人生の価値は長さでなく、質。

家訓とは、人生の中で大事にして欲しい価値観を子どもたちに、渡すツールです。


一人ひとりに、「夢を教えてください」を聞くと、家を建てたい、いい学校に入って欲しいとの回答が寄せられるものが、「家訓」と形をかえ、質問をすると


・挨拶を忘れない

・人に迷惑をかけない

・ありがとうと言われる人間になる


そんな素朴な言葉が寄せられます

 

この特徴は、見ている距離の違いだと家訓ニストは考えます

この時の距離とは、個人であれば、10年、20年の距離。

そして家となると100年、200年の距離です。


残酷ですが、家訓づくりの前提は、いつか自分自身が死んでしまうというものです。棺桶の中にお金を入れても意味がないように、100年後の子孫に遺す言葉には、お金や欲が、そぎおちた素朴なものが並ぶことは当然のことなのかもしれません。


しょうがない事ですが、学生さんの夢や、目標は、どこか浅い。そして人生経験をへて、いつか来る死というものに向き合うことで、ひとは言葉に重みを増していくものです。

 

ネットで、癌患者と健康な人にそれぞれ同じ質問をしていく動画がアップされ話題になりました。

 

12歳のガン患者の少女は、夢については、「自分の足で歩く」こと、そして幸せな瞬間を、「頬(ほほ)に風があたるとき」と、回答しています。

 

日常のなんてことのない光景に幸せを感じる患者のみなさんに比べ、健康に暮らす我々の欲深さが際立ちます。

 

病気という重い十字架を背負う苦しみは、健康に暮らす我々には分からない境地です。しかし、神様に与えられた1日を一生懸命にいき、他人を気遣い、ましては残された人の幸せを願う姿勢に感動をおぼえます。

 

人生の価値は長さではなく、質である。

欲深い自分自身を戒め、太陽、酸素、海、風に感謝し、小さな喜びを感じられる、そんな人間でありたいです。そして家訓づくりは、そんな大事な価値観をプログラムを通じて多くの方に発信していきます^^

 

以下、原文です

 

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人生観が変わるかも…がん患者の切なる願いで気づかされる本当の「幸せ」

(出典:http://irorio.jp/sousuke/20150525/231636/

 

                                                   

YouTube/dulcineastudios
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人生観を一変させるとして注目されている動画をご紹介したい。

隣り同士、互いの顔を見ることのできない2人に、同じ質問を投げかけるという内容である。

一方は若くしてがんを患っている患者もしくはその家族。もう一方は健康な人。一見するとどちらががん患者でどちらが健康な人物なのかわからないかもしれない。

しかし「もしも願いが叶うとしたら?」という問いに対する答えを聞けばその差は歴然。

健康な人は仕事や旅行のことばかり

健康な人々の口からは「地中海クルーズに行きたい」「ニューヨークでジャーナリストとして仕事がしたい」「ゲームの制作会社を起ち上げたい」といった夢が語られる。

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隣りからも同じような答えが返ってくるであろうと思っている彼ら。

がん患者が口にする意外な答え

しかし見知らぬお隣さんは予期せぬ答えを口にする。

▼この女性は「娘が普通に暮らせることだけを祈っている」と…。

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彼女は38歳で14年前から白血病の治療を続けており、現在娘さんも同じ病気で闘病中だそう。

他にも「この世から病気がなくなればと願っている」(骨肉種の14歳女性)「散歩に行って道端に咲いている花が見たい」(2年半前に白血病を発症した女性)「何も心配していない母の顔を見たい」(リンパ腫の18歳女性)といった答えが続き、隣りの健康な人々は目から鱗の表情を浮かべる。

大切なものは何か…失って初めて気付く

▼12歳の少女の願いは「散歩に行きたい」というのもで、一番幸せな瞬間は「風が頬にあたるとき」

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白血病と戦うクリスティーナさんの言葉に、隣りの女性も涙ぐむ。

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病気になる前は自分たちも同じように思っていたこと、そして「失ってからその大切さに気付いた」と語る彼らは、「健康なのが当たり前」と思っている人々の目を開かせた。

日頃つい忘れてしまう、本当に価値のあるものに気付かせてくれる動画がコチラ↓