかつ数字本の特徴は、段落ごとに完結しており、全体を読まなくて、すぐに取り入れられる手軽さが特徴です。

今はやりのノウハウ本の要素もあり、電子書籍時代には、こうした傾向が高まると予想されます。

 

また短いタイトルに、違和感をぶっこんでくるパターンも有効で、25年の最大のヒットになった『医者に殺されない47の心得』では、あえて「殺されない」との過激な表現を選んでいます

家訓で、もじってみると『子供に殺されない44の家訓の知恵』とかになりそうです^^; これはこれでアリかな((+_+))

 

では、おまたせしました『謎解きは家訓のあとで』

家訓本のタイトル(仮称)を発表してみたいとおもいます。

 

仮称:

家訓つくってみませんか?

~世界一簡単な家訓の作り方~

家訓があれば85%のことはうまくいく 子育てに悩む まじめすぎるお母さんへ

 

結局、ぐるっと回って無難なタイトルを選んでしまいました(^_^;)

どんな素敵なことをいっても、手にとっていただかないと物語は始まりません。

 

家訓二ストの考えたタイトルはいかがでしょうか?個人的には『蛇と家訓』とか『蹴りたい家訓』なんかが、好きなんですが、一瞬で何の本か?わかっていただけないとスタートラインにも立てないっというのが現状です

 

今後も書籍化にむけたアイディアを随時アップしていきます。皆様と一緒につくる「家訓本」の発売にむけ、『進撃の家訓ニスト』をよろしくおねがいします^^

 

 

 

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家訓の本、販売へ!? カミングスーン

画像は中学、高校の同級生、樋口くんです
いまは、ドリームマネージャーなる会社をたちあげ、執筆活動や、講演をしています。


寮生活をしていた家訓二ストが、度々お邪魔していたのが樋口くんの家でした。飯をくわしてもらい、あるいは夜中まで、エロい話をし?一番の友であり、そして樋口はいつもキラキラしていて、僕にとってはヒーローでした^^ お互い勉強はできなかったけどね(*_*)


 

持つべきものは友。

約5年間つづけてきた家訓の旅を、さらなる高みに近づけるため、『家訓づくり』の本を出したいな~っとつぶやいたところ、樋口くんが相談にのってくれました^^

 

この樋口くんの紹介で出版プロデューサーさんと打ち合わせを重ねています。内容はもちろん家訓づくりの書籍化です

 

3月に発売予定の本は、尊敬する山口先生のお手伝いをしただけで、幡谷の本ではありません。
先生の跡をおい、出版にこぎつけられるよう皆様、応援をおねがいします

 

FBで、「本が出したい」そして、「ノーベル賞をとる!」と宣言しつづけた結果、旧友からご縁を頂戴しました

 

なんでも、言っておくもんですね(^^ゞ

 

っということで、書籍が販売されたあかつきには、ご自分の分はもちろん、友人、知人、猫のミーちゃんの分まで、お買い上げいただくことを、先にお願いしておきます^^

 

家訓の素晴らしさには絶対の自信があるものの、それとて所詮は幡谷の妄想の世界です。しかし妄想でも暴走でも、本として、販売し多く方に手にとっていただく機会をつくることが重要です


ひょうたんからコマ。嘘から出た真。

妄想は形となり、本をツールとして1軒のおうちでも笑顔が広がれば、こんな幸せなことはありません(ー_ー)!!

 

家訓二ストは、セミナー開催はもちろん、書籍化を通じ、家訓二ストは、家族を、地域を日本を、幸せな国にしていきます


ノーベル平和賞を受賞するために、ひきつづき、応援よろしくおねがいします^^


↓↓↓


書籍も絶賛発売中^^ 樋口くんの展開するドリームマネージャーの紹介はこちら・・・

http://www.dream-manager.net/



 

 

 

 

 

 

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「恩返し」と二宮尊徳

食品業界につとめる家訓ニストは、アメリカのスーパーの視察に出かけることがあります。

 

アメリカでは、レジを打つのがアジア系の移民。床でモップふきをしているのがメキシカン。そして、レジうちのアジア人を、経営者が監視している・・・そんな風景がありました。

 

では、日本と比べてみます。ためしに、昼過ぎに、はやっていないカラオケ屋にいってみましょう。レジはたぶんバイト。いそがしくもないので、ひとり、ふたりで回しています。でも、接客はしっかりしているし、掃除も一応はしています。なによりお金を扱っていても、パートだけに仕事をまかすというのが平和の象徴です^^;

 

たとえ、バイトの兄ちゃんでも、日本人は高い道徳心で、仕事をしていることがお分かりでしょうか? 自分の与えられた職責をまっとうすることを、日本人は善としています。しかし、これは、世界的にみると、たぐいまれな道徳観を共有していることを知っておかなくてはいけません。

 

では、「道徳」とは、なんでしょう?

そんな難しい言葉と格闘している委員長さんの相談にのっています。

 

道徳とはなんぞや?

「正しい心」と委員長さんはいいました。

 

では、何をもって、「正しい心」のか?11年度の日本JCでは、【日本人として受け継がれてきた誇り高き精神性と美意識を兼ね備えた使命感の源になるもの】と、定義していました。

 

中国でいう「徳」は、具体的には仁・義・礼・智・信の五徳や孝・悌・忠の実践として表されます。とくに天子(皇帝)の徳性によって国が安定するとしてきたことから、徳を落とす行為を嫌い、儒学の毒ともいわれる商いへの差別、労働の軽視が国を滅ぼす遠因になってしまいました。

 

江戸時代の士農工商という身分制度も、この儒教の考え方によるものです。ゴリゴリの中国の儒教を習った武士にとっては、商いや、お金の管理は、徳を失う恥ずべきこととされ、その悪習は、いまも社会にのこっている気がします

 

この難しい「徳」の概念を、二宮尊徳は、「報恩感謝」と言い現しています。二宮尊徳(にのみや たかのり/にのみや そんとく/1787年9月4日-1856年11月17日)は、薪を背負いながら本を読む姿の像で有名な江戸時代後期の農政家&思想家です。通称の「金治郎(きんじろう)」の名もよく知られている(一般的には「金次郎」と表記)。私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されるという「報徳思想(ほうとくしそう)」を説いた人物であり、農村復興政策・農村復興政策「報徳仕法」(ほうとくしほう)の指導者として活躍した人物です。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)

 

では、「恩」とはなんでしょう?

大辞林では、恩(おん)とは、他の人から与えられた恵み、いつくしみのことと定義されています。

 

恩とは、自分のためにしてくださったこと、ひろくいえば「ありがとう」という事ではないでしょうか。

そして、そんな「ありがとう」に対しあなたは何ができますか?

 

それが恩に報いる【報恩】の思想となります。それを別の表現では恩返しといいます

 

日本JCの開発した徳パックは、子供たちと「ありがとう」を探す内容です。冒頭、「ありがとう」と感じたことを書き出してもらうワークショップをすると子供たちのペンが止まります。それだけ感謝しずらい時代に暮らしています

 

たとえば今から100年も前なら、朝ごはんを作るだけでも2~3時間はかかったのではないでしょうか?

井戸から水をくみ、薪をくめ火をたき、ご飯をたく。もっという薪を集める仕事だってあります。

 

こんなに苦労して出されるご飯を残せるでしょうか?あるいは、子供たちが「いただきます」と手をあわせるとき、「感謝」の度合いが違うはずです。現代では、電化製品が、お母さんの家事の苦労を代替えしてくれます。それだって、お米は1000年前と同じく、お百姓さんが植え、太陽と水で育つのです。

 

そんな事例を紹介していき、子供の目線に、普段気にも留めていない「感謝」をみつけていくのが、徳パックです。そしてセミナーの最後には、「感謝」に報いるためにどんなことができるのか?「未来への約束」として、宣言をしていただいています。

 

「ありがとう」という。そして「ありがとう」と言われる人間になるために、徳パックは道徳教育を広げるために、発信した全国の子供たちのための「報恩感謝」のプログラムです。

 

「恩」について、改めて整理します。恩は、すでに後漢時代の許慎の『説文解字』において、「恵(めぐみ)」という意味だと解説されていました。

 

日本でも『日本書紀』や『古語拾遺』などでも「恩」は「めぐみ」「みうつくしみ」「みいつくしみ」などの読み方がされていた。

 

ところで「めぐみ」という言葉の語源は、「菜の花が芽ぐむ」などと表現する時の「芽ぐむ」という言葉を名詞の形にしたものとされている。木や草が芽ぐむのは、冬の間は眠っていた草木の生命力が春の陽気によってはぐくまれて目覚めることによる。つまり、他の者に命を与えたり命の成長を助けることが「めぐみ」を与えることであり、恩をほどこすことなのだということなのである。その逆の立場が、めぐみを受けること、恩を受けることである、と理解されています

 

恩というのは、狭い意味では、人からさずかる恵みを指しているが、広義には、天地あるいはこの世界全ての存在からさずかる恵みも指しているのです

 

仏教では、自分が受けている恵みに気づき、それに感謝することを重視しています。キリスト教でも、神から届けられている恵みを感じることが重視されているようです。自分にめぐみが届いているのだと繰り返し意識することは、幸福感をもたらすことであり、様々な宗教で重視されています。

 

恵みを受けることは「受恩」と言うことがあり、自分がめぐみを受けていることを自覚することは「知恩」と言う。また、めぐみに報いることを「報恩」と言います。

 

恵みを受けているにもかかわらず、自分が受けている恵みに気付かないこと、恵みに感謝しないこと、恵みに報いようとしないことなどを「恩知らず」と表現します

(ウィキペディア参照)

 

恩をかえすために、盆暮れのつけとどけをし、手紙をかけ!というのが趣旨でなく、恩をかえすために、自分自身が誰かの「陰」となり、誰かの世話をやくこと。これを「お陰様で」というと考えています。

 

「一隅を照らす。これ則ち国宝なり(照于一隅此則国宝)」最澄が遺した言葉です。

 

まず、恩をしり、自分が生かされていることにきづくこと。

そして、感謝をすること

さらに、恩返しをするために、自分の家庭や、仕事をつうじ、一隅を磨きつづけること

 

それが、報恩感謝の意義だと考えました。

田川くん、納得いただけましたか^^?


徳から、二宮尊徳を通って、「報徳感謝」へ。

聖人君主だけじゃ世の中はつまらないものです。ただし、それぞれが、ちょっとずるをしたり、ちょっとさぼったとしても、ひと隅を、磨いていれば、徳溢れる社会が広がるものと夢想します。


家訓ニストが選んだ一隅は、商いを通じ、多くの方に喜んでもらうこと

そして、家訓づくりの素晴らしさを世界中の人にしってもらうことです^^


ややこしい、「徳」あるいは「恩」の概念を自分なりに考えてみました。

全国の会員会議所の委員長さん、議案だ、主旨だ、目的だっと、苛め抜かれていることでしょう。しかし、いい事業を構築するためには、そもそも論から逃げず、議論をつづけていってくださいね


「報恩感謝」

すこしは役にたったでしょうか^^ 幡谷への報恩は、コーラ1本で結構です。恩はボクにかえさず、家族に、地域に還元くださいね!

 

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真の国際人育成プログラムと永田先輩のお話し

「学び」とは、黒板でカリカリ書いた文字を書き取ることにあらず。


平成27年3月13日 名古屋にて行われた、日本JC資質向上委員会さんが企画した「インストラクタートレーニング」のお手伝いをしてきました

 

当日は、「青経塾」の講師として、14年度のLOM支援の委員会の荒俣委員長。「家訓づくり」は、11年度徳溢れる心醸成会議 副議長の幡谷。そして、「真の国際人育成プログラム」を開発された永田先輩が登場しました。

 

永田先輩は、10年度に日本JC「説得力あるJAYCEE確立委員会」の委員長、11年度には、翌年に全国高いを控えた北九州JCの理事長を務められています。

 

家訓づくりプログラムを開発した当時、参考にさせていただいたのが、永田先輩の開発した「真の国際人育成プログラム」です。「学び」とは、めざすべき高みに近づくために、努力すること。家訓二ストにとって、大いなる学びをくださった永田先輩は、会ったことはなくても、人生の師匠なのです。

 

JCを卒業された後も、トレーナーとして全国を行脚される姿は、どうしても家訓ニスト自身にかぶります(*_*)

議案書やプログラムについては何度も見てきた幡谷でしたが、永田先輩にお会いしたのは、これが初めての機会。尊敬する先達に5年の時間をへて。ようやくお会いすることが出来ました^^

 

今回の「トレーニング」の目的は、次代を担うメイントレーナーを発掘するものです。JCはあくまで、現役のもの。家訓ニスト幡谷を含めOBが、しゃしゃり出てはいけないはずが、永田先輩も、幡谷も、荒俣さんも、プレイヤーとして活躍してしまっています。

 

会の冒頭、永田先輩は

「もう永田なんていらんわ!」っと言われるように、トレーナーを育成する!と高らかに宣言されました。

 

他にも、トレーナーのノウハウだけでなく、プログラム構築の際のロジックをお聞かせいただきました。こういう話ってなかなか聞けないものです。

 

永田理論でいえば、プログラムの校正上、そして日本JCでの議案上程対策のため、日本人の素晴らしさを、日本人でなく、外国人に語らせたっと表現していました。

これは、「北九州の永田が考えた!」といえば落とされるものが、「外国のえらい博士がいいました」とすると議案が通るし説得力が増すとするもので、聴衆との【距離】が、遠いほどそれっぽく聞こえるものだと、言い当てらています

 

また、ゴリゴリのプログラムをつくりたくない!という思いから、柔らかい構成を考えたとのこと。家訓づくりプログラムも、JCでありながら、JC色を消すことに腐心した記憶があります。

 

永田先輩とは、1度もお会いしたことがない先輩でしたが、時間をループして同じ着地点を探していたことに感動を覚えました。

 

JCでは、難しい事例をさらに難しく表現する癖があります。一般的に良いプレゼンとは、難しい言葉を簡単に説明していくものですが、JCの偉い人は、難しい語彙が大好きです。そのため、常任や、正副など会議を経ることに、ゴリゴリされてしまうため、家訓ニストも何度も心を折られてきました(*_*)

 

実は家訓づくりの初期のパワーポイントでは、永田先輩の指摘する【ゴリゴリ】とした、ややこしいスライドが差し込まれていました。

 

その後、幡谷は各地での開催の中で、トライ&エラーを繰り返し、受講者の反応を確かめ、ちゃっかりゴリゴリ感を払しょくしています(^_^;)

 

真の国際人プログラムの目的は、【自国に誇りと愛着を持ち、自らの言葉で自国の文化や歴史、課題を語ることができ、互いの違いを尊重することのできる人 】と定義しています。

 

そして、そんな国際人になるために、3つのSTEPが用意されています

Ⅰ.自国の歴史や偉業を「知ること」

Ⅱ.現代日本の素晴らしさを「見つめ直す」

Ⅲ.「相互理解」を理解し、実践すること

 

プログラムの最後には、【 政府主導では真の安定と発展はありえない。民間レベルでは、言語や思想を超え、直接対話できる質感の高い友好を深められる】とし、恒久的世界平和実現のため、国際人になる必要性を訴えています。

 

家訓づくりでも、りにゅアール後は、先輩にならい「ノーベル平和賞の受賞」と表現をかえ、締めくくるようにしています

 

何年たっても、あるいは誰がつくっても、JCである以上、着地点は一緒です。ゴリゴリの山を登るのも登山。プログラムを通じ、自らを高めるのも登山。そして、登った先で見える景色も、もしかしたら一緒なのかもしれません

 

幡谷が暗中模索のなか、たどりついた山の中腹で、めざすべき先輩の背中をようやく見つけた面持ちです。今後も永田先輩の背中をおって、JAYCEEとして、そしてプログラムの開発者として、更なる高みをめざしていきます。

 

あらためて永田先輩。そして貴重な学びの機会をつくってくれた資質向上委員会の皆様、ありがとうございました。

 

先輩の金言を100とすると、ぼくとて受け取れたものは20や、30。皆様にとっては、ぽあ~んとした内容だったかもしれません。でも、みなさまがトレーナーとして活躍すればするほど、先輩の言葉が、何倍も身となり宝となることを予言します

 

きたれ、未来の家訓二スト^^もう、幡谷なんていらない!っと言われるように、今後もインストラクタートレーニングのお手伝いをしていきます

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YOUは何しに夜梅へ? ~来訪外国人アンケート~

水戸青年会議所がゼロから立ち上げた「夜・梅・祭」も、おかげさまで10回目を迎えることができました。

 

日本3名園・偕楽園を舞台に、夜の梅を楽しむ新しいお祭りは、年々来園者を増やし、本年は4万人以上のお客様をお招きすることできました。

 

偕楽園は、来園者が減っています。とくに日帰り客が殆どをしめることで、水戸の食や、たくさんの魅力を素通りされてしまう課題がありました。水戸青年会議所では、偕楽園の夜間開放を提案し、梅のライトアップや、キャンドルの設置などの夜型のイベントを打つことで、強制的に?宿泊を促す他、バー・バル・バールさん等、まちなかのお店と連携することで回遊性を確保する取組をはじめています

 

ゼロから始まった夜梅の成功は、水戸に住まれる皆様に、偕楽園の魅力を再発見し、提供した事。そしてその楽しさを、市民自身がクチコミで広げてきたことに由来しています。

 

今回、そんなクチコミのパワーを確認するために、来園者アンケート特別版として、外国人の皆様への突撃アンケートに挑戦しました^^


題して「YOUは何しに夜梅へ」

どこかのテレビ番組に似ていると感じたあなた・・・気のせいです<(`^´)>

 


 

偕楽園東門でYOU(外国人)を待ち構え、出身国にシールを貼ってもらうというシンプルなものです。

 

また、なんで夜梅に来たのか?ネット、SNS、クチコミの三択で選んでもらう形にしました^^

 

画像は、出身国の国旗を探しているインド人の来園者です。

 

幡谷が選んだ21か国の国旗でしたが、インドをはじめ想定していない国の出身者も多かったです

 

 

 

その他にも、インド、ネパール、モンゴル、ウガンダ、キューバ、セルビア・・・

 

国際化は想定以上に進んでいるですね^^;

 

こちらの画像は、日立に住むフィルピンからの来園者。


同じように水戸近郊に住まれる東南アジアからの来園者も多かったのも特徴です^^

 

来訪外国人で一番多かった国は、アメリカでした。

 

アメリカ人の方々は、英語の先生をしている人が多かったです。生徒さんにとっては、本物の英語に触れる機会だけでなく、先生(外国人)にとっても、異文化に触れる機会になっているようです。

 

声をかけても、足早に行ってしまうYOU(外国人)が多い中、アメリカ人のみなさんには積極的にアンケートに協力いただきました。陽気なお国柄を現すエピソードです。そんなアメリカ人だからこそ、年に一度の夜梅にひきつけられているのかもしれません。

 

「YOU」(外国人)っと一口にいってもお国柄も、性格も全然違います

 

群衆の中で、パッと見た目で声をかけるため、ホリの深い外国人風の日本の皆様にも声をかけてしまい不快な思いをさせるアンケートにもなりました。ごめんね(*_*)

 

ざっくりとしたレビューとしては

 

・来訪される外国人は日本人とセットできているケースが多い

・純粋な観光客でなくビジターが多い

・ビジターも茨城に住んでいるケースも多い

・アメリカ人が非常に多い

・白人系の外国人のなかには、英語で話しかけてもガン無視も多い

・上記はヨーロッパ、ロシア人かもしれない

・外国人といっても、陽気な人だけでなくシャイな人も多い

・全体で80名のYOUを獲得

・とりのがしたYOUもおおく、全体で300名以上のYOUが来園していた

・想定していたアジア系の来園者、とくに中国、韓国、台湾が少ない

・見た目が日本人似ているのでスルーしてしまった可能性もある

・ただし雑踏の中で、中国語、韓国語が聞こえてこなかったで実数も少ないと思う

・来園したYOUは、夜梅を非常に楽しんでいた^^

・来園の動機は、ネット半分、クチコミも半分ぐらい

・テレビの取材だと思って、携帯で撮っていく人も多かった(*_*)

 (→パクってごめんね)

 

左の画像は、調査をおえたボードとです。

 

たくさんのシールが見えるでしょうか?アメリカの国旗のわきに、たくさんのシールが貼られています^^

 

想定していた中国、韓国、台湾のお客様が少ないのは、旅の仕方が違う点が影響しているかもしれません。ツアー客の場合、ツアー会社に選ばれない限り、夜梅に来ることはありません。また交通渋滞が起こるため、バス旅行には不向きなイベントともいえそうです。

 

【調査データ】

調査地:偕楽園東門

日 時:3月14日 18時30分~20時30分

人 数:49名

 

■出身地

アメリカ・・・17名

フィルピン・・7名

モンゴル・・・6名

 

フランス・カナダ・中国(3名)

タイ・ミャンマー(2名)

ドイツ・オランダ・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ジャマイカ・ウガンダ・クロアチア・オーストリア・インド・セルビア・ハンガリー・キューバ(各 1名)

 

■来園の動機

クチコミ・・・・8組

インタネット・・7組

SNS・・・・・・3組

リピーター・・・1組

 

最後になりました今回の調査では、忙しすぎる水戸JCメンバーにかわりOBとなった幡谷、そして水戸を愛する谷津さんと、谷津さんの奥様にご協力いただきました。

英語がまったくできない幡谷の突撃企画に対し、英語に加え国際経験豊かな谷津さんが助け舟を出してくださり、なんとか調査を終えることができました。

 

現在、日本を訪れる外国人が爆発的に増えています。26年度は1000万人をこえ、オリンピックを控える31年には3000万にこえるという調査結果もあります。インバウンド(inbound)は「入ってくる、内向きの」という意味の形容詞で、旅行・ホテル業界外国人旅行者を自国へ誘致することの意。日本においては、海外から日本へ来る観光客を指すことが多いキーワードです

 

水戸におけるインバウンドを想定すると、夜梅では、日本人→外国人ビジターへのクチコミが成立していたことが分かります。

そして、インバウンドを恒常的にしていくためには、水戸とかかわりのある外国人からのクチコミという第二波が起こることが必要となります

 

海外には、ロンリープラネットという人気の旅行本があるそうです。現在、この本には偕楽園や水戸の記述はなく、外国の方に水戸の魅力を伝えるツールは限られているのが現状です。しかし、夜梅のようなオモテナシを展開しクチコミを戦略的に運用していくことが出来れば、インバウンドが成功すると幡谷は考えます

 

来訪される外国人が増えることは、経済的な効果だけでなく、交流がすすみ新しいイノベーションが起こることを夢想します

 

お祭り(夜梅)を企画するだけでは、イベント屋。祭りは楽しく、やった感は特別なものがあります。ただし、そこで終わったらJCではありません。様々な角度から検証し、さらに高みをのぞむことで、ようやく時代の変革者になるのです

 

大成功に終わった夜梅ですが、さらに水戸を変える取組となるように、水戸JCのメンバーには、しっかりとした検証を!そして、関係された皆様に御礼と今後のご協力をお願いします

 

何目線でのお礼か分かりませんが、来園いただいた皆様、ご協力いただいたYOU(外国人)、そして谷津さんご夫妻。ありがとうございました^^

 

 

 

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「名家の家訓」の発刊に際しての紹介文(ラフ原稿)

 ※山口先生から連絡をいただき、著作の発刊に際し、先生の運営される寺子屋モデルの機関紙へ、紹介文を書くよう依頼を預かりました


まだラフ原稿ですが、ブログにアップしておきます


 寺子屋モデルのHPはこちら^^

http://www.terakoya-model.co.jp/


↓↓↓


「名家の家訓」の発刊に際して 

  水戸JC シニアクラブ 幡谷哲太郎 

 

日本青年会議所のメンバーとして、先生のお導きのもと「家訓づくりプログラム」を開発させていただいた、幡谷哲太郎です。青年会議所を卒業した後も、家訓づくりを広げる活動を天命だと感じ、家訓二ストと自称し、全国でセミナーを続けています。

 

山口先生との出会いは、平成二三年にさかのぼります。

 

当時、日本青年会議所では、戦後の教育のもと、利己主義や拝金主義に染められた日本人に必要なものは、古くから受け継がれてきた誇り高き精神性だと定義し、その打開策として徳溢れる心を広く日本中に広める必要性を考え、「家訓づくり」の運動に着手したところでした。

 

 

「家訓づくり」といっても、何のノウハウもなく、右も左もわからない状況のなか、福岡青年会議所 江藤(OB)さんの紹介で、山口先生とお会いする機会を頂戴し、家訓づくりのレクチャーだけでなく、寺子屋モデルの活動や、すべての日本人に生き方の手本(モデル)を灯す活動に、感銘をうけたことを昨日のように覚えています

 

その後、日本JCでは、先生に頂戴したアドバイスをもとに、家訓を制作するセミナーを開発し、以降全国160カ所、累計で7000名強の受講者をお招きする人気プログラムに成長させることができました。

 

「家訓づくりプログラム」は、ワークショップや映像を組み込んだもので、VTRには、家訓の唱和を実践されてきた山口家の家族の歴史を紹介しています。山口先生はもちろん、娘さん、そして、お孫さんまで登場いただく内容で、とくに、お孫さんが、家訓の唱和を元気に唱和をしている姿は、多くの皆様にご好評をいただいてきました。プログラムの制作の過程で、お知慧をお借りばかりか、先生のご家族まで登場いただいたことに、紙面を借り、改めて御礼申し上げます。

 

さて、今回の「名家の家訓」~人生を開く処世の言葉~の発刊に際しても、山口先生からお声掛けをいただき、本の制作の現場に、同席させていただく基調な体験をさせていただきました。先生の口からあふれ出る金言の数々はもちろん、「家訓」という、日本人の智慧がつまった財産の素晴らしさに改めて気づかされる機会となりました。

 

今、日本の価値観は、漂流するばかりでなく、間違った方向性に進んでいるのは明白な事実です。戻る場所、そして、子供たちには明確に指し示す指針がない限り、この漂流からは抜け出れません。

 

「名家の家訓」には、日本の歴史をいろどってきた偉人、名家の家訓の中に、現代の日本人が失った座標軸が示されています。人生で迷う場面、あるいはヒントが欲しい時に、この本は、多くの可能性を指し示してくれることでしょう。

今回、先生の著作が全国に並ぶことで、著作を通じ、先生の精神性が伝播され、私自身が学んだように、志を受け継ぐ、学徒が誕生することを確信しています。

 

また「名家の家訓」には、先生の強い推薦もあり、巻末に「家訓づくり」のノウハウが収納されている点も特徴です。読むだけでなく、家訓づくりに挑戦できる内容になっていることで、金言に触れるだけでなく、自分自身が伝えるべき言葉を選定し、家訓をつくり、家族、子供たちに、確かな人間形成を図る内容になっています。

 

社会を構成する一番小さく、そして一番大きい単位は、「家族」です。社会の改善のためには、「家」の問題を解決をすることが、一番の近道であると考えています。今回の発刊をきっかけに、家訓の素晴らしさが伝わること、さらに、巻末の家訓づくりに挑戦いただき、創作家訓をもつ家庭が広まることで、社会に横たわる様々な問題は、前向きに動き出すものと確信しています。

 

師というにはおこがましい限りですが、先生に薫陶をいただいた一人の生徒として、今後も先生の背中をおって、家訓づくりのセミナーを広げていくことはもちろん、「名家の家訓」の発刊を機に、確かな価値観をもった未来を担う日本人を一人でも多く育てられるよう、これからも先生の歩みの末席を汚させていただければ幸いです。

 

ひとりでも多くの方に読んでいただきたい内容です。ぜひ、知人や友人、そして志を同じくする皆様にご紹介ください

 

 

 

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「国鉄」をかえた魔法のスイッチ

平成27年3月14日、JRのダイヤ改正により、北陸新幹線が開通し、富山、金沢までの移動が格段に楽になります^^

 

そして、茨城と東京をむすぶ「スーパーひたち」もマイナーチェンジし、上野発着だったものが、東京、品川着の電車が登場します

 

いま、JRの快進撃が止まりません。好決算を叩きだし、駅中(えきなか)と呼ばれるモールを駅構内に展開するほか、エスカレーターや、転落防止用の柵の設置。なにより駅が綺麗で、職員さんも親切です^^

 

しかし、いまから30年ほど前、国鉄と言われた時代には、累積赤字に苦しみ、サービスもひどく、そのくせストを連発し、国民にも、そして国全体でも、厄介者という扱いでした。

 

当時の赤字は、なんと37兆円。国が23兆円余りを引き継ぎ、残りを分割されたJR各社が分担し、新会社はスタートされました。

それから30年、JRは、借金の完済にめどをつけ、年間2000億円もの納税と多くの雇用、そして地域の発展を担っています。

 

専門家は、JRのおこした奇跡を、様々な角度で分析していますが、家訓ニストの考える一番の違いは、職員さんの「マインド」(精神)であると考えます

 

国鉄時代は、1兆円もの赤字を生んできた組織が、今は同じだけの利益を生み出す集団に変化しています。たとえば、近年話題をあつめた東京駅の修復工事では、JRは、国の予算に頼らず、東京駅の空中の権利を周囲のビルに売ることで、1円の支出もせずに500億円もの建設費用を捻出しました。30年前は、放蕩息子だった国鉄が、どうやって、孝行息子に生まれ変わったのでしょう?

 

人や、組織には、「やる気スイッチ」があります。

そのボタンをみつけ、そして押せるか?が、成功へのカギが眠っているのです。

 

ひとは麦のみで活きるにあらず。

あなたのやる気スイッチはどこにありますか?

そして、あなたは誰のために働いているのでしょう?

 

誰かのために生きる人間はつよい。

赤字と戦いモガキ苦しんでいた国鉄時代のJRは、もしかしたら、国鉄のために戦っていたのかもしれません

しかし、JRとなり、内側にあったマインドが、「お客様のために!」と変換された時、奇跡は始まったのです

 

家訓づくりの隠れた効果に、この「やる気スイッチ」の存在があります。

目的地は明確にした方が、努力のしがいも、勉強のしがいもあるのです

かつての国鉄のように、家族が、ぎくしゃくしている人はいませんか?そんな時こそ、家族にとっての大事なものを思い出し、それを守り伝えていきましょう

ちいさな幸せを確認していく作業は、やがて、家族全体、そして子どもたちの未来を輝かせていくはずです

 


3月14日のダイヤ改正にともない廃止される「スーパーひたち」はJR発足時に最初に竣工した新型電車でした。当時、小学生だった家訓ニストも、これから始まる未来に胸を弾ませていたことをよく覚えています

あれから30年、茨城に新幹線が走ることはなさそうですが、旅は快適なものになっています^^

 

ありがとうスーパーひたち! そしてお疲れ様でした。

 

 


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「いじめ」をなくす家訓の効用

先日、川崎で痛ましい殺人事件が起きてしまいました。統計的にいえば、確実に減っている凶悪事件ですが、こんな悲劇をゼロにしていくことが社会の理想です

 

「いじめ」をなくすために有効な「家訓づくり」の効用を紹介したいと思います。

 

 

まず最初の分かれ道は、「いじめ」をなくす or 「悲劇をなくす」のか。という選択です。

この時、「いじめ」をなくす方を選びがちですが、家訓二ストの考えは違います。「ある」ものを「ない」としてしまうことで、より陰湿な「いじめ」が発生してしまうからです。

 

幡谷は、最小限の「いじめ」を許容する社会を提言します。

 

家訓二ストの提案する「いじめ」を許容する社会とは、「いじめ」があったとしても、最悪のケース(自殺や他殺)に至らないように地域全体で子供たちを包み込む取組です。

 

青少年の自殺の動機を見てみると、大人からみれば、しょうもないことで悩み、苦しみ、自ら命を絶ってしまうケースが後を絶ちません。

こんなとき、命の教育?をしても逆効果だと家訓二ストは考えます

 

子供たちには、多様な価値観、おもろいおっさん、うるさいおばさんで社会はできている事を感じてもらい、小さな固定概念から脱していってもらうことを着地点とします。

 

この時の多様な価値観というのがポイントで、現在は、いい子ちゃんを求める学校の価値観が幅を利かせているのはでないでしょうか?

これを、親(家)の価値観、そして、地域の価値観を子供たちに感じてもらうことで、世の中にはいろんな人がいること、そして、社会は結構なダメな人間でも救ってもらえること?を教え込む必要があります

 

この時、学校側にもとめるスキームは、土曜学習や、コミュニティースクールで、地域の人が学校の運営にかかわる仕組みを導入することを提言します。立派な先生のお話ではなく、地域に暮らすちょっとノロマで、やさしいおっちゃん、おばちゃんと交わる機会があることって、多様性を生む取組となるはずです。もちろん、このスキームには全国の地域に根付く、青年会議所のメンバーにも係ってもらうつもりです。道徳の素材や、青少年事業で培ったノウハウを学校にフィードバックしていくことで、地域で支える学校づくりのキーになるものと夢想します

 

そして、次に、親の価値観の形成を促す必要があります。この時有用なのが、家訓づくりプログラムです。家訓の唱和を通じ、しっかりとした軸を渡すことで、たとえいじめがあっても、それをもバネにするような子供を育みます

 

 

さいごに、東京から一番近いシャングリア(理想郷)、茨城のいじめをなくすスキーム。「ごじゃっぺスキーム」を紹介させていただきます。茨城弁でよく使う3つのワードから、いかに茨城でいじめをなかったことにしているか?を知っていただきたいと思います^^

 

「しゃーめー」(意:しょうがない)

「いがっぺ」 (意:まあそれでいいでしょう)
「かまめっ」 (意:大丈夫っ)
 
っと、日常のやりとりを上記の3つのワードを組み合わせることで片づけた歴史があります。家訓二ストは、これを「ごじゃっぺスキーム」と名付けます。
 
原因をみつけ、解決する。
一見、合理的に見える思考法ですが、例えば、学校でいじめがあったときを想定してみると、「合理性」の罠にきづきます。
 
①いじめがある
②こどもたちをあつめ、はなし合わせる
③親をよびこみ、全体でさらにはなしあう
④いじめがなくなる宣言をさせられる
⑤学校にスクールカウンセラーが常駐し、こども達の心のケアをする
 
で、実際どうなの!?っという感じです。
このスキームが正しいならば、いじめが減るはずですが、問題は深刻化しています。
 
これが、家訓ニストの推奨する「ごじゃっぺスキーム」を活用すると
 
①いじめられた子  ⇒「あっそうげ まっしゃーめーお茶でものんでけ」
②いじめたこ    ⇒「元気あっごど まっいがっぺ 饅頭あっからくってけ」
③親御さん     ⇒「かまめっ こっちさ寄ってけ そいえば おめえとこの婆(ば)さま元気か? あれ?なんで今日、来てんの?
 
う~ん素晴らしき「ごじゃっぺスキーム」^^
 
「問題を解決する!」当たり前のように感じますが、時には問題を、問題として捉えないことも、解決に向かわせる方策にもなるのです。

この「ごじゃっぺスキーム」は、医療の分野でも注目を浴びています。例えば、肺がんの検診をうけた人と、受けていない人。「原因をみつけ⇒解決する」という考え方をもとにすれば、検診をうけた人が、健康に暮らせていけるはずです。しかし統計学にみれば、検診を受けていないグループの方が、長生きをするそうです。
 
「いじめ」はなくなった方がいいが、ゼロにはできない。
だったら、起こってしまうイジメと社会がどう向き合うか?そして包括的に子供たちを守る取り組みが求められます

「いじめ」を許容できる社会とは、成熟した社会であることが前提になります。正すべきは、子供でなく、大人側の問題。つまり社会はまだまだ子供なのです。立派な大人が増えれば、それだけ社会もちょっと成熟していくはずです

家訓づくりの効用は、2つの側面があります。
第一に、強い子供をつくる効果。家訓の唱和をつうじお父さん、お母さんの優しく強い価値観で子供を守ってあげてください
そして、第二に、強い大人の背中をつくる効果があります。地域に強い背中をもった大人がたくさんいれば、事件や事故につながる小さな因子を未然に防いでいけると家訓二ストは考えます。

ごじゃっぺスキームの前提も、強く、ごじぇっぺな大人がいることなのです。

子供たちを守り育てる成熟した地域社会のために、あなたの成長を求められます。
大人の背中をつくる「家訓づくり」を広める運動に、これまで以上のご協力とご支持をおねがいします。

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凶悪の事件は増えてるのか?自分で調べてみた

ここ数か月、NHKの朝の連ドラ「まっさん」にハマっています^^
そして、その後の有働さんがまたいいんですよね 


感情移入しすぎて、泣いている回もあるぐらいです。


しかし、民放のニュース番組にチャンネルを回すと暗いニュースばかりでゲンナリします。4ちゃん、6ちゃん、8ちゃん、10ちゃんっと、回しても回しても、同じニュースを延々流しています


こんなニュースをみて、朝から元気に働けません(*_*)


しかし、ニュースを流す方も商売。
消費者として番組を受け取る以上、自分自身も、それ相応の勉強をしておく必要もあるのです。


テレビ流す情報が、全部が真実とは言い切れない!

自分の身(情報)は自分で守る。そんな考え方をメディアリテラシーと言います


毎日つづく、凶悪事件の報道。
では、統計的に事件は増えているのか?減っていのか!?

今回はブログの中で検証していきます


 

欧米では、メディアリテラシーという概念が発達しています。メディアの言葉を鵜呑みにするのでなく、自分のポリシーをしっかりもち、個人個人がメディアの報道を見極めようとする考え方です。

 

メディアリテラシーとは、メディアを通して情報を受け取るもの(受信者)としては、発信された情報には、程度の差こそあれ、何かしらの偏り・嘘や誇張、間違った情報などが含まれていることを知り、メディア情報の話者、目的、内容、背景等を的確に読み取る必要があることを学ぶ。すなわち、「情報を評価・識別する能力」を身につけることで、情報を正しく利用することを学んでいくものとされます。

 

一方に偏った情報をそのまま鵜呑みにしていたのでは、その物事に関する正しい知識を身に付けることが難しくなる。また、今日の社会では情報への依存度が非常に大きく、場合によっては、偏った・間違った情報をそのまま信じてしまい、様々な局面で何かしらの不利益を被ってしまう可能性も十分予想されるからです。

 

そのため、受信者の側に立つ人間には、発信された情報を受け取る際、「その情報は信頼できるかどうか」を判断することは無論のこと、どのような偏りがあるか、さらに一歩進めて、その情報を発信した側にはどのような意図・目的で情報を流したり、編集をしたか考え、各種の背景を読み取り、情報の取捨選択を行う能力が求められるのです。

(WIKIPEDIA参照)

 

改めて、朝の不快なニュースに対抗するため、自分の眼でデータを洗い出していきます。

 

グラフを見てください。日本における殺人事件が終始減っていることがお分かりいただけたでしょうか?

 

メディアリテラシーを基に、家訓二ストが検索したところ、日本の殺人事件は、50年間にわたり下がり続け、統計を取り始めた100年間でも過去最低の数字になっています。つまり、今、人類史上最も「平和な時代」であることが証明できます

また、10万人あたりの殺人事件の数を諸外国と比べたものが、左のグラフとなります。


アメリカの治安の悪さは絶望的で、ちょっと改善したとはいえ10万人あたり6名。これに対し日本は0.5名。実に10倍の平和を保っていることが分かります^^




日本の場合、殺人事件より真剣に考えなくてはいけないのは、「自殺」の多さです。

 

毎年3万人近くの人が自ら命を絶っている・・・これは、平和ではありません。

 

ただし、東日本大震災以降、自殺者が減ったのは、良い兆候です。震災をきっかけに多くの人命が失われたなか、日本全体で、命の尊さを実感できたのが原因であると家訓二ストは考えます

 

自殺の原因は、失業率とも相関関係があり「職」の尊さを改めて見直す必要がありそうです。

 

そして、最後にメディアリテラシーをさぼっていると、テレビさんが垂れ流す歪んだ情報のため、毎日をハッピーに暮らせなくなってしまいます。

 

世の中はちょっと難しい部分はあるが、みんなが考えているほど、不幸ではない。

 

毎日のニュースなんて、1か月後には、何を問題にしていたか?覚えていない程度のお話です。

毎日を幸せに暮らすために、テレビを消して、あるいはリテラシーをしっかり持ち、浮き世を泳いでいきましょう^^

 

家訓二スト調べでは、愛犬ガボをモフモフすると、イライラの85%は解消できます。また、幡谷家のニュースの95%は、ガボの失敗談であり、また、たまに逃げ出すと、家族全員に緊急徴収が発動されます。

 

幸せの形はそれぞれが、決めればいいこと。

ガボのことが、みなさまにとって、どうでもいいことでも、幡谷家にとっては、大事な家族です(ー_ー)!!

 

メディアに流されることなく、それぞれが自分の幸せをしっかり持てれば、

世の中は、ちょっと素晴らしくなるはずです^^ 


犬(猫も可)をモフモフしながら、メディアリテラシーで豊かな生活を!

 

 

(※データは、社会データ実情図録より引用)

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2776.html

 

 

 

 

 

 

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「妻」の検索ランキング(おまけ)

反響が大きかった?怖すぎる「夫」という字の検索ランキングでしたが、では、「妻」のランキングはどんな声が多かったの?との質問を預かりました



っということで、グーグル調べ予測変換の怖すぎるシリーズ第2弾です^^;


妻 誕生日プレゼント
妻 誕生日プレゼント ランキング...
妻 プレゼント
妻 ヒステリー
妻 呼び方
妻 うつ
妻 プレゼント ランキング
妻 謙譲語
妻 未届
妻 焼酎



良かった・・・

比較的、旦那からは、優しい?ワードを調べているようですが、よくみると「未届」とかは怖いですね(>_<)



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「夫」の検索ランキング2015 

テクノロジーの進化がとまりません。

 

そして、たくさんの発明品が生活のシーンに登場していますが、最も爆発的に普及したのがインターネットなのではないでしょうか?

 

1960年代、アメリカはソ連との冷戦の真っただ中におり、核戦争への対策も様々なケーススタディーのもと練られていました。

 

たとえば、万が一の攻撃にそなえ、核シェルターを整備したのは、もちろん、地上の基地が全滅した際の対策として、空には24時間、2機交代制で指令本部の機能をもった飛行機が飛んでいます。これは今だに続けているそうです。

そして、同じく指揮系統が攻撃によって断線してしまうためのリスクを減らすために考えられたのが、インターネットの概念です

 

1か所がやられたとしても、相互に補うネットワークを構築しておくことで、機能が担保されると考えたのです。そしてこのネットワークが、軍事用から民間用になり、メール機能や、各種ソフトの開発、そして検索エンジンの登場で、社会生活になくてはならない社会資本に成長したのです。

 

例えば、待ち合わせをするとき、スマホで地図を表示しませんか?そして、そのスマホで、相手と電話をすることができます。しかし、家訓ニストの大学時代まで時計をもどせば、携帯を持っている奴なんてなく、今となっては、どうやって待ち合わせをしていたか?思い出せない程です(>_<)


時にテクノロジーは、開発者の思惑をこえ社会に大いなる恩恵をもたらすものです。そしてもちろん、その裏には重大な副作用があります。


ネットを通じたイジメもその1つ。そもそも20年前さかのぼっただけで、パソコンなんて普及してないし、携帯ないし、ポケベルだし、ネットもないし・・・

 

人類は、手におえないモンスターを自らの手で育ててしまったようです。

 

そして恐ろしい事実を、もう1つ。

グーグルが発表した2009年の「夫」という字の予測検索ランキングの結果を紹介させていただきます。

 

夫 死んで欲しい

夫 嫌い

夫 小遣い 平均

夫 言葉の暴力

夫 小遣い

夫 呼び方

夫 死亡 手続き

夫 うつ

夫 失業

 

うっ・・・厳しすぎる(*_*)

世の中のお母さんが、どれだけ旦那のことを嫌っているか、コンピューターが炙り出してしまいました。他の家のお小遣いをネットで調べよう!ぐらいなら分かりますが、検索1位が、【「夫」死んでほしい】だなんて・・・(-_-;)

 

ネットの闇はどこまで深いです。

しかし、開発者の思惑をこえ、インターネットは、新しい希望も、社会にもたらしてくれます

 

先日、「夫」の検索ランキングの2014年版が更新され、検索項目に変化が起こってきました

 

夫  嫌い

夫  クリスマスプレゼント

夫  英語

夫  呼び方

夫  誕生日プレゼント

夫  プレゼント

夫  小遣い

 

小遣いは一緒でも、旧「死んでほしい」→新「嫌い」っとなったのは良い兆候です(ー_ー)!!

そして、プレゼントの検索が多くなっているのが特徴的です

 

明治の文豪、夏目漱石は、草枕の序文でこんな言葉を寄せています

 

山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

 

・・・ テレビをつければ、評論家や、専門家が、意味ありげな表情で社会がわるい、世間が悪いっと騒ぎ立てます。じゃ、世間ってどこにあるの?といえば、1万軒たばねたものでも、市でも、県でも、国でもなく、所詮、あなたが住んでいる場所と2~3軒をたばねたものだと漱石先生は、指摘しています

 

世間が悪いのでなく、わたしがわるい。そして悪いと思うなら、まず一番近い場所から変えていくべきです。 社会を構成する一番小さな単位は、「家庭」。そしてそれは、一番大きい単位でもあります。

 

インターネットという怪物も、所詮、人間がつくったもの 

「夫」の検索ランキングで絶望的なワードも調べるのも人間。そして喜ばせるために、プレゼントを検索するのも、やはり人間です。

 

少しでも前むきな人生を歩むために、ご自分が家族に出来ることをちょっとず積み重ねていきましょう^^

家庭円満の秘訣は、心くばりと、家訓づくり。結果がでるまでの間、くれぐれも、家のパソコンで検索履歴を調べないでね(*_*)

 

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「名家の家訓」(山口秀範著) 発刊へ!


 

 

 

 

 

 


家訓づくりの師、山口秀範先生の著作「名家の家訓」が3月20日三笠書房さまより発刊されます

 

先生の押しかけ女房・・・もとい押しかけ弟子の幡谷も、書籍化にあたりお手伝いをさせていただいてきました

 

山口秀範先生は、大手ゼネコンに勤められ、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いていたそうです。

恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、社長候補とも言われた会社を退職。以後、徳育に特化した活動を始められました。

 

そして現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。

 

あらためて、家訓の唱和を実践されてきた山口家の歩みを紹介させていただきます。「いろは家訓」は、山口秀範先生の自作の家訓です。 先生が、アフリカに単身赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげたものです。

 

「い」 いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

「ろ」 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

「は」 はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

「に」 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

「ほ」 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

「へ」 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

「と」 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

1つ1つ、実に深い意味のある味わい深い家訓ではないでしょうか?

 

そして、それよりも尊いのは、山口先生の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してきた事実です。

 

今回の名家の家訓の発刊をきっかけに、山口家のような暖かくて、強い家庭が1つでも増えること祈念します。

 

また、発売になる名家の家訓には、「いろは家訓」に加え、先生の強い推薦もあり巻末に「家訓の作り方」の付録がついています(^^ゞ

 

ここには、セミナーで培ったノウハウと、プログラムで皆様を苦しめたご先祖さんご縁シート(家系図)のアイディアを盛り込ませていただきました。

 

出版業界にあっては、小さな一歩かもしれないが
家訓二ストにとっては大きな一歩^^

そして、いよいよ家訓ニストの家訓本の発刊へ!!

 

 

ぜひ発売の暁には、お手に取って、家訓の素晴らしい世界に触れてみてください!

そして、家訓ニストも先生の背中を追い家訓づくりを紹介する本を製作することをここでお約束します!


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家族を救う「陰膳」(かげぜん)のすゝめ

陰膳を知っていますか?


かげぜんとは、旦那のいない食卓にお茶碗をふせておいておく風習です


思い立ったら吉日。
夕食前の1分で簡単に取り入れられる、ちょ~お手軽な家族を救うテクニックです


玉ねぎで血液サラサラになるかは分からないが、 陰膳で、家族の間のドロドロは、トロトロぐらいまで持ち直せます


1分で救う家族の魔法、「陰膳」
旦那がJCでかえってこない奥様方は必見です<(`^´)>

 

陰膳(かげぜん)

旅行や、出征その他に出た不在者のために、その者が旅行中に飢えたり、危害を加えられ安全を脅かされたりしないように祈り願って、留守番がその者のために留守宅で供える膳である。安全祈願の呪術のひとつ。「蔭膳」とも記す。当人が在宅時の食事のときに座っていた場所や床の間に供える。(ウィキペディア参照)

 

簡単にいうと、家でご飯を食べる時、お父さんがいない場面ってあるとおもいます。

そんな時、お父さんが座っている場所に、お茶碗とお箸を用意し、伏せておいておきましょう。これで陰膳の完成です。

 

たったそれだけのことですが、子供たちには、一緒に食卓を囲めないお父さんであっても、それは、自分たちのためにがんばっているっという意味に変換できるそうです。

 

そして、この陰膳にはルールがあります。

ひとつは、お茶碗とお箸は、子どもたちに用意させること、そしてもう一つは、ご飯を食べる時、「お父さん、いただきます」と唱和することです

 

ちょ~簡単。そして、1円もかからない陰膳の効果は、無限大です^^

 

 

「陰膳」のお話しは、山口秀範先生に教えていただきました。海外での単身赴任で帰国できない山口先生にかわって、3人のお子さんを育て上げた奥様は、毎朝、家訓の唱和をされていただけでなく、必ず食卓に、陰膳をそなえ、先生の無事と、父親の姿を子ども達に伝えてきたそうです。

 

子ども達に理想の食卓という絵をかかせると7割の絵に、父親の姿がない時代です。おやじの姿は、いるのにいない・・・、さみしい時代になりました。しかし、陰膳を実践されてきて山口家では、いないのにいる。

 

あなたの家は、どちらの家庭ですか?

 

ぜひ、家族をかえる陰膳という習慣を取り入れてみてください^^

 

家訓づくりのボス、穂坂議長(当時)も、山口先生のお話しを聞き、陰膳を取り入れた一人です。

1年365日、366日は家でご飯を食べることができない生活のなか、奥様はご家庭での食卓に、陰膳をそなえ、穂坂さんの見えない背中を子ども達に伝えているそうです。


思い立ったら、すぐ吉日。

陰膳は、すぐにできるのが、とくにいい^^

 

世の中のお父さんは忙しい、そしてJCマンの忙しさは想像を絶します

一緒に過ごす時間はとれなくても、あなたの頑張る姿は、陰膳で補えます

 

頑固おやじ補完計画第二弾「陰膳」のすゝめ

 

結局、陰膳を実践されてきた山口家も穂坂家も、好き放題をし家をあける旦那に対し、留守宅を守った奥様が立派!という話でした(*_*)

 

世の中のお母さん、旦那さまの勝手さに、イラッとすることもあるでしょう。不満があったら、直接旦那をグーで殴ることをお勧めします。ただし、お子さんの前で愚痴を言わないでください。そして、陰膳を供えてください。

アホと旦那は死んでも治らない。でも、お子さんには、まだチャンスがあります。奥様の慈悲深い大きな御手で、旦那をころがし、念のため旦那をたてていきましょう。家にいない旦那でもまだ使い道はありますよ^^;

 

家訓ニストも、アホな旦那の一人として、改めて陰膳をおすすめします^^ 


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日本の絶滅危惧種『頑固おやじ』を救え!

子どもに理想の食卓という絵を描かせると7割の絵にお父さんがいないそうです。

子どもの目線は、正直です。絵にさえ買いてもらえない【お父さん】の存在感は、もはや危機的状況です。

 

子どもの頃、おふくろに怒られた時、さいごのさいご

「おとうさんに言うわよ!」っと言われた時のビビりようを覚えていますか?

家族のなかで、不動の存在、そして理不尽大王のおやじがいることは、実はお母さんにとっても、便利な装置なのです。

 

全国で展開してきた家訓づくりのセミナーの中で、受講いただいたお母さんの感想をきくと、深刻なおやじ不足に悩んでいるお話しを何度も聞きました

 

育メンなる言葉も生まれ、お母さんの手伝いをしているパパが増えていることは素晴らしいことです。しかし、本来のおやじのポジションである「頑固おやじ」の仕事を放棄してしまっては、意味がありません

 

トキや、イリオモテヤマネコも大事ですが、日本の絶滅危惧種『頑固おやじ』を救う必要があります。

 

昭和の時代【おやじ】は、大変強いものでした。

 

画像は、アニメ「巨人の星」星一徹のちゃぶ台返しの場面です。たとえアニメであっても、現代においては、この一枚でさえ放送禁止になるかもしれません。食べ物を粗末にするな!とか、息子を殴るな!とか、しかし、妙なノスタルジックさを感じませんか?

 

出来れば係りたくない頑固おやじですが、そんなおやじを心は求めています。猿からはじまって、人間になり、その間の10万年間、おやじは、ずっと頑固おやじでした。しかし、ここ50年の生活環境の変化が、オヤジから、頑固性を取り上げ、ただの加齢臭の発生源に代えてしまいました

 

ちょっと前の50年前、オヤジの活躍する場面はたくさんありました。台風がきたとき、あるいは、お祭りのとき、仕事で輝く姿もかっこいい。でも、今は、生活の不便さの99%はコンビニが解決してくれます。仕事をしている姿も、子どもの目線には映らないパパが多いのではないでしょうか?

 

子どもの描く、理想の食卓に、おやじの姿がないエピソードに加え、絶滅危惧種『頑固おやじ』を現すもう1つ危機を紹介します。

 

子どもたちにお金はどこからくるの?と質問してください

7割のこどもが、「銀行!」っと答えます。

 

給与振込が、オヤジが一番輝く給料日の儀式を奪ってしまいました。頑固おやじを成立させる背景が薄~い時代に突入しているのです。

 

子ども達は、お母さんがお金が降ろされる場面しかみていません。つまり、お父さんが家族のために、働いているつもりでも、あなたの努力や葛藤は、すべてノーカウント。むしろ家にいない分、マイナスの評価なのです(*_*)

 

衣食住の近かった昭和の時代、お父さんの働く姿は、自然に子供につたわるものでした。汗をながし、あるいはお客さんに怒られていたとしても、自分たちのために働く姿は尊いものです。そんな姿は、子供たちには大人になるための一番の教科書となりました。

 

平成になり、自宅と職場は遠く離れ、お父さんの働く姿は、自然には伝わらない時代になっています。絶滅危惧種『頑固おやじ』を復活させるためには、おやじの輝く場面を作る(プロドュース)必要があるのです

 

社会にはびこる様々な問題は、結局は「家族」に起因していきます

そして、引きこもりや、いじめ、一昔前では想像もつかなかった事件は、家族における【おやじ不足】が原因です

 

絶滅危惧種「頑固おやじ」の復活は、おやじの晩のおかずを1品ふやすだけでなく、子どもたちの心の隙間をうめ、勉強する意味や、まっすぐに生きるやる気スイッチを押してくれるでしょう。

 

「家訓づくり」は、頑固おやじ強制ギブスです。

 

銀行のキャッシュディスペンサーは、数字をおしたらお金を提供してくれます。そんな機械のために、がんばれ!っと言っても、がんばれなくて当たり前、お父さん、お母さんは家族のために頑張っている。そんな当たり前のことも意識しないと伝えられない時代です。

 

家のなかに「頑固おやじ」をおきましょう。そのためにも「家訓」を通じ、オヤジの背中を上手にセルフプロドュースしていただくことをお勧めします

 

社会におこる事件の数々は、すべて家族の問題に起因しています
そして、家族の問題は、子どもでなく親。そしてお母さんでなく、おやじにあると家訓ニストは考えます。


深刻なおやじ不足は、もはや社会問題
とくに頑固おやじの絶滅に関して、もっと真剣に議論する必要があります

おやじから、頑固さを取り除いたら、ただの加齢臭発生装置です


おやじがおやじであるために!
家ぞくのなかでいまいち光り輝けない全てのオヤジのために、家訓ニストは全力で応援していきます

 

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8勝2敗で、「学歴」よりも「躾」だった

 世の中で、求められるスキルはたくさんあります。仕事のうえでは、パソコンの操作や、資料づくりもその1つです。しかし、仕事はもちろん、日常の生活で本当に求められるものって、教室で教えてくれたでしょうか?

 

もしあったとしても、部活や、帰りの掃除や、先生とのやり取りの中で培ったもので、いわゆる「学歴」とは全く関係ないことが分かります。

 

「学歴」と「躾」を比べると優ってくるものは、就職と、年収ぐらいでしょうか?

世の中で本当に求められるスキルは、「躾」を通じて、親から子へ、子から孫へ伝わってきたと家訓ニストは考えます。

 

例えば、家訓ニストは箸の持ち方の綺麗な人を尊敬します。また、自分で脱いだ靴を揃えられる人をみると、絶対、悪い人じゃないと感じます

 

世の中のお父さん、母さんが血眼(ちまなこ)になって、お子さんを勉強に追い立てていますが、それって、幾千もある子どもの選択肢の1つのカテゴリーにすぎないはずです。

それより、躾をつうじ、最低限のマナーを身に着けることが、社会にでて成功できるコツだと思います

 

高卒だって、中卒だって、楽しく立派に社会生活を送っている方はいっぱいいます。幡谷の尊敬する旭●輸の土子社長は、自称中卒、ほぼ小卒という学歴です。しかし、周りの人への気遣いや、躾は立派なもので、起業後、仕事を大成功させてきたのも、納得です。土子社長にかぎらず、地域で起業し一代で財をなした成功者の皆様は、学歴はメタメタでも、だれも魅力的で、そして、相手を不快にさせないマナーを身に着けています

 

躾とは、マナー。

それは、人間関係を円滑に進める潤滑油です。

学歴にマナーが加えれば満点ですが、あえて比較すれば8勝2敗で、学歴よりも、躾が勝っていると断言できます 

 

 

そして、家訓の効果は、躾の面で最も現れます。

 

躾(しつけ)とは、辞書をよると「社会生活をするうえで、相手に対して失礼にならない作法が身につくように、人をしこむこと。」 とされます。

子供時代に身に着けるべき躾は、大人になってからも、立ち振る舞いや、生活の端々で、試される社会的な作法でもあります。勉強や、社会的なスキルは、大人になってからも身に着けることができますが、日本古来から伝わる躾は、家庭の中でしかできません。

 

躾は、お箸の持ち方や、挨拶の仕方など、子供たちの成長と共に、家族が一緒になって守っていくことが求められます。

 

躾を筆頭に、日本に古くから伝わる生活の知恵は、本来、おじいちゃん、おばあちゃんと共に生活するなかで、自然と身についていたものでした。しかし核家族化がすすみ、意識しないと、生活の知恵を伝えることができない時代です。伝えるためのツールとして紹介したいのが、「家訓」と「家訓の唱和」です

 

たとえば、「靴をそろえる」。家訓二ストは、そんなシンプルな家訓を推奨しています。

 

毎日の生活の中で、お母さんは育児に追われ、ついつい子供をしかりすぎる場面があるのではないでしょうか?家訓は、家族のルールです。怒っている間に、何を怒っているかさえ、分からなくなることってないでしょうか?家訓づくりは、子供にとっての指針であると共に、子育ての中の軸の効果も期待できるものです。

 

「靴をそろえる」。それが家訓と決めたあとは、じっと見守っていきましょう。1つのルールでも、怒られ慣れしまった子供にとっては、「怒られるからする」というロジックから、「決められたルールだからする」というように、成長が期待できます。実際、家訓の唱和をはじめたご家庭では、子供が自分自身で考えて行動できるようになったとの報告をうけています。

 

学校や、塾。様々な習い事があったとしても、子供が一番時間をすごす場所は、「家」であるはずです。家のルールをみんなで決め、繰り返し繰り返し、家族全員で守っていくことで、お子さんにとっても、お父さん、お母さんにとっても、居心地のいい場所になっていくのではないでしょうか?

 

人生で本当に大事なものはなんですか?

8勝2敗で、学歴よりも躾である!というのが家訓ニストの結論です

 

家訓二ストは、家訓づくりから始まる、家庭での躾の徹底を、これからも推奨しています

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福沢諭吉の家訓「日々の教え」

今回のブログは、先日、中津の記念館で現地調査をしてきた福沢諭吉の家訓をその生涯と共に紹介させていただきます。

 

天は人の上に人をつくらず
人の下に人をつくらず

 

福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」の有名な一節の後に続きがあるのがご存知でしょうか?

 

その後には、
「人は平等ではない」と続きます

 

そして、平等でない「違い」は、学問によってもららされるっと諭しているのです。

 

学問とは机の上ばかりでなく、世を渡るのも、商売の帳面をつけるのも学問であるとも言っています

 

あなたは何を学び、何を実践しているでしょうか?
学問のすゝめ。~からの家訓のすゝめ^^です

 

そんな学問の重要さを説いた諭吉自身が、家族のために書き下ろした家訓が【にびのをしへ】となります。ここで【日々の教え】を紹介させていただきます

 

一、うそをつくべからず。  

一、ものを拾うべからず。  

一、父母に聞かずして  ものを貰うべからず。  

一、強情を張るべからず。  

一、兄弟けんか、かたく無用。  

一、人のうわさ、かたく無用。

 

家訓づくりの盟友・福岡JCOBの江藤さんは、この家訓を、家庭に取り入れ子供たちと実践しています。

中津に移動する道中、江藤さんからこんなエピソードを教えていただきました


家族と一緒にキャナルシティーに行った際、お店で風船を配っていたそうです。たくさんの子供が駆け寄る中、下の娘さんはじっとしていたそうです。江藤さんが、

 

江藤:「いかないの?」 

っと聞くと、娘さんはこう言いました 

娘さん:「父母に聞かずして ものを貰うべからず」

 

っと答えたそうです。娘さんはまだ幼稚園生。

家訓の効果、恐るべしです(ー_ー)!!

 

この家訓をつくった福沢諭吉は、慶応大学の創設者であり、「学問のすゝめ」等の著作を送り出した他、学者、教育者の枠に収まりきれない数々の偉業を成し遂げた偉人です。

 

諭吉は、天保5年12月12日(1835年1月10日)豊前中津奥平藩の士族、福沢百助の5人兄弟の末っ子として生まれています。 父が大阪に奉公していた関係で大阪で生まれるが、3歳の時に父が死去。大黒柱を失った一家は、中津(大分)に帰参しました。母・於順(おじゅん)は、親戚の家に身を寄せるような貧しい生活環境の中でも「お父さんのようになれ!」と子供に言い聞かせ、厳しい躾で遺児を育てたと言い伝えられています

 

のちの秀才ぶりに目がいきがちですが、諭吉の少年時代は、大阪から中津に移ったために地元の子ども達と上手くいかずイジメにあっていたそうです。またイジメが原因で、引きこもりをしていたとの記録もあり、学業の成績をパッとせず、暗く厳しいものでした。

 

しかし、母の教育と学問との出会いが諭吉少年を変え、そして、今につづく偉業をなしとげていくのでした。

 

諭吉の隠れた偉業として、大学の設立や、書籍の発刊だけでなく、朝鮮の文字「ハングル文字」を復活させた業績をご存知でしょうか? 

 

朝鮮半島に暮らす方には、「ハングル」を日本が奪ったとの印象が強いはずですが、歴史を紐解くと、まず諭吉の尽力によってハングルが、全土に広がり、その後、日韓併合という歴史が続きます。ハングルの父は、実は福沢諭吉なのです。

 

ハングルの歴史は、1446年 世宋によって発明されましたが、一般には普及せず、李朝朝鮮時代になり、300年に渡って漢字を公式言語にしていたため、ハングルは忘れられた存在になります。

 

日本では漢字に加え、ひらがな、カタカナが発達したため、母国語を文字に起こすことは簡単です。しかし、当時の朝鮮語と漢字は全くリンクしていないために、識字率が著しく低いものでした。

この識字率の低下は、教養面だけでなく、経済の停滞などのマイナスの面が多かったようです。そして諭吉が復活させた「ハングル」は、識字率を向上を大いに助けることなります。

 

諭吉はハングルを研究し体系化させたうえで、留学していた学生らに手ほどきをします。のちに帰国した留学生らが、ハングルの復活をさせ文字を教え、植民地時代をへて今につづく繁栄の礎となりました。

 

両国にとって不幸な時代があったことも事実です。しかし、剣ではなく、ペンで両国の友情を担った偉人がいたことを、わたしたちは忘れてはいけません。

 

「ペンは剣よりも強し」

血気盛んな維新の英雄の中にあって、諭吉は官に仕えず、在野の立場で国の行く末を案じた諭吉は、さらにハングルの例にかぎらず、教育の重要性をとき、慶応大学も創設します。慶応の紋章は、教育は剣よりも強いとばかりに、ペンがデザインされています。

 

さてそんな諭吉先生は、生徒さんだけなく、ご家族にもしっかりとした教育を施しています。それが、「ひびのをしへ」と題した福沢家の家訓となります。 改めて紹介させていただきます。

 

一、うそをつくべからず。  

一、ものを拾うべからず。  

一、父母に聞かずして  ものを貰うべからず。  

一、強情を張るべからず。  

一、兄弟けんか、かたく無用。  

一、人のうわさ、かたく無用。  

 

教育界の大家ともいえる諭吉が子供たちに伝えたかったことは、等身大のメッセージばかりでないでしょうか? 

 

諭吉の父親・百助は、諭吉が3歳のとき急死しており、中津藩の下級武士として、苦学をするも、身分のために官職にもつけず生涯を終えたことが知られています。歴史的には光のあたらない人物ですが、諭吉の母親は、常々「お父さんのような人になれ」と諭吉を含めた子供たちを諭していたそうです。

 

諭吉自身、尊敬する人物の一番に父親の名前を挙げていたそうです。 本当の偉人は、諭吉でなく、諭吉を育んだお父さん、お母さんなのかもしれません・・・ 

 

「家訓」を使って、明日の諭吉を育てていくためには、言葉だけでは不十分です。諭吉の父・百助のように、生き方そのものを教訓に、背中を見せる必要があるのです。

 

そして、そんな大人の背中は、あなたが死んだとき、はじめて価値が問われていきます。

 

偉人は生まれてすぐに偉人になったわけではない 

あなたの背中と家訓をもって、未来の偉人を育てましょう

 

天は人の上に人をつくらず。人は、教科書でなく人がつくる。

あなたの 背中で、子供たちを導き、末は博士か大臣か、はたまたお札の肖像画に育て上げてください^^

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フレッシュマンセミナー×親への手紙☆開催報告

言うは易し 行うは難し・・・


家訓づくりの新しい可能性、家訓づくり・・・からの、両親への手紙のカスマイズ開催を企画させていただきました


言うのは簡単。そこから、行動に移してもらうためには、心のフックをかけ、さらに魂をゆさぶる必要があります。


平成27年2月20日 福岡中小企業経営者協会主催のフレッシュマンセミナーむけに家訓づくりのカスマイズプログラムを開催させていただきました。

 

この日の開催の対象は、就職を4月に控えたフレッシュマンの皆様でした。まだ家族をもたない新卒の学生さんに「家訓?」を作ってもらっても、フックどころか、フラ~としてしまうのは明白です。

 

そこで、魂を揺り動かすために、いつもの家訓づくりに加えて、家訓に記した誓いと共に、受講者、お一人おひとりが、育ててくれた両親にお礼の手紙を書くというカスマイズに挑戦しました。

 

画像をみてください。真剣な表情が伝わるでしょうか?<(`^´)>


90分のセミナー中、60分を家訓づくりに、そして30分を手紙を書く時間に設定させていただきました。予想どおり、前半の家訓づくりでは、ポア~ンとしていた受講者も、親への手紙の段には、熱心さが倍増していた印象です

 

これが、プログラムの効果です。


たとえば、受講者をあつめ、「はいっこれから親への手紙を書いてください」とお願いしても、この空気感はつくれません。

60分をかけ、おどしたりすかしたり、心を揺さぶってこそ、効果が何倍にもなることを家訓ニストは知っています。

 

そしてプログラムの最後に、おのおのの宿題として、母親の足を洗うという課題をだしました。

あくまで努力目標ですが、家訓ニストの戯言を信じ、親の足を洗った学生さんがいたら、その子は人生の勝者だと思います。

 

手紙に加えて、母親の足を洗う・・・

そこまでやるから、心が動く。そして行動が伴う。

それが徳溢れる心醸成プロジェクト「家訓づくりプログラム」の神髄です

 

初めての挑戦もおおく、進行等に宿題は残りましたが、いい手応えでプログラムを終えることができました。

今後の開催のなかでも、親へ手紙のカスマイズに挑戦していきたいです^^

 

今回は、新卒の学生さん対象でのセミナーで、学生から、社会人になる最高のタイミングで、両親に手紙を書いていただき、これ以上ない開催となりました。

しかし、受講にうっかり加わっていただいたナイスミドルな40代の方も、熱心に手紙を書いていたのが印象的です。最初は嫌がっていましたが、誰よりも手紙と向き合っていた気もします。もしかしたら、親への感謝をのべる必要があるのは、学生さんではなく、子育て世代、つまり僕自身なのかもしれません

 

でも母ちゃんの足は洗いたくない(*_*)

 

 

言うものは、必ずしも徳あらず。

言うは易くして、行うは、難ければなり。(『塩鉄論』利議)

 

セミナーを何度企画させていただいても、学ぶのは自分であり、痛感させられるのは、自分自身の幼さです。

これから就職をひかえる学生さんたちのまっすぐな視線に、勉強させていただいた開催となりました。

 

言うは易し、行うは難し

やっぱり、ぼくが足を洗わないと信ぴょう性がないな(-_-;)

 

家訓ニストも、一匹の迷える子羊。

早く、人間になるため、日々、人間修行中です。

 

※参考

 

当日のチラシと次第 

開催の背景などは、こちら・・・

 



 

http://kakun-project.jimdo.com/2015/02/18/家訓-徳パック-徳っくんパック-両親への手紙/

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元祖家訓ニスト・山口秀範先生と家訓の書籍化について

凡庸な教師は指示をする
良い教師は説明をする
優れた教師は模範をしめす
偉大なる教師は内なる心に火をつける
(ウィリアム・ウォード)

 

福岡いりし、家訓ニストにとっての偉大なる師、山口先生と打ち合わせをしてまいりました。

 

山口先生は、家訓づくりプログラムの開発の際、多くの助言をいただいたのは、もちろん、家訓づくりや、徳育など、金にならない?しかし尊い活動を、日本のため、子どもたちのため身を粉にして実践してきた国士でもあります。

そして、家訓ニストの内なる心に火をつけてくださった偉大な師なのです。

 

幡谷が、初代家訓ニストとするならば、元祖家訓ニストが、山口先生です。

っていうか、先生が何十年とかけてつくってきたノウハウや見識をパクリたおして製作したのが、プログラムの真実です(*_*)

 

そして、この度、先生が家訓についての書籍を発刊されることが決まりました。

家訓ニストもちゃっかり協力者に名前を連ねさせていただきましたので、ぜひご購入いただき、先生の見識と人徳に触れていただければ幸いです。

 

発売日や詳細が決まりましたら、おって報告させていただきます^^

 

 

あらためて、家訓の唱和を実践されてきた山口家の歩みを紹介させていただきます。「いろは家訓」は、福岡にご在住の山口秀範先生の自作の家訓です。


山口先生は、大手ゼネコンに勤められ、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いていたそうです。

恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、会社を退職。以後、徳育に特化した活動を始められました。


そして現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。先生が、アフリカに単身赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげた、「いろは」家訓となります

 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

1つ1つ、実に深い意味のある味わい深い家訓。ですが、それよりも尊いのは、山口先生の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してき事実なのではないでしょうか?

 

理想の食卓というテーマで子供たちに絵をかかせたところ7割の子供に父親の姿がなかったそうです。オヤジの背中はきちんと伝わっていますか? それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。

 

「いる」のに、「いない」おやじ。

そして山口家では「いない」のに「いる」おやじ。

 

天下の本は、国なり

国家の本は、家なり

家の本は、個なり

 

批評ばかりで、小銭をかせぐ専門家が闊歩する世の中で、自分の足で、手を汚しながら、運動進めてきた先生の歩みは本当に素晴らしいものです。先生は、今後、書籍化だけでなく、日本を教え、個をつくる本物の学校を建設するべく奔走しています。

 

日本という国に山口先生のような賢人がいらっしゃることが、何よりの恵みです。そして、家訓ニストも、日本に「いる」存在であるよう、先生の歩みをパクリたおしていきます^^;

 

 


 

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家訓×徳パック「徳っくんパック」=両親への手紙

石の上にも3年。

家訓づくりも、もう5年。

 

しかしプログラムは常に進化をめざし、様々なカスマイズを繰り返しています

 

今回、準備しているカスマイズは、「家訓づくり」を「親への手紙」に置き換えるカスマイズです。家訓なのに、家訓をしない!? 製作者でしか選択できない大胆な改編です<(`^´)>

 

やり方は簡単です。
いつも家訓を書いていただくとこを、「手紙」に置き換えるだけ

 

これは、徳溢れる心を醸成させるツールとして「家訓」をつかったことに由来する考え方で、べつに、「家訓」でなく「手紙」でも十分通用するスキームです。

PPTのスライドも、ちょっこり替えますが、基本は一緒です

 

家訓は、息子さん、娘さんのことを思い、言葉を託し、さらに自分の行動で伝えるものです。しかし、独身者に家訓づくりをお願いすると、この意味がちょっと薄まってしまう課題がありました。


そして、今回のセミナーの対象は、独身者であり、なおかつ4月に就職をひかえた新卒の学生さんとなります。対象によって、手法をかえるのは、当然のこと。今回、家訓でなく、手紙をかかせるカスマイズを考えているのは、学生さんをターゲットにしているからなのです。


まだ家族をもっていない学生さんが、家訓をつくっても、いまいちリアリティーがありません。なので、親への感謝の手紙をかかせ、さらに、その中に未来への約束をかいていただく内容です

 

もう家訓というか、「徳パック」に、近い内容かもしれません(ー_ー)!!

徳パックとは、「道徳は実践である」というキーワードのもと、未来への約束を子どもたち自身が選び、宣言する内容です。13年度に製作にかかわらしていただき、15年度も日本JC国史会議さんで運営しているセミナーです。


時代と委員会をこえ、幡谷の妄想の中で組み合わせたハイブリットプログラム 

家訓×徳パック=徳っくんパックの誕生です(^_^)/

 

徳パックでは、「ありがとう」のブレストをしています。まず、ありがとうっと思ったことを10個書き出せ!っとし、書けなかった子どもに、「いただきます」の意味を一緒に考えさせ、ご飯をつくってくれたお母さん、お米をつくったお百姓さん、太陽、水、命にありがとう!っというように、キーワードをひろげています

 

 今回のハイブリット徳っくんパックでは、「みらいへの約束」を親への手紙として、かかせることを想定しています。

 

何歳になっても「ありがとう」と言いずらい?親と子の微妙な関係。でも、就職をひかえた学生さんこそ、社会に出る前に、「ありがとう」の手紙を親に出すべきです。そして、そんな手紙をもらったら、お父さん、お母さんは喜ぶでしょう^^

  

何のために働くか?その思いが強い子ほど、いい仕事ができるはずです

そして、この思いを「親孝行」にしてほしい。。。それが家訓ニストの隠れたメッセージです。


恩返しとは、両親を温泉につれていくことはもちろん、社会人として立派に働く姿をみせることが、最高の恩返しです。仕事とは、だれかのために汗をながすこと。いい仕事ができる人って、かならずいい汗をかいている人です。

 

今回、セミナーに参加され、社会人となる皆様が、それぞれの足元を照らし  日本を、世界を今よりちょっとだけ素敵な国にしてもらえたらいいな~


誰かのために働く人は強い

たった3年のサラリーマン生活を失敗した幡谷哲太郎の教訓です(*_*)


ぼくもこんなセミナー受けたかった・・・

ハイブリットプログラム「徳っくんパック」~両親への手紙編~乞うご期待です^^

 

 

 

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源泉徴収と投票率の不都合な関係

愛情の反対は、無関心である

(マザーテレサ)


Facebookの常磐大の石田先生の投稿と日本JCの日本の未来選択委員会の投稿を勝手にプレミックスしてみました



愛情の反対は無関心である。とは、マザーテレサの名言です。
では、国に無関心な若者にどう関心をもってもらえるか?


答えは、「愛」ではなく、「確定申告」だな~(ー_ー)!!っと閃きました


若者の投票率が伸びない事は、国家の一大事です。それは、未来をつくる人が、未来をあきらめていることと同義だからです


投票する権利はお金に換算すると1年でどれくらいの価値があると思いますか?

 

日本青年会議所 国民の未来選択委員会の講演会によれば、答えは国政選挙の場合、90万円以上の価値あるようです。

 

1年間の国家予算が大よそ93兆円、それに対して有権者数が約1億427万人なのでこれを割った数字が約90万円になります。そして衆議院選挙に絞れば4年に一回の選挙ですので、単純に4倍すれば360万の価値・・・

 

でも40代以下の人に関していえば、投票に行かない事でもしかするとそれ以上の損をしてしまっています

 

子育て世代にとって切実な待機児童の問題も、若年層が、一気に投票にいけば1年で解決できる程度の課題です。しかし、高い投票率をほこる高年層と比べれば、月とすっぽん。

特養ホームや、病院ができるスピードに子育ての支援施設ができないのは、権利の行使の差であると断言できます。

 

投票権は20歳以上の日本国民に与えられた権利です。当然これを取り仕切る行政では、「誰に投票権を与えたのか」を完全に把握しています。つまり「誰が投票に来たのか」を正確に把握しているともいえます。これらのデータをもとに、地区別、世代別の投票率が割り出される訳です。

 

少し古いデータですが、公益社団法人明るい選挙推進協会が取りまとめた平成24年度の第46回衆議院議員選挙出の世代別投票率を見てみましょう。票数は188投票区よりの抽出です。

 

70代   73.92%  39,492票
60代   74.93%  54,949表
50代   68.02%  43,094票
40代   59.38%  39,947票
30代   50.10%  33,271票
20代   37.89%  19,806票

 

どうでしょうか?20代と30代の票数を足しても60代より少ないのが現実なんですね。あなたが選挙に当選しようと思ったら、どの世代に訴えかけ、どの世代の為の政治を行いますか?

 

街角のインタビューで「だれに投票しても一緒だから行かない」なんて意見も耳にすることがあります。それは大間違いなんです。あなたの一票はあなたのものなんですから、「あなた自身が投票に行くこと」が重要なんです。あなた自身の一票が「あなたの世代」「あなたの地域」の一票にもなるんです。そうする事で「あなたの世代」「あなたの地域」の為の政治が拓かれて行くのだという事をしっかりと意識してくださいね。

投票する権利を放棄するの、少しだけもったいないと思いませんか?

 

一見関係のない投票率と確定申告の関係。

しかし、家訓二ストは、ここに未来をかえる閃きを感じます(ー_ー)!!


常磐大の石田先生は、学生たちに確定申告をすることを推奨しているそうです。先生のFacebookの投稿を引用させていだければ・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「学生アルバイトの皆さんこそ、還付申告・確定申告をすべきだと思っております。だって(収入総額などにもよりますが)おそらくほとんどの方が、源泉徴収された分のお金が戻ってくる可能性があるわけで。(もしかしたら源泉徴収されていない方もいらっしゃるかもしれませんが、私が経験したアルバイトは全部源泉徴収されてた)

私はこの仕組みを知ったのち、よくわからないながらもはじめて申告をしてみたら、けっこうな金額が戻ってきた(!)という経験があり、その後、友人たちにそのことを伝えたらけっこう感謝されました。

…そんなことを思っていたら、国税庁のホームページ「税の学習コーナー」に「アルバイト代の確定申告をしてみよう」というページができていましたので、ご紹介しておきます。
https://www.nta.go.jp/shirabe…/ippanjoho/…/jissen/page01.htm

ちなみに、私はもう申告書作成しましたよ! いまから郵送で提出します!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

だそうです。石田先生のいう確定申告を通じて大人(社会とコミットする)になる?ってすごくいい切り口だとおもいます^^

そもそも、源泉徴収は、大東亜戦争末期、軍事費を効率的に集めるために導入した制度で、世界中では、納税者自身が申告するスタイルが一般的です。

 

この源泉徴収には2つの原罪があり、1つは国が担うべき徴税の負担を民間事業者に一方的に押し付けている点。そして何より罪深いのは、源泉(勝手に)税金が天引きされているので、納税者自身が、年間いくら、税金を払っているか分からない点があげられます。

 

若年層の投票率の低下をうけ、政府は広報とか、芸能人をつかってポスターで微笑ませる?とか、対策をしていますが、それでどれだけの効果があるのでしょう?

それよりも、確定申告をさせ、自分が払った税金がどう使われるか?の意識を醸成する方が健全だと家訓二ストは考えます


国家とは、税金を集め、それを配るシステムです。

そして、集めたお金をどう配るか?

それを決めるのものが、選挙なのです

 

選挙にいかないと90万損をするというのもあながちウソではない。

 

次代をになう学生さんに、源泉徴収と、投票率の不都合な関係を正し、そして、ちょっこりお小遣い?が手に入る「確定申告」をおすすめします^^


自分が住んでいる国が、ちょっと素敵な国であるように、あらためて確定申告と投票をおねがいします!

 

 

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「いただきます」の本当の意味

動物の虐待に関心が高い西欧では、近年、家畜の飼育環境についての法律を次々に施行させています。

 

たとえば、鶏舎に太陽光が注ぎ込むように!とか、出荷のさい、鶏がストレスがかからないように、ギュウギュウに押し込むなっとか・・・

 

でも根源的なことをいえば、鶏は殺されてしまう運命です。そこに動物愛護の考え方を導入されると混乱してしまいます。

 

人間は、誰かの命をいただかないと生活できない業(ごう)の深い生き物です。


しかし命と向き合う方法には、なにか別の方法がありそうです。 

家訓二ストは日本人ですので、西欧人の善意には反対です。

 

殺してしまう鶏さんであれば、死んだあと、隅々まで美味しく食べてあげることが、何よりの供養なのではないでしょうか?クジラを食べちゃうのはかわいそう・・・といっても、牛や、豚ならいいのか?という疑問もわきます


日本人なら日本人らしく、万物に感謝し、「いただきます」と大きな声で、楽しくごはんを食べたいものです^^ そしてこの「いただきます」には大きなルールがあると思います。

 

数ある日本語の中で、とくに崇高な「いただきます」の響き。

では、あなたは「いただきます」の本当の意味をいえますか?

 

家訓づくりプログラムでも、必ず紹介している「いただきます」の意味を改めて考えてみます。

 

 

西欧や、他の地域でも食事の際にも、「いただきます」とよく似た祈りをささげる習慣があります。

 

たとえば、ミッション系の幼稚園に通っていた家訓ニストは、「天にましますわれらの父よ 願わくば吾を救いたまえ・・・アーメン」というセリフを暗唱したのち、ご飯を食べていました。

 

しかし、日本に古くから伝わる「いただきます」とは、ちょっとニュアンスが違います。そして、この違いこそが、日本を日本とたらしめる、とてつもない知恵なのです。

 

キリスト教やイスラム教の文化圏では、神さまは、ひとり。食事の際、感謝する対象も当然一人です。

しかし、日本の「いただきます」には、たくさんの対象が含まれます。

 

つくってくれたお母さん

働いてくれるお父さん

お米を育てたお百姓さん

太陽、水、風などの自然

お米という植物のもつ「命」

 

古くから日本には、米には7つの神様がいるといわれ、米粒を残すと目がつぶれるとの言い伝えもあるそうです。西欧と日本の違いの最初の点は、八百万(やおよろず)と表現される多様な神様との向き合い方の違いです。

 

そして、外国と日本の違いの二点目は、神様への感謝の表し方の違いです。

西欧では、神様への感謝は、教会にいったり祈ったり、絶対であるひとりの神様と向き合う感謝が多いようです。しかし日本では、米一粒だけでも7つの神様がおり、いちいち祈ったりできない状態です(*_*)

 

では、日本人はどうやって「いただきます」という「感謝」を現してきたのでしょうか?

答えは、「残さず食う」というシンプルな答えです。

 

植物だって1つの命。その命を奪った以上、残さず食べることが、最低限の礼儀である!と日本人は古くから言い伝えてきました

 

そして感謝を行動に還元する文化は、「おかげさま」という言葉でも説明することができます。「おかげさま」を漢字で書けば「お蔭様」となります。

 

カゴに乗る人、かつぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を作る人

 

我々の生活は目に見えないたくさんの善意が積み重なってできたものです

電気、水道、ガスはもちろん、コンビ二に並ぶ弁当も、あなたが乗っている車だって、対価としてお金は払ったとしても、目にみえぬ、名前も分からないたくさんの人の「陰」で、地球はグルグルまわっています。

 

じゃー「お蔭さま」にはどう感謝を表せばいいの?

答えは簡単。あなた自身が「影」となり。自分の与えられた役割を、精いっぱい演じることが大事になるのです

 

お父さん、お母さんから、「人に迷惑をかけないこと!」と言われたことはないでしょうか?

僕自身、めんどくさいな・・・っと思って聞いてましたが、今は違います

 

「ひとに迷惑をかけない」こととは、「お蔭様」の論理の一対の考え方であると確信しています。

 

地球上すべての人が、「お蔭様」の気持ちをもち、「ひとに迷惑をかけない生き方」を実践し、毎日のごはんを「いただきます」っと笑顔で食べる。

家訓二ストが、考える地上の楽園とは、そんなありきたり日常が、世界中のひとが甘受できる世の中のこと夢想しています

 

 

数年前、ノーベル平和賞を受賞したケニア人の女性が「MOTTAINAI」(もったいない)という日本語の意味を問いかけ、世界中に発信してくれました。

しかし、「MOTTAINAI」より、「いただきます」の方が、何倍も美しい言葉ではないでしょうか?

 

100の説法、屁1つ。

大事なものは、行動です。

 

「いただきます」と元気に発して、ご飯粒をのこさない毎日をすごしましょう^^

 

それでは、今日も「いただきます」と声と共に、感謝の一日を!

そして、家訓二ストはノーベル平和賞を「いただきます」(ー_ー)!! 

 

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水戸「まちゼミ」&「まちカル」×家訓づくり 開催報告

これは一人の人間とっては、小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である

(ニール・アームストロングー1969年 月面にて)


平成27年2月14日 水戸市のレストランよこかわにて、商工会の企画である「水戸まちなかゼミ&まちカル」の講座として、家訓づくりプログラムを開催させていただきました。

 

「水戸まちなかゼミ」は、約1ヶ月の間、市内中心市街地の各店舗を舞台に、50の講座が開設される企画です。

 

古くは藩校・弘道館に、全国から多くの学徒を招き入れてきた水戸にあっても、現代ではその面影は、史跡のなかに、眠ってしまっているのが現状です。

 

今回のまちゼミの企画は、学びの街らしい背景と目的をもった素晴らしいものです。

本来であれば、青年会議所が主宰してほしい内容ではありましたが、後輩たちは忙しそうなので、商工会さんに乗っかる形で、ちゃっかり家訓を企ててみました(*_*)

 

まちなかの周遊を誘い、いまいち元気のない中心市街地の活性化をになうため、それぞれの専門店が、智慧を出し合い講座を開設することは素敵なチャレンジです。

そして、家訓ニストのように、セミナーを開催できるスキルをもった人が多くいるのも、水戸の特徴です。これから1ヶ月の間、たくさんの分野のたくさんの講師が登場していきます。水戸を愛するたくさんの人が、教え、ふれあい、そして学ぶことって、水戸の豊かさを如実に現す奇跡です

 

水戸商工会の「水戸まちかる&まちゼミ」に注目ください^^

 

水戸青年会議所の水戸未来ビジョンには、中心市街地活性化と弘道館大学の未来像のなかに、ほぼ同じ内容の事業が提案されていました。商工会には和田会頭をはじめ、多くのJCの先輩がいらっしゃり、現役が手が回らない運動を昇華くださっているものと、頭がさがるばかりです。

 

まちづくりに、看板などなく、やれる人がやればいい

JCでも、商工会でも、家訓ニストでも?それぞれが、独自性をいかし、チャレンジしていくこそ、閉塞感がただよう地方都市に新風を注ぎ込むと信じています

 

今回、家訓ニストが担当したのは50ある講座のたった1つの窓口です

しかし、家訓づくりを「まちづくり」という観点で活用いただけたのは、初めての体験でした。動員や告知等、まだまだ課題がありましたが、地域を愛する一市民として、企画にコミットし、お役にたてたのは何よりの誇りです。


これは家訓ニストにとっては、小さな1歩だが、水戸にとって偉大な一歩である・・・

 

今後も「まちゼミ」は続いていくようです。

ぜひ次回も、講座をひらくほか、現役メンバーにも、講師として登壇いただき、様々なジャンルのエキスパートとして語りつくしてほしいものです

 

改めて、水戸商工会のチャレンジと、家訓ニストの旅のつづきにご注目ください^^

 

※水戸まちなかゼミ&まちカルのチラシです

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「両親への感謝の手紙」家訓×徳パック

家訓インフォメーション

日時:2月20日 15時~
場所:福岡県 博多 大阪屋
...
福岡中小企業経営者協会様主催のフレッシュマンカレッジに、家訓ニストが登場します^^

同協会は、家訓の父、山口先生が代表を務める団体で、13年度に続いて、2回目の登板となります
対象は、4月に就職をひかえる新卒社員さん向けの研修事業となります

本開催では、新卒のあんちゃん達に家訓を創らせてもしょうがないので、家訓づくりを、親への約束と置き換え、普段の家訓づくりをカスマイズし、家訓でなく、親への感謝の手紙をかくセミナーを開催予定です

これから就職するタイミングで、親に感謝の手紙を書くと同時に、「みらいへの約束」を誓っていただきます!

JC的にいうと、家訓&徳パック「徳っくんパック」ですね^^

感謝とは、お礼をいうことにあらず
親からもらった無限の恩を、社会人として、仕事をつうじ、周りの人に「恩返し」することなのではないでしょうか

そして、いつか家族ができたとき、親からもらった恩を、嫁さん、息子、娘さんに渡してあげましょう。

親から子へ、子から親へ、結局、地球と恩はグルグルまわっているっということです

新卒の社会人にとって、働く時に、「動機」をもっている子は強い子だとおもいます。

それが、金でも、もちろん親孝行でもいい。

 

これは、フワフワしたまま社会人となり3年も待たずして、社会から退場した22歳の幡谷哲太郎の反省から得た教訓です。ご迷惑をおかけした当時の得意先さま、同僚のみんな、そして心配をかけた両親に、自分なりの「恩返し」をしてきます。

 

福岡の地で、どんな出会いがあるか?そしてどんな縁をつむげるか?

そして、開催後の楽しみ、江藤さんの中洲ツアーは何時まで続くのか(^_^)/


家訓&徳パック『徳っくんパック』に注目です^^


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建国の日を知らない子ども達に・・・

誕生日には、お祝いをします。理由は、その日がスペシャルな日だからです。


またキリストさんが生まれた(とされる)クリスマスにも盛り上がります。

古今東西、自分が生まれた日、そして国が生まれた誕生日は、盛大なお祝いをするものです。しかし、今の日本では、建国記念の日の意味さえ分かっていないそんな寂しい現状があります。


少なくとも、キリストさんの誕生日よりも注目してもバチは当たらないのではないでしょうか?


建国記念の日にあわせ、産経新聞をの一面に日本JCの取組が紹介されました。

そして、この記事はヤフーのトップページに紹介されています。1つの会議体が起こしたさざ波が、波となりうねりとなる。そんな予感がする快挙です


今回、日本の建国について、国史会議が1万人以上の皆様からアンケートを集めて調査したそうです。


「今日が建国記念の日とは知っている」。

でも8割の方が、いつ、どこで誰が建国かしたかはわからない(*_*)


建国記念の日は、紀元前660年2月11日 初代天皇である神武天皇が橿原(奈良)の地で即位されたことを祈念する祝日です。


水戸JCでも14年の8月例会のキャンプ事業の際、50人の子供たちに、建国の歴史を問う問題を出したことがあります。正解者は、50人中2名(-_-;)

わずか5%という結果でした。


子ども達にとって、世界で一番古い国に住んでいるという事実は、様々なプライドをもらたしてくれるはずです。


意地悪な識者が、初代天皇なんていなかった!っと言われたとしても、実在が確認できる継体天皇までさかのぼっても建国は1500年前で世界一。


紫式部が、世界最古の長編小説を「源氏物語」かきあげたのが1000年前。ここでようやく、日本につづく二番目に古い国、デンマーク王室が誕生します。さらに、鎌倉幕府ができた1192年頃、イギリス王室がようやくできたとのこと


どこを切り取っても、世界一!

古い歴史があることは、子ども達に誇りをもってもらえることに繋がります。国を愛することは、家族、周りの人を愛し、笑顔を育み、広げることにつながります。


そもそも、日本を誇りにおもう。そのことが悪いことでしょうか?


右、左、まんなか? それぞれの主張があってこその民主主義ですが、国史教育を施されたのち、子ども達自身が、判断すればいいだけのこと、大人たちの勝手なバイアスで、歴史を伝えなことは、無知でなく、犯罪です。


家訓づくりは、大人むけのプログラムですが、その内容は、先祖から渡されれ来た日本人の誇りや価値観を思い出す内容です。家族に伝わる「歴史」を紐解くもの。これが家訓づくりの神髄です。

そして、子ども達に、日本の国史を伝えるために、「偉人伝」や「徳パック」の開発、立ち上げについてもお手伝いしてきました。これも国史の一部であり、ここ数年手掛けてきた運動が、ようやく昇華されはじめたものと、勝手に盛り上がっています。


JCのOBとして、そして日本人として、柴田会頭のもと、あらたに立ち上げられた「国史会議」の活躍を祈念しています。


新聞の一面になるように家訓づくりもがんばれねば(ー_ー)!!

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元巨人の千田選手の講演録

先日、業界団体の勉強会で、元プロ野球選手で、巨人、ロッテで活躍された千田さんの講演を伺いました


千田さん?っと言われても、野球ずきの家訓ニストにとっても、ちょっと耳慣れない選手です。ここで、千田さんの足跡をWIKIから紹介させていただきます。

 

千田さんは、松山商では1961年、3年の時に三塁手として、夏の甲子園に出場。1962年に読売ジャイアンツへ入団。1966年から一軍に定着し、黒江透修の控え遊撃手としての役割を果たす。1970年にロッテオリオンズへ移籍。広瀬宰とレギュラー遊撃手を争い、同年は116試合に出場してリーグ優勝に貢献した。1971年は打撃不振に陥り広瀬に定位置を譲るが、翌年には復活。1974年にはオールスターゲーム初出場を果たすが、1978年限りで引退。引退後はロッテオリオンズの三塁コーチを1986年まで務めた後に退団。マスターズリーグの札幌アンビシャスの選手として参加していた。現在は少年野球チーム「北総ボーイズ」の監督を務めている


ざっくりいうと、王、長嶋を擁したV9時代の巨人軍の控え選手です。そして、コーチ時代には入団まもない落合選手を育てた名伯楽でもあります。

講演では、V9を支えた二番手の生き方?を学ぶ機会となりました。


とくに、コーチ時代の経験として語られた「言葉では伝えられない」もどかしさには大変共感がわきます

これは、バットの出し方、ボールの取り方にかぎらず、個人個人の微妙なニュアンスは、結局、気づいてもらうまで、待つしかないっという経験談にもとづく教訓です。


仕事のなか、あるいはJCの中でも、成長を期待するものの、言葉では伝えられないもどかしさに悩む場面が多かったです。

一から十まで、伝えるというより、ヒント与え、成長を見守る姿勢が大切なようです。


現役選手としては、レジェンドすぎるチームメイトに囲まれレギュラーになれなかった千田さんでしたが、その経験が、落合さんや、あるいは多くの選手に伝えれ、プロ野球界にその足跡をのこしています。


人には役割があります。

カゴにのる人、担ぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を造る人・・・

わらじをつくった千田さんの尊い人生に感動です。



では講演の備忘録はこちら・・・


■千田さんの備忘録


・川上監督に最初に言われたことは、「スリッパをそろえておけ」


・プロ入り後、長嶋、王がいる中、ショートにしか空きがなかった(そこにも広岡がいた)


・プロ入り後、活躍できる選手の特徴は【素直な心】。これは、YESマンという意味でもなく、自分の心にも素直で入れる心


・長嶋さんに聞いたカーブの打ち方は、「腰をおとしグっと我慢して、パッと打て」


・身体の動きを言葉で伝えるのは、凄く難しい


・「感じ(漢字)」でなく、ひらがなで伝える工夫


・落合は、とにかく野球の話ししかしない男だった。ぶっきらぼうに見えるのは、照れ隠し


・落合のファーム時代に、凡打を繰り返していたとき、「誰(千田コーチ)をみて野球をしているんだ!」っと叱りつけ、「どうせ凡打をするなら、相手のベンチに打ち込んでやれ!」っと激励したところ、次の試合に、3本塁打をうち、すぐに1軍にあがっていった・・・









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同志の死に際し・・・

訃報です。


11年度 徳溢れる心醸成会議で一緒に出向した望月さんが、闘病のすえ本日早朝なくなられました。

早すぎる突然の別れに、言葉もでません

...

あるいは、この投稿の是非をとう方もいるでしょう
でも、FBが大好きだった望月さん。そして闘病生活のすべてを公開してきた望月さんだからこそ、思い出をつづった投稿と、そして万来の「いいね」で送り出したいとおもいます


望月さんは、出向された当時、日本へのコミットに後ろ向きで、でも、家訓や、あるいは、偉人伝をつうじて、年次が終わるころには誰よりもあつい一面をみせてくれました


熱い男、望月さん。
水戸JCのロムナイトに穂坂さんと共に顔をだしてくれた際、宴席ではありがちな、話をきいていないメンバーがいたことに、僕以上に立腹し、一緒に涙を流してくれました。


嬉しいこと、悔しいこと、でも自分にとって一番きつい時に、望月さんは兄貴分のようにぼくらも見守ってくれていた気がします

画像は、つくばJCでの偉人伝の開催時の望月さんの様子です
いろんなドリカムティチャ―がいましたが、望月さんの話しが子どもたちには一番人気でした。


嘆いても、くやんでも、望月さんは戻ってきません
ぼくができる弔いは、望月さんという男の生き様を心の糧として、自分自身が成長することです
そして、ドリカムキッズ(偉人伝)をなんとか、もう一度、日本の運動に昇華させていきたいとおもいます


たくさんの笑顔と勇気をありがとうございました。
ご冥福を心中より、お祈りいたします。


望月さんのためにも、「いいね」で弔ってあげてください。たぶん、本人はそれが一番喜ぶと思います。

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家訓開催報告★日本JC資質向上委員会さま

平成27年2月7日、JC会館にて、日本JC 資質向上委員会の全体委員会の席で、家訓づくりプログラムを開催させていただきました。

 

資質向上委員会は、LOM支援グループに属し、ロムさんの運営にかかわる、よろず相談をうける委員会です。


例会の設営に関して、歴代の先輩方の講師の派遣のコーディネイトするほか、経営系のセミナーや、各種プログラムを管理しており、家訓づくりプログラムも、その1つとなります。


多くのご厚志をたまわり展開してきた家訓づくりプログラムですが、課題は1つ。幡谷につづく、家訓ニストが発掘出来ていない点です。JCを卒業してしまった身ですが、今後は、プレイヤーとしてはもちろん、後身の育成のために汗をかいていくつもりです。


この日の開催も、家訓づくりプログラムをはじめて受講されるメンバーが殆どでした。厳しい謂い方ですが、開催を希望されるロムさんの窓口が、プログラムの受講体験がないことは、怠慢です。


これを商売に置き換えると、営業マンが、扱う商材を見たことも聞いたこともないことと同義です。そんな営業から、あなたは商品を買いますか?

ロムさんの相談にのるっということは、日本JCの営業マン。営業マンなら、商品を体験することはもちろん、誰よりも情熱的に、運動を語り、プログラムを売り込むことが求められます。


今回の開催は、スタート地点。このプログラムの可能性を感じてもらうっという設えでした。そして次のステップは、委員会内で、トレーナーを育成するトレーニングを設営いただく予定です。持続可能な家訓づくり?のため、多くの家訓ニストを輩出できるようお手伝いをしていきます^^


ノーベル平和賞は、1人ではとれません。

1名でも多くの家訓の営業マン(家訓ニスト)を育て上げ、日本に、世界に家訓を売りまくり、明るい豊かな社会を実現させます^^


ロムに一番近いポジションで、よろず相談、そして日本JCの運動をうりこむ資質向上委員会の売り上げ増は、イコール、地域の発展、日本の発展につながります。


地域をかえる力は、よそ者、若者、ばか者です。

せっかく出向した以上、JCらしく、徹底的にバカになりきり、ボロ雑巾のような1年を過ごされることを祈念します。

皆様がボロボロになればなっただけ、ロムが、日本がピカピカに光輝くことでしょう^^


がんばってね!


資質向上委員会のHPは、こちら。

家訓づくり他、多くのプログラムへの問い合わせ、開催希望をお待ちしています 

http://www.jaycee.or.jp/member/jc_library/


 

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世界一貧しい大統領からのメッセージ

「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

 (ウルグアイ大統領 ムヒカ)

 

 

画像は、世界一貧しい大統領として有名になったウルグアイのムヒカ大統領の自宅の画像です。豪華な首相官邸をきらい今なお、郊外に家をかまえ、水道もひかず質素に生活しているそうです。

貧しいはずなのに、幸せにしか見えない大統領の生き様すべてが、混迷をふかめる現代社会を救う処方箋になるのはないでしょうか?

 

大統領は、首都モンテビデオの貧困家庭に生まれる。家畜の世話や花売りなどで家計を助けながらも、1960年代に入って極左都市ゲリラ組織ツパマロスに加入、ゲリラ活動に従事していそうです。数々の襲撃、誘拐にたずさわる中で、ムヒカは6発の銃弾を受け、4度の逮捕(そのうち2回は脱獄)を経験しています。1972年に逮捕された際には、軍事政権が終わるまで13年近く収監されており、軍事政権側の人質として扱われていました


経歴だけみると、リアル・ランボー(--〆)

でも、画像をみると好々爺ですね^^;

 

ムヒカ大統領の提唱する概念は、

【レス・イズ・モア】 (少ないことは、豊かだ)

っと言い換えることができそうです。って、 豊かさって何でしょう?

 

埼玉化する日本について考えていくと、結局、埼玉化をのぞむ消費者のマインドが、金太郎あめのような街をつくってしまうことに気が付きました 

 

いま、日本を支配している【豊かさ】とは、経済的な側面ばかりです


豊かさを手に入れるため、自分の時間をけずり、給料を手に入れ、たくさんの家電、いい車、夢のマイホーム。でも、そのすべてを手に入れても、ダイソンの掃除機も欲しいし、新しいモバイルも欲しい・・・ っと

 

結局、欲というものには、限りなどなく、経済的な豊かさをおえば追うほど、「ある」ものでなく「ない」ものに心が執着していくものなのではないでしょうか?

 

現代にくらす我々にとって、「ない」ことを豊かに感じる心の工夫が求められています。 だから、レスイズモアなのです。

 

たとえば、「朝ごはんを一緒にたべる」(王貞治 家訓)。

こんなあたり前の風景が、レスイズモア、豊かだと感じませんか?

一日の始まりに、みんながそろってご飯をたべる。ただそれだけのことですが、これは豊かです^^

 

最近の研究では、安心感や、気持ちよさをつかさどる「セレトニン」という物質は、腸から出ているという報告がされました。飯を食うという事は、栄養をいれるだけでなく、安らぎをあなたに約束するものなのです。そして、その幸せを家族で共有してください。 

 

日本のコトワザには、

「起きて半畳、寝て一畳 天下をとっても2合半」

という言葉があります。

 

人間が身体で占有できる範囲、そして胃袋にはいる許容量は、そんなもの・・・だったら、手に入れるばかりでなく、与えることに豊かさを感じてみませんか?

 

人生は、手に入れたものでなく、与えたもので評価が決まります。家訓づくりで紹介する家訓をもった偉人達の多くは、厳しい生活環境のなかで育ったことがわかります。

 

トヨタグループの豊田佐吉、松下幸之助、福沢諭吉・・・ しかし共通していえるのは、貧しい中でも、親からちゃんと「与えられていた」事実です。それは、勉強机でも、子供部屋でもなく、人生で守らなくてはいけない指針、だから「家訓」なのです。

 

レスイズモア(少ないことは、豊かだ)

あなたなりの「豊かさ」を家訓づくりプログラムでみつけてください^^ なんと受講料、そして家訓二ストへのギャラもタダ(*_*) ゆ、豊かだっ!

 

 

最後にムヒカ大統領が、リオでひらかれた国際環境会議で行った演説を紹介させていただきます

レスイズモア。ないことが豊かだ

 

金太郎あめのように、埼玉化する日本にあって、ムヒカ大統領のスピーチには金言があふれています。豊かさを取り戻すため、立ち戻る場所は、ロードサイドのマツキヨでなく、家訓のなかにあるちょっと昔の風景です^^

 

出典;

http://whats.be/2180

 

 

 

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

 

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

 

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

 

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

 

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

 

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

 

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

 

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

 

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

 

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

 

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

 

昔の賢明な方々、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

 

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

 

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

 

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

 

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

 

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

 

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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「埼玉化」する日本への警告

「東京には、人材はいるが、人物がいない。人物を育てられるのは、地方だけだ!」

(麻生太郎 日本JC歴代会頭)

 

 

 

 

バイパスを走れば、マツキヨに、しまむら。コンビニに、ちょっと走ったらイオンがある・・・


あなたの街もそんな風景になってはいないでしょうか?


金太郎あめのように、おなじ顔にみえる街が全国に広がっています
「埼玉化する日本」という本もあるそうです。


ある種、日本の縮図として、埼玉を名指してしているのも皮肉です

 

駅から延びる商店街がならんでいた水戸の街も様変わりし、今は、バイパスで国道ぞいに大型店がひしめき合い、どこにでもある郊外型のショップが並んでいます。

 

そして、この風景は、茨城だけでなく、全国どこでも同じ感覚に襲われます。バカンスにいった石垣島に、スタバも、しまむらも、あったのにはびっくりしました。

 

金太郎あめのような街は、すごく便利で、しかしどこか味気ない気がしませんか?

このような状態を中沢明子さんは、「埼玉化」と命名しています。

 

今回の家訓ブログでは、日本を襲う隠れた病、「埼玉化する日本」を研究してみたいとおもいます。

 

日本の豊かさは、四季折々にみせる表情に代表されます。このように多様性というものが、人生においても重要であると家訓二ストは考えます

 

ロードサイドに、似たような店がならぶように、あなた自身の人生も、ひとに植え付けられた似たようなコレクションをしていたら、それはすごく残念なことです

 

高校にいって、大学にって、恋なんてして、それなりの会社にはいり、それなりに働き、それなりな人生をおえる・・・ それはとっても偉大なことですが、多様性という意味では、ちょっと物足りないと考えます

 

たとえば、エリート一家に生まれた子供が高校をやめる。それは一家においては大事件ですが、そのことが、子供の人生にどれだけ影響があるかは、本人次第。高卒だって、立派な人生を送る人はたくさんいるのです。

 

埼玉化する日本の問題は、まちづくり、ひとづくりの中で克服しなくてはいけない闇なのです。

 

今の日本は多様性が支えています。大手企業のほとんどは、地方から出発しています。これは、300余藩が割拠した江戸時代の多様性を背景にしているケースが多く、藩ごとに、地域の風土を生かしたまちづくり、ひとづくりが進められてきたことで、明治維新後の日本の発展に大きく寄与したとも言えます

 

例えば、肥前(佐賀)では、陶磁器の輸出で稼いだ外貨に加え、西欧の文物を学んだことで、多くの偉人を輩出しました。のちに東芝を起業することとなるカラクリ義衛門こと、田中さんも、肥前の出身です。

同じ、九州でも、鹿児島では、郷中といわれた若者の寄合を大切にし、文物よりも、仲間の結束、そして武士らしい戦いを好む藩風だったと言われています

 

教育の多様性は、人物の多様性をうみ、そして、日本の豊かさをつくっている・・・ ここまでは、非常に素晴らしいサイクルです。

 

しかし、明治維新後、とくに日本の敗戦後は、教育の統制がすすみ、全国おなじ教科書、おなじカリキュラム、おなじ価値観をひろめる教育が進行しました

そのことで、社会にはほどほどの豊かさが保証されたものの、時代をつくり壊すような大人物が輩出されない時代になったのかもしれません

 

「埼玉化する日本」という埼玉県民の皆様には喧嘩をうるようなタイトルの本ですが、こんなタイトルにも関心が沸かない…というのも、埼玉の特徴かもしれません

何かの偶然かもしれませんが、埼玉は、オリンピックの個人種目で金メダルの輩出がない県でもあります。人口でいえば、桁違いに多い埼玉の欠点が如実に現れているデータともいえそうです。

 

 

金太郎あめのような街が広がることは、子供たちにとっても、地元で成長したとして、郷土愛を醸成できない副作用があります。

また、地域を愛せない子供たちが、おとうさんや、おばあさん。そしてひいては、日本という国を愛せなくなるのは自明の理です

 

ロードサイドにならぶ大型店は、むやみに明るく、ほどほどの商品をそろえ、便利さという魔法で、地域を、そして地域に暮らす人の「関心」をうばっています

街の多様性、ヒトの多様性、そして人生の多様性を確保するため、1億総「埼玉化」の阻止を!あるいは、「埼玉」の埼玉化脱出を希望します

 

上場企業の社長を調べれば、東大卒が一番おおく、みなさんお年をめして社長に就任しています。ひとりひとりが優秀であっても、これは、麻生さんのいう「人材」なのかもしれません。

しかし、上場企業を起業した「人物」を調べれば、高卒、中卒当たり前。松下幸之助さんに至っては、小卒です。

 

明治期に多くの会社を起業した埼玉の「人物」の渋沢栄一さんもそんな一人の人物です。学歴は、今でいう高卒。起業した第一国立銀行(第一銀行、第一勧業銀行を経て、現:みずほ銀行)の頭取に就任した時は30代。以後も、東京ガス、東京海上火災保険、王子製紙、田園都市(現東京急行電鉄)、秩父セメント(現太平洋セメント)、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビール、東洋紡績など、多種多様の企業の設立に関わり、その数は500以上といわれています

 

どれだけ優秀な「人物」でも、今の世の中で30代で銀行のオーナーになれるでしょうか?もしあなたの会社に平成の渋沢栄一がいたとしても、社長にある頃には60代。500社もの会社を立ち上げるには、1000年もかかってしまう計算になります。

多様性のない、そして、社会がそれを暗に認めないのであれば、これは「埼玉化」する日本の末期症状なのです。

 

っていうか、埼玉、群馬、栃木、茨城は同じ病気にかかっていますね(^_^;)

 

金太郎あめのような街や、ひとはもうたくさん。

日本を変えるためにはある意味、日本の縮図である北関東から、時代をかえる大人物が出現するかもしれません・・・

 

いでよ、平成の田中角栄(小学校中退)! ふるい?(^_^;)

 

 



埼玉化する日本 (イースト新書) 新書 – 2014/12/10

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「家訓づくり×感謝の手紙」新入社員研修

 

 

平成30年4月6日、広島県尾道にて行われた、丸善製薬さまの新入社員研修の席にお招きいただきました。

 

家訓ニストが考える新入社員研修

 

新入社員研修といって、皆様がイメージする内容はどのようなものでしょうか?マナー研修や、電話の応対の練習。あるいは仲間意識を醸成するロールプレイングみたいなものを想像しないでしょうか?

 

どれも必要なもので、その道のプロの先生方が、様々な手法で研修をすすめてくれます。一方、家訓ニストの提供する研修は一味もふた味も違うものです。いうなれば「あり方」の研修です。マナーや、電話などは「やり方」の研修。家訓ニストは「あり方」の研修を提案します。「あり方」の研修とは、なぜ、働くか、なんのために頑張るのか、そして感謝とその感謝への恩返しとは何なのか?そんな「そもそも論」に切り込む内容です。

 

「あり方」の研修

「やり方」と「あり方」というキーワードは、オリンピックに出場するトップ選手も取り入れているメンタルトレーニング手法です。筋トレや、技術向上などの練習は「やり方」。一方、何のために頑張るのか?そんな動機を掘り下げるのが「あり方」のトレーニングです。

 

動機がはっきりしている方が、いい結果を生みやすいもの。それは、トップ選手だけでなく、経営者や従業員さん、そして新入社員さんでも同じことが言えるはずです。今回の研修でも「あり方」を掘り下げるために「家訓づくり」のワークショップと、お父さんお母さんへの感謝の手紙というスペシャルコラボを企画しました。

 

家訓づくりから、感謝の手紙へ

通常「家訓づくり」のセミナーは、PTAを中心に親世代や、シニア世代に開催させていただいています。それまでの人生の歩みを反芻し、これだけは守って欲しい、そんな教訓や愛情を「家訓」にして子や孫に伝える内容です。しかし、新入社員むけの研修では、結婚もお子さんもいない若い皆様むけのセミナーとなります。せっかくいい家訓をつくっても、渡す相手?がいないという弱点がありました。

 

そこで、「家訓づくり」に加え、作成した家訓を発表する相手として、自分の親やお世話になった人に「手紙で伝える」手法を考案しました。とくに新入社員さんの場合、生まれてオギャーと生まれてから、はじめて親元を離れるのが就職の機会なのではないでしょうか?親はもちろん、社会からも支えられていた自分が、今度は会社や社会を支えるというのが「就職」です。本人にとっては、こっぱずかしい手紙になるかもしれませんが、親御さんにとっては、一生忘れられない手紙となることは確実です^^ 事実、福岡でセミナーを主催し、「親への手紙」を書いていただいた後、手紙を受け取る側のご家族からお褒めの言葉を頂戴したことがあります。っていうかボクだって欲しい(T_T)

 

 社会人になるにあたり、自分自身の入社までの人生をあらためて振り返り周囲の方からのご支援・ご恩を再確すると共に感謝の気持ちを文章(手紙)にするという趣旨にご賛同いただき、丸善製薬さまでのセミナーにつながりました。

 

ちなみに丸善さんの経営理念は、 「人間の幸福は謝念につきる」というもの。感謝の気持ちを持っている人の方がいい仕事ができる。さらにいえば、仕事をつうじ社会に貢献することこそ、人間にとっての幸福なのかもしれません。

 

 

 

 

 

 3人のレンガ積みの話

 

 イソップ童話に出てくる「3人のレンガ積み」のお話です。

 

世界中を回っている旅人が,ある町はずれの1本道を歩いていると,1人の男が道の脇で難しそうな顔をしてレンガを積んでいました。 旅人は,その男のそばに立ち止まってたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」すると,男はこう答えました。

 

「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日,雨の日も強い風の日も,暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか,まったくついてない。」 旅人は,その男に「大変ですね」と慰めの言葉を残して,歩き続けました。

 

しばらく行くと,一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。しかし,その男は,先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。そこで,また旅人はたずねました。 「ここでいったい何をしているのですか?」すると,男はこう答えました。 「オレはね,ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね。」 旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。すると,意外な言葉が返ってきました。 「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから,大変だなんて言ったらバチが当たるよ。」 旅人は,その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。

 

さらにもう少し歩くと,別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでい ました。 旅人は興味深くたずねました。 「ここで,いったい何をしているのですか?」すると,男は目を輝かせてこう答えました。 「ああ,オレたちのことかい?オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ。」

旅人は「それは大変ですね」と,いたわりの言葉をかけました。すると男は,楽しそうにこう返してきました。 「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け,悲しみを払うんだ!素晴らしいだろう!」 旅人は,その男にお礼の言葉を残して,元気いっぱいに歩き始めました。

 

あなたは、何のために働いていますか?

どうせ働くなら楽しく生き生き働きたいもの、そして、どうせ働くなら社会に貢献したいもの、あなたは3人の男のうち、何番目の男に似ていますか?そして、ビジネスのパートナーとして、何番目の男と取引をしたいでしょうか?

 

多くの示唆にとむ「レンガ積みの男」のお話。家訓づくりと、感謝の手紙を書くセミナーは、3人目の男になってもらうためのセミナーです。

 

丸善製薬(まるぜんせいやく)は、広島県尾道市に本社を置く医薬品などを製造する会社です。医薬品以外にも、化粧品や甘草から抽出した甘味料などを製造している創業80年をむかえたメーカーです。

 

今回、尾道JCのメンバーでもある日暮社長の斡旋で、講師をつとめさせていただくことになりました。お招きいただきましてありがとうございます^^

 

ちょっと気が早いですが、来年もぜひ呼んでください!

 

  ■大人気・家訓ブログが本になりました!

 

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■書籍概要

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

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出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

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家訓と味噌の深い関係

 

 

 

 

  

 

 

 

「家訓」と「味噌」の深い関係

 

味噌汁の味を変えることは、1つの政権を変えることより難しい

味噌とは1,300年もの長い間、日本人の食生活を支えてきた伝統食品です。基礎調味料である「さしすせそ」の「そ」にあたり、 微生物の力で作り出される発酵食品でもあります。

 

「みそは医者いらず」という言い伝えを聞いたことがあるでしょうか?昔からみそにまつわることわざがたくさんあり、みそと健康を結びつけたものが少なくありません。昔の人は、経験的にみその高い栄養価を知っていたようです。そして現在、みそは栄養学や医学の面からさまざまな研究が進められ、その成果も次々と発表されるスーパーな食品なのです。

 

「味噌汁の味を変えることは1つの政権を変えることより難しい」とは、NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」に登場したセリフです。たとえば、名古屋に住んだことのある家訓二スト、当時、毎日のようにだされる「赤だし」に慣れず困り切ったことがあります。しかし、名古屋圏の人にとっては、米味噌や麦みそこそ、慣れない味なのかもしれません。

 

日本では古くから地域の風土にそくした味噌づくりが定着してきました。暑さや寒さ、湿気、そして米、豆、麦と、地域の環境や特産に沿うように、様々な味噌を誕生させてきた歴史があります。味噌汁は、「おふくろの味」の代表例として語られることが多い食品です。母ちゃんの味とは、母ちゃんの母ちゃんの味、もし引っ越ししたとしても、味噌汁だけは、変わらないという家庭も多いのでしょうか?

 

平成30年3月8日、家訓二ストは、水戸市にて開催された全国味噌組合青年部の総会の席で、「家訓と味噌の深い関係 ~100年企業から1000年企業へ~」との演題で、基調講演を務めさせていただきました。

 

当日の講演の備忘録に加え、講演ちゅうには触れられなかった深すぎる家訓と味噌の世界をブログにて紹介させていただきます。 

 

 

 

 

  

 

 

 

味噌作りと子育ては似ている?

  

「手入れ」という知恵

味噌づくりに欠かせない「発酵」の技術。発酵とは、微生物の力を借りて、食品を美味しくする技術です。現代では、顕微鏡をつかい姿をみることのできる小さな小さな微生物たち、しかし私たちのご先祖さんは、目に見えない微生物のちからを巧みに引き出し、味噌や醤油。お酒に漬物と、多様な発酵食品を生み出してきました。

 

最近の発掘調査では、縄文時代には発酵食品が食べられていたことが分かっています。インターネットが進化し、近年ではAI(エーアイ)も登場し科学の進化はとどまることはありません。しかし、人間がいくら進化しても、蟻一匹、微生物1つ生みだすことは出来ていません。結局、原始の時代から現代まで、我が物顔で地球を支配してきた人類であっても、小さな微生物の力を借りることで、ようやく営みを紡いできたにすぎないのかもしれません。

 

画像は、清酒造りにかかせない「麹造り」の作業の様子です。こうした作業を業界では「手入れ」と表現します。微生物は小さくても1つの生き物。生き物である以上、わがままな奴もいれば、おとなしい奴もいる。そんな微生物の発育を促すために、「手入れ」という行程を行い、菌にとって、住みやすい環境をつくってあげる必要があります。

 

ボタンを押したら、ポンっと出てくる工業製品に比べ、発酵の食品は生き物相手の製品です。長い長い時間がかり、菌という小さな生き物の営みを巧みを利用することで、お酒や味噌をつくることとなります。「つくる」のではなく「うながす」。そして、ときには人智の及ばない美味しさや、いたずら?をする菌の世界。わたしたちの先人たちは、そんな目に見えない生き物を扱う知恵を「手入れ」と表したのではないでしょうか

 

子育てとは「手入れ」

そんな「手入れ」の発想は、子育てにも似ていると家訓二ストは考えます。作家の養老孟司さんは、その著作のなかで、「子どもは田んぼと一緒。努力・辛抱・根性で手入れを続けると、勝手に育つ」と提言し、親と子の新しい幸せを提案しています。子どもは自然。大人の思いどおりになんかなりません。子育ては田んぼの手入れのようなものという養老先生の子育て論は、多くの共感を呼んでいます。

 

ピアノ教室に通わしたところで、ピアニストになれるでなく、あれやれこれやれっと怒ってみても子どもは反発して離れていくばかり。。。しかし自分自身が子どもだった頃のことを考えれば答えは簡単です。子どもは工業製品ではない。ボタンを押したら育つのではなく、自然に育つもの。親ができることといえば、成長をうながすために餌?をあげ、土地をたがやし雑草をぬいておくぐらいのこと、親ができることは「手入れ」に徹し、子どもがもつ能力や才能をゆっくり見届けるぐらいしか出来ないのかもしれません。

 

味噌作りと子育てはなんか似ていると感じていただけたでしょうか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本の発酵文化

 

見えざる「菌」の力

1mmの何千分の1の大きさというミクロの世界。顕微鏡でしかのぞけない知られざる世界のなかに、何億、何兆という菌の世界が広がっています。たとえば人の身体には、100兆もの菌がすみつき、人間の生活を支えてくれています。腸内環境 (腸内フローラ)がよくなると、お肌の調子もよくなり、免疫力がアップします。この腸内環境を整えてくれるのが発酵食品。そして、発酵食品は必ず発酵を促す菌によってつくられます。代表的なものには、麹菌や納豆菌、乳酸菌など、どこかで聞いたことがある菌が並びます。

 

一方、菌のなかには悪さをする輩もいます。食中毒をひきおこすO-157などが有名です。人間にとって味方にも敵にもなる「菌」のパワー。人間は有史以来、菌の力を活用しながら様々な食品を発明してきました。

 

西洋では、チーズ。東洋では、味噌。またワインやウィスキーなども発酵食品です。見えざる菌の力を引き出すことで、人類は食生活に彩りをそえてきたのです。 「美味い」という気持ちは、人間の原始的な欲求でもあり、人生の豊かさそのものではないでしょうか?

 

日本の発酵文化

私たちに身近な味噌や醤油、お酒をつくるのが麹菌。この麹菌、日本の風土や気候に合ったもので、室町時代にはすでに発見されていました。スーパーなどで売られている多くの味噌や醤油、お酒などは、大量生産に向いている麹菌を研究し、商品にしています。そして、現代では発酵の研究がすすみ「味の素」で知られる「グルタミン酸ナトリウム」も、発酵法によって製造されています。

 

ユネスコ無形遺産「和食」

わたしたちの生活の中で絶対に欠かせない「食事」。日本人は長い歴史の中で、四季折々の食材をいかし、また貪欲に美味しさについて探求してきた民族でもあります。悠久の歴史の中で、「UMAMI」の作用を上手に活かしてきました。

 

明治時代、東京大学の池田博士は、昆布の美味しさの秘密を研究する中で、味覚の中に「UMAMI」の存在を発見し、結晶化することに成功。これを商品化にものが皆さんご存知の「味の素」になります。それまで世界では、味覚とは、甘味、塩味、辛味、酸味の4元味で構成されているとされてきました。池田博士の発見した5番目の味覚「UMAMI」は、その後、世界中に広まり、食卓に革命をもたらしました。

 

「UMAMI」成分を含有する食材は、日本では、かつお節や、こんぶ、シイタケがあげられます。西洋では、これが、コンソメや、フォンドボーに置き換わるそうです。意外なものでは、トマトは、野菜の中でも多くの「UMAMI」を有しているそうです。

 

味噌汁うまいっすよね? これはかつおの節ががんばっているから。

夜中のラーメン、やばいっすよね? これは、チョチョチョっと厨房で味の素を振り掛けているからなのです

 

複雑味とも表現される「UMAMI」は、日本の豊かな自然環境の中で育まれてきました。たとえば、醸造技術。前述の醤油でたとえると、材料となる大豆、麦をそのまま食べても美味しくありません。それが、麹をくわえ微生物の力で発酵させると、ゆるやかなに味に膨らみが出て、結果、多くの旨味成分が生まれます。

 

科学的にいうと原料由来のタンパク質が、微生物の出す「酵素」の力で分解され、高分子のタンパク質が、ペプチド、そしてアミノ酸に戻っていく過程が、醤油桶のなかで起こっています。このアミノ酸が、グルタミン酸にあたります。

 

四季の彩りが鮮やかな国、日本。長い歴史の中で受け継がれてきた伝統や文化は、世界でも稀な食文化を形成してきました。味覚とは、感受性の原点。そしてあなた自身をつくってきたものです。味覚とは感受性の原点です。あなたの価値観を親がつくってくれたことを、おかんの作る味噌汁の中で見直してみてください。

 

 

 

 

 

 

老舗大国・日本と醸造業界

 

厳しすぎる商環境

創業30年で99%の会社が倒産するとの恐ろしいデータがあります。一方、日本は創業200年をこす老舗の数は3000社。この数は世界全体でも6割をこえ、日本は世界最大の老舗大国であることが知られています。この3000社のなかには、酒、醤油、味噌といった醸造業態の法人が多く含まれています。あなたの街にある老舗も、きっとそんな会社の1つかもしれません。

 

厳しすぎる商いの世界において、確固たる地位をきづいてきた醸造業界。しかし今、過去の歴史のなかでも類をみない逆風のなかにおかれています。たとえば、醤油業界では、20年ほどで2000社あった蔵元が1000を切り、その数は更に減る一方です。同じように清酒業、味噌も廃業が相次いでいます。蔵元の倒産は法人が1つなくなった・・・というだけでなく、地域の文化、地域の味がなくなったという意味と同義です。

 

日本では、明治時代、近代化と引き換えに多く伝統や文化、そして固有の動植物を失う悲劇を生みました。なかでも日本オオカミは、あっと言う間に絶滅し、地球上からその姿を消し、いまでは剥製(はくせい)でしかその姿は見ることができません。なくすのは簡単。しかしなくった生き物や文化をもう1度復活させることは出来ません。醤油の蔵には何億、何兆もの蔵持ち酵母が住み着いているといわれ、それぞれの蔵元の特徴をいろどっています。日本オオカミと等しく、1つの蔵がなくなる意味は、先祖から引き継いできた何億もの菌を絶滅させることにもなるのです。その損失はお金で買えない貴重なものなのです。

 

お醤油や味噌は、天然醸造で仕込めば、完成まで1年以上、商品によっては2年も3年もかかります。しかし、水をつめただけのペットボトルよりも1Lのお醤油の方が安い・・・ そんなギャップにも悩まされてもいます。お客様目線でいえば、安ければ安いに越したことはない。ただし、物には適正価格というものもある。

 

家訓二ストの暮らす茨城県水戸市は、人口27万人の県庁所在地です。しかし水戸には味噌屋も醤油屋も1軒もありません。かつては、横山大観のパトロンとなり、市長を輩出するほどの蔵元があったものの価格競争にもまれ、いつしか市場から消え去ることとなったのです。なくなった味や文化はもう元には戻りません。実は家訓二ストの実家も、姿をけした蔵元の1つです。県内200社あったといわれる醤油屋さんは、いまや19社と言われるまで激減しているのです。

 

家訓二ストは、何倍も高いお醤油を買えないにしても、1本50円、100円という差であれば、ぜひ地元のお醤油を買っていただくことをお勧めします。価格の差以上の豊かさをあなたの人生に届けてくれることを約束します。そんな小さな心がけで守られる「文化」があり、その豊かさは、あなたの家族、そして子どもや孫たちをそっと見守ってくれるはずです。

 

今もがんばる老舗企業 

近年のグローバル社会の伸長にとどまらず、第二次世界大戦、明治維新・・・ 多くの困難を乗り越えてきた老舗の企業たち、そのなかでもとくに長い歴史を紡いできた醸造業界の老舗企業を、その家訓や理念と共に紹介していきます。

  

■醤油

1573年天正元年創業 室次醤油

室次(むろじ)は、福井県福井市に本社を置く醤油醸造企業。現存する日本最古の醤油醸造場。

 

主君の朝倉家が滅亡し、残された女・子供で糀・酒・味噌・醤油などの醸造業を始めたのが同社の起源。創業者の室屋儀右衛門(内田十内)は創業当時、10歳に満たない子供であった。柴田勝家が作った北ノ庄城下、北陸街道と三国街道が合流する交通の要所に上水道(芝原上水)が流れており、醸造に最適な場所であった。四代目室屋次左衛門は、和歌山県紀州湯浅にて醤油製造法を学び、現代につづく企業の礎をつくった

 

室次家訓

良い醤油を造りたいなら、自分を磨け。

醸造にはごまかしはない。

誠心誠意がなければならない。

その人柄や性格がその味に香り、色に出てくる。

 

 ■味噌

1337年延年2年創業 株式会社まるや八丁味噌

最古の味噌醸造元、愛知県岡崎市に本社を置、 1337年 開祖 弥治右ェ門が現岡崎市八帖町に醸造業を始める。 1560年 桶狭間の合戦にて徳川軍の「戦陣にぎり」と称し、味噌が兵食になったと言われている。

 

3つの信念.

1、質素にして倹約を第一とする.

2、事業の拡大を望まず継続を優先する.

3、顧客、従業員との縁と出会いを尊ぶ

 

■酒造

1141年永治元年創業. □須藤本家株式会社

創業からなんと875年(2016年現在)。日本一の歴史をもつ酒蔵が茨城にはあります。 常陸の国で武士と造り酒屋の両方を営んでいた須藤本家は、平安時代から続く蔵元して知られています。

 

須藤家 家訓

「酒・米・土・水・木」

良い酒は良い米から、良い米は良い土から、良い土は良い水から、良い水は良い木から、良い木は蔵を守り酒を守る」という意味の家訓が遺されています

 

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“家訓のスペシャリスト”の幡谷哲太郎氏が、

初めての書籍『世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方』を発売~叱らない、見守る子育ての極意を教えます~

   

■書籍概要

書籍名: 世界一簡単な「幸せを招く家訓」のつくり方

著者 : 幡谷哲太郎

発売日: 2015年6月1日

 

出版社: セルバ出版 価格 : 1,600円+税  

URL  http://www.amazon.co.jp/dp/4863672063

     

尾道青年会議所『社訓づくり』報告

家訓🎲スゴロク 尾道慕情編

 

平成29年11月10日、尾道青年会議所さまの新人研修の席にお招きいただき、『勝つ会社、勝つJC、勝つ地域』をテーマに社訓づくりのセミナーを開催させて頂きました

 

尾道とは?

尾道は、坂と猫の街。瀬戸内海に面した風光明媚な街は古くから交通の要衝として栄え、いまも多くの観光客が訪れています。

 

近年では、愛媛県今治市までつながる「しまなみ海道」を自転車で渡るツアーが人気で、チャリンカーの聖地としてさらに注目をあびています。

 

天然の良港をかかえ、瀬戸内海を往来する舟の寄港地として発展してきた尾道。しかし市街地を形成する土地が足りないのが弱点で、人々は、車も通れない坂道をつくり、崖に、はいつくばるように暮らしてきました。

 

昭和40年代の高度成長期には、経済構造が変化し、寄港地としての機能は薄れ街は埋没してしまいます。しかし、開発が進まなかったおかげで、どこか懐かしい昭和の風景が保存されることとなり、逆に注目が集まっていくのでした。また、尾道出身で、「時をかける少女」などの作品で知られる大林監督は、映画のロケ地として尾道を紹介。全国にどこにもないオンリーワンの街としてその地位を不動のものにしました。

 

近年では、坂のまち、猫のまちとしての魅力。さらに、空き家をイノベーションし、都会からの移住者が続々とあつまって更なる活気を生んでいます。京都や大阪の観光ではお寺をみたり博物館をみたり、用意された観光コースをめぐるのが一般的です。しかし尾道は、観光客自身が自分なりの尾道の素晴らしさを見つける街です。幡谷も、そんな魅力にとりつかれた一人なのです。 

オンリーワンの企業づくり

 

尾道青年会議所は、尾道につどう青年経済人が組織する団体です。ぱっと見た印象では、造船業や、お寺さん、魚業関連のメンバーが多いロムさんです。

 

今回のセミナーでは、尾道在住で、家訓ニスト協会の安部副会長の紹介で、新人・アカデミー研修の講師としてお招きいただきました。

 

そとから見れば羨ましい限りの尾道の街も、実際、商いをしているメンバーの皆様からすれば大変な苦労があるようです。とくにJCに入会したてのメンバーさんは、商売の苦労に加え、JCのよくわからんルールや、お金や時間に悪戦苦闘していることでしょう

 

セミナーではそんなメンバーさんを応援するために、「勝つ会社、勝つJC、勝つ地域」をテーマに、社訓づくりに挑戦いただきました。

 

幡谷が考える「勝つ」とは、売上とかシェアとかでなく、【必要とされる】という意味です。

 

99%の会社は創業30年でなくなるというデータがあります。例えば、日本一の売上高を誇ったダイエーであっても市場から退場させられたようにマーケットは過酷なものです

一方、尾道にある後藤飲料は創業80周年をこえ、島でしか買えないという立地の悪さを逆手にとり?繁盛しています。

 

尾道市向島にある後藤飲料は、マニアの間では聖地とされ、幻の地サイダーと呼ばれています。幻だと言われる理由は、向島でしか飲めないから。サイダーの瓶はすでに生産を終了したもので、リターナルしてもらえないと、営業も終了せざるえないギリギリの?経営です(*_*)

しかし、そんなギリギリ感もあいなって、瓶が島内から持ち出せないことが逆に注目を集め、ネット通販が全盛の時代に、向島にいかないと飲めない激レアが注目をあびています。幡谷も、伺ったこの日も、北海道からきた客がいたとのこと。商いは、便利だけが答えじゃない。ときには不合理さも、武器になるのです。

 
全員じゃなくていい誰かに【必要とされる】かぎり商いは続けられます。
ただし、必要とされるための努力は尋常ではなし得ぬものでもあります

 

三笠山に登る第一歩  富士山に登る第一歩  

同じ一歩でも覚悟がちがう  

どこまで行くつもりか  どこまで登るつもりか  

目標がその日その日を支配する

 (横浜高校 元監督 渡辺元智)


セミナーで作成いただいた社訓は、シンプルなもので当たり前のことしか書いてもらっていません。 ただし、当たり前のことを当たり前じゃないレベルでやる事が、オンリーワンの企業になるための条件です。地サイダーの後藤飲料さんと等しく、敷き詰めていけば、どんな会社にもストロングポイントがあるはずです。ないものねだりはもうやめて、等身大の経営につとめましょう
 
自分自身、経営者として出来ていないことばかりですが、フレッシュな新人さんのまっすぐな視線に、逆に勉強させていただいたセミナーとなりました
  

改めてお招きいただきました太田理事長さま、ご設営いただきました日暮委員長さまありがとうございました。社訓づくりで、企業の発展を、ひいては、JC、そして尾道の街がもっともっといい街になること祈念します。

 

岐阜県白川町 家訓づくり開催報告

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月。岐阜県白川町にて、エリア内の保育園による合同の保護者研修会の席で「家訓づくりセミナー」を開催させていただきました

 

お集まりいただいたお父さん、お母さん達の熱気に触発され、講師をつとめた幡谷も楽しい進行につとめることができました

当日の受講後アンケートをおおくりいただきましたので一部、抜粋のうえ紹介させていただきます

 

・家にかえって夫と一緒に家訓をつくろうと思いました

・ワークショップを交えて楽しい時間が過ごせました

・言葉に表せませんがホンワカした気持ちになりました

・普通に生活できていることに改めて感謝します

・家訓ときいて、難しいというイメージをもって参加しましたが、とても楽しい時間になりました

・今まで家訓を意識したことはありませんでしたが、今日の話を聞いてとても身近に感じることができました。

 

決して、大きな町とはいえない・・・っていうか、山奥の小さな街での家訓づくりとなりましたが、いつもに増して楽しい会とすることができました。

都会にくらべて、三世代の同居や、コミュニティーなど、昔ながらの日本の原風景が残る白川町をしても、「家訓」が残る家もなく、家族のかかえる問題点は一緒だというのが現実です

 

素敵な山間の村で、子ども達のはしゃぐ声と、それをとりまく地域の人々。そして暖かい家族がある風景。家訓づくりが、こうした風景の一部になっていくことを願うばかりです

 

お招きいただきました保護者会会長の佐伯さまをはじめ、役員の皆様、ありがとうございました^^

 

 

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奈良モラロジー事務所 家訓づくり開催報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月30日 奈良モラロジー事務所さま主催の公開セミナーとして家訓づくりを実施いただきました

 

モラルジー研究所とは、 全国に支部をもつ公益法人で、下記のような理念をもち活動されている団体です。

(参照:http://moralogy.jp/?page_id=1293

 

モラロジーとは、モラル(道徳)とロジー(学問)を組み合わせた新しい学問分野の名称です。法学博士・廣池千九郎が道徳の実行とその効果を明らかにするために研究と実証を積み重ね、大正15年(1926)、新しい学問として「モラロジー」を提唱しました。

 

道徳の研究をはじめ、人間、社会、自然のあらゆる領域を考察し、人間がよりよく生きるための指針を探求し提示することを目的とした総合人間学です。

 

喜びに満ちた人生を築くためには、心づかいを重視する質の高い道徳の実行によって、日々の“心づかいと行い”を改善し、自己の「品性」の向上に努めることが大切であると考えています。

こうして人間一人ひとりが高い品性を培い、その心づかいを家庭や職場、さらに社会、国家へと漸次に普及していくことによって、真に心豊かで平和な世界の実現をめざしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

開催にあたっては、奈良モラロジー事務所 青年部代表の井上さまにご尽力いただいています。井上さんは大和郡山JCのOBで、3年前、開催させていただいた折、プログラムを評価くださり、今回の開催につながりました

 

モラロジーでは、こうした公開例会は少なく、勉強会が中心の活動をされているとのことです。家訓づくりの本当のテーマである「道徳の実践」というテーマに賛同いただき、プログラムを採用いただきました。

 

この日は、定員の50名をこえる多くの来場者にめぐまれ、老若男女、3世代にわたってのご家族での受講される姿もある、大変楽しい会となりました

 

「道徳の実践」といっても、実際家訓づくりで紹介している道徳は、「靴を揃える」そんなシンプルな習慣ばかりです。ワークショップのなかでご家族の歴史を振り替えつつ、そんな「当たり前の気遣い」と、それが出来ていない現状を振りかえる時間とすることができました。

 

今井代表世話人をはじめとする奈良モラロジー事務所の皆様、また講師の推薦をくださった井上さん、ありがとうございました

 

道徳を実践されるモラロジーの皆様にむけて、「家訓づくり」は、ちょっと荷が重い?セミナーになるかなっとドキドキしていましたが、完璧な設営のおかげで、楽しく前向きな進行をすることができました。

 

今後もお手伝いできることがあれば何なりと申し付けください!

あらためて、ありがとうございました。ご縁に感謝しております^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は、NHKの朝の連続ドラマ「とと姉ちゃん」で登場した小橋家の家訓です。

ドラマの中では、折り目のついた生活の素晴らしさが描かれ、昭和の時代、どこにでもあったであろう礼儀正しいご家族の日常が話題になりました

 

劇中、「ささやかな習慣が幸せを招く」とのメッセージが幾度となく登場しました。

しつけとは、相手を気遣うささやかな習慣です。そして、そんな「ささやかな習慣」が幸せを招くとの指摘は、現代をいきる我々に強烈な印象をのこしています

 

塾や学校での教育ばかりが取り上げられる中、一番危機を感じなくてはいけないのは、家庭での教育だと家訓二ストは考えます。そして「教育」は子どもに施すものでなく、親である我々自身の立ち振る舞いではないでしょうか?

 

「家訓」は日常のなかの実践で大きな効果を発揮します。

言うは易し行うは難し。「靴をそろえる」。あるいは、小橋家家訓にある「自分の服は自分でたたむ」そんな、小さな心がけが、家族をかえるきっかになることを約束します。

 

家訓を実践するコツはたった1つ。

お父さんお母さんが実践すること(背中でみせる)

今の自分が出来ていないことを息子や娘ができるとは思えません。ぜひ、家訓でつくるささやかな習慣で、ご家族に幸せをお招きください^^

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東村山青年会議所 10月例会「家訓」御礼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年10月26日 東村山青年会議所 10月例会として、「家訓づくりプログラム」を披露させていただきました

 

メンバーさんはもちろん、シニアの皆様、地域の方、そしてメンバーのご家族と、にぎやかな設えの元、プログラムを進行しています🎵
幡谷は、プログラムは楽しくあるべきだと考えます。理由は、そっちのほうが効果が高いからです。セミナーをうけたあと、その気になって帰っても、朝起きたら、もう忘れてる・・・ そんな「あるある」は誰もが経験があることではないでしょうか?
この「楽しさ」の源泉は、ワークショップと音楽。そしてほんのちょっとの講師の力です。
毎回、思うことですが、ご家族でプログラムを受講いただくと、ワークショップの盛り上がりが尋常ではありません。普段、考える機会のないご先祖さんのことや、自分の子ども時代のこと、そんなことを酒の肴に? あーでもない、こーでもないっと、もしかしたら家訓づくりよりも大切なことは、こうしたコミュニケーションなのかな?感じるようにもなっています。
「家訓づくりセミナー」は、あくまで入口です。本当の出発は、家で家訓を唱和いただくっというところがスタートです。
この日も、委員会さんのしっかりとした設えで、笑顔があふれるセミナーとすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナーの見せ場は、家訓の発表のモジュールです

 

この日は、副理事長のTさまに登壇いただき、ご家族にお電話で家訓を伝えていただきました^^。Tさんは、奥様がひとり、子どもが3人。年明けには4人目が生まれる予定とのこと、ご家族の今後の歩み、家訓がお役立ていただけることを祈念しております

 

 

いい仕事、いいJCをしていくためには、円満な家庭を築く必要があります
そんなお手伝いができるのも、家訓のポイントです。ぜひ今後もいろんな機会にプログラムを活用していってください
さいごになりましたが、小町理事長さまを初め、小鮒副理事長、金子委員長、ありがとうございました。

 

 

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家訓開催報告☆オセロ×家訓づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国際アカデミーが開催されていた水戸市では、もう1つのビックイベントが進行していたのでした・・・

 

平成28年7月10日 水戸市「トモス水戸」を会場に家訓づくりのセミナーを開催しています

 

当日は、茨城ブロック主催のオセロ県大会をかねての設えで、子ども達にはオセロをつうじての真剣勝負を、そしてお父さんお母さんには、家訓づくりを通じての真剣な受講をいただきました^^

 

オセロは水戸市出身の長谷川先生が考案されたボードゲームで、世界中で7億人に楽しまれています。その特徴は、小さい子どもでもすぐに覚えられる一方、極めようとすると一生かかる・・・とも言われる奥深いゲーム性も兼ね備えています

 

ブロック主催のオセロ大会は、10年前に開催された世界大会にあわせて立ち上げられた事業で、以後、継続されてきた人気事業です。県内24ロム、すべてで予選が行われ、県内の予選を勝ち抜いたちびっ子達が、一同に集まる決勝戦も開催されます

 

オセロを通じての多世代交流や、また勝負をいどむあたっての礼儀などを身に着けてもらうことを目的としています

 

しかし年々注目があつまり参加者も増える一方、本来の目的である世代交流や、礼儀、躾などがおざなりになってしまう課題がありました

 

茨城ブロックでは、こうした課題に立ち向かうため、オセロ大会にあわせて様々なセミナーや仕掛けを展開しており、本年度は「家訓づくり」をブッキングいただきました^^

 

家訓づくりセミナーはご家庭での育児の出助けとなるセミナーであり、また価値観を見なす面や、夫婦の間で、なにが一番大事なのか?普段話し合わない内容を深く、そして楽しく学ぶセミナーです

 

この日も受講いただいたご家族に笑顔があふれる設えとなりました

 

 

開催にあたりご設営くださいました委員会の皆様、ありがとうございました

気に入ったらロムでも開催を検討してみてください!

 

 

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Trip of Michal ! His special encounter in JAPAN.

 

 

 

 

 

Trip of Michael!

His special encounter

 

 

What is an international academy?

I receive authorization as an authorized program in JCI in Amsterdam in 1987.
Thereafter I held an international academy in all over Japan and produced 3,000 graduates.

I deepen the mutual understanding between youths gathering from all the countries of the world while adopting the occasional theme and the theme of the site.

I brought up the tomorrow's global leader and have been held in order to contribute to lasting and eternal world peace establishment

The world young leader that one of the popular plans is homestay of international academy spends 3rd in areas on 2nd

I cooperated this time as homestay and spent time with Michael who came from the U.K.

 

"The hospitality" that I prepared for is business of local JC.

 

I had Michael participate in interchange business of the family whom Kumagaya JC sponsored.And a featured plan of the business "is a making of family precepts program"

 

In the glance of Michael, I became the student attending a lecture of the first foreigner for only first experience and me

 

※Japanese(原文)

国際アカデミーとは?

1987年アムステルダムにて公認プログラムとしてJCIに認定を受けています。以来、国際アカデミーを日本全国で開催し、3,000名の卒業者を輩出してきました。

 

その時々のテーマと開催地のテーマを取り入れながら、世界各国から集まる若者たち同士の相互理解を深めます。

明日のグローバルリーダーを育て、恒久的かつ永久の世界平和確立に貢献すべく開催されてきました


国際アカデミーの名物企画の1つがホームステイです。世界の若きリーダーが、地域のなかで2日3日をすごします。今回、わたしはホームステイ先として協力し、イギリスから来たマイケルと時間をすごしました

 

わたしが用意した「おもてなし」は、地域のJCの事業です。

 

マイケルには、熊谷JCが主催した家族の交流事業に参加いただきました。
そして、事業の目玉企画こそが、「家訓づくりプログラム」です

 

マイケルの目線では、はじめての体験ばかり
そして、わたしにとっての初めての外国人の受講者となりました

 

 

 

 

 

 

 

 

What are KAKUN 

 

KAKUN = family precepts

 

 

 There are many people to give the height of courtesy and the manner to as the characteristic that I examined from an overseas person of Japanese.

 

As an example, many people who I stand in line by the getting on and off of a crowded train properly at a home, and are waiting.

 

Or many people who I wait for a turn properly at stricken areas, and receive support seem to be talked about with surprise 

 

Where would such characteristic of Japanese cultivate it?

I assert that "education at the home" includes me at this source.

  

Unlike Western countries in a series of continents, it is geopolitically supposed that it produced calm national traits to have been an island.

  

One, an earthquake and a tsunami. Even if it was a minimum rule to be concerned with  life "to help each other", in Japan with much natural disaster such as typhoons, it is thought

 

The high evaluation from the foreign countries is nice obediently.

 

However, in late years such a high "mos" came to have many voices to sound an alarm bell 

 

I think that the morality that I inherited as a Japanese has been brought up among families.And I think that it is necessary to expand home training if morality decreases 

 

 I appeared at various opportunities that I heard such father, the scream of mother, and there was it, and to plan solution and held the seminar of "the making of family precepts".    

 

In these five years, I receive training mainly on a PTA or junior chamber of commerce for 180 times, the various places more than 8,000

  

 

 

 

 

 

 

 

  

What are KAKUN  

KAKUN = family precepts   

 

"The family precepts" were culture to leave a legend and a lesson for a descendant and rooted in Japan from ancient times. 

 

The family precepts are grandfather, wisdom of grandmother, and I learn it if they do not really take good care in the life, and rules overflow  

 

However, there are no family precepts in 99% of houses in modern Japan.

  

I think that the morality that I inherited as a Japanese has been brought up among families.And I think that it is necessary to expand home training if morality decreases

  

The family precepts that we suggest are simple customs.

And such a custom makes the splendid life.

  

As an example, Ishikawa of Sayama-shi where a seminar was attended made family precepts "to prepare shoes".

 

It was only it and was tell when I had the wonderful change that there was many it in a family because the whole family followed one rule.

  

A custom to make with the making of family precepts promises the splendid life to a family.The study of the school is important, but more important thing, it are right customs. 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

Splendor of "family precepts"

 

There is no holy thing in the world than the love of the parent.It will be how splendid thing if I can distribute the love that I got from a parent to neighboring people.


Not only I bring up a child, but also the making of family precepts makes the right posture of the parent.
And I remember the love that I got from a parent and can learn a hint by the seminar of the making of family precepts to spend every day happily

 

It is said that the society has many problems as for many people.
However, my thoughts are different. When it is one's problem not society if I have a problem.

At first oneself takes the lead and is the first shortcut where it brings peace to bring up the love with neighboring people.

 

"The making of family precepts" is an important key realizing world peace that most of business of JC make community and pray for peace.

 

Please challenge "the making of family precepts" at this opportunity

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 ※Japanese(日本語原文)

 

海外の人からみた日本人の特徴として、礼儀正しさや、マナーの高さをあげる人が多いです。 たとえば、混雑した電車の乗り降りで、きちんとホームで整列して待っている多くの人。あるいは、被災地などできちんと順番を待って支援を受けている多くの人が驚きと共に語られるようです

 

こうした日本人の特徴はどこで培ってきたのでしょうか?わたしは、この源を「家庭での教育」にあると断言します。

 

地政学的には、大陸続きの西洋諸国と違い、島国であったことも穏やかな国民性を生んだものと推測されます。一方、地震や津波。台風などの自然災害の多い日本では、「助け合う」は命にかかわる最低限のルールだったとも考えられます

 

海外からの高い評価は素直に嬉しいものです。しかし、こうした高い「道徳観」に近年、警鐘を鳴らす声も多くなってきました私は日本人として受け継いできた道徳は、家庭のなかで育まれてきたと考えます。そして、もし道徳が減っているならば、家庭教育を充実させる必要があると考えます

 

わたしは、そんなお父さん、お母さんの悲鳴をききつけ、解決を図るために、様々な機会に登場し、「家訓づくり」のセミナーを開催してきました。 この5年間で、PTAや、青年会議所などを中心に、180回、8000名を超える方々に対し研修をおこなっています

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならいルールが溢れています。しかし現代の日本には99%の家に家訓はありません。私は日本人として受け継いできた道徳は、家庭のなかで育まれてきたと考えます。

 

そして、もし道徳が減っているならば、家庭教育を充実させる必要があると考えます わたし達が提案する家訓とはシンプルな習慣です。そしてそんな習慣が、素晴らしい人生をつくります。

 

たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えられました。

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族に素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。 

 

「家訓」の素晴らしさ 

親の愛情以上に尊いものはこの世にはありません。親からもらった愛情を周囲のひとに配ることが出来たら、どれだけ素晴らしいものでしょう。家訓づくりは、子どもを育てるだけでなく、親の正しい姿勢も作ります。そして、親からもらった愛情を想いだし、毎日を楽しくすごすためヒントが、家訓づくりのセミナーで学ぶことができます

 

多くの人は、社会には問題が多いといいます。しかし私の考えは違います。もし問題があるとしたら、それは、社会でなく、自分の問題であると。 まず自分が率先して、周囲の人との愛情を育むことが、平和をもたらす一番の近道です。

 JCの事業の多くが、コミュニティーをつくり、平和を願うように、「家訓づくり」も世界平和を実現させる重要な鍵です。 どうぞこの機会に家訓づくりに挑戦ください

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リリーベール小学校 家訓づくり 開催報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年5月7日 リリーベール小学校での父母会総会の機会に、家訓づくりプログラムを開催させていただきました

 

リリーベール小学校は、水戸JCの理事長をはじめ、関東地区地区長、さらに日本JCの副会頭まで務められた大久保先輩が経営する学校法人です

 

卒業年次もずいぶん、違うのですが、現役の時代からいつも気にかけてもらっていて、家訓の本を出版した際にも、いちはやく読んでいただき、今回の家訓づくりプログラムをブッキングいただきました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リリーベール小学校は、水戸のなかでも自然環境が豊かな台地に位置しており、森をぬけると、突然、ヨーロッパを思わせる校舎がひろがります

 

小学校低学年の頃から英語教育を充実させているのも特徴で、交換留学生の制度や、今夏ひらかれるJCIの国際アカデミーの交流会場の1つにもなっているそうです

 

大久保先輩から伺った開校の経緯によれば、JCで国際系の役員を拝命した際、死にもの狂いで英語を習得し、その経験をいかし学校建設までつなげたとのこと、元々洋裁学校や、幼稚園の経営から事業をスタートしており、入会当初は、中古のバスを買い取り自分で運転しながら子ども達の送迎とJC活動を両立させてきたとのこと

 

不肖幡谷も、水戸JCに籍をおかしていただいたシニアの一人です。

今後もめざすべき先達のお一人として、大久保先輩を勝手にリスペクトしていきたいと思います^^

 

リリーベール小学校HP

http://www.lilyvale.ed.jp/about/index.html

 

 

 

 

 

 

家訓づくりプログラムは学校内の講堂を舞台に進行させていただきました

普段は子ども達の給食をたべる場所になっていること、映画「ハリーポッター」を思い出せる会場に、家訓ニストのテンションもあがります^^

 

当日は父母会の総会を兼ねており、100名をこえる熱心なご父兄で会場が埋め尽くされました

中には、JCの先輩や後輩、そして、30年ぶりの再会となった幼馴染の姿もあり、実家でやるような?気恥ずかしさを感じるセミナーとなりました^^;

 

家訓づくりプログラムは、メンバーむけ資質向上をになうセミナーとして開発されました。「家訓」をツールとしてつかい、徳溢れる心を身に着ける目的を担っています。

 

「家訓づくり」は伝えるべき言葉を選定することではじまります。その過程で、自分にとって大事なことや、自分のアイデンティティを深く深く掘り下げる必要があります。たとえば、「家訓」と「座右の銘」は違います。「座右の銘」は、どこかの本に書いてある格言・名言が並ぶのとは対照的に、「家訓」はシンプルで、なおかつ、意味が重くなるのが特徴です。

 

「家族」という単位は、社会を構成する一番小さな単位であり、また一番大きい礎でもあります。

 

そういった意味では、当初想定していなかったPTAでの開催や、お父さんお母さん向けの「親学」の素材としてぴったりだったのかもしれません。この日の父母会でも、熱心なお父さんお母さんに楽しみにながら、家訓づくりに挑戦いただきました^^

 

ちなみに前述の大久保先輩(校長)の家訓は、そのままリリー小学校の理念に反映されているとのこと、また控室で伺った大久保家の歴史によれば、何代か前のご先祖さんが、駆け落ちして水戸に逃げてきたところから、大久保家の歴史が始まるそうです。

 

リリーベール小学校は、多くの卒業生を輩出し、今まさにたくさんの小学生が学んでいます。その誕生には、大久保先輩のJCでの経験が生かされ、もっとさかのぼれば、情熱的な1組のカップルの逃避行が、大久保家の歴史をつくり、そして学校でまなぶ子どもの達の笑顔にまでつながっています

 

う~ん深い(ー_ー)!!

ご縁は続くよ、どこまでも・・・ 大久保先輩のお母さんの口癖は、「ご縁に感謝すること」だったとのこと。家訓ニストも素敵なご縁をいただき、セミナーを開催いただく栄を頂戴しました。感謝感謝です^^

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明るい家訓相談室~読者の方の質問より~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■家訓ニストの明るい家訓相談室

 

質問 

家訓の本に触発されて旦那さんが家訓をつくってくれました。その家訓がわたしが普段から大事にしている内容だったので、嬉しかったです^^

さて質問です。4歳になる息子がいうことを聞かない時、どうやって言い聞かせるのがいいのでしょう・・・手をあげていいものか?なやんでいます。

家訓ニストさんはどうお考えでしょうか? (35歳の奥様)

 

答え

家訓の本を読みこんでいただきありがとうございます^^

旦那さんが考えた家訓と奥様の考えが一緒だったというお話しに感心しています。子育ては「共感」が大事、一緒だったという事実だけで、おなかいっぱいです。もう家訓は必要ありません!ブックオフで転売ください

 

さて、いう事を聞かないお子さんに手をあげていいか?との質問ですが、家訓ニストは、全身全霊をこめ「バシッ」と殴り飛ばすことをおススメします。

ただし、お父さんお母さんのいずれかが、時間がおいてフォローしてあげてくださいね^^;

 

 

■子どもを殴っていいものなのか?を考える

 

※WEBでみつけた否定派の意見を掲載してみます

 

ここ数年、教師による生徒への体罰が問題になることが多い気がします、子育てや教育の一環として体罰を必要と考える国や文化は少なくない。実際、日本とアメリカでは、過半数が幼少時に親から叩かれた経験があるという調査結果も出ているそうです。しかし、最近の研究によると、叩くことは様々な観点から子供の成長にマイナスに働くことがわかってきている。

 

日本の親は「子供を叩くこと」に肯定的?

2009年にアメリカの育児情報サイトbabycenterが1300人以上のママを対象に行ったった調査によると、49%が子供をしつけのために叩くと答えている。この数字は高いように思えるが、実は日本では61.5%の親がしつけのために子供を叩くことが必要だと考えている。これは、象印が今年4月に第1子が3歳以上6歳未満の子どもを持つ既男女400名 に対して行った調査結果だ。

一方で、親自身が子供の頃に叩かれた経験があると答えたのは、アメリカで81%、日本で52%とアメリカの方が日本を大きく上回る。興味深いのは、アメリカ人は自身が叩かれた経験を否定的に捉え、自分の子供のしつけには異なるアプローチをとることが多いのに対し、日本では、幼少時に叩かれた経験のある親の大半が、自身の子供を叩くことを肯定的に捉えているという点だ。

 

子供を叩くべきでない理由

では実際のところ、しつけのために子供を叩くことは効果的なのだろうか?米国小児科学会はどの様な状況下であっても、子供を叩いてはいけないとしている。その理由として同学会は以下の理由を挙げている:

  • 最初は効果があるように見えても、時間の経過とともに効果が薄れる
  • 大半の親は子供を叩くことが本当は嫌なため、子供に対して一貫性のある対応をとらない
  • 子供を叩くことは、子供に責任感を学ばせるという意図に反し、子供の攻撃性や怒りを助長させる
  • 親は多くのの場合冷静さを失い、後で自分の行為を後悔する
  • 子供を傷づけることにつながりかねない

 

叩くことは子供の発育に悪影響を及ぼす

2009年にアメリカのデューク大学やハーバード大学などのチームが行った研究で、子供を叩くことは、子供の発育に悪影響を及ぼすことが判明している。しつけで叩かれることの多かった1歳児は、2歳になると他の子供よりも攻撃的な態度を見せることが多く、3歳になると認知力のテスト結果が他の子供よりも低いという結果が出ている。

これに対し、言葉で子供を叱った場合には子供の攻撃性や認知力に悪影響を及ぼさないことがわかっている。興味深いことに、言葉で叱った後、母親が子供の感情を気遣ってフォローをしたケースでは、子供の認知力テストの結果が向上したという結果も出ている。

子供に誤ったメッセージを送ってしまう

子供は叩かれる痛みを通じて何を学ぶのだろうか?親が期待するのは同じ過ちを繰り返さないことであるが、専門家はそうした効果は認められず、むしろ以下のような誤ったメッセージを送ることになると述べている:

  • 他人を叩くことで怒りやフラストレーションを発散しても良い
  • 強い者は弱い者に対して力を行使しても良い

更に悪影響として、子供は叩かれる痛みや恥ずかしさから逃れるために嘘をつくようになると言う。

 

効果的な「叱り方」

感情まかせの理不尽な叱り方は論外だが、不測の事態が懸念されるとき、子供を危険から学ぶためについつい厳しく叱ってしまいがちだ。こうしたとき、専門家が推奨する効果的な叱り方は、「行為の結果」として待ち構えている「罰」を子供に対して明示することだ。例えば、「家族で外出時に一人でどこかに行ったらすぐに帰宅する」などといったルールを示し、子供にも口に出してそのルールを言わせる。それでも一人でどこかに行こうとしたときには、「なるほど、もうお家に帰ることにしたのね」と冷静に言って聞かせ、帰宅をする。この方法は、口頭で注意したり、叩いたりするよりも子供の学習効果が高いそうだ。子供がまだ幼く、この方法が通用しない場合には、親がしっかりと監督をして子供を危険から守る他ない。

本来、しつけとは子供に正しい状況判断をさせるためのトレーニングであるが、今回紹介した研究結果からも明らかなように、子供を叩くことは逆効果であるばかりか、子供の中長期的な発育にとってもマイナスであることを認識することが大切だ。

 

■それでも家訓ニストは殴るべきだと!と訴える

 

子育ての本をよむと、「手をあげてはいけない」という意見が多数をしめているようです。

実際、現場のお母さん達からは、いう事を聞かない子ども達に、一生懸命むきあい、それでもいう事を聞いてもらえず、あるいは、発作的に殴ってしまい、後から後悔してしまうというお話しを聞いてきました

 

考えみれば、猿から進化して10万年もの間、どの時代、どの国でも、子育てはず~っと、悩みの種です。そしてその悩みはこれからも続くのでしょう

 

答えのない子育ての悩み。もしかしたら「答えがない」という点こそが悩みの元なのかもしれません

 

「子どもを殴っていいのか?」という問いに対しても賛否両論あるのが事実であり、また同じく「答えがない」という状態です

ただし、僕自身は親から殴られて育ち、恨んでもいるし、感謝もしています。親も手をあげることに対しては、葛藤し、また子どももそんな親を見て育つのが子育ての輪廻です。

ただ1つ言えるのは、10万年の子育ての歴史で、「殴っちゃいけない」と言われるようになったのはたかだか、数十年のことではないか!?という疑問です

 

殴られて育った子どもに悪影響があるとしたら、僕自身が欠陥品・・ということにもなります

そして古今東西、みんな親に怒られ、殴られ大きくなってきたと思います

 

これから「殴っちゃいけない」理論で育ってきた子どもたちが大きくなっていきますが、そもそも、「痛み」って肌で感じるものでなく心で感じるものなのではないでしょうか? 叩くことも「痛み」であるし、また何気ない言葉や、困った時に助けてもらえない、そんな「痛み」もあるはずです。

 

 

だからこそ家訓ニストは、いう事を聞かない子どもには手をあげるべきだと考えます

以下、家訓ニストが提案する「殴って育てる3カ条」を提案します

 

その① 殴るなら全身全霊で殴る。そして殴ったことに後悔しない

その② お父さんお母さん両方で責めない。片方は守ってあげる

その③ 家訓をつかって、怒られた理由を子どもに理解させる

 

とくにその③が大事です

親も人の子、怒っている間に主旨が変わってくることって経験ないでしょうか?

怒る基準を明確にしておかないと、その日の気分やその日の天気で怒ってしまうことにつながります(>_<)

 

子育ては尊いものです。

そして親自身も子育てのなかで成長していくものなのでしょう

「家訓」にはそんな子育ての悩みと向き合ってきた古今東西の知恵が詰まっています。

 

家訓をつかって、笑顔のたえない、そしてちょっぴり厳しい部分もある、そんな家庭が日本中に広がることを夢想しています

 

 

 

 

 

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かしまJC 「学びのマルシェ」で家訓づくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年4月24日 かしまJC主催の「学びのマルシェ」にて家訓づくりのセミナーのお手伝いをしてきました

 

子どもの問題をしきつめると、結局、家庭の問題、親の問題となることが分かってきました
しかし、分かったからといって、何ができるの!?という新しい問題が立ちはだかります
1つ1つのご家庭に土足で踏み入り、指導など出来るわけないし、上から目線で「親学」を伝えてみても、子育て中のママからしたら、大きなお世話なのではないでしょうか(*_*)
そんな問題に正面から向き合ってきた、公益社団法人かしま青年会議所さまより、家訓づくりのオーダーを伺い、水戸から約2時間、同じ県内でもまあまあ遠い鹿嶋(神栖)の地に遠征してきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は、ブロック主催のオセロ大会の予選を兼ねており、オセロを軸に、「家訓」や、選挙をまなぶ「みらいく」。そして巻き寿司体験など、マルシェの名の通り、お子さんはもちろん、お父さんお母さんまで幅広い学びを体験できる設えとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

オセロ大会にいらっしゃるご父兄を一網打尽に?家訓の世界に引きづりこむのが今回のぼくのミッションです(ー_ー)!!

180回に及ぶ家訓セミナーの中でも得意中の得意、家訓づくりなんて興味がない一般のお父さんお母さんを、60分のセミナー終了時には家訓の虜(とりこ)とするだまし討ち開催(「裏版開催」)がこの日のミッションでした

 

子ども達の間におこる問題をしきつめると、結局「親の問題」に帰結します。そこでPTAや、青年会議所では、「親学」という切り口で新しいアプローチするようになりました

 

しかし、一口に「親学」といって、いったい何から始めればいいのか?

そして子育ての真っ最中のお母さんを捕まえて、いまさら何を伝えればいいのか、その手法に関しては、まだまだ手探りというのが実情なのではないでしょうか・・・

 

「親学」は必要、でも伝え方が分からない。なおかつ、ただでさえ休みたい休日に、お父さんお母さんに足を運んでもらうのは、すごく大変(*_*)

そんな事業の組み立てに悩む全国の委員長に朗報です。

 

「家訓づくり」は、「親学」のキラーコンテンツです

さらに、現在実施されている子どもむけの事業に組み合わせる「裏版開催」で、さらに高い効果を期待することができるです^^

 

この日も多くのご父兄に、家訓の素晴らしさ、そして、ありきたりの普通の1日がどれだけ尊いか、伝えることができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナーは、音楽をかけ、できるだけ楽しい雰囲気をつくることを大事にしています。

またワークショップ中心の内容で、授業というより、図工?の時間のような賑わいがおこります

 

 

 

 

 

 

 

子育ての真っ最中のお父さんお母さんは、人生の先輩だと思っています。子どももいない幡谷が伝えられるものなどなく、ただただ、昔を思い出してみましょうっという問いかけをするばかりです

 

「昔を思い出す」とは、ご自身が育ってきた環境、そしてその時、親や周囲の人に掛けられたであろう言葉や愛情を思い出すことです。家訓づくりのヒントも、そんな原風景の中にあるはずです。

 

人は皆師、という言葉があるとおり、隣近所のご家庭にも、テレビや教育評論家の言葉も、どれも含蓄があり、もっともな事を伝えていると思います。

しかし、それらにアドバイスに勝る教えがあるとするならば、それは「親の言葉」に違いないと考えるからです。

 

この日も1時間という限られた時間のなかで、たくさんの創作家訓をつくっていただくことになりました^^

 

「親学」という切り口で「家訓づくり」を活用いただくことは、プログラムの制作者として、これ以上ない喜びです

ぜひ、研修会や、事業の組み立てに悩む委員長さん、PTAの役員さん、家訓づくりを取り入れていただくことを重ねてご依頼させていただきます

 

最後になりましたが、野口理事長を筆頭に、栗林委員長さま始めとした、かしまJCの皆様、ありがとうございました

ぜひ今後の事業でも家訓づくりはもちろん、鹿嶋らしい設えに挑戦いただくことを祈念しています

 

 

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家訓ニストのための孫子の兵法

 

 

 

 

 

 

 

ノーベル平和賞受賞予定者の家訓ニストです。

今回のブログでは、ノーベル賞獲得までのロードマップを孫子の兵法になぞらえ研究してみたいとおもいます^^

 

■「戦わずして勝つ」

情報があふれる時代、ヒトの関心を奪うことは並大抵のことではありません。家訓二ストは関心の奪い合いを戦争と定義し、これに勝利するために知力をつくしています。

 

上場企業であれば、10秒何千万にもなるテレビCMをうち人々の関心を奪うことが可能です。しかし、物量作戦は不効率で何より美しくない。この後の章では、孫子のいう「戦わずして勝つ」道をさぐっていきます。

 

人々の関心を奪うための方法は、CMだけでなく、話題にのっかたり、あるいはSNSや、クチコミでも可能です。しかし、好いことをしてる自分に酔い「至誠天に通ず」っと、指を喰えていても現実は一歩も進まないのもまた真理。

 

「戦わずに勝つ」ためには、戦略的なクチコミが必要です。

2011年の発進以来、5年にわたり180回のセミナーと8000名の受講者をまねき、運動をつづけてきた家訓二ストですが、いまの状態は、「戦略的なクチコミ」を強化する「材料集め」の時期だと分析しています。

 

明るく豊かな社会を実現するキー素材。それが「家訓」です

そして、この運動を多くの人に知ってもらうための方策の1つが「ノーベル平和賞」となります

 

まずは中期目標であるノーベル平和賞受賞のためのロードマップを「社長のための孫子の兵法」(田口佳史)を参考に検証していきたいと思います

 

 

■計篇ー知力をつくす

兵は國の大事にして、死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず(孫子

家訓づくりにとっての「兵」とは「家訓づくりプログラム」そのものを指します。孫子のいうように「兵」のために知力の限りを尽くしているか⁇というのがこの章での命題です

180回をこえるセミナーしてきましたが、いまだに満足いく開催はなく、毎度毎度、課題を克服しながら、ブラッシュアップにつとめているのが現状です。今後も、「兵(家訓づくりプログラム)」は國の大事であると心得、死力をつくしていきます

 

■作戦篇ー戦争は財政が大事

孫子は作戦篇で遠征はお金がかかることを強調し、お金をかけ負けることはもちろん、勝ったとしても戦費で財政を圧迫することも戒めました。

「社長がよむ孫子の兵法」の著者・田口先生は、財政のために緻密な計算をしておくことと、複数の蛇口をもつことを提案しています。これを家訓二スト協会に当てはめると、現在収入は、家訓の旅で頂戴する旅費だけという有様です。「複数の蛇口」をもつために、セミナー料や、本の印税、法人との契約、さらに幡谷以外の講師の育成・・・とたくさんの課題があることがわかります。

ボランティアは美しいが、所詮、金持ちの道楽にすぎません。運動を独り立ちさせ、大展開を担うためには、善意にたよらずお金がまわる仕組みを構築する必要があります

 

 

■謀攻篇ー争いをさける

 百戦百勝は、善の善なる者、非ざるなり(孫子)

孫子は、勝ち続けることにも警告をならしています。勝てば勝ったで、國をおさめるにも、また復讐に備えることも大変なことを知っていたからです。あくまで最善の策は「戦わないで勝つ」なのです

 

田口佳史先生は「戦わないで勝つ」具体例として、

① 敵の戦う気力を奪う圧倒的な強味をもつこと

②技術より「商品企画力」を大事にすること

③社長は現場の長に権限をあたえること

 

以上3つの例をあげています。

現在、家訓二スト協会は、家訓というマーケットで圧倒的な実績を誇っています。全国に二~三人しかいなくても、トップはトップ。この地位は死んでも守り通します。つぎに「商品企画力」の段。開催先さまのニーズにあわせ家訓づくりのアレンジをしていくことが、企画力にあたります。子供と一緒に受講できる消しゴムハンコのワークショップはその成功例に当たります^^  最後に、社長は現場の長に権限を・・・ ほぼ独りでやっているので組織論はもうちょっと先に出てくる課題になりそうでう^^;

 

 

■形篇―夢語はかたらない

勝ちは知るべくして、為すべからず(孫子) 

絶対に勝てるという策を明言できない。しかし負けない態勢ならつくれる。と説いています。

家訓二スト協会も負けない態勢を構築するため経営の効率化をすすめ独自路線を強化していくことが寛容です!

 

 

■軍争篇―不利を有利にする

家訓二スト協会にとって、関心の奪いあう競争は不利な点ばかりです。力もないし、金もない。おまけに、世の人にとって「家訓」なんてどうでもいいことなのです(ーー;)

しかし、この不利を逆手にとれば、組織の弱さは機動性に勝り、金のなさは、応援したくなるような同情を誘う材料になるはずです。そして家訓に興味がないお父さんお母さんだからこそ、家訓を取り入れた時の効果が高いことを家訓二ストはしっています

不利を有利にし、家訓二スト協会は、この戦いを勝ち抜きます

 

■九変篇―臨機対応

將に五危あり(孫子)

孫子は優れた将軍であるために5つのタブーを示しました。何事も過ぎれば毒。この点では臨機応変と現場対応を旨とする幡谷にとっては一番自信のある章といえそうです。ちなみに茨城弁でこれを「ごじゃっぺ」と言います

 

■地形篇―市場のマーケティング

彼を知りおのれを知れば、勝ちすなわちあやうからず。天を知り地を知れば勝ちすなわち窮まらず(孫子)

あまりに有名な孫子の一節です。敵軍の戦力、自軍の戦力、そして天と地を知ることが大事です

 

■九地篇ー

 

■火攻篇―ブランド戦略をねる

 

■用間篇ーFACEBOOKとノーベル賞

 

 わ~ノーベル賞なんて簡単だ^^

孫子の兵法で、まずは移り気な現代人のハートをわしづかみにし、家訓づくりで世界平和を実現することを約束します!

 

 

 

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がんばれ! 穂坂泰!

 

 

 

 

 

 

 

この度、穂坂泰さんが埼玉県志木市の市政に挑戦します。

 

穂坂さんとの出会いは1本の電話から、次の日には水戸に現れ、嵐のように去っていき、そして僕は、日本JCに穂坂さんの元副議長として出向することとなりました。2010年10月のお話です。

 

あれから6年、いまに続く家訓づくりのセミナーはこの出会いから生まれたものです。...
そして、本の出版も、8000名の受講者の皆様も、全ては穂坂泰から始まりました。

 

人の人生を変える力が穂坂泰にはあります。

 

穂坂さんは言いました
「JCをやっていく上で売り上げを伸ばさないのは嘘だ!」っと

 

ぼくの仕事をする時間を奪っておきながら、あえて難しい宿題をだす、それが泰です。

 

突然の出会いから、僕は成長し、売上も、そして家訓づくりの運動も続けることができました。いま社会にはそんな「パワー」が求められています。

 

国語・算数・理科・穂坂

社会には穂坂泰が必要です。


熱い男、迷惑な男? でも、その熱さと、周りを巻き込む力こそが穂坂泰の真骨頂です。

 

社会を変えるには、穂坂さんが必要です。
恩人であり同志であり、先達であり、ボスである

 

有権者ではないのがつくづく残念です。
ボスに投じられない一票の代わりに万感の想いと当選を念じ、「いいね」で応援したいと思います

 

国語・算数・理科・穂坂
志木には、そして日本には穂坂泰が必要です!

がんばって、そして必ず勝ち抜いてください!

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看護婦さんが聞いた死ぬ前に語られる後悔のランキング

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナースに聞いた患者さんが死ぬ前に語られる後悔のランキング

 

(1位)自分自身に「 忠実 」に生きれば良かった 

 

(2位)あんなに「一生懸命」働かなくても良かった  

 

(3位)もっと自分の気持ちを表す「 勇気 」持てば良かった 

 

(4位)「 友人関係 」を続けていれば良かった  

 

(5位)自分をもっと「幸せ」にしてあげればよかった

 

 

もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。それはどのようなものですか。

 

人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアのBronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです

 

(参照:POUCHより 

http://youpouch.com/2012/02/06/53534/

 

 

一度しかない自分の人生。後悔ばかりではもったいないと思いませんか?

社会生活をおくる上で、多少の我慢や自分を殺すことも必要です

 

でも何のために我慢するのか?そもそも自分にとっての幸せとは何なのか?を持てている方、持てない方の差は、人生の中で大きく開いてくると思います

 

家訓づくりは、そんな人生の「軸」を定める効果があります。

病床で後悔するぐらいなら、まず今日から自分にとっての幸せを見つめなおしましょう^^

 

家訓づくりプログラムで紹介している王貞治さんの家訓にはこんな一節があります。

王家家訓:「外出するときは、新しいパンツをはく」

 

一瞬「えっ?」と感じる内容ですが、王さんの真意は

「外出先で倒れた時に、汚いパンツを見られたら恥じだ」という意味に加え、「いつ死んでも、誰にも恥ずかしくない一生を送れ!」という深い意味があります。

 

自分の人生を終える時、ベットの上で後悔できるのは、まだ幸せなのかもしれません。それほど人生は唐突に、そして前触れもなく、終えてしまう方が殆どなのでしょう。

 

かくいう幡谷も、1日の2度の交通事故で死線をさまよい、また去年の8月には下血してしまい1週間の病院生活をおくることもありました

 

あなたもボクも、起きたその日が、人生最期の日かもしれない・・・

そう考えれば、今日やっておくことも、また人に優しく接することも簡単な事ばかりです^^

 

さいごに、こんな家訓も紹介させていただきます。

「自分が幸せになるには、他人を幸せにしろ」

 

幡谷にとっての幸せは、「家訓づくり」で地球上の人を幸せにすること、そして愛する嫁と、仲良く毎日を過ごすこと、そしてそして、阪神タイガースが勝つことです!

いろいろあった2016年ですが、その日、その日を輝く最高の1日にするために、阪神がんばってくれ! 今年もプロ野球開幕です^^

 

 

 

 

 

 

 

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家訓づくりの講演について

家訓づくりの講演をさせていただくケースが増えています
ひとの話を聞くのって苦痛ではないですか?
少なくとも幡谷は苦手です。聞いてる方だって飽きちゃうし、しゃべってる方も脱線したら、後戻りも難しそうです
んな「講演」を避けるために、家訓づくりプログラムでは、ワークショップを組みこんだ他、パワーポイントや音楽をつかって楽しく進行していくことを心がています。
幡谷も、手慣れたプログラムと違って、講演の場合、パワーポイントも、音楽も使えないため進行に苦心しながら、1つ1つ勉強しています
講演が嫌いな幡谷がつくった家訓づくりプログラムのおかげで、苦手な講演を引き受けることになるとは・・・因果応答とはこのことですね^^;
同じことをやっているようでいて、講演とプログラムは全然違う!というのが幡谷の実感です。ノーベル平和賞を狙うために避けては通れない「講演」。

今回のブログでは、そんな講演の世界を考えていきます

 

 

2011年度から始まった家訓の旅も、累計180回、総受講人数8000人を超えるプログラムに成長しています。

 

そんな中、16年度に入り増えているのが、家訓づくりの「講演」です。

仕事の関係先さまから、依頼を預かるようになり、1つ2つと、経験をつんでいます。

 

仕事に役立ててもらうために「社訓」のお話をするパターンや、どっぷり「家訓」のお話をする場合など、これまでのプログラムと違って、毎度毎度、組立をかえ、聴講くださる皆様に楽しんでいただくため苦心しております^^;

 

反省点が多い「講演」ですが、これまでの処、好評な評価をいただいています。

自分なりに、好評価を頂戴している理由は、「ワークショップ」の存在です

 

時間や、会場にあわせて、「家系図づくり」や、「お父さんお母さんのメッセージ」、あるいは「ありがとうのブレスト」などを組み合わせて講演を組み立てています。

 

現状では、講演形式になってしまうと、実際の「家訓づくり」まで挑戦いただけない場合が多いです。

この場合、「家訓づくり」っというより、「家訓」という世界観を通じ、大事にしてほしい価値観や、伝えることの大事さを知っていただくという講演になっています。

 

ワークショップ型のプログラム(講演)は、運動を開始した当時からの仕掛けです。プログラムにワークショップを取り入れた理由は、

 

第一の理由は、手を動かしていないとJCメンバーは寝てしまう(^_^;)

第二の理由は、面白い内容でないと広がりが期待できない

第三の理由は、ワークショップを進行していく方が、講師(トレーナー)が楽だという点です

 

一般的な講演会だと、聴講される方と講師の関係は一方通行になってしまいます

しかし、ワークショップ型だと、受講者の方一人一人の作業に講師がお手伝いをしていくというイメージとなります

 

聞いているだけより、手足を動かす方が楽しいものです^^

講演を頼まれる度に、お話の組み立てや、時間進行など、毎度毎度悩んでおります。そんな時、ぼくを助けてくれるものは、5年前の自分が考えたワークショップだったのでした

 

えらいぞ、昔の自分(ー_ー)!!

 

今後のノーベル平和賞を狙うロードマップでは、受講者数を爆発的に増やす必要があります。

青年会議所で展開してきた家訓づくりのセミナーでは、90分の時間と広い場所。そして、多くても100人ぐらいまでの皆様までしかプログラムを提供できませんでした。しかし「講演」であれば、一度に1000人、2000人という受講が可能です

 

「効果」の面では、プログラムが勝るものですが、間口の広さを演出するのが「講演」。そして奥深さを体感いただくのが「プログラム」という考え方をしています。

 

16年に入り、家訓づくりプログラム、そして講演のオーダーをたくさん頂戴しています。

本年の場合、LOMさんからのオーダーが激減したのと対照的に、PTAや、個人的に講演を依頼されるケースが増えてきています^^

 

「家訓の旅」を続ける理由は、そこに笑顔がないからです

これからも、家族の平和、会社の隆盛を通じ、世界平和に貢献していくことをお誓いします。

 

家訓づくりプログラムは、もちろん、家訓の講演のオーダーもお待ちしています

 

 

 

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地域で支える学校づくり~土曜学習フェスタIN和歌山~

 

 

 

 

 

 

 

 

牡蠣の養殖の業者が、山に登り木を植える。

広島県のかき養殖の業者さんは、そんな取組を20年以上もつづけています。

  

森林の荒廃が、河川環境の変化を招き、ひいては海の環境を劣化させてきたと考えたからです。実際、この取組は身をむすび、牡蠣の豊漁と共に地域ブランドを高める効果をもたらしました。 

  

子どもたちの教育環境をつくる取組が関係者の間でつづいています。しかし、必ずしもいい方向にむかっていないというのが、現状なのではないでしょうか?

 

これは、牡蠣の養殖に例えると問題がわかりやすくなります 

つまり、牡蠣ばかり(ガキばかり?)みていても、問題解決にはならないという戒めです

  

牡蠣=海、川、森 

ガキ=学校、地域、家庭 

 

現状の対策は、「学校」を集中砲火するのみ、教育委員会からの矢のような催促や保護者会に疲れ、炎上に耐えきれなくなった学校側では、先生方もヘトヘトになり、問題のない「ガキ」まで、問題化していると考えられます。 

 

ガキ(牡蠣)に集中するあまり、木をみて森をみず。子どもを育む「海、川、森」のバランスを見過ごしてきた悪い例です。

 

広島の漁師たちが、山に登り木を植えたように、今こそ子ども達を育む環境を豊かにするために、学校だけでなく、親、地域を巻き込んだ取組が求められています。

 

その切り札となる施策が「土曜学習」です。

この新しいスキームには、普段の授業で教えにくい、「道徳」や、「地域」を学ぶことを想定しています。文部科学省では、かねてよより日本青年会議所と、各地の地域に根差すLOMの存在に注目し、土曜学習推進の最高のプレイヤーとして期待しています。また数年にわたり折衝を重ね共働運動を展開してきた歴史があります。

 

しかし、「土曜学習」は、教育再生の切り札として注目される一方、学校をささえる応援団や、カリキュラムの不足など、新しい課題もみえてきました 

  

青年会議所には、過去に開発してきた何本もの、授業に応用できるコンテンツが充実しており、また地域の中で、学校を支えるPTAの役員と、JCを兼任してきた現役、OBがたくさんいるのも強みの1つです。

 

学校という、やもすると閉ざされた空間では、先生と生徒の濃密な関係があることが、強みにも弱みにもなりがちです。学校の教壇に先生以外の大人が立つことは、世の中の多様性と、また先生にとっても、いい刺激になっていくことを断言できます

  

しかし、JCの場合、だれとく?という重要だけど、伝えにくい難しい問題にあえて切り込んでいけるのが強みです。領土領海や、選挙をまなぶプログラムはその代表でしょう

  

そして、全国各地にある各地会員会議所さんでは、1歩も2歩も前にいく取組をされているLOMさんが存在しています。

 

まずは、福島ブロック 二本松JCさんでは、戊辰戦争時に地域でおこった少年隊の悲劇を語り継ぐプログラムを作成し、域内すべての学校で展開しています。

 

また、広島ブロック、尾道JCさんでは、徳パックを改良し「ありがとう」をまなぶプログラムを制作し、プログラム中で、お父さんお母さんに感謝の手紙を書く授業を、市内20を超す学校で授業を実施します。

 

そして、和歌山JCでは、地域の偉人(忍者?)に着目し、出前授業を実施しているとのこと、 他にも、福岡JCでは偉人伝を開発し、いまではNPOに引き継ぎ、さらに多くの受講者をまねきいれているようです。

  

また、ご存知、家訓づくりプログラムにおいても、高松青年会議所さまが、市内30カ所の学校すべてで、家訓づくりを実施するキャラバン作戦を成功させました^^ 

 

今、学習指導要綱が改正され、道徳の重要性が見直されています。しかし、道徳は知識習得でなく、心の問題であることから、コンテンツの組み立てに苦慮しているのが現状です。そんななか、地域で支える教育が注目され、全国の地域に根をはる青年会議所の存在に注目が集まっています。 

 

お腹をすかせている少年に、魚をつって空腹を満たしてあげるのが、ボランティア。それは尊い行いであっても、時が過ぎれば、少年はお腹をすかせ途方にくれることでしょう。

 

しかし、JCは、魚の釣り方をおしえ、少年の自立を則することができる団体です。プレイヤーであり、地域そのものであり、はたまた国と折衝し、枠組みをもつくることもできる唯一無二の存在だと確信しています。

 

全国3万人の現役のみなさん、がんばってください^^

7万人をこえるOBと、地域の皆様、そしてたくさんの子ども達がJCの活躍をまっています

 

 

 

 

 

 

 

 

平成28年2月6日

和歌山市立高松小学校にて、土曜学習フェスタが開催されました

「家訓づくりプログラム」も青年会議所からの推薦で授業を受け持ちました^^

  

 

 

 

 

 

 

 

当日は、和歌山JCさまを含め9つ以上の団体さんが、それぞれの特徴をいかした授業をうけもち、「学習」だけでなく地域そのものとコミットする意義深い1日になりました

 

こうした取り組みが「フェスタ」としてでなく、全国津々浦々、どこででも展開されることを夢想しています

 

今回のフェスタは、モデルケースとして今後のサンプルになっていくそうです^^ 

たくさんの出前授業のなかで、家訓づくりは、事前予約の時点では人気のない授業でした(+_+) しかし、親と子が、向き合い、さらに一緒に学ぶことができる点では、他のどのプログラムよりも優秀なコンテンツであるとも感じました

 

今後の展開が楽しみです!

 

 

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土曜学習フェスタ(和歌山)に家訓二ストが登場!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本事業は、株式会社キャリアリンクが文部科学省から委託を受けた 「学校と地域の新たな協働体制の構築のための実証研究」(学校を核とした地域力強化プラン) の一環として実施するものです。

 

日本青年会議所は土曜学習の応援団として、文部科学省の実施する各種の事業にコミットし、とくに道徳教育の推進のため連携推進してきた歴史があります。 

今回の土曜学習フェスタは、今後の大展開を予感させる取組で、今後、各学校単位での開催にそなえ、プロットとして開催される意義深いものです。

 

土曜学習とは、地域や企業の協力を得て、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向けた取組を推進するもので、とかく閉鎖的な学校の現場に、地域の人、経済活動を進める人などの多種多様な価値観をもつ協力者たちが、寄ってたかって?子ども達を育む取組です。

 

企業がCSRの一環で、経済や国際関係などを伝える一方、大学や、各種NPOなど、それぞれの得意分野をいかし楽しく、分かりやすく、授業をすすめるのがその特徴です。

 

青年会議所も、公益法人として、この事業を応援しており、今回、「家訓づくりプログラム」に白羽の矢がたち、親子むけの道徳を学ぶカリキュラムとして授業を受け持つことになりました^^

 

家訓二ストにとっては小さな1歩だが、日本の教育を変える大きな1歩となる「土曜学習フェスタ」に注目を!

 

開催は平成28年2月6日 10時~ 和歌山市立高松小学校で実施予定です^^

 

  

■<事業の趣旨> (文部科学省:実施委託に関する公募要領より)  

未来を担う子供たちを健やかに育むためには、学校、家庭及び地域住民などがそれぞれの役割と責任を自覚しつつ、地域全体で子供たちを育む体制づくりを目指す必要がある。そのため、 文部科学省では、学校・家庭・地域が連携協力し、様々な教育支援活動を行う取組を推進し、「学校支援地域本部」や「放課後子供教室」「土曜日の教育活動」等の取組を支援している。 

 

その中で、文部科学省では、平成26年度より、地域や企業等との連携による土曜日の教育活動を推進しており、学校等の土曜授業等に企業・団体等(土曜学習応援団)が出前授業等を行い、 子供たちに多様なプログラムを提供しているところ。本実証研究では、今後、こうした企業などが活用しやすいプログラムや広報手法の開発等を通じて、官民共創による教育活動の活性化を図る

 

 

 

 ■カリキュラム

 

ブース

人数

対象学年

企業・団体/講師

 

おもしろ化学実験

「まつじろうの

 実験ラボ」

29

3~6年

和歌山大学システム工学部

新中村化学工業株式会社 

3ブースに分かれて、スライム作り、プラパン作り、海ホタル作り体験

②エアロケットを

 飛ばそう!飛べ

「たかまつロケット」

30

1~3年

日本宇宙少年団和歌山分団

株式会社リビングわかやま新聞社

紙でロケットを作って、空気の力でロケットを飛ばそう。飛べ!!高松ロケット!

③おもしろものづくり

「自動発色ゴマ」

30

1~6年

地域先達 元校長先生

白黒なのに回すと・・・あら不思議!?いろんな色が見えてくる不思議なコマを作ろう。

④まなぼうj教室

「サイコロゲームで

 海外のお菓子を

 うまく買おう」

19

4~6年

野村グループ

世界の国々の通貨や「円高」、「円安」の意味など、ゲームを通して楽しく学びます。   

「徳」のブース

⑤食べることは

 生きること

「子どもの手料理」

24

4~6年

JAわかやま 営農生活部

和歌山の野菜を使った料理を作る。

⑥家族で決めよう!

「家訓づくり

 プロジェクト」

9

(18)

1~6年

+保護者

JC(公益財団法人日本青年会議所)

家訓づくりを体験できるワークショップです。家族のルールを楽しくつくります

「体」のブース

⑦シュートを決めろ!

「バスケットボール

 体験」

30

1~6年

プロバスケットボールチーム

和歌山トライアンズ

希望者(保護者含む)がグループを作り、バスケットボール体験。

チームワーク力を高めあう

⑧やっぱ紀州!

「おどろう!よさこい」

24

1~6年

よさこい高松連 憂喜世桜

紀州よさこい祭りの「やっぱ紀州!」を踊って、よさこいの楽しさを味わいます。

⑨手あらいのたいせつさ

「手あらい教室

 ~わくわく手あらい~」

21

1~3年

花王株式会社

正しい手の洗いかたを、あわあわ手洗いのうたに合わせておぼえよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

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内原子ども放課後教室(PTA) 家訓報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年1月31日 内原子ども放課後教室の企画で、「家訓づくりプログラム」を開催いただきました

 

今回は、水戸JCの同期卒業の谷津さんが、PTAの役員を務める関係で、斡旋いただき、親子で学ぶこと、そして子ども達にも楽しい「消しゴムはんこワークショップ」を組み合わせる内容にカスマイズしています。

 

画像はワークショップ終了後に撮影させていただいた谷津さんのご一家の写真です。

少子化が叫ばれる世の中にあって4人の子宝に恵まれた谷津家の皆様に、この日「やれば出来る」という創作家訓が誕生いたしました^^

 

ぜひお子さん達には、お父さん、お母さんから渡された「やれば出来る」というバトンを胸に刻み、幸多き一生を歩まれることを祈念します。

 

家訓づくりは60分での挑戦です。

 

家訓は「親学」に最適の教材だと自負しています。

 

しかし、子育てという戦場で毎日を過ごすお父さん、お母さんは、それだけで十分尊い存在です。そこから更に「学べ!」というものもおこがましい限りだと家訓二ストは考えます

 

「学ぶ」というより、「感じる」セミナーを幡谷はめざしています。セミナーという日常からちょっと切り離された場所で、当たり前の生活で見過ごしがちな、幸せを「感じる」セミナーっというのが幡谷の理想です。

 

この日も、家系図づくり、そして親から言われたメッセージを思い出すワークショップを通じ、ああでもない、こうでもないっと、普段、なかなかできない会話で盛り上がる楽しい時間を演出しました

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の「親子家訓」のメインは、消しゴムハンコづくりのワークショップです。

 

子ども達には、家訓の講義はいかにもつまらないもの(*_*)

そこで、図工の要素を盛り込み、彫刻刀をつかっての消しゴムハンコづくりに挑戦いただく内容にしています。

 

小さなお子さんが、見よう見まねで、彫刻刀をつかいハンコをつくる姿は、いかにも楽しそう^^

 

完成した消しゴムハンコは、お父さん、お母さんが制作した家訓を書いた色紙に、押印いただき完成です^^

家族みんなでつくりあげた家訓は、1つの作品です。たとえ不格好でも? 実に味のある。そして記憶に残る1日となることは確実なのです。

 

消しゴムハンコには2つの意味があります。

 

1つは、家族で一緒に作り上げる楽しみ

そして、2つ目は、作った「作品」(家訓)が大事にされるという効果です。

 

JC内で家訓づくりを実施する際、「果たして家に帰って実践いだけれるか!?」という疑念にさいなまれます(*_*)

 

11年度の調査では、受講後の実施率は1割ほど・・・たいがいのメンバーは机の肥やししてしまっている現実があります

 

しかし、「消しゴムハンコ」を押した家訓は、家に飾ってもらえる率が高まるっと確信します。

 

玄関さき、あるいは、トイレに居間っと、目が入る場所に「家訓」が飾ってもらえることは、プログラムにとって一番うれしい効果です

 

理想をいえば、作った家訓を「唱和」し、家族が前向きに変わっていく事を願うばかりですが、階段を1段づつ登るように、まずは、家訓の色紙とこの日の思い出を大事にしていただければ、これ以上の幸せはありません^^

 

 

様々な効果がある「家訓づくり」ですが、その効果を高めるためセミナーの内容は常に工夫するように心がけています。

今回の「消しゴムワークショップ」も、工夫の1つで、PTAでの開催や、LOMさんの開催でも参考になる取り組みすることが出来ました

 

毎日の生活に追われていると、ダメなところだけが目についてしまうことってあると思います。

「怒っちゃだめだ!」と言い聞かせても、「イラッ」とした時点で、すでに負け組です(^_^;)

 

ぼくもあなたも神様でない以上。感情はあってしかるべし、でも、普段見過ごしがちな、子どもの成長や、親子の気遣いが感じられるようになれば、「イラッ」とする度合も、少しは減らすことができるのではないでしょうか?

 

家訓は家のルールを定めるものです。それは習慣だけでなく、怒る際の指標となり、あるいは、褒める際の道しるべにもなるものです。

 

この日、誕生したたくさんの「家訓」が、それぞれの家族のこれからの歩みに寄り添い共に成長いただけることを祈念しております

 

開催にあたり、ご尽力いただきました谷津さん、本当にありがとうございます。美味しいお肉も、お待ちしていますね^^

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「親学」と「家訓」の幸福な関係

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

「親学」と「家訓」の幸福な関係

 

 ■親学とは?

 

親学」とは明星大学教授・玉川大学大学院講師である高橋史朗氏が提唱している概念。教育においてさまざまな問題が発生している昨今「親のすべきことはなんだろう」という問題に立ち返り、「伝統的子育て」によって、親・家庭の教育力を向上させよう、というもの。

 

ここで言う「伝統的」がどの時代に依拠するのか明示されていないが、親学推進協会HPの「親学について」に「わたしたちの親や祖父母の時代と現代をくらべると」という記述があることから、この「わたしたち」を仮に高橋氏の年齢(60代)とするならば、明治期〜戦前ということになると思われる。

 

 わたしたちの親や祖父母の時代と現代をくらべると、少子化、核家族化や価値観の多様化、女性の社会進出などにともなって、子育てや親と子を取り巻く状況は大きく変化しています。

 

 近年は、不登校や非行といった子どもをめぐる問題が深刻化する一方で、学校に対して理不尽な要求をする「モンスター・ペアレント」が話題になるなど、家庭の教育力の低下が指摘され、親と子の在り方という問題が大きくクローズアップされてきています。

 

 そうしたなかで、「親のすべきことは何だろう」「親は子どもとどうかかわっていけばいいの」ということをまとめなおし、伝えていく必要が出てきたのです。

 

「親学って?」

 

 親になるためにこれだけは学んで欲しいこと、それを伝えるのが親学です。親学という言葉には、「親としての学び」と「親になるための学び」の二つの意味が含まれています。

 

 たとえば、親として、子どもの発達段階に応じてどうかかわったらよいのかといった大切なことを学びます。

 

 それらは、知識やテクニックといった小手先の内容だけではありません。親が自分自身を見つめなおし、成長してもらうためのものなのです。

 

親が育つ 子どもが育つ

 

 「子育て」というと、親が子どもに対して与えるという一方向のもののように考えられがちです。ところが親は、子育てをすることで何も得られないわけではありません。まして犠牲となるわけでもありません。

 

 親学では、親のすべきこと(役割)を学んでもらうだけでなく、子どもを持つ喜びや、子どもの成長を喜ぶ気持ちを深め、豊かな親心を育むことが大切だと考えています。

 

 つまり親学は親としての学びであるとともに、親が人間として成長するための学びでもあります。これから親になる人はもちろん、現在子育て中の人が親学を学ぶことにより、親としても人間としても成長し、自分に自信を持てるようになってほしいのです。

 

(出典:一般社団法人 親学推進協会HP)

http://www.oyagaku.org/aboutus/

 

 

■家訓と親学

 

家訓「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。

 

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

国史とは一見、関係なさそうな「家訓」ですが、幡谷の中では底流でしっかり1本の線でつながっています。おじいちゃん、おばあちゃんからの言い伝えこそが、日本の伝統であり、それなくして国も語れないと考えるからです

 

そして、可能性にあふれる子ども達とは対照的に、本来、襟をただし、学ばなくてはいけない親世代であると考えます。この時の親学の素材として「家訓づくり」は最適の素材なのです

 

 

■1分で実践できる「家訓」の効果

 

講演会に出席するとメモをとりながら熱心に先生のメモをとるお母さんの姿を拝見します。子どもを思う親の気持ちは尊く、先生のアドバイスも腑に落ちる内容ばかりです。

しかし、講演会のあと、「実践」できることって少なくないでしょうか? こころの持ち用と言われてしまったり、自分が変われば家族が変わると、わかったような分からんようなしめくくりで、講義は終わってしまいます。

 

「家訓づくり」の効果の特徴は1分後から実践できるテクニックが満載されている点です。

なおかつ、誰にでもできるごくごく簡単な方法しかアドバイスをしていません

 

例をあげると

・靴をそろえる

・挨拶をしっかり

・見送り出迎えは玄関まで

・ご飯粒をのこさない

 

たったそれだけ!?と思ったとしても、言うは易し、行うは難し。

「習慣」とは一朝一夕で身に付くものでもなく、ご家族で、唱和を実践しながら少しづつ身に着けていくものだと考えます。

 

正しい習慣を身に着けるためには、毎日の生活のなかで繰り返し学んでいくことが大切です。そして、いちど正しい習慣をみつけることができたら、お子さんの一生に計り知れないメリットが生まれます

習慣を身に着ける際、お勧めしたいのが、家訓の唱和と実践です

 

正しい習慣を身体にしみこませることができたなら、お子さんの人生は歳を重ねるごとに素晴らしいものになっていきます。1分間で人生が変わるご家庭ですぐに実践できる「正しい」習慣をぜひ挑戦ください^^

 

■PTAで採用してほしい「家訓づくりプログラム」

 

家訓づくりプログラムでは、JCでの開催はもちろん、PTAでの開催に力をいれています。 

 

オーダーを頂戴できれば、特別な費用負担もなく、最低限の打ち合わせだけで、開催ができるPTA役員のお父さん、お母さんには夢のような内容です^^

もちろん、開催後の高い効果も、確認ずみです。

 

5名~500名まで、時間も45分~90分っと、開催先さまのご希望にあわせカスマイズさせていただきます。

 

高い講演料を払っても、楽しいのはその日だけ。あるいは、ひとの話しを静かに聞くだけの講演って、苦手じゃありませんか?実は、幡谷もそんな一人です(*_*)。 

 

家訓づくりプログラムはワークショップ中心の構成で、誰でも楽しく受講できるのが特徴です。そして、講演会を聞いてその気になっても、何から実践できるか?迷うことってないでしょうか。しかし家訓は違います。受講後のその日から、実践できる「出口」のあるセミナーです!

  

皆様の地域での開催、役員会でのデモンストレーション等、形は問わず、まず、家訓プログラムに触れていただき、その楽しさ、そして、ご家庭での実施につなげていただくことを推薦します。

 

 

開催までの注意点や、効果をまとめた資料もございますので、資料請求はお気兼ねなくお申し付けください。

 

とくに、PTAの役員を務められている現役メンバー、シニアメンバーの皆様。普段、家族に冷たく?みられるJCでの活動を地域にフィードバックできる最大のチャンスです。 

  

■PTA関係での開催実績 

 

・水戸市立梅ヶ丘小学校 PTA 学校開放日の1コマ 

・水戸市立浜田小学校 PTA 

・茨城県PTA連絡協議会 中央地区総会 

・茨城県PTA連絡協議会 下妻地区 夏季研修会 

・ひたちなか市 那珂湊地区5中学校PTA研修会 

・朝霞市 市内5中学校 合同研修会 

・富山市立 芝園小学校 

・福島県 南会津教育事務所 

・福島県 南会津 郡PTA連合会評議会とブロック会議の合同会議 

・新潟県 小千谷青年会議所 例会(教育長、地区内PTA役員を招待) 

・香川県 高松青年会議所、高松市生涯学習センター協働事業

     (他 エリア内48小学校で実施中)

 

 ■アンケート結果 

「大変良かった」「よかった」と回答いただいた割合は、驚異の97.9%!

  

ここでは、富山県芝園小学校での家訓づくりの際のアンケート結果を紹介させていただきます。受講いただいた皆様の生の声をお聞きください^^

  

• とてもいい雰囲気の中で、改めて「家訓」というものについて考えさせられました。大変ありがとうございました。「情熱大陸」楽しみに待っています!

 

• 何気ない日常生活の中で、こんなにも伝えたい事がたくさんあるという事を改めて考えさせられた良い機会となりました。ありがとうございました。今後の子供達への接し方の参考にさせて頂きたいと思います。講師の方の話し方も非常に分かりやすくて良かったです。 

 

• 改めて「我が家」を見る良い機会となりました。 

 

• プロの司会者みたいで分かりやすく上手かった。家でやってみたいと思った。両親にも聞いてみようと思った。

  

• 聴くことだけでなく、Group Workがあったので、色々楽しかったです。結構盛り上がりました。どうもありがとうございました。 

 

• 漠然と躾のために子供に注意していたが、こんな風に「家訓」としてつくると楽しく守れそうに思いました。 

 

• 「家訓」という言い方に少し戸惑ったが、家族の中のルールは、小さい頃から決まっています。これを家訓にすることで、どんな風に子供たちが変わっていくのか見ていきたい。 

 

• 家訓を考えることで、当たり前の事ができていない自分を改めて気付かされた。家族の幸せを考える良い機会となった。 

 

• グループで話し合う事により、他の家族のすばらしい教えを知る事が出来たのがとても良かったです。「徳」をもっと考えようと思いました。 

 

• 家訓を考えるきっかけになり、大変面白かったです。ありがとうございました。 

 

• 親の価値観が自分を創っていることを改めて認識しました。 

 

• とても為になり勉強になりました。子供達に伝えていきたいと思いました。 

 

• 改めて子供に伝えたい事や、自分が心がけたい事を考える良い機会でした。 

 

• 改めて自分が子供達に言っているルールを見直したいかな? 当たり前の事がなかなか出来ない・・・けど、やっぱり伝えて行かないといけない事。

  

• 様々な家訓を知ることが出来て良かった。 

 

• BGM付きで楽しい時間が過ごせた。ありがとうございました! 

 

• 色々な家訓を学び、参考になりました。今後の我が家の家訓作りに役立てたいと思います。 

 

• いろんなことに気づくことができたが、なかなか家訓作りまでには至れなかった。ありがとうございました。 

 

• 普段の暮らしの中にも、家訓があるのだと気づきました。 

 

• なかなか楽しい内容でした。 

 

• 今まで考えもしなかったが、家訓や親からの言い伝えは、子供達は心のどこかで覚えているものだなと感じました。 

 

• 家訓と聞くとちょっと難しいかなと思っていたが、子供に伝えたいことを整理するのに良い機会となった。自分の思いを子供に伝えていきたいと思います。

 

• 「家訓」と聞くと構えてしまうところがあったが、自分たちから子供へ伝えたいこと、守ってほしいことを考えてみるのに良い機会になったと思います。

 

• とてもよかったです。ありがとうございました。 

 

• 父、母から受け継がれてきた家訓は、今も自分の子供に受け継がれている事を改めて感じました。私自身、子供の見本となるようにしたい。

 

• 私は知らず知らずのうちに子供に高望みをしていて、出来ないことばかりを口にしていることに気づいた。

  

• 家訓、やはり口に出して言ってみたり、紙に書く事によって、言葉の重みなど感じました。思ってるだけではダメで、子供に、自分に、命令ではなく「家訓」という言葉で実行します。

  

• 家訓という事について考えた事もなく、良い体験だったと思います。改めて家族のあり方についても話していきたいと思いました。

  

• 親からよく言われたことが家訓になるとわかり、家訓のハードルが下がりました。時間をかけて考えてみたいです。

  

• 90分は長いと思いましたが、楽しい時間であっという間でした。ありがとうございました。

  

• 子供は親の背中を見て育っていると強く感じました。家訓を作って大人もルールを守り、自然と出来るようにしたいと思いました。

 

 • 今の家族のあり方を変える良いきっかけになると思いました。どうもありがとうございました。

  

• 夫に参加してもらうべき内容でした。

 

 

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神話の絵本と小川洋次郎先輩のお話し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは、日本の神話を語ることができますか? 

 

京都会議の機会に、教育の拠り所策定委員会(2009年)で委員長をつとめられた小川先輩に家訓本進呈させていただきました

 

小川先輩は委員長時代に親学の重要性をとき、とくに幼児期の読み聞かせの効果や日本人のアイデンティティの醸成のため「神話の絵本」を制作された国士です

 

当時、同委員会に水戸JCより吉澤敦先輩が副委員長として出向させていただいたご縁で、折に触れ、製作にいたった背景や、ご苦労を聞かせていただいていました

 

 「神話の絵本」は増刷を重ね、現在1万冊を超えているそうです^^ この絵本は、日本JCで審議をもらえず有志による自己出版に至ったいわくつきのものですが、高い志は年次をこえ、幡谷にも、もちろん今の現役さんにも受け継がれています

 

古事記、日本書紀に記された神話の世界、現代語に訳されていても読み解くのに結構忍耐?がいるのも事実です。神話は読んでみたいけど、難しい漢字は苦手*_*)・・・ そんなあなたに紹介するのは、「神話の絵本」です。かくいう家訓二ストもこの絵本で神話アレルギー?を克服することができました。
  

家訓づくりプログラムは、親学の素材として開発させていただきました。

そして、同じく親世代の学びのため、絵本をツールとして、読み聞かせの大切さを訴求されたものが、「幸せの国の幸せのこどもの話」にあたります。

 

幼い頃に、絵本の読み聞かせを受けている児童は、その後の成長や発達に素晴らしい効果をもたらすことが知られています。そして、読み聞かせの素材として、日本に古くから伝わる神話をチョイスしたもの秀逸です^^

 

絵本というツールをつかって、シャワーのように我が国のアイデンティティーに触れることは大事なことなのではないでしょうか?

 

世界的な歴史学者として知られるアーノルド・トレンビー博士は、「民族の神話を学ばない国は間違いなく滅びる」と述べています。

 

国際化!と言われて久しいなか、真の国際化とは、自分の国を、自分の言葉で伝えることです。幼少期からの英語教育・・・というのも何だか滑稽で、まずは、しっかりとしたアイデンティティをもつこと。そしてそれをつくるものが、神話であるべきだと家訓二ストは考えます。

 

神話の絵本「幸せの国の幸せの子供」。家訓二ストは、勝手に応援団を自称し、行く先々でこの絵本の重要性を紹介してきました。

家訓で知り合った神道青年会の皆様や、旅の先々で出会う多くの仲間に、運動の輪をひろげてこれたのも、神さまの導き?があったのかもしれません。

 

皆様のご家庭にぜひこの神話の絵本をおき、そして子供たちと楽しく学んでみてください。

ディーエスだの、スマホだの、電子の中だけのコミュニケーションだけでなく、肌のぬくもりを感じながら、自分を育んだ日本という国の「成り立ち」を子どもたちと一緒にたどっていただくことを祈念します^^

 

家訓づくりプログラムで問うものは、あなたの価値観。それは、アイデンティティです。そして、日本のアイデンティティーをみつめるもの。それが神話であると確信しています

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

あなたは、日本の神話を語ることができますか? 

  

ここで、神話クイズです。

 

Q:今年は、2013年です。では、西暦の始まりの由来はなんでしょう?

A:キリストの生誕をゼロ年としてカウントしたもの

 

Q:クリスマスは誰の誕生日?

A:イエス・キリスト・・・ではありません。ローマ時代に後付で冬至のお祭りを組みあわせたものに由来しているそうです。

 

Q:日本の建国したのは、いつでしょう?

A:2672年前の2月11日 奈良県橿原で建国されました。

 

Q:では、建国したのは誰でしょう?

A:初代天皇に即位することになる神武天皇です。

 

 

キリスト教徒でもないのに、聖書のことって知識として知っている人も多い気がします。ドラマであったり、クリスマス会であったり、外人さんは上手にアイデンティティを紹介する術をもっているようです^^;

 

外国のカルチャーを否定するつもりはありませんが、どうせなら、日本のことを知っておくべき、そして子どもたちに「日本」を伝える必要ってないでしょうか?

 

「伝える」前に、子育て世代である我々が知らない日本の建国歴史を、子どもたちに伝えることなどできません。では、なぜ知らないのか? 答えは簡単、「習ってない」から。それは戦後のGHQ主導の教育改革の中で、日本を緩やかに弱体化させるべく、「神話」を否定したことに由来します。

 

 初代神武天皇より、10代にわたり100歳をこえる歴代天皇が登場することから、神話に由来する建国の歴史を、「科学的でない」っと否定する意見も多いようです。

しかし、クイズでも紹介したように、西暦の始まりや、あるいは聖書、新約聖書の中では500歳をこえる方、方舟で有名なノアなどは、300歳で、子どもを、500歳で洪水。そして950歳で死去っと、現実的ではない記述がみられます。

 

「ノア」は、いませんでした!っというのは、簡単。でも、ノアから連なる西洋の歴史すべてが否定できるのでしょうか? 神話の整合性でなく、伝えれてきたっという事実と向き合う姿勢。そして、この伝承を次の時代に引き継ぐ責任がぼくらにはあります。

 

神代から現代へ。

神話はおとぎばなしでもなく、地域地域に神話に由来を根ざすご祭神があり、秋祭りあるいは、初詣と、暮らしの中で共に息づくものです。

平成の世のたばねる天皇陛下ご自身も、神代より系譜を連ねる奇跡の存在でもあります。

 

創業200年をこえる会社が3000社。これは2位のドイツ800社を大きく上回る老舗大国であることは、プログラムでも取り上げさせていただきました。「古い」ということは、「長く続く」ということ。長く続くということは、不断の努力はもちろん、価値観の継承がしっかりされ、なおかつお客様、地域に愛され「徳」を育んできた証拠に他なりません。

 

これは、企業だけでなく「国」でも同じことがいえるのではないでしょうか?戦乱の絶えない人類の歴史の中で、建国が、2672年前。これは世界中で日本が一番古く尊い国ということを表しています。

 

最近の考古学の調査では、建国の地とされる奈良県橿原から多くの出土物がでてきており、3世紀に登場する古墳群の存在、4世紀の朝鮮に残る好太王碑文の記述、お堅い歴史学者が、実在を認める天皇までさかのぼっても、実に1500年の歴史を誇っているのです。日本の次に古い王族は、英国王家の1000年です。桁違いに古い歴史をもつことは自覚と、自慢をしなければなりません!

 

日本ってすごいっ! て思いませんか?

そんなすごい日本に生まれ育つってことは、幸せではないでしょうか?

 

そんな幸せを手に入れる、神話の絵本「幸せの国の幸せのこどもの話」 

ご注文はWEBでお待ちしています^^

 

http://www.ninigi.jp/

 

 

 

     

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『一行バカ売れ』(著:川上徹也)の書評と研究

 

 

 

 

 

 

 

 

『1行バカ売れ』(川上徹也 著)の書評と研究

 

 

 

 

 

『世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方』がやや売れしている著者の幡谷です。

やや売れから、バカ売れになれるようコピーライターである川上さんの著作『1行バカ売れ』を研究し、家訓づくりのキャッチコピーを研究してみたいと思います。

 

■コピーライターの仕事とは?

 

情報化社会が加速しています。現在の1日に受け取る情報量は、江戸時代の一生分と同じだと言われています。

情報のインフレ時代に、物を買ってもらう。あるいは関心を持ってもらうためには、有象無象のライバルたちの激烈な競争に勝つ必要があります。

 

「いいものは必ず売れる」と棚に商品を揃え、お客を待っていれば良かったのが昭和の商い。平成の商いは、たくさんの情報の中から、選んでもらうための「誘い水」が必要です。この「誘い水」が、コピーライト力なのではないでしょうか?

 

本著には、「一行バカ売れ」の具体例が紹介されています。

 

・「奇跡のリンゴ」

 収穫間際のリンゴが台風の直撃をうけ、多くが落下。生き残ったリンゴを「落ちないリンゴ」と名前をかえ、受験生むけに販売したところ、高額にも拘らず大人気となった。

 

・「スパイシーキャビア」

 西欧人には魚卵を食べる習慣がありません。ニューヨークの日本料理屋が、ゲテモノ扱いだった明太子料理を「スパイシーキャビア」と名前を変えると大人気メニューとなった

 

・「元彼が、サンタクロース」

 ブランド品買い取りの会社のコピーです。家に眠っている元彼からのプレゼントの買い取りを促す秀逸なメッセージではないでしょうか?

 

・「土用の丑の日」

 江戸時代、平賀源内が考案したという「土用の丑の日」。夏場に売上が落ちるウナギ料理屋の主人に頼まれ考案したと伝えられています。200年たった今も生き続けている元祖キャッチコピーです^^

 

■「いまだけ ここだけ あなただけ」5つのキーと10個の

 

本には、「ステーキでなく、シズルを売れ!」との広告業界の鉄則が紹介しています。

シズルとは、ジュージューする音をさす英語で、肉汁や香りとか、あるいは産地であるとか、ステーキそのものでなく、ステーキ周辺の情報を指します。

そしてシズルは3つの約束事があります「今だけ ここだけ あなただけ」というスペシャル感の演出です。

本で紹介されたキーワードを紹介させていただきます^^

 

@「あなただけ」と思わせる5つのキー

・ニュースを知らせる

・得することを提示する

・欲望を刺激する

・恐怖と不安でやさしく脅す

・信用を売りにする

 

@言葉のチョイスのために

・ターゲットを限定する

・問いかける

・圧縮して言い切る

・対比と本歌取り

・誇張をエンタメ化

・重要な情報を隠す

・数字やランキングを使う

・比喩でひきつける

・常識の逆をいう

・本気でお願いする

 

■トレーニングタイム「家訓の本」で応用してみよう

 

著作である『世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方』には、幻のサブタイトルがついていました。それは「家訓があれば85%のことはうまくいく 子育てに悩む まじめすぎるお母さんへ(お父さんも可)」というものです。

やたら長いタイトルは、検索エンジンに引っかかるためと、少しでも関心をもってもらうためのアイディアでしたが、出版社からNGとなり、現在のタイトルに落ち着きました(*_*)

 

素人がつくった本、しかも「家訓」というほとんど死語になっている言葉を、アカの他人に関心をもってもらうためには、たくさんの工夫が必要です。

 

現代は、関心の奪いあいの時代です。

現在の1日に受け取る情報量は、江戸時代の一生分と同じだと言われています。たくさんの情報のなかで埋没するのは、本やニュースだけでなく、あなた自身の存在かもしれません。

 

あなた自身も、他人やお客や恋人に売り込む商品と仮定すると、コピーライト力は、21世紀を生きる上で一番必要な力なのかもしれません^^

 

生きる力を磨く、コピーライト力を身に着けうるために『一秒バカ売れ』で学んだことを仮想「家訓本その②」をターゲットに、早速実践してみたいと思います^^

 

 

・「満足率97.3% 幸せを招くたった1つの習慣」

 

・「いい本なのに売れないのはなぜ!? 幸せをつかむたった1つの習慣」

 

・「1600円で子どもの人生を変える本 今日から実践できる家訓づくりの本」

 

・「世界の中心で家訓と叫ぶ」

 

・「ご先祖さんはサンタクロース ~家訓という子どもを育むプレゼント~」

 

・「子育てにドラえもんはいない でも家訓ならある」

 

・「●●だって選べる時代に、家訓の1つもないのはおかしい」

 

・「家訓は難しい。でも97.3%の満足率で選ばれるのはなぜか!?」

 

・「子育てはごじゃっぺでいい ~家訓1つで楽々子育て~」

 

・「幸せになりたいならディ●ニーランドには行くな ~家訓1つで人生を変える方法~」

 

・「それで良かったらこの本は読むな ~幸せをまねく家訓の法則~」

 

・「男は永遠の10歳児 家訓で育てる父ちゃんの背中」

 

・「星一徹はどこいった? 家訓でつくるオヤジの背中」

 

・「明日世界が終わる日に家族で過ごすために読んでおく本」

 

・「子どもに殺される前に読む本」

 

・「とにかくやれ! ~子どもの人生をかえる家訓という提案~」

 

・「暮らしをデザインする 家訓という新しい習慣」

 

・「物より思い出 塾より家訓 ~塾にお金を捨てる前に読んでおく本~」

 

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お正月に提案したい「家訓の唱和」

 

 

 

 

 

 

 

あ~といくつ寝るとお正月 ♪
2015年も家訓づくりを弘める活動を通じ、全国各地の同志の皆様の郷里お邪魔することができました^^
また6月には念願だった家訓の本の出版も実現でき、改めてご縁とボクの才能に感謝するばかりです
さて、ブログでは新年にあたり皆様に提案したいお正月の新習慣を紹介しています。
思えば、今年の元旦に書籍化をFBで宣言して1年。
1年の計は元旦にありの格言どうり夢を叶えた一年になりました
ぜひ皆様も、家訓の昭和に加え、の目標を家族に、恋人に、そしてFBにつぶやいてください^^

 

■お正月の新習慣「セレモニー」と「家訓の唱和」

 

元旦を迎える日の朝、新品の下着によそ行きの服をきてお節を食べるのが習慣でした。子どもの頃は、なんか面倒な一日だな~っと感じていましたが、なんか特別な感じがあったのは覚えています^^;

 

そんな特別な時に着る着物を「晴れ着」と呼びます。古来より日本には、日常の生活を「ケ」。そして、お祭りの日や、運動会、結婚式などスペシャルな日を「ハレ」と呼び、明確に区別する風習がありました。

 

青年会議所では、例会や事業を行う際にセレモニーを取り入れています。これも「ハレ」と「ケ」を区別する1つの実践例ではないでしょうか?

 

朝起きて、仕事して飯食って寝る。あるいは、ご飯をつくり子どもの面倒をみて、サスペンスをみてふて寝する・・・。「当たり前の生活に感謝しなくてはいけない!」っと頭で理解していても、ダラダラ続く生活の中で出口を見つけるのは難しいものです

 

現代の生活の問題点の1つに濃淡が足りないことがあげられます。「ハレ」と「ケ」の2つの違いをはっきりさせることが、当たり前の日常を輝かせることにもつながります。モヤモヤする毎日を抜け出すためには、ご先祖さまから受け継いできた日本人のリズムを取り戻すことが近道です。

 

遊ぶ時はしっかり遊ぶ^^

そして、働く時は、しっかり働く。

 

今日のブログは、2015年12月31日を記念して、1年間で一番の「ハレ」の日。お正月を迎える作法を紹介していきます。

 

 

■お正月のセレモニーの意味

 

年末になると、大掃除や、年賀状書きなど、たくさんの行事がおしよせてきます。しかしその忙しさには、たくさんの意味があることをご存知でしょうか? まずは、お正月を迎えるにあたってのトリビアです。

 

・お正月は、歳神さまをお迎えする儀式である

・大掃除は、すす払いをし神様に失礼がないようにするもの

・門松は、歳神さまを家に迎えるための依り代である

・年賀状は本来、「お年始」として知人をまわるものが、簡略化したものである

・お年玉は、もともと「お年魂」と書いた

・お年玉は、餅を配っていたものが、お金に変わっていった

・歳神さまの宿る「鏡餅」をみんなで食べて、安泰を祈るものである

 

元旦には、「歳神(としがみ)」という新年の神様が、1年の幸福をもたらすために、各ご家庭に降臨します。歳神さまは祖霊神と言われ、田の神として、あるいは山の神として普段から私たちの生活を見守ってくれている神様です。

 

神さまが家にやってくる! そんな神様への目印が、門松。そして滞在中の居場所が、鏡餅(依り代)。 そしてお年玉とは、鏡餅を食べることで、神様のパワーをおすそ分け頂き、一年の幸福を祈る儀式であったのです。

 

家訓づくりのセミナーでは、できた家訓をどうやって読みつぐの?そんな質問をいただくことがあります。そのとき、おススメしているのが朝ごはんを食べる時の唱和。あるいは、お正月に家族みんなで読み上げて、そのあと「お年玉」をあげる儀式です。

 

埼玉県の朝霞市のKさん宅では、お父さんがつくった家訓をお母さんが半紙にしたため、それをお正月に家族で唱和をしていると教えてくれました。 実はこうしたセレモニーには子ども達に日本の伝統を伝える意味だけでなく、日ごろ不足しがちな「お父さん不足」を解消する切り札になる新習慣なのです。

 

 

■お父さん不足を補うお正月というサプリメント

 

家の中で、お母さんは、ほっておいて圧倒的にえらい! 子どもを産み、あるいは家事に精をだす偉大な「神さま」です。お父さんだって、仕事に育児にっと、がんばっていますが、いかんせん家の中では活躍の場所がないと感じないでしょうか? 現代のお父さんは、どこかを演出をしないと「長」(おさ)には成れない現実があるのです。アニメ「巨人の星」の星一徹のような頑固おやじは、もはや絶滅危惧種です。

 

そして、その演出に一番最適なのが、「お正月」の儀式です。 家訓ニストの推奨する「お正月」の儀式は以下の通りです。

 

①新しい下着をつけて集合

②家長(お父さん)の元、正座をしてお屠蘇をのむ

③家訓の唱和をする

④子ども達から、1年間の目標をのべさせ、お父さんからお年玉をあげる

⑤あとはとにかく楽しくお正月をすごす^^

 

お正月の儀式は、家庭内の父親不足を解消する切り札になる習慣です。お年玉は、おこずかいにはあらず。家長のあなたが、正座をさせ、家訓の唱和をし一年の無事を祈り、お年魂を勧進してください。

  

お正月は、1年間で一番スペシャルな「ハレ」の日です。 そんな楽しい一日に、セレモニー(儀式)を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

「家訓の唱和」は、家長から上から目線で家族の幸せの基準を示してください

そして、家族のそれぞれが1年間の目標をのべてみましょう

 

1年の計は元旦にあり。家訓ニストは、楽しいお正月にピリリとする新習慣を実践いただくことを提案します^^

 

それでは皆様、よいお年を~♪

 

 

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茨城空港でいく47位からの46位の旅

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

茨城空港は、茨城県の中央部の小美玉市に位置する空港で、首都圏に位置する三番目の空港として知られています。

羽田、成田に比べ地味すぎる存在感ですが、近年はスカイマークや、中国のLCCが就航便をふやし、近隣の住民やビジネスマンにとってかかせない足としてその役割をましています。

 

その特徴は、駐車場がただ。航空自衛隊の戦闘機がみられる?とのメリットに加え、東京までだって約1時間半、500円(空港便利用時 利用者以外でも1000円)で利用可能なアクセスと、使い分けによっては都内のユーザーにとっても便利な空港になっています

 

たとえば、水戸駅からスーパーひたちで、東京まで行く時間は1時間強+4000円が必要です

しかし、おなじ1時間+8000円(早わり)で神戸空港まで行くことができます。水戸から関西方面に行く場合、茨城空港はすごく便利です。おなじように関西の方も、旅のプラン次第で、1時間+8000円で関東を満喫できることにもなります

 

田舎ものの幡谷にとって、羽田空港にいくまでひとつの旅。目的地につくまえに疲れ切ってしまうより、茨城空港から楽ちんなアクセスで、北海道、神戸、福岡、那覇っと(平成28年2月就航便)いろんな処にいけるのは、はかりしれないメリットがあるのです^^

 

ぜひ皆様もご活用ください。とくに宇都宮や、福島(浜通り)の皆様にとっては、盲点となる旅の選択肢です。茨城から旅の出発を、そして遠方の皆様には、茨城を旅の目的地にしてみてください

 

 

茨城県は、魅力度ランキング47位と苦戦する県です。

 

都道府県の魅力度ランキングとは、株式会社ブランド総合研究所が実施している「地域ブランド調査」に基づき、都道府県のブランド力を評価した指標を魅力度としてランキングしたものです。地域ブランド調査は2006年から実施され、当初は市町村だけが対象でしたが、2009年の調査からは都道府県も対象となりました。調査は、全国約3万人がそれぞれの地域に対して魅力度、認知度、情報接触度、各地域のイメージ、情報接触コンテンツ、観光意欲度、居住意欲度、産品の購入意欲度、地域資源の評価などを質問し、各地域の現状を多角的に評価分析しています。その中で、個々の都道府県について「魅力的だ」と肯定回答した人の比率についてのランキングです。

 

1位 北海道 2位 京都 3位 東京4位 沖縄 5位 神奈川 ・・・

43位 滋賀  44位 埼玉 45位 群馬 46位 佐賀 47位 茨城

 

 

幡谷の住む茨城は、3年連続過去7年で計6回の最下位っという壊滅的なデータとなっています(―_―)!!

茨城県は、関東地方の北東部に位置する県で、もとの常陸国全域と下総国北部(明治 以降、千葉県より移管)にあたる。県の人口は2,909,974人(2015年9月1日)で、日本の 総人口の約2.3%を占めており、静岡県に次いで全国第11位です。

人口だけでいえば、広島、京都、宮城よりも多いのにパッとしない県に位置付けられています

 

一方、茨城の目下のライバル佐賀県は、どんな県なのでしょう?

人口は83万人で42位。近年、がばい婆ちゃんや、佐賀の歌など自虐的ながらもPRには成功している印象もありますが、こちらも地味(>_<)

 

今回、幡谷は茨城空港の可能性を探るため、茨城から福岡へ飛び、さらに足をのばして佐賀県での観光を楽しんできました。

 

敵をしり己をしれば百戦あやうからず

 

魅力度47位と46位が競うドングリ旅です(-_-;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茨城空港から福岡までは約2時間。そこから車で1時間も走れば佐賀県となります。

佐賀県と茨城県の共通点は、大都市に近い(福岡、東京)点。そして新幹線がない点です。

 

 

周囲に魅力的な観光地がある場合、その周辺は取り残されます。佐賀の場合、手前に博多。そして奥には長崎を控えています。なかなか途中下車して遊んでいこうっという風にはなりません。

おなじように、茨城においても、東京まで観光客が来たと仮定した場合、東京都内の観光地との競争、ディズニーランドとの競争、そして都内から2時間っという立地圏であれば、日光や箱根。そして新幹線をつかえば、仙台、長野、名古屋までもが、観光地の競争相手になります。

 

お互い魅力ランキングで苦戦するには「訳」がありそうです。

また同じ田舎の県であっても湯布院を控える大分は魅力が高くなります。こうしたキラーコンテンツを持つことも、最下位から脱出するための重要なファクターと言えそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初に訪問したのが唐津。

唐津には江戸時代から続く、【唐津くんち】という祭りがあります。

 

今回、いってきたのは、その博物館です。見るのと聞くのは大違い。そして現場に行ったときの感動はそれをも凌駕するものです。まじかにみる山車は、どれも荘厳で、どこかキュート。そしてとんでもなくデカいものです。こんな大きな山車を和紙とうるしだけ作り上げるというから驚きです。

 

また展示室の近くでは、山車の修復作業を見学できる施設もあり、ぜひとも祭り当日にも訪れてみたいと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

画像は、呼子の海中レストランの『萬坊』のイカのいきづくりです

  

まさに海中に位置するレストランで、この日は百杯のみの入荷。 開店後一時間で完売となっていました。 イカ目当てで、佐賀のヘンピな港まちに全国からお客さんが押し寄せます 茨城も、どうせ最下位だよっと居直って、とんがったもの、茨城でしか食べられないもの訴求していくことが大事かもしれません

 

一杯のイカをもとめて佐賀呼子。

そこまでして行ってみたい!っと思わせる演出と味でした。これは美味い^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レストラン萬坊の全景です。イカダのように海のなかにレストランがあります!

http://www.manbou.co.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

美食の次は、B級グルメ^^

 

お次は、佐賀県民に愛される「唐津バーガー」です

市内に何店舗かある移動販売車は、昭和のおもむき満載です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

味も、どこかなつかしい昭和の味!

元祖ご当地バーガーなのかもしれません。出来上がるのを待つ間も、ひっきりなしに車がとまっていきました。地元の人に愛されてこその「ご当地」もの。ぜひ唐津周辺にお越しの際は、「唐津バーガー」をご賞味ください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづいては、名護屋城跡

太閤秀吉が、唐入りのために朝鮮に兵を差し向け、その前線基地となった城です。秀吉自身も晩年は、この城で多くの時間をすごしており、単なる出城という規模を上回り、首都が移転してきたっといっても過言ではない荘厳な城跡です

ただし、遺構や建物は、残っておらず、秀吉の夢のあとをただただ歩くばかりですが、それでも歴史の一旦を感じさせる遺跡です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天守閣の跡からは遠く対馬が見える絶景です。そして、対馬からは朝鮮半島が見えるそうです。老人の誇大妄想っといわれる唐入りですが、貧しい農家出の秀吉が天下人になったことを重ね合わせれば、そんな妄想さえ叶う夢にも感じます。 いまは片田舎となった玄界灘をのぞむ小さな漁村に、世界を夢見た男たちの夢の跡をみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は、吉野ケ里遺跡です。

吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき)は、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町と神埼市にまたがる吉野ヶ里丘陵にある遺跡。国の特別史跡に指定されています。

 

およそ50ヘクタールにわたって残る弥生時代の大規模な環濠集落(環壕集落)跡で知られれ、工業団地の造成にともない1986年(昭和61年)からの発掘調査によって発見された。現在は国営吉野ヶ里歴史公園として一部を国が管理する公園となっています。

 

入場者数は開館当時が100万人、現在は60万人の動員があるそうです。近年では修学旅行のスポットとして人気があるらしい。ちなみに入場料は420円でした

 

一時は、幻の邪馬台国発見か!?との報道もあり、弥生時代を専門にした遺跡では国内随一の規模です。また見学施設や、暮らし体験なども充実しており人気の高さがうかがえるスポットでした

 

 

その他にも、佐賀県には干潟で有名な有明海。祐徳稲荷神社。そして、有田焼など見どころはたくさんあるようです^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

『茨城空港でいく魅力度47位から46位の旅』をおえて・・・

 

たくさんの指標で構成される「魅力度」のランキング。1位の北海道の得点は60点台、反対に、46位の佐賀は7点、茨城にいたっては5点です(^_^;)

 

しかし、北海道にくらべ魅力が10分の1しかない!?っというのは、いくらなんでも嘘であり、1つの指標でしかないと幡谷は考えます

 

今回の旅では、九州在住の友だちがアテンドをしてくれました。旅にはこうした友達の力、もっといえば『クチコミ』の力が大きく作用します。

 

佐賀も、行ってみれば魅力がたくさん詰まった県であり、また茨城も同様の感想をもってもらえるコンテンツがたくさんあります

 

新幹線をひけとか、ディスニーランドを誘致しろっとか、ないものねだりをしても始まりません。地元にある魅力をひとつひとつ磨き上げること、それを住民自身が楽しむこと。そんな当たり前の積み重ねが、魅力度の最下位の泥沼から脱出するヒントになるのではないでしょうか?

 

また地域のもつ潜在能力を測るテストとして地名をつけた商品が売れるか?というもののあります。

たとえば【神戸ロール】とか【神戸プリン】という商品があったとして、これを【兵庫ロール】とかに改名しても売れ行きは悪くなるはずです

 

これはブランド力が、神戸>>>>兵庫となっている証拠です。

 

これを茨城にプロットすると

 

【茨城ロール】とか【茨城プリン】は、パッとしませんが

【つくばロール】とか【奥久慈プリン】ならどうでしょう!?

 

実は、茨城の迷走は、ブランド力のある地域名を活かさず、「イバラキ」というネガティブな県名で戦ってしまっているからだと推測されます。

つくばや、水戸。そして笠間なんかも、地名にパワーをもっています。魅力度47位は、なるべくしてなっているのかもしれません。

 

っていうか、魅力度なんて、調査会社の商売の道具にすぎません

住めば都。ぼくがいいな~っと思うところが、魅力度1位でいいはずです。

 

茨城空港からは、現在(平成27年12月)札幌、神戸、福岡、那覇。そして中国便がそれぞれ就航しています。

 

旅にでるということは、いままで気づかなった故郷の魅力と出会うことにもなります。

呼子のイカは美味いが、鹿島灘のハマグリだって負けてはいない。名護屋城はひろいが、偕楽園公園や弘道館だっていい雰囲気だ、吉野ヶ里遺跡はすごいけど、国営ひたちなか海浜公園はもっとでかい(*_*)

 

魅力度47位と46位のどんぐりの背比べの旅のなかで、自分のランキング1位茨城の魅力を再発見してきました

 

 

 

 

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マンションポエムから学ぶ家訓のキャッチコピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたの家のポストをみてください
知らない間にマンションのチラシが投函されていませんか?
そして、そのチラシには大げさなセールストークが並んでいるはずです^^
そんなキャッチコピーが「マンションポエム」として注目を浴びています
今回の家訓ブログでは、マンションポエムに学ぶ家訓づくりのキャッチコピーを研究してみます。
(例
住まいを選ぶこと。それは眺めを選ぶことでもある。
(応用例
家訓を選ぶこと。それは眺めを選ぶことでもある。
ん~違和感がない^^

たった一枚のチラシから、人生最大の買い物をさせるには壮大な物語が必要です。そしてそこには、おおげさすぎるほどのキャッチコピーが並んでいます。しかしたった一つの家訓から、人生を好転させる家訓づくりには、同じだけのセールストークが必要なのではないでしょうか?

 

こうしたマンション業界独特のキャッチコピーを文学としてとらえる「マンションポエム」は、大山顕(おおやまけん)さんによって提唱されました。大山さんの著書には、「工場萌え」「団地の見究」「ジャンクション」などがあり、マンションの広告の大げさに表現を「マンションポエム」として命名し、日々研究を続けられている賢人です^^

 元ネタ:http://portal.nifty.com/kiji/130830161597_1.htm

 

今回の家訓ブログでは、マンションポエムを参考に家訓づくりのキャッチコピーを洗練していきたいとおもいます^^

 

■マンションポエム

 

=例題=

 ・私庭、高輪。 ようこそ、高輪の頂へ。

⇒借り物でない自分だけの価値観。ようこそ家訓の頂へ。

 

・やすらぎを極めた真の私邸。

⇒やすらぎを極めた真の邸宅。家訓のある風景

  

・上質を知り尽くすアーティストが創る、真の邸宅。

⇒本質を知り尽くすご先祖さんの知恵.家訓

  

やすらぎを究極まで昇華させる、地上47階・港区最高峰の超高層。

⇒やすらぎを孫の代まで昇華する、197ページの家訓づくりの最高峰 

 

・住まいを選ぶこと。それは、眺めを選ぶことでもある

⇒家訓を選ぶこと。それは人生を選ぶことでもある。

 

・都心にあって、喧騒の遥か。

⇒家訓があれば、喧騒はるか。

 

・川辺の安らぎに抱かれた、悠久の邸。

⇒家訓の安らぎに抱かれた、悠久の邸。

 

・名作を日常とする。

⇒家訓を日常とする。日常を家訓とする。

 

・深まる静謐を味わう、私領域。

⇒深まる静謐を味わう、家訓領域。

 

・歴史を継ぎ、今日を紡ぎ、明日を結ぶ、流儀の邸。

⇒歴史を継ぎ、今日を紡ぎ、明日を結ぶ、家訓の流儀。

 

・東京を頂く。

⇒家訓を頂く。

 

・時を超える価値を求めて。TIMELESS TOKYO

⇒ 時を超える価値を求めて。TIMELESS KAKUN 

 

・人生に高輪という贈り物

⇒人生に家訓という贈り物

  

 

う~ん、どれもぴったりくるではないか<(`^´)>

そもそも、家をまもる「家訓」と、家そのものを指す「マンション」の親和性は驚くほど高いのかもしれません。

 

数千万。都心では、数億もするマンション業界にあって、マンションポエムは、売れ行きを左右する大事なワードです。

慎重に、時におおげさに、業者さんが選んだポエムは、結局、価値観や、未来を暗示させる言葉が多く、そういった面でも家訓が求める価値観とシンクロするようです^^

 

1億のマンションを買っても、そこに家族の笑顔がなければ、コンクリートの牢獄です。逆に、家族の笑顔があるならば、バラックでも、アパートでも人生を豊かにしてくれます。

 

人生最大の買い物となるマンション。

では、なぜマンションを買うのか?それは幸せになるためです。

 

人は、たとえローンを組んだとしても、働き甲斐や、自分へのご褒美、そして家族と一緒に暮らす幸せをマンションのなかに投影するのです。

「幸せになるため・・・」そんなシンプルな目標を達成するために、4LDK にプラスして「家訓つき」の物件が求められます!

 

ディベロッパーの皆様、ぜひマンションの販売の際には、家訓づくりを推奨いただくことをお勧めします(^_-) 

人がいてこそのマンション。それは、今住んでいるご家族だけでなく、過去現在未来をつなぐ、家訓という「ぬくもり」が求められるのではないでしょうか?

 

 

 

 

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「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性

熊本県で、全国初の「家庭教育支援条例」が施行され注目をあびています

 

家訓二ストが暮らす茨城県でも施行にむけて関係者のなかで勉強会がはじまったそうです。

 

先日、家訓づくりプログラムの受講経験もある加藤県議から条例について教えていただきました

 

っていうか、これは家訓二ストと、日本の教育について千載一遇のチャンスです(ー_ー)!!

 

「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性について考察してみます

 

■くまもと教育支援条例の序文の紹介

 

(参照:熊本県教育委員会HP)

http://kyouiku.higo.ed.jp/page3558/page4345/

  

家庭は、教育の原点であり、全ての教育の出発点である。基本的な生活習慣、豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的な倫理観、自立心や自制心などは、愛情による絆で結ばれた家族との触れ合いを通じて、家庭で育まれるものである。私たちが住む熊本では、子どもは地域の宝として、それぞれの家庭はもちろんのこと、子どもを取り巻く地域社会その他県民みなで子どもの育ちを支えてきた。

 

 しかしながら、少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化など、社会が変化している中、過保護、過干渉、放任など家庭の教育力の低下が指摘されている。また、育児の不安や児童虐待などが問題となるとともに、いじめや子どもたちの自尊心の低さが課題となっている。

 

 これまでも、教育における家庭の果たす役割と責任についての啓発など、家庭教育を支援するための様々な取組が行われてきているが、今こそ、その取組を更に進めていくことが求められている。

 

こうした取組により、各家庭が改めて家庭教育に対する責任を自覚し、その役割を認識するとともに、家庭を取り巻く学校等、地域、事業者、行政その他県民みなで家庭教育を支えていくことが必要である

 

ここに、子どもたちの健やかな成長に喜びを実感できる熊本の実現を目指して、この条例を制定する。

 

 

■家庭教育のキラーコンテンツ「家訓づくり」の可能性

 

序文は家庭教育の重要性を説いた名文で、異論をはさむ余地はないでしょう。ただし、「じゃ、具体的になにするの?」っとなると、地域でのセミナー開催や、ポスターの掲示・・・など、結局、従来型のしょぼい対策しか想定できません

 

重要性はわかっていても、いざ実行するとなると家庭ごとの価値観の違いや生活環境など実行していくうえでの課題が山積みであることがわかります

さらにプライバシーや、宗教観まで加味すると、できることなどほとんどないことになっていまいます(*_*)

 

しかし「家訓づくり」はこのような課題を一気に解決してきた実績があります。どのような利点があるか、改めて紹介していきます

 

① 価値観をおしつけるのでなく、家庭ごとに大事にしていくものを見つけるプログラムである

② 子供と一緒にルール(家訓)をまもることで、高い効果が生まれる

③ シンプルに楽しく家訓づくりに挑戦することができる

④ 誰でも講師ができる(費用がかからない)

 

ただせさえ忙しい子育て世代のママ、パパたちをセミナーにしばりつけておくことは、大変難しい課題です。ただしそこに楽しさがあれば、前向きに受講いただくきっかけになるし、さらに親子で楽しむワークショップ(例:消しゴムハンコづくり&家訓)を組み合わせれば、負担感なく、家庭教育へアプローチができる!っと家訓二ストは考えます。

 

「家庭教育支援条例」と「家訓づくり」の親和性は異常に高い

っていうか、家訓以外の有効な対策があるなら教えてほしい!ぐらいです


ノーベル平和賞受賞にむけて、家訓二ストの出番が増える予感がします

関係者の皆様からのお問い合わせをお待ちしております^^

 

 

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『家族という病』VS『家訓づくりの本』

 

 

 

 

 

 

 

 『家族という病』(作者: 下重暁子・出版社: 幻冬舎)が売れています。ベストセラーに名を連ね、現在30万部近くを売り上げているそうです。

 

「家族ほど、しんどいものはない。」という帯封のメッセージがこの本の購買欲を高める一方、それ以上でもそれ以下でもない、しょうもない本を買ってしまいました(ー_ー)!!

 

著作『世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方』も、実は、家族はしんどい・・・っという立ち位置で、本を書き始めています。

ただし、下重さんが、「自分」に逃げることで、家族との距離を保ったのに比べ、幡谷は、「ご先祖」さんに逃げることで、いけ好かない両親に告げ口をする!というポジショニングです。

 

誰しも「家族」というものに対して、諸手をあげて「家族に乾杯!」とか言えない葛藤を抱えて生きていくものだし、それは、10代でも、50代でもあるいは死ぬ直前まで、モヤモヤしたものと生きていく。それが人生だと思います

 

『家族という病』は、言いたくても言えない葛藤がある!というすべての方に、スッと心に入るタイトルで、パッと買われているという一点でベストセラーとなりました。

対して、家訓づくりの本は、おかげさまで増刷にはいりましたが、公称2000部という部数、100:0.7という完敗です(*_*)

 

ただし、アプローチ、あるいはタイトルの違いはあるものの、「家族」をテーマに、潜在的なニーズがある!ということが分かりました

 


彼をしり、己をしれば、百戦殆うからず。

改めて、仮想敵国たる『家族という病』を紹介させていただきます


概要:(「BOOKデータ」より)

日本人の多くが「一家団欒」という言葉にあこがれ、そうあらねばならないという呪縛にとらわれている。しかし、そもそも「家族」とは、それほどすばらしいものなのか。実際には、家族がらみの事件やトラブルを挙げればキリがない。それなのになぜ、日本で「家族」は美化されるのか。一方で、「家族」という幻想に取り憑かれ、口を開けば家族の話しかしない人もいる。そんな人達を著者は「家族のことしか話題がない人はつまらない」「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」と一刀両断。家族の実態をえぐりつつ、「家族とは何か」を提起する一冊。


ここで、本著の読んだ感想で打順を組んでみたいとおもいます


1.「家族ほどしんどいものはない」という帯がいい

2.「家族の話しだけの人はつまらない」と一冊自分の家族の話を書いた

3.被害者意識が高いが、大した被害にあってない

4.おばちゃん(著者)が中二病だ

5.その場の感傷ばかりで、普遍的な価値観がない

6.「家族」の定義に「ご先祖さん」が入っていない

7.引用するデータ(例)がおかしい

8.結局、何が言いたいのか分からない

9.やっぱりタイトルがすごくいい


結局、タイトルにまけて、70歳をすぎた「中2病」のおばちゃんの本を買ってしまったという結論です


家訓二ストのお届けしている「家訓づくり」では、理想の家族の構築にむけて、子どもでも、親でもなく、「自分」が襟をただすことだけを紹介する内容です。


例えば、子どもとの関係に悩むお父さんには、ご自身が、自分の親に孝行すること、あるいはご自身が、お墓まいりをすることでご先祖さんに感謝することを求めています。


子育ての基本は背中をみせること!

そしてそれでも足りなければご先祖さんのパワーを借りることを提案しています


自分自身の体験として、親との関係を悩み、反発した時期もながかったです。40才を超えた今も、結局、両親に感謝しながらも、憎み、反発し、安堵し、うっとおしいっと感じながら日々の生活をおくっています


無理に結論を出す必要もないし、その葛藤もエレルギーの一部なのだな・・・とは感じます。


大酒飲みで、ヘビースモーカーの父に反発し、幡谷は煙草も酒もしません。それは、おじいちゃんもそうだったと聞いています。一方で、一度酒をのめば無二の親友と語る父に比べ、幡谷は疑心暗鬼がひどく、友達が少ないのが欠点です。


結局、親と子。とくに男親と息子は、反発しながら、同化し、あるいは反面教師として自分の人生を歩むものです。でも、その男親も、自分の親の反面教師であるわけで、結局、おじいちゃんと孫、そして自分の親と、自分の息子と、ループしながら、価値観というものは輪廻を繰り返していることでしょう(p_-)


ひとは麦のみで生きるにあらず

「悩む」そのすべてが人生である!


ぼくは、家族との葛藤を、ご先祖さんとの関係、そして家訓づくりの中に応えをもとめ自分の人生を歩んでいます

「家族という病」、そして著作「世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方」。それぞれの提示にした答えに、正解はないのもまた真理です。


ただし30万部VS2000部というのは、いかにも分が悪く、ベストセラーに噛みつく、負け犬の遠吠えにしかきこえません(+_+)

今後も、セミナーやご支援いただく皆様のご厚情を賜り、30万VS1万部、あるいは、ノーベル賞の受賞で見返してやりたいと思います






 

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土曜学習と青年会議所と家訓づくり


 

 

 

 

 

 

■地域で支える教育環境

 

平成27年11月7日 広島県尾道市因島南小学校を会場に、因島JCさまの11月例会として、「家訓づくり、ひとづくり、道づくり」のお手伝いをしてきました

 

この日は、尾道市内すべての学校で、土曜学習を実施しており、各学校ごとに特色をいかした様々な取組を実践されていました。

 

因島南小学校では、土曜学習として

①子供たちへの道徳の授業

②親子での家訓づくり

③地域への貢献活動(お掃除隊)

 

上記のカリキュラムを用意されています。

 

地域と家庭、そして学校と見事に網羅した素晴らしい内容となりました。

この時の「地域」とは、校外活動を受け入れる住民の皆様だけでなく、例会の設えに奔走する青年会議所のメンバーのことも含まれます。

 

見慣れない黒スーツの一団が、学校にやってくることで、子供たちにもいい緊張感が生まれる?っと、校長先生がおっしゃってくださいました

 

今後、こうした取り組みが、因島だけでなく、全国各地に伝播することで、子ども達をとりまく教育環境が劇的に変わるのではないでしょうか?

そんな夢を感じる開催となりました^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■土曜学習とは?

  

文部科学省では、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向けて、学校教育法施行規則を一部改正し、地域や企業の協力を得て、「土曜日の教育活動推進プロジェクト」を進められています。 

 

教育とは本来、「学校」「地域」「家庭」のそれぞれが子ども達のために不断の努力をし支えるものです。

学校だけではいけないし、もちろん、地域だけでもいけません。


多様化する社会にあって、子どもたちを取り巻く環境が激変していると言われていますが、シンプルに考えれば、飯くってクソして寝る、たかだか半径2~3キロのエリアの環境を整えるだけで十分だと考えます。


そして一番大事なのが「家庭環境」です。

土曜学習の推進などで、学校や、地域での取り組みが加速するなか、プライバシーの保護?がネックになり、一番大事な各家庭内での意識醸成が手つかずのままである現状があります。


家訓づくりプログラムの役割は、まさにこの「家庭教育」に手をつっこむこと、そして親子で改めて、なにが大事か?を考える場所となることを目指しています。


親御さんからは学校に対し、意見をする場所や教育委員会への訴えなど、たくさんのツールがあるなか、学校からの各家庭への「お願い」は、まさに「お願い」でしかありません。


こうした一方通行を、「地域」。とくに「青年会議所」が、家訓づくりなどの設えを通じて、良好な関係をつくれると幡谷は考えます。そして、こうした素晴らしい教育モデルが、因島だけでなく、新潟県の小千谷JCや、神奈川の小田原JCなど、続々と誕生しています。 

 


 

 

 

 

 

 

 ■土曜学習と青年会議所

 

画像は、尾道JCさんが独自に取り組む地域での道徳の授業の写真です。

 

尾道JCさんでは、エリア内の20をこえる小学校すべてに声掛けをし、趣旨に賛同いただいた10の学校で、「こころの授業」を実施しています

 

この「こころの授業」は、尾道JCさんが独自に開発した道徳のカリキュラムで、委員会メンバーさんが、講師として教壇にたち、ワークショップをまじえながら、さいごに感謝の手紙を書くという内容です。

 

道徳の必修化が進む中、教育現場では教材不足や、「道徳」の捉え方の問題など試行錯誤が続いています。

地域に根差す青年会議所が、教室をジャックし、生徒たちに直接伝えることの意義は大変ふかいものです^^

 

この道徳のカリキュラム化の際には、幡谷もお手伝いしています。 

しかし、肝心なのは内容よりも、学校という閉ざされた空間にJCのメンバーさんが教壇にたつ!という一点だ!っとの、激励をよせさせていただきました


こうしたLOMさんの独自のカリキュラムは、福島の二本松JCさんや、富山JCさんの偉人伝の取組など、実は、隠れたトレンドになっています


また日本JCでは、土曜学習に対応できる「徳育ゼミナール」や「領土領海プログラム」。「選挙をまなぶカリキュラム」など多くのコンテンツを有しています。

土曜学習を推進する文部科学省からも、青年会議所の活躍を期待されています。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■家訓づくりの役割

 

画像は、因島南小学校の校長室での写真です。

30年ぶりに?校長室にはいりました^^;

 

校長先生と因島JCさまの関係を拝見すると、強いつながりを感じました。

そうしたつながりは、一朝一夕で出来るものでなく、長い伝統と、地域に根をはる活動をされてきた実績が背景にあると感じました

 

校長先生からは、家訓づくりを通じて、お父さんお母さん、そして子供たちが、楽しく作業する様子が印象的だったとお褒めの言葉を頂戴しました。

運動会や、地域の活動があっても、「親と子」が一緒に作業する内容はこれまでなかったっとも、レビューをいただいています。

 

JCの目線からいうと、学校を筆頭に違う団体さまと協働の事業を行うことは、ただでさえめんどくさい議案書が、更にめんどくさいことになります。

 

しかし、その苦難の先には、これまで感じれなかったイノベーションがまっている!とも思います

 

改めて、全国で展開される土曜学習に、青年会議所の皆さんが活躍されること、そして「家訓づくりプログラム」がそのお手伝いをしていくことを夢想します^^

因島JCの皆様、ありがとうございました!

 

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○○で打線を組んでみた~大村先生の偉業をたたえる~

●●で打線を組んでみた

~大村智先生の偉業で打線を組んでみた~

 

若い頃に無駄にした時間が、人生で一番自由だったかもしれない

(アニータ・ブルックナー)

 

中井正広のブラックバラエティーの中で盛んに組まれていた?「●●で打線を組む」企画を覚えているでしょうか?

最初の頃は、野球好きの中居くんが、歴代の名選手の打線を組んでいたものが、番組末期になると脱線に次ぐ脱線で、プロ野球選手から、芸人。そして弁当のオカズで打線を組むまで成長しました

 

理屈とバンソーコは、どこまでもついてくる

理屈なんか抜きにして、バカバカしく楽しんでいきましょう^^

 

 

■お弁当のおかずで打線を組んでみた

 

1番 からあげ

2番 鮭

3番 豚の生姜焼き

4番 とんかつ

5番 ハンバーグ

6番 しゅうまい

7番 焼肉

8番 のり弁

9番 海老フライ

ピッチャー  幕の内

 

解説:もはや伝説となった「弁当のおかず」で組まれた打線です(*_*)。番組のなかでは、四番を誰にするか?で議論が沸騰、個人的には、から揚げを4番にすべきと考えますが、最強のおかずを一番とするのも一興。から揚げ=真弓っと置き換えれば、バース、掛布、岡田を要した80年の伝説の打線も思い出させます。

 

 

■関東の芸人で打線を組んでみた

 

1番 くりぃむしちゅー

2番 関根勤

3番 石橋貴明

4番 ビートたけし

5番 木梨憲武

6番 志村けん

7番 爆笑問題

8番 ウッチャンナンチャン

9番 さまぁ~ず

ピッチャー 萩本欽一

 

解説:4番のたけしさん、そしてピッチャーに欽ちゃんを要する打線です。3番、4番をとんねるずで挟むあたりに、「東京」を感じます。また6番にレジェンド志村けん。さま~ずが9番、そして控えにも、バナナマンなんかがいそうです^^ これは強い!

 

■関西の芸人で打線を組んでみた

 

1番 浜田雅功

2番 今田耕司 

3番 明石家さんま

4番 笑福亭鶴瓶

5番 島田紳助

6番 千原ジュニア

7番 雨上がり決死隊

8番 岡村隆史

9番 東野幸治

ピッチャー 松本人志

 

解説:四番に重鎮の鶴瓶、そしてピッチャーに松本人志という贅沢な布陣です。松ちゃんにかんしては、球界でいえば、ダルビッシュや、田中といった文字通りのエースです。2番の今田耕司はつなぎ役として最適、相手のピッチャーにあわせて、東野でもいい結果が残せます。5番島田紳助は、現在は、引退したため、雨上がりがクリーンナップに入り、ロンドンハーツのスタメン起用も・・・ 8番に岡村をおくというのが関西の選手層の厚さがわかります^^

 

■家訓づくりの素晴らしさで打線を組んでみた

 

1番 今日からすぐに実践できる

2番 で、すぐに結果がでる

3番 こどもがシャンとする

4番 親の自覚が生まれる

5番 躾がよくなる

6番 ご先祖さんへの恩返し

7番 家族のなかのギスギス感の削減

8番 費用もかからない

9番 自分の価値観をみなおせる

ピッチャー 人生を豊かにする

 

 

■いばらきで打線を組んでみた

 

1番 水戸納豆

2番 2位の広さだ霞ヶ浦

3番 筑波山

4番 なまってる

5番 マックスコーヒー

6番 偕楽園

7番 乾燥いも

8番 袋田の滝

9番 常陸海浜公園

ピッチャー 魅力度47(*_*)

 

 

■大村智先生の偉業で打線を組んでみた

 

1.イベルメクチンの開発に成功

2.特許を放棄し、無料配布に協力

3.10億人の命を救う

4.ノーベル賞 受賞

5.大村メソッドを導入 補助金に頼らない研究体制の構築

6.後進の育成のため資金を投入

7.20種以上の有用物質を発見

8.病院、美術館、温泉を地元に寄付

9.フィラリアの薬で、愛犬の寿命をのばす

ピッチャー 「ひとのため、役にたつことをする」という生き方

 

 

以上、思いつくままに打線を組んでみました^^

9人のレギュラーは、要素を9つ選ぶことから始まります。そして、打順に沿って、要素の特製や重要度をチョイスする楽しさもあります。

改めて打線を組んでみると、偉業や、見逃しがちなファクターが見つかるから不思議です

 

 

人生で一番無駄な日は、笑わなかった日である

E/E・カミングス)

 

ぜひ週末に、ゴロゴロしながら、森羅万象に打線を組んでみてください^^

人生の真実は、無駄のなかでしかわからない。

せっかく三連休を無駄にすごしてみたらいかがでしょうか?^^;


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家訓の母 橋本副会頭のお話し

画像はシニアの総会で再会させていただいた橋本副会頭(2011年)と次世代社会創造グループの常任理事川島さんを支えていた新井室幹事(当時)の写真です^^

 

いまでは、FBを通じ、親交を深めさせていただいるお二人ですが、2011年の出向時。とくに予定者の段かいでは、鬼、あるいは敵のように叱咤激励を頂戴した恩人でもあります(*_*)

 

橋本副会頭は、名古屋での全国大会で卒業生の代表スピーチも務められています。


そのスピーチでは、奥様に

「あなたの子どもは生めない」

との衝撃のカミングアウトをされたことを告白したものでした。


奥様の真意は、結婚後、家庭生活のなかで橋本さんは「ありがとう」っと言ってなかったため、「ありがとう」っといえない子どもを作りたくない・・・っという指摘でした。


その後、悔い改めた橋本さんは、奥様と和解し、ありがとうっと言えるようになり、子宝にも恵まれています。


今では、家訓の唱和も実践しているとのことで、家訓づくりの良き理解者でもあり、そもそも、プログラムの母でもあります。

 

単年度制をひくJCにあって、1月から運動をスタートさせるためには、予定者といわれる準備段階が非常に重要になっていきます。この予定者の2か月の地獄は、一生わすられないものです(>_<)

 

家訓づくりは、会頭からの指示にくわえ、家訓の母?橋本副会頭の導きによって制作させることに成功しています。たった2か月の間にプログラムの骨子や、プレゼンの資料、家訓づくりの関係資料に、家訓の冊子、展開するためのプランに、予算的な裏付け・・・トンネルをぬければ、そこも地獄(―_―)!! もう二度と味わいたくない思い出です。

 

妥協をゆるさない副会頭の指示で、制作段階の家訓づくりプログラムは、次世代社会創造グループの委員長の皆様に集まっていただき、何度となくご意見を頂戴していきました。構成はグチャグチャ、幡谷のしゃべりもグダグダの中、ブラッシュアップに努めました。

 

このグループの中からは、森本さん(当時・防災系の委員長 現・副会頭)や、小田剛さん(北九州JC)、そして次年度会頭を予定している山本さんも含まれていました。

当時は、議案とセミナーの骨子をつくるのに精いっぱいで、副会頭の指示も、グループの委員長の皆様からの叱咤激励も、届いていない・・・っというか、トンネルをぬければ新しいトンネルが迫る そんな毎日だったことを記憶しています。

  

JCの議論で、「手法ありき」というコメントを聞いたことはないでしょうか?

家訓づくりについても、この「手法ありき」の議論と戦っていくことになります。副議長として、福井会頭の所信を読み解いて制作したプログラムでしたが、「家訓」と「徳溢れる心」のつながりをプレゼンできず協議段階では、ボロボロでした(*_*)

 

「穂坂がやりたいだけちゃうん~」との声も多くあり(※当時議長の穂坂さんのこと)

普通なら落とされるところを首の皮一枚で、助けてくださったのがラインの新井室幹事、川島常任、橋本副会頭でした。

 

厳しい叱咤激励が終われば、今度は最高の味方となる。それがJCの飴と鞭です。結局、わずか2か月で家訓づくりプログラムを制作し、審議可決を頂戴し発信することになりました^^

 

2011年度は、東日本大震災もあり、1月の時点で審議を取らない限り全国への展開も不可能になっていた年でもありました。

 

 

こうして、家訓づくりの父・福井会頭の指示のもと、家訓づくりの母・橋本副会頭の導きを頂戴し、ノーベル平和賞候補作の家訓づくりプログラムは誕生したのです。


 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある~♪

 

家訓の父、福井会頭。そして家訓の母、橋本副会頭に改めて御礼申し上げます。

っていうか、「いいよ~家訓!」っとFB上で、声掛けを頂戴したのが今年のはじめ。唱和をはじめてから家族が変わってきたそうです。


・・・っと、今まで、唱和はしていなかったそうです(*_*)


・・・5年かけ、ようやく橋本家に家訓をプレゼントすることができました(-_-;)

お贈りした家訓本。東京オリンピックまでにお読みいただければ幸いです。


今後とも家訓の母として、見守っていってください<m(__)m>

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家訓の父 福井会頭との縁と因縁

 

 縁ー(えん、えにし)

《(梵)pratyayaの訳》仏語。結果を生じる直接的な原因に対して、間接的な原因。原因を助成して結果を生じさせる条件や事情。

 

『一本の線も、前世からの因縁である。』とは、京都の高僧の言葉です。

偶然にも似た必然が、出会いの中には含まれています。


10年のJC活動をへて感じるのは、ご縁のありがたさです。

画像は、福井会頭とのツーショットです。JCに入らなければ、老舗企業の代表をつとめる福井さんとお会いすることもなく、ご縁を頂戴することもなかったでしょう


10年、20年と同じ時間を過ごしていても、挨拶ぐらいしかしない「縁」もあれば、紙切れ一枚の辞令で、人生を劇的にかえる「縁」もある。それを「因縁」と呼ぶのではないでしょうか?

 

ウルトラの父がいる

ウルトラの母がいる

そしてタロウがここにいる~♪

 

皆様からご愛顧を頂戴してきた「家訓づくりプログラム」の制作過程のなかにも、たくさんの「ご縁」がありました。

 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある!

 

知られざる家訓づくりの「因縁」をご紹介していきます。

 

 

家訓づくりの父 福井会頭(2011年度 日本JC 会頭)のご縁

 

■日本JCへの出向と、「徳溢れる心」との出会い

 

幡谷が家訓づくりを始める、きっかけをつくってくださったのが、福井会頭です。

JCでは、出向者1000名、全国4万人ものメンバーが会頭がかかげる所信に従い運動をすすめていきます。

福井会頭が、示した所信は、混迷をふかめる日本にあって、徳溢れる心を醸成することが、様々な問題を解決していく糸口になることを示唆されていました。

 

当時、水戸JCから出向し、副議長の職を頂戴した際、この「徳溢れる心」を醸成させるプログラムを制作しなさい!というのが、私に課せられたミッションになったのです。

 

のちにノーベル平和賞を受賞することになる「家訓づくり」は、この所信から始まったのです。そう、家訓づくりの父は、福井会頭だったのです!



 

 

 

■徳溢れる心を醸成させるために・・・「家訓づくり」のプログラム化への挑戦

 

徳溢れる心を醸成させるためには、まず「徳」という分かったような分からない概念を紐解き、さらにそれを多くの方に伝える必要があります。

徳とは何なのか? 智・仁・義・礼!? グループ内で、禅問答のようなディスカッションを何度となく経て、幡谷には1つのアイディアが浮かびます。それは、「徳溢れる心」を分かりやすく伝えていくために、なにかツールが必要なのではないか?っと

 

このツールが、のちの「家訓づくりプログラム」となっていきます。そして、道徳は実践である!との思いも加わり、単に徳の概念を学ぶだけでなく、すぐに実践でき、さらに社会を確実にかえていく、そんな欲張りな宿題を課せられていくことになりました。

 

 

■トンネルをぬければ、・・・そこもトンネルだった

 

単年度制をひくJCにあって、1月から運動をスタートさせるためには、予定者といわれる準備段階が非常に重要になっていきます。この予定者の2か月の地獄は、一生わすられないものです(>_<)

 

家訓づくりは、会頭からの指示にくわえ、家訓の母?橋本副会頭の導きによって制作させることに成功しています。たった2か月の間にプログラムの骨子や、プレゼンの資料、家訓づくりの関係資料に、家訓の冊子、展開するためのプランに、予算的な裏付け・・・トンネルをぬければ、そこも地獄(―_―)!! もう二度と味わいたくない思い出です。

 

妥協をゆるさない副会頭の指示で、制作段階の家訓づくりプログラムは、次世代社会創造グループの委員長の皆様に集まっていただき、何度となくご意見を頂戴していきました。構成はグチャグチャ、幡谷のしゃべりもグダグダの中、ブラッシュアップに努めました。

 

このグループの中からは、森本さん(当時・防災系の委員長 現・副会頭)や、小田剛さん(北九州JC)、そして次年度会頭を予定している山本さんも含まれていました。

当時は、議案とセミナーの骨子をつくるのに精いっぱいで、副会頭の指示も、グループの委員長の皆様からの叱咤激励も、届いていない・・・っというか、トンネルをぬければ新しいトンネルが迫る そんな毎日だったことを記憶しています。

 

 

■敵は本能寺にあり?

 

JCの議論で、「手法ありき」というコメントを聞いたことはないでしょうか?

家訓づくりについても、この「手法ありき」の議論と戦っていくことになります。副議長として、福井会頭の所信を読み解いて制作したプログラムでしたが、「家訓」と「徳溢れる心」のつながりをプレゼンできず協議段階では、ボロボロでした(*_*)

 

「穂坂がやりたいだけちゃうん~」との声も多くあり(※当時議長の穂坂さんのこと)

普通なら落とされるところを首の皮一枚で、助けてくださったのがラインの新井室幹事、川島常任、橋本副会頭でした。

 

厳しい叱咤激励が終われば、今度は最高の味方となる。それがJCの飴と鞭です。広く国民に運動に発信するにあたり、身内であるメンバー、役員さんさえ説得できないプログラムに未来はありません。JCの叱責も助言も、運動を前に進めるための、協働作業です。2か月の間、多くのご縁を頂戴し家訓づくりプログラムは、誕生しました!

2011年度は、東日本大震災もあり、1月の時点で審議を取らない限り全国への展開も不可能になっていた年でもありました。

 

 

こうして、家訓づくりの父・福井会頭の指示のもと、家訓づくりの母・橋本副会頭の導きを頂戴し、ノーベル平和賞候補作の家訓づくりプログラムは誕生したのです。

 

 

■さいごに

100の説法、屁1つ。どれだけ立派なお経や、道徳も、1つの屁にはかないません。

行動をともなわない理屈は、どれだけ素晴らしいものであっても、所詮はオナニーです。

 

家訓づくりプログラムでは、道徳を行動に還元していくことを狙っています。そして、「靴をそろえる」「ご飯粒をのこさない」といった日本人として受け継がれてきた、ごくごく普通の価値観こそ、次代に引き継ぐ、かけがいのない宝であるとの結論に達しました。

 

家訓づくりプログラムの制作者は、穂坂泰議長です。わたしは副議長として制作の責任者だったにすぎません。また当時の徳溢れる心醸成会議50名の出向者全員でつくったプログラムでもあります。

 

5年の時がすぎ、いまも日本JCのライブラリにプログラムが登録いただいていることに感謝の言葉も尽きません。いまではJCの枠をこえ、PTAや様々な団体さまからのオーダーも入るようになりました。

 

家訓づくりの父がいる

家訓づくりの母がいる

そして家訓づくりがここにある~♪

 

家訓の父、福井会頭。そして家訓の母、橋本副会頭に改めて御礼申し上げると共に、今後の飛躍を約束し、これからもご恩を返していくことをお約束します。ノーベル平和賞受賞の際には、一緒にストックホルムにいきましょう^^

 

ありがとうございました!

 

 

 

 



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家訓エンターテイメント論~ディズニーランドをぶっつぶせ!~

脂肪は厚いが器が小さい家訓ニストです。自分より上手くやっているヤツをみると、心から失敗することをのぞみ、あわよくば、乗っ取ってやろうっと画策しています


さて、そんな上手くやっているヤツの代表が、アメリカから来たディズニーランドではないでしょうか?


家訓づくりをエンタテイメントと考えると、一番うまく回しているのが、ミッキーです。ノーベル平和賞をとるのに、きれいごとばかりではすみません。まずは、ディズニーランドをぶった倒し、お金も、子ども達の心も、取り戻す必要があります



『家訓エンターテイメント論』

~ディズニーランドをぶっ倒せ


エンターテインメント(英: entertainment)とは、人々を楽しませる娯楽をいう。抽象的な意味をもつ言葉であるが、楽しみ、気分転換、気晴らし、遊び、息抜き、レジャーなどが類語となっており、エンターテインメントにはそういった意味合いを含む。似た意味を持つ言葉としてアミューズメント(英: amusement)も娯楽を指して使用され(アミューズメント施設など)、エンターテインメントの範疇に含まれる。


世の中には、たくさんのセミナーが溢れています。 経営セミナーや、自己啓発型。スキルアップに、まちづくり、ひとづくりっと・・・ しかし、どれだけ充実した時間を過ごしても、自分自身、身についているか?となると課題があります。 9割はつまらない(>_<)。そして、おもしろい1割であっても、興奮があるのはその日の夜の懇親会まで。結局、次の日の朝になるといつもの一日が始まってしまいます。


家訓づくりプログラムの制作者として、制作にあたり、意識したのが、「面白い」こと。 どれだけいいことをいっても、つまらないセミナーには、広がりや、訴求力はありません。 そして、家にかえり、翌朝に忘れる・・・のでなく、翌朝から始まていただくために、「家訓」というツールをつかい、一家で唱和いただくことを推薦してきました。 今回は、この「面白い」ところにフィーチャリングし、「楽しくなければセミナーではない!」信念を生んだ背景をもとに家訓づくりプログラムを総合エンターテイメントに見立て研究してみたいとおもいます。


セミナーを構築するにあたり、幡谷は3つの基本方針をたてていました。

① 面白いこと

② シンプルであること

③ 時間が短いこと



そして、セミナーのお手本として想定していた仮想敵国は、ディズニーランドです<(`^´)> たとえば、アンケート結果を、ディズニーランドを参考に検証してみたいと思います セミナー後のアンケートをみると、必ず「時間が短かった」とのコメントが寄せられます。


バカ正直にとらえると、90分のセミナーを、100分、200分とする方がいいともいえますが、実は時間へのコメントは、チックタックっと動く秒針のスピードでなく、「印象」の違いであると家訓二ストは考えます。 つまり、「短った」との印象は、セミナーに集中していただいた証拠であり、また、「時間がない」=「物足りない」という感覚は、セミナーへのリピーターを増やしたり、あるいは家に帰ってから家訓について考えてみる!そんな効果も期待できるものです。


これは、ディズニーランドでも実践されている心理学です。ランドの広い園内において、100%の満足感を提供するのでなく、「ビックサンダーマウンテンに乗れなかった」とか、えっトイレの前に隠れミッキーいた!?」っとか、常に「物足りない」=「また来たい」という印象を植え付けることが、印象をコーディネイトする重要なファクターになっていくのです。


ディズニーランドでは、こうした心理学を巧みに利用し、来園者に非日常を体験してもらうために様々な仕掛け用意されています。様々なキャラクターによるショーだけでなく、園内に、時計や、鏡がない点、そしてキャストと呼ばれる従業員さんが心地よい空間を演出くれます。


そして、ディズニーランドが30年以上にも渡り大人気を誇り、90%以上のリピーター率を誇るのは、施設もさることながら、そこに働く一人一人がディズニーランドで働くことの意味をしっかり、理解し行動しているからと言われています。だから、他の遊園地にどんなアトラクションが出来ようと、ディズニーランドはプレミアムのポジションで居続けられ、長い間人気を保ち続けています。 プレミアムな空気は、一つの隙も見せては行けません。施設や製品などのハード面。サービスや接客などのソフト面。すべての面で、プレミアムでなければいけないのです。


ただ、プレミアムを標榜しながらも、そうなっていないブランドも多数存在します。 家訓づくりプログラムでは、エンターテイメントの勝ち組となるため、プレミアムな空気をつくるためにこんな工夫をしています。


・キャスト(トレーナー)がつくる空気感

・のりのりの音楽

・雑談も大歓迎!


※逆に、セミナー中、一番の敵となるのがスマホです(>_<)


そしてこのプログラムのコア(核)は、受講者のお一人おひとりが、ご自身が育ってきた環境を振り返り、お父さん母さんから言われたことを思い出すワークショップに集約されます。

普通のセミナーでは歓迎されない雑談も、ワークショップの効果の1つと考え、受講一人一人が、自身の体験や、親父、おふくろとの思い出を語っていただくことに深い深い意義が生まれます


またご自身だけでなく、グループ内の参加者の様々な思い出や子育て論、に共感することで、小さいコミュニティーが発生していくのも特徴です。


何億もするマシーンや、CGを使わなくても、エンターテイメントとして成立するのには訳があります。たとえば、受講者をくるしめる「家系図づくり」も、このディズニーランド理論をいかし、ジェットコースターに乗った時のごとく、普段意識しない価値観をグラグラさせるために採用しています。


ウォルトディズニーだって、所詮はアメリカのおっさん。おっさんに出来たことが、僕に出来ない理由もありません。


家訓ランドの建設にむけ、家訓二ストは打倒ディズニーランドを目標にこれからもがんばります^^


1日しか買えない夢の国のチケットは、4~5000円。

一生つかえる家訓のチケットは、90分、そして価格は驚きのゼロ円です。



ディズニーランドは楽しい。そして教育された意識の高いキャストさんが、夢の国を演出してくれる極上のエンターテイメントです。

しかし、家訓二ストはランドは砂上の楼閣と感じています。楽しいけれど、中身がない。楽しいけど、歴史がない・・・


たとえ、ほったて小屋でも家訓二ストは地に足がついたエンターテイメントを作ってきました。高校生ぐらいの時、何をするわけでもなくダラダラ、友達とくっちゃべってたことを思い出してみてください。何の生産性もない会話であっても、その時、その時間はスペシャルなものではなかったでしょうか


いつから娯楽をお金で買うようになったでしょう?面白いことなんて自分で決めればいいこと、ディズニーランドの怖さは、人間のもつ根源的な豊かさを食いつぶいている点です。 日本には古くから「ハレ」「ケ」という考えを受け継いできました。「ハレ」とはお祭りなどの非日常をさし、「ケ」とは「日常」を指します。 ディズニーランドは、いまや日本一の動員力を誇る「ハレ」の日。家訓二ストが創るものは、「ケ」の日です。


家訓づくりは、一流のエンターテイメントにして、一生つかえるキラーコンテンツです。「ハレ」を小さいランドに詰め込んだディズニーランドに比べ、家訓二ストのセミナーは、90分の「ハレ」(お祭り)は、濃密に「ケ」をつくる類のものです。自分自身も忘れている「ケ」の中に潜む面白さや、尊さを「ハレ」(セミナー)のなかで楽しむ古くて新しいエンターテイメントなのです!

 

 

イッツ ア スモールワールド

家庭という最も小さな単位から社会を明るく豊かにかえていきましょう

 

家訓づくりをきっかけに、幕張までいかなくても、皆様の家庭の中に、ランド(夢の国)を建国していってください^^ 

 

 

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家訓の可能性~復興と減災への効果~

人々に大きな恵みを与えてくれる大自然も、ときには、牙をむき、我々の生活を大きく変えてしまうことがあります。


人間の能力では自然には勝てません
しかし人間には知恵があります。


経験を教訓にかえ、対策をしていくことが人類の知恵。
そして今、知恵を更なる高みに誘う家訓づくりの可能性が注目をあびています^^


家訓づくりがノーベル賞をとってしまう理由もそこにあります。
減災、防災。そして何事もないふつうの一日をつくる、それが家訓づくりです(ー_ー)!!

  

東日本大震災で、東北の沿岸地域が津波による甚大な被害を被ったことから、政府は今後の対応策として、数兆円をかけ、新たに440の防潮堤を、東北の海岸に建設しようとしています。防潮堤の効果については懐疑的な見方もあり、建設が計画されている地域の住民を二分する論争にもなっている。

 

 海外各紙は、防潮堤計画が「日本の万里の長城」と呼ばれていることを紹介。その効果を疑問視する意見があると、伝えています。

 

  東北大震災のとき岩手県普代村では、3000人の住民が、高さ15メートルの防潮堤のおかげで助かった。しかし、釜石市では、当時ギネスブックで世界一巨大と認定され、1200億円を投じた防波堤を津波が破壊。その内側にあった防潮堤も波に飲み込まれ、役に立ちませんでした。

 

東京大学の都市計画の専門家、クリスチャン・ディンマー助教授は、ガーディアン紙に「防潮堤が人命を守る可能性はあるが、それは実際の津波の高さと到達高度が想定を越えなければの話」と述べる。津波の高さは予測不能で、どんなに高い防潮堤でも、その効果は絶対ではないとしています。

  

日本に並ぶ地震大国として知られるチリで、9月16日にチリ沖を震源とするマグニチュード(M)8.3の地震が発生しました。その後チリ北部沿岸を津波が襲い、この地震と津波により18日夜の時点で13人の死亡が確認され、6人が行方不明になっています。

しかし、犠牲者の数は、マグニチュード8.8の地震と津波が起きた2010年2月より、はるかに少なかったそうです。このときは約500人が命を落としていました。

   国連国際防災戦略(UNISDR)のマルガレータ・ワルストロム(Margareta Wahlstroem)代表はチリの地震対応についての声明の中で、「チリは、素早く復旧できるインフラの整備、早期警報システム、都市計画に投資したことによって、今回は大きな地震だったにもかかわらず犠牲者の数を低く抑えることができた」と述べています。

  

 5年前、チリ当局は、地震が起きた直後に混乱した情報を発表。津波警報が解除されて住民が沿岸部の自宅に帰ってから数時間後に大津波が襲い、100人以上が犠牲になりました。

 

 この失敗を教訓とし、今回は、地震発生から数分以内に海軍が全国に津波警報を発令。徐々に自宅に帰り始めていた100万人が避難した。「100万人を避難させたことで5年前の人命損失を繰り返さなかった」とワルストロム代表は指摘しています。

チリは火山の噴火や地震が多い国です。そこでチリは何年も前から、耐震システムや、地震の震動から建物を守る免震システムを取り入れ、耐震化を進めてきました。

 

また、チリ緊急災害対策庁(ONEMI)も、避難訓練をたびたび行い、学校を訪ねて地震のシミュレーションを実施するなどして、国民の防災教育に力を入れているそうです。

 

チリ政府は、替え難い経験を教訓にかえ、見事国民の命を救いました。

チリ政府の対策は、耐震化は「ソフト面」の勝利だったのではないでしょうか?

 

 現在、日本では海岸線に防波堤をつくっていますが、これはハード面での対策です。15mをこえる津波には、何の意味もなく、ギネスにも認定された防波堤でさえ、わずか数十秒、波の被害を遅らせただけでした。

 

 津波は怖い。しかし人間には知恵がある。

地震発生後、津波がやってくるまで30分以上の時間はあるそうです。

 

地震があった際には1も2もなく、すぐに高台に逃げること!

この時、車での避難はしない。

心配であっても、避難時の集合場所だけきめておく、そして子どもや家族を迎えにいかない。

最後に、津波警報が解除されるまで、絶対、街には帰らない事っ!

 

これがパーフェクトな津波被害を食い止める実践例です。 命を守る対策は、ハードよりソフトが大事です。 「家訓づくり」が復興に、そして減災に役立つのは、このソフト面での効果です。

 

ここで「家訓」の優れた効果を紹介させていただきます。  

1.経験を教訓にかえる 

2.減災への意識を高める 

3.子子孫孫に未来永劫に教訓を伝えることができる 

 

なおかつ、金がかからない(ー_ー)!!

  

津波の被害を抑える対策はシンプルで、とにかく逃げること。 チリでは、これをサポートするために避難路での表示の徹底と、年に数回実施しているという避難訓練の賜物であったとレポートしていました

 

 

ヒトの世は忙しい、そして人は、様々なことを忘れていく動物です。そんな人の営みのなかで「意識」を減災につなぎとめることは並大抵のことではないことではありません。 わたし達のご先祖さまも、波の到達地点を神社にしたり、石碑を建てたりしてくれましたが、貴重な教訓を無為にしてしまったようです。

 

今、数兆円をかけ防波堤をつくる工事が急ピッチではじまっています。

この決定はお金はかかるが、そんなに難しい問題ではありません。ようは金の問題だからです。

ただし、前述のとおり効果の面では期待できません。でも、「対策をした」という一点で、関係者の溜飲をさげる効果は期待できそうです・・・。つまり対策の対策。あるいは「言い訳」のための対策とも言い換えることができます。

  しかしソフト面の対策は、お金はかからないが手間がかかります。なおかついつ来るかわからない津波のために、10年、100年、1000年と時間をかける必要もあります。

 

 お金はかからないけど、徹底するのにしんどい「ソフト面の対策」 簡単にできるけど、お金もかかるし、ぶっちゃけ効果も低い「ハード面の対策」

  この2つの矛盾する対策をつなげるのが、「家訓づくり」と改めて提言します。

 

過去の多くの開催では、この減災への意識を高める効果を家訓づくりのセミナーの中で紹介してきました。 今回、開催を予定している浪江JC,南双葉JC,兵庫ブロック西宮JCの共催によるキャンプの事業では、参加いただくご家族に家訓づくりセミナーを受講いただく予定です。

 

とくに20年前の阪神淡路大震災で被災の経験のある西宮と、いまなお地震と、放射性物質の問題で苦しむ福島湾岸部の地域がタッグを組んで、福島の未来を占う事業となっています。

 

家訓づくりは、転ばぬ先の杖。ありきたりの日常を全力でサポートするプログラムです。 そして、震災の経験を教訓にかえるため、トレーナーとして一緒に勉強していきたいと思います^^

 

ノーベル平和賞を受賞(予定)するには訳がある!

減災、防災にも役立つ家訓づくりプログラムの新たな可能性にご注目ください

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陰徳のすゝめ

 陰徳あれば必ず陽報あり


解説=

「陰徳」は、陰で得を積むこと。

「陽報」とは、はっきりと現れるよい報いのこと。

『淮南子・人間訓』に「陰徳有る者は、必ず陽報有り。陰行有る者は、必ず昭名有り(人知れず徳を積む者には必ず誰の目にも明らかなよい報いがあり、隠れて善行をしている者には必ずはっきりとした名誉があるものだ)」とあるのに基づく。

 

  

全国で家訓づくりをすすめる中で、埼玉県朝霞市での開催の折、こんな創作家訓をつくられたお父さんがいらっしゃいました。

 

「ありがとうと言おう。そして、ありがとうと言われる人間になろう」

 

自分が幸せになるための一番の近道は、他人を幸せにすることであるとも言います。

しかし、本日ご紹介する「陰徳」は、他人のために汗をかきながら、なおかつ、他人から「ありがとう」と言わせないストイックすぎる精神です。

 

末っ子体質の消えない家訓二ストは、いつもどこかで褒めてもらえることを期待しています。しかし、気づかせない優しさこそ、本当の優しさなのかもしれません。

 

今回のブログでは、そんな「陰徳」の世界を探求してみたいと思います

 



陰徳あれば必ず陽報あり

【出典】『淮南子』

 

 

アーティストのジョンレノンは、奥様が日本人(オノ・ヨーコ)だったこともあり、日本文化に造詣の深い人物でした。そして、そんなジョンが、一番愛した日本語は、『OKAGESAMA(オカゲサマデ)』という言葉だったそうです。ジョンはこういっています『OKAGESAMAは、世界のなかで、もっとも美しい』っと・・・

 

日本では、人が自分ひとりの力によらずに、神仏や、祖先や、自然や、あらゆる人々である世間の「お蔭」を蒙って生きていると、考えられてきました。

 

「カゴに乗る人、担ぐ人。それまたワラジをつくる人」 という言葉があります。お世話になった方に「ありがとう」という。ここまでなら大抵の人ならできるはずです。

しかし、ワラジを編んだ人に、「ありがとう」といえるでしょうか?

 

同じように、カゴをつくった人、あるいは、道を整備した人、掃除をした人、送り出した人、待っている人・・・ 私たちの日常は、目に見えないたくさん「ありがとう」で作られています。

 

そして「ありがとう」という感謝の代わりに、それぞれが、それぞれの場所や時間で、精一杯ひとのために生きることが何より尊いことです。この時の「ひとのため」とは、早起きして、町内の掃除をしろ!という意味でなく、それぞれの役割のなか、お父さんはお仕事を通じて、誰かの陰となり、あるいはお母さんは、一生懸命、家事するなかで、また誰かの陰となり、そんなやさしい循環で社会をつくっていくべきだ!っとわたし達の先祖は伝えてきたのかもしれません。

 

「おかげさま」の理論とは、世の中の「お蔭」への感謝の気持ちを、自分の日常の中で恩返しししていくこと。そして自分自身も誰かの「陰」になることで、世の中はハッピーにしていくものです^^

 

そして、一歩進めば、「おかげさま」=「陰徳」と考えることもできます。

 

目に見えないたくさんの人の善意。これを総称して「陰」そして尊称をつけ「お陰様」っと表現しているとニストは考えます。

 

ビートたけしの母、さきさんも、同じような発言をされています。

「ありがとう、と気づかれるような優しさは、自己満足だ」という名言をのこしています。

 

ひとしれず、そしてさりげなく、ひとに優しさがふるまえるようなそんな男になりたいものです^^;

 

ひとりは誰かのために、誰かは一人のために

「陰徳」をつみ、社会を明るく、そして阪神を優勝させましょう^^

 

 

 ※陰徳こぼれ話


陰徳とネットで検索すると必ず出てくるのが、安田グループの創始者・安田善次郎のお話です。陰徳を実践されていた善次郎は、起業家として数々の事業を成功させる一方、えげつない商法をとっていたことから、世間から金の亡者だとバッシングをうけ、人生の最期は、暗殺される憂き目にあいます。


暗殺されたのに当時の新聞は、「それみたことか!」との論評が多くしめ、一代で財をなした成功者は悲運の人になってしまいました。


しかし、善次郎の死後、人知れず大きな寄付をしていたことが判明します。その代表例が東大に立つ大講堂です。この大きな寄付を善次郎は匿名で実現しています。なおかつ「陰徳」を実践する男は、自分の名前が出ないようにお願いしていたそうです。

いまも、東大にたつ安田講堂は、死後、その名をつけたものです。遅すぎる名誉回復となりましたが、善次郎にとっては、快心の「陰の徳」だったのかもしれません。


「陰徳」のひと、善次郎。実はジョンの嫁、オノ・ヨーコは善次郎のひ孫にあたります。

時と、国をこえ、善次郎の精神は、ジョンレノンによって詩となり世界をかけめぐったのかもしれません^^


陰徳あれば必ず陽報あり

世界中の人が陰徳をこころがけ、褒められることも求めず他人のため誠実に生きることができたなら、戦争も、イザコザもなくなる世界になるかもしれません。陰徳な世界をイマジンです^^




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反省点の整理~友部RCでの講話~

反省だけなら、猿でもできる・・・

 

これまでにない開催となり、自分なりにたくさんの反省点がありました。またこの反省を自分で忘れないようブログでアップしておきます。

 

猿から人間になれるよう

家訓二ストによる家訓づくりの進化論です(^_^;)

 

  

平成27年9月8日 友部ロータリークラブで講話をもらせていただきました。

 

友部RCには、水戸JCの入会同期の玄ちゃんが所属しており、今回の機会を設えていただきました

 

親父も水戸RCに籍を置かしてもらっていますが、いつもと違う客層(受講者)とまどいながらの講話となっています。

 

平均年齢65歳。最高齢92歳のセミナーです(*_*)

オーバーエージでの開催ですが、結局、食いつくとこは、一緒だったのかもしれません。おじいちゃん?を甘くみてしまいました(^_^;) 

そして、92歳の方のおじいちゃんっとなれば、もうほぼ江戸時代です! そんな話を引き出す講師になれるよう幡谷もがんばります

 

自分のスキルのなさに落胆するばかりですが、

今回の講話の反省と改善点を自戒のためにアップしておきます

 

 

■対象

いつもは、30~40代の皆様が多い所、今回は平均年齢が60オーバー。そして最高齢は92歳といった構成でした

またお聞きになられる皆様も、経営者ということもあり、子育てはとっくの前に終わっていることが前提となります。そこで幡谷は、社訓よりの家訓のお話をする組立を採用しています

 

■内容

社訓よりの家訓っということで、トヨタと松下電器の例をとり、創設者の思いを引き継ぐことの重要さと難しさを紹介しました

 

■組立 (全体で20分)

5分 自己紹介&家訓づくりのこれまでの軌跡

5分 家系図づくりのワークショップ

5分 トヨタと松下の比較

5分 家訓(社訓)の大切さと、自分の会社での活用のおすすめ

 

■反省

・受講者のリアクションを受け取れず、ちょっとあせった

・家系図づくりのワークショップはうけた

・逆に、社訓の話はすべった

 

■改善点

・冒頭のつかみ、とくに自己紹介(JCでない方へ)に課題があった

・社訓寄りの話でなく、とことん家族の話をしたほうがよかった

・上記について、自分のプログラムを信じきれなかった自分に猛省

・ぼくの構成が悪かったのに、受講者自身が親から言われたことを披露くださり、なんだかんだで盛り上がった(※想定外((>_<)

 

 

 

■組立について

普段は60~90分のセミナーを開催しているなか、20分の時間はあまりに短く、どのエッセンスを紹介するべきなのか?迷ってしまいました。

実はこれまでの開催のなかでも、この15~20分の時間でのプレゼンの機会があり

一度目となった11年の北海道ブロック稚内でのプレゼンでは、大枠の説明に終始し、会場全体がだだすべり、何のために稚内まできたんだ・・・っと、帰りの飛行機の中で、死にたくなった記憶があります。

また、2度目は茨城ブロックでのオセロの説明会の席で、この時は北海道での反省をいかし、家系図づくりだけをさせ、まあまあ好評でした^^

 

■結論

ヘッドトレーナーたるもの、90分のセミナーが、急きょ3分しか時間がもらえなくても過不足なく、受講される皆様に本質を伝えなくてはいけない!

っと、トレーナーの先輩から言われた金言を思い出しました

   

短い時間だからこそ、本質をつく必要があり、また細部の説明ができない以上、内容よりも、印象に特化したプレゼンをする必要がありそうです。

15分という限られた時間のなかでは、逆にワークショップだけする方が、効果も期待できそうです。

 

反省点があるっということは、それだけノビシロがある!という証拠です。

幡谷哲太郎、気分一新、これかもガンバります^^

 

 

 

こちらの画像は、今回斡旋いただいた玄ちゃんです^^


初の講話となりましたが、この講話には、嬉しい副産物がありました

それは、家訓の本が売れる!っということです


この日は11冊をお買い上げいただき、一日の販売数として過去最高を記録しました^^


なんかずるしているようですが、本を出したことで、講話だけでなく、帰ってからも本を通じ家訓の素晴らしさに触れてもらえそうです。


出版は、セミナーだけでは伝えきれない魅力を伝えるツールにもなるのだな~っと感じた開催となりました


玄ちゃんありがとうね^^

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受けた恩は石に刻め~西宮JCさまのお話~

 

 

 

 

 

 

 

 

かけた情は水に流せ 受けた恩は、石に刻め。


お話は2012年2月までさかのぼります。

家訓の神と言われる幡谷ですが、セミナー開催時には、私自身が一番、勉強させていただいています。


今日は、2012年2月に開催いただいた西宮JC様とのご縁と、時をはさみ、15年9月20日に実施させていただく家訓の不思議なつながりと合わせて、JCの素晴らしさをブログで紹介させていただきます。



「かけた情は水に流せ、受けた恩を石にきざめ」との格言をご存知でしょうか?

のどもと過ぎれば何とやら、自分自身も頂戴した御恩をいつの間にか忘れてしまうことが何度もあります。


受けた恩をいつまでも記憶しておく。そして時をまち、相手が困ったときには、その恩に報いるべきだと感じています。

そんな教訓を実践してきた西宮JCさんです。


2012年、西宮で、家訓づくりプログラムを開催した際、感動的な理事長挨拶を伺うことができました。


当時は、東日本大震災発災から約1年。ようやく復興への道筋がつきはじめた一方、福島では、原子力発電所の事故の影響により、先の見えない戦いが続いている時期でした。


吉岡理事長(当時)は、例会の冒頭の挨拶で、熱い熱いメッセージをメンバーに発しました。


西宮JCの事務局には金庫があり、その中にはお金でなく一冊の古ぼけたノートが保管されているそうです。

そのノートには、1995年阪神淡路大震災の際にお世話になった友好LOMさまの名前が刻まれており、代々の理事長は、このノートに記された、ご恩を必ず返すことを誓ってきたそうです。


そして2011年東日本大震災の発災。被災経験のある西宮JCさまでは、支援物資や現地での支援に駆けつけたことは、言うまでもありません。


この日の例会のスピーチでは、復興支援から1歩進んで、放射線の被害に苦しむ浪江JCさまと、友好LOMを結び、徹底的に支援していく必要性をLOMメンバーに訴えかける内容でした。


西宮JCでは、阪神大震災でのご恩を返すために、1つのLOMを10年、20年と継続して支援する道を選択したのです。 その後、西宮JCさまでは、浪江JCに友好ロムの締結を打診。また線量の高い被災地域の視察等を実施されたことをWE BELIVEの誌面上で拝見しました。


被災地だからこそ分かる苦しみと、被災地だったからこそ出来る本物の支援に、ただただ驚くばかりでした。

「こんなすごいロムがあるんだ・・・」っというのが当時の幡谷の感想です。


それから4年。2015年9月19日~21日の日程で、浪江JC、南双葉JC、西宮JCさまの共催による被災地での親子体験事業のお手伝いのため、家訓づくりプログラムを開催させていただくことになりました^^


単年度制のJCにあって、複数年にわたって継続し支援を続けることは並大抵の覚悟ではできません。そして、口ばかりの支援でなく、5年たった今でも、西宮JCのメンバーさんが現地まで足を運び、一緒に汗を流しがら、1つの事業を構築されていることに、改めて驚かされました。


JCってすごい!


幡谷が担当するのは、西宮から参加される親子づれの皆様と、被災地で生活するご家族とが一緒に家訓づくりに挑戦する部分でのお手伝いです。


昨年もセミナーを開催させていただいた南双葉JCの小野田直前理事長からは、被災地の現状を知っていただき、また教訓として、今後の減災、そして健やかな子どもたちの成長を助けるプログラムにしてほしいとのオーダーを頂戴しています。


かけた情は、水に流せ 受けた恩は、石に刻め


今、福島でしか出来ない体験がある。

そして、今。福島でしか発信できない価値観がある。


家訓づくりプログラムに新たな命を吹き込んでもらった面持です。 頂戴したご恩に報いるためにも、福島での親子の体験家訓を成功させます!

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99%の人が実践しない人生を好転させるたった1つの事~家訓づくりのすゝめ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家訓二スト協会(仮)では、家訓の素晴らしさとつくり方を伝えるため、広く全国で講演活動を行っています。この度、家族のルールを定める「家訓」に注目し、PTAや青年会議所などで研修を行ってきた5年間のノウハウを凝縮した育児書「世界一簡単な『幸せを招く家訓』のつくり方」を発刊させていただきました。

 

現在、家訓をもつ家庭はほとんどなく、ベネッセの調査では7割の家庭に家訓がなく、さらに家訓二スト協会の調べでは99%の家に家訓がありません。

 

しかし99%の人が実践しない「家訓」という習慣に、人生を好転させる秘密が隠されています。改めて家訓の素晴らしさを紹介させていただきます。

 

 

■家訓は「しつけ」を身につけさせる最良の手段

 

躾(しつけ)とは、「社会生活をする上で、相手に対して失礼にならない作法が身につくように、人を仕込むこと」とされています。躾ができていれば、人間関係が好転し、たくさんの良縁に恵まれるのではないでしょうか?

 

昔から躾は、日常生活のなかで繰り返し叱られることで身につけてきたスキルです。ただし、おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らす、核家族化が進んだ現在では、日本人としての知っておくべき、最低限のマナーも、おぼつかないというのが現状です。

そんな躾を伝えるためのツールとして、家訓はとても有効です。たとえば「靴を揃える」や「あいさつは目を見てする」などの、本当に簡単なことを家訓にし、躾を次の世代へ伝える必要があります。

 

■伝えることで財産となる

 

偉業をなしとげた歴史上の偉人は多くの家訓を残しています。たとえば、伊達正宗は、「朝夕の食事うまからずともほめて食うべし。」というアットホームな言葉を、また徳川家康は、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」との遺訓をのこしています。

家訓とは、人生の良い経験、悪い経験を、子どもたちに、伝えることで教訓(財産)として残していくものです。

 

■世界一簡単な家訓の作り方とは?

 

たくさんの素晴らしい効果のある「家訓」ですが、その作り方をレクチャーする素材がない課題がありました。そこで、難しくとらわれがちな「家訓づくり」をシンプルに楽しく学ぶセミナーを開発したものが、「家訓づくりプログラム」です。

 

伝えるべき言葉、その選定があなた自身を現します。

たくさんの価値観が氾濫する現代にあって、先祖から伝えられてきたシンプルな価値観を見直す必要があります。

  

 

道徳とは実践です。家のルールをみんなで守る素敵な習慣がひろがることで、道徳心にあふれた子供たちはもちろん、ピカピカの地域や社会が広がっていくことを夢想します。

 

99%の人が実践しない家訓というシンプルな習慣が、あなたの人生を豊かに彩ってくれることでしょう。あらためて、著作「世界一簡単な幸福を招く家訓の作り方」のご購入と、家訓二スト協会の今後の展開に注目ください!

 

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水戸市PTA連合会 家訓づくり開催報告


 

 

 

 

 

 

平成27年8月29日。

水戸市PTA連絡協議会指導者研修会で、家訓づくりの講演をさせていただきました^^

 

この会は、水戸市域の幼稚園、小学校、中学校のPTAの役員の皆様が一同に集い、基調講演のあと、各分科会に分かれ研修をする内容です。


家訓づくりプログラムは、JCメンバーの資質向上を目的に開発されただけでなく、こうした外部の団体様に広く活用いただくため作り上げました


PTAや、オヤジの会などは、こうした主旨にぴったりの開催先となります。家庭内での教育。とくに親学の重要性が増す中、その素材がない課題があります。

家訓づくりは、こうした課題を一気に解消するスペシャルなプログラムです

 

現在、同会の副会長をつとめる太田君の紹介で、家訓づくりをさせてもらうことになりました!












今回の講演テーマは「伝えたいことはなんですか?」としています。

JCを卒業してから、肩書がなくなり、今回は、家訓二スト協会 会長という名前での講演です。


っていうかやりすぎかな(>_<)














水戸市域、全小学校のPTAの皆様が集う会ということもあり、来賓として高橋靖水戸市長もいらっしゃいました。


来賓あいさつでは、「日本一の家訓スペシャリスト」との紹介もいただきました。実質、ぼくしかいない家訓の世界・・・っということで、日本一という経歴も嘘ではありません!











場所は、水戸市総合教育研究所。

大ホールを会場に200名以上がつめかける大変な熱気の中でスタートです。

病み上がりの1発目の講演となりましたが、逆に講演スケジュールが入っていない方が不健康のような気もします(*_*)


















1時間と限られた時間でしたが、多くの皆様に楽しんでいただけました!

今回の開催では場所の都合で、いつものワークショップを、グループでなく個人個人でうける形になっています。

わいわい、ガヤガヤやるのが、一番楽しいだけに、今後の開催では、なんとかグループワークをとりいれ、家訓づくりの本当の楽しさを紹介していきたいとおもいます。









分科会では、子ども達の安全や、地域とのつながりをテーマに5つの分科会にわかれディスカッションをしています。


どのお父さん、お母さんも大変熱心で、私自身、勉強になりました。

画像は、前浜田小PTAの唐笠さんの発表です。


唐笠さんは、JCの先輩です。PTAの会合に伺うとたくさんのJC関係者と出会うことになります。卒業された後も、地域の活動を実践する先輩方の姿に感心しきりです。



 

 

 

 

 

 

 

 

最後の登場は、今回、講演をあっせんいただいた太田副会長です

 

画像は、2012年に開催した梅ヶ丘小での家訓づくりでの様子となります。いまでこそ全国各地のPTAで家訓づくりを実施していますが、当時、JC外での開催数は実質ゼロ。

教育委員会にプレゼンにいった際にも、100をこえる開催実績(JCでの)を武器にするつもりが、「で、PTAでの開催は!?」っと、つっこまれ、悔し涙を流したこともありました。

 

太田くんはJCでいう卒業同期でもあり、梅ヶ丘小での家訓や、今回の連絡協議会での講演でも、率先して運動をエスコートしてくれています。

 

こうした内部、外部をとわず、様々な応援があって、なんとか家訓づくりをひろげていっているのが実情です。

 

今後も、家訓ニストは、JCでの開催はもちろん、全国各地のPTAさんで家訓づくりを弘めるつもりです。

 

講演のネタ不足、あるいは、ギャラ不足に悩む役員の皆様、お気兼ねなく家訓ニストを呼びつけてください!

 

友情に感謝^^ お礼は、子ども達の笑顔で!

素晴らしい機会を設えていただきました役員の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました

 

 

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子ども一緒に楽しむワークショップ型家訓づくり








家族づれで楽しむワークショップ型の家訓づくりを紹介させていただきます^^

子供向けの事業を多く展開する青年会議所ですが、親子で一緒に楽しむスタイルのプログラムはすくないのが現状です。

夏のキャンプや、わんぱく相撲など、こども達を育むJCにあって、本当に大切なのは、家に帰ってからなのに・・・と感じたことってないでしょうか?


道徳とは実践です。


例えば、夏のキャンプ、どんなにメンバーががんばっても、1泊二日のキャンプが終われば、363日は親元で暮らすのです。

お父さんお母さんと暮らす日常の中でこそ、実践できる道徳が必要なのではないでしょうか?








っということで、家族で楽しむ『家訓づくり』の出番です。

ただでさえ楽しい家訓づくりに加え、お子さんと一緒に楽しむハンコづくりをミックスさせるのがポイントです^^




 

 

 

 

 

 

お父さんお母さんがつくった『家訓』を色紙に書いていただき、子ども達が製作したハンコをポチッと押して完成です。


このハンコは、消しゴムを彫り込み、版画の要領で完成させます。

10分ぐらいでハンコは完成できます。年少の子供たちには難しいかもしれませんが、親子で完成させていく楽しさもあります!








飽きっぽい子どもたちも、ハンコづくりに集中しています!

ものをつくるのって、訳もなく楽しいものです。

夏休みに、家族みんなの共同作業で1つものをつくるのって、いい思い出にもなりますね(^_-)


 

 

 

 

 

 

こちらが完成した作品です!

 

この親子型の家訓づくりの本当の目的は、出来上がった作品を玄関や居間に飾っていただき、家訓の唱和してもらうことです。

 

この日の家訓づくりは、大阪ブロック岸和田JCさまの7月例会として企画されました。

ハンコをつくるワークショップは、彦根JCさん、水戸JC、安来JC、稲城JCさんなど多くのLOMさんで好評をはくしてきたハイブリットプログラムです^^


来て楽しい、参加して楽しい、かえって嬉しい^^ 

一石二鳥、夏の自由研究として提出すれば一石三鳥の家訓づくりをあなたの街での開催してみてはいかがでしょうか?

 

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感じて欲しい本当のニュース~航空機事故で死ぬ確率~











航空機事故で死ぬ確率

 

先日、調布で小型機が墜落し尊い人命が失われました。いつ自分の頭のうえに飛行機が落ちてくるか分からない・・・ 今まで気にしなかった空を気にしながら暮らしている人も多いのではないでしょうか?かくいう家訓ニストも事故から2日後にアメリカで小型機にのる機会があり、ビビりながらのフライトとなりました(-_-;)

 

しかし上ばかり見ていると足許でつまつぎ転んでしまう危険性もあります。そもそも、飛行機事故で死ぬ確率より自分で転んで死ぬ確率の方が桁違いに多いものです

 

小さなリスクを避けるために大きなリスクを選んでいませんか?

 

週刊ポストで、「●●で死ぬ確率」なる企画があったので紹介していきます。

 

■航空機事故で死ぬ確率

イギリス航空安全財団の調べでは、全世界で13年までの10年間で航空機事故でなくなる数を年間平均676人と算出しています。この時、地球の人口70億とし人口10万人あたりの死者数を試算すると、10万人あたり0.0097人と推定できます

 

一方、日本の交通事故での死者数は14年で4113人。10万人あたり3.2人です。鉄道での死者数は、転落死までふくめても300人ほど、10万人あたり0.25人。確率的には、車で空港にむかう道の方が3000倍危ないことがわかります。なお、電車で空港にむかえば、そのリスクは、250倍まで軽減することができるようです。

 

実際、転ばぬ先の杖を見誤り、死者数を増やしてしまった事例もあります。それは9.11のあと、テロを警戒し、多くの人が航空機をさけ陸路を選んだ際、はからずも事故にまきこまれるケースが多発しました。これは、小さなリスクを避けるため、大きなリスクを選んでしまった典型例ではないでしょうか?

 

■その他の「●●で死ぬ確率」(10万人あたり・週刊ポスト調べ)

 

航空機事故    0.0097

交通事故     3.2

豚の生レバー   0.71

ふぐ       0.033

風呂で溺死    3.1

階段で転倒    2.1

落雷       0.011

大雪       0.074

ヒグマ      0.00094

ハチ       0.015

地震(津波)   1.0

津波のみ     0.16

熱中症      1.4

海        0.28

山        0.24

他殺       0.27

自殺       21.9

 

お子さんの命を守るために本当に有効な対策をしているでしょうか?

あるいは、しなくてもいい注意をして、本当の危機から目をつぶってはいないでしょうか?

 




マスコミは、変わったニュースをとりあげる習性があります。


たとえば、東日本大震災で、茨城県では死者25名、住宅全壊半壊21万棟を記録しています。しかしこの被害が報道されることはありませんでした。東北の被害や、福島での原発事故にくらべ印象が地味であり、結果ニュースの中に埋没しています。しかし、翌年におこった筑波での竜巻では、段違いの報道がされています。被害状況は、死者1名、300棟が倒壊です。これは竜巻という特殊な状況や、前後に大きなニュースがなかったことも影響しており、被害の有無でなく、印象の過多で報道がされている分かりやすい事例ではないでしょうか?


おなじように、毎日起こる自動車事故よりも、トリッキーな航空機事故や、ユッケの食中毒、偽装女将の記者会見の方が数字をとれるコンテンツだということもできます。

 

報道機関の本質は商売です。より安価に商品をしいれ、高く売ることが商売のかなめ。毎日起こるニュースの中から、視聴者の興味をひく内容をピックアップし編集しお届けし、結果広告料収入を得るのが業務内容となります。

 

結果、本当の被害や、危険性よりも、数字(視聴率)がとれるニュースが優先されることになります。あらためて、注意しなくてはいけない本当のニュースとはなんでしょう?

 

家訓二ストの考える本当のニュースは、朝食のときに家族同士の今日の予定を話しておくだけで十分だと提言します。


航空機事故も、TPOも、安保法案も、重要なことだが人生には関係ない!そして、日本の一番の課題は、自殺者数の多さと断言します。人口10万人あたり21.9名が尊い命を自ら絶っていることがわかります。これは、アメリカにおける銃による他殺者数10名(年間3万人が死亡/人口3億人で試算)よりも倍以上多い数字です。

 

自殺者数を減らす取り組みとして、命の授業など取り入れられていますが、そんなものがどれだけ効果があるか?は疑問です。数十年と自殺者数が増える中、唯一前年の死者数を下回った年があったことをあなたはご存知ですか?それは、2011年、東日本大震災の年です。あれだけの被害があったなか、人々は命の尊さと家族の大切さを見直した1年になったのがその理由です。

ひとは弱い生き物です。仲間から疎外されたり、自分の存在価値を否定されると自殺に陥る可能性がたかまります。わたし自身、職場の人間関係に悩み心を患った時期がありました・・・

 

あらためて、危険率No.1の自殺から、わが子を救う方法を考えます

ここでは、自殺防止のための3つの提案をします。

 

① 世の中には、たくさんの価値観があることを伝え、体感させること

② 人生で大事にしくなてはいけないことを家訓として伝えること

③ お父さん、お母さんが人生を謳歌し、死んだらもったいないっと思わせる^^

 

家訓二ストが提案する、本当のニュース、そして本当の転ばぬ先の杖は、家訓づくりです

短い人生を誰かが書いた嘘で騙されていてはもったいないと思いませんか?

本当のニュースは家族のことで十分^^ 余裕があれば、先祖のこと、親戚のこと、ペットのことを話題にすればいいじゃないですか


ドローンが落ちて誰かが死ぬことも、あるかもしれないが、それは豆腐の角に頭をぶつけて死ぬようなもの。ゼロではないが、忘れてもいいささいなことです。

確率的には、そんなテレビのどうでもいいニュースをみたあと、お風呂にはいる。そして2階にのぼってねる・・・その間の方が、ドローンよりも、銃による殺人事件よりも、グッと危険が高まっています。


 

以上、様々な危険性を確率で紹介してみました。

本当のニュースは食卓にあり、そして本当の危険は、日常の半径1mの中でおこります


昔から日本では、起きて半畳、寝て半畳。天下をとっても飯2合との格言があります。

 

家族を本当の危機から救い、人生を謳歌するための秘訣は、家訓にあり!

1畳分の幸せをつくる家訓づくりにぜひ、挑戦してみてください^^

 



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ネットの海にダイブせよ!「検索ランキング」の秘密

著作の「世界一簡単な幸せを招く家訓のつくり方」には多くの反響を頂戴しています。

 

その中でも、恐ろしすぎる検索ランキングと題したページの反響が大きなものでした

 

これは、2009年と2015年の「夫」と検索した人に対して、サーバーが無機質に予測をしたもので、その内容は恐ろしすぎるものでした・・・

 

 

 

 

2009年検索予測

 

夫 死んで欲しい         

夫 嫌い              

夫 小遣い 平均          

夫 言葉の暴力           

夫 小遣い             

夫 呼び方             

夫 死亡 手続き          

夫 うつ              

夫 失業              

夫 死亡 年金

 

一位が「死んでほしい」なんて・・・((+_+))

 

しかし同調査の2015年版では幾分、アットフォームな検索ランキングに仕上がりました^^;

 

2015年検索予測

 

夫  嫌い

夫  クリスマスプレゼント

夫  英語

夫  呼び方 

夫  誕生日プレゼント

夫  プレゼント

夫  小遣い

 

いまだに、「嫌い」が最上位にきていますが、「死んでほしい」よりも何倍も優しい表現です。

また前回、1個も登場していないプレゼントに関する質問も増えています。世の中のお父さんにとって、ちょっとはましな世の中になってきているのではないでしょうか?

 

 

テクノロジーの進化は、世の中に便利さをもたらす一方、こうした予測できない社会の闇を浮かび上がらせることがあります。

また、興味や関心っといったこれまでは数値ができない「印象」というものが、検索予測や、検索数によって定量化できるようになっています。

 

では、家訓二ストがすすめる「家訓づくり」はどれだけの「関心」を世の中にふりまいているのでしょうか?

 

家訓・・・ページ数 48万件

 

そして、2015年8月現在、「家訓」と打ち込んだ際に最上位にランキングされるワードは「家訓 幡谷」となっています。

 

家訓 幡谷・・・ページ数 644件

 

検索ランキングで上位にあることは、家訓というマーケットで、「幡谷」がいい位置につけている証明です。ただし、「家訓」の分母、そして「家訓 幡谷」のページ数があまりに少ない(*_*)

 

ちなみに「青年会議所」と打ち込むっと68万件がヒット。

また検索予想では、「実態」「2ch」「会費」っというワードが検索されていることが判明します。いずれも内向きなワードで、青年会議所=世界平和っというように認識されていないことがよくわかります(^_^;)

 

どんなきれいごとをいっても、興味や関心をもってもらえない運動は、マスターベーションにすぎません。

 

今から5年前、「家訓二スト」という言葉を使い始めた時、関連リンク数は、ゼロ。その後、HPの立ち上げや、家訓本の出版などで、1400件のリンクを数えるまでになりました。これはゼロであった関心が、なんとか1000をこえる興味を引き付けたという証明です。

 

こうしたビックデータは、世の中の正直な関心や興味の量をはかる貴重なサンプルです。今回のブログでは、ネットの海にダイブするために、検索ワードについてさぐってみました

ためしに、あなたの名前を検索してみてください。あなたが意識していないつながりや、キーワードが抽出されることでしょう


現代の戦争は、銃や爆弾を落とすものでなく、関心や興味を奪い合うものだと言われています。今後は、「夫」→死んでほしい。でなく、「夫」→家訓。と表示されるように、また「家訓」と打ち込んだ先には、「世界平和」そして「ノーベル賞」と予測変換されるまで、家訓二ストは、情報化という名の戦争を勝ち抜きます^^ 

 



 

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田中角栄の家訓

田中角栄家訓

『和して流れず、明朗闊達』

 

戦後の日本の政治家の中でも、田中角栄は、極めてユニークな存在です。

 

尋常高等小学校を卒業した後、徒手空拳で事業をはじめ、28歳で政界に進出。39歳で岸内閣の郵政大臣に就任後は、閣僚、自民党幹部を歴任し、昭和47年、54歳で宰相にまで昇りつめました。おなじく農民から天下人となった秀吉を思い出せる出世ぶりに当時は、今太閤といわれた、快男児です。

 

しかしながら金権政治に塗れ、公私ともに莫大な金を使ったことも事実なようです。なぜ角栄はそれだけの金を集めることができ、また使うことができたのかを研究していきます。

 

角栄の人生は大正754日、新潟県刈羽郡二田村に始まります。

祖父の捨吉は農業の傍ら宮大工の仕事をし、父の角次は牛馬商を営んでいました。

角栄というと、小学校卒という学歴が取沙汰されるが、成績はよかったようです。教師からも柏崎の中学への進学を勧められていたくらいだが、それをあきらめたのは、父親の事業の不振が原因でした。

 

事業の失敗後、苦労した母親に恩がえしをするためにがむしゃらに働き、事業家として成功。20代にして土建業を大成功させたあとは、政界に進出します。

 

マスコミは、政治家の資質。とくに金の面でのクリーンさを求めます。

しかし、ぼくが、政治家に求めるものは、国家の安寧です。

安寧とは、穏やかで、なおかつ誰もが豊かに暮らせる社会のことです。

 

角栄の失脚後、金脈政治は叩かれる対象となり、数々の規制が進み、政治の社会はガラス張りになりつつあります。ただし、クリーンになったのと引き換えに、大人物が生まれてきません。

 

今、政治家になるためには、政治家の家に生まれるか、シコシコ勉強ばかりして、官僚になり、うまく周囲に担がれて政治家になるぐらいしか道がありません。社会が多様性していくのに、政治の世界を支える人脈は、なぜか細まるばかりです。

わたしが求める人物像とは、地に足がついた政治家。もっというと、自分の手と足を汚し金を稼げる政治家です

 

クリーンであっても、街全体が貧乏のままであれば、その潔癖さはただの自己満足です。逆に、悪者であり、家に錦鯉をかうような政治家は、自分の懐をあたためるだけでなく、地方を豊かにしてくれる場合が多い気がします。

 

例えば高速道路をつくるとき、いまは地権者にお金をはらい淡々と工事がすすみます。地方は便利になる一方、ただの通過点になり、あるいはストロー効果で、富が東京に吸われてしまう結果になっています。

しかし、悪い政治家がいれば、工事は談合し、造成に使用する土をとるために山を切り崩し、ついでに、切り崩した山に工業団地を誘致します。1粒で2度、3度おいしい工事のなかで、地方におちるお金は何倍にもなり、ついでに雇用まで生まれます。

 

お役所のやる事業は縦割りです。道路をたてれば道路だけ、港をつくれば、つくるだけ。そこに知恵もなければ、人もいません。地方における悪い人とは、実は優秀なコーディネーターと言い換えることもできます。いまも怪しげなコンサルティングはたくさんいますが、プロジェクトが終わればサヨナラです。一方悪い人は、一度吸い付いた利権を手放しません。つまり、とことん面倒も見る!ともいえるのです。

 


前述の田中角栄は、昭和を代表する悪い政治家です、ではどれくらい悪い奴なのか改めて、その実績をふくめ研究していきます

 

①新幹線を新潟までひっぱった

 

②道路特定財源を発明し、車社会を実現した

 

③年金制度もつくった

 

④中国との国交正常化を実現した

 

議員立法33本というのは未だ破られていない記録です。そして当時成立させた法案をもとにつくられたのが特殊法人「道路公団」です。とくに、昭和28年に制定した「道路整備費における財源等の臨時措置法」は、画期的なもので、ガソリン代に道路建設用の税金をかけることで、一般会計とは別にお財布をつくっちゃいました。2002年にはガソリン税は約5兆円です。(『臨時』といっているのに、60年もひっぱっているのも異例ですね^^;)

 

また年金制度は、積み立て方式から賦課方式に変更されています。この点は、現在の年金システムの崩壊を招いたとされていますが、年金の積み立て方式では、フォローしきれないお年寄りを救った功績は計り知れません。いっせいのせっで年金システムをはじめると、最初にもらえる人は、どこにも存在せず、おじいちゃんおばあちゃんは、いつまでたっても無収入のままです。角栄の時代は、子どもたちが多いピラミッド型の人口形成でした。ただし、角栄の高い志を、少子高齢化委社会が進むなかでも維持したことで破たんがはじまっています。

 

そして、最大の功績ともいえる中国との国境正常化です。いま中国と日本の貿易をしらべると日本の黒字。つまり、お得意先だということがわかります。まだまだ二国間に課題はありますが、中国では、井戸を掘った人を忘れないとの格言があり、いまだに日中の友好のシンボルとして田中角栄は大事にされているそうです。

 

また田中角栄は、一流の人たらしだったことも知られています。たとえば100万円の借用を願い出た議員には300万を渡したそうです

 

派内の若手の議員が女の不始末の清算で、今日中にどうしても100万円が必要ということになったとき、その議員は田中のもとに電話をかけ、100万円の借金を申し込みました。話半分まで聞いていた田中は「わかった」と一言。30分もすると、田中事務所の秘書が紙袋を届けにきた。その議員が開けてみると、本人が申し込んだ額よりも多いなんと300万円の現金が入っていました。

 

そして田中の筆による一枚のメモが入っていたそうです。

 

一、まず100万円でけりをつけろ

二、次の100万円でお前の不始末で苦労したまわりの人たちにうまいものでも食わせてやれ

三、次の100万円は万一の場合のために持っておけ

四、以上の300万円の全額、返済は無用である。

 

 

ひとたらしの 角栄は、中央官庁のお役人をあつめた演説では、こんなことをいったそうです。

「やれ!。責任は、このワシがとる。以上!」っと・・・


田中角栄の政治にかける動機は、素朴なものです、雪国で暮らす地方の苦しさをはらすこと、そして苦労をかけた母親に親孝行をすることです。

角栄が総理大臣になったとき、テレビの前で汗をかく息子をみて、母・さんはブラウン管の息子の汗をぬぐったそうです。

 

どこまで本当か分からない角栄伝説の数々ですが、尾ひれ歯入れを含め、人物が噂を大きくしているように感じます。

 

「人間は、やっぱり出来損ないだ。みんな失敗もする。その出来損ないの人間そのままを愛せるかどうかなんだ。政治家を志す人間は、人を愛さなきゃダメだ。東大を出た頭のいい奴はみんな、あるべき姿を愛そうとするから、現実の人間を軽蔑してしまう。それが大衆軽視につながる。それではダメなんだ。そこの八百屋のおっちゃん、おばちゃん、その人たちをそのままで愛さなきゃならない。そこにしか政治はないんだ。政治の原点はそこにあるんだ。」

 

ドブネズミみたいに美しくなりたい・・・ 

『和して流れず、明朗闊達』(田中家家訓)

 

田中角栄の生きざまに脱帽です。

出てこい悪い奴!そして日本を豊かな国にしていってくれ(*_*)

 

 


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男は、永遠の小学5年生








会社の出勤する際、登校する子ども達の列を毎日みています。

子ども達を観察すると、列をまもりおとなしく歩く女子にくらべ、男の子。とくに小学五年生ぐらいの子どもは、こんな特徴があります

 

① 列に参加していない

② たちどまって遊んでいる

③ 思い出したように突然走り出す

④ なぜか荷物も多い

⑤ なぜか、傘。あるいは枝をもって振り回している

 

・・・バカですね~(*_*)

このバカを幡谷は「小学五年生症候群」と呼んでいます

 

拙著、「世界一簡単に幸福を招く家訓のつくり方」では、がんばれお父ちゃんなる章をつくっています。これは、育児をつきつめていくと、結局、育児されているのはお父さんなのでは?と感じたからです。実際、3人の男の子を育てるお母さんに、「育児大変ですね?」と質問したところ、「四人目の長男が一番手がかかります(_)!!」っと、遠くを見るような目で返答されたことがありました

 

幡谷の研究では、中学、高校、就職に、結婚っと、階段を上るように順調に大人になっていく女性陣に比べ、すべからず男は、小学5年生のまま、知性が止まっていることが判明しました

 

 

女性は、子供を産みそして子供を育てる事が出来ます。身体を張って命を賭けて子供を産み育てる事を当たり前のように自然に出来るのです。それは母性本能という神が与えた女性としての心なのです。つまり、女性は生まれた時から大人の資質大人の心を心の中にしっかりと備わっています。

 

また。女の子は2歳くらいから、大人の言うことのほとんどは理解できるようになります。

興味を持つのは母親のすることや言うこと。 母親と同じことをしたがります。女の子は、初潮を迎え子どもが生める身体になるまでに、精神的にも子どもを育てられるように成長していなければならないのです

 

しかし、男性陣は非常に危うい(_)!!

 

ここで、小学5年生テスト度テストです

① ジャンプが好きだ

② なんか集めてしまう

③ 気が付くと、武勇伝を語っている

④ ラーメンをたべるとだいたいのことは解決する

⑤ パンチラが好きだ

 

どうでしょう?あなたは何個あてはまりますか?

 

昨日は、日本JCのサマコンにあわせて、同窓会に参加させていただきました^^

齢40をこえるおっさん達が、集い、昔話に花を咲かせながら、翌日には覚えていない、どうでもいい話で盛り上がってきました(*_*)

 

最近、夢をもたない子どもが増えたとのお話をよく聞きます。でも家訓二ストは、減ったのは子どもの夢でなく、夢をおっている大人が減ったのだと断言します!

 

JCのメンバーは、「永遠の小学5年生」。家を守る奥様からすると、しょうもないおっさんたちですが、それぞれ夢をおっている大人の集まりでもあります。

 

お母さんにはお母さんの役割。そして小学5年生でも、小学五年生の役割はありそうです。夢を追うために、お父さんがお父さんなりに仕事をがんばり、育児だって、がんばっているつもりだと思います。

 

家訓二ストもノーベル平和賞という夢をおう、体重83kg、齢41歳の少年です。

根拠はないですが、自信があります。

全国の奥様に勝手なお願いです。くそったれの世の中に、それぞれの場所で、それぞれの花が咲くように、もう少し泳がしてください(>_<) それが世の中にどれだけ役にたつか?はわかりませんが、そんな背中でも子どもたちには、大事なものを伝えているっと考えるからです。


しょうもない夢をおう、永遠の小学5年生からのお願いでした<m(__)m> 全国のJCメンバー、および、おっさん少年に幸あれ!





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徳育の愉快な仲間達 その②

(FACE BOOKの投稿より )

幡谷 哲太郎さんwith徳育運動との出会いは、さかのぼること2011年、全国大会・名古屋大会でした。しかもその2年後、ロバート議事法の勉強しに急行した東京JC会館で再会することになろうとは。

それ以来ご本人と会う機会はなくFB上でのお付き合いですが、感謝の心プロジェクトの出前授業企画にあたっては、この一瞬の出会いが大いにヒントになっていたりします。

対象者・家庭環境・地域の現状・利害関係者のネットワーク等々、家訓づくりプログラムや徳育ゼミナールと、できるだけかぶるところがなく、共存しうる構成になるよう意識しました。

...

・・・っていうことはもちろん、議案書のどこにも書いてないですけどねw


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


冒頭紹介させていいただいたの和歌山県伊都青年会議所の北浦さんの投稿です。

北浦さんは、2013年に制作された感謝の心プロジェクトの議案を書いた張本人です^^ 今回のブログでは、ご縁をいただた皆様との思い出話を含め、プログラムの「その後」の物語を紹介させていただきます。


2011年に家訓づくりプログラムを作成した幡谷は、当時のレコードとなる年間63回の開催と2300名の受講を達成し、満足感に浸っていました。

ただし、2012年になると状況が一変し、家訓づくりプログラムが、推薦プログラムの1つに格上げされたことで、運動をひきつぐ相手がなくなるっという悲観を味わいました(*_*) 単年度制のダイナミックさと裏腹に、築き上げてきた実績も手ごたえも、すべてが水泡に消える危機を迎えたのです


幡谷は、この後、あとづけでトレーナー登録し、推薦プログラムとなった家訓づくりが消えないように、旅をつづけながら、いくつかのセミナーを受講していきます。北浦さんと会ったのもそんな頃だった気がします。

その後、12年に消えた徳育の会議体が復活し、議長となった西村さんに誘われ、委員として13年の未来を切り拓く日本人育成会議に参画し徳パックの制作のお手伝いをしています。


11年の家訓づくりは、幡谷がつくったものですが、会頭所信や、多くの皆様の助言で、導かれてつくったような感覚があります。

しかし、13年の出向時こそ、11年にがんばった経験や、勉強したことを伝えることとなった意義深い1年だった気がします。


とくに徳育ゼミナールについては、議案対策におわれ、肝心のセミナーの中身がスカスカというなか、2月ごろ、西村議長から直々にオーダーを頂戴しJC会館に伺うこととなります。


カレーをたべながら、正味2時間ほどのディスカッションと家訓づくりの模擬開催でしたが、この2時間が今につづく、徳パックを完成させることとなりました。

幡谷のアドバイスは、とりまとめの渡部副議長を筆頭に正副の迷子に入り込んだスタッフの皆様に、「ありがとう」でいけ!っと、根拠のない自信を注入したことです。


他にも、「いただきます」の事例や、「ありがとうブレスト」の注意点などをレクチャーさせていただきました。もちろん、その後消えていった小ネタもありましたが、有意義な2時間。そして私自身。11年に仲間と一緒にきづきあげた財産をようやく次の世代に手渡せた2時間となりました^^


人生は呼吸の数で決まるのではない。どれだけハッとする瞬間があったかどうかだ

(「ジョージ・カーリン」)


つまんないブロック事業にでても2時間。あるいは、たった2時間でも、スポンジのように吸収し、お互いを高めあう時間だってあるはずです。


おなじように、ほとんど立ち話しかしていないのに、冒頭の北浦さんは、プログラムの趣旨や、背景を上手にくみとって、スーパープログラムを完成させています^^


幡谷から、渡部さん。あるいは、幡谷から、北浦さんにつないだバトンは、また次の、そしてまた次の誰かの心を「ハッ」っとさせていることでしょう^^

さりとて、幡谷も、真の国際人を制作された永田先輩や、穂坂議長や、川島常任、橋本副会頭に脅され?あるいは励まされ、心を「ハッ」としてきたつもりです。


ご縁と感謝はグルグルまわる。

しかし、チャンスの女神は前髪しかない。


おのおの場所で、苦しみがんばってきた仲間だからこそ、おのおのチャンスをいかし、いまにつづく徳育のプログラムが完成されていったと思うと感無量です


小才は縁にあっても縁にきづかず。

中才は縁にあっても縁をいかせず。

大才は袖すりあうた縁をもいかす。


これまで頂戴したご縁をいかし、感謝をするために幡谷が選んだ方法が家訓づくりの旅でした。

この旅のなかで、あたらしいご縁に巡り合えること、そして、みなさまから頂戴した知恵を手渡すことができるよう、今後もがんばっていきます


真の親孝行とは、親を越すこと

家訓づくりプログラムをこえるスーパープログラムが、これからもじゃんじゃんできること楽しみにしていますWWWWW










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徳リンク集~徳育の愉快な仲間達~



訓ニストの家訓ブログ

 

家訓のディープな内容を紹介する大人気ホームページです

検索エンジン【家訓ブログ】部門で、1位をキープしています。(平成274月現在)

 http://kakun-project.jimdo.com/ブログ/



 

 

界一簡単な幸せを招く

 家訓のつくり方 特設HP

 http://kakunist.jimdo.com/



  

 元気はつらつ

(地域ハツラツ) 

日本JC×オルナミンC

http://kimihatsu-chiiki.com/report/0007.html

 

 



  

育ゼミナール

徳パック


 


 

http://www.jaycee.or.jp/guidance/bizintroduction/03introperson/2419

 

公益社団法人日本青年会議所 国史会議 第4小会議(徳育担当)

 

 

ツールとして「徳パック」を活用して実施いたします。「徳パック」を利用していただきますと、参加者(大人・子ども)に対して、社会で生かされていることへの感謝について考え、また多くのつながりの中で自分がいることを認識していただける、そして自らが日本人であることへの誇りを感じていただける内容になっております。

 

 最後に自らの考えから、地域の社会的規範を生み出すための手法、地域版「道しるべ」を創出し、地域の徳目を顕在化させ、道徳教育を地域に根付かせる基盤を確立することを目的としています。


  

  

謝の心プロジェクト連絡協議会

http://tokuiku2013.com/


  

各地青年会議所、各種団体、企業のみなさまへ

行政や学校では教育に対する様々な取り組みがなされています。近年、自治体や地域との連携が模索されており期待されていることは単なる成績向上よりも、「徳育」を代表とする人間性の向上にあると

私たちは考えます。「感謝の心プロジェクト」は、公益社団法人日本青年会議所2013年度近畿地区協議会「徳育」実践委員会によって企画・実現した「徳育」運動です。関係者への説明をしっかりと行い、各地の教育委員会の理解と協力を得たことで近畿57か所の小学校での開催を実現しました。目の前で子ども達の良き変化を確認することができ、回収したアンケートに集まる先生と保護者からの応援の声は、後日それを読む青年会議所メンバーのさらなる行動意欲を引き出すことと確信致します。

これから地域連携事業を企画されようとする各地青年会議所さま、各種団体、企業のみなさまにおかれましては、ぜひ本プログラムの導入をご検討ください



  


子屋ねっとわーく







http://terakoya-network.com/


どもたちが一人前に育つには、信頼しうる人、あこがれとなる人との出会いや、いきいきと今を生きる感動体験が必要です。一人前とは、自ら感じ考え判断して、求められれば社会のために働くことのできる人です。地域社会の歴史・伝統・自然をいかした様々な活動を通して、同じ釜の飯を食べ、共に汗を流し、泣き、笑い、歌い、踊り、学び、気づき、葛藤する中で子どもたちは、良き仲間を作り、あこがれとなるお兄さんやお姉さん、信頼できるおじちゃん、おばちゃんと出会います。子どもたちは、そんな感動体験を通して、自ら主体的に生きる力、地域への愛着を自然と身につけていくでしょう。そのために我々大人は、自律した存在へと自らを育てなくてはなりません。そう、子どもたちの存在が我々の成長を促してくれます。自然と関わり、人と関わり、社会と関わる活動を通して、大人も若者も子どもも共に育つ。そんな感性溢れる地域を全国各地につくります。



 そして、おなじ「てらこや」を志す地域同士が、各地の特色を活かしながら協働・交流することによって、相互に支えあうネットワークをつくります。他を知り己を知ることで地域社会のもつ固有性を実感し、日本の多様性を体現することができるでしょう。多くの子どもたちにそんな体験をさせてあげることができたら、暗雲たる現代日本の教育に一筋の光を射すことができるものと信じています。



  



話の絵本 教育の拠り所策定委員会

http://www.ninigi.jp/

 

日本に伝わる神話を絵本で楽しく学べます。

素晴らしい家族を作ることが、素晴らしい国を作ってゆくことを示し、大きな和の精神が素晴らしい社会を創っていくことを教えてくれています。


神話の絵本の販売にくわえ、講演会の実施なども幅広く行っています



  


 歩の旅

 全国100km徒歩の旅

 連絡協議会


http://www.ninigi.jp/

 

全国の青年会議所の応援をうけ、現在では独立した運営をおこなう全国100km徒歩の旅、連絡協議会のHPです。

こどもたちが100kmあるく内容に加え、ボランティアの募集から、運営のための勉強会等、支える側も大きく学びをえる事業です。


  


 領土領海 

 

青少年版 領土領海プログラム 

http://www13.jaycee.or.jp/2013/territory/?page_id=734


2013年に開発された日本JCのプログラムです。文部科学省映像等審査 選定作品です

土曜学習や、教材としてひろく全国の教育現場で活用いただいている人気プログラムです



  

 

 

 偉人伝

   株式会社 寺子屋モデル

 

     http://www.terakoya-model.co.jp/

 

  

2~3世代前までは、どこの家庭にも普通にあった「偉人伝」。幼い子供たちは、父母や祖父母から日本の歴史を彩った多くの偉人――仰ぎ見る立派な人・忍耐強い青年・献身的な女性など――の生き方について語り聴かせられながら、その人物にあこがれつつ生きる指針を見つけて来たのです。 

 

 その営みが家庭から消え、まして学校でも教えられることのないままの現代。「自分探し」をする前に、若者の心に「お手本」を植え付けてあげたい。成長する子供たちの心に理想の灯をともしてあげたい。そんな思いで寺子屋モデルは、大人向け・子供向けに偉人伝講座を届けて来ました。 

 

 明日の日本を担う、生き生きとたくましい子供たちを育む素地を 家庭や地域に築くことが私たちの願いです。 

 

代表取締役  山口 秀範


  


 語塾






■安岡定子先生HP

http://www.sadakorongo.com/

 

「故きを温ねて新しきを知る」「過ぎたるは猶及ばざるが如し」など私たちの身近には『論語』由来の言葉がたくさんあります。『論語』は、古来日本人に愛され、その精神世界を作ってきました。難しい古典と思われがちですが、そんなことはありません。実はとてもシンプル。 人にとって大事なものは、仁-思いやりの気持ち-という考え方で貫かれています。

 大きな声で素読し、漢文独特の美しいリズムを楽しみ、名文を味わいたいと思います。


 ■偕楽園公園を愛する市民の会

http://www.kairaku-en.jp/rongo/


 心をはぐくむ『論語』

 「弘道館は水戸藩第九代藩主徳川斉昭により建てられた藩校です。館名の「弘道」は『論語』からとられました。 『論語』は名文・名言の宝庫です。先人たちは素読(そどく)を繰り返すなかで思いやりやおもんばかる心、志(こころざし)を持ち、やり抜く強い精神力をゆっくりと育んでいきました。 十五代将軍徳川慶喜公も学んだこの弘道館で、お子様と一緒に『論語』を学んでみませんか。



 

  


曜学習応援団

http://doyo.mext.go.jp/


 文部科学省では、子供たちの土曜日の豊かな教育環境の実現に向け、昨年「土曜授業に関する検討チーム」を立ち上げ、検討を進めてまいりました。この検討結果を踏まえ、子供たちに土曜日における充実した学習機会を提供する方策の一つとして土曜授業を捉え、昨年11月に学校教育法施行規則の改正を行い、設置者の判断により土曜授業を行うことが可能であることをより明確化するとともに、地域や産業界との連携により、土曜日の教育活動の充実を図ることとしました


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「世界一簡単な幸福を招く家訓のつくり方」発売 一か月 御礼&報告


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家訓の本、発売から1ヶ月。これまで多くの皆様よりご厚志をたまわりおかげさまで、初版の1000部の完売まであと少し!というところまできました^^

この1ヶ月の御礼と、これまでよせていただいたご質問や、感想などをブログでQ&A方式でお応えしています


書きあげるためには、時間や、お金? 能力不足など、多くの障害がありましたが、出版に至り、本当に良かったなっと、しみじみ感じた1ヶ月となりました


画像は、小田原の二宮神社で、二宮尊徳先生に家訓本を紹介している場面です。家訓の本は、これまでの旅の中で、お世話になった皆様に、自分なりの感謝の気持ちと、その恩返しの気持ちで作った本です。

 

おかげさまで、初版1000部についても完売のめどがつき、重版の準備もはじめています。

改めて、ご購入いただいた皆様への御礼と、尊徳先生をはじめお世話になった皆様のもとに伺い、押し売り・・・もとい、手渡ししていきたいと思います^^;

 

ここで、これまで伺った感想をアップしていきます。

 

感想①

おもしろい^^(※おもに奥様から)

=返答=

家訓の本は、読者のターゲットを、育児世代に想定しています。とくに、今、育児に悩む奥様を応援するため、すぐにでも実践できる躾の項目や、忘られがちな、昔からの風習や、その本来の意味を多く盛り込りました。一声かければ、本を買ってくれるJC関係者ですが、ぼくの経験上、買っても読んでくれません(*_*)そこで、本をお渡しする際には、奥様に読んでもらうよう、推薦してきました。おかげさまで、ターゲットにしていた多くの奥様方からお褒めの言葉を頂戴しています^^ ・・・っていうか、読んでくれ(-_-;)

 

感想②

何で書こうと思ったの?

=返答=

答え。書きたいから^^

JCを卒業し、暇になったことで、数年来の夢であった出版化にこぎつけることができました。2011年に家訓づくりプログラムを製作させていただいてから、多くの皆様にご愛顧を賜り、開催数、そして受講者数をのぼしています。ただし、そのほとんどが、クチコミでの開催で、なかなかJCの枠を飛び出せないもどかしさを感じてきた5年間でした。やぶれなかった壁をこえたことで、出版を機に、これまでお知り合いになれなかった新しい読者を獲得しています。これを機に、今後は、JC外でのセミナー開催に力をいれ、真の国民運動を担うつもりです! 

・・・簡単にいうと「書きたい」から。というのが正解ですね^^;

 

 

感想③

自分で書いたの?

=返答=

はい^^ ゴーストライターを頼めるほど、お金ありません(*_*)ただし、誤字脱字もぼく由来です(-_-;)重版の際には訂正します

 

感想④

読みやすい!

=返答=

ありがとうございます^^ ちょっと難しいっと思われる「家訓」の世界を分かりやすく解説したつもりです。家訓界の大御所?の幡谷ですが、本についてはズブの素人。いまさら文章力もつけれないので、自分らしく飾らない文章を心がけました。

 

感想⑤

どのくらいで書いたの?

=返答=

出版社の打ち合わせから数えると40日で書き上げました。ただし、11年度につくっていたセミナー用の資料や、ブログで書いてきた内容を再編集しているので、オリジナルの原稿は2割ほどだと思います。段落や、章の構成に時間をかけたのが特徴です。脳から変なエキスがでていたので、書ききりましたが、次書くときには、2~3か月は欲しいです(>_<)

 

感想⑥

もっと日本人としての心を揺り動かすような構成にすればよかったのでは?

=返答=

初期の企画段階では、右よりの?本の構成になっていましたが、出版に際しターゲットを絞ること、そして育児本の要素を盛り込むことで販売に目途がたつことを指摘され、路線を修正しています。ただし、栗林大将の手紙などのお話しをちゃっかりいれこみ、右左、バランスをとりながらも、えぐりこむ構成にしたつもりです(^_-)

 

感想⑦

印税がっぽがぽ?

=返答=

印税はもちろん発生しますが、先日も、10冊ほどの家訓本をうるために、10万円の旅費をかけて、某地方都市へ伺いました(-_-;)

本を書いたことで、自分自身への勉強になったのが一番の財産です。本が売れるに越したことはないですが、本はあくまで名刺がわりです。あくまでセミナーへの呼び水に、そして、あまりなじみのない「家訓の世界」をひろく知ってもらうために、今後も拡売を図っていきます

これまで、自称家訓界のNo.1の存在として、家訓ニストと評してきましたが、今後は、自他共に認める家訓界の第一人者「家訓ニスト」になれるよう歩みをつづけていきます^^

 

家訓の本を出してみて、良かったことは、「本を売る」不純な動機でしたが、結果として、これまでお世話になった皆様の許を訪れ、昔話や、これからの話しをできたことでした。

出不精の幡谷は、これまでどれだけのご縁を粗末にしてきたことか、反省しきりの1ヶ月ともなりました^^; 家訓の旅は、恩返しの旅。お世話になった皆様へのご恩に報いるため、本のベストセラー化はもちろん、ノーベル平和賞受賞をもって、報恩感謝を体現いたします


これまでも、これからも、幡谷のホラと旅の歩みにご注目ください!

 

 

 

 

 

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228年目の「報徳の心」~二宮尊徳の足跡をおって~















人は、空気のように当たり前に存在するものを説明するのが苦手です。

例えば、ひらがなの「あ」。これをあなたは、どうやって説明できますか?

同じように、二宮尊徳先生の功績を語るとき、その実績は、日本人にとって当たり前すぎて、説明しにくいものになっています。


一般的には、二宮尊徳と聞くと、薪をせおいながら勉強をした銅像のイメージが先行しています。その半生は、小田原を中心に、農村の振興につとめたことが評価され、その後関東地方の各地に出向き、多くの功績をのこしたことも知られています。


ただし、これは、ウィキペディア風の説明であって、偉人・二宮尊徳の功績のほんの一部分にすぎません。生誕から数え228年たった今、改めて、尊徳先生の遺徳を見直す必要があります。そのキーワードこそが、「報徳の心」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

228年目の「報徳の心」とは?

 

幡谷の考える「報徳の心」

① 道徳とは実践である

② 一隅を磨きあげる

③ 「ありがとう」という「ありがとう」と言われる人間になる

 

=解説=

①は、「道徳は実践である!」というシンプルで忘れてはいけないキーワード

②は、自らの本分を知り、与えられた役割をまっとうする意味。お母さんは、お母さんの役割を、サラリーマンであれば、おのおの仕事を誠実にこなすことが、一隅を磨きあげるっと表現できます

③は、善い行いをしていかないと「ありがとう」っと言われないとの意味

 

 

日本という国には、たくさんの不思議があります。たとえば、石油も、鉄も出ないのに、世界一性能の商品を世界中に出荷することができます。これは、資源はないが、人がいるっという証拠です。自動車を製造する際には、10万点もの部品があると言われます。エンジンや、シャーシーなどはもちろん、小さなネジ1つまで、たくさんの社員さん、そして下請け先のおっちゃん、おばちゃんが、心をこめ、丁寧に仕事をしてくれるからこそ、世界に誇る商品がくみあがるのではないでしょうか?

 

尊徳先生は、こんな言葉をのこしています。

「世の中は、知恵があっても学があっても、至誠と実行がなければ、事は成らない。」


二宮尊徳が生きた江戸時代は、稲作が主要産業です。尊徳先生は、農作業のなかに至誠実行を求めました。そして21世紀、日本の主要産業は、車であり家電になりました。農作業の中に求めた至誠を、いまは、ネジ1つ、部品1つに求めるからこそ、世界に賞賛される日本の輸出品が生まれつづけています。

 

日本の資源は、鉱物資源でなく、【ひと】なのです。そんな当たり前すぎて、気づかない日本人の特性をここで列挙してみます。

 

・まじめ

・人に迷惑をかけない

・協調性がある

・がまんつよい

・礼儀ただしい

 

 

そんな日本人の特性をつくったものが、二宮尊徳のいう「報徳の心」です。そしてこの特性が当たり前すぎて、分からなくなっているっとも言えそうです

 

あらためて、「報徳の心」の概念を考えてみます。

報徳とは、徳に報いること。これを家訓ニストは、道徳とは実践であるっというキーワードに加え、自分の本分を守ること、そして、ありがとうという。そして「ありがとう」と言われるに人間になるっと解釈しました。

 

また、小田原の報徳博物館の佐々木館長は、こんな詩をよせ「報徳の心」を説明されています

 

「万象具徳」(ばんしょうぐとく)

どんなものにも よさがある   どんなひとにも よさがある

よさがそれぞれ みながちがう よさがそれぞれ みなちがう

よさがいっぱい かくれている  どこかにとりえが あるものだ

もののをとりえを ひきだそう  ひとのとりえを そだてよう

自分のとりえを ささげよう 

とりえととりえが むすばれて この世は 楽しい ふえせかい

 

感謝する気持ちを表す「ありがとう」の言葉は、気持ちのいい言葉です。そして世の中は、たくさんの「ありがとう」で出来ています。

 

お茶碗にほくほくの白米をよそいご飯をたばるとき、どんな「ありがとう」があるでしょうか?

 

ご飯を炊いてくれたお母さんに「ありがとう」

働いて、お米を買ってくれるお父さんに「ありがとう」

お百姓さんに「ありがとう」

太陽、酸素、水、風に「ありがとう」

 

 

もっとも尊い行いは、「ありがとう」の感謝の気持ちを行動にかえること、ご飯の例では、「ご飯粒」を残さないことが、求めらます。

そして、その御恩を次の誰かに返すことも重要です。恩の循環社会ともいえる地上の楽園は、確かにこの日本に存在しています。

 

たとえば、「靴を揃える」「人に迷惑をかけない」っという素朴な価値観も、利他の心の現れだと家訓ニストは考えます。なにより、お父さんが、自分の仕事を頑張ること、お母さんが、育児に心をくだく日常そのものが、報恩の心で溢れています。


すごいぜ!日本人。そして、もっとすごいぜ、二宮尊徳先生^^

尊徳先生をはじめ多くの先達の教えがあって、今わたしたちは満ち足りた生活をすることができます。

では、報徳の心を伝えるために、私たちは何ができるでしょう?まずは、先達に感謝すること、それは教科書にのっている偉人だけでなく自分のおじいちゃん、おばあちゃんへの感謝です。そして、その御恩を自分の子供。そして社会のために、お返ししましょう


仕事を通じ、あるいは育児を通じ、おのおのの場所をピカピカに磨き上げることが、恩を返し世の中を豊かにしていくことにつながります


家訓二ストも、二宮尊徳先生の心にふれ、心が洗われる気持ちです。今後は、ビジネスはもちろん、家訓をつうじ、世の中にちょっこり貢献していきます。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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伊勢原JC 家訓づくり開催報告


 

 

 

 

 

 

伊勢原JCさまでの家訓づくりの報告となります^^


OBにもなって、旅にでることは、ある種の葛藤と、嫁への言い訳に悩む日々です。
しかし、現役のみなさんにきっちりとバトンを渡すという意味で、今も旅をつづけています


そんな旅の疲れを癒してくれるのは、「あの電話」です^^
この日も、JCらしい目茶ぶりの中、奥様にしどろもどろで、家訓を伝えるメンバーさんと、それを見守るたくさんのメンバーさんの笑顔に触れることができました。


楽しくなくてはJCではない!
それは、10年間のJC生活のなかでえた教訓です。


楽しさは、エネルギーであり、そして仲間との共感する力とも置き換えることができます。


平成27年6月27日 神奈川ブロック伊勢原JC様にて、家訓づくりプログラムを開催しました。この日は、入会候補者へのオリエンテーションを兼ねた設えで、セミナーを通じ、個人のスキルアップはもちろん、候補者とメンバーの距離を縮める目的のため開催しています。

 

家訓づくりは、あるJC意味らしく、ある意味JCぶらないセミナーです。

 

家訓づくりプログラムは、家訓をつくる過程で、自分にぐ~っと向き合うことをお願いしていきます。自分はなんなのか?そして、だれに何を伝えるべきなのか?そんな、人生の究極の宿題を、楽しく、そして時にバカバカしく90分で学んでいく内容です。

 

まだまだJCに対し半信半疑の候補者にとっては、笑顔のたえないセミナーは、最適のオリエンテーションだと自負しています。ぜひ、LOM内での会員拡大や資質向上にお悩みの委員長さんは、家訓づくりプログラムの採用をご検討ください! 楽しくJCをやっているみなさまの背中が一番の勧誘材料です。家訓はそんな背中をこれからもサポートしていきます

 

今回の開催では、メインインストラクターに挑戦中の佐々木VCが、トレーナーを務めています。

子どもを見守るような?気持ちで見守らせていただきましたが、立派な進行ぶりに、今後の開催でも自信をもって、推薦できるトレーナーぶりでした^^


「伝える」っということを科学すると、借りてきた言葉より実体験からくる言葉に何倍もの説得力があるものです。これまでは、幡谷の言葉を借りていた佐々木VCでしたが、この日は自分の言葉を語っていました。


そして、「伝える」ことをディーぷに考えると、教えられたものより、自分から学び、つかみ取ってこそ、ほんとの意味での「学び」になると考えています。家訓づくりでは、トレーナーは教えるのではなく、受講いただく皆様の思考をお手伝いするだけです。 トレーナーから皆様に、そして幡谷から佐々木VCに、学びのバトンを渡すことができました^^


 

開催にあたりご尽力いただきました秋葉議長をはじめとした会議体の皆様、また日本JCより、トレーナー見習いとして参加された塚本VC,花田VC、ありがとうございました。

 

会の中でお礼を言われた時、2015年6月27日、3時間半をかけて伊勢原にきた!っというお礼ではなく、2011年に仲間たちと頑張ったことを褒めてもらった気がしました。

5年かけ、ようやくバトンを渡せた・・・そんな夜になりました


楽しくなければ、家訓じゃない!

 

SEE YOU NEXT 家訓

次回開催は、6月28日 小田原に、たくさんの笑顔に会いに行きます。

っていうか明日です(*_*)

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人は皆師。猫もまた師?


 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは猫派?それとも犬派?

 

ぼくは犬派だと思っていますが、嫁に言わせると猫派だそうです。理由は猫をみつけると仲良くなろうっと、近寄っていくからだそうです(*_*)

知らない猫と仲良くなるとちょっと嬉しくないですか?...
気まぐれで、そして、どこか本質をみている、猫と子供って似ているな・・・っと感じたのが今回のブログを書くきっかけです。

 

猫はきまぐれな動物と言われています。追えば逃げるし、こちらが忙しくしていると、かまって攻撃を仕掛けてきます

飼い猫だって懐かない猫もいるなか、野良猫と仲良くする方法があります。それは、つかず離れず、じっとまち、猫の方から寄ってくるようにふるまうことです。つまり、郷に入れば、郷に従え。猫の世界のルールにのっとり、信頼関係をきづく方法です。

 

ここ数か月、子供向けのカリキュラムをつくる際の注意点を教えてほしいとの依頼が続いています。

1から10まで、たくさんの注意点があるなか、幡谷が伝えているのは、冒頭の3分、その3分で子供たちとの信頼関係をきづくための注意点です。

 

猫と、子供は似ています。追えば逃げるし、プログラムがつまらなければ、どこかに走り出してしまいます。

また一度、なめられると修復は不可能、しかし、3分で心をつかむことができれば、そのプログラムは必ず成功するのです

 

大人であれば、関係性や、義理や人情など? 45分ぐらいであれば、たとえ寝ていたとしても、おとなしく話を聞いてくれます。しかし、猫、そして子供は正直です。ごまかしのきかない真剣勝負がそこにはあります。

 

逆に、大人あいての何倍ものリアクションをもらえるのも、子供向け事業の特徴です。たった45分でも、授業の最初と最後では目の輝きが違うものです。難しいから面白い。面白いから難しい。たった3分、されど3分。今後も、猫と子供の心をつかむために、幡谷も研究を続けていきます^^

 

実は、この理論、尾道のお好み焼きさんでバイトをしている大学生に教えていただいたものです。

この大学生は、教員をめざし、教育実習をした経験のある先生(見習い)です。幡谷より詳しいのはもちろん、実体験から得た貴重なノウハウを享受いただいています

 

人は皆師。猫もまた師。

 

人に教えるということは、誰より自分自身が学べるものです。たとえ、相手が猫でも子供でも、相手を尊重し、なおかつ、心のキャッチボールができれば、45分という授業の一コマが、あなたにとって、何より子供たちにとってかけがえのないものになることでしょう。


人間が猫に惹かれるのは、気の向くまま過ごしている姿に自分を重ねあわせているのかもしれません。そして「バカの壁」で有名な養老さんは、「子供は自然そのものだ」と評しています。猫も子供も自然だな~っと、目を細めていると、「てっちゃんも、大自然だよ」っと嫁に、さらに目を細められてしまいました(*_*)

 

尾道JC 島田委員長をはじめ、青少年系の委員長の皆様、子供たちの心をつかむため、がんばってください^^ JCにはJCのルールがありますが、それは、あくまでJCのルール。子供の前では、子供のルールで、楽しく明るく、ときに厳しく、信頼関係をつくってみてください

 

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創作家訓「それ カッコイイ?」





















創作家訓の紹介です。
今回は、3歳のこどもを育てる現役のパパの家訓です。


安部家家訓
「いつもかっこよく」


3歳になる子どもにもわかるように、安部家では、最近、家訓をリニューアルされたそうです。


例えば、玄関で靴を脱ぎ散らかした時、安部ちゃんは娘さんに、

「これ、かっこいい?」と尋ねるそうです。
また、野菜嫌いの娘を諭すため、お父さん自身が野菜嫌いを克服し、
「野菜を残すのと、食べるの、どっちがカッコイイ?」と常に手本をしめしながら、家族でカッコよさを追及しているそうです^^


安部家家訓、かっこいいと思いませんか?

そんな、かっこいい家庭が1軒でも増えるため、今後も家訓応援ページでは、たくさんの家訓を紹介していきます^^ 

 

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つくばJC★家訓づくり開催報告

平成27年6月17日 つくばJCさまのオリエンテーションとして、家訓づくりプログラムを開催いただきました。

 

徳溢れる心を醸成するために制作させていただいた家訓づくりプログラムですが、これまで多くのスキームで開催を重ねています。

 

・会員の資質向上

・サマーキャンプの裏版開催

PTAとの共催

・オリエンテーション

etc・・・

 

家訓づくりプログラムは、JCらしくなく、そしてJCらしいプログラムだと自負しています。ふざけているようで、案外深いのがその理由です。

 

今回、つくばJC様では、新入会むけのオリエンテーションの機会に家訓をチョイスいただいています。

JCのレクレーションとして、また受講される資質向上の機会に大きな効果があるのは、実証済みです

 

また、今回の開催では、幡谷がしゃしゃり出てしまうところをぐっとこらえ、現役メンバーでヘッドトレーナーをめざす佐々木VCが進行を担当いただいています。

 

2011年に開発した家訓づくりプログラムですが、年を経て、開催数が増える一方、戦友たちがひとり、またひとりと卒業していき、ふと気が付くと、ひとりでプログラムを支えていたっというのが実情です。しかし、JCはあくまで現役のもの、幡谷、そして穂坂議長、山ちゃんが卒業した今、ヘッドトレーナーの養成がいそがれる現状があります。

 

2015年は幸運にも、飯塚委員長ひきいる資質向上委員会内で、トレトレを順次開催しており、また佐々木VCを筆頭に、次代をになうトレーナーが数多く羽ばたく年になりそうです。

 

教わる方、教える方、いずれも学びがあるのが、JCの素晴らしさです。

今後も各地で、家訓二スト養成のためのお手伝いをしていきますので、ぜひ興味のあるロムの方は、お声掛けください

 

っていうか、自分でやった方が楽だ(_)!!

 


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祝★家訓本の出版パーティー








おかげさまで、盛況のうちに家訓本の出版パーティーをおえることができました。

お世話になった皆様を呼びつける形となり、恐縮しきりでしたが、家訓ニストなりに御礼を言える機会となり、感謝と、これからの飛躍を約束させていただきました。


家訓づくりの本、そして家訓づくりプログラムをつくったのはボクですが、僕自身は、なんか大きなものに作らされた気がしています。


今回のパーティーでは、JC入会以来、背中をおってきた先輩たちがたくさん来場くださいました。そんな背中に追いつき、追い越すために努力したことが、結果的に家訓になったのだと、初めて気づきました。


出版記念パーティーでは、たくさんの方に「おめでとう」っと声をかけていただきました。嬉しい気持ちがある反面、まだまだスタート地点にたっただけだと、身が引き締まる思いでした。


幡谷にとって、家訓本の出版が目的でなく、あくまで通過点です。

今後は日本における家訓づくりのトップカンパニー?として、「家訓といえば幡谷!」というポジショニングをセルフプロデュースしていきます


たとえ2~3人しかいない狭い世界でも、その世界のトップにいることで、見えてくる景色があるものと想定しています。


家訓ニストの旅は、そこに笑顔がない限り、はてしなく続きます。

日本中の家庭に家訓をつかって、笑顔をひろげることが、幡谷の考える目的です。そして、この運動を世界にひろげ、ノーベル平和賞を受賞します


明るい豊かな社会を、家庭からつくる果てしない旅と、ホラばなしに、これからもお心をお寄せください^^






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教育を補う「おせっかい」のすゝめ


 

 

 

 

 

 

 

鳥取の養護学校で、看護師さんが集団で辞職したというニュースをききました。
報道された内容をみると、問題の本質がずれているな・・・っと感じています。

何が違って、何が必要だったのか?
家訓ニストなりの答えを用意しました


教育は、学校や塾だけで行うものでなく、

「家庭」「学校」「地域」の3つの輪が重なって、子どもたちを育むべきだと家訓二ストは考えます。

  

問題が起こった時。その解決を「学校」サイドに求める報道がつづきますが、家訓二ストはこの姿勢に反対です。

問題があれば、3つの輪にそれぞれ問題があるというのが事実です。そして、この場合多くが「家庭」に問題を抱えているというのが現実ではないでしょうか?

 

家訓づくりプログラムは、そんな「家庭不足」を補うために開発されました。

そして、3つの輪の3番目、この「地域」とは何か?というのが、今回の考察です

 

子ども達を育むために地域で何ができるのか?そして、そもそも地域とは、どこからどこを指すのか?というのは難しい問題です

 

その答えの1つが、各地に存在する青年会議所の存在だと思います。JCに集うメンバーは多種多様であり、また利害関係がないからこそ、他人の子どものために汗を流せます。どこのLOMでも、子どもむけの事業をかかえているのも、すごいし、PTAを地域と言ってしまうと、当事者という側面もあり、言いたいことがいえないものが、JCならいえる!というのも利点です

 

また高度成長期の子育ての情感を研究してみると、地域に足りないものは、「おせっかい」でないか?という仮説が抽出されます。これは、東京の下町に育ったビートたけしさんの証言で、昔は、おせっかいなおばさん、おじさんが、子どもの面倒を自主的に見てくれた上に、飯まで食わせくれていたっとの話に由来します。

ドラマ化もされた自伝小説の「たけしくんハイ!」に描かれた濃密な地域社会は、いまや絶滅寸前です。

 

こうした「おっせかい」おばさんの存在は、いまでいう託児所や一時保育の役割を持つほか、喧嘩の仲裁や、あらゆる問題の緩衝剤になっていたと推測できます。しかし、今はおせっかいをやける地域のおばちゃん、おじちゃんがいなくなった・・・と言えそうです

 

高度成長期なら、バカな親がいて学校になぐりこんだとしても、おせっかい軍団が、

「あんたバカもほどほどにしなさい!先生に迷惑をかけるんじゃないよ!」っと叱りとばしてくれたでしょう

しかし、今なら、バカ親が反撃するはずです

「あんたに言われる筋合いはない、何の権利があって口をだすんだ!訴えるぞ」っと(_)!!

 

この「おせっかい」の入る隙間のない、「バカ親VS学校」のむき出しの関係は、往々にして学校側、とくに先生に多大な負担をもたらしていまいます。学校関係者に心を病んでしまう方が多いのも、先生の問題でなく、「地域不足」そして「おせっかい不足」の副作用なのかもしれません

 

家訓二ストは、こうした「地域不足」を補うために解決していくために3つの提言をします

 

その① 地域のお祭りを大切に

その② PTAに保護者以外の地域の人を

その③ JCは、嫌われても「おせっかい」であれ!

 

 

昨日、地域不足、おせっかい不足が原因ともいえる、残念なニュースが報道されました。

一部のバカ親のために、看護師さんが一斉に退職したというニュースです

 

残された子ども達のケアもあり、耐えに耐えてきたが、もう無理っというのが、辞めた先生方の本音ではないでしょうか?今回の報道をみても、学校側の体制に問題を求めるばかりで、難癖をつけた親の責任はほったらかしです。バカはバカ。いつの時代も、一定数のバカはいたことでしょう。最近の事件の多くは、バカ親が増えたのではなく、「おせっかい」不足で、問題が大きくなってしまっています。

 

事件が起こる前にやれることはたくさんある。

家訓づくりは、もちろん、転ばぬ先の杖が一番尊い・・・ 家庭不足はもちろん、地域不足を補える自分であるように、おっせかいに、がんばっていきます(^_-)

 

 

以下原文です

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000099-mai-soci

 

鳥取県立鳥取養護学校(鳥取市)で、医療的ケアを担う看護師が不在になり、ケアの必要な児童生徒9人が通学できなくなっていることが分かった。以前から要員不足の事情があり、ケアの一部が遅れたことを保護者から批判された看護師6人全員が、一斉に辞職を申し出た。県教委は看護師の配置や相談体制の不備を認め、後任の人材確保を急いでいる。

 

  県教委が8日の県議会で報告した。同校には小学部から高等部までの児童生徒76人が在籍、うち33人がたんの吸引などのケアを必要とする。看護師6人は非常勤で、5月22日の授業終了後に全員が辞職の意向を伝えた。看護師の1人は、ケアが数分遅れたことについて、ある保護者から威圧的な言動を繰り返し受けたと訴え、他の5人も不安を募らせていたという。

 

  医療的ケアの必要な児童・生徒は現在、保護者同伴で登校するか、校外のデイサービス施設で教員の訪問授業を受けている。施設を利用せず家庭訪問を希望しない児童生徒4、5人が授業を受けられない状態という。

 

  野坂尚史校長は「本来は8人の看護師が必要。一刻も早く人材をを見つけたい」と話した。県教委は「医療的ケアを必要とする児童生徒が増え、看護師の体制が苦しかったとも聞いている。組織としての受け止めなどが不十分だった」と釈明。県看護協会などに派遣を要請中で、近く学校でのケアを再開する方針という。【小野まなみ、真下信幸】

 

 

 

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人生の価値は長さでなく、質。

家訓とは、人生の中で大事にして欲しい価値観を子どもたちに、渡すツールです。


一人ひとりに、「夢を教えてください」を聞くと、家を建てたい、いい学校に入って欲しいとの回答が寄せられるものが、「家訓」と形をかえ、質問をすると


・挨拶を忘れない

・人に迷惑をかけない

・ありがとうと言われる人間になる


そんな素朴な言葉が寄せられます

 

この特徴は、見ている距離の違いだと家訓ニストは考えます

この時の距離とは、個人であれば、10年、20年の距離。

そして家となると100年、200年の距離です。


残酷ですが、家訓づくりの前提は、いつか自分自身が死んでしまうというものです。棺桶の中にお金を入れても意味がないように、100年後の子孫に遺す言葉には、お金や欲が、そぎおちた素朴なものが並ぶことは当然のことなのかもしれません。


しょうがない事ですが、学生さんの夢や、目標は、どこか浅い。そして人生経験をへて、いつか来る死というものに向き合うことで、ひとは言葉に重みを増していくものです。

 

ネットで、癌患者と健康な人にそれぞれ同じ質問をしていく動画がアップされ話題になりました。

 

12歳のガン患者の少女は、夢については、「自分の足で歩く」こと、そして幸せな瞬間を、「頬(ほほ)に風があたるとき」と、回答しています。

 

日常のなんてことのない光景に幸せを感じる患者のみなさんに比べ、健康に暮らす我々の欲深さが際立ちます。

 

病気という重い十字架を背負う苦しみは、健康に暮らす我々には分からない境地です。しかし、神様に与えられた1日を一生懸命にいき、他人を気遣い、ましては残された人の幸せを願う姿勢に感動をおぼえます。

 

人生の価値は長さではなく、質である。

欲深い自分自身を戒め、太陽、酸素、海、風に感謝し、小さな喜びを感じられる、そんな人間でありたいです。そして家訓づくりは、そんな大事な価値観をプログラムを通じて多くの方に発信していきます^^

 

以下、原文です

 

=======================

 

人生観が変わるかも…がん患者の切なる願いで気づかされる本当の「幸せ」

(出典:http://irorio.jp/sousuke/20150525/231636/

 

                                                   

YouTube/dulcineastudios
YouTube/dulcineastudios

人生観を一変させるとして注目されている動画をご紹介したい。

隣り同士、互いの顔を見ることのできない2人に、同じ質問を投げかけるという内容である。

一方は若くしてがんを患っている患者もしくはその家族。もう一方は健康な人。一見するとどちらががん患者でどちらが健康な人物なのかわからないかもしれない。

しかし「もしも願いが叶うとしたら?」という問いに対する答えを聞けばその差は歴然。

健康な人は仕事や旅行のことばかり

健康な人々の口からは「地中海クルーズに行きたい」「ニューヨークでジャーナリストとして仕事がしたい」「ゲームの制作会社を起ち上げたい」といった夢が語られる。

YouTube/dulcineastudios

隣りからも同じような答えが返ってくるであろうと思っている彼ら。

がん患者が口にする意外な答え

しかし見知らぬお隣さんは予期せぬ答えを口にする。

▼この女性は「娘が普通に暮らせることだけを祈っている」と…。

YouTube/dulcineastudios

彼女は38歳で14年前から白血病の治療を続けており、現在娘さんも同じ病気で闘病中だそう。

他にも「この世から病気がなくなればと願っている」(骨肉種の14歳女性)「散歩に行って道端に咲いている花が見たい」(2年半前に白血病を発症した女性)「何も心配していない母の顔を見たい」(リンパ腫の18歳女性)といった答えが続き、隣りの健康な人々は目から鱗の表情を浮かべる。

大切なものは何か…失って初めて気付く

▼12歳の少女の願いは「散歩に行きたい」というのもで、一番幸せな瞬間は「風が頬にあたるとき」

YouTube/dulcineastudios

白血病と戦うクリスティーナさんの言葉に、隣りの女性も涙ぐむ。

YouTube/dulcineastudios

病気になる前は自分たちも同じように思っていたこと、そして「失ってからその大切さに気付いた」と語る彼らは、「健康なのが当たり前」と思っている人々の目を開かせた。

日頃つい忘れてしまう、本当に価値のあるものに気付かせてくれる動画がコチラ↓


 

 

 

 

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中居くんの家訓「求めるな あたえよ」

先日、SMAPの中居くんが、2月にお父さんを亡くされていたことを告白されました。

 

闘病中も、バラエティー番組に出演し続け、苦しい胸のうちを見せることもなく、笑いをお茶の間にお届けしてきたことに、プロ根性を感じます。

 

 

今回、ご紹介させていただく中居家家訓は、そんな中居くんを育てたお父さんが、闘病中に伝えた家訓です。死期が迫るなか、息子に伝えた家訓にはどんな思いが込められていたのでしょう?

 

「求めるな、与えよ」とは尊い言葉です。

もしかしたら、中居くんは、父の死に際し、同情を求めず、笑いを世の中に与えることで、お父さんとの約束を守ったのかもしれません

 

家訓を遺すまでの物語と、ダウンタウンの松ちゃん、タモリさん、鶴瓶さん、そして香取くんも登場する抱腹絶倒、涙もとまらない感動のエピソードはこちら

 

※以下、ネットの記事からの引用です

http://spotlight-media.jp/article/149187530632382567


 ↓↓↓

 

 

 

 

出典 http://www.fujitv.co.jp

 

今年の2月に父、正志さん(享年79)をがんで亡くしたSMAPの中居正広さんが、5月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演。芸能界の友人として仲良くしている番組MCのダウンタウン・松本人志さんが、父、正志さんのお見舞いに来てくれていたことを明かしました。

中居「松本さんがいるからってわけではないんですが、去年の『HEY×3』を見てたんですよ。で、松本さんのお父さんも去年亡くなられてて、その話は聞いてたんで。で、HEY×3の最後に、『チキンライス』っていう、浜田さんが歌った歌が流れたんですね。そん時に、みんなが輪になってニコニコやってたんですけど、僕、松本さんをずっと見ちゃって、この歌詞、松本さんが書かれてたじゃないですか。だから松本さんだけちょっとやっぱり、なんか温度が違うように見えてしまったんですよ」

松本「(笑)全然そんなつもりで書いた歌詞じゃないんやけど、家族がテーマになってもうてるからな、そう考えるのか」

中居「耐えられるのかなと思って。“ちょっとあれしんどくなかったですか?”って(松本さんに聞いたら)“まぁ、そういう年齢に差し掛かったかな”くらいの話だったんですよ。で、その後、松本さんと年始にご飯を食べる機会があって、実は僕のお父さんも(肺がんで)ぼちぼちかもしれませんねって報告させてもらったんです。」

東野「中居くんのお父さんの状況を松本さんに報告したと」

中居「はい。で、松本さんは全然、僕のお父さんとは面識なかったんですけれども、酔った席だったからかわかんないですが、“もしあれだったら俺、なんか(お父さんのために)できることあるかな”って言ってくれたんですよ。“もしあれだったら、会いたいんだけど、どうかなー”って。いやでも松本さんとは面識もないですしって言ったんですけど“でもお父さんが喜んでくれるんだったらば、ちょっと行ったろか”みたいな。

そしたら、帰り際にも“もしあれだったらほんっと連絡して”って言ってくれたから、じゃあ月曜日に来れたら来てくれますかって。そしたら本当に松本さん病院に来てくれて。一人で(笑)」

松本「あかん、この話あかんわ~」

中居「(笑)そしたら鶴瓶さんも(父と)面識があったんですよ。タモさんも。で、タモさんと鶴瓶さんと松本さんが(その日に)来てくれたんですよ」

全員「へぇ~!」

中居「でその当時もう父は喋れないですし、起き上がれないですし、かなりげっそりしてたんで、ほんと亡くなる1週間くらい前だったんで、一人だと背負っちゃうじゃないですか、だから全員で来ていただいた方がいいからって3人同じ日に来てもらったんですけど」

出典 2015年5月17日放送『ワイドナショー』

『ワイドナショー』では、タモリさんと鶴瓶さんと松本さんの3人が来てくれたという話をしていましたが、実はこの日、もう一人この場にいたのです。


出典 http://www.1242.com

この日のお見舞いの席に居合わせた笑福亭鶴瓶さんが、自身のラジオでこの日の話をしていました。

まず最初に(顔)見せたらいいわって急いで行ったんですよ。僕が最初でした。まさかそんな人たちがみんな来るなんて思ってなかったんですけど、僕が最初で、でお父さんも喜んで、俺の顔見て「笑瓶ちゃんは?」って言わはったんですよね(笑)

そのあとタモリさんが来たんですよ。タモリさんがきて、まぁ、大人としての対応ですよね、なんかこう“お見舞い”って書いた何かを持ってはって、渡したんですよね。そしたらスッと中居が俺の顔見よったんですよね。「いや、違うがな!俺はお前に“体一つで来てくれればいいから”って言われてとにかく急いで来たんやって(笑)

そして次にダウンタウンの松本が来よってね、そんなに呼んでんのかって思ってパッと松本を見たら、松本はこれまた優しいやつですわ、昭和の建築とかロマンポルノとかの写真集をもって来てたんですよ。お父さん退屈やろうからって。そしたらまた中居が俺の顔を見るわけですよ(笑)

するとそこに香取が来てね、香取はね自分で作った、中居とお父さんのアルバムみたいなものを持ってきたんですよ。これまた優しいがな。だからもう俺は今着てる“笑福亭鶴瓶”って書かれたパーカーがあったんで、もうそれ脱いで「これ渡すわ」と(笑)

出典 2015年5月17日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』

そのもう一人とはなんとSMAPの香取慎吾さんでした。中居さんの口からは語られませんでしたが、心温まるお見舞いを持ってきていたのですね。

みんなで1時間ほど楽しい時間を過ごしたそうですが、そこで中居さんはあらためて、松本さんと友人でいることを嬉しく思う出来事があったそうです。

東野「松本さんが芸能界の友達は誰かって言われたら中居くんかなっていうくらいの関係性がありますから」

中居「僕も、芸人さんとしてもそうですし、男同士ってやっぱ面白いもんで、お付き合いしていく上で、どっかでなんか惚れてる部分ってどっかにあるんですよ。尊敬してる部分とか、技術的なものもそうですし、人間的にちょっと惚れてないと付き合えない気がするんですけど。

ほんっとそのとき改めて感じたんですが、タモさんが先にスケジュールの都合で帰ることになって、鶴瓶さんも帰ることになって、他にも病室に一人、二人いたんですけど、みんな帰るってなったので、じゃあ松本さんも帰ってくださいって言ったら、“そらあかんわ”って。いやでもほんっと一人だとしんどいんでって言っても“あかんって。こんだけワーワーやってて、一斉にワッて帰ったら、お父さんが寂しすぎるから、俺は残るわ”って…。

俺、それ言われた時に、まぁ、ほんとにこういうお付き合いをさせてもらって、その瞬間にそれ考えられる人、感じられる人?やっぱりこの人、間違いない人だなって。」

松本「いや、違うんですよ、うちの親父が時期的に(重なった)ってのもちょっとあるかなー。ほんっと数ヶ月前ですからね(父を亡くしたのが)うちも」

中居「いや、来てくれたことの嬉しさもそうですけど、ほんっとこんなことを言ってくれたことも。この人とお付き合いしてて本当によかったなって、僕の目にも狂いはなかったなって思えましたし」

出典 2015年5月17日放送『ワイドナショー』

2000年に日本テレビ系で放送されていたドラマ『伝説の教師』で共演して以来、仲良くしているお二人ですが、ここまで深い絆で結ばれているとは知りませんでした。


この日は、先日末期の大腸がんであることを公表した俳優の今井雅之さんの話もとりあげられていたので、今井さんとも交友関係のある中居さんを気遣うような松本さんの姿も垣間見えました。


気遣いを褒めちぎる中居さんの言葉に終始照れ笑いを浮かべながら、額に汗をかいていた松本さん、かわいかったです。


正志さんが亡くなったのが2月であるにも関わらず、中居さんがラジオで公表した5月までの間、どこにもこの話が漏れなかったことについて、各分野の専門家として出演している芸能リポーターの井上公造さんも「僕はもっともっと知っている人が少ないと思っていたので、今のお話を聞いて、周りの友達とかも含めてすごいなと思いました」と周囲との信頼関係を称賛していました。


亡くなる1週間前だったようですが、病室を訪れた松本さんに対して、筆談で「浜ちゃんは?」と、最期までユーモアを忘れなかった正志さん。

 

 

父が最期の力を振り絞って書いた中居家の家訓

出典 http://www.gettyimages.co.jp

病床の正志さんに中居さんは「中居家の家訓を書いて残して欲しい」と頼んでいたのでした。

最期の最期まで「家訓を書いてくれ!」と 中居パパに頼み続けた中居くん。

そして力を振り絞って遺してくれた中居家家訓…

「求めるな 与えよ」

出典 http://ameblo.jp

正志さんが最期の力を振り絞って書いた、中居家家訓、

『求めるな、与えよ』

この言葉が、正志さんの亡骸のもとに置いてあったそうです。それを見た笑福亭鶴瓶さんは「まさにあいつ(中居さん)がやってることなんですよ」と自身のラジオ番組で語っていました。

中居さんがこれだけの大物と呼ばれる方たちに愛され、信頼されているのは、この家訓を自然と父である正志さんから受け継いでいたからなのかもしれません。中居さんはきっとこれからもお父さんの教えを守り、『与え続ける人生』を送られるような気がしました。

 

 

 

 

 

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なぜ、日本のアニメには親がいないのか?

クールジャパンともてはやされる日本のアニメーションは、世界中で賞賛をあびています。

 

そんな中、外人さん視点による日本のアニメあるあるが、紹介されていました。

主人公がシャイすぎるなど、外人さんならでの感想があるなか、その1位は、殆どのアニメに親がいないという指摘でした


『ドラゴンボール』の孫悟空、『ナルト』のうずまきナルト、『フルーツバスケット』の本田透には両親がいない。『BLEACH』の黒崎一護と『エヴァンゲリオン』のシンジは母親がいません。

おおげさにいえば、日本のアニメの主人公の50パーセントは両親がおらず、残りの35パーセントは父親と母親のいずれかがいないと考えられます

 

しかし「親がいない」歴史は、日本のアニメの伝統で、高度成長期に幼少期をすごした家訓ニストのアニメ事情は、もっと陰湿なものでした

 

みなしごハッチ・・・・・・いない

アルプスの少女ハイジ・・・いない

タイガーマスク・・・・・・孤児院

ガンダム・・・・・・・・・離婚

母をたずねて三千里・・・・あえない

 

子どもの頃、12チャンネルでやっていたアニメの再放送では、繰り返し繰り返し親にあえない、あるいは親のいないアニメを垂れ流していました。

 

そして家訓ニストがおすすめするブルーな気持ちにさせてくれる1位は、鉄腕アトムの誕生秘話です。鉄腕アトムは、天馬博士が息子の死をきっかけに、息子そっくりのロボットを作り出すところから始まります。しかし、そんなことをしても息子のかわりにはなりません。なんと天馬博士は、アトムを気味悪く感じ、サーカスに売り飛ばしてしまうのです。

その後、お茶の水博士との出会いもあり、サーカス団から脱出し、みんながよく知るアトムになっていきますが、世界初のテレビ向けの短編アニメをもってしても、陰湿すぎる暗さです。

 

家訓ニストの考える日本のアニメに親がいない理由は何点か考えられます。


・アニメの設定上、主人公に影がある(親がいない)ことにしておくと、物語がよく回るとの説。

・不幸な主人公に、より共感を覚えるという説。

・勧善懲悪なお話しよりも、不幸なお話しが好きだという説。


などが考えれます。

そもそも、日本のアニメのもう1つの特徴は、主人公が大人じゃないという点です。西欧のヒーローもので、子どもが主人公なものは見受けられません。子どもはあくまで子どもです。力が強い訳でも、智慧があるわけでもないからです。しかし日本では、伝統的に、桃太郎、金太郎にはじまり、子ども(少年)が、活躍する物語が多く存在します。

 

このことを、アーティストの村上隆さんは、大東亜戦争後、すべての価値観が否定された中、子どもの中に、無垢のエネルギーをみたと指摘し、大人より子どもにヒーロー性をもとめたと解説しています。


分からないものは、扱い次第で、鬼にも神にもなります。自然がその代表例で、ある種、日本では、子どもの中に「自然」をみてきたのかもしれません

 

こども=分からないもの×リモコン=(鬼OR 神)

 

そんな図式が成立しそうです。その証拠に、神社の祭礼なども重要な儀式には巫女さんや、童子が活躍をみせます。これも海外の宗教のなかにはない特徴なのではないでしょうか?

 

そして、親がいないアニメの系譜をまもる巨匠といえば宮崎駿先生です。

 

ナウシカ・・・・・・いない

ラピュタ・・・・・・いない

魔女の宅急便・・・・いない?

紅の豚・・・・・・・そもそも豚だ

もののけ姫・・・・・狼に育てられた

千と千尋・・・・・・豚になる

ハウルの動く城・・・いない

 

トトロの中では、両親が登場しますが、静養中という設定です。しかし、宮崎アニメの面白さは、親がいなくても周囲の人に助けられ、主人公が成長していく過程にあります。そしてどの作品にも、印象的な、おじいちゃん、おばあちゃんが登場します。また、懸命にはたらく庶民を描く一方、お金持ちに厳しく、とくに権力者が大嫌いだということも徹底しています

 

実は宮崎駿さんや、盟友の高畑監督は、学生運動の盛んだった世代でバリバリの共産主義者でもあります。ただし、レーニンが主導した共産党とは一線をひき、助け合いや互助の精神、あるいは自然との共生のなかにマルクスのかかげた理想郷をもとめている点が面白いと感じています

 

宮崎作品の中に描かれる理想郷は、ちょっと貧乏でも助け合いのなかで生きていた、ちょっと前の日本の原風景です。経済学的には、資本主義と共産主義の戦いは決着がついたようですが、日本的な資本主義の理想は、トトロの世界観(ピュアな共産主義)をもとめている気もします


子どもの頃、夕食前の一時に、12チャンネルでアニメの再放送をみるのが日課でした。

なんだか親のいないアニメを見て、あるいは物悲しい終わりの歌を見るにつれ、夕陽が沈む時に感じる物悲しさを ブラウン管のテレビの中で体感していたような気がします


社会には光と影が存在します。光だけ追い求めても、まぶしい未来はやってきません。これを古代の中国では太極といい、日本でも陰陽として、政治や経済、日常の様々な吉凶を占ってきた歴史があります


暗すぎる日本のアニメは、人間のもつドス黒いものを描くことで、高度成長の時代なかで、失ってきた何かのバランスをとってきたのかもしれません。あるいは、原作者の根性がひん曲がっただけかな(>_<)


 

 

 

 

 

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大人気 家訓ブログが書籍化へ!

大手検索サイト、「家訓ブログ」部門、1位の大人気家訓ブログが、この度、セルバ出版さまより書籍化されることが決まりました。


これを機に専用のHPとともに、家訓ニスト協会(仮)を立ち上げ、今後の大展開をになっていきます


そこに家訓がない限り

家訓ニストの挑戦は続きます

家訓本のご購入と共に、かわらぬ「いいね」をお待ちしています 



専用HPより↓↓

   

 http://kakunist.jimdo.com/



慣が、素晴らしい人生をつくる


家族の無事をねがい、子供の健やかな成長をたくす「育児」。しかし、様々な情報が錯そうし、何が大事か、何を優先すべきか、迷子になっていませんか?

わたしは、そんなお父さん、お母さんの悲鳴をききつけ、解決を図るために、様々な機会に登場し、「家訓づくり」のセミナーを開催してきました。

 

この5年間で、PTAや、各種研修、青年会議所などを中心に、全150回、7000名を超える方々に対し研修をおこなっています

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

この度、セルバ出版さまより


世界一簡単な幸せをまねく家訓の作り方

 

が、発刊されます。

これまでのセミナーで学んだこと、体験してきたことを1冊の本にまとめました。これにあわせ、家訓ニスト協会(仮)と、協会の専用のホームページを立ち上げます。

 

この機会に、著作を多くの皆様に手に取っていただき、素晴らしい家訓の世界と、幸せを招くちょっとしたヒントを全国の皆様にお届けできれば幸いです

 

2015年5月

家訓二スト協会(仮) 会長 幡谷哲太郎

   

※専用HPはこちら

 http://kakunist.jimdo.com/


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国史について考えるHPを立ち上げました

みな曰く、天下国家と。

天下の本は国にあり、国の本は、家にあり。

家の本は、身にあり

                (孟子)

 

ゴールデンウィークの時間をつかって、国史を考える専用HPを立ち上げました。

「家訓」と「国史」。一見関係なさそうですが、幡谷の中で、1本の線が見えつつあります

 

 

「家訓」とは、言い伝えや教訓を子孫に残す文化で、古来より日本に根付いてきました。

 

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

家訓は、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵であり、人生で本当に大事にしなければならい金言がそこには溢れています。たとえば、セミナーを受講された狭山市の石川さんは、「靴をそろえる」という家訓をつくりました。たったそれだけのことでも、家族全員が、1つのルールを守る事で、たくさんの素敵な変化が家族のなかに起こったと教えていただきました。

 

家訓づくりでつくる習慣が、ご家族の素晴らしい人生を約束します。学校の勉強も大事ですが、もっと大事なもの、それが正しい習慣です。

 

国史とは一見、関係なさそうな「家訓」ですが、幡谷の中では底流でしっかり1本の線でつながっています。おじいちゃん、おばあちゃんからの言い伝えこそが、日本の伝統であり、それなくして国も語れないと考えるからです

 

いま、教育現場では、歴史教育を「日本史」と言い換え無味乾燥な暗記教育を子ども達にかしています。本来、歴史を学ぶことは温故知新、古きを訪ねて新しきを知るものであり、生きる上での教訓や、アイデンティティを醸成する徳育の素材であったはずです。


まずは、神話から始まる日本の歴史を「国史」という枠組みで伝え、しっかりとした人間教育を目標に、「教育勅語」、「偉人伝」や「家訓」。そして「近現代史」の訴求など、やれることはたくさんありそうです

 

徳育の源流に家訓あり!

家訓の源流に国史あり!

 

専用HPはこちら^^

http://kokushikaigi.jimdo.com/ 

 

 

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「昭和の日」に昭和天皇のご遺徳を考える

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

国としての品格は、その国民が自分が偉大なる民族に属するのだという感情によって支えられ、そこから力を得るものである

19世紀 イギリスの思想家「スマイルズ」

 

今日は、昭和天皇のご生誕を祝した旧天皇誕生日(現在の昭和の日)です。

皆様は『天皇』について、どれだけ説明することが出来るでしょうか?

 

FBの投稿では、「天皇制」と発言したところ、日本には、「天皇制」なるものはなく、ただ万世一系、ただおわすだけであるっとご指摘を頂戴しました。自分の不勉強が恥ずかしい限りです。ご指摘ありがとうございました

 

幡谷自身も、うるおぼえのように、ただおわすだけである天皇陛下の存在は、だれも教えてくれません。まして、左よりの思想に縛られている子どもたちが学ぶ教科書には、「天皇家」「天皇陛下」についての記述はありません。もちろん、神話までさかのぼる建国の歴史を記す訳もなく、アイデンティティの醸成に課題があるのが現状です。日本という国の元首は、天皇陛下です。各国の大使が任官の挨拶をされるのも、陛下ですし、また国璽と尊称されるハンコを、国家の重要文書に押す役割も担われています。

 

右や、左の立場の違いは、宗教の自由と等しく、それぞれが信じる真を貫くことが大事です。ただし、現状に不満があるのなら、自分自身が語り部となり次の時代に正しい国史を伝える必要があるのではないでしょうか?

 

『天皇家』は、現存する最古の王朝であり、現存する唯一のエンペラーであり、 現存するただ一つの神話をバックボーンに持つ血統です

 

 民主主義の国が増える中、イギリスを筆頭に国王を持つ国もまだまだあります。では、天皇と国王とは、何が違うのでしょう?天皇についてはemperorと表記します。他の権威と比べるとこんな感じになります

 

皇帝(emperor)≧法王(Pope)>王様(king)> 大統領(president)>首相(premier)

 

で、これを現在の世界情勢に合わせてみると・・・

 

天皇陛下(emperor)≧ローマ法王(Pope)>英国女王(Queen)> アメリカ大統領etc(president)>日本国首相etc(premier)  

 

以上のように、皇帝の称号をもつ『天皇』が世界で一番の権威を誇っています

実際、天皇陛下と他の国の皇族の方が集まる場合、天皇陛下は別格の扱いをうけることが多いようです。また、アメリカにおいても、大統領が正装で出迎えをするのは、ローマ法王、イギリスのエリザベス女王。そして日本の天皇陛下だけです。

 

あらためて、我々日本人はどれだけ「天皇」のことを知っているでしょうか?

画像は、終戦後、傷ついた国民を励ますために、日本全国を巡幸された昭和天皇のお姿です

 

不遜ながら私自身の昭和天皇のイメージといえば、御歳をめした好々爺の印象です。しかし、天皇陛下も、当然、青年期もあれば、子どもの時代もあります。昭和という時代をつくったのは、まぎれもなく、ひとりの「裕仁」という偉人です。

 

今回のブログでは、昭和の日を祈念して、偉人という言葉も薄っぺらく感じる天皇陛下の奇跡のエピソードを紹介していきます

 

 

■マッカーサーとの会談

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大東亜戦争終結後、戦後処理の一番の論点は、昭和天皇の戦争責任についてでした。戦勝国の中でも、意見がわかれる中、GHQのマッカーサー長官は、昭和天皇との会談にのぞみます。

 

会談の前のまで、長官は昭和天皇の責任を追及する立場でした。しかし、会談後は、態度を一変し、擁護する姿勢をつらぬきました。

 

いくつかの回顧録を総合するとこのようなやりとりがあったそうです。

 

昭和天皇:

「私は、国民が戦争遂行するにあたって、政治、軍事両面で行ったすべての決定と行動に対する全責任を負うものとして、私自身を、あなたの代表する諸国の採決に委ねるため、お訪ねした」

 

多くの国の統治者は責めから逃れようと命乞いをし財を守ろうとします。しかし、昭和天皇の多くのそれとは違っていたのです。またマッカーサーは

この言葉に、マッカーサーは驚きました。彼は、昭和天皇が命乞いにくるのだろうと考えていたからです。
 
マッカーサーはこの時の感動を、『回想記』にこう記している。
「私は大きい感動にゆすぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに、天皇に帰すべきではない責任までも引受けようとされた。この勇気に満ちた態度に、私の骨の髄までもゆり動かされた。私はその瞬間、私の眼前にいる天皇が、個人の資格においても日本における最高の紳士である、と思った」


この時マッカーサーは、次のように返答したという。
「かつて、戦い敗れた国の元首で、このような言葉を述べられたことは、世界の歴史にも前例のないことと思う。私は陛下に感謝申したい。占領軍の進駐が事なく終ったのも、日本軍の復員が順調に進行しているのも、これ総て陛下のお力添えである。これからの占領政策の遂行にも、陛下のお力を乞わねばならぬことは多い。どうか、よろしくお願い致したい」(藤田侍従長による『侍従長の回想』)


マッカーサーは、立ち上がって昭和天皇の前へ進み、抱きつかんばかりに天皇の手を握りしめて、「私は、初めて神の如き帝王を見た」と述べた。
わずか37分間の会見で、マッカーサーの昭和天皇に対する態度は、まったく変わっていた。


会見前は傲然とふん反りかえっているよな態度をとっていたマッカーサーが、会見後には昭和天皇のやや斜め後ろを歩くような敬虔で柔和な態度で、会場から出て来たという。
会見後、マッカーサーは予定を変更して、自ら昭和天皇を玄関まで見送った。当時、ソ連やアメリカ本国は「天皇を処刑すべきだ」と主張していたが、昭和天皇の態度に感動したマッカーサーは、これらの意見を退けて、自ら天皇助命の先頭に立ちました。

 

天皇陛下が、無私の立場を貫き、命をとしたこの会談では、食料不足に悩む国民のため援助を引き出すことにも成功しています。戦前、天皇陛下が君臨する政治体制を「国体」と表現していました。この「国体」は神話の世界から2600年間。史学的に証明できる一番古い天皇からさかのぼっても1500年間、たえず守られてきたものです

 

建国からわずか数百年。まだまだ若いアメリカという国にあって、マッカーサー元帥が、陛下の人徳にふれ、赤子のようにひれふす姿は痛快です。

 

昭和天皇は、敗戦の4ヶ月後1946年歌会始で、こんな歌を詠まれています

 

降り積もる 深雪に耐えて 色変えぬ

松ぞ雄々しき人もかくあれ


国体の滅亡の危機から救ったものは、銃でも、爆弾でもなく、陛下のお人柄と、人徳でした。

 

 ■戦後の巡幸

 

 

 

 

 

 

「石のひとつでも投げられりゃあいいんだ。ヒロヒトのおかげで父親や夫が殺されたんだからね、旅先で石のひとつでも投げられりゃあいいんだ。ヒロヒトが40歳を過ぎた猫背の小男ということを日本人に知らしめてやる必要がある。神さまじゃなくて人間だ、いうことをね。それが生きた民主主義の教育というものだよ。」

 

昭和21年2月、昭和天皇が全国御巡幸を始められた時、占領軍総司令部の高官たちの間では、こんな会話が交わされたそうです

 

しかし、その結果は高官達の"期待"を裏切るものでした。昭和天皇は沖縄以外の全国を約8年半かけて回られた。行程は3万3千キロ、総日数165日。各地で数万の群衆にもみくちゃにされたが、石一つ投げられたことはなかったそうです

 

イギリスの新聞は次のように驚きを率直に述べた。

 

日本は敗戦し、外国軍隊に占領されているが、天皇の声望はほとんど衰えていない。各地の巡幸で、群衆は天皇に対し超人的な存在に対するように敬礼した。何もかも破壊された日本の社会では、天皇が唯一の安定点をなしている。

 

イタリアのエマヌエレ国王は国外に追放され、長男が即位したが、わずか1ヶ月で廃位に追い込まれた。それに対して、日本の国民は、まだ現人神という神話を信じているのだろうか?

 

欧米人の常識では理解できないことが起こったのです。

 

また巡幸の際、地方によってはまともな宿泊施設がなかったため、焼け残った民間の建物や学校の教室にお泊まりになることも厭わなかったそうです。また炭鉱では労働者が皇室制度に反対する演説をぶとうと待ち受けていたが、いざ昭和天皇がこられると、自然と万歳を唱えていたと伝えれています。

マッカーサーをとりこにしてしまったように、陛下のもつ「おおみごころ」には万人を包み込む優しさがあふれています。

 

石油も、鉄もとれない日本という国にあって、唯一の資産は、「人」です。焼野原になった国土を再生すべく、奮闘した無名の人々を陛下はたえず励まし、お心をお寄せくださいました。戦後数十年で世界有数の経済大国になった奇跡の源に、陛下の優しさがあったのではないでしょうか?

 

 ■吹上御所のおはなし

 

 

 

 

 

昭和天皇のお住まいのお話しです。終戦後、陛下は皇居内の「ご文庫」という建物にお住まいでした

 

この御文庫、爆弾の飛来を想定して建造したのはいいものの、天井に詰めた砂は建設当時雪が積もっていた砂をそのまま詰めてしまっていて、溶けた水が何年も経ってからコンクリートから浸み出してぽたぽたと落ちてくるありさまでした。

同じく御文庫附属室は地下深くにあったため、そこから伝ってくる湿気も酷いものだったといいます。スーツを吊るしておくと一両日のうちに湿ってしまったのだとか。

 

こんな場所に陛下を住まわせてはおけない、と侍従は御所の新造を提言しますが、陛下は「世の中には住む家の無い人もあるのに、私にはこれだけのものがあるのだから」とあっさり却下。

 

では、せめて修理を…と、調査してみれば天井裏からなんとドラム缶2本半もの水が出てきたのです。

これはいかんと再三にわたり陛下に新造を奏上するも、やはり陛下の答えはNOでした。

 

そして日本は戦後の混乱期を乗り越え、高度経済成長期を迎えます。昭和34年(1959年)皇太子殿下(今上陛下)御成婚で世間はミッチー・ブームに沸きますが、そのときですらなおまだ両陛下は御文庫にお住まいになっていました。

 

結局それからさらに2年、終戦から丸16年経過してようやく新たに建てられた吹上御所にお移りになったのです。 吹上御所は延べ1,504㎡。鉄筋コンクリート2階建ての洋風建築で「こんないい家に住めるようになったのもみんな国民のおかげだ」とこの年に還暦を迎えた陛下はおっしゃったのだそうです

 

また1937年、昭和天皇は、ゴルフ場として利用されていた吹上御所内の敷地を、自然林に戻す計画をたて、以後90年近くかかり、大都心に自然がよみがえさえました。その敷地は、115万平方メートル 東京ドーム25個分です。最近の調査では、カワセミやホタル、たぬき、紅糸とんぼ、そして自然の豊かさを象徴するオオタカが生息しているそうです。

  

いまだに多様性を無視し、河川敷をガンガンコンクリートで固める御役人様に比べ、昭和天皇の示されたビジョンには、はるか天より見通すような慧眼を感じます。

 

生物学者としても活躍された昭和天皇は、できるだけ人の手をいれず、そして100年、200年という単位の計画で、都心のど真ん中を森に変えられました。また、一節には、1923年におこった関東大震災の被害をみて、万が一の避難場所として森を残したとも言われています。

  

慈愛と、確かなビジョン。そして行動力に溢れた昭和天皇は、自身のつくられた「森」についてこんな言葉を残しています。

 

「雑草という草はない。どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる」 

 

侍従長だった入江相政(すけまさ)さんが昭和天皇の言葉として紹介しています。 昭和天皇の留守中に庭の雑草を刈っていた入江さんに対してなぜ草を刈ったのか尋ねたところ「雑草が生い茂って参りましたので、一部刈りました。」という答えに対して仰った言葉です。

 

昭和天皇のご遺徳はもちろん、今上天皇も、昭和天皇が熱望してやまなかった沖縄への巡礼を実施、またサイパンや、ペリリュー島への慰問も実現しています。

 

巡幸は戦後だけでなく、被災にあう度にお姿をおみせになられます。 震災後の混乱時に、いち早く国民にむけてのメッセージをお出しになり、痛みを共に感じるために、計画停電にあわせて、電気をつかわない生活を実践されていたそうです。

巡幸も、宮城、岩手、福島の3県だけでなく、埼玉、千葉、茨城の被災地もめぐられています。忘れられた被災地といわれる茨城には首相も大臣もくることはありませんでした。しかし、陛下がいらっしゃることになり、その後の復興のスピードが加速的に進んだと住民の方が教えてくれました。戦後の混乱期、そして被災地にあって、国民が傷つき打ちのめされた時、弥勒菩薩のように現れる陛下は、本当の意味で現人神なのかもしれません

 

世界的な権威であり、謙虚であり、政治家であり、無私のひとであり、どれだけ賛美の言葉を並べても、昭和天皇をあらわす言葉がみつかりません

 

昭和の日。昭和天皇のご遺徳に触れ、とてつもない日本の歴史を子どもたちに伝えてあげてください。

 

19世紀 イギリスの思想家「スマイルズ」は、国としての品格は、その国民が自分が偉大なる民族に属するのだという感情によって支えられ、そこから力を得るものである。と述べています。

 

せっかくのゴールデンウィーク。子ども達と、森、川、海。日本の財産を満喫し、偉大なる民族の元に生まれた喜びを分かち合う休日となることを祈念しています^^

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家訓ニスト養成講座 開催報告

「結局、現場に出ないと何も学べないんですよね」


2日間に渡って死力をつくした?家訓ニスト養成講座が終了しました。冒頭紹介させていただいたコメントは、自分なりにがんばった養成講座のあと、昼食中に土浦JCのパウロくんに、奈落の底に落とされたメッセージです


・・・それ言っちゃえばおしまいですが
確かに、講座を開いたとして、本当の学びは、現場の中にしかなさそうです(>_<)


2日に渡り「家訓づくり」のメインインストラクター養成講座を開催させていただきました。パウロくんのイジメにも負けず、現場に出るための心構えと、スキル習得をめざし勉強会を実施しています


平成27年4月24~25日。日本JC資質向上委員会さまの主催で、インストラクタートレーニング(家訓ニスト養成講座)を開催させていただきました

 

家訓をはじめ多くのセミナー素材をかかえるJCですが、メインをつとめることのできるヘッドトレーナーがすくない課題があります。

 

これは単年度制の宿命でもあり、たえず新陳代謝をくりかえす組織にあって、セミナーは残っても、それをフォローできる人的資源に恵まれない現状があります。

 

現役のヘッドトレーナーは、パンダよりも少ないのに、ロムさんからの開催依頼は100を超えています。これでは、破たんをきたすのは当然のことです

 

JCを卒業した幡谷の残された仕事は、現役メンバーのなかでヘッドトレーナー(インストラクター)を誕生させることです。この日も、家訓ニスト養成講座として17名の有志を集め、勉強会を実施させていただきました

 

 

人は他人の話しを聞いていない、ただし全部聞いていない訳でもない

 

講座のタイムスケジュールは以下の通りです

18:00~19:00 概要説明

19:00~20:00 グループワーク

20:00~21:00 各15分のプレゼン

 

翌日

10:00~12:00 シナリオトレーニング

 

今回の講座の組み立てで、大事にしたことは、「モチベーション」です。

受け手であるメンバーさんが前向きに受講いただかないと、10の説明のうち1も2も、受け取れないというのが実情です。

 

画像は、概要説明のあとサプライズで実施した「家訓ミニテスト」の様子です。A4一枚、たった5つの設問でしたが、全問正解者はゼロ。ほとんどのメンバーさんは2つぐらい空欄をうめるのがやっと・・・という状況でした(>_<)

 

ひとは、他人の話しを聞いていないもの

ただし、まるで聞いていないというものでもない

 

話し手である幡谷のスキルはもちろん、モチベーションを高めることができれば、ひとの話しを聞いてもらえるはずです。そして、受け手の感性次第で、10の説明が、15にも、20にもなるもの。教育とは、モチベーションの醸成、言い換えれば「やる気スイッチ」の作成です

 

ミニテストの後は休憩をはさみ、グループを3班にわけてのワークショップを実施しています。内容は、「家訓づくりのセミナーを開催したくなる」15分のプレゼンの準備です

 

3つの班は、それぞれ「ブロ長会議」「ロム」「PTAの役員さん」を仮想の対象者に見立て、15分のプレゼンをつくっていただきました。座学よりもワークショップは学習効果が高いものです。そして自分で考え声に出すという事が最も尊い^^ プレゼンの内容を作りこむ過程で、たくさんの学びを、勉強してくれました

 

講師として「やる気スイッチ」をバチンといれた瞬間です(ー_ー)!!

 

翌日には、開催をひかえた小千谷JCの本田委員長さまにもオブザーブいただきトレーナーとして、より実践的なスキルを学んでいます

 

2日間にわけ合計5時間のトレーニングメニューとなりましたが、最後にアンケートをしなかったり、あるいは宿題をだすのをためらったり、まだまだ課題の多い内容でした。150回をこえる家訓のセミナーに比べ、トレーナートレーニングのメニュー構築は、まったく別の生き物。正直、プレッシャーと戦いながら試行錯誤の開催でした 

 

凡庸な教師は指示をする

良い教師は説明をする

優れた教師は模範をしめす

偉大なる教師は内なる心に火をつける

(ウィリアム・ウォード)

 

5年もたずさわってきた「家訓づくりプログラム」ですが、僕自身の徳のなさで、3万人の組織にあって、個人の運動に埋没してしまっています。 これでは運動ではなく「趣味」。自分の歩みに大反省です。

 

消えかかった運動でしたが、14年、15年と、荒俣委員長、飯塚委員長のご配慮をいただき、埋没しかかったプロジェクトを首の皮一枚のこしていただいています。なんとか、この家訓ニスト養成講座のチャンスをいかし、現役の間にできなかったヘッドトレーナーの育成をお手伝いしていきます

 

ヘッドトレーナーの道は一日にしてならず

2日間に渡った研修ですが、これだけでヘッドトレーナーになれる訳でもありません。冒頭で紹介したとおり、現場でしか学べないものがたくさんあります。そもそも、幡谷とて、完璧なセミナー進行ができているとも思っていません、セミナーは生き物。その度その度、自分なりにベストをめざし試行錯誤を繰り返してるだけです。

 

今回、受講いただいた皆様も、今後の開催のなかで実践経験を積んでいただきながら、完璧なセミナー進行をめざし、一緒に知恵と汗をかいていきましょう

 

がんばってね^^

 

 

 

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徳育の中小一貫校建設へ! 山口先生のビジョン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火つけ盗賊?山口秀範先生のお話

 

「長い海外勤務をおえ、日本に帰ると、どんなに貧しくてキラキラした眼をした子供が多い外国に比べ、豊かなはずの日本の子供たちの眼が死んでいる・・・」

 

株式会社寺子屋モデルを運営する山口秀範先生は、そんな危機感を背景にして、職を辞し、未来をになう子供たちを救うため、道徳教育を展開する「寺子屋」をたちあげました。

 

この度、「寺子屋モデル10周年」の祝賀会が、福岡で開催され、幡谷も臨席させていただきました。家訓づくりの師である山口先生ですが、家訓に特化した幡谷に比べ、先生の活動は多岐に渡り、また志を共にする仲間にめぐまれ、九州を中心に大きなうねりをおこしています

 

祝辞の中で、山口先生のことを、「火付け盗賊」と称した来賓の方がいらっしゃいました。神出鬼没に表れ、周囲の人の心に火をつけ、ふと気が付くと、次の現場で、火事をおこしている・・・と、来場された100名をこえる出席者の方はもちろん、幡谷も心火を灯していただいた生徒の一人です。

 

10年前、徳育に特化した会社を立ち上げ際には、仲間からちゃんと飯がくえるのか?そもそも、そんな事業にのめりこむ事に、反対されたそうです。しかし、心配する仲間たちをよそに、着実に実績をつみあげ、今では一番の応援団になっています。

福岡JCで開発した「ドリカムキッズ」(偉人伝)も、家訓づくりプロジェクトも、先生との出会いからスピオフされた企画です。そして、先生の活動を追うように、学校での土曜学習の展開や、徳育。そして、こどもたちへの心の教育がようやく始まろうとしています

山口先生のバイタリティー、そして明確なビジョンには驚くばかりです。

 

好評発売中の三笠書房より出版された「名家の家訓」ですが、「火付け盗賊」山口先生の視点は次のターゲットに移っています

 

いま、山口先生は、福岡財界の信奉者をあつめ、徳育に特化した中高一貫の学校設立をめざしています。

 

JCでも、子どもたちの教育環境をかえるため、カリキュラムづくりや、提言、あるいは土曜学習などで、コミットめざしてきましたが、さすがに学校そのものをつくろう!という動きはなかったことでしょう。もしあったとしても、酒の席だけのおはなし。実際に建設にむけ、10年かけて、下準備をしてきたというから驚きです

 

現在の子どもたちをとりまく教育環境には課題があります。自国の歴史を教えないばかりか、自虐史観と評される子ども達の心を折る教育がつづいています。歴史学者が指摘するように「神話を伝えない国は亡びる」との不気味な予言もある一方、神話にもとずく建国記念の日を知らない子供が大変をしめる現状があります

 

誰が悪いということもなく、左よりの皆様には、左側の正義があり、右側のひとには、右側の正義あるというだけのお話です

ただし、右側の教育というのが心もとないという現実の中、だったら、自分たちで学校をつくろう!というのが、山口先生のビジョンです

 

一貫校の構想は6~7年前、県内の経済人や教育関係者が、現在の義務教育では、人格やリーダーシップを十分に養えないとして、「知・徳・体・志」を身につけさせる新しい学校を作りたいとスタートさせました

 

開校までの手続きがスムーズに進むよう、幼稚園や高校を運営している博多学園が、新設校の設置者となる。用地は宗像市のJR赤間駅から約3キロに市が所有する山林約5ヘクタールを予定している。事業費は発起人会(79人)が中心になって、寄付金を募る予定です

 

そして、私立の小中一貫校「志明館小中学校」(仮称)の開校をめざし、福岡市の学校法人「博多学園」と宗像市、設立発起人会は19日、宗像市役所で、相互に連携、協力することで基本合意し、協定書に調印した。発起人会は、2018年春に小学校、その6年後に中学校の開校を目標に寄付金集めを始めます

 

調印式後、発起人会の橋田紘一幹事会代表(九電工取締役相談役)は「開校認可の1次申請を県私学学事振興局に行う来年7月までに、約20億円を集めたい。自分で考えて決断し行動する子どもを育てたい」と強調した。中学校完成までには50億円前後が必要とされています

 

50億っというのも目が飛び出る数字ですが、全国3万人のJCメンバーの飲み代。あるいは、7万人?ともいわれるOBの力を結集すれば、全然できる数字です

大きな組織に甘え、「あんなこといいな できたらいいな♪」と夢で終わらせてしまう部分が、JCにはあります。夢を語るなら、まずやってみるという方が幡谷は好きです。現実に、山口先生は、たった一人から、数々の運動をはじめています。

 

目的はひとつ。明るい豊かな社会のために、子ども達の眼がキラキラ光る社会の実現をめざし、学校の起工の成功を祈念し、家訓づくりプログラムのさらなる展開で、学校建設の援護射撃をお約束させていただきます

 

家訓の本をだして、先生に追いつくつもりでしたが、尊敬する師は、さらにその先の頂に歩をすすめていました・・・

山口先生が長年の夢の実現をめざし学校建設をはじめます。


「ヤツはとんでもないものを盗んでいきました あなたの心です」(BY.カリオストロの城の銭形より)


火つけ盗賊・山口先生に、あなたのハートも奪われちゃってください。今後の学校設立へのご協力と、火付け盗賊あらため方、山口秀範の歩みにご注目ください!

 

 

株式会社 寺子屋モデルのHPはこちら^^

http://www.terakoya-model.co.jp/

 

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「箸の持ち方」から考える躾の大切さ


 

 

 

 

 

 

 

あなた自身が子供のときのことを思い出してみてください。母ちゃんから、機関銃のように、たくさん怒られていませんでしたか?

今考えると、理不尽な叱られ方もありますが、唯一感謝しているのは、食事のマナーについてです。

 

ぼくが泣いても、ふてくされても、鉄拳制裁で、厳しくマナーを叩きこまれました。おふくろが大事にしてほしかったものが、今なら理解できます。それは、おふくろ自身が、おばあちゃんから、そして、もっと上のご先祖さんから受け継いできたものです。幡谷家の食卓にはたくさんのルールがありました・・・

 

・ひじをついてはだめ

・ながら食いはだめ

・お箸をきちんと持つ

・ご飯粒をのこさない

・箸わたしはダメ   ・・・etc

 

人間性が一番現れる場面は、食事の場面といわれています。立派な紳士であっても、あるいは美貌の持ち主でも、箸の持ち方ひとつで、なんか気になってしまうことがよくあります。そんな、食事の場面を通じて、躾の大切さを研究してみたいと思います。

 

 

箸をきちんと持てますか?

宴会の時、魚の食べ方でその人の人間性をみるという社長がいました。骨についた身の食べ方、そして箸の持ち方。その社長さんは、宴席での作法が気に入り数千万の契約を決めたそうです。人間性は意識できない無意識の部分で出てきます。食事の際のマナーは、まさに無意識の気遣いです。付け焼刃では、隠せない人間の本質的な部分が食事の作法で、暴露されます。そして、そんな作法は、ご家庭の中でしか身につきません。繰り返し繰り返し、手直ししていくことで相手に失礼のない作法が身に付きます。

 

ユネスコの文化遺産にも登録された和食には、お子さんを育てるなかでたくさんのメリットがあります。単に栄養をとるというだけでなく、作法や、団らん、そして舌を鍛える効果は抜群です。舌には、味覚をつかさどるミライという細胞があり、これは子どものときに形成されるそうです。美味しいものを感じる能力は10歳前後で固まってしまいます。こどもに豊かな人生を歩んでもらうために、美味いものを子供の時は食べさせておく必要があります。

 

作法とは相手への気遣い

作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いです。躾を通じて学ぶ、作法は、他人の気持ちを考えて行動するための第1歩です。相手に不愉快な思いをさせないこと、あるいは、つくってくれたお母さんへの感謝する心を、作法を通じて学んでいきましょう。そして一番、駄目な場合は、この「気遣い」がまったくできていないお子さんです。人の気持ちを考えて行動するという発想を、最初から持っていないとしなくてもいい苦労をすることになっていきます

 

個性とは型の先にある

日本の伝統芸能は、師匠を手本にして繰り返し型を学んでいくものです。そして、その型が身についたとき、個性というものが生まれます。また江戸時代の教育も、素読中心の勉強でした。これは、先生のあとを追い、論語などを唱和していくものです。最初は意味が分からなくても、暗記できるくらい唱和していくことで、手習いソロバンと例えられた、生きていく上で重要な最低限のスキルを身に着けていったそうです。これも、「手本」と型の関係性を現すエピソードではないでしょうか?

 

厳しい躾で育ったというビートたけしさんは、教育について、以下のような持論をのべています。

 

子供の教育で大切なのは、タガのはめ方と、外し方なのだ。タガを外しすぎれば、桶はバラバラになってしまう。タガをきつくはめすぎても長持ちしない。自由に何でも好きなことをしなさいと言われたって、何をしていいかわからないという子供が多いんじゃないか。自由というのはある程度の枠があって初めて成立する。なんでもやっていいよという枠のない世界にあるのは、自由ではなくて混沌だ。子供に自由の尊さや、喜びを教えたいのなら、きちんとした枠を与えてやるべきなのだ。

 

 

 

個人という言葉がなかった明治までの日本

1884年(明治17年)、今までなかった「個人」という言葉が誕生します。それまで日本をはじめ中国などの東洋社会では、個人を現す単語はなく、●●さんちの△△兵衛と表現していたようです。つまり、「個」でなく、「家」あるいは集団のなかで、価値観を育んでいたことがわかります。いまだに日本語で、アイデンティティという言葉の対訳がないように、英語にも、「兄」や「弟」という表現はなく、ひとくくりに「ブラザー」とされてしまいます。また。「先輩」「後輩」という概念もないようです。個人を大事にしてきた西欧と、「家」を大事にしてきた東洋社会の違いがわかる事実です。

家をふくめ、ことなる個性をもった人間が集団を形成するとき、集団内のルールや、和を守る行動が求められることになります。日本において、相手を気遣う文化、そして躾を大事にしてきたことは、文化的な背景があるのです。

 

個性を大事にする教育について

グローバル化が進む世界経済にあって、個性が大事であることに異論をはさむ余地はありません。ただし、個性を育てる手法が間違っているのが課題です。個性をのばすために「なんでも好きなことをやれ!」と言われることほど、残酷なことはありません。ビートたけしの指摘するように、「枠」にはめてあげる教育が求められています。子どもに嫌われても、徹底して、躾、そして相手を気遣うことの大切さを教え切りましょう。お子さんが反発したとしても、型を身に着けたその先に、お子さんが持っている本当の「個性」が芽をだすと家訓二ストは考えます

 

あらためて考える「躾」の大切さ

箸の持ち方から、一見関係ない「個性」の伸ばす効能まで、躾の大切さを分かっていただけでしょうか?

 

お子さんのお箸の持ち方は、しっかりできていますか?

日本で、昔から受け継いできた習慣には、たくさんの知恵が詰まっています。あなた自身が親からやらされたように、型にはめてあげる教育を実践ください。そして、躾で一番大事なことは、育児本より「手本」。お父さん、お母さん自身がマネをされる立派な大人であることが、一番の教科書になるはずです

 

大人である我々が、しっかりとした「手本」をみせ、叱る時は、叱り。褒める時は褒めながら、社会にでて恥ずかしくない「躾」(マナー)を子供たちに身に着けさせていきましょう

 

きれいな箸の持ち方をしていますか?
ぼくは、自分で意識しないうちに、正しい箸の持ち方ができていました。たぶん、お袋がそうやって育ててくれたのでしょう

 

そもそも躾とは、親元を離れたとき、世間様に恥ずかしくないように親が仕立ててくれる最高のプレゼントかもしれません。お子さんが笑顔につつまれた素敵な人生がおくれるように、お父さんお母さん、ぜひ躾を大事にしていってください。

 

 

 

 

 

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ビートたけし「北野家の家訓」と母と息子の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

北野家の家訓

「ビートたけしの母、北野さきの名言」

 

  

①実るほど、こうべを垂れる稲穂かな

②自慢、高慢、馬鹿がする

③一杯の酒に城傾く

④モノをもらって怒る人はいない

⑤人は、欲しい時にモノをくれない

                  北野大著(「北野の訓え」より)

 

 

 北野たけし(ビートたけし) お笑い界の大御所でもあり、映画監督として数々の賞を受賞。80年代のお笑いブームから一貫して社会に多大な影響を与えつづけ、マルチな才能にファンも多く、総理大臣になってほしい人で1位にもなった

 生誕:1947年1月18日

 

 お金なんてつまらないものにふりまわされてはだめ

たけしさんは、自身の子供時代を振り返って、貧乏であったが、躾と勉強だけは徹底させられたと、かたっています。また、母さきさんは、お金なんてつまらないものに振り回されたはダメだと、収入が少なくても、安いお店には通わず、地元で買い物をしていたそうです。

 

兄である大学教授の北野大さんによれば、北野家には、家訓だけでなく、3つのキーワードがあるそうです。

 

① おせっかい

② やせ我慢

③ もったいない

 

 「おせっかい」

 当時の東京の下町には、「おせっかい」が溢れていたそうです。面倒見のいいおじちゃん、おばちゃんが、他人の子供も一緒に子育てをしていました。現在、待機児童の問題が語られていますが、当時は、一時保育や、時間外の預かりなど、隣近所で上手に消化していたことがわかります。所得や生活はあがっても、いまの生活が生きづらいのであれば、こうした「おせっかい」が減ったせいかもしれません

 

「やせ我慢」

そして、次に「やせ我慢」。お金なんてつまらないものに振り回されないように、爪に火をともすような生活であっても、一円、二円に一喜一憂しない母・さきさんの哲学を感じることばです。

 

 

お金がないことを、そのまま「下流社会」といってしまう下品さに、なぜ世の中の人は気づかないのだろう。「武士は食わねど高楊枝」という気概はどこへ消えたのか。うちは貧乏だったけれど、母親は商店街で投げ売りをしているような店には、絶対に並ばなかった。どんなに遠い店でも、1円のお客を大切に扱う店に通っていた

金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない。」

出典:北野武の名言集

 

けっして豊かではない環境だからこそ、「やせ我慢」することで、お金よりも大事なプライドを、子ども達に伝えていたと感じませんか?

 

 

「もったいない」

最後に、「もったいない」。さきさんは、お米は、「八十八」と書くことから、それだけ手のかかったものを粗末にしてはならないと、ご飯粒をのこなさいように、しつけたそうです。マルチな才能をみせるたけしさんですが、食レポの仕事は断っています。理由は、他人さまが、汗をながしつくったごはんを、美味い、まずいというのは失礼だと思うからだとコメントしています。

ここにも、母の教えが色濃く残るエピソードです。


著書「たけし君、ハイ!」でも語られていた通り、たけしさんの育った環境は裕福なものでなく、ペンキ職人であった父と、母・さきさん。兄弟4人。おばあちゃんまで含めた大家族でした 高度成長のちょっと前まで、どこにもあった風景のなか、たけしさんの成功。そしてご兄弟もそれぞれ、有名大学に進学するなど、母・さきさんの猛烈な教育ママぶりが語り継がれています。貧乏から脱出するために、勉強が必要だとの強い思いで、兄弟それぞれが、母の期待にこたえ、成長していきました


北野家の家訓には、謙虚でいることの大切さと、お酒の怖さ、そして人生の厳しさがこめられています。そして、母・さきさんの生き方そのものが、教訓であり家訓であり、兄弟それぞれの心のやる気スイッチを押していったことがわかります。


そして、たけしさん自身が、教育についてこんな言葉をのこしています。


そして、たけしさん自身が、教育についてこんな言葉をのこしています。

 

子供の教育で大切なのは、タガのはめ方と、外し方なのだ。タガを外しすぎれば、桶はバラバラになってしまう。タガをきつくはめすぎても長持ちしない。自由に何でも好きなことをしなさいと言われたって、何をしていいかわからないという子供が多いんじゃないか。自由というのはある程度の枠があって初めて成立する。なんでもやっていいよという枠のない世界にあるのは、自由ではなくて混沌だ。子供に自由の尊さや、喜びを教えたいのなら、きちんとした枠を与えてやるべきなのだ。

出典:北野武の名言集

http://systemincome.com/main/kakugen/tag/%E5%8C%97%E9%87%8E%E6%AD%A6

 

 

また、躾の大切さについて、作法と、気遣いと表現をかえ、以下のように語っています

作法というのは、突き詰めて考えれば、他人への気遣いだ。具体的な細かい作法をいくら知っていても、本当の意味で、他人を気遣う気持ちがなければ、何の意味もない。その反対に、作法なんかよく知らなくても、ちゃんと人を気遣うことができれば、大きく作法を外すことはない。駄目な奴は、この気遣いがまったくできていない。人の気持ちを考えて行動するという発想を、最初から持っていないのだ。

出典:北野武の名言集

 

 

北野家がすごした高度成長の時代にくらべ、今の生活環境は劇的に変化しています。どの部屋にもクーラーがつき、テレビに携帯。車だってもてるようになりました。しかし、今の世の中に暮らし憎さを感じていないでしょうか? 

貧乏であっても前むきにみんなが生活していた昭和の時代にある種のノスタルジックを感じます。


しかし、哀愁に浸ることなく提言すれば、そんな時代をあなたが創ればいいだけです。事実、たけしさんは、母の言いつけをまもり、成功したあともトイレ掃除をすることを実践しています。軍団といわれる何人もの弟子を抱えていても、トイレ掃除だけは、他人には絶対させないそうです。


男はみんなマザコン

1999年8月、母親が亡くなった通夜の記者会見で「かあちゃん…」と絶句し泣き崩れたけしさん。人目もはばからず肩を震わせて涙を流す姿に、インタビューをしていた芸能記者がもらい泣きをしていました。 究極のマザコンと自称するだけあり、たけしの生涯は、たえず干渉してくる母の呪縛から逃げながらも、結局母の愛に甘える半生を過ごしています。


大学を中退し、一人暮らしをする際には、「母殺し」と、極端な表現で自分の中の大きな存在である母との決別を誓ったそうです。その後、漫才師として活躍するまでの下積み時代にも、滞納した家賃を払ったり、あるいは中退したはずの大学の学費を払い込んでいたりと、結局、かあちゃんの手の平で踊らされていたことを告白しています


たけしさんが芸能界で成功した後、さきさんは、事あるごとにお金をせびっていたそうです。お袋まで、金の亡者になったのかと落胆しながらも、多額の現金をを渡していましたが、死の間際、病床に伏せた母の真意に気づくことになります。上の姉から、風呂敷をわたされ、たけしの名義の通帳と印鑑を受け取ったそうです。通帳には、いままで渡してきたお金がそっくりそのまま入っていたとのこと。芸能界は浮き沈みの激しいもの、母・さきさんは、たけしが困った時のためにと、おこずかいをもらうふりをして貯金をしてきたのでした


たけしさんは、世界一のマザコンと自称しています。この子にして、この母あり。それも、納得のエピソードです。


北野家の風景は、昭和の時代、どこにでもあったエピソードなのかもしれません。ただし、母の期待と、母への裏切りをバネにして成功を勝ち取ったビートたけしの半生に学ぶものがたくさんあります。母ちゃんを見返す。そして母ちゃんを楽させる、そんな素朴な思いは、昭和でなくても、できる選択肢です。現実に、入社試験の一部として、「母親の足を洗う」ことを課題にしている会社さんもあるそうです。足を洗うことで、働くことの意義、そして本当の意味での感謝する心をまなぶ効果があるとされています。ぜひ、あらゆる角度での親孝行のすすめと、家訓づくりをつうじ、自分の心のなかにいる母ちゃんとむきあっていただくことを提案します。

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家訓風土記「佐渡島とトキのお話し」

 

 

 

 

 

 

 

『トキに選ばれた島、佐渡』

  

景観10年、風景100年、風土1000年

 

風土という字は、「風」と「土」と書きます。日本の各地に残る風土は、人間と自然の共生してきた歴史です。いま、日本の風景が劇的な変化をみせています。どこにいっても、見慣れたチェーン店が並び、ご先祖さんが1000年かけてつくった風土が、わずか数10年で、跡形もなく消え去ろうとしています。

司馬遼太郎さんは、「龍馬は土佐の風土、西郷は、薩摩の風土でしか育たなかった」と指摘しています。風土とは、大地だけを指すものでなく、我々、人間もまた風土の一部なのです

 

家訓を広めるため全国を旅する家訓二ストも、様々な風と土を感じてきました。故郷の風土は、その場所、その季節でしか味わえないものです。美味しいものは、東京にしかない、あるいは、ネットであれば何でも手に入る。というのは錯覚です。

あなたは、あなたの食べたもので出来ている。そして、地域の「豊かさ」があなたを育みます。自分の両足で大地に立ち、「土」が生み「風」が育てた故郷の味を信じる時代が今まさに求められています。

 

 

今回、訪問させていただいた佐渡島では、トキの放鳥がはじまっており、平成20年から計12回、約100羽が、自然での生活を始めています。自然化での繁殖も成功し、群れをなして大空をとぶ姿は雄大そのもの新しい景色をつくっています

トキは、かつては日本列島の全域にすみ、学名は、Nipponia nippon。まさに日本を代表する鳥です。しかし、乱獲と環境の変化に順応できずその数を激減。さいごの生息地となった佐渡島では、保護活動むなしく平成5年に日本うまれの最後のとき「キン」がなくなり、以後、中国のトキを借り受け個体数を増やす取り組みをつづけています

 

かつては、日本中、どこにでもいたトキは、日本の風土のなかで育まれた鳥でもありました。トキが好むたべものは、ドジョウやタニシ。人里の近くに巣をつくるそうです。つまり、森がふかい山奥でなく、人里でしか生きられなかったことが、トキを絶滅においやりました

 

トキを死においやったものはなんでしょう?

 

日本の自然は、自然にできたものでなく、ひとの営みと共にできた風景です。たとえば、里山の雑木林は、草刈や間伐をすることで、こんもりとした林になっていきます。人間とて自然の1つ。一説には縄文時代から、こうした営みを続けてきたともいわれています

 

トキを絶滅させたものは、ご先祖さんが数千年かけつくってきた「風土」を壊した報いです。山があり、川があり、里山があり、先祖より数千年かけて培ってきた自然との共生が、戦後わずか数十年で、なくなってしまったのです

佐渡島では、トキが生活できる環境をまもるために農薬をつかわない、原始的な農業に変換しています。また、一般的な島と違って、水田が豊富にあるのも島の特徴です。トキが最後に残った佐渡島は、日本中どこにもあった里山の風景を守ってきた証だったのかもしれません

 

相対性理論で有名な科学者アインシュタインは、不気味な予言をのこしています

「ミツバチが絶滅したら人類は4年で滅ぶ」と。多様な食物連鎖の中では、1つの種の絶滅は、想定外の問題を引き起こすことが指摘されています。トキを守る取組は、生態系を守る取組であり、また人類を救うミッションでもあります。

 

トキを守る活動は、日本の風土を守る取組です。

トキに選ばれた島「佐渡」。この島には、豊かな自然だけでなく、人々の営みと共に、古くて新しい光景がひろがっています。トキが舞う島の風土が、島に住む素敵な人たちによって守り育まれること、そして、100年、1000年かけて、トキが舞う豊かな風景が、日本中どこにでもある風土になることを夢想します。

 

今回、残念ながら野生化でのトキをみることができませんでした。観光客でも、トキを見れる人は多いようですが、家訓二ストの日頃の行いが悪かったのでしょう(^_^;)

これからも家訓の旅をつづけ、徳溢れる男になり、いつか再訪する日には、トキに選ばれる男に成長していることを約束します。


トキみたかったな(*_*)

 

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お母さんの悩みを家訓で解決(生原稿)

家訓をひろめるヒーロー家訓ニストです

今日も、ショッカーでなく、原稿とたたかっています


本日も行き詰まっていますが、第1章が完成したので披露させていただきます。


のこり8章か・・・

本はもちろん、世界平和への道のりは遠いな(>_<) たすけて誰か!


  1. 「家訓」は、家族を幸せにする魔法の杖

     

    家訓と出会って、本当に今の自分が幸せなんだなと感じるようなりました。(埼玉県 主婦Aさんより)

     

    家訓づくりの挑戦した主婦の方から、嬉しいお便りを頂戴したことがあります。子育てのなかでは、忙しい毎日をこなすばかりで、イライラがつのり、主人や子どもにあたり、「私だけ辛い。誰も理解してくれない」と壁を作ってはマイナス思考の日々だったそうです。それでも心のどこかで「このままではいけない」と感じたなかで、出会ったのが、「家訓」によるシンプルな子育てです

     

    「見守る」

    「シンプル」

    「親が守る」

     

    お母さんの目線でいえば、片づけられない子供や、手伝ってくれない旦那さん。言いたいことはたくさんあるでしょう。それをグッと我慢することで、子供も、旦那も成長します。ただし、放任主義ではいけません。その時に役にたつのが、「家訓」という家族のルールです

     

    家族のルールを1つだけ決め、家族全員で守るシンプルな習慣で、家族が劇的に変わります。その時のキーワードが、3つの【る】「見守る」「シンプル」「親が守る」のルルルの法則です

     

     

    ② 家訓があれば85%のことはうまくいく

     

    85%でハッピーに、100%を求めない子育のすゝめ

    『天才児を育てるには』『有名校に合格させるには』『良い子に育てるには』そんな言葉がメディアを飛び交う中、子育ての中で迷路に入り込んでいないでしょうか?

     

    誰だって子育てに失敗したくありません。そして、願わくば出来の良い子に育って欲しいはずと思うものです。しかし、将来のためにと幼児期から塾に入れたり、習い事をさせている間に、遊ぶ時間さえも与えられなかった子供が本当に幸せな大人になれるでしょうか?完璧な子育てを求めるお母さん。でも、だれも子育ての中で100点なんてとれません。

    そんな時、家訓をつかって、ほどほどの幸せを手に入れることをお薦めします

     

    それが、85%の法則です。

     

    85点の法則

    こどもがちゃんと挨拶ができた。あるいは、みんな家に帰ってきた。当たり前の日常の生活のなかで、ちょっとした幸せをかみしめる。それが85%の法則のポイントです。

     

    まずは、子育てにイライラしてしまうお母さん。安心してください、子育てとは、イライラするもの、そして、子どもは理不尽で、わがままな生き物なのです。

     

    丹念につきあいながらも、ちょっとあきらめるのが大事です。その塩梅がマイナス15%です。ただし、子育てをゆずってばかりでも、バカ殿になってしまいます。時に優しく、時に厳しくすることが肝心です。そんな時、「家訓」が家にあれば、ちょっとした幸せを積み重ねることができます。

     

    たとえば、「人にされて嫌なことをしない」という家訓をつくったご家族がいました。その後、お子さんがサッカーの試合にでて、ボールもおわず立ちつくしていたそうです。試合後、お父さんが尋ねると、お子さんは、「ぼくはボールをとられたら嫌なので、ぼくもボールとらない」と答えたそうです

     

    将来、サッカー選手になるには、ちょっと不向きなエピソードですが、お子さんの優しさが伝わるお話です。そして、100点でないしても、85%ぐらいの幸せをご家族にもたらしてくれるのではないでしょうか?「ひとに迷惑をかけない」という家訓は、これからもたくさんの幸せをご家庭に招いてくれそうです

     

    幸せは、得るものでなく「感じる」もの

    そして気が付けばそこにあるもの。100%を求める子育ては、どこか窮屈で、足元にある幸せを見過ごしてしまうことにもつながります。ほどほどの幸せを、生活のなかで実感していくために、家訓づくりに挑戦いただくことをお薦めします

     

     

    ③ 3つの「る」。るるるの法則

    「見守る」「シンプル」「親が守る」。3つの「る」にまつわる「るるる」の法則を紹介させていただきます

     

    ■ 3つの「る」 その①「見守る」

     

 

こどもを怒りすぎてしまうことに悩んでいます。なおかつ、怒っても、怒っても子供はいう事をきくどころか、ひとの話さえ聞いていないのです。わたしが悪いのかと後悔する毎日ですが、みなさんはどんな叱り方をしているのでしょうか?

(長野県 Kさん)

 

「子どもを叱りすぎ後悔してしまう」というのは、お母さん達の共通の悩みではないでしょうか?育児本をよむと、「叱らない子育て」を推奨していますが、子供の将来のことを考えると、最低限のマナーは直して欲しいとも感じるはずです。

 

そんな時、役に立つのが、家訓で「見守る」子育てです。

 

 

「叱らない子育て」から「見守る」子育てへ

育児な熱心なお母さん、育児本にこんなことが、書いていなかったでしょうか?「おこっちゃいけない」と、でも仏さまでもない限り、怒りは沸いてきてしまうものです。

 

そもそも、それができないから叱ってしまうというのが人情。我慢、我慢・・・といって、ストレスをため込み、余計なことで、家族にあたってしまうものです。

 

そんな時、家訓による「見守る」子育てが効果的です。

 

「靴をそろえる」という家訓をつくった石川さんのご家庭では、靴をそろえることだけを厳しく言いつけ、他のことは、多少目をつぶったそうです。

 

それまでの子育ての中では、お子さんの気になるところを先回りして怒ってばかりいたため、子どもも、どうしていいかわからなくって、感情をありのままに出せなくなったり、自己肯定感が低い子になってしまっていたそうです。

 

 

子どもは、いう事をきかない動物

お母さんは子どもが自分の思い通りにならないと、つい感情的にカッとなってしまうものです。しかし、子どもっていうのは別人格だし絶対に思い通りには動いてくれないもの、お母さんも家訓を上手につかって、「息抜き」「手抜き」しながら子育てをすることが大切です

 

「靴をそろえる」家訓の実践例では、最初は、玄関で脱ぎ散らかした靴をそろえることから教えはじめ、それがようやく怒らないで直せるようになった頃、たくさんの変化が家庭内に起こり始めたと教えていただきました

 

まず、息子さんは、靴をそろえるだけでなく、自分のことを自分でするように意識が変わったそうです。それまでは、怒らないとやらない。あるいは、怒ったら余計にやらなかったものが、嘘のようにいい子になったそうです。

 

あなた自身の子供の時の記憶を振り返ってみてください

親に怒られてこんなことをいい返しませんでしたか?

「いま、やろうとしてたんだよ!」っと

 

お子さんには、お子さんの時間があり、そして人格があります。子どもの成長をねがってたくさんの注意をしたくなるものも人情。しかし、それがいい結果(子育て)に結びつくとは限りません

 

「いまやろうとしてた!」というのは大概が嘘でしょう・・・しかし、それも1つの真実だったのかもしれません。1から10まで、怒りたいのをぐっと我慢して、いうことをきかない子供という動物とむきあい、お子さんを見守ってください

 

「見守る」子育ての極意

「叱る」子育てから、「見守る」子育てに変わっていくと、それまで見えなかった子供の個性や、こどもなり工夫やがんばりが、感じられるようになったとコメントをもらいました

 

「見守る」子育ては、手抜きの子育てともいえます。でも、この息抜きは、それまで負担でしかなかった子育てのなかで、子供の成長という喜びを感じることができる魔法の子育てです

お母さんも家訓を上手につかって、「息抜き」「手抜き」しながら子育てをしていってください。子どもは親の背中をみて育ちます。叱ってばかりのお母さんより、「見守る」子育てを実践し、自分らしく輝いているお母さんの背中を見せてあげましょう

 

 

■3つの【る】 その2「シンプル」

 

家訓の最大の特徴は、「シンプル」です。

ルールをきめて、とにかくやる。一点突破主義の究極の育児を紹介していきます

 

育児本をひらけば、たくさんの情報や、子育ての極意を教えてくれます。しかし、それが実践していくのは、至難の業です。

 

子育て中のお母さん、息子さんを叱っても、全然いう事を聞いてくれないのではないでしょうか? 最新の脳科学では、叱られている間のお子さんの脳は、機能の9割を停止してしまうそうです。ストレスがかかる状況は、生態的にしんどい状況です。そのため無意識に脳のスイッチをきり「人の話を聞かない」モードに突入するそうです。

 

そうなったら息子さんをいくら怒っても、のれんに腕押し。数分後には、ちゃっかり気分をなおし、怒ったお母さんの疲労感だけが残る結果になってしまいます。

 

1つ守らせるだけで一苦労。

その1つを「家訓」をつかって、徹底していくことが、「シンプル」な育児です

 

1つの事をピカピカに磨き上げる

家訓による一点突破主義の子育ては、実に単純です、たとえば、「あいさつ」をする。との家訓をつくり、それを徹底させてください

 

その時、家訓以外の多少の失敗は目をつぶります。しかし、挨拶を忘れた時は、しっかり注意をしてあげてください。

1つのことであっても、挨拶にはたくさんのシーンがあります。

 

朝、家族にあったとき、「おはようございます」

学校にいくときは、「いってきます」

すれ違う人には、「こんにちは」

家に帰ってきたら、「ただいま」

ごはんを食べる時は、「いただきます」

そして、寝る時は「おやすみなさい」

 

 

挨拶は気持ちのいい習慣です。きちんとした挨拶ができる人間は、一生、ご縁に恵まれると断言できます。心理学者のメラビアンは、ひとは見た目が9割という説を提唱しました。ひとは、話の内容でなく、出会って2~3秒で、その人を判断してしまうそうです。顔の表情や目線。態度や声の大きさ、トーン。そのどれもが、「あいさつ」が導くものではないでしょうか?

 

「シンプル」な子育ての極意

シンプルな子育ては、奥が深く。そして結果もシンプルにでます。

「あいさつ」がきちんとできる子は、幸福に恵まれる人生をおくることでしょう。

 

お子さんに、いろいろ言っても、聞かないだったら、疲れるだけです

そもそも、あなたが自身が親のいうことを全部守ってこれたでしょうか?

できて1つ。でもその1つをピカピカに磨き上げて、家訓による「シンプル」な子育てに挑戦ください

 

 

■3つの【る】 「親が守る」

 

あなたが子供の時、寝そべってテレビをみている父親から、「勉強しろ!」と言われたことはなかったでしょうか?

 

嫌々、子供部屋に戻ったとしても、前むきに勉強した記憶はありません。同じように、あなたのお子さんも、あなたの言葉だけでなく、あなたの行動をみています

 

これまで、紹介してきた「靴をそろえる」「あいさつをする」。この2つの家訓にしても、お父さん、お母さんが、靴を脱ぎ散らかしたり、挨拶をさぼったりしていると、家訓の素晴らしい効果も、台無しになってしまいます。

 

家訓は、お子さんでなく、お父さん、お母さんが守ることで、初めて意味が生まれます。

 

 

「親が守る」家訓の極意

親が守る子育てで、紹介したい家訓はこちらです

 

「ありがとう」と言おう。「ありがとう」と言われる人間になろう

 

まずは、家族の中でこそ、「ありがとう」を伝えあえるご家庭をつくってください。お父さんから、お母さんに。あるいは、お母さんから、子供たちに。日頃から、習慣づけることで、素直に感謝の気持ちをつたえることができるお子さんに成長することができます

そして、「ありがとう」と言われる人間になろう。そんな人であるために、お父さんお母さんが努力することが出来たなら、お子さんは必ずいい子に育っていくはず。

 

家訓は、子供でなく親を育てるという人がいます。

親が率先して、家訓を守ることで、家族全員で成長できる素敵な家庭をきづいてください

 

 

④ 子育てお悩みランキング

 

雑誌の調査によると、7割のお父さんお母さんに子育ての悩みがあり、以前はあったという人を加えると8割もの人が苦しんできたことが分かります。理想はあくまで理想として、ハッピーに子育てを楽しんでいるのは、少数派。あくまでうまくいかないのが、子育ての現実です

 

ここで、おなじ育児の悩みをもつたくさんご家族から、伺ったお悩みをランキング方式で紹介します

 

 

■育児のお悩みランキング

 

1位 「いつも、イライラしてしまう」

2位 「しつけの仕方がわからない」

3位 「こどもと、自分たちの将来への不安」

4位 「夫との意識の違い」

5位 「仕事との両立」

                          

 

育児のお悩みランキング

 

PTAに呼ばれて、家訓づくりのセミナーを開くと、育児に悩むお母さんで席が埋め尽くされます。皆さんの悩みはそれぞれで、中々解決できない問題をかかえてらっしゃるご家庭もありました

 

ただし、家訓づくりに挑戦いただくと、当初の「悩み」が「笑い」に変換され、お母さん同士が大変盛り上がります。育児の中のお悩みには、当然、解決策が必要ですが、ときとして、「共感」が強い力をもちます。

 

お悩みランキングで登場するキーワードは、一種の育児ノイローゼの症状にもみえてきます。幸せになるために、一緒になった嫁さんを悩ませてはいけません。ここでお母さんの症状を和らげる「共感」の力を紹介しましょう

 

⑤家訓をつかって、「共感」子そだて

家訓づくりのセミナーで、ご夫妻で参加された受講者が喧嘩をはじめたハプニングがありました。しかし、終了後の奥様の感想は以外なものでした

 

「いままで、子育てに関心がないと思っていましたが、本気に怒る旦那をみて、家族のことを真剣に考えてくれていたことを知りました。いい機会をいただき、ありがとうございました」

 

伺ってみると、喧嘩の内容は、家訓の内容を巡ってのもので、些細なことでした。結果的に言い合いをしてしまいましたが、家訓について一切妥協しないお父さんの姿に感動したそうです。

 

HOW TOでなく、共感力

セミナーを続けていく中で、分かったことは、お母さんは、共感を求めています。お父さん目線でいうと、育児の悩みに対して、傍観者のように感じるそうです。また、お父さんなりに育児を手伝っても、あまりいい結果になりません。HOW TOで解決策を考えてしまいますが、お母さんが求めているのは、共に感じる力。言い換えれば一人に孤立させず、なおかつ一人の人間として尊重する姿勢です

 

悩みをきく、愚痴をうけいれる。感謝の気持ちを言葉で伝える。

そして、一緒に子供の将来のこと、家族のこと、奥様のことを考えていることをわかっていただく必要があります。

 

頭の中が痒くなりそうな問題ばかりですが、家訓をつかうと、共感する力を一緒に養うことができます。

 

男性は、大事なことをほど、言わなくてもわかるという高倉健的な美学を持っています。しかし、お母さんは、ちゃんと口に出してほしい

家訓は、そんな夫婦の関係のお手伝いができます。そして、何より大事な、「共感」が夫婦の中に生まれます。

 

なんだかんだいっても、お父さんお母さんが仲よくしていることが育児では大事なことです。家訓と一緒に共感する子育てで、そんな夫婦像をつくっていってください。

 

 

⑥「家訓づくりで実際つくられた家訓の紹介

 

「家訓」と聞いて、どんなイメージをもたれますか?

古臭いもの、あるいは、名家や、老舗にあるもので、自分の家とは関係ないと感じたのではないでしょうか?

 

しかし、「家訓」は特別なものではありません。誰にでもできるシンプルな習慣です。守ってほしい家族のルールや、人生のなかで大事にするべき「伝えたい」言葉、それが家訓です

 

今、等身大のことばで、新しい家訓をつくるご家庭が増え、ちょっとしたブームになっています。ここで、家訓づくりに挑戦された皆様の創作家訓を紹介させていただきます

 

 

・ひとの嫌いな事はするな 

・「はい」の返事は元気よく 

・時間は厳守 ・物は大切に片付けする 

・ありがとうの言葉は口にだす 

・嘘はつかない                                                         

 

「か」かけごとはしない 

「き」気持ちに常に余裕をもって 

「く」国の未来を考えて行動を! 

「け」決してあきらめない 

「こ」婚期をのがさない                                                         

 

自分がされて嫌なことはひとにしない 

約束を守る 

嘘はつかない                                                           

 

感謝は魔法の言葉 

いつも身体も健やかに

いつも正直に自分らしく                                                         

                                                               

人との縁を大切に!                                                             

                                                               

 

感謝の気持ちだけではまく、言葉で伝えよう 

「すみません」より「ありがとう」                                                      

どの家訓も、お父さんお母さんの気持ちが伝わる、等身大の素敵なメッセージだと感じないでしょか?

皆様も、この機会に家族を幸せにするシンプルな習慣、家訓づくりにぜひ挑戦ください

 

 

 

巻末コラム

~シングルなお父さん、お母さんへ~

 

はからずも、シングルでの子育てをされているお父さんや、お母さん。日頃のご負担や、ご苦労は、計り知れないものです。

 

そんなご家族でこそ、家訓をつかって、お子さんの成長を育むことをおすすめします

 

シングルなご家族にとって、毎日の生活の中では、お父さんがお母さんの役割をするとき、あるいは、お母さんがお父さんを演じないといけない場面があるはずです。それぞれが足りないものを埋めてくれる効果が家訓にはあります。

 

 

子育ての一番簡単な方法は、お子さんの「やる気スイッチ」を押してあげること

その点で、シングルなお父さん、お母さんの方が、子どものやる気や根気を育むことができます

 

慶応大学を創立した福沢諭吉は、片親で、なおかつ貧しい環境で育ったといわれています。しかし、諭吉の母さんの口癖は、「お父さんのようになりなさい」だったそうです

 

諭吉の父は、正直な人柄だった反面、不器用な性格で、出世にめぐまれず、苦労をかさね、なおかつ5人の子供を残し若くして亡くなっています

 

大人になり成功をおさめた諭吉でしたが、幼少時代は、いじめにあい、また勉強もできない落ちこぼれだったそうです。しかし、その背中を押したものは、母親の教えと、亡き父の面影だったのではないでしょうか?苦労をかけた母親を助けるため、あるいは父親のような正直な人間になるため、諭吉の心のやる気スイッチは、バチンっと入ったのです

 

他人のために頑張ることができる人は、強い人間です。

シングルなお父さん、お母さんにとって、こどものために裂ける時間は少なかったとしても、そんなご家族でしかできない子育てがあります。

 

どんな大人になってほしいか?

そんなシンプルなメッセージを家訓にたくしてください。みなさんの頑張りは、必ず子供に伝わっています。家訓は、成長を育む「やる気スイッチ」です

 

育児は、財産や、一緒に入れる時間が決めるわけではない。

日頃の頑張りに、もうちょっと頑張れなどとはいえません。シングルなお父さん、お母さんこそ、チャンスです。家訓は、お子さんの健やかな成長を育むお手伝いができます。ぜひ家訓の唱和をはじめてください。

 

 

 


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親の背中が子育ての一番の教科書

家訓づくりの本の生原稿シリーズです

今回は第5章に登場する「親の背中が子育ての一番の教科書」を投稿させていただきます

 

 

 

 

 

 

①  親の言う事は聞かない子供も、親の行動のマネはしている

  

 

子供は親の言うことはきかないが、親のする通りにはするものです。

親の生き方こそ子供にとって最高の教材です。

 

イギリス出身の牧師、ジョセフ・マーフィーの言葉

 

 

子どもは言葉よりも行動を見ている

「子どもは親の言うことは聞かないが、することはまねる」との名言に、あなた自身も思い当たる節があるのではないでしょうか? たとえば、子どもにああしなさい、何度も注意をしても、お母さんの思う通りにはいかず、腹が立ってしまうこともあるはずです。 そのくせ、ちょっとした立ち振る舞いや、悪い口癖をすぐに真似ているはずです。 例えば、電車にのった時のことです。終着駅についてあるご家族は飲み物をそのままにして下車しました。しかし、ある家族は、ゴミを手に持ちそうじのおばさんに手渡しています。たったそれだけのことですが、こどもはこういう景色をみています。そしてこんな差が、人生のなかで大きな違いになっていくものと感じています

 

こどもはマネをする生き物

口先だけで注意をしていても、全然聞かないのに、都合の悪いことはすぐにマネします。こども真似をする生き物です。逆をいえば、お父さんお母さんがいい振る舞いを続ければ、自然にいい子になるはずです。家のなかにかぎらす、きちんとゴミを捨てているでしょうか?こどもは、そんな背中をいつも見ています

 

子育ては親を育てる

子供は親のマネをします。挨拶をする親には、挨拶をする子どもが、靴をそろえる親には、靴をそろえるお子さんが育まれます。子育ては、親を育てるとも言われます。お父さん、お母さん自身が、よい習慣を身に着け、日々のふるまいを治していきましょう。 あいさつやマナーなど、子どもに身につけさせたいことがあれば、「まず自分から!」と心がけ、実践していくことをおすすめします。

  

家訓は、そんなお父さんお母さんの背中をつくります。どんな教科書よりも尊いものは、親の背中です。両親がひたむきに生きる姿自体が、どんな幼い子にも素晴らしい影響を与えます。いう事を聞かない子供を叱る前に、まずご自分の習慣をみなおしていきましょう

  

② こどもには、育児本でなく手本

 こども達をとりまく教育環境が激変し、教科書の問題や、授業の質の低下が議論されています。 しかしあなた自身、学校の授業をどれだけ覚えていますか? 大人になる過程で、目指すべき「おとなの背中」があれば、かならず人生を豊かに導いてくれます。まず一番近い「おとな背中」として、お父さんお母さんの生き方を伝えてください。子どもには育児本でなく、「手本」が必要です。

  

人は人でしか学べない

英語や、体操教室、そしてピアノとたくさんの習い事があります。そしてそのどれもが先生が手本となり、基礎の反復練習をしているはずです。おなじように、家のなかでの躾(しつけ)も、反復練習と、そしてお父さんお母さんの手本が肝心です

  

少年と釣りのお話し

理想の育児を「少年と釣りのお話」として紹介します。 池のほとりにお腹をすかした少年がいたとして、あなたは大人としてどんな立ち振る舞いが求められるでしょう?釣りをして、魚を食べさせてあげる。これで50点。釣りの仕方を教えて、自分でごはんを食べられるようにしてあげる。これで100点です。 育児も、おなじです。愛情を与えながらも、釣りの仕方を教える育児を進めていきましょう。お子さんが4人、5人が当たり前だった昔の育児では、お子さん自身が自立し、あるいは上のお姉ちゃんが母親のかわりとして、下の子の面倒をみていたといわれています。

 

ちょっと前の家庭環境では、おじいちゃん、おばあちゃんと同じ家にすみ、たくさんの家族のなかでお互いに釣りの仕方をおしえていたのかもしれません。 いつか子供は自立していきます。たどたどしくても、不器用でも時には、子供にまかせ、釣りをさせてみてください。わが子の思わぬ成長をみるとき、お父さんお母さんは嬉しいものではないでしょうか?

 

 

④  やる気スイッチ  

 

質問:

子どもが家で勉強しません。

勉強させるための家訓はありますか?

 

家訓二ストの答え:

お父さん、お母さんは子どもの前で勉強していますか?

それが答えです


といってはしまっては99%の家で子供は勉強しないことになってしまいます。家訓で、勉強するように仕向けることはできなくても、勉強をするための動機をつくってあげることはできます。

家訓でつくれるもの、それが「やる気スイッチ」です やる気スイッチとは?「やる気スイッチ」という言葉はよく耳にしますが、実際には存在しない感覚的なものだと思っていませんか?脳の中には本当に「やる気スイッチ」が存在するといわれ始めました。そのスイッチとは、脳にある「線条体」という部分。この線条体を活性化させることで、やる気を引き出すことができるそうです。 そしてこのスイッチは、家訓をつかって押してあげることができます。 逆に、このスイッチをオフにする方法は簡単で、ご褒美を餌に、やる気をひきだすこと、そして、叱りつけることです。 おもちゃを買ってもらうために、するあるいは、怒られるから、とりあえず、勉強する こうした子育てをしているご家庭が多いのではないでしょうか?


凡庸な教師は指示をする良い教師は説明をする優れた教師は模範をしめす偉大なる教師は内なる心に火をつける(ウィリアム・ウォード)


家訓は子どもの「やる気スイッチ」を押してあげることができます そのボタンを見つけることができれば、人生の大概のことは上手くいきます。そして、子ども達のスイッチを見つけてあげることが、大人にとって一番大切な仕事なのかもしれません。 たとえば、プロ野球選手になりたいとお子さんがいたとして、それは非常に素晴らしいことです。しかし、実際プロになれるのは一握りです。こんなとき、夢をちょっと具体的にしてあげて「目的」をつくってあげてください つまり、「なんでプロ野球選手になりたいか?」そんな質問をしてあげるだけで十分です。 プロになって、たくさんの人を喜ばしたい。お金もちになって、親孝行したい。動機はそれぞれの子供がきめることです。プロ野球であっても、それは1つの手段にすぎません。


大切なものは「目的」です。 目的がしっかりしていれば、たとえプロになれくても、マネージャーとして、あるいは新聞記者、グランド整備であっても、「たくさんのひとを喜ばず」お手伝いはできます 「目的」をしっかりもたせてあげるこんなとき、役にたつのが【家訓】です


家訓の例

・ありがとうと言おう。ありがとうと言われる人間になろう!

・ラッキーは笑顔からやってくる

・おれの幸せは、母ちゃんの幸せ。


母ちゃんの幸せは世界の幸せ 家訓は、お子さんの「やる気スイッチ」をおすプログラムですご自分の子供の時を思い返し、勉強ができる子、スポーツができる子って、勝手に努力していませんでしたか? 同じようにスイッチを押してあげれば、お子さんは輝き、お母さんの育児も、グッと楽になりますよ


⑤ 「やる気スイッチ」実践編  

 わが子をお札にする方法?

~野口英世の母にまなぶ偉人のつくり方~


■野口英世名言集

・志を得ざれば再び此の地を踏まず。

・家が貧しくても、体が不自由でも、決して失望してはいけない。

・人の一生の幸も災いも、自分から作るもの。

・周りの人間も、周りの状況も、自分から作り出した影と知るべきである。

・忍耐は苦い。しかし、その実は甘い。

・過去を変えることはできないし、変えようとも思わない。なぜなら人生で変えることができるのは、自分と未来だけだからだ。

・人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。

・人は能力だけでは、この世に立つことはできない。たとえ、立身しても、機械と同様だ。人は能力と共に徳を持つことが必要である。


背中でみせる子育て、そして、お母さんの懸命に生きる姿を手本に、心のスイッチをバチンといれた野口家の歴史を紹介させていただきます。


日本の細菌学者。黄熱病や梅毒等の研究で知られる。ノーベル生理学・医学賞の候補に三度名前が挙がったが、黄熱病の研究中に自身も罹患し、アフリカのガーナにて死去しています。今なおガーナでは、偉人として存在をしられ、日本でもお札の肖像になっています

生: 1876年11月9日

没: 1928年5月21日(享年51歳


ざっくり野口英世の半生を紹介します

①病気の基となるウイルスの発見につとめ、世界中の人から尊敬され、お札にもなった

②赤ちゃんの時、やけどをし、手に障害をかかえ、でいじめられ、不登校になる・・・

③母の言葉に奮起し、手の治療をうけ、恩返しのために自分自身が医者になることを誓う


偉人にもなる人物は、勉強もスポーツもできるスーパーマンのような幼少期を送っているようない印象がありますが、多くの偉人は、様々なコンプレックスをかかえ、人生と葛藤しています。それは、あなたのそばにいるお子さんと全く同じ環境です。


では、普通の子供を「偉人」に成長させたもの。それが「やる気スイッチ」の存在です 野口英世の場合、子供のころにおった手のケガと、お母さんへの恩返しの気持ちが、やる気スイッチの素になっています 貧しい環境のなか、いつも愛情を注いでくれた母親と、そんな母親の恩に報いたいという素朴な思いが、世界中で称賛された野口英世の行動力の源になっています。


子どもに必要なのは、育児本でなく、手本

そして、その手本がまっすぐ強くあればあるほど、お子さんの成長もまたまっすぐにのびていきます わが子をお札の肖像にするために? お父さんお母さんの背中をみせていってください 過去はかえることはできませんが、自分と未来は変えられます


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家訓のある風景 その②


家訓本の第8章「家訓のある風景」のその②です

富山の山ちゃんから、ぼくのことが書かれていない(>_<)とクレームが入りましたので、山ちゃんを加えた3本の家訓を新たに組み入れます


1、ゆっくり歩く

2.山田家を存続させろ

3.無声呼人


の3つをくわえ。全部で9つになりました


「挨拶ができない、あなたの子どもは生めない」と衝撃の告白をされた富山県在住のHさんの家訓とその後のご家族の歩みも、のせたいですね^^;


では、執筆中の生原稿をどぞ^^


⑤ 家訓がつくるこれからの風景 


 

ゆっくり歩く

                        (宇和島 Kさん)

 


結婚したばかりの新婚さんがつくった家訓です。


一緒に生活をするようになり、奥様に歩くスピードが速すぎると指摘されたことをもとつくった家訓です。結婚を機に、自分のことだけを考えてはいけないと考え創った家訓が、「ゆっくり歩く」になります

 

自分の子供時代を思い出で、人ごみで、親が歩く歩幅についていけず置いて行かれるような淋しさに襲われ、非常に嫌な思いをしたそうです。しかし、大人になって一人で生活するようになると、そんなことも忘れていたそうです。

そして、大人になり、親元をはなれ、所帯をもつようになり、はじめて自分が、昔の自分がされて嫌だった思いを奥様にしていたことに驚いたそうです。


結婚するということは、赤の他人だった二人が、互いを気遣い、たまには喧嘩をし、なんだかんだと、価値観をすりよせ生活していくことです。

 

結婚を機に家訓をつくっておくことは、これからの生活を占う意味で、すごく大事な作業になります。違う環境で育った二人が、何を大事にし、あるいは何をゆずり、幸せの形を確認しておくことは、広がって欲しい習慣です。


結婚式場で家訓をつくるサービスをはじめたところもあるそうです。古い日本の知恵である「家訓」が、これからの新しい家族をつくっていくことをお薦めします


⑥ 家訓ができる ちょっと前の風景


 

山田家を存続させろ

                        (富山県 Yさん)

 

 

家訓づくりは、家族にむけてつくるものです。しかし、独身の方にとっても、家訓をつくっておくことは、自分の生きる指標となり、何を大切にしていくか?を確認しておく効果が期待できます。


「山田家を存続させろ」は、北陸の某老舗企業のYさんがつくった家訓です。創業200年にせまる企業の代表をつとめるYさんですが、いまだに配偶者にめぐりあえていません。


人生で大事なことは何個かあるが、最も大事なことは、結婚し家族をつくることです


事業や、地域でのボランティア活動を通じ社会貢献を実践している社長さまですが、有言実行。家訓のとおり、素敵な奥様を娶られることを祈念しています


この本が出版され、増刷される頃には、吉報をこの書面に書き足せるようスペースをあけておきますね


↓この辺に結婚の報告をかきます^^


 

 

 


 


⑦ 家訓がつくってきた風景

 

無声呼人

                   (京都 「福寿園」家訓より)

 


「福寿園」は、創業1790年の京都を代表する老舗企業の1つです。


大阪・神戸に通じる木津川の船着場の山城国上狛(現京都府木津川市山城町)に福井伊右衛門により茶商とて創業。老舗企業でありながら、平成16年には、サントリーとコラボレーションを実施、現在、「伊右衛門」のブランドとして、全国に老舗の味を提供しています


無声呼人とは、「徳があるひとには、呼ばれなくても人が来る」という意味です。

家訓二スト風に解釈すれば、「正直な人生には、幸福が勝手に舞い込んでくる」という意味になります


激変する社会環境のなかで、長く商いをつづけていくためには、たくさんの苦労があります。そんな苦労を乗り越えるため、200年にわたって受け継がれてきたのが「無声呼人」という教訓になります。


100年を超える老舗企業の中で約4割が名文化された「家訓」「社訓」をもち、何かしらの口伝をふくめると約8割の企業に価値観を継承してきた家訓が存在しているそうです


商家の歴史は特別なものでなく、家族の歴史

子孫繁栄をのぞむ素朴な気持ちが家訓となり、先祖代々受け継がれていくもので、これは商売の有無にかぎらず、普通の家族でも取り入れていただきたい習慣です


日本には、100万社の会社が存在しており、内、創業200年以上の会社が約3000社存在していると言われています。日本人には当たり前のように感じる老舗企業は、世界では稀な存在であり、他の国と比べても、2位のドイツには800社、3位のオランダには200社、アメリカには14社、中国には9社、という数字からも比較しても、突出した存在です。


老舗企業は、長く続いてきただけでなく、それだけ社会に必要とされてきたという意味です。


あなたの家も、子孫繁栄を願い、100年、200年つづく「家訓」をおつくりいただくことをおすすめします。息子さん、お孫さんと価値観が継承され、100年後、1000年後のご子孫が大きな企業を経営しているかもしれません


どんな老舗も、最初は家族経営です。あなたも家訓を通じて、未来の老舗をつくってください


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家訓のある風景(推敲中)

家訓本の第9章は、「家訓のある風景」と称して家訓づくりを実践されてきたご家族の歴史を紹介する章にする予定です


まだ仮ですが推敲中の生原稿をどぞ





①「いろは」家訓と山口家の物語


「いろは」家訓 山口秀範

 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

 


山口秀範さんの家訓は、今から30年前、単身でアフリカに赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげたものが「いろは家訓」となります。


以後、この家訓は、父親のいない山口家で唱和されることとなり、毎朝、1つづつ家族全員で読み上げてから朝ごはんをいただくことが、日課になったそうです。


お子さん達もそれぞれ独立した今も、「いろは」家訓は受け継がれ、お孫さんの代、親子3代にわたって、家訓の唱和を実践されています。


山口秀範さんは、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いています。


恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、会社を退職。現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。

 

「いろは家訓」は、1つ1つ、深い意味のある父親の愛情が伝わる家訓です。

そして、より尊いのは、夫の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してき事実なのではないでしょうか?


理想の食卓というテーマで子供たちに絵をかかせたところ7割の子供に父親の姿がなかったそうです。オヤジの背中はきちんと伝わっていますか? それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。


「いる」のに、「いない」おやじ。

そして山口家では「いない」のに「いる」おやじ。


それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。


家訓は、家族を救う「魔法の杖」です。ちょっと威厳がないなと感じているお父さん。ぜひ山口家の歩みを参考に、家訓の唱和を始めてください

 


②家訓のある風景「東日本大震災にて」


 

津波てんでんこ

                         (三陸地方の口伝)

 


 てんでんこ」とは、岩手県三陸地方の言葉で、各自のこと。


【津波てんでんこ】とは、海岸近くで大きな揺れを感じたときは、津波が来るから誰の指示を待つことなく、家族にもかまわず、各自てんでんばらばらに一刻も早く、より高台に逃げて自分の命を守れ という意味です


この教訓に基づき、片田敏孝・群馬大教授(災害社会工学)の指導で津波からの避難訓練を8年間重ねてきた岩手県釜石市内の小中学校では、全児童・生徒計約3千人が即座に避難。生存率99・8%という素晴らしい成果を挙げて「釜石の奇跡」と呼ばれています。


東北地方を中心におおきな被害をもたらした東日本大震災にあって、先人がのこした教訓が現代に活かされた事例です。


経験は、伝えることで教訓となる

自然災害の多い日本にあって、いつ、どこで自然の脅威と立ち向かうことになるか分かりません。それが「いま」かもしれないし、あるいは1000年後かもしれません


経験は伝えることで教訓となる

家訓は、10年、100年と語り継ぐことで、1000年先の子孫に大事なことを手渡すことができる唯一のツールです


被災後、ブータンの王様が来日した際、こんな言葉を子どもたちに伝えていました


王様:「この中で、竜をみた子はいるかな?」

子供:「・・・」

王様:「ぼくは、竜をみたことがあるんだよ!」

子供:「え~!?」

王様:「竜は、みんなの中にいて、【経験】を食べて成長します。だからみんなは、強くなれるんだよ」


言い尽くせない【経験】をした子供たちにこれ以上の励ましの言葉はあるのでしょうか?

ブータンの王様のやさしさ、そして、素晴らしい見識に「徳」を感じます


プラスとか、マイナスとか、日常の尺度でいえば、震災の経験は間違いなく、マイナスです。


しかし、代えがたい【経験】を力に変えることができたなら、子ども達は、胸に竜を抱くほど強い人間に成長することができます

東日本大震災。あるいは、阪神淡路大震災。70年前には、終戦後、日本は焼き野原になっていました。しかし、私たちは【経験】を力にかえ、より強く立ち上がってきた意気溢れる民族なのです。


【経験】を力にかえる。

そして、この【経験】を【教訓】にかえる取組が、今、求められています。

「家訓づくり」がその一端を担えるのは間違いありません。


 被災地の復旧がすすみ、今は復興の時代と言われています。

しかし、【経験】を力にかえることができれば、誰もが憧れる被災前より、人間が輝く街が創造されるのではないでしょうか?


震災の経験だけでなく、人生のなかで得られたいい経験はもちろん、苦しい体験こそ、語ることで教訓となり、それは家族を見守る龍(財産)となるはずです


目の前にいる子供を守ることは簡単なこと、手の届かない場所にいる子供、あるいはあなたのお孫さん、ひ孫さんを守る「家訓のある風景」あなたの家にもつくってください



③家訓のある風景 お正月には一家で家訓


約束をまもる。ひとにされて嫌なことはしない

あきらめない。やまない雨はな。

 

 朝霞市 Kさん


家訓づくりのセミナーで制作いただいた家訓です。

お父さんが、家族に何を大事にしてほしいか?気持ちの伝わる創作家訓です。


この家訓の素晴らしいところは、その後のお話にあります。家訓づくりのセミナーを開催しても、実際、家訓を家で唱和をする家族は1割ほどとのデータがあります。


しかし唱和を実践された1割の家の100%で、家族の変化があったと嬉しい報告をもらっています。埼玉県朝霞市にお住まいのKさんの家では、家訓の唱和をお正月に実施しています。


奥様が、サプライズで家訓をかいた半紙を用意しておりお正月に一家全員が正座をし読み上げてくれたそうです。いまでは、Kさんの家の年中行事になっているそうです。


お正月というめでたい時に、こたつに入ってゴロゴロするのもまた楽しいものでしょう。しかし、日本には、「はれ」と「け」という考え方があり、


「はれ」・・・お祭りなど非日常

「け」 ・・・日常


ハレとケ」とは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日本人の伝統的な世界観のひとつ。民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)はふだんの生活である「日常」を表しています


365日の1年の間、「はれ」の日を意識的につくっているでしょうか?

「はれ」があってこそ、「け」(日常)が輝くものです


正月という「はれ」の日に、ぜひ日常をみつめなおす「家訓の唱和」という新習慣を実践ください

 


④ 家訓のある風景 おとなの背中をつくった家訓


 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

  (千葉県野田市 Mさん)


家訓は、魔法の杖

創作家訓づくりを薦める家訓二ストですが、心にビビッときた家訓であれば、偉人や友人の家訓をパくることも推奨してます。先人へのあこがれ、背伸びをし、努力をすることは、すごく大事なことです。それが、価値観を借りる「パクリ家訓」です


家訓づくりプログラム受講後に、家訓のもつ魔法に魅せられたあるご家庭の事例を紹介させていただきます。  


プログラムを半信半疑で受講していた千葉県野田市にお住まいのMさん。お仕事は、自営業を営んでいます。セミナー中、山口家の「いろは家訓」が気に入り、家のトイレに貼ってみました。


それから1週間、運悪く息子さんが骨折をしてしまい、松本くんは、ドヤ顔でこういいました・・・



【へ】 偏食しない元気な子供を神様はきっと見守ってくださる

いつも、ご飯をのこしてお母さんを困らせる子供に神様は罰を与えたんだ魚ものこさず食べていれば、骨折しなかった 家訓の意味がわかっているかっ!


そして、この日を境に、息子さん目の色が変わり、M家では、「いろは家訓」を唱和するのが日課になりました。


その後、一家に掛けられた家訓の魔法はこんな効果を見せてくれたそうです・・・

息子さんは、家訓の唱和後、自分で出来ることを自分でするようになりました。あれしろ、これしろっと怒ってきたお母さんが、この「変化」に一番驚きました。

気のせいかオヤジ(松本くん)への家族の視線が変わってきました


M家では、5年にわたって家訓の唱和を続けています

「家訓は、人生を変えてくれた!」っとまで言ってくれました。



家訓づくりは、魔法の杖。

ディズニーランドにいかなくても、家訓1つで、あなたのご家庭を夢の国に変えてください!



⑤家訓のある風景「靴をそろえる」


 

靴をそろえる

                     (狭山市 I家さん) 


埼玉県狭山市にお住まいのI家の創作家訓を紹介させていただきます。


元々は、青年会議所の先輩から、Iさんに伝えられた言葉で、まちづくり、ひとづくりを自称する団体にあって、自分たちが靴もそろえられないであれば、そんなもんは嘘っぱちだ!と諭されたことに由来します


家訓づくりプログラムを受講いただいた石川さん。靴をそろえるというフレーズを思い出し、家族に創作家訓を伝えた1か月後、息子さんの通う幼稚園から石川さんあてに、電話がかかってきました。


先生 :「娘さんが毎日、他の園児さんの靴をそろえているんですが、何ででしょうか?」

Iさん:「それは、家訓が【靴をそろえる】だからです」



靴をそろえることで、具体的に何かが変わるわけではありません。

でも、すごく気持ちがいいことだと思いませんか? 


そしてIさんの奥様からは、家訓の唱和を始めてから、子供たちが怒られる前に自分で行動できるようになってきたことなど、たくさんの効果を報告してくれました。


でも、この家訓は、子供のためというより、お父さん、お母さん自身への「戒め(いましめ)」であるお気づきでしょうか?


【靴をそろえる】という家訓を作ったお父さん、お母さんは、子供の前ではもちろん、会社、居酒屋、どんな場所でも、靴をそろえる姿が求められます。子供にとって一番の教科書は、大人の背中、つまりあなたの背中なのです。


卵が先か? 鶏が先か?

家訓のもつ魔法の力に種はありません。お父さん、お母さんの背中こそが子供たちをかえる力をもっています。


子供の教育を語る前に、あなたの背中を意識してみてください


そもそも親学とは

「教育」を紐とくと、「教え育てる」ものと理解することができます。現在では、教育を語るとき、公(おおやけ)の議論になりがちです。つまり教育行政、学校の問題、先生の問題・・・っと、しかし、「教育」の要素の中で、学校のしめる割合は、3分の1ではないか?と家訓二ストは考えます。


 「教え育てる」要素は、学校、地域、家庭の3つ。

親学、足りてますか? それを他人のせいにしていませんか?


「まず塊(かい)より始めよ」

家訓づくりは、親学。そしてあなたの背中を磨く最高の道具です。


ヴィ●ンの財布を持つ前に、凛々しいあなたを見せてください^^

ヴィ●ンなら10万円。家訓づくりは、ゼロ円です! 

んっ金の話をしちゃだめか(*_*)



⑥家訓のある風景 ゴミをまたぐな


 

ゴミをまたぐな

                            (


家訓二ストのいちおしの創作家訓「ゴミをまたぐな」を紹介させていただきます


 「ゴミをまたぐな!?」と聞いてあなたが感じるメッセージはなんでしょう?


この家訓の意味は、「見て見ぬふりをするな」という意味です。


「ゴミをまたぐな」 そんな家訓を伝えられた息子さん、学校から帰ってきて

「今日、学校でいじめがあったんだよ!」っとお父さんに報告しました。


お父さんは、怒りました。「ゴミをまたぐな!」という意味が分かっているのか? 「見て見ぬふりをしたんだったら、お父さんはゆるさないぞ!」っと


学校で、いじめがなくなる。それは理想であって、現実の学校、そして社会にはいじめが蔓延しています。大切なのは、いじめをなくす努力に加え、いじめにあった時、その時々に子どもたちがその経験と向き合い、葛藤しながらも、どう成長につなげていくか?ということではないでしょうか


いじめた子、いじめられた子。そしてそれを見ていた子。

それぞれの立場で、「見て見ぬふりをしない」。あるいは、それぞれの家庭の中で創られた創作家訓を胸にもっていれば、イジメがあったとしても、大きな悲劇が起こる前に解決策が見つけられるはずなのです。


「ゴミをまたぐな」

あなたも、家訓づくりプログラムを受講いただき、子ども達に、これだけは守ってほしいメッセージを探してみてください^^


巻末コラム 明るい家訓相談室 挨拶をしない娘への報復


家訓ニストの明るい悩み相談室の時間です

本日のお悩みは、娘さんに冷たくされるお父さんからのお悩みです

 

家訓をつかった家庭教育は、躾や、生き方、ひいては、タイガースの優勝まで、様々な効果をもたらすことができます。

 

今回の巻末コラムは、下妻での家訓の際に伺った実話をもとに、ちょっぴり毒をはきつつ、お悩み解決に挑戦してみます^^

 

さて、本日のお悩み相談です

 

Q:相談者Aさん

 

朝、こどもを駅まで送っていくと、お礼もいわず、「バタン」っとドアをしめ行ってしまいました。それからイライラして、モヤモヤして、創作家訓は、この体験をいかし「あいさつ目をみて!」という家訓にしました。この家訓を守らせるためのアドバイスをお願いします

 

A:家訓ニストの答え

家訓を守らせる秘訣は、自分が率先して実行することです。お父さんが、毎日、家族の目をみて挨拶していきましょう!

 

で、問題のお礼もいわず、いってしまう娘さんの件ですが、これについては、あきらめてください。現世での解決を望まず、長~いスパンでの問題解決に挑戦してください。

 

 

お父さんの復讐は30年計画です。

 

まず、お父さんが、積極的に挨拶をする・・・ 思春期のお子さんにとって、これ以上ウザイことはありません。そして、息子さん娘さんは余計に反発することでしょう。でも、お父さんから、ひつこく挨拶をしてください。これを死ぬまで繰り返します

 

ドアをバタンと閉めた娘さんが、改心するのは、きっとお父さんが亡くなったあとです。

 

その時には、娘さんは、家庭をもち、子どもを学校に送っていくこともあるでしょう・・・ お孫さんがドアをバタンとしめ挨拶をせずに走り去ります。で「イラっ」とするわけです。

 

天国にいるあなたは、ニヤリとして、30年かけた復讐の成功を喜んでください。

 

そして娘さんは、後悔とともに、親のありがたみを感じ、挨拶をすることで、自分の子供に対し、復讐を決意するのです・・・

 

後悔だけが人生だ。そして、「親孝行、したい時には親はなし」という格言があります。

 

後悔も1つのエネルギーです。そして、親の無償の愛は、自分が子育てをして初めてわかるものであり、そしてその時には、親が存命されていないものです

 

人の夢と書いて「儚い」 家訓は、いつかついえる自分の命を次の時代に遺す手段です。

 

 

 

ドアを冷たくしめた娘さん、お父さんの真意を知ったら泣くのではないでしょうか?

 

そして、後悔もすることでしょう。

 

その後悔は、お父さんから、娘さん、そしてお孫さんに渡される命のバトンです。家訓の唱和とひつこい挨拶を通じ、後悔のある豊かな人生を、娘さんにプレゼントしてあげてください^^

 

 

・・・という話をしたら、あまりの粘着質にあきれ、30年かけなくても、明日から挨拶をすると思います

 

 


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1分で出来る家訓習慣「給料日の儀式」


1分間で出来る家訓習慣を紹介します









⑤  1分で実践できる素敵な習慣「給料日の儀式」

 

 

子どもにお金はどこから来るのか聞いてみたら、「銀行!」と返事をされてしまいました

微笑ましいなと思う反面、家族のために仕事をしているのに、ちょっとショックな回答でした

 (和歌山県 Hさん)

 

 

お薦めしたい新習慣「給料日の儀式」

いつのころから、お給料が銀行振り込みになりました。昭和の時代なら、お給料はお父さんが現金で家もちかえり、そこには出迎えてくれるお母さんや、ご家族がいたはずです。

 

お子さんを素直さをもたらす新習慣「給料日の儀式」の提案をします

給料は振込でなく現金で家に持ち帰る。そして、その夜はちょっと豪華な食事と、発泡酒でなくビールをだして完成です。

 

給料のおかげで、ぼくたちが生活できる

=お父さんのおかげで、生活できる

=お父さんはぼくらのために働いてくれている

 

給料振込みの前までは、こんな分かりやすい方程式があったのでしょう

しかし、今、子供にお金の出所をきけば、銀行と答える。銀行に感謝の気持ちをもってもらうことって難しくないでしょうか?

 

愛されていないと感じる子供、かまってもらえないと不満をもらす子供。

それは、お父さんお母さんの日々の頑張りが伝わっていない証拠です。お父さんは、ご家族のために仕事や家事をしています。そのために家族と一緒に入れないとしても、それは家族のための時間です。

 

なんのために働いているのか?

こどもの成長を見守るために、お遊戯会や、運動会、入学式に卒業式。いろんな場面がありますが、反対に、お父さんお母さんが働いている姿を子供たちに見せているでしょうか?

 

自営業を営んでいるご家族では、日常の生活のなかでお子さんにお父さんお母さんが働いている様子をみているはずです。家族のために汗をながし、あるいはお客様に怒られたとしても、その背中をみせることは、子供に素直さや、自分のことで迷惑をかけてはいけないと感じさせる効果が期待できます

 

背中の魅せ方の研究

アメリカでは、授業の中に「シャドーデー」というものがあります。これは、働くお父さんを観察するという宿題で、お父さんも特別に構うこともなく、日ごろの仕事を淡々とつづけ、その様子をレポートにまとめ発表するという内容です。お父さんにとっては、いつもの1日であっても、お子さんにとって、いつもゴロゴロしているお父さんの働く姿を知るシャドーデーの1日は忘れられない光景になるのではないでしょうか?

 

旅行にいったり、おもちゃを買ったり、特別なことをしなくてもいい、ただ伝え方を工夫すれば、一緒に入れない時間だって絆をつくるチャンスになります。

 

給料日の儀式は、お子さんに背中をみせるセレモニーです。

伝え方の工夫をするだけで子供たちが素直になる。物やおもちゃで関心を釣る?子育てでは何もかわりません。

 

ぜひ給料日の儀式は、アレンジも自由です。ご家庭ご家庭で工夫して、お父さんお母さんの姿をお子さん達に伝えていってください



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おばあちゃんの知恵の新習慣「お墓詣り」と「仏壇にご飯」

家訓の本の生原稿です^^


おばあちゃんの知恵シリーズの中に、「お墓まいり」と「仏壇にご飯」を入れ込んでみました





⑤おばあちゃんの知恵の新習慣、「お墓まいり」と「ご飯をそなえる」

 

ごはんをそなえていますか?

ごはんを炊いた時、あなたの家では仏壇にごはんを供えていますか?

もしかしたら、仏壇事体がない家も多いかもしれません。遺影の前に備えるだけでも結構ですので、ぜひご家族で実践してほしい習慣です。

 

家訓二ストの家では。ごはんが炊いたら一番最初のごはんを仏壇に供えるのが習慣でした。そして、季節のものやもらいもの、はては小学校の通知表まで、ごくごく自然にそなえています。

 

ご先祖さんがいて、いまの自分がいる。

ごくごく当たり前のことですが、頭で理解できる大人と違って、子供の目線には、「いま」しかありません。そんな子供には、習慣のなかで、ご先祖さんとの関係を伝えていきましょう

 

仏壇にごはんをそなえる行為は、いそがしい食事時に、ひと手間、増えるようであっても、お子さんにとっては、たくさんの効果をもたらしてくれます。

 

エンジョイお墓まいり

 

子どもの頃、おばちゃんとの散歩はいつもお墓まいりとセットでしたが、ご先祖さんの話を1つ2つとしてくれていた気がします。いまも、お墓まいりをするたびに、なんとなくそんな思い出がよみがえります。お墓の雑草が生えたとして、誰かに迷惑がかかるとか、怒られるとかでもないですが、『おてんとうさまはみている』とのおばあちゃんの言い伝えをまもり、今も気が向いたら田舎に帰り、草むしりを続けています

 

お墓まいりをしていますか?

おとうさん、お母さんにとっても、お墓詣りは、自分の心を磨いてくれる習慣です

そんな宝をお子さん達と一緒に磨いていただくことをお薦めします

 

お墓は、大切だった亡き人やご先祖さまを供養するところです。祈りの象徴であると同時に、お参りする人にとっては、心の帰る場所であり、おじちゃん、そのまたおじいちゃんっと、代々受け継がれてきた命のつながりを身近に感じさせてくれるところです。

 

お墓参りをして先祖供養をすることは、自分をつくってくれた全ての人に感謝する行為です。お子さんにはちょっと難しい話かもしれませんが、これは、お子さんだけでなくお父さん、お母さんのための行動です。そして、大人が先祖をうやまう姿をみせることで、親孝行や、生きていく意味をちょっと感じていくことになるでしょう

 

子どもに尊敬されていない・・・と感じるお父さん。あなたはお墓まりをしてきましたか?あなた自身が、ご先祖さまをないがしろにしてきたなら、答えは明白です。お子さんのために頑張るように、ご先祖さんや、自分の親や親戚に心を配ってみてください

 

かつてお墓は、集落の近くの山あいや、一族の屋敷のすぐ隣などにあったことから、お墓参りは日常の生活の一部だったようです。それが時代とともに生活から切り離され、仕事が忙しいとか、お墓が遠いのでそうそう行けないとか、年に数回行くお墓参りに変わっています。

 

現在、お墓参りの時期として一般に行われるのは、春秋のお彼岸、お盆、故人の命日、正月、年忌法要などです。

しかし、お墓参りには先祖の冥福を祈るという意味だけでなく、一人ひとりが先祖より与えられた命であることに気づき、感謝し、家族の幸せを祈るという意味が込められています。

 「子供が進学した」「就職が決まった」「結婚が決まった」というような人生の節目節目にも、できる限り報告を兼ね家族揃ってお参りし、喜びを分かち合うことをおすすめします

 

急がば廻れ、いい子育てをしたいなら、あなた自身が、ご先祖さんを大事にしてください



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おばあちゃんの知恵でお手軽子育て(推敲中)

家訓づくりの本の生原稿その③

おばあちゃん知恵(仮)






 

子育てに悩むお母さん。安心してください、みんな悩んでいます。それは現代に暮らす我々だけでなく、おばあちゃんも、そのまたおばあちゃんも、みんな悩んできたことなのです

温故知新、おばあちゃんの知恵の中には、子育てを助けてくれるヒントがたくさんつまっています。この章では、そんな知恵の中から、子育てに役にたつ情報を紹介します

 

① おばあちゃんの知恵

夕食時のファミレスで、1組の家族連れが賑やかに食事をされていました。

 

そんな時、お子さんがコップの水をこぼしてしまいました。

お母さんは、「だからいったでしょ!」と怒ります。しかし、一緒にいたおばあちゃんの一言は、すごく優しいものでした。

 

「怪我はなかった大丈夫? 次はきおつけようね^^

 

 

ガミガミ怒るお母さんに比べ、おじいちゃん、おばあちゃんの優しさと、人望は半端ありません

 

ちょっと前の生活を想像してみると、電化製品や、テクノロジーは私たちの生活を豊かにしています。エアコンのない生活に耐えられますか?携帯をもたずに待ち合わせできますか?ご飯をたくだけで2~3時間。あるいは洗濯するだけで一日が終わってしまうことでしょう

 

例えば、昭和49年生まれの幡谷の子供のとき(6歳ごろ)の生活環境を紹介すると

 

エアコン(ない)

テレビ (ガチャガチャ)

電話  (黒電話)

携帯  (もちろんない)

ファミコン(ない)

パソコン(もちろんない)

 

こんな感じです。

 

これが、平成生まれの世代に当てはめれば、当時、手に入れることのなかった生活用品が、充足されていることが分かります

 

そして、おばあちゃん世代の生活環境は、いまでは信じられないものです

 

 

電気  (ぎりぎりある)

ガス  (ない)

風呂  (あるところには、ある)

水道  (都会にはある)

 

親父やおふくろの子供の頃は、朝ごはんを食べるのも一苦労、朝4時や、5時におきて、薪をくめ、釜に火をつけ、ごはんを炊くところから始まります

 

洗濯機はないので、手で洗う。脱水は人力です。車もほとんどありません。

 

 

生活のあらゆる面を豊かにしてくれた電化製品。しかし、100年単位でみると増えたものだけでなく、なくなったものもあります。

それが、おじいちゃん、おばあちゃんとの暮らしです

 

全国的に核家族化が進み、ほんらい日常のなかで学んでいった躾や、知恵といったものが断絶してしまったとしたら、なんとさびしいものでしょう。もし、育児の中で足りないものがあるとしたら、おばあちゃんの知恵と優しさであると断言できます。

 

とはいっても、今更同じ家に住む選択も、嫁と御姑さんのバトルは避けたいあなた。そんなあなたに家訓は、ぴったしです

 

家訓をつかって、おばあちゃんの知恵を上手に子ども達に渡しましょう

故郷にいるおばあちゃん。あるいは、すでに他界された方であったとしても、家訓をつかえば、一緒に子育てできるはずです。

小難しいことをいっても、猿から人間に進化して10万年。そのほとんどの時間、人類は、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らしてきたのです。アフリカでは、「老人の死は図書館が1つなくなること」とのコトワザがあるそうです

 

あなたの家に、家訓をつかってエアーおばあちゃんを導入し、子育てをみんなで楽しみましょう

 

 

② おばあちゃんの知恵家訓「ごはん粒を残すな」

 

子どもの頃、食が細かった幡谷はどうしても最後まで夕食が食べきれませんでした。烈火のごとくどなる母に対し、おばあちゃんは、

 

「ご飯粒だけは残しちゃいかんよ」とぼくを諭してくれました

 

また同じく「メロンはすすってもいい」という不思議な言い伝えも残しています。

子どもって、悪いことが大好きです。子供のころ、おばあちゃん公認で一緒にメロンの汁をすすっていました^^

 

育児の中では強弱をつけることも時には大事です

メロンはすすってもいいの反対語は、メロン以外は、すすってはいけないという意味です

 

結局、人生経験豊かなおばあちゃんの知恵に、幼い日の幡谷も踊らされていたのでしょう

 

よく考えると、ただだのメロン好きだった可能性も否定できませんがおばあちゃんの知恵は、いろいろな面で生活を豊かにしてくれます

そして、「ご飯粒を残さないこと」が、何より大事であるということを無意識のうちにすりこんでくれたのかもしれません。

 

ご飯粒を残さないというメッセージは、おばあちゃん自身、そのうえのおばあちゃんから言われていたと思われます。そして、そのおばあちゃんも、そのうえの・・・

 

世の中には大事にしなくてはいけないことがたくさんあります

ただし、本当に守らなくてはいけないことは、ちょっとしかないとも思います

 

「ご飯粒を残さない」そんなシンプルなメッセージを日本人は何百年も言い伝えてきています。おばあちゃんの知恵は、尊いものですね

 

 

③ おばあちゃんの知恵家訓「いただきます」の本当の意味

 

学校の給食でごはんを食べる際、「いただきます」という事に、ご家族からクレームが入ったことがあるそうです。給食費を払っているのだから、「いただきます」という必要はないとの主張でした。

 

このお話の矛盾点を、あなたは説明できますか?

このご父兄は、「いただきます」=ただでもらっている と理解しているのでしょう。しかし、「いただきます」にはもっと深い意味があるのです。

 

日本人なら日本人らしく、万物に感謝し、「いただきます」と大きな声で、楽しくごはんを食べたいものです。では、あなたは「いただきます」の本当の意味をいえますか?

 

家訓づくりのセミナーでも、必ず紹介している「いただきます」の意味を改めて考えてみましょう。

 

西欧や、他の地域でも食事の際にも、「いただきます」とよく似た祈りをささげる習慣があります。 たとえば、ミッション系の幼稚園に通っていた家訓ニストは、「天にましますわれらの父よ 願わくば吾を救いたまえ・・・アーメン」というセリフを暗唱したのち、ご飯を食べていました。

 

 

しかし、日本に古くから伝わる「いただきます」とは、ちょっとニュアンスが違います。そして、この違いこそが、日本を日本とたらしめる、とてつもない知恵なのです。

 

キリスト教やイスラム教の文化圏では、神さまは、ひとり。食事の際、感謝する対象も当然一人です。 しかし、日本の「いただきます」には、たくさんの対象が含まれます。

 

 

つくってくれたお母さん

働いてくれるお父さん

お米を育てたお百姓さん

太陽、水、風などの自然

お米という植物のもつ「命」

 

 

古くから日本には、米には7つの神様がいるといわれ、米粒を残すと目がつぶれるとの言い伝えもあるそうです。西欧と日本の違いの最初の点は、八百万(やおよろず)と表現される多様な神様との向き合い方の違いです。

 

そして、外国と日本の違いの二点目は、神様への感謝の表し方の違いです。

 

西欧では、神様への感謝は、教会にいったり祈ったり、絶対であるひとりの神様と向き合う感謝が多いようです。しかし日本では、米一粒だけでも7つの神様がおり、いちいち祈ったりできない状態です

 

では、日本人はどうやって、「感謝」を表現してきたのでしょうか?

答えは、「残さず食う」というシンプルな答えです。

 

 

植物だって1つの命。その命を奪った以上、残さず食べることが、最低限の礼儀である!と、おばあちゃんも、そのまたおばちゃんも、ずっと前から言い伝えてきました

 

 

そして感謝を行動に還元する文化は、「おかげさま」という言葉でも説明することができます。「おかげさま」を漢字で書けば「お蔭様」となります。

 

④ おばあちゃんの知恵の家訓「おかげさま」の意味

カゴに乗る人、かつぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を作る人

我々の生活は目に見えないたくさんの善意が積み重なってできたものです

 

電気、水道、ガスはもちろん、コンビ二に並ぶ弁当も、あなたが乗っている車だって、対価としてお金は払ったとしても、目にみえぬ、名前も分からないたくさんの人の「陰」で、地球はグルグルまわっています。

 

じゃー「お蔭さま」にはどう感謝を表せばいいの?

 

答えは簡単。あなた自身が「影」となり。自分の与えられた役割を、精いっぱい演じることが大事になるのです

 

ひとに迷惑をかけない

お父さん、お母さんから、「人に迷惑をかけないこと!」と言われたことはないでしょうか?

 

僕自身、めんどくさいな・・・っと思って聞いてましたが、今は違います

 

 

「ひとに迷惑をかけない」こととは、「お蔭様」の論理の一対の考え方であると確信しています。

 

 

地球上すべての人が、「お蔭様」の気持ちをもち、「ひとに迷惑をかけない生き方」を実践し、毎日のごはんを「いただきます」っと笑顔で食べる。

 

家訓二ストが、考える地上の楽園とは、そんなありきたり日常が、世界中のひとが甘受できる世の中のこと夢想しています

 

 

100の説法、屁1つ。

大事なものは、行動です。

「いただきます」と元気に発して、ご飯粒をのこさない毎日をすごしましょう^^

 

 

⑤ おばあちゃんの知恵?迷信ランキング

家訓づくりのセミナーの中では、お父さんお母さんから言われたことを書き出すワークショップをとりいれています。できるだけ等身大の言葉を思い出してもらうようにしており、

 

「風呂にはいれ」「めしをのこすな」「早く寝ろ」・・・

 

ありふれた言葉ばかりですが、そんな言葉のなかに、本当に大事なものが眠っている!と家訓二ストは考えます。

 

そして、親からの言い伝えの中には、おじいちゃん、おばあちゃんから言われたものもたくさん伝わっています。生活様式もかわり、今となっては、意味のわからない言い伝え迷信部門?も充実してきたので、家訓ニスト社会シリーズ特別版 「迷信ベストテン」として発表させていただきます。

 

 

■ランキング■

 

1位 「夜くちぶえを吹くと泥棒がくる」

 

解説:口笛が泥棒を手引きする合図であったいう説。また口笛がいけない霊をひきよせてしまう説があるようです。後者の方が逆に怖い(*_*)

 

2位 「夜に爪をきるな」

 

解説:夜に爪をきる→世を詰める→親の死に目にあえなくなる・・・という変換らしいですが、実際は、電気がなかった時代の知恵かもしれませんね

 

 

 

3位 「お盆に海にいくな」

 

解説:お盆になるとクラゲがでる・・・という意味だと思っていたら、あの世に帰る霊に連れてかれるぞ!という意味のようです。ちなみに海がない地方では、海でなく川になるようです。

 

4位 「上の歯がぬけたら縁の下へ 下の歯が抜けたら屋根の上へ」

 

解説:丈夫に生えるようにっとおまじないの意味だと思います^^ ただマンション住まいの家庭では実践できませんね^^;

 

 

5位 「靴をおろすときは朝。新しい靴を下すときは、炭をつけて」

 

解説:これも怪我防止のまじない?だと思っていたら、ご遺体を外に出す際、新しいタビをはかせていた名残で、生きている人間は汚してからじゃないといけない・・・らしいっす。嫁さん曰く、足がむくんでないからじゃない?とも言ってました。

 

 

6位 「箸わたし、たがい箸もだめ」

 

解説:忌きらう類のものだと思います。ご葬儀の際の風習で、箸わたしをしたり、あるいは、たがい箸(長さの違う箸)をしたり。こうしたことを日常生活ではしてはいけない!っということです。

 

 

7位 「霊柩車がきたら親指を隠せ」

 

解説:親の死に目にあえない!という迷信です。親の死に目に会えないシリーズはこの他にも充実していて、逆をいうと、親の死に目に会えない以上の不幸はない!という戒めにもつながるようです

 

 

8位 「夜、蜘蛛をころすな」「家にきた蛇をころすな」

 

解説:害虫をたべてくれる?意味もあるようですし、単に妖怪よけ?の意味もある気がします。最近の家では、蛇はでないよ!っとお考えの読者の皆様、平成25年 水戸市元吉田はじゃんじゃん出ますよ(><)

 

 

 

9位 「お米をのこすと目がつぶれる」

 

解説:お米を残しても目はつぶれません!っが、お米は日本人にとって特別な食べ物。「いただきます」という意味も、お百姓さんにいただきます。神様にいただきます。命をいただきます・・・っとたくさんの意味があります。共通していえるのは、感謝の気持ちを行動でしめせ!つまり、最後までおいしくいただけ!という戒めに違いありません

 

 

 

10位「北枕でねるな!」

 

解説:家訓づくりプログラムで奈良JCさまに伺った際、ほぼほぼ全員が、「北枕でねるな!」と書いてくれました。これはお釈迦様の入滅の際、北まくらで寝ていらっしゃったことに由来します。今では、磁気の影響で、北まくらで寝る方が健康だという説。また同じく仏教国の台湾では、逆に北枕でねろ!という格言があるそうです

 

 

 

もうすぐトップテン

 

11位「コーラをのんだら骨がとける」

 

解説:炭酸飲料への根づよい差別意識?の象徴です。実際、10円球をいれると表面がピカピカになるいことから、「骨がとける!」と誤解を生んでいます。コーラをふくめ炭酸飲料は、微炭酸。つまり酸性ですので銅でできた10円球の表面ぐらいには作用します。結論として骨はとけません! ただしそれ以上に太ります(-_-;)

 

 

番外 「パンの耳を残すと耳切れになる」

 

解説:母のセリフです。小学生当時、実際耳切れをしていた訓二ストは、おそろしさのあまり、パンの耳を残さないようになりました・・・っが、耳と耳の相関関係がわかりません(-"-) 全国で、同じセリフをいわれた同志を探してきましたが、いまだ出会っていません。たぶん、母の創作迷信です。最近、「なんであんなこと言ったの?」っと聞いたら、きっぱり「わたしはそんなことを言ってない!」と言われました(T_T)/~~~ 母は強し

 

 

ランキングにのらないあなたの迷信を教えてください!

巻末コラム 【地蔵効果】

 

【磁場】というものあなたは信じますか?

 磁場に近い言葉として、パワースポットと置き換えるとイメージしやすいかもしれません。家訓二ストは、目に見えない磁場の力を信じています。

 

目に見えない力、【磁場】。それは岩や、泉だけなく、人の間にも派生するものではないでしょうか?

 

とくに、おばあちゃんの【磁場】(パワー)って半端ない...

ビリビリ磁場を出していていた家訓二ストのおばあちゃんの思い出を書きたくなったので、【地蔵効果】として紹介させていただきます

 

 

 

地蔵効果とは?

 教育評論家の松居和さんに、ある保育園から

 

「最近、園児が急に荒れるようになってしまった・・・ 原因もわからず苦慮している」

 

と相談があった時、松居さんは、最近、高齢となり痴呆が進んでしまった園長先生が退任されことを聞き、この元園長先生を園の中で生活してもらうようにアドバイスすると、その後、園の中に秩序が生まれたっという話が元になっている理論です

 

何をするわけでもなく、おじいちゃん、おばあちゃんが、ニコニコその場にいてくれるだけで、子供たちは安心するという嘘のような本当の話。これが「地蔵効果」です

 

テレビや、電化製品。ゲーム。そして、電気、水道、ガス。昔なら家族が助け合い肌を寄せ合うように暮らしてきた原風景が、戦後50年の間に激変しました。心の荒廃といわれる事が多いですが、これは、心が変わったのではなく、環境が心を変化させたと家訓二ストは考えます。 それは人間中心の磁場が、電化製品に取って代わられたとも表現できます。

 

 

「家訓づくり」で皆様にお届けするものは、今まさに消えようとしている心の原風景です。

 

 

いまさら、電化製品のプラグをぬき川に洗濯にいけない以上、家訓をつかって、カリソメでもいいおじいちゃんがいて、おばあちゃんがいて、地域人の笑顔が溢れるコミュニティーを追体験してもらうことが重要なのではないでしょうか?科学では証明できない「磁場」、そして「地蔵効果」ですが、家訓二ストにはなんとなく思い当たる節もあります。

 

 

 

 

家訓二ストの祖母は、茨城から遠く、鳥取で暮らしていたため、数えてみても4~5回ぐらいしか顔を合わせることもありませんでした。また90近くになってから痴呆も進み、顔を合わせても、誰が誰だか分からない・・・そんな晩年を過ごしていました。 

 

そんな頃、鳥取によせてもらい、丁度家をでるタイミングでおばあちゃんに、サヨナラを言いに行ったときのことです。 

 

 

ぼく:「おばあちゃん、元気でね!」 

祖母:「は~ どなたか分かりませんが、ありがとうございます」 

 

ぼく:「・・・ じゃ、名古屋に帰りますね^^;」 

 

祖母:「・・・!?」 

祖母:「名古屋ですか? 名古屋には孫がおりますけん 面倒みてやってください・・・」

 

 

ぼくっ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(T_T)

 

 

 

その時、ぼくは堰を切ったように涙が溢れ、声をもらして泣き崩れました。サラリーマン生活を送っていた家訓二ストも、どこか背伸びをし、心身ともに疲れていたのかも知れません。自分が誰かもわからないおばあちゃんが、孫である僕の行く末を案じてくれていたっということ。その安心感。そしてその尊さ。そして自分の不甲斐なさ・・・

  

 

おばあちゃんが、家にいる。あるいはおばあちゃんが、心にいる。 

 

その効果は、家族にそして子供たちに、安心感という恵みをもたらしてくれるのでしょう。「地蔵効果」恐るべしです!

 

おじいちゃん、おばあちゃんは、いつも優しい。

 

そして、たとえぼけちゃっても、ニコニコしているだけで、子供に安心感が付与されます

 

ひとの心に薬はききません。

ひとの心に作用するのは、「必要とされる」ことなのではないでしょうか?

 

核家族化がすすみ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らせない時代です

 

ひとは、物ではない。はれものをさわるような、高い塀に囲まれた育児より

こども達にとっては、いつも優しく、ときにゲンコツをくらうおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にすごす時間は、育児に悩むご家族には一番の特効薬になります

 

理屈はあとでつければいい!

【地蔵効果】は、家族に平穏をとりもどすキーワードだと確信しています。

 

小難しいことをいっても、猿から人間に進化して10万年。そのほとんどの時間、人類は、おじいちゃん、おばあちゃんと暮らしてきたのです。

アフリカでは、「老人の死は図書館が1つなくなること」とのコトワザがあるそうです

 

おじいちゃん、おばあちゃんは、社会の財産です。この財産を、おなじく未来の担う子供たちに振り分けることって、とっても自然な発想だと家訓二ストは考えます。

 

現在、9割以上の家に家訓がなく、意識しないとおじいちゃん、おばあちゃんの知恵が継承できない時代に突入しています。そして、本来、家訓なんてなくても、おじいちゃんの言葉、おばあちゃんの背中が、生きる中での指標になっているべきなのです。

 

そして、人生を生きる中で必ず立ち会わなくてはいけない「死」という問題にも、身近に「死」を抱えた高齢者の姿に子供たちは多くを学ぶはずです。

 

 

学校の授業、とくに教科書に書いてあることに、なにの意味があるのか?

命の授業なんかしなくても、よくしてくれたおじいちゃんが死んじゃったりしたら、子供は、なにかを感じ、そして大人への階段を1つ登ってくれるでしょう

 

 

世の中で本当に求められるものは、「躾」を通じて、親から子へ、子から孫へ伝わってきたと家訓ニストは考えます。 例えば、家訓ニストは箸の持ち方の綺麗な人を尊敬します。また、自分で脱いだ靴を揃えられる人をみると、絶対、悪い人じゃないな~と感じます

 

世の中のお父さん、母さんが血眼(ちまなこ)になって、お子さんを勉強に追い立てていますが、それって、幾千もある子どもの選択肢の1つにすぎないはずです。

それより、躾をつうじ、最低限のマナーを身に着けることが、社会にでて成功できるコツだと思います

 

高卒だって、中卒だって、楽しく立派に社会生活を送っている方はいっぱいいます。

子供時代に身に着けるべき躾は、大人になってからも、立ち振る舞いや、生活の端々で、試される社会的な作法でもあります。勉強や、社会的なスキルは、大人になってからも身に着けることができますが、日本古来から伝わる躾は、家庭の中でしかできません。

 

 

躾は、お箸の持ち方や、挨拶の仕方など、子供たちの成長と共に、家族が一緒になって守っていくことが求められます。

 

躾を筆頭に、日本に古くから伝わる生活の知恵は、本来、おじいちゃん、おばあちゃんと共に生活するなかで、自然と身についていたものでした。しかし核家族化がすすみ、意識しないと、生活の知恵を伝えることができない時代です。

 

地蔵効果は無限の可能性をひめています

「家訓づくり」と「家訓の唱和」をつうじ、おじいちゃん、おばあちゃんの知恵をお子さん達につたえていってください

 



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幡谷の家訓はじめて物語(推敲中)

家訓の本の推敲中の生原稿です・・・

 

 

 

 

 

お天道さまは見ている

 

子どもとき、わたしは、覇気がなく、「普通だ、普通だ」とお袋に責めれて育ちました。家でゴロゴロしていると、本よめ、外であそべ、好きなものをみつけろっと、とにかくお袋に、ガミガミ怒られているなか、おばあちゃんだけは、ぼくの味方をしてくれました。そんな優しいおばあちゃんの口癖は、「お天道さまは見ている」でした

 

この言葉はいつも頭のどこかにあるような気がして、褒められるとか、怒られるとかでなく、お天道さまはみているものだと、母ちゃんには反抗しながらも、自分の歩む道を指し示してくれた気がします

 

おばあちゃんとの散歩はいつもお墓まいりとセットでした。お墓の雑草抜きを手伝いながら、祖母は、ご先祖さんの話を1つ2つとしてくれていた気がします。いまも、お墓まいりをするたびに、なんとなくそんな思い出がよみがえります。お墓の雑草が生えたとして、誰かに迷惑がかかるとか、怒られるとかでもないですが、おばあちゃんの言い伝えをまもり、せっせと草むしりを続けています

 

ご先祖さんがいて、今の自分がいる。そして、ぼく自身も誰かに生かされているものと漠然と感じる思い出です。

 

 

家訓との出会い

 

ひとは傲慢な生き物です。ひとは一人ではいきられませんが、現代社会では一人でも生きられるような錯覚をおぼえさせます。大学をでて、就職をし、まあまあな生活を送っていた幡谷でしたが、お墓まいりもせず、あるいは「お天道様が見ている」という素朴な価値観も、いつしかどっかに押し込んでいた気がします

 

結局、社会とむきあえず、社会人生活は3年で終わり、その後は不眠症と、長い心療内科での治療をおくるはめになってしまいました

 

その後も、毎日に感謝するでもなく、なんとなくな生活をおくってきた幡谷に転機がおとずれたのは、36歳の時の交通事故後の体験からでした。事故後1か月は、寝たきりになってしまい日常の生活もままなりません。

 

事故をおこした相手を恨んでも、体の痛みが引くわけでもなく、やりきれない思いに毎日がつぶされそうでした。

 

そんないい加減なわたしを変えたのは、診療にあたってくださったお医者さんの一言でした。

 

「あなたは運が悪くて、事故にあったんではない。運がよくて生き残ったんだ。あなたは死んでもしまっていいかもしれないが、奥さんや、お父さん、お母さん、残された家族はどうするんだ!」

 

思いもよらないお医者さんからの説教に、病室で泣き崩れたのを思い出します

事故にあい悲劇の主人公のような気持ちでいたっ自分。でもそれって、会社を辞めた時も、あるいはちょっとひっかかった時も、自分自身への言い訳に使ってきたことに気が付いたのです。

 

事故で失ったものも多いのも事実でしたが、事故をきっかけに得たものもたくさんありました。そもそも40前の男が、死を意識したことなどなく、遺言や、あるいは家訓もない状態でした。

それから、リハビリと共に、仕事や、日常生活のなかでたくさんの手助けを頂戴し、自分なりに感謝の思いと恩返しの気持ちが「家訓づくり」につながっています

 

事故後、「人生に無駄なものない」と定め、家訓づくりを広める運動に従事しています。

無駄なものなどないとの意味は、いい経験も苦い思い出も、伝えることができれば教訓になると悟ったからです。

 

事故は、いつ起こるか分からない。そして事故だけでなく、あなたの人生がいつ途切れるか、それは、神さましか分からないものです。「いつ」でなく、「いま」あなたの大切な人にしてあげられることをしましょう

 

事故はいつ起こるか分からない。その教訓は事故がおこったその日の教訓です。実は幡谷は、1日2回の事故に巻き込まれています。違う事故で2回も救急車に乗る人なんていないだろうし、それをうけ、お医者さんが説教してくださったというのが真相でした

 

あなたは伝えたい言葉はなんですか?その選定はあなた自身をあらします。そしてその言葉は、無意識に、おじいちゃん、おばあちゃんから伝わった尊い価値観が含まれているはずです

 

交通事故を契機に、幡谷は生かされていることに感謝し、そして自分自身ができることをみつけ恩返しの旅をつづけています。背中の痛みがなくなることはなさそうですが、痛みの度に傲慢な自分への戒めと自戒し、毎日を楽しく生きています。

 

1日2度の交通事故も、お墓掃除を欠かさなかったおかげで、ご先祖さんが守ってくれたと、いってくれる人もいました。スピリチャルなことは信じていませんが、自分自身そんな気がします。縁(えん)も地球もグルグル回っているだけなのかもしれません。

 

誰かに生かされていると知っている人間はつよくなれます。そして、なんてことのない普通の生活の尊さにも気が付きました。父ちゃん、母ちゃんも、ぼくを育て頃は若かったし、100点の親でもなかったのでしょう。でも、父ちゃん、母ちゃんの苦労のおかげで、なんてことのない普通の1日をぼくはたくさん過ごすことができました。親孝行はもちろん、本当の孝行は親にしてもらったことを、子どもにしてあげること。僕自身、こどもはいませんが、そんな命のバトンを渡す必要があると痛感しています。

 

お天道さまは見ています。ただし、見ているだけで、助けてくれるかくれないかは、自分自身の行動しかありません。

 

そこに家訓がない限り、幡谷の歩みはつづきます。家訓はなんてことのない普通の1日を応援するプログラムです。幸運にも、生まれ変わるチャンスを交通事故で頂戴した幡谷でしたが、そんな目にあわなくても、家訓づくりの本、あるいは家訓づくりのセミナーをきっかけに、あなたの大事なものを見つけてほしいと願っています。

 

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ベストセラーの研究~心に響くタイトルとは?~

家訓の本をだすために・・・

 

まずは、グッとくるタイトルを決める必要があります。

 

まずは、ベストセラーの研究をしタイトル(仮)をきめてみます

 

家訓の本ってあんまりないのが現状ですが、それは、敵がいない?ともいえますし、マーケット(ニーズ)がない・・・とも言えそうです

 

ニーズを掘り起こし、ブログの愛読者の皆様はもちろん、家訓二ストに助けを求めるまだ見ぬ読者に手をとっていただくために、ベストセラーとなった作品、とくに「タイトル」について研究してみます

 

「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」です!

 

本を選ぶ際、作家で選ぶパターンや、テーマにそって選ぶパターンがあると想定されます。今回は、後者。とくにズブの素人である家訓二ストが本をだすため「タイトル」の善し悪しが、かなりのウエートを占めそうです(^_^;)

 

参考までに、近年のベストセラーをパパパっと挙げてみます

 

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』片山恭一(小学館)

『バカの壁』養老孟司(新潮社)

『蹴りたい背中』綿矢りさ(河出書房新社)

『13歳のハローワーク』村上龍、はまのゆか・絵(幻冬舎)

『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』山田真哉(光文社)

『国家の品格』藤原正彦(新潮社)

『人は見た目が9割』竹内一郎(新潮社)

『電車男』中野独人(新潮社)

『女性の品格 装いから生き方まで』坂東眞理子(PHP研究所)

『陰日向に咲く』劇団ひとり(幻冬舎)

『1Q84 (1) 1Q84 (2)』村上春樹(新潮社)

『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』岩崎夏海

 

この中では、「さおだけ屋」とか「もしドラ」なんかは、妙に長いタイトルで気を引く作戦が成功した例といえそうです^^

また、「国家の品格」の成功後、「女性の品格」もヒットし、柳の下にどじょうは、何匹かいる!ということも分かります

 

ここで、それぞれの作品に【家訓】をプロットしドジョウ感を検証してみます^^;

 

『世界の中心で、家訓とさけぶ』

『家訓の壁』

『蹴りたい家訓』

『13歳の家訓』

『老舗はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる家訓学』

『家訓の品格』

『人は家訓が9割』

『家訓男』

『女性の品格 装いから家訓まで』

『陰日向に咲く家訓』

『1Q84 × 家訓』

『もし高校野球の女子マネージャーが家訓二ストの『家訓』を読んだら』

 

わっ、『1Q84 × 家訓』以外は、柳の下のどじょうは何匹かいる作戦で、いけそうな気がする^^

間違って手に取ってもらったとしても、家訓の本には絶対の自信があります。たとえパクリでも、それは尊いパクリなのです!?

 

改めて、平成25年のベストセラー上位を紹介します

 

 2013年 (平成25年)

1『医者に殺されない47の心得』近藤 誠 (アスコム )

2『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 』村上春樹 (文藝春秋 )

3『聞く力 心をひらく35のヒント 』阿川佐和子 (文藝春秋 )

4『海賊とよばれた男』百田尚樹 (講談社 )

5『ロスジェネの逆襲』池井戸潤 (ダイヤモンド社)

6『新・人間革命 (25) 』池田大作 (聖教新聞社 )

7『人間にとって成熟とは何か 』曽野綾子 (幻冬舎 )

8『とびだせ どうぶつの森 かんぺきガイドブック 』 (KADOKAWA

9『できる大人のモノの言い方大全 』話題の達人倶楽部編(青春出版社)

10『置かれた場所で咲きなさい 』渡辺和子 (幻冬舎 )

11『未来の法 新たなる地球世紀へ』大川隆法 (幸福の科学出版

12『スタンフォードの自分を変える教室 』ケリー・マクゴニガル/神崎朗子 訳(大和書房)

13『とびだせ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド』 (KADOKAWA)

14『ホテルローヤル 』桜木紫乃 (集英社 )

15『野心のすすめ』林真理子 (講談社 )

16『世界のなめこ図鑑 シリーズ』Beeworks、SUCCESS

監修(KADOKAWA)

17『とびだせ どうぶつの森 超完全カタログ』NintendoDREAM編集部 (アンビット発行/徳間書店発売)

18『謎解きはディナーのあとで(3)』東川篤哉 (小学館 )

19『伝え方が9割 』佐々木圭一 (ダイヤモンド社 )

20『雑談力が上がる話し方 30秒でうちとける会話のルール 』齋藤 孝 (ダイヤモンド社)

 

宗教関係や、ゲーム関連本も多い中、目が引くのは、それっぽい数字羅列パターンです

『医者に殺されない47の心得』とか、『聞く力 心をひらく35のヒント 』とか、最近の気に入っている数字縛り本では、『日本とドイツくらべてみたら8勝2敗で日本だった』なんて本もあります。

 

数字をいれこむことで、信ぴょう性が担保されると推測できます

なおかつ数字本の特徴は、段落ごとに完結しており、全体を読まなくて、すぐに取り入れられる手軽さが特徴です。

今はやりのノウハウ本の要素もあり、電子書籍時代には、こうした傾向が高まると予想されます。

 

また短いタイトルに、違和感をぶっこんでくるパターンも有効で、25年の最大のヒットになった『医者に殺されない47の心得』では、あえて「殺されない」との過激な表現を選んでいます

家訓で、もじってみると『子供に殺されない44の家訓の知恵』とかになりそうです^^; これはこれでアリかな((+_+))

 

では、おまたせしました『謎解きは家訓のあとで』

家訓本のタイトル(仮称)を発表してみたいとおもいます。

 

仮称:

家訓つくってみませんか?

~世界一簡単な家訓の作り方~

家訓があれば85%のことはうまくいく 子育てに悩む まじめすぎるお母さんへ

 

結局、ぐるっと回って無難なタイトルを選んでしまいました(^_^;)

どんな素敵なことをいっても、手にとっていただかないと物語は始まりません。

 

家訓二ストの考えたタイトルはいかがでしょうか?個人的には『蛇と家訓』とか『蹴りたい家訓』なんかが、好きなんですが、一瞬で何の本か?わかっていただけないとスタートラインにも立てないっというのが現状です

 

今後も書籍化にむけたアイディアを随時アップしていきます。皆様と一緒につくる「家訓本」の発売にむけ、『進撃の家訓ニスト』をよろしくおねがいします^^

 

 

 

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家訓の本、販売へ!? カミングスーン

画像は中学、高校の同級生、樋口くんです
いまは、ドリームマネージャーなる会社をたちあげ、執筆活動や、講演をしています。


寮生活をしていた家訓二ストが、度々お邪魔していたのが樋口くんの家でした。飯をくわしてもらい、あるいは夜中まで、エロい話をし?一番の友であり、そして樋口はいつもキラキラしていて、僕にとってはヒーローでした^^ お互い勉強はできなかったけどね(*_*)


 

持つべきものは友。

約5年間つづけてきた家訓の旅を、さらなる高みに近づけるため、『家訓づくり』の本を出したいな~っとつぶやいたところ、樋口くんが相談にのってくれました^^

 

この樋口くんの紹介で出版プロデューサーさんと打ち合わせを重ねています。内容はもちろん家訓づくりの書籍化です

 

3月に発売予定の本は、尊敬する山口先生のお手伝いをしただけで、幡谷の本ではありません。
先生の跡をおい、出版にこぎつけられるよう皆様、応援をおねがいします

 

FBで、「本が出したい」そして、「ノーベル賞をとる!」と宣言しつづけた結果、旧友からご縁を頂戴しました

 

なんでも、言っておくもんですね(^^ゞ

 

っということで、書籍が販売されたあかつきには、ご自分の分はもちろん、友人、知人、猫のミーちゃんの分まで、お買い上げいただくことを、先にお願いしておきます^^

 

家訓の素晴らしさには絶対の自信があるものの、それとて所詮は幡谷の妄想の世界です。しかし妄想でも暴走でも、本として、販売し多く方に手にとっていただく機会をつくることが重要です


ひょうたんからコマ。嘘から出た真。

妄想は形となり、本をツールとして1軒のおうちでも笑顔が広がれば、こんな幸せなことはありません(ー_ー)!!

 

家訓二ストは、セミナー開催はもちろん、書籍化を通じ、家訓二ストは、家族を、地域を日本を、幸せな国にしていきます


ノーベル平和賞を受賞するために、ひきつづき、応援よろしくおねがいします^^


↓↓↓


書籍も絶賛発売中^^ 樋口くんの展開するドリームマネージャーの紹介はこちら・・・

http://www.dream-manager.net/



 

 

 

 

 

 

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「恩返し」と二宮尊徳

食品業界につとめる家訓ニストは、アメリカのスーパーの視察に出かけることがあります。

 

アメリカでは、レジを打つのがアジア系の移民。床でモップふきをしているのがメキシカン。そして、レジうちのアジア人を、経営者が監視している・・・そんな風景がありました。

 

では、日本と比べてみます。ためしに、昼過ぎに、はやっていないカラオケ屋にいってみましょう。レジはたぶんバイト。いそがしくもないので、ひとり、ふたりで回しています。でも、接客はしっかりしているし、掃除も一応はしています。なによりお金を扱っていても、パートだけに仕事をまかすというのが平和の象徴です^^;

 

たとえ、バイトの兄ちゃんでも、日本人は高い道徳心で、仕事をしていることがお分かりでしょうか? 自分の与えられた職責をまっとうすることを、日本人は善としています。しかし、これは、世界的にみると、たぐいまれな道徳観を共有していることを知っておかなくてはいけません。

 

では、「道徳」とは、なんでしょう?

そんな難しい言葉と格闘している委員長さんの相談にのっています。

 

道徳とはなんぞや?

「正しい心」と委員長さんはいいました。

 

では、何をもって、「正しい心」のか?11年度の日本JCでは、【日本人として受け継がれてきた誇り高き精神性と美意識を兼ね備えた使命感の源になるもの】と、定義していました。

 

中国でいう「徳」は、具体的には仁・義・礼・智・信の五徳や孝・悌・忠の実践として表されます。とくに天子(皇帝)の徳性によって国が安定するとしてきたことから、徳を落とす行為を嫌い、儒学の毒ともいわれる商いへの差別、労働の軽視が国を滅ぼす遠因になってしまいました。

 

江戸時代の士農工商という身分制度も、この儒教の考え方によるものです。ゴリゴリの中国の儒教を習った武士にとっては、商いや、お金の管理は、徳を失う恥ずべきこととされ、その悪習は、いまも社会にのこっている気がします

 

この難しい「徳」の概念を、二宮尊徳は、「報恩感謝」と言い現しています。二宮尊徳(にのみや たかのり/にのみや そんとく/1787年9月4日-1856年11月17日)は、薪を背負いながら本を読む姿の像で有名な江戸時代後期の農政家&思想家です。通称の「金治郎(きんじろう)」の名もよく知られている(一般的には「金次郎」と表記)。私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されるという「報徳思想(ほうとくしそう)」を説いた人物であり、農村復興政策・農村復興政策「報徳仕法」(ほうとくしほう)の指導者として活躍した人物です。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)

 

では、「恩」とはなんでしょう?

大辞林では、恩(おん)とは、他の人から与えられた恵み、いつくしみのことと定義されています。

 

恩とは、自分のためにしてくださったこと、ひろくいえば「ありがとう」という事ではないでしょうか。

そして、そんな「ありがとう」に対しあなたは何ができますか?

 

それが恩に報いる【報恩】の思想となります。それを別の表現では恩返しといいます

 

日本JCの開発した徳パックは、子供たちと「ありがとう」を探す内容です。冒頭、「ありがとう」と感じたことを書き出してもらうワークショップをすると子供たちのペンが止まります。それだけ感謝しずらい時代に暮らしています

 

たとえば今から100年も前なら、朝ごはんを作るだけでも2~3時間はかかったのではないでしょうか?

井戸から水をくみ、薪をくめ火をたき、ご飯をたく。もっという薪を集める仕事だってあります。

 

こんなに苦労して出されるご飯を残せるでしょうか?あるいは、子供たちが「いただきます」と手をあわせるとき、「感謝」の度合いが違うはずです。現代では、電化製品が、お母さんの家事の苦労を代替えしてくれます。それだって、お米は1000年前と同じく、お百姓さんが植え、太陽と水で育つのです。

 

そんな事例を紹介していき、子供の目線に、普段気にも留めていない「感謝」をみつけていくのが、徳パックです。そしてセミナーの最後には、「感謝」に報いるためにどんなことができるのか?「未来への約束」として、宣言をしていただいています。

 

「ありがとう」という。そして「ありがとう」と言われる人間になるために、徳パックは道徳教育を広げるために、発信した全国の子供たちのための「報恩感謝」のプログラムです。

 

「恩」について、改めて整理します。恩は、すでに後漢時代の許慎の『説文解字』において、「恵(めぐみ)」という意味だと解説されていました。

 

日本でも『日本書紀』や『古語拾遺』などでも「恩」は「めぐみ」「みうつくしみ」「みいつくしみ」などの読み方がされていた。

 

ところで「めぐみ」という言葉の語源は、「菜の花が芽ぐむ」などと表現する時の「芽ぐむ」という言葉を名詞の形にしたものとされている。木や草が芽ぐむのは、冬の間は眠っていた草木の生命力が春の陽気によってはぐくまれて目覚めることによる。つまり、他の者に命を与えたり命の成長を助けることが「めぐみ」を与えることであり、恩をほどこすことなのだということなのである。その逆の立場が、めぐみを受けること、恩を受けることである、と理解されています

 

恩というのは、狭い意味では、人からさずかる恵みを指しているが、広義には、天地あるいはこの世界全ての存在からさずかる恵みも指しているのです

 

仏教では、自分が受けている恵みに気づき、それに感謝することを重視しています。キリスト教でも、神から届けられている恵みを感じることが重視されているようです。自分にめぐみが届いているのだと繰り返し意識することは、幸福感をもたらすことであり、様々な宗教で重視されています。

 

恵みを受けることは「受恩」と言うことがあり、自分がめぐみを受けていることを自覚することは「知恩」と言う。また、めぐみに報いることを「報恩」と言います。

 

恵みを受けているにもかかわらず、自分が受けている恵みに気付かないこと、恵みに感謝しないこと、恵みに報いようとしないことなどを「恩知らず」と表現します

(ウィキペディア参照)

 

恩をかえすために、盆暮れのつけとどけをし、手紙をかけ!というのが趣旨でなく、恩をかえすために、自分自身が誰かの「陰」となり、誰かの世話をやくこと。これを「お陰様で」というと考えています。

 

「一隅を照らす。これ則ち国宝なり(照于一隅此則国宝)」最澄が遺した言葉です。

 

まず、恩をしり、自分が生かされていることにきづくこと。

そして、感謝をすること

さらに、恩返しをするために、自分の家庭や、仕事をつうじ、一隅を磨きつづけること

 

それが、報恩感謝の意義だと考えました。

田川くん、納得いただけましたか^^?


徳から、二宮尊徳を通って、「報徳感謝」へ。

聖人君主だけじゃ世の中はつまらないものです。ただし、それぞれが、ちょっとずるをしたり、ちょっとさぼったとしても、ひと隅を、磨いていれば、徳溢れる社会が広がるものと夢想します。


家訓ニストが選んだ一隅は、商いを通じ、多くの方に喜んでもらうこと

そして、家訓づくりの素晴らしさを世界中の人にしってもらうことです^^


ややこしい、「徳」あるいは「恩」の概念を自分なりに考えてみました。

全国の会員会議所の委員長さん、議案だ、主旨だ、目的だっと、苛め抜かれていることでしょう。しかし、いい事業を構築するためには、そもそも論から逃げず、議論をつづけていってくださいね


「報恩感謝」

すこしは役にたったでしょうか^^ 幡谷への報恩は、コーラ1本で結構です。恩はボクにかえさず、家族に、地域に還元くださいね!

 

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真の国際人育成プログラムと永田先輩のお話し

「学び」とは、黒板でカリカリ書いた文字を書き取ることにあらず。


平成27年3月13日 名古屋にて行われた、日本JC資質向上委員会さんが企画した「インストラクタートレーニング」のお手伝いをしてきました

 

当日は、「青経塾」の講師として、14年度のLOM支援の委員会の荒俣委員長。「家訓づくり」は、11年度徳溢れる心醸成会議 副議長の幡谷。そして、「真の国際人育成プログラム」を開発された永田先輩が登場しました。

 

永田先輩は、10年度に日本JC「説得力あるJAYCEE確立委員会」の委員長、11年度には、翌年に全国高いを控えた北九州JCの理事長を務められています。

 

家訓づくりプログラムを開発した当時、参考にさせていただいたのが、永田先輩の開発した「真の国際人育成プログラム」です。「学び」とは、めざすべき高みに近づくために、努力すること。家訓二ストにとって、大いなる学びをくださった永田先輩は、会ったことはなくても、人生の師匠なのです。

 

JCを卒業された後も、トレーナーとして全国を行脚される姿は、どうしても家訓ニスト自身にかぶります(*_*)

議案書やプログラムについては何度も見てきた幡谷でしたが、永田先輩にお会いしたのは、これが初めての機会。尊敬する先達に5年の時間をへて。ようやくお会いすることが出来ました^^

 

今回の「トレーニング」の目的は、次代を担うメイントレーナーを発掘するものです。JCはあくまで、現役のもの。家訓ニスト幡谷を含めOBが、しゃしゃり出てはいけないはずが、永田先輩も、幡谷も、荒俣さんも、プレイヤーとして活躍してしまっています。

 

会の冒頭、永田先輩は

「もう永田なんていらんわ!」っと言われるように、トレーナーを育成する!と高らかに宣言されました。

 

他にも、トレーナーのノウハウだけでなく、プログラム構築の際のロジックをお聞かせいただきました。こういう話ってなかなか聞けないものです。

 

永田理論でいえば、プログラムの校正上、そして日本JCでの議案上程対策のため、日本人の素晴らしさを、日本人でなく、外国人に語らせたっと表現していました。

これは、「北九州の永田が考えた!」といえば落とされるものが、「外国のえらい博士がいいました」とすると議案が通るし説得力が増すとするもので、聴衆との【距離】が、遠いほどそれっぽく聞こえるものだと、言い当てらています

 

また、ゴリゴリのプログラムをつくりたくない!という思いから、柔らかい構成を考えたとのこと。家訓づくりプログラムも、JCでありながら、JC色を消すことに腐心した記憶があります。

 

永田先輩とは、1度もお会いしたことがない先輩でしたが、時間をループして同じ着地点を探していたことに感動を覚えました。

 

JCでは、難しい事例をさらに難しく表現する癖があります。一般的に良いプレゼンとは、難しい言葉を簡単に説明していくものですが、JCの偉い人は、難しい語彙が大好きです。そのため、常任や、正副など会議を経ることに、ゴリゴリされてしまうため、家訓ニストも何度も心を折られてきました(*_*)

 

実は家訓づくりの初期のパワーポイントでは、永田先輩の指摘する【ゴリゴリ】とした、ややこしいスライドが差し込まれていました。

 

その後、幡谷は各地での開催の中で、トライ&エラーを繰り返し、受講者の反応を確かめ、ちゃっかりゴリゴリ感を払しょくしています(^_^;)

 

真の国際人プログラムの目的は、【自国に誇りと愛着を持ち、自らの言葉で自国の文化や歴史、課題を語ることができ、互いの違いを尊重することのできる人 】と定義しています。

 

そして、そんな国際人になるために、3つのSTEPが用意されています

Ⅰ.自国の歴史や偉業を「知ること」

Ⅱ.現代日本の素晴らしさを「見つめ直す」

Ⅲ.「相互理解」を理解し、実践すること

 

プログラムの最後には、【 政府主導では真の安定と発展はありえない。民間レベルでは、言語や思想を超え、直接対話できる質感の高い友好を深められる】とし、恒久的世界平和実現のため、国際人になる必要性を訴えています。

 

家訓づくりでも、りにゅアール後は、先輩にならい「ノーベル平和賞の受賞」と表現をかえ、締めくくるようにしています

 

何年たっても、あるいは誰がつくっても、JCである以上、着地点は一緒です。ゴリゴリの山を登るのも登山。プログラムを通じ、自らを高めるのも登山。そして、登った先で見える景色も、もしかしたら一緒なのかもしれません

 

幡谷が暗中模索のなか、たどりついた山の中腹で、めざすべき先輩の背中をようやく見つけた面持ちです。今後も永田先輩の背中をおって、JAYCEEとして、そしてプログラムの開発者として、更なる高みをめざしていきます。

 

あらためて永田先輩。そして貴重な学びの機会をつくってくれた資質向上委員会の皆様、ありがとうございました。

 

先輩の金言を100とすると、ぼくとて受け取れたものは20や、30。皆様にとっては、ぽあ~んとした内容だったかもしれません。でも、みなさまがトレーナーとして活躍すればするほど、先輩の言葉が、何倍も身となり宝となることを予言します

 

きたれ、未来の家訓二スト^^もう、幡谷なんていらない!っと言われるように、今後もインストラクタートレーニングのお手伝いをしていきます

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YOUは何しに夜梅へ? ~来訪外国人アンケート~

水戸青年会議所がゼロから立ち上げた「夜・梅・祭」も、おかげさまで10回目を迎えることができました。

 

日本3名園・偕楽園を舞台に、夜の梅を楽しむ新しいお祭りは、年々来園者を増やし、本年は4万人以上のお客様をお招きすることできました。

 

偕楽園は、来園者が減っています。とくに日帰り客が殆どをしめることで、水戸の食や、たくさんの魅力を素通りされてしまう課題がありました。水戸青年会議所では、偕楽園の夜間開放を提案し、梅のライトアップや、キャンドルの設置などの夜型のイベントを打つことで、強制的に?宿泊を促す他、バー・バル・バールさん等、まちなかのお店と連携することで回遊性を確保する取組をはじめています

 

ゼロから始まった夜梅の成功は、水戸に住まれる皆様に、偕楽園の魅力を再発見し、提供した事。そしてその楽しさを、市民自身がクチコミで広げてきたことに由来しています。

 

今回、そんなクチコミのパワーを確認するために、来園者アンケート特別版として、外国人の皆様への突撃アンケートに挑戦しました^^


題して「YOUは何しに夜梅へ」

どこかのテレビ番組に似ていると感じたあなた・・・気のせいです<(`^´)>

 


 

偕楽園東門でYOU(外国人)を待ち構え、出身国にシールを貼ってもらうというシンプルなものです。

 

また、なんで夜梅に来たのか?ネット、SNS、クチコミの三択で選んでもらう形にしました^^

 

画像は、出身国の国旗を探しているインド人の来園者です。

 

幡谷が選んだ21か国の国旗でしたが、インドをはじめ想定していない国の出身者も多かったです

 

 

 

その他にも、インド、ネパール、モンゴル、ウガンダ、キューバ、セルビア・・・

 

国際化は想定以上に進んでいるですね^^;

 

こちらの画像は、日立に住むフィルピンからの来園者。


同じように水戸近郊に住まれる東南アジアからの来園者も多かったのも特徴です^^

 

来訪外国人で一番多かった国は、アメリカでした。

 

アメリカ人の方々は、英語の先生をしている人が多かったです。生徒さんにとっては、本物の英語に触れる機会だけでなく、先生(外国人)にとっても、異文化に触れる機会になっているようです。

 

声をかけても、足早に行ってしまうYOU(外国人)が多い中、アメリカ人のみなさんには積極的にアンケートに協力いただきました。陽気なお国柄を現すエピソードです。そんなアメリカ人だからこそ、年に一度の夜梅にひきつけられているのかもしれません。

 

「YOU」(外国人)っと一口にいってもお国柄も、性格も全然違います

 

群衆の中で、パッと見た目で声をかけるため、ホリの深い外国人風の日本の皆様にも声をかけてしまい不快な思いをさせるアンケートにもなりました。ごめんね(*_*)

 

ざっくりとしたレビューとしては

 

・来訪される外国人は日本人とセットできているケースが多い

・純粋な観光客でなくビジターが多い

・ビジターも茨城に住んでいるケースも多い

・アメリカ人が非常に多い

・白人系の外国人のなかには、英語で話しかけてもガン無視も多い

・上記はヨーロッパ、ロシア人かもしれない

・外国人といっても、陽気な人だけでなくシャイな人も多い

・全体で80名のYOUを獲得

・とりのがしたYOUもおおく、全体で300名以上のYOUが来園していた

・想定していたアジア系の来園者、とくに中国、韓国、台湾が少ない

・見た目が日本人似ているのでスルーしてしまった可能性もある

・ただし雑踏の中で、中国語、韓国語が聞こえてこなかったで実数も少ないと思う

・来園したYOUは、夜梅を非常に楽しんでいた^^

・来園の動機は、ネット半分、クチコミも半分ぐらい

・テレビの取材だと思って、携帯で撮っていく人も多かった(*_*)

 (→パクってごめんね)

 

左の画像は、調査をおえたボードとです。

 

たくさんのシールが見えるでしょうか?アメリカの国旗のわきに、たくさんのシールが貼られています^^

 

想定していた中国、韓国、台湾のお客様が少ないのは、旅の仕方が違う点が影響しているかもしれません。ツアー客の場合、ツアー会社に選ばれない限り、夜梅に来ることはありません。また交通渋滞が起こるため、バス旅行には不向きなイベントともいえそうです。

 

【調査データ】

調査地:偕楽園東門

日 時:3月14日 18時30分~20時30分

人 数:49名

 

■出身地

アメリカ・・・17名

フィルピン・・7名

モンゴル・・・6名

 

フランス・カナダ・中国(3名)

タイ・ミャンマー(2名)

ドイツ・オランダ・マレーシア・オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ジャマイカ・ウガンダ・クロアチア・オーストリア・インド・セルビア・ハンガリー・キューバ(各 1名)

 

■来園の動機

クチコミ・・・・8組

インタネット・・7組

SNS・・・・・・3組

リピーター・・・1組

 

最後になりました今回の調査では、忙しすぎる水戸JCメンバーにかわりOBとなった幡谷、そして水戸を愛する谷津さんと、谷津さんの奥様にご協力いただきました。

英語がまったくできない幡谷の突撃企画に対し、英語に加え国際経験豊かな谷津さんが助け舟を出してくださり、なんとか調査を終えることができました。

 

現在、日本を訪れる外国人が爆発的に増えています。26年度は1000万人をこえ、オリンピックを控える31年には3000万にこえるという調査結果もあります。インバウンド(inbound)は「入ってくる、内向きの」という意味の形容詞で、旅行・ホテル業界外国人旅行者を自国へ誘致することの意。日本においては、海外から日本へ来る観光客を指すことが多いキーワードです

 

水戸におけるインバウンドを想定すると、夜梅では、日本人→外国人ビジターへのクチコミが成立していたことが分かります。

そして、インバウンドを恒常的にしていくためには、水戸とかかわりのある外国人からのクチコミという第二波が起こることが必要となります

 

海外には、ロンリープラネットという人気の旅行本があるそうです。現在、この本には偕楽園や水戸の記述はなく、外国の方に水戸の魅力を伝えるツールは限られているのが現状です。しかし、夜梅のようなオモテナシを展開しクチコミを戦略的に運用していくことが出来れば、インバウンドが成功すると幡谷は考えます

 

来訪される外国人が増えることは、経済的な効果だけでなく、交流がすすみ新しいイノベーションが起こることを夢想します

 

お祭り(夜梅)を企画するだけでは、イベント屋。祭りは楽しく、やった感は特別なものがあります。ただし、そこで終わったらJCではありません。様々な角度から検証し、さらに高みをのぞむことで、ようやく時代の変革者になるのです

 

大成功に終わった夜梅ですが、さらに水戸を変える取組となるように、水戸JCのメンバーには、しっかりとした検証を!そして、関係された皆様に御礼と今後のご協力をお願いします

 

何目線でのお礼か分かりませんが、来園いただいた皆様、ご協力いただいたYOU(外国人)、そして谷津さんご夫妻。ありがとうございました^^

 

 

 

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「名家の家訓」の発刊に際しての紹介文(ラフ原稿)

 ※山口先生から連絡をいただき、著作の発刊に際し、先生の運営される寺子屋モデルの機関紙へ、紹介文を書くよう依頼を預かりました


まだラフ原稿ですが、ブログにアップしておきます


 寺子屋モデルのHPはこちら^^

http://www.terakoya-model.co.jp/


↓↓↓


「名家の家訓」の発刊に際して 

  水戸JC シニアクラブ 幡谷哲太郎 

 

日本青年会議所のメンバーとして、先生のお導きのもと「家訓づくりプログラム」を開発させていただいた、幡谷哲太郎です。青年会議所を卒業した後も、家訓づくりを広げる活動を天命だと感じ、家訓二ストと自称し、全国でセミナーを続けています。

 

山口先生との出会いは、平成二三年にさかのぼります。

 

当時、日本青年会議所では、戦後の教育のもと、利己主義や拝金主義に染められた日本人に必要なものは、古くから受け継がれてきた誇り高き精神性だと定義し、その打開策として徳溢れる心を広く日本中に広める必要性を考え、「家訓づくり」の運動に着手したところでした。

 

 

「家訓づくり」といっても、何のノウハウもなく、右も左もわからない状況のなか、福岡青年会議所 江藤(OB)さんの紹介で、山口先生とお会いする機会を頂戴し、家訓づくりのレクチャーだけでなく、寺子屋モデルの活動や、すべての日本人に生き方の手本(モデル)を灯す活動に、感銘をうけたことを昨日のように覚えています

 

その後、日本JCでは、先生に頂戴したアドバイスをもとに、家訓を制作するセミナーを開発し、以降全国160カ所、累計で7000名強の受講者をお招きする人気プログラムに成長させることができました。

 

「家訓づくりプログラム」は、ワークショップや映像を組み込んだもので、VTRには、家訓の唱和を実践されてきた山口家の家族の歴史を紹介しています。山口先生はもちろん、娘さん、そして、お孫さんまで登場いただく内容で、とくに、お孫さんが、家訓の唱和を元気に唱和をしている姿は、多くの皆様にご好評をいただいてきました。プログラムの制作の過程で、お知慧をお借りばかりか、先生のご家族まで登場いただいたことに、紙面を借り、改めて御礼申し上げます。

 

さて、今回の「名家の家訓」~人生を開く処世の言葉~の発刊に際しても、山口先生からお声掛けをいただき、本の制作の現場に、同席させていただく基調な体験をさせていただきました。先生の口からあふれ出る金言の数々はもちろん、「家訓」という、日本人の智慧がつまった財産の素晴らしさに改めて気づかされる機会となりました。

 

今、日本の価値観は、漂流するばかりでなく、間違った方向性に進んでいるのは明白な事実です。戻る場所、そして、子供たちには明確に指し示す指針がない限り、この漂流からは抜け出れません。

 

「名家の家訓」には、日本の歴史をいろどってきた偉人、名家の家訓の中に、現代の日本人が失った座標軸が示されています。人生で迷う場面、あるいはヒントが欲しい時に、この本は、多くの可能性を指し示してくれることでしょう。

今回、先生の著作が全国に並ぶことで、著作を通じ、先生の精神性が伝播され、私自身が学んだように、志を受け継ぐ、学徒が誕生することを確信しています。

 

また「名家の家訓」には、先生の強い推薦もあり、巻末に「家訓づくり」のノウハウが収納されている点も特徴です。読むだけでなく、家訓づくりに挑戦できる内容になっていることで、金言に触れるだけでなく、自分自身が伝えるべき言葉を選定し、家訓をつくり、家族、子供たちに、確かな人間形成を図る内容になっています。

 

社会を構成する一番小さく、そして一番大きい単位は、「家族」です。社会の改善のためには、「家」の問題を解決をすることが、一番の近道であると考えています。今回の発刊をきっかけに、家訓の素晴らしさが伝わること、さらに、巻末の家訓づくりに挑戦いただき、創作家訓をもつ家庭が広まることで、社会に横たわる様々な問題は、前向きに動き出すものと確信しています。

 

師というにはおこがましい限りですが、先生に薫陶をいただいた一人の生徒として、今後も先生の背中をおって、家訓づくりのセミナーを広げていくことはもちろん、「名家の家訓」の発刊を機に、確かな価値観をもった未来を担う日本人を一人でも多く育てられるよう、これからも先生の歩みの末席を汚させていただければ幸いです。

 

ひとりでも多くの方に読んでいただきたい内容です。ぜひ、知人や友人、そして志を同じくする皆様にご紹介ください

 

 

 

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「国鉄」をかえた魔法のスイッチ

平成27年3月14日、JRのダイヤ改正により、北陸新幹線が開通し、富山、金沢までの移動が格段に楽になります^^

 

そして、茨城と東京をむすぶ「スーパーひたち」もマイナーチェンジし、上野発着だったものが、東京、品川着の電車が登場します

 

いま、JRの快進撃が止まりません。好決算を叩きだし、駅中(えきなか)と呼ばれるモールを駅構内に展開するほか、エスカレーターや、転落防止用の柵の設置。なにより駅が綺麗で、職員さんも親切です^^

 

しかし、いまから30年ほど前、国鉄と言われた時代には、累積赤字に苦しみ、サービスもひどく、そのくせストを連発し、国民にも、そして国全体でも、厄介者という扱いでした。

 

当時の赤字は、なんと37兆円。国が23兆円余りを引き継ぎ、残りを分割されたJR各社が分担し、新会社はスタートされました。

それから30年、JRは、借金の完済にめどをつけ、年間2000億円もの納税と多くの雇用、そして地域の発展を担っています。

 

専門家は、JRのおこした奇跡を、様々な角度で分析していますが、家訓ニストの考える一番の違いは、職員さんの「マインド」(精神)であると考えます

 

国鉄時代は、1兆円もの赤字を生んできた組織が、今は同じだけの利益を生み出す集団に変化しています。たとえば、近年話題をあつめた東京駅の修復工事では、JRは、国の予算に頼らず、東京駅の空中の権利を周囲のビルに売ることで、1円の支出もせずに500億円もの建設費用を捻出しました。30年前は、放蕩息子だった国鉄が、どうやって、孝行息子に生まれ変わったのでしょう?

 

人や、組織には、「やる気スイッチ」があります。

そのボタンをみつけ、そして押せるか?が、成功へのカギが眠っているのです。

 

ひとは麦のみで活きるにあらず。

あなたのやる気スイッチはどこにありますか?

そして、あなたは誰のために働いているのでしょう?

 

誰かのために生きる人間はつよい。

赤字と戦いモガキ苦しんでいた国鉄時代のJRは、もしかしたら、国鉄のために戦っていたのかもしれません

しかし、JRとなり、内側にあったマインドが、「お客様のために!」と変換された時、奇跡は始まったのです

 

家訓づくりの隠れた効果に、この「やる気スイッチ」の存在があります。

目的地は明確にした方が、努力のしがいも、勉強のしがいもあるのです

かつての国鉄のように、家族が、ぎくしゃくしている人はいませんか?そんな時こそ、家族にとっての大事なものを思い出し、それを守り伝えていきましょう

ちいさな幸せを確認していく作業は、やがて、家族全体、そして子どもたちの未来を輝かせていくはずです

 


3月14日のダイヤ改正にともない廃止される「スーパーひたち」はJR発足時に最初に竣工した新型電車でした。当時、小学生だった家訓ニストも、これから始まる未来に胸を弾ませていたことをよく覚えています

あれから30年、茨城に新幹線が走ることはなさそうですが、旅は快適なものになっています^^

 

ありがとうスーパーひたち! そしてお疲れ様でした。

 

 


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「いじめ」をなくす家訓の効用

先日、川崎で痛ましい殺人事件が起きてしまいました。統計的にいえば、確実に減っている凶悪事件ですが、こんな悲劇をゼロにしていくことが社会の理想です

 

「いじめ」をなくすために有効な「家訓づくり」の効用を紹介したいと思います。

 

 

まず最初の分かれ道は、「いじめ」をなくす or 「悲劇をなくす」のか。という選択です。

この時、「いじめ」をなくす方を選びがちですが、家訓二ストの考えは違います。「ある」ものを「ない」としてしまうことで、より陰湿な「いじめ」が発生してしまうからです。

 

幡谷は、最小限の「いじめ」を許容する社会を提言します。

 

家訓二ストの提案する「いじめ」を許容する社会とは、「いじめ」があったとしても、最悪のケース(自殺や他殺)に至らないように地域全体で子供たちを包み込む取組です。

 

青少年の自殺の動機を見てみると、大人からみれば、しょうもないことで悩み、苦しみ、自ら命を絶ってしまうケースが後を絶ちません。

こんなとき、命の教育?をしても逆効果だと家訓二ストは考えます

 

子供たちには、多様な価値観、おもろいおっさん、うるさいおばさんで社会はできている事を感じてもらい、小さな固定概念から脱していってもらうことを着地点とします。

 

この時の多様な価値観というのがポイントで、現在は、いい子ちゃんを求める学校の価値観が幅を利かせているのはでないでしょうか?

これを、親(家)の価値観、そして、地域の価値観を子供たちに感じてもらうことで、世の中にはいろんな人がいること、そして、社会は結構なダメな人間でも救ってもらえること?を教え込む必要があります

 

この時、学校側にもとめるスキームは、土曜学習や、コミュニティースクールで、地域の人が学校の運営にかかわる仕組みを導入することを提言します。立派な先生のお話ではなく、地域に暮らすちょっとノロマで、やさしいおっちゃん、おばちゃんと交わる機会があることって、多様性を生む取組となるはずです。もちろん、このスキームには全国の地域に根付く、青年会議所のメンバーにも係ってもらうつもりです。道徳の素材や、青少年事業で培ったノウハウを学校にフィードバックしていくことで、地域で支える学校づくりのキーになるものと夢想します

 

そして、次に、親の価値観の形成を促す必要があります。この時有用なのが、家訓づくりプログラムです。家訓の唱和を通じ、しっかりとした軸を渡すことで、たとえいじめがあっても、それをもバネにするような子供を育みます

 

 

さいごに、東京から一番近いシャングリア(理想郷)、茨城のいじめをなくすスキーム。「ごじゃっぺスキーム」を紹介させていただきます。茨城弁でよく使う3つのワードから、いかに茨城でいじめをなかったことにしているか?を知っていただきたいと思います^^

 

「しゃーめー」(意:しょうがない)

「いがっぺ」 (意:まあそれでいいでしょう)
「かまめっ」 (意:大丈夫っ)
 
っと、日常のやりとりを上記の3つのワードを組み合わせることで片づけた歴史があります。家訓二ストは、これを「ごじゃっぺスキーム」と名付けます。
 
原因をみつけ、解決する。
一見、合理的に見える思考法ですが、例えば、学校でいじめがあったときを想定してみると、「合理性」の罠にきづきます。
 
①いじめがある
②こどもたちをあつめ、はなし合わせる
③親をよびこみ、全体でさらにはなしあう
④いじめがなくなる宣言をさせられる
⑤学校にスクールカウンセラーが常駐し、こども達の心のケアをする
 
で、実際どうなの!?っという感じです。
このスキームが正しいならば、いじめが減るはずですが、問題は深刻化しています。
 
これが、家訓ニストの推奨する「ごじゃっぺスキーム」を活用すると
 
①いじめられた子  ⇒「あっそうげ まっしゃーめーお茶でものんでけ」
②いじめたこ    ⇒「元気あっごど まっいがっぺ 饅頭あっからくってけ」
③親御さん     ⇒「かまめっ こっちさ寄ってけ そいえば おめえとこの婆(ば)さま元気か? あれ?なんで今日、来てんの?
 
う~ん素晴らしき「ごじゃっぺスキーム」^^
 
「問題を解決する!」当たり前のように感じますが、時には問題を、問題として捉えないことも、解決に向かわせる方策にもなるのです。

この「ごじゃっぺスキーム」は、医療の分野でも注目を浴びています。例えば、肺がんの検診をうけた人と、受けていない人。「原因をみつけ⇒解決する」という考え方をもとにすれば、検診をうけた人が、健康に暮らせていけるはずです。しかし統計学にみれば、検診を受けていないグループの方が、長生きをするそうです。
 
「いじめ」はなくなった方がいいが、ゼロにはできない。
だったら、起こってしまうイジメと社会がどう向き合うか?そして包括的に子供たちを守る取り組みが求められます

「いじめ」を許容できる社会とは、成熟した社会であることが前提になります。正すべきは、子供でなく、大人側の問題。つまり社会はまだまだ子供なのです。立派な大人が増えれば、それだけ社会もちょっと成熟していくはずです

家訓づくりの効用は、2つの側面があります。
第一に、強い子供をつくる効果。家訓の唱和をつうじお父さん、お母さんの優しく強い価値観で子供を守ってあげてください
そして、第二に、強い大人の背中をつくる効果があります。地域に強い背中をもった大人がたくさんいれば、事件や事故につながる小さな因子を未然に防いでいけると家訓二ストは考えます。

ごじゃっぺスキームの前提も、強く、ごじぇっぺな大人がいることなのです。

子供たちを守り育てる成熟した地域社会のために、あなたの成長を求められます。
大人の背中をつくる「家訓づくり」を広める運動に、これまで以上のご協力とご支持をおねがいします。

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凶悪の事件は増えてるのか?自分で調べてみた

ここ数か月、NHKの朝の連ドラ「まっさん」にハマっています^^
そして、その後の有働さんがまたいいんですよね 


感情移入しすぎて、泣いている回もあるぐらいです。


しかし、民放のニュース番組にチャンネルを回すと暗いニュースばかりでゲンナリします。4ちゃん、6ちゃん、8ちゃん、10ちゃんっと、回しても回しても、同じニュースを延々流しています


こんなニュースをみて、朝から元気に働けません(*_*)


しかし、ニュースを流す方も商売。
消費者として番組を受け取る以上、自分自身も、それ相応の勉強をしておく必要もあるのです。


テレビ流す情報が、全部が真実とは言い切れない!

自分の身(情報)は自分で守る。そんな考え方をメディアリテラシーと言います


毎日つづく、凶悪事件の報道。
では、統計的に事件は増えているのか?減っていのか!?

今回はブログの中で検証していきます


 

欧米では、メディアリテラシーという概念が発達しています。メディアの言葉を鵜呑みにするのでなく、自分のポリシーをしっかりもち、個人個人がメディアの報道を見極めようとする考え方です。

 

メディアリテラシーとは、メディアを通して情報を受け取るもの(受信者)としては、発信された情報には、程度の差こそあれ、何かしらの偏り・嘘や誇張、間違った情報などが含まれていることを知り、メディア情報の話者、目的、内容、背景等を的確に読み取る必要があることを学ぶ。すなわち、「情報を評価・識別する能力」を身につけることで、情報を正しく利用することを学んでいくものとされます。

 

一方に偏った情報をそのまま鵜呑みにしていたのでは、その物事に関する正しい知識を身に付けることが難しくなる。また、今日の社会では情報への依存度が非常に大きく、場合によっては、偏った・間違った情報をそのまま信じてしまい、様々な局面で何かしらの不利益を被ってしまう可能性も十分予想されるからです。

 

そのため、受信者の側に立つ人間には、発信された情報を受け取る際、「その情報は信頼できるかどうか」を判断することは無論のこと、どのような偏りがあるか、さらに一歩進めて、その情報を発信した側にはどのような意図・目的で情報を流したり、編集をしたか考え、各種の背景を読み取り、情報の取捨選択を行う能力が求められるのです。

(WIKIPEDIA参照)

 

改めて、朝の不快なニュースに対抗するため、自分の眼でデータを洗い出していきます。

 

グラフを見てください。日本における殺人事件が終始減っていることがお分かりいただけたでしょうか?

 

メディアリテラシーを基に、家訓二ストが検索したところ、日本の殺人事件は、50年間にわたり下がり続け、統計を取り始めた100年間でも過去最低の数字になっています。つまり、今、人類史上最も「平和な時代」であることが証明できます

また、10万人あたりの殺人事件の数を諸外国と比べたものが、左のグラフとなります。


アメリカの治安の悪さは絶望的で、ちょっと改善したとはいえ10万人あたり6名。これに対し日本は0.5名。実に10倍の平和を保っていることが分かります^^




日本の場合、殺人事件より真剣に考えなくてはいけないのは、「自殺」の多さです。

 

毎年3万人近くの人が自ら命を絶っている・・・これは、平和ではありません。

 

ただし、東日本大震災以降、自殺者が減ったのは、良い兆候です。震災をきっかけに多くの人命が失われたなか、日本全体で、命の尊さを実感できたのが原因であると家訓二ストは考えます

 

自殺の原因は、失業率とも相関関係があり「職」の尊さを改めて見直す必要がありそうです。

 

そして、最後にメディアリテラシーをさぼっていると、テレビさんが垂れ流す歪んだ情報のため、毎日をハッピーに暮らせなくなってしまいます。

 

世の中はちょっと難しい部分はあるが、みんなが考えているほど、不幸ではない。

 

毎日のニュースなんて、1か月後には、何を問題にしていたか?覚えていない程度のお話です。

毎日を幸せに暮らすために、テレビを消して、あるいはリテラシーをしっかり持ち、浮き世を泳いでいきましょう^^

 

家訓二スト調べでは、愛犬ガボをモフモフすると、イライラの85%は解消できます。また、幡谷家のニュースの95%は、ガボの失敗談であり、また、たまに逃げ出すと、家族全員に緊急徴収が発動されます。

 

幸せの形はそれぞれが、決めればいいこと。

ガボのことが、みなさまにとって、どうでもいいことでも、幡谷家にとっては、大事な家族です(ー_ー)!!

 

メディアに流されることなく、それぞれが自分の幸せをしっかり持てれば、

世の中は、ちょっと素晴らしくなるはずです^^ 


犬(猫も可)をモフモフしながら、メディアリテラシーで豊かな生活を!

 

 

(※データは、社会データ実情図録より引用)

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2776.html

 

 

 

 

 

 

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「妻」の検索ランキング(おまけ)

反響が大きかった?怖すぎる「夫」という字の検索ランキングでしたが、では、「妻」のランキングはどんな声が多かったの?との質問を預かりました



っということで、グーグル調べ予測変換の怖すぎるシリーズ第2弾です^^;


妻 誕生日プレゼント
妻 誕生日プレゼント ランキング...
妻 プレゼント
妻 ヒステリー
妻 呼び方
妻 うつ
妻 プレゼント ランキング
妻 謙譲語
妻 未届
妻 焼酎



良かった・・・

比較的、旦那からは、優しい?ワードを調べているようですが、よくみると「未届」とかは怖いですね(>_<)



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「夫」の検索ランキング2015 

テクノロジーの進化がとまりません。

 

そして、たくさんの発明品が生活のシーンに登場していますが、最も爆発的に普及したのがインターネットなのではないでしょうか?

 

1960年代、アメリカはソ連との冷戦の真っただ中におり、核戦争への対策も様々なケーススタディーのもと練られていました。

 

たとえば、万が一の攻撃にそなえ、核シェルターを整備したのは、もちろん、地上の基地が全滅した際の対策として、空には24時間、2機交代制で指令本部の機能をもった飛行機が飛んでいます。これは今だに続けているそうです。

そして、同じく指揮系統が攻撃によって断線してしまうためのリスクを減らすために考えられたのが、インターネットの概念です

 

1か所がやられたとしても、相互に補うネットワークを構築しておくことで、機能が担保されると考えたのです。そしてこのネットワークが、軍事用から民間用になり、メール機能や、各種ソフトの開発、そして検索エンジンの登場で、社会生活になくてはならない社会資本に成長したのです。

 

例えば、待ち合わせをするとき、スマホで地図を表示しませんか?そして、そのスマホで、相手と電話をすることができます。しかし、家訓ニストの大学時代まで時計をもどせば、携帯を持っている奴なんてなく、今となっては、どうやって待ち合わせをしていたか?思い出せない程です(>_<)


時にテクノロジーは、開発者の思惑をこえ社会に大いなる恩恵をもたらすものです。そしてもちろん、その裏には重大な副作用があります。


ネットを通じたイジメもその1つ。そもそも20年前さかのぼっただけで、パソコンなんて普及してないし、携帯ないし、ポケベルだし、ネットもないし・・・

 

人類は、手におえないモンスターを自らの手で育ててしまったようです。

 

そして恐ろしい事実を、もう1つ。

グーグルが発表した2009年の「夫」という字の予測検索ランキングの結果を紹介させていただきます。

 

夫 死んで欲しい

夫 嫌い

夫 小遣い 平均

夫 言葉の暴力

夫 小遣い

夫 呼び方

夫 死亡 手続き

夫 うつ

夫 失業

 

うっ・・・厳しすぎる(*_*)

世の中のお母さんが、どれだけ旦那のことを嫌っているか、コンピューターが炙り出してしまいました。他の家のお小遣いをネットで調べよう!ぐらいなら分かりますが、検索1位が、【「夫」死んでほしい】だなんて・・・(-_-;)

 

ネットの闇はどこまで深いです。

しかし、開発者の思惑をこえ、インターネットは、新しい希望も、社会にもたらしてくれます

 

先日、「夫」の検索ランキングの2014年版が更新され、検索項目に変化が起こってきました

 

夫  嫌い

夫  クリスマスプレゼント

夫  英語

夫  呼び方

夫  誕生日プレゼント

夫  プレゼント

夫  小遣い

 

小遣いは一緒でも、旧「死んでほしい」→新「嫌い」っとなったのは良い兆候です(ー_ー)!!

そして、プレゼントの検索が多くなっているのが特徴的です

 

明治の文豪、夏目漱石は、草枕の序文でこんな言葉を寄せています

 

山路を登りながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

 

・・・ テレビをつければ、評論家や、専門家が、意味ありげな表情で社会がわるい、世間が悪いっと騒ぎ立てます。じゃ、世間ってどこにあるの?といえば、1万軒たばねたものでも、市でも、県でも、国でもなく、所詮、あなたが住んでいる場所と2~3軒をたばねたものだと漱石先生は、指摘しています

 

世間が悪いのでなく、わたしがわるい。そして悪いと思うなら、まず一番近い場所から変えていくべきです。 社会を構成する一番小さな単位は、「家庭」。そしてそれは、一番大きい単位でもあります。

 

インターネットという怪物も、所詮、人間がつくったもの 

「夫」の検索ランキングで絶望的なワードも調べるのも人間。そして喜ばせるために、プレゼントを検索するのも、やはり人間です。

 

少しでも前むきな人生を歩むために、ご自分が家族に出来ることをちょっとず積み重ねていきましょう^^

家庭円満の秘訣は、心くばりと、家訓づくり。結果がでるまでの間、くれぐれも、家のパソコンで検索履歴を調べないでね(*_*)

 

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「名家の家訓」(山口秀範著) 発刊へ!


 

 

 

 

 

 


家訓づくりの師、山口秀範先生の著作「名家の家訓」が3月20日三笠書房さまより発刊されます

 

先生の押しかけ女房・・・もとい押しかけ弟子の幡谷も、書籍化にあたりお手伝いをさせていただいてきました

 

山口秀範先生は、大手ゼネコンに勤められ、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いていたそうです。

恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、社長候補とも言われた会社を退職。以後、徳育に特化した活動を始められました。

 

そして現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。

 

あらためて、家訓の唱和を実践されてきた山口家の歩みを紹介させていただきます。「いろは家訓」は、山口秀範先生の自作の家訓です。 先生が、アフリカに単身赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげたものです。

 

「い」 いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

「ろ」 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

「は」 はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

「に」 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

「ほ」 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

「へ」 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

「と」 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

1つ1つ、実に深い意味のある味わい深い家訓ではないでしょうか?

 

そして、それよりも尊いのは、山口先生の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してきた事実です。

 

今回の名家の家訓の発刊をきっかけに、山口家のような暖かくて、強い家庭が1つでも増えること祈念します。

 

また、発売になる名家の家訓には、「いろは家訓」に加え、先生の強い推薦もあり巻末に「家訓の作り方」の付録がついています(^^ゞ

 

ここには、セミナーで培ったノウハウと、プログラムで皆様を苦しめたご先祖さんご縁シート(家系図)のアイディアを盛り込ませていただきました。

 

出版業界にあっては、小さな一歩かもしれないが
家訓二ストにとっては大きな一歩^^

そして、いよいよ家訓ニストの家訓本の発刊へ!!

 

 

ぜひ発売の暁には、お手に取って、家訓の素晴らしい世界に触れてみてください!

そして、家訓ニストも先生の背中を追い家訓づくりを紹介する本を製作することをここでお約束します!


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家族を救う「陰膳」(かげぜん)のすゝめ

陰膳を知っていますか?


かげぜんとは、旦那のいない食卓にお茶碗をふせておいておく風習です


思い立ったら吉日。
夕食前の1分で簡単に取り入れられる、ちょ~お手軽な家族を救うテクニックです


玉ねぎで血液サラサラになるかは分からないが、 陰膳で、家族の間のドロドロは、トロトロぐらいまで持ち直せます


1分で救う家族の魔法、「陰膳」
旦那がJCでかえってこない奥様方は必見です<(`^´)>

 

陰膳(かげぜん)

旅行や、出征その他に出た不在者のために、その者が旅行中に飢えたり、危害を加えられ安全を脅かされたりしないように祈り願って、留守番がその者のために留守宅で供える膳である。安全祈願の呪術のひとつ。「蔭膳」とも記す。当人が在宅時の食事のときに座っていた場所や床の間に供える。(ウィキペディア参照)

 

簡単にいうと、家でご飯を食べる時、お父さんがいない場面ってあるとおもいます。

そんな時、お父さんが座っている場所に、お茶碗とお箸を用意し、伏せておいておきましょう。これで陰膳の完成です。

 

たったそれだけのことですが、子供たちには、一緒に食卓を囲めないお父さんであっても、それは、自分たちのためにがんばっているっという意味に変換できるそうです。

 

そして、この陰膳にはルールがあります。

ひとつは、お茶碗とお箸は、子どもたちに用意させること、そしてもう一つは、ご飯を食べる時、「お父さん、いただきます」と唱和することです

 

ちょ~簡単。そして、1円もかからない陰膳の効果は、無限大です^^

 

 

「陰膳」のお話しは、山口秀範先生に教えていただきました。海外での単身赴任で帰国できない山口先生にかわって、3人のお子さんを育て上げた奥様は、毎朝、家訓の唱和をされていただけでなく、必ず食卓に、陰膳をそなえ、先生の無事と、父親の姿を子ども達に伝えてきたそうです。

 

子ども達に理想の食卓という絵をかかせると7割の絵に、父親の姿がない時代です。おやじの姿は、いるのにいない・・・、さみしい時代になりました。しかし、陰膳を実践されてきて山口家では、いないのにいる。

 

あなたの家は、どちらの家庭ですか?

 

ぜひ、家族をかえる陰膳という習慣を取り入れてみてください^^

 

家訓づくりのボス、穂坂議長(当時)も、山口先生のお話しを聞き、陰膳を取り入れた一人です。

1年365日、366日は家でご飯を食べることができない生活のなか、奥様はご家庭での食卓に、陰膳をそなえ、穂坂さんの見えない背中を子ども達に伝えているそうです。


思い立ったら、すぐ吉日。

陰膳は、すぐにできるのが、とくにいい^^

 

世の中のお父さんは忙しい、そしてJCマンの忙しさは想像を絶します

一緒に過ごす時間はとれなくても、あなたの頑張る姿は、陰膳で補えます

 

頑固おやじ補完計画第二弾「陰膳」のすゝめ

 

結局、陰膳を実践されてきた山口家も穂坂家も、好き放題をし家をあける旦那に対し、留守宅を守った奥様が立派!という話でした(*_*)

 

世の中のお母さん、旦那さまの勝手さに、イラッとすることもあるでしょう。不満があったら、直接旦那をグーで殴ることをお勧めします。ただし、お子さんの前で愚痴を言わないでください。そして、陰膳を供えてください。

アホと旦那は死んでも治らない。でも、お子さんには、まだチャンスがあります。奥様の慈悲深い大きな御手で、旦那をころがし、念のため旦那をたてていきましょう。家にいない旦那でもまだ使い道はありますよ^^;

 

家訓ニストも、アホな旦那の一人として、改めて陰膳をおすすめします^^ 


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日本の絶滅危惧種『頑固おやじ』を救え!

子どもに理想の食卓という絵を描かせると7割の絵にお父さんがいないそうです。

子どもの目線は、正直です。絵にさえ買いてもらえない【お父さん】の存在感は、もはや危機的状況です。

 

子どもの頃、おふくろに怒られた時、さいごのさいご

「おとうさんに言うわよ!」っと言われた時のビビりようを覚えていますか?

家族のなかで、不動の存在、そして理不尽大王のおやじがいることは、実はお母さんにとっても、便利な装置なのです。

 

全国で展開してきた家訓づくりのセミナーの中で、受講いただいたお母さんの感想をきくと、深刻なおやじ不足に悩んでいるお話しを何度も聞きました

 

育メンなる言葉も生まれ、お母さんの手伝いをしているパパが増えていることは素晴らしいことです。しかし、本来のおやじのポジションである「頑固おやじ」の仕事を放棄してしまっては、意味がありません

 

トキや、イリオモテヤマネコも大事ですが、日本の絶滅危惧種『頑固おやじ』を救う必要があります。

 

昭和の時代【おやじ】は、大変強いものでした。

 

画像は、アニメ「巨人の星」星一徹のちゃぶ台返しの場面です。たとえアニメであっても、現代においては、この一枚でさえ放送禁止になるかもしれません。食べ物を粗末にするな!とか、息子を殴るな!とか、しかし、妙なノスタルジックさを感じませんか?

 

出来れば係りたくない頑固おやじですが、そんなおやじを心は求めています。猿からはじまって、人間になり、その間の10万年間、おやじは、ずっと頑固おやじでした。しかし、ここ50年の生活環境の変化が、オヤジから、頑固性を取り上げ、ただの加齢臭の発生源に代えてしまいました

 

ちょっと前の50年前、オヤジの活躍する場面はたくさんありました。台風がきたとき、あるいは、お祭りのとき、仕事で輝く姿もかっこいい。でも、今は、生活の不便さの99%はコンビニが解決してくれます。仕事をしている姿も、子どもの目線には映らないパパが多いのではないでしょうか?

 

子どもの描く、理想の食卓に、おやじの姿がないエピソードに加え、絶滅危惧種『頑固おやじ』を現すもう1つ危機を紹介します。

 

子どもたちにお金はどこからくるの?と質問してください

7割のこどもが、「銀行!」っと答えます。

 

給与振込が、オヤジが一番輝く給料日の儀式を奪ってしまいました。頑固おやじを成立させる背景が薄~い時代に突入しているのです。

 

子ども達は、お母さんがお金が降ろされる場面しかみていません。つまり、お父さんが家族のために、働いているつもりでも、あなたの努力や葛藤は、すべてノーカウント。むしろ家にいない分、マイナスの評価なのです(*_*)

 

衣食住の近かった昭和の時代、お父さんの働く姿は、自然に子供につたわるものでした。汗をながし、あるいはお客さんに怒られていたとしても、自分たちのために働く姿は尊いものです。そんな姿は、子供たちには大人になるための一番の教科書となりました。

 

平成になり、自宅と職場は遠く離れ、お父さんの働く姿は、自然には伝わらない時代になっています。絶滅危惧種『頑固おやじ』を復活させるためには、おやじの輝く場面を作る(プロドュース)必要があるのです

 

社会にはびこる様々な問題は、結局は「家族」に起因していきます

そして、引きこもりや、いじめ、一昔前では想像もつかなかった事件は、家族における【おやじ不足】が原因です

 

絶滅危惧種「頑固おやじ」の復活は、おやじの晩のおかずを1品ふやすだけでなく、子どもたちの心の隙間をうめ、勉強する意味や、まっすぐに生きるやる気スイッチを押してくれるでしょう。

 

「家訓づくり」は、頑固おやじ強制ギブスです。

 

銀行のキャッシュディスペンサーは、数字をおしたらお金を提供してくれます。そんな機械のために、がんばれ!っと言っても、がんばれなくて当たり前、お父さん、お母さんは家族のために頑張っている。そんな当たり前のことも意識しないと伝えられない時代です。

 

家のなかに「頑固おやじ」をおきましょう。そのためにも「家訓」を通じ、オヤジの背中を上手にセルフプロドュースしていただくことをお勧めします

 

社会におこる事件の数々は、すべて家族の問題に起因しています
そして、家族の問題は、子どもでなく親。そしてお母さんでなく、おやじにあると家訓ニストは考えます。


深刻なおやじ不足は、もはや社会問題
とくに頑固おやじの絶滅に関して、もっと真剣に議論する必要があります

おやじから、頑固さを取り除いたら、ただの加齢臭発生装置です


おやじがおやじであるために!
家ぞくのなかでいまいち光り輝けない全てのオヤジのために、家訓ニストは全力で応援していきます

 

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8勝2敗で、「学歴」よりも「躾」だった

 世の中で、求められるスキルはたくさんあります。仕事のうえでは、パソコンの操作や、資料づくりもその1つです。しかし、仕事はもちろん、日常の生活で本当に求められるものって、教室で教えてくれたでしょうか?

 

もしあったとしても、部活や、帰りの掃除や、先生とのやり取りの中で培ったもので、いわゆる「学歴」とは全く関係ないことが分かります。

 

「学歴」と「躾」を比べると優ってくるものは、就職と、年収ぐらいでしょうか?

世の中で本当に求められるスキルは、「躾」を通じて、親から子へ、子から孫へ伝わってきたと家訓ニストは考えます。

 

例えば、家訓ニストは箸の持ち方の綺麗な人を尊敬します。また、自分で脱いだ靴を揃えられる人をみると、絶対、悪い人じゃないと感じます

 

世の中のお父さん、母さんが血眼(ちまなこ)になって、お子さんを勉強に追い立てていますが、それって、幾千もある子どもの選択肢の1つのカテゴリーにすぎないはずです。

それより、躾をつうじ、最低限のマナーを身に着けることが、社会にでて成功できるコツだと思います

 

高卒だって、中卒だって、楽しく立派に社会生活を送っている方はいっぱいいます。幡谷の尊敬する旭●輸の土子社長は、自称中卒、ほぼ小卒という学歴です。しかし、周りの人への気遣いや、躾は立派なもので、起業後、仕事を大成功させてきたのも、納得です。土子社長にかぎらず、地域で起業し一代で財をなした成功者の皆様は、学歴はメタメタでも、だれも魅力的で、そして、相手を不快にさせないマナーを身に着けています

 

躾とは、マナー。

それは、人間関係を円滑に進める潤滑油です。

学歴にマナーが加えれば満点ですが、あえて比較すれば8勝2敗で、学歴よりも、躾が勝っていると断言できます 

 

 

そして、家訓の効果は、躾の面で最も現れます。

 

躾(しつけ)とは、辞書をよると「社会生活をするうえで、相手に対して失礼にならない作法が身につくように、人をしこむこと。」 とされます。

子供時代に身に着けるべき躾は、大人になってからも、立ち振る舞いや、生活の端々で、試される社会的な作法でもあります。勉強や、社会的なスキルは、大人になってからも身に着けることができますが、日本古来から伝わる躾は、家庭の中でしかできません。

 

躾は、お箸の持ち方や、挨拶の仕方など、子供たちの成長と共に、家族が一緒になって守っていくことが求められます。

 

躾を筆頭に、日本に古くから伝わる生活の知恵は、本来、おじいちゃん、おばあちゃんと共に生活するなかで、自然と身についていたものでした。しかし核家族化がすすみ、意識しないと、生活の知恵を伝えることができない時代です。伝えるためのツールとして紹介したいのが、「家訓」と「家訓の唱和」です

 

たとえば、「靴をそろえる」。家訓二ストは、そんなシンプルな家訓を推奨しています。

 

毎日の生活の中で、お母さんは育児に追われ、ついつい子供をしかりすぎる場面があるのではないでしょうか?家訓は、家族のルールです。怒っている間に、何を怒っているかさえ、分からなくなることってないでしょうか?家訓づくりは、子供にとっての指針であると共に、子育ての中の軸の効果も期待できるものです。

 

「靴をそろえる」。それが家訓と決めたあとは、じっと見守っていきましょう。1つのルールでも、怒られ慣れしまった子供にとっては、「怒られるからする」というロジックから、「決められたルールだからする」というように、成長が期待できます。実際、家訓の唱和をはじめたご家庭では、子供が自分自身で考えて行動できるようになったとの報告をうけています。

 

学校や、塾。様々な習い事があったとしても、子供が一番時間をすごす場所は、「家」であるはずです。家のルールをみんなで決め、繰り返し繰り返し、家族全員で守っていくことで、お子さんにとっても、お父さん、お母さんにとっても、居心地のいい場所になっていくのではないでしょうか?

 

人生で本当に大事なものはなんですか?

8勝2敗で、学歴よりも躾である!というのが家訓ニストの結論です

 

家訓二ストは、家訓づくりから始まる、家庭での躾の徹底を、これからも推奨しています

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福沢諭吉の家訓「日々の教え」

今回のブログは、先日、中津の記念館で現地調査をしてきた福沢諭吉の家訓をその生涯と共に紹介させていただきます。

 

天は人の上に人をつくらず
人の下に人をつくらず

 

福沢諭吉の著書「学問のすゝめ」の有名な一節の後に続きがあるのがご存知でしょうか?

 

その後には、
「人は平等ではない」と続きます

 

そして、平等でない「違い」は、学問によってもららされるっと諭しているのです。

 

学問とは机の上ばかりでなく、世を渡るのも、商売の帳面をつけるのも学問であるとも言っています

 

あなたは何を学び、何を実践しているでしょうか?
学問のすゝめ。~からの家訓のすゝめ^^です

 

そんな学問の重要さを説いた諭吉自身が、家族のために書き下ろした家訓が【にびのをしへ】となります。ここで【日々の教え】を紹介させていただきます

 

一、うそをつくべからず。  

一、ものを拾うべからず。  

一、父母に聞かずして  ものを貰うべからず。  

一、強情を張るべからず。  

一、兄弟けんか、かたく無用。  

一、人のうわさ、かたく無用。

 

家訓づくりの盟友・福岡JCOBの江藤さんは、この家訓を、家庭に取り入れ子供たちと実践しています。

中津に移動する道中、江藤さんからこんなエピソードを教えていただきました


家族と一緒にキャナルシティーに行った際、お店で風船を配っていたそうです。たくさんの子供が駆け寄る中、下の娘さんはじっとしていたそうです。江藤さんが、

 

江藤:「いかないの?」 

っと聞くと、娘さんはこう言いました 

娘さん:「父母に聞かずして ものを貰うべからず」

 

っと答えたそうです。娘さんはまだ幼稚園生。

家訓の効果、恐るべしです(ー_ー)!!

 

この家訓をつくった福沢諭吉は、慶応大学の創設者であり、「学問のすゝめ」等の著作を送り出した他、学者、教育者の枠に収まりきれない数々の偉業を成し遂げた偉人です。

 

諭吉は、天保5年12月12日(1835年1月10日)豊前中津奥平藩の士族、福沢百助の5人兄弟の末っ子として生まれています。 父が大阪に奉公していた関係で大阪で生まれるが、3歳の時に父が死去。大黒柱を失った一家は、中津(大分)に帰参しました。母・於順(おじゅん)は、親戚の家に身を寄せるような貧しい生活環境の中でも「お父さんのようになれ!」と子供に言い聞かせ、厳しい躾で遺児を育てたと言い伝えられています

 

のちの秀才ぶりに目がいきがちですが、諭吉の少年時代は、大阪から中津に移ったために地元の子ども達と上手くいかずイジメにあっていたそうです。またイジメが原因で、引きこもりをしていたとの記録もあり、学業の成績をパッとせず、暗く厳しいものでした。

 

しかし、母の教育と学問との出会いが諭吉少年を変え、そして、今につづく偉業をなしとげていくのでした。

 

諭吉の隠れた偉業として、大学の設立や、書籍の発刊だけでなく、朝鮮の文字「ハングル文字」を復活させた業績をご存知でしょうか? 

 

朝鮮半島に暮らす方には、「ハングル」を日本が奪ったとの印象が強いはずですが、歴史を紐解くと、まず諭吉の尽力によってハングルが、全土に広がり、その後、日韓併合という歴史が続きます。ハングルの父は、実は福沢諭吉なのです。

 

ハングルの歴史は、1446年 世宋によって発明されましたが、一般には普及せず、李朝朝鮮時代になり、300年に渡って漢字を公式言語にしていたため、ハングルは忘れられた存在になります。

 

日本では漢字に加え、ひらがな、カタカナが発達したため、母国語を文字に起こすことは簡単です。しかし、当時の朝鮮語と漢字は全くリンクしていないために、識字率が著しく低いものでした。

この識字率の低下は、教養面だけでなく、経済の停滞などのマイナスの面が多かったようです。そして諭吉が復活させた「ハングル」は、識字率を向上を大いに助けることなります。

 

諭吉はハングルを研究し体系化させたうえで、留学していた学生らに手ほどきをします。のちに帰国した留学生らが、ハングルの復活をさせ文字を教え、植民地時代をへて今につづく繁栄の礎となりました。

 

両国にとって不幸な時代があったことも事実です。しかし、剣ではなく、ペンで両国の友情を担った偉人がいたことを、わたしたちは忘れてはいけません。

 

「ペンは剣よりも強し」

血気盛んな維新の英雄の中にあって、諭吉は官に仕えず、在野の立場で国の行く末を案じた諭吉は、さらにハングルの例にかぎらず、教育の重要性をとき、慶応大学も創設します。慶応の紋章は、教育は剣よりも強いとばかりに、ペンがデザインされています。

 

さてそんな諭吉先生は、生徒さんだけなく、ご家族にもしっかりとした教育を施しています。それが、「ひびのをしへ」と題した福沢家の家訓となります。 改めて紹介させていただきます。

 

一、うそをつくべからず。  

一、ものを拾うべからず。  

一、父母に聞かずして  ものを貰うべからず。  

一、強情を張るべからず。  

一、兄弟けんか、かたく無用。  

一、人のうわさ、かたく無用。  

 

教育界の大家ともいえる諭吉が子供たちに伝えたかったことは、等身大のメッセージばかりでないでしょうか? 

 

諭吉の父親・百助は、諭吉が3歳のとき急死しており、中津藩の下級武士として、苦学をするも、身分のために官職にもつけず生涯を終えたことが知られています。歴史的には光のあたらない人物ですが、諭吉の母親は、常々「お父さんのような人になれ」と諭吉を含めた子供たちを諭していたそうです。

 

諭吉自身、尊敬する人物の一番に父親の名前を挙げていたそうです。 本当の偉人は、諭吉でなく、諭吉を育んだお父さん、お母さんなのかもしれません・・・ 

 

「家訓」を使って、明日の諭吉を育てていくためには、言葉だけでは不十分です。諭吉の父・百助のように、生き方そのものを教訓に、背中を見せる必要があるのです。

 

そして、そんな大人の背中は、あなたが死んだとき、はじめて価値が問われていきます。

 

偉人は生まれてすぐに偉人になったわけではない 

あなたの背中と家訓をもって、未来の偉人を育てましょう

 

天は人の上に人をつくらず。人は、教科書でなく人がつくる。

あなたの 背中で、子供たちを導き、末は博士か大臣か、はたまたお札の肖像画に育て上げてください^^

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フレッシュマンセミナー×親への手紙☆開催報告

言うは易し 行うは難し・・・


家訓づくりの新しい可能性、家訓づくり・・・からの、両親への手紙のカスマイズ開催を企画させていただきました


言うのは簡単。そこから、行動に移してもらうためには、心のフックをかけ、さらに魂をゆさぶる必要があります。


平成27年2月20日 福岡中小企業経営者協会主催のフレッシュマンセミナーむけに家訓づくりのカスマイズプログラムを開催させていただきました。

 

この日の開催の対象は、就職を4月に控えたフレッシュマンの皆様でした。まだ家族をもたない新卒の学生さんに「家訓?」を作ってもらっても、フックどころか、フラ~としてしまうのは明白です。

 

そこで、魂を揺り動かすために、いつもの家訓づくりに加えて、家訓に記した誓いと共に、受講者、お一人おひとりが、育ててくれた両親にお礼の手紙を書くというカスマイズに挑戦しました。

 

画像をみてください。真剣な表情が伝わるでしょうか?<(`^´)>


90分のセミナー中、60分を家訓づくりに、そして30分を手紙を書く時間に設定させていただきました。予想どおり、前半の家訓づくりでは、ポア~ンとしていた受講者も、親への手紙の段には、熱心さが倍増していた印象です

 

これが、プログラムの効果です。


たとえば、受講者をあつめ、「はいっこれから親への手紙を書いてください」とお願いしても、この空気感はつくれません。

60分をかけ、おどしたりすかしたり、心を揺さぶってこそ、効果が何倍にもなることを家訓ニストは知っています。

 

そしてプログラムの最後に、おのおのの宿題として、母親の足を洗うという課題をだしました。

あくまで努力目標ですが、家訓ニストの戯言を信じ、親の足を洗った学生さんがいたら、その子は人生の勝者だと思います。

 

手紙に加えて、母親の足を洗う・・・

そこまでやるから、心が動く。そして行動が伴う。

それが徳溢れる心醸成プロジェクト「家訓づくりプログラム」の神髄です

 

初めての挑戦もおおく、進行等に宿題は残りましたが、いい手応えでプログラムを終えることができました。

今後の開催のなかでも、親へ手紙のカスマイズに挑戦していきたいです^^

 

今回は、新卒の学生さん対象でのセミナーで、学生から、社会人になる最高のタイミングで、両親に手紙を書いていただき、これ以上ない開催となりました。

しかし、受講にうっかり加わっていただいたナイスミドルな40代の方も、熱心に手紙を書いていたのが印象的です。最初は嫌がっていましたが、誰よりも手紙と向き合っていた気もします。もしかしたら、親への感謝をのべる必要があるのは、学生さんではなく、子育て世代、つまり僕自身なのかもしれません

 

でも母ちゃんの足は洗いたくない(*_*)

 

 

言うものは、必ずしも徳あらず。

言うは易くして、行うは、難ければなり。(『塩鉄論』利議)

 

セミナーを何度企画させていただいても、学ぶのは自分であり、痛感させられるのは、自分自身の幼さです。

これから就職をひかえる学生さんたちのまっすぐな視線に、勉強させていただいた開催となりました。

 

言うは易し、行うは難し

やっぱり、ぼくが足を洗わないと信ぴょう性がないな(-_-;)

 

家訓ニストも、一匹の迷える子羊。

早く、人間になるため、日々、人間修行中です。

 

※参考

 

当日のチラシと次第 

開催の背景などは、こちら・・・

 



 

http://kakun-project.jimdo.com/2015/02/18/家訓-徳パック-徳っくんパック-両親への手紙/

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元祖家訓ニスト・山口秀範先生と家訓の書籍化について

凡庸な教師は指示をする
良い教師は説明をする
優れた教師は模範をしめす
偉大なる教師は内なる心に火をつける
(ウィリアム・ウォード)

 

福岡いりし、家訓ニストにとっての偉大なる師、山口先生と打ち合わせをしてまいりました。

 

山口先生は、家訓づくりプログラムの開発の際、多くの助言をいただいたのは、もちろん、家訓づくりや、徳育など、金にならない?しかし尊い活動を、日本のため、子どもたちのため身を粉にして実践してきた国士でもあります。

そして、家訓ニストの内なる心に火をつけてくださった偉大な師なのです。

 

幡谷が、初代家訓ニストとするならば、元祖家訓ニストが、山口先生です。

っていうか、先生が何十年とかけてつくってきたノウハウや見識をパクリたおして製作したのが、プログラムの真実です(*_*)

 

そして、この度、先生が家訓についての書籍を発刊されることが決まりました。

家訓ニストもちゃっかり協力者に名前を連ねさせていただきましたので、ぜひご購入いただき、先生の見識と人徳に触れていただければ幸いです。

 

発売日や詳細が決まりましたら、おって報告させていただきます^^

 

 

あらためて、家訓の唱和を実践されてきた山口家の歩みを紹介させていただきます。「いろは家訓」は、福岡にご在住の山口秀範先生の自作の家訓です。


山口先生は、大手ゼネコンに勤められ、世界をまたにかけたビジネスマンでした。しかし、海外赴任後、日本に戻った時に、子どもたちの眼が死んでいる・・・と感じたそうです。たとえ貧しくても海外の子ども達は目が輝いていたそうです。

恵まれているのに、恵まれていない。足りないのは心の教育であると直感し、会社を退職。以後、徳育に特化した活動を始められました。


そして現在、株式会社 寺子屋モデルを立ち上げ、徳育教育のスペシャリストとして全国でご活躍をされています。先生が、アフリカに単身赴任された際、日本に残してきた奥様と3人の子どもの健やかな成長を託すため1週間をかけてつくりあげた、「いろは」家訓となります

 

い いつも元気でみんなに挨拶。見送り出迎えは玄関に出て。

ろ 労をいとわずお使いお手伝い。整理片づけは自発的に。

は はいと返事は大声で。お世話になったら有難う。

に 苦手なことでも 最後まで、手抜きをせずに取り組む姿勢。

ほ 本やおもちゃを大切に。ものにはそれぞれ生命(いのち)がある。

へ 偏食をしない元気な子供を、神様はきっと見守ってくださる。

と 友達や人の気持ちを思いやる、やさしい心を育もう。

 

1つ1つ、実に深い意味のある味わい深い家訓。ですが、それよりも尊いのは、山口先生の留守を守り抜いた奥様と、 家訓の唱和を実践し、父親の「いない 」ご家庭の中にきちんとオヤジの存在感を示してき事実なのではないでしょうか?

 

理想の食卓というテーマで子供たちに絵をかかせたところ7割の子供に父親の姿がなかったそうです。オヤジの背中はきちんと伝わっていますか? それは、一緒に飯を食ってない!ということでなく、存在をきちんと伝えていないからだと考えます。

 

「いる」のに、「いない」おやじ。

そして山口家では「いない」のに「いる」おやじ。

 

天下の本は、国なり

国家の本は、家なり

家の本は、個なり

 

批評ばかりで、小銭をかせぐ専門家が闊歩する世の中で、自分の足で、手を汚しながら、運動進めてきた先生の歩みは本当に素晴らしいものです。先生は、今後、書籍化だけでなく、日本を教え、個をつくる本物の学校を建設するべく奔走しています。

 

日本という国に山口先生のような賢人がいらっしゃることが、何よりの恵みです。そして、家訓ニストも、日本に「いる」存在であるよう、先生の歩みをパクリたおしていきます^^;

 

 


 

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家訓×徳パック「徳っくんパック」=両親への手紙

石の上にも3年。

家訓づくりも、もう5年。

 

しかしプログラムは常に進化をめざし、様々なカスマイズを繰り返しています

 

今回、準備しているカスマイズは、「家訓づくり」を「親への手紙」に置き換えるカスマイズです。家訓なのに、家訓をしない!? 製作者でしか選択できない大胆な改編です<(`^´)>

 

やり方は簡単です。
いつも家訓を書いていただくとこを、「手紙」に置き換えるだけ

 

これは、徳溢れる心を醸成させるツールとして「家訓」をつかったことに由来する考え方で、べつに、「家訓」でなく「手紙」でも十分通用するスキームです。

PPTのスライドも、ちょっこり替えますが、基本は一緒です

 

家訓は、息子さん、娘さんのことを思い、言葉を託し、さらに自分の行動で伝えるものです。しかし、独身者に家訓づくりをお願いすると、この意味がちょっと薄まってしまう課題がありました。


そして、今回のセミナーの対象は、独身者であり、なおかつ4月に就職をひかえた新卒の学生さんとなります。対象によって、手法をかえるのは、当然のこと。今回、家訓でなく、手紙をかかせるカスマイズを考えているのは、学生さんをターゲットにしているからなのです。


まだ家族をもっていない学生さんが、家訓をつくっても、いまいちリアリティーがありません。なので、親への感謝の手紙をかかせ、さらに、その中に未来への約束をかいていただく内容です

 

もう家訓というか、「徳パック」に、近い内容かもしれません(ー_ー)!!

徳パックとは、「道徳は実践である」というキーワードのもと、未来への約束を子どもたち自身が選び、宣言する内容です。13年度に製作にかかわらしていただき、15年度も日本JC国史会議さんで運営しているセミナーです。


時代と委員会をこえ、幡谷の妄想の中で組み合わせたハイブリットプログラム 

家訓×徳パック=徳っくんパックの誕生です(^_^)/

 

徳パックでは、「ありがとう」のブレストをしています。まず、ありがとうっと思ったことを10個書き出せ!っとし、書けなかった子どもに、「いただきます」の意味を一緒に考えさせ、ご飯をつくってくれたお母さん、お米をつくったお百姓さん、太陽、水、命にありがとう!っというように、キーワードをひろげています

 

 今回のハイブリット徳っくんパックでは、「みらいへの約束」を親への手紙として、かかせることを想定しています。

 

何歳になっても「ありがとう」と言いずらい?親と子の微妙な関係。でも、就職をひかえた学生さんこそ、社会に出る前に、「ありがとう」の手紙を親に出すべきです。そして、そんな手紙をもらったら、お父さん、お母さんは喜ぶでしょう^^

  

何のために働くか?その思いが強い子ほど、いい仕事ができるはずです

そして、この思いを「親孝行」にしてほしい。。。それが家訓ニストの隠れたメッセージです。


恩返しとは、両親を温泉につれていくことはもちろん、社会人として立派に働く姿をみせることが、最高の恩返しです。仕事とは、だれかのために汗をながすこと。いい仕事ができる人って、かならずいい汗をかいている人です。

 

今回、セミナーに参加され、社会人となる皆様が、それぞれの足元を照らし  日本を、世界を今よりちょっとだけ素敵な国にしてもらえたらいいな~


誰かのために働く人は強い

たった3年のサラリーマン生活を失敗した幡谷哲太郎の教訓です(*_*)


ぼくもこんなセミナー受けたかった・・・

ハイブリットプログラム「徳っくんパック」~両親への手紙編~乞うご期待です^^

 

 

 

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源泉徴収と投票率の不都合な関係

愛情の反対は、無関心である

(マザーテレサ)


Facebookの常磐大の石田先生の投稿と日本JCの日本の未来選択委員会の投稿を勝手にプレミックスしてみました



愛情の反対は無関心である。とは、マザーテレサの名言です。
では、国に無関心な若者にどう関心をもってもらえるか?


答えは、「愛」ではなく、「確定申告」だな~(ー_ー)!!っと閃きました


若者の投票率が伸びない事は、国家の一大事です。それは、未来をつくる人が、未来をあきらめていることと同義だからです


投票する権利はお金に換算すると1年でどれくらいの価値があると思いますか?

 

日本青年会議所 国民の未来選択委員会の講演会によれば、答えは国政選挙の場合、90万円以上の価値あるようです。

 

1年間の国家予算が大よそ93兆円、それに対して有権者数が約1億427万人なのでこれを割った数字が約90万円になります。そして衆議院選挙に絞れば4年に一回の選挙ですので、単純に4倍すれば360万の価値・・・

 

でも40代以下の人に関していえば、投票に行かない事でもしかするとそれ以上の損をしてしまっています

 

子育て世代にとって切実な待機児童の問題も、若年層が、一気に投票にいけば1年で解決できる程度の課題です。しかし、高い投票率をほこる高年層と比べれば、月とすっぽん。

特養ホームや、病院ができるスピードに子育ての支援施設ができないのは、権利の行使の差であると断言できます。

 

投票権は20歳以上の日本国民に与えられた権利です。当然これを取り仕切る行政では、「誰に投票権を与えたのか」を完全に把握しています。つまり「誰が投票に来たのか」を正確に把握しているともいえます。これらのデータをもとに、地区別、世代別の投票率が割り出される訳です。

 

少し古いデータですが、公益社団法人明るい選挙推進協会が取りまとめた平成24年度の第46回衆議院議員選挙出の世代別投票率を見てみましょう。票数は188投票区よりの抽出です。

 

70代   73.92%  39,492票
60代   74.93%  54,949表
50代   68.02%  43,094票
40代   59.38%  39,947票
30代   50.10%  33,271票
20代   37.89%  19,806票

 

どうでしょうか?20代と30代の票数を足しても60代より少ないのが現実なんですね。あなたが選挙に当選しようと思ったら、どの世代に訴えかけ、どの世代の為の政治を行いますか?

 

街角のインタビューで「だれに投票しても一緒だから行かない」なんて意見も耳にすることがあります。それは大間違いなんです。あなたの一票はあなたのものなんですから、「あなた自身が投票に行くこと」が重要なんです。あなた自身の一票が「あなたの世代」「あなたの地域」の一票にもなるんです。そうする事で「あなたの世代」「あなたの地域」の為の政治が拓かれて行くのだという事をしっかりと意識してくださいね。

投票する権利を放棄するの、少しだけもったいないと思いませんか?

 

一見関係のない投票率と確定申告の関係。

しかし、家訓二ストは、ここに未来をかえる閃きを感じます(ー_ー)!!


常磐大の石田先生は、学生たちに確定申告をすることを推奨しているそうです。先生のFacebookの投稿を引用させていだければ・・・

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「学生アルバイトの皆さんこそ、還付申告・確定申告をすべきだと思っております。だって(収入総額などにもよりますが)おそらくほとんどの方が、源泉徴収された分のお金が戻ってくる可能性があるわけで。(もしかしたら源泉徴収されていない方もいらっしゃるかもしれませんが、私が経験したアルバイトは全部源泉徴収されてた)

私はこの仕組みを知ったのち、よくわからないながらもはじめて申告をしてみたら、けっこうな金額が戻ってきた(!)という経験があり、その後、友人たちにそのことを伝えたらけっこう感謝されました。

…そんなことを思っていたら、国税庁のホームページ「税の学習コーナー」に「アルバイト代の確定申告をしてみよう」というページができていましたので、ご紹介しておきます。
https://www.nta.go.jp/shirabe…/ippanjoho/…/jissen/page01.htm

ちなみに、私はもう申告書作成しましたよ! いまから郵送で提出します!

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

だそうです。石田先生のいう確定申告を通じて大人(社会とコミットする)になる?ってすごくいい切り口だとおもいます^^

そもそも、源泉徴収は、大東亜戦争末期、軍事費を効率的に集めるために導入した制度で、世界中では、納税者自身が申告するスタイルが一般的です。

 

この源泉徴収には2つの原罪があり、1つは国が担うべき徴税の負担を民間事業者に一方的に押し付けている点。そして何より罪深いのは、源泉(勝手に)税金が天引きされているので、納税者自身が、年間いくら、税金を払っているか分からない点があげられます。

 

若年層の投票率の低下をうけ、政府は広報とか、芸能人をつかってポスターで微笑ませる?とか、対策をしていますが、それでどれだけの効果があるのでしょう?

それよりも、確定申告をさせ、自分が払った税金がどう使われるか?の意識を醸成する方が健全だと家訓二ストは考えます


国家とは、税金を集め、それを配るシステムです。

そして、集めたお金をどう配るか?

それを決めるのものが、選挙なのです

 

選挙にいかないと90万損をするというのもあながちウソではない。

 

次代をになう学生さんに、源泉徴収と、投票率の不都合な関係を正し、そして、ちょっこりお小遣い?が手に入る「確定申告」をおすすめします^^


自分が住んでいる国が、ちょっと素敵な国であるように、あらためて確定申告と投票をおねがいします!

 

 

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「いただきます」の本当の意味

動物の虐待に関心が高い西欧では、近年、家畜の飼育環境についての法律を次々に施行させています。

 

たとえば、鶏舎に太陽光が注ぎ込むように!とか、出荷のさい、鶏がストレスがかからないように、ギュウギュウに押し込むなっとか・・・

 

でも根源的なことをいえば、鶏は殺されてしまう運命です。そこに動物愛護の考え方を導入されると混乱してしまいます。

 

人間は、誰かの命をいただかないと生活できない業(ごう)の深い生き物です。


しかし命と向き合う方法には、なにか別の方法がありそうです。 

家訓二ストは日本人ですので、西欧人の善意には反対です。

 

殺してしまう鶏さんであれば、死んだあと、隅々まで美味しく食べてあげることが、何よりの供養なのではないでしょうか?クジラを食べちゃうのはかわいそう・・・といっても、牛や、豚ならいいのか?という疑問もわきます


日本人なら日本人らしく、万物に感謝し、「いただきます」と大きな声で、楽しくごはんを食べたいものです^^ そしてこの「いただきます」には大きなルールがあると思います。

 

数ある日本語の中で、とくに崇高な「いただきます」の響き。

では、あなたは「いただきます」の本当の意味をいえますか?

 

家訓づくりプログラムでも、必ず紹介している「いただきます」の意味を改めて考えてみます。

 

 

西欧や、他の地域でも食事の際にも、「いただきます」とよく似た祈りをささげる習慣があります。

 

たとえば、ミッション系の幼稚園に通っていた家訓ニストは、「天にましますわれらの父よ 願わくば吾を救いたまえ・・・アーメン」というセリフを暗唱したのち、ご飯を食べていました。

 

しかし、日本に古くから伝わる「いただきます」とは、ちょっとニュアンスが違います。そして、この違いこそが、日本を日本とたらしめる、とてつもない知恵なのです。

 

キリスト教やイスラム教の文化圏では、神さまは、ひとり。食事の際、感謝する対象も当然一人です。

しかし、日本の「いただきます」には、たくさんの対象が含まれます。

 

つくってくれたお母さん

働いてくれるお父さん

お米を育てたお百姓さん

太陽、水、風などの自然

お米という植物のもつ「命」

 

古くから日本には、米には7つの神様がいるといわれ、米粒を残すと目がつぶれるとの言い伝えもあるそうです。西欧と日本の違いの最初の点は、八百万(やおよろず)と表現される多様な神様との向き合い方の違いです。

 

そして、外国と日本の違いの二点目は、神様への感謝の表し方の違いです。

西欧では、神様への感謝は、教会にいったり祈ったり、絶対であるひとりの神様と向き合う感謝が多いようです。しかし日本では、米一粒だけでも7つの神様がおり、いちいち祈ったりできない状態です(*_*)

 

では、日本人はどうやって「いただきます」という「感謝」を現してきたのでしょうか?

答えは、「残さず食う」というシンプルな答えです。

 

植物だって1つの命。その命を奪った以上、残さず食べることが、最低限の礼儀である!と日本人は古くから言い伝えてきました

 

そして感謝を行動に還元する文化は、「おかげさま」という言葉でも説明することができます。「おかげさま」を漢字で書けば「お蔭様」となります。

 

カゴに乗る人、かつぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を作る人

 

我々の生活は目に見えないたくさんの善意が積み重なってできたものです

電気、水道、ガスはもちろん、コンビ二に並ぶ弁当も、あなたが乗っている車だって、対価としてお金は払ったとしても、目にみえぬ、名前も分からないたくさんの人の「陰」で、地球はグルグルまわっています。

 

じゃー「お蔭さま」にはどう感謝を表せばいいの?

答えは簡単。あなた自身が「影」となり。自分の与えられた役割を、精いっぱい演じることが大事になるのです

 

お父さん、お母さんから、「人に迷惑をかけないこと!」と言われたことはないでしょうか?

僕自身、めんどくさいな・・・っと思って聞いてましたが、今は違います

 

「ひとに迷惑をかけない」こととは、「お蔭様」の論理の一対の考え方であると確信しています。

 

地球上すべての人が、「お蔭様」の気持ちをもち、「ひとに迷惑をかけない生き方」を実践し、毎日のごはんを「いただきます」っと笑顔で食べる。

家訓二ストが、考える地上の楽園とは、そんなありきたり日常が、世界中のひとが甘受できる世の中のこと夢想しています

 

 

数年前、ノーベル平和賞を受賞したケニア人の女性が「MOTTAINAI」(もったいない)という日本語の意味を問いかけ、世界中に発信してくれました。

しかし、「MOTTAINAI」より、「いただきます」の方が、何倍も美しい言葉ではないでしょうか?

 

100の説法、屁1つ。

大事なものは、行動です。

 

「いただきます」と元気に発して、ご飯粒をのこさない毎日をすごしましょう^^

 

それでは、今日も「いただきます」と声と共に、感謝の一日を!

そして、家訓二ストはノーベル平和賞を「いただきます」(ー_ー)!! 

 

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水戸「まちゼミ」&「まちカル」×家訓づくり 開催報告

これは一人の人間とっては、小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である

(ニール・アームストロングー1969年 月面にて)


平成27年2月14日 水戸市のレストランよこかわにて、商工会の企画である「水戸まちなかゼミ&まちカル」の講座として、家訓づくりプログラムを開催させていただきました。

 

「水戸まちなかゼミ」は、約1ヶ月の間、市内中心市街地の各店舗を舞台に、50の講座が開設される企画です。

 

古くは藩校・弘道館に、全国から多くの学徒を招き入れてきた水戸にあっても、現代ではその面影は、史跡のなかに、眠ってしまっているのが現状です。

 

今回のまちゼミの企画は、学びの街らしい背景と目的をもった素晴らしいものです。

本来であれば、青年会議所が主宰してほしい内容ではありましたが、後輩たちは忙しそうなので、商工会さんに乗っかる形で、ちゃっかり家訓を企ててみました(*_*)

 

まちなかの周遊を誘い、いまいち元気のない中心市街地の活性化をになうため、それぞれの専門店が、智慧を出し合い講座を開設することは素敵なチャレンジです。

そして、家訓ニストのように、セミナーを開催できるスキルをもった人が多くいるのも、水戸の特徴です。これから1ヶ月の間、たくさんの分野のたくさんの講師が登場していきます。水戸を愛するたくさんの人が、教え、ふれあい、そして学ぶことって、水戸の豊かさを如実に現す奇跡です

 

水戸商工会の「水戸まちかる&まちゼミ」に注目ください^^

 

水戸青年会議所の水戸未来ビジョンには、中心市街地活性化と弘道館大学の未来像のなかに、ほぼ同じ内容の事業が提案されていました。商工会には和田会頭をはじめ、多くのJCの先輩がいらっしゃり、現役が手が回らない運動を昇華くださっているものと、頭がさがるばかりです。

 

まちづくりに、看板などなく、やれる人がやればいい

JCでも、商工会でも、家訓ニストでも?それぞれが、独自性をいかし、チャレンジしていくこそ、閉塞感がただよう地方都市に新風を注ぎ込むと信じています

 

今回、家訓ニストが担当したのは50ある講座のたった1つの窓口です

しかし、家訓づくりを「まちづくり」という観点で活用いただけたのは、初めての体験でした。動員や告知等、まだまだ課題がありましたが、地域を愛する一市民として、企画にコミットし、お役にたてたのは何よりの誇りです。


これは家訓ニストにとっては、小さな1歩だが、水戸にとって偉大な一歩である・・・

 

今後も「まちゼミ」は続いていくようです。

ぜひ次回も、講座をひらくほか、現役メンバーにも、講師として登壇いただき、様々なジャンルのエキスパートとして語りつくしてほしいものです

 

改めて、水戸商工会のチャレンジと、家訓ニストの旅のつづきにご注目ください^^

 

※水戸まちなかゼミ&まちカルのチラシです

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「両親への感謝の手紙」家訓×徳パック

家訓インフォメーション

日時:2月20日 15時~
場所:福岡県 博多 大阪屋
...
福岡中小企業経営者協会様主催のフレッシュマンカレッジに、家訓ニストが登場します^^

同協会は、家訓の父、山口先生が代表を務める団体で、13年度に続いて、2回目の登板となります
対象は、4月に就職をひかえる新卒社員さん向けの研修事業となります

本開催では、新卒のあんちゃん達に家訓を創らせてもしょうがないので、家訓づくりを、親への約束と置き換え、普段の家訓づくりをカスマイズし、家訓でなく、親への感謝の手紙をかくセミナーを開催予定です

これから就職するタイミングで、親に感謝の手紙を書くと同時に、「みらいへの約束」を誓っていただきます!

JC的にいうと、家訓&徳パック「徳っくんパック」ですね^^

感謝とは、お礼をいうことにあらず
親からもらった無限の恩を、社会人として、仕事をつうじ、周りの人に「恩返し」することなのではないでしょうか

そして、いつか家族ができたとき、親からもらった恩を、嫁さん、息子、娘さんに渡してあげましょう。

親から子へ、子から親へ、結局、地球と恩はグルグルまわっているっということです

新卒の社会人にとって、働く時に、「動機」をもっている子は強い子だとおもいます。

それが、金でも、もちろん親孝行でもいい。

 

これは、フワフワしたまま社会人となり3年も待たずして、社会から退場した22歳の幡谷哲太郎の反省から得た教訓です。ご迷惑をおかけした当時の得意先さま、同僚のみんな、そして心配をかけた両親に、自分なりの「恩返し」をしてきます。

 

福岡の地で、どんな出会いがあるか?そしてどんな縁をつむげるか?

そして、開催後の楽しみ、江藤さんの中洲ツアーは何時まで続くのか(^_^)/


家訓&徳パック『徳っくんパック』に注目です^^


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建国の日を知らない子ども達に・・・

誕生日には、お祝いをします。理由は、その日がスペシャルな日だからです。


またキリストさんが生まれた(とされる)クリスマスにも盛り上がります。

古今東西、自分が生まれた日、そして国が生まれた誕生日は、盛大なお祝いをするものです。しかし、今の日本では、建国記念の日の意味さえ分かっていないそんな寂しい現状があります。


少なくとも、キリストさんの誕生日よりも注目してもバチは当たらないのではないでしょうか?


建国記念の日にあわせ、産経新聞をの一面に日本JCの取組が紹介されました。

そして、この記事はヤフーのトップページに紹介されています。1つの会議体が起こしたさざ波が、波となりうねりとなる。そんな予感がする快挙です


今回、日本の建国について、国史会議が1万人以上の皆様からアンケートを集めて調査したそうです。


「今日が建国記念の日とは知っている」。

でも8割の方が、いつ、どこで誰が建国かしたかはわからない(*_*)


建国記念の日は、紀元前660年2月11日 初代天皇である神武天皇が橿原(奈良)の地で即位されたことを祈念する祝日です。


水戸JCでも14年の8月例会のキャンプ事業の際、50人の子供たちに、建国の歴史を問う問題を出したことがあります。正解者は、50人中2名(-_-;)

わずか5%という結果でした。


子ども達にとって、世界で一番古い国に住んでいるという事実は、様々なプライドをもらたしてくれるはずです。


意地悪な識者が、初代天皇なんていなかった!っと言われたとしても、実在が確認できる継体天皇までさかのぼっても建国は1500年前で世界一。


紫式部が、世界最古の長編小説を「源氏物語」かきあげたのが1000年前。ここでようやく、日本につづく二番目に古い国、デンマーク王室が誕生します。さらに、鎌倉幕府ができた1192年頃、イギリス王室がようやくできたとのこと


どこを切り取っても、世界一!

古い歴史があることは、子ども達に誇りをもってもらえることに繋がります。国を愛することは、家族、周りの人を愛し、笑顔を育み、広げることにつながります。


そもそも、日本を誇りにおもう。そのことが悪いことでしょうか?


右、左、まんなか? それぞれの主張があってこその民主主義ですが、国史教育を施されたのち、子ども達自身が、判断すればいいだけのこと、大人たちの勝手なバイアスで、歴史を伝えなことは、無知でなく、犯罪です。


家訓づくりは、大人むけのプログラムですが、その内容は、先祖から渡されれ来た日本人の誇りや価値観を思い出す内容です。家族に伝わる「歴史」を紐解くもの。これが家訓づくりの神髄です。

そして、子ども達に、日本の国史を伝えるために、「偉人伝」や「徳パック」の開発、立ち上げについてもお手伝いしてきました。これも国史の一部であり、ここ数年手掛けてきた運動が、ようやく昇華されはじめたものと、勝手に盛り上がっています。


JCのOBとして、そして日本人として、柴田会頭のもと、あらたに立ち上げられた「国史会議」の活躍を祈念しています。


新聞の一面になるように家訓づくりもがんばれねば(ー_ー)!!

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元巨人の千田選手の講演録

先日、業界団体の勉強会で、元プロ野球選手で、巨人、ロッテで活躍された千田さんの講演を伺いました


千田さん?っと言われても、野球ずきの家訓ニストにとっても、ちょっと耳慣れない選手です。ここで、千田さんの足跡をWIKIから紹介させていただきます。

 

千田さんは、松山商では1961年、3年の時に三塁手として、夏の甲子園に出場。1962年に読売ジャイアンツへ入団。1966年から一軍に定着し、黒江透修の控え遊撃手としての役割を果たす。1970年にロッテオリオンズへ移籍。広瀬宰とレギュラー遊撃手を争い、同年は116試合に出場してリーグ優勝に貢献した。1971年は打撃不振に陥り広瀬に定位置を譲るが、翌年には復活。1974年にはオールスターゲーム初出場を果たすが、1978年限りで引退。引退後はロッテオリオンズの三塁コーチを1986年まで務めた後に退団。マスターズリーグの札幌アンビシャスの選手として参加していた。現在は少年野球チーム「北総ボーイズ」の監督を務めている


ざっくりいうと、王、長嶋を擁したV9時代の巨人軍の控え選手です。そして、コーチ時代には入団まもない落合選手を育てた名伯楽でもあります。

講演では、V9を支えた二番手の生き方?を学ぶ機会となりました。


とくに、コーチ時代の経験として語られた「言葉では伝えられない」もどかしさには大変共感がわきます

これは、バットの出し方、ボールの取り方にかぎらず、個人個人の微妙なニュアンスは、結局、気づいてもらうまで、待つしかないっという経験談にもとづく教訓です。


仕事のなか、あるいはJCの中でも、成長を期待するものの、言葉では伝えられないもどかしさに悩む場面が多かったです。

一から十まで、伝えるというより、ヒント与え、成長を見守る姿勢が大切なようです。


現役選手としては、レジェンドすぎるチームメイトに囲まれレギュラーになれなかった千田さんでしたが、その経験が、落合さんや、あるいは多くの選手に伝えれ、プロ野球界にその足跡をのこしています。


人には役割があります。

カゴにのる人、担ぐ人。そのまた草鞋(わらじ)を造る人・・・

わらじをつくった千田さんの尊い人生に感動です。



では講演の備忘録はこちら・・・


■千田さんの備忘録


・川上監督に最初に言われたことは、「スリッパをそろえておけ」


・プロ入り後、長嶋、王がいる中、ショートにしか空きがなかった(そこにも広岡がいた)


・プロ入り後、活躍できる選手の特徴は【素直な心】。これは、YESマンという意味でもなく、自分の心にも素直で入れる心


・長嶋さんに聞いたカーブの打ち方は、「腰をおとしグっと我慢して、パッと打て」


・身体の動きを言葉で伝えるのは、凄く難しい


・「感じ(漢字)」でなく、ひらがなで伝える工夫


・落合は、とにかく野球の話ししかしない男だった。ぶっきらぼうに見えるのは、照れ隠し


・落合のファーム時代に、凡打を繰り返していたとき、「誰(千田コーチ)をみて野球をしているんだ!」っと叱りつけ、「どうせ凡打をするなら、相手のベンチに打ち込んでやれ!」っと激励したところ、次の試合に、3本塁打をうち、すぐに1軍にあがっていった・・・









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同志の死に際し・・・

訃報です。


11年度 徳溢れる心醸成会議で一緒に出向した望月さんが、闘病のすえ本日早朝なくなられました。

早すぎる突然の別れに、言葉もでません

...

あるいは、この投稿の是非をとう方もいるでしょう
でも、FBが大好きだった望月さん。そして闘病生活のすべてを公開してきた望月さんだからこそ、思い出をつづった投稿と、そして万来の「いいね」で送り出したいとおもいます


望月さんは、出向された当時、日本へのコミットに後ろ向きで、でも、家訓や、あるいは、偉人伝をつうじて、年次が終わるころには誰よりもあつい一面をみせてくれました


熱い男、望月さん。
水戸JCのロムナイトに穂坂さんと共に顔をだしてくれた際、宴席ではありがちな、話をきいていないメンバーがいたことに、僕以上に立腹し、一緒に涙を流してくれました。


嬉しいこと、悔しいこと、でも自分にとって一番きつい時に、望月さんは兄貴分のようにぼくらも見守ってくれていた気がします

画像は、つくばJCでの偉人伝の開催時の望月さんの様子です
いろんなドリカムティチャ―がいましたが、望月さんの話しが子どもたちには一番人気でした。


嘆いても、くやんでも、望月さんは戻ってきません
ぼくができる弔いは、望月さんという男の生き様を心の糧として、自分自身が成長することです
そして、ドリカムキッズ(偉人伝)をなんとか、もう一度、日本の運動に昇華させていきたいとおもいます


たくさんの笑顔と勇気をありがとうございました。
ご冥福を心中より、お祈りいたします。


望月さんのためにも、「いいね」で弔ってあげてください。たぶん、本人はそれが一番喜ぶと思います。

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家訓開催報告★日本JC資質向上委員会さま

平成27年2月7日、JC会館にて、日本JC 資質向上委員会の全体委員会の席で、家訓づくりプログラムを開催させていただきました。

 

資質向上委員会は、LOM支援グループに属し、ロムさんの運営にかかわる、よろず相談をうける委員会です。


例会の設営に関して、歴代の先輩方の講師の派遣のコーディネイトするほか、経営系のセミナーや、各種プログラムを管理しており、家訓づくりプログラムも、その1つとなります。


多くのご厚志をたまわり展開してきた家訓づくりプログラムですが、課題は1つ。幡谷につづく、家訓ニストが発掘出来ていない点です。JCを卒業してしまった身ですが、今後は、プレイヤーとしてはもちろん、後身の育成のために汗をかいていくつもりです。


この日の開催も、家訓づくりプログラムをはじめて受講されるメンバーが殆どでした。厳しい謂い方ですが、開催を希望されるロムさんの窓口が、プログラムの受講体験がないことは、怠慢です。


これを商売に置き換えると、営業マンが、扱う商材を見たことも聞いたこともないことと同義です。そんな営業から、あなたは商品を買いますか?

ロムさんの相談にのるっということは、日本JCの営業マン。営業マンなら、商品を体験することはもちろん、誰よりも情熱的に、運動を語り、プログラムを売り込むことが求められます。


今回の開催は、スタート地点。このプログラムの可能性を感じてもらうっという設えでした。そして次のステップは、委員会内で、トレーナーを育成するトレーニングを設営いただく予定です。持続可能な家訓づくり?のため、多くの家訓ニストを輩出できるようお手伝いをしていきます^^


ノーベル平和賞は、1人ではとれません。

1名でも多くの家訓の営業マン(家訓ニスト)を育て上げ、日本に、世界に家訓を売りまくり、明るい豊かな社会を実現させます^^


ロムに一番近いポジションで、よろず相談、そして日本JCの運動をうりこむ資質向上委員会の売り上げ増は、イコール、地域の発展、日本の発展につながります。


地域をかえる力は、よそ者、若者、ばか者です。

せっかく出向した以上、JCらしく、徹底的にバカになりきり、ボロ雑巾のような1年を過ごされることを祈念します。

皆様がボロボロになればなっただけ、ロムが、日本がピカピカに光輝くことでしょう^^


がんばってね!


資質向上委員会のHPは、こちら。

家訓づくり他、多くのプログラムへの問い合わせ、開催希望をお待ちしています 

http://www.jaycee.or.jp/member/jc_library/


 

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世界一貧しい大統領からのメッセージ

「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

 (ウルグアイ大統領 ムヒカ)

 

 

画像は、世界一貧しい大統領として有名になったウルグアイのムヒカ大統領の自宅の画像です。豪華な首相官邸をきらい今なお、郊外に家をかまえ、水道もひかず質素に生活しているそうです。

貧しいはずなのに、幸せにしか見えない大統領の生き様すべてが、混迷をふかめる現代社会を救う処方箋になるのはないでしょうか?

 

大統領は、首都モンテビデオの貧困家庭に生まれる。家畜の世話や花売りなどで家計を助けながらも、1960年代に入って極左都市ゲリラ組織ツパマロスに加入、ゲリラ活動に従事していそうです。数々の襲撃、誘拐にたずさわる中で、ムヒカは6発の銃弾を受け、4度の逮捕(そのうち2回は脱獄)を経験しています。1972年に逮捕された際には、軍事政権が終わるまで13年近く収監されており、軍事政権側の人質として扱われていました


経歴だけみると、リアル・ランボー(--〆)

でも、画像をみると好々爺ですね^^;

 

ムヒカ大統領の提唱する概念は、

【レス・イズ・モア】 (少ないことは、豊かだ)

っと言い換えることができそうです。って、 豊かさって何でしょう?

 

埼玉化する日本について考えていくと、結局、埼玉化をのぞむ消費者のマインドが、金太郎あめのような街をつくってしまうことに気が付きました 

 

いま、日本を支配している【豊かさ】とは、経済的な側面ばかりです


豊かさを手に入れるため、自分の時間をけずり、給料を手に入れ、たくさんの家電、いい車、夢のマイホーム。でも、そのすべてを手に入れても、ダイソンの掃除機も欲しいし、新しいモバイルも欲しい・・・ っと

 

結局、欲というものには、限りなどなく、経済的な豊かさをおえば追うほど、「ある」ものでなく「ない」ものに心が執着していくものなのではないでしょうか?

 

現代にくらす我々にとって、「ない」ことを豊かに感じる心の工夫が求められています。 だから、レスイズモアなのです。

 

たとえば、「朝ごはんを一緒にたべる」(王貞治 家訓)。

こんなあたり前の風景が、レスイズモア、豊かだと感じませんか?

一日の始まりに、みんながそろってご飯をたべる。ただそれだけのことですが、これは豊かです^^

 

最近の研究では、安心感や、気持ちよさをつかさどる「セレトニン」という物質は、腸から出ているという報告がされました。飯を食うという事は、栄養をいれるだけでなく、安らぎをあなたに約束するものなのです。そして、その幸せを家族で共有してください。 

 

日本のコトワザには、

「起きて半畳、寝て一畳 天下をとっても2合半」

という言葉があります。

 

人間が身体で占有できる範囲、そして胃袋にはいる許容量は、そんなもの・・・だったら、手に入れるばかりでなく、与えることに豊かさを感じてみませんか?

 

人生は、手に入れたものでなく、与えたもので評価が決まります。家訓づくりで紹介する家訓をもった偉人達の多くは、厳しい生活環境のなかで育ったことがわかります。

 

トヨタグループの豊田佐吉、松下幸之助、福沢諭吉・・・ しかし共通していえるのは、貧しい中でも、親からちゃんと「与えられていた」事実です。それは、勉強机でも、子供部屋でもなく、人生で守らなくてはいけない指針、だから「家訓」なのです。

 

レスイズモア(少ないことは、豊かだ)

あなたなりの「豊かさ」を家訓づくりプログラムでみつけてください^^ なんと受講料、そして家訓二ストへのギャラもタダ(*_*) ゆ、豊かだっ!

 

 

最後にムヒカ大統領が、リオでひらかれた国際環境会議で行った演説を紹介させていただきます

レスイズモア。ないことが豊かだ

 

金太郎あめのように、埼玉化する日本にあって、ムヒカ大統領のスピーチには金言があふれています。豊かさを取り戻すため、立ち戻る場所は、ロードサイドのマツキヨでなく、家訓のなかにあるちょっと昔の風景です^^

 

出典;

http://whats.be/2180

 

 

 

会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

 

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

 

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

 

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

 

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

 

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

 

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

 

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

 

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

 

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

 

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

 

昔の賢明な方々、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

 

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

 

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

 

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

 

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

 

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

 

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

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「埼玉化」する日本への警告

「東京には、人材はいるが、人物がいない。人物を育てられるのは、地方だけだ!」

(麻生太郎 日本JC歴代会頭)

 

 

 

 

バイパスを走れば、マツキヨに、しまむら。コンビニに、ちょっと走ったらイオンがある・・・


あなたの街もそんな風景になってはいないでしょうか?


金太郎あめのように、おなじ顔にみえる街が全国に広がっています
「埼玉化する日本」という本もあるそうです。


ある種、日本の縮図として、埼玉を名指してしているのも皮肉です

 

駅から延びる商店街がならんでいた水戸の街も様変わりし、今は、バイパスで国道ぞいに大型店がひしめき合い、どこにでもある郊外型のショップが並んでいます。

 

そして、この風景は、茨城だけでなく、全国どこでも同じ感覚に襲われます。バカンスにいった石垣島に、スタバも、しまむらも、あったのにはびっくりしました。

 

金太郎あめのような街は、すごく便利で、しかしどこか味気ない気がしませんか?

このような状態を中沢明子さんは、「埼玉化」と命名しています。

 

今回の家訓ブログでは、日本を襲う隠れた病、「埼玉化する日本」を研究してみたいとおもいます。

 

日本の豊かさは、四季折々にみせる表情に代表されます。このように多様性というものが、人生においても重要であると家訓二ストは考えます

 

ロードサイドに、似たような店がならぶように、あなた自身の人生も、ひとに植え付けられた似たようなコレクションをしていたら、それはすごく残念なことです

 

高校にいって、大学にって、恋なんてして、それなりの会社にはいり、それなりに働き、それなりな人生をおえる・・・ それはとっても偉大なことですが、多様性という意味では、ちょっと物足りないと考えます

 

たとえば、エリート一家に生まれた子供が高校をやめる。それは一家においては大事件ですが、そのことが、子供の人生にどれだけ影響があるかは、本人次第。高卒だって、立派な人生を送る人はたくさんいるのです。

 

埼玉化する日本の問題は、まちづくり、ひとづくりの中で克服しなくてはいけない闇なのです。

 

今の日本は多様性が支えています。大手企業のほとんどは、地方から出発しています。これは、300余藩が割拠した江戸時代の多様性を背景にしているケースが多く、藩ごとに、地域の風土を生かしたまちづくり、ひとづくりが進められてきたことで、明治維新後の日本の発展に大きく寄与したとも言えます

 

例えば、肥前(佐賀)では、陶磁器の輸出で稼いだ外貨に加え、西欧の文物を学んだことで、多くの偉人を輩出しました。のちに東芝を起業することとなるカラクリ義衛門こと、田中さんも、肥前の出身です。

同じ、九州でも、鹿児島では、郷中といわれた若者の寄合を大切にし、文物よりも、仲間の結束、そして武士らしい戦いを好む藩風だったと言われています

 

教育の多様性は、人物の多様性をうみ、そして、日本の豊かさをつくっている・・・ ここまでは、非常に素晴らしいサイクルです。

 

しかし、明治維新後、とくに日本の敗戦後は、教育の統制がすすみ、全国おなじ教科書、おなじカリキュラム、おなじ価値観をひろめる教育が進行しました

そのことで、社会にはほどほどの豊かさが保証されたものの、時代をつくり壊すような大人物が輩出されない時代になったのかもしれません

 

「埼玉化する日本」という埼玉県民の皆様には喧嘩をうるようなタイトルの本ですが、こんなタイトルにも関心が沸かない…というのも、埼玉の特徴かもしれません

何かの偶然かもしれませんが、埼玉は、オリンピックの個人種目で金メダルの輩出がない県でもあります。人口でいえば、桁違いに多い埼玉の欠点が如実に現れているデータともいえそうです。

 

 

金太郎あめのような街が広がることは、子供たちにとっても、地元で成長したとして、郷土愛を醸成できない副作用があります。

また、地域を愛せない子供たちが、おとうさんや、おばあさん。そしてひいては、日本という国を愛せなくなるのは自明の理です

 

ロードサイドにならぶ大型店は、むやみに明るく、ほどほどの商品をそろえ、便利さという魔法で、地域を、そして地域に暮らす人の「関心」をうばっています

街の多様性、ヒトの多様性、そして人生の多様性を確保するため、1億総「埼玉化」の阻止を!あるいは、「埼玉」の埼玉化脱出を希望します

 

上場企業の社長を調べれば、東大卒が一番おおく、みなさんお年をめして社長に就任しています。ひとりひとりが優秀であっても、これは、麻生さんのいう「人材」なのかもしれません。

しかし、上場企業を起業した「人物」を調べれば、高卒、中卒当たり前。松下幸之助さんに至っては、小卒です。

 

明治期に多くの会社を起業した埼玉の「人物」の渋沢栄一さんもそんな一人の人物です。学歴は、今でいう高卒。起業した第一国立銀行(第一銀行、第一勧業銀行を経て、現:みずほ銀行)の頭取に就任した時は30代。以後も、東京ガス、東京海上火災保険、王子製紙、田園都市(現東京急行電鉄)、秩父セメント(現太平洋セメント)、帝国ホテル、秩父鉄道、京阪電気鉄道、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビール、東洋紡績など、多種多様の企業の設立に関わり、その数は500以上といわれています

 

どれだけ優秀な「人物」でも、今の世の中で30代で銀行のオーナーになれるでしょうか?もしあなたの会社に平成の渋沢栄一がいたとしても、社長にある頃には60代。500社もの会社を立ち上げるには、1000年もかかってしまう計算になります。

多様性のない、そして、社会がそれを暗に認めないのであれば、これは「埼玉化」する日本の末期症状なのです。

 

っていうか、埼玉、群馬、栃木、茨城は同じ病気にかかっていますね(^_^;)

 

金太郎あめのような街や、ひとはもうたくさん。

日本を変えるためにはある意味、日本の縮図である北関東から、時代をかえる大人物が出現するかもしれません・・・

 

いでよ、平成の田中角栄(小学校中退)! ふるい?(^_^;)

 

 



埼玉化する日本 (イースト新書) 新書 – 2014/12/10

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家訓ニストの家訓日記

 

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