内原子ども放課後教室(PTA) 家訓報告

 

 

 

 

 

 

 

平成28年1月31日 内原子ども放課後教室の企画で、「家訓づくりプログラム」を開催いただきました

 

今回は、水戸JCの同期卒業の谷津さんが、PTAの役員を務める関係で、斡旋いただき、親子で学ぶこと、そして子ども達にも楽しい「消しゴムはんこワークショップ」を組み合わせる内容にカスマイズしています。

 

画像はワークショップ終了後に撮影させていただいた谷津さんのご一家の写真です。

少子化が叫ばれる世の中にあって4人の子宝に恵まれた谷津家の皆様に、この日「やれば出来る」という創作家訓が誕生いたしました^^

 

ぜひお子さん達には、お父さん、お母さんから渡された「やれば出来る」というバトンを胸に刻み、幸多き一生を歩まれることを祈念します。

 

家訓づくりは60分での挑戦です。

 

家訓は「親学」に最適の教材だと自負しています。

 

しかし、子育てという戦場で毎日を過ごすお父さん、お母さんは、それだけで十分尊い存在です。そこから更に「学べ!」というものもおこがましい限りだと家訓二ストは考えます

 

「学ぶ」というより、「感じる」セミナーを幡谷はめざしています。セミナーという日常からちょっと切り離された場所で、当たり前の生活で見過ごしがちな、幸せを「感じる」セミナーっというのが幡谷の理想です。

 

この日も、家系図づくり、そして親から言われたメッセージを思い出すワークショップを通じ、ああでもない、こうでもないっと、普段、なかなかできない会話で盛り上がる楽しい時間を演出しました

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の「親子家訓」のメインは、消しゴムハンコづくりのワークショップです。

 

子ども達には、家訓の講義はいかにもつまらないもの(*_*)

そこで、図工の要素を盛り込み、彫刻刀をつかっての消しゴムハンコづくりに挑戦いただく内容にしています。

 

小さなお子さんが、見よう見まねで、彫刻刀をつかいハンコをつくる姿は、いかにも楽しそう^^

 

完成した消しゴムハンコは、お父さん、お母さんが制作した家訓を書いた色紙に、押印いただき完成です^^

家族みんなでつくりあげた家訓は、1つの作品です。たとえ不格好でも? 実に味のある。そして記憶に残る1日となることは確実なのです。

 

消しゴムハンコには2つの意味があります。

 

1つは、家族で一緒に作り上げる楽しみ

そして、2つ目は、作った「作品」(家訓)が大事にされるという効果です。

 

JC内で家訓づくりを実施する際、「果たして家に帰って実践いだけれるか!?」という疑念にさいなまれます(*_*)

 

11年度の調査では、受講後の実施率は1割ほど・・・たいがいのメンバーは机の肥やししてしまっている現実があります

 

しかし、「消しゴムハンコ」を押した家訓は、家に飾ってもらえる率が高まるっと確信します。

 

玄関さき、あるいは、トイレに居間っと、目が入る場所に「家訓」が飾ってもらえることは、プログラムにとって一番うれしい効果です

 

理想をいえば、作った家訓を「唱和」し、家族が前向きに変わっていく事を願うばかりですが、階段を1段づつ登るように、まずは、家訓の色紙とこの日の思い出を大事にしていただければ、これ以上の幸せはありません^^

 

 

様々な効果がある「家訓づくり」ですが、その効果を高めるためセミナーの内容は常に工夫するように心がけています。

今回の「消しゴムワークショップ」も、工夫の1つで、PTAでの開催や、LOMさんの開催でも参考になる取り組みすることが出来ました

 

毎日の生活に追われていると、ダメなところだけが目についてしまうことってあると思います。

「怒っちゃだめだ!」と言い聞かせても、「イラッ」とした時点で、すでに負け組です(^_^;)

 

ぼくもあなたも神様でない以上。感情はあってしかるべし、でも、普段見過ごしがちな、子どもの成長や、親子の気遣いが感じられるようになれば、「イラッ」とする度合も、少しは減らすことができるのではないでしょうか?

 

家訓は家のルールを定めるものです。それは習慣だけでなく、怒る際の指標となり、あるいは、褒める際の道しるべにもなるものです。

 

この日、誕生したたくさんの「家訓」が、それぞれの家族のこれからの歩みに寄り添い共に成長いただけることを祈念しております

 

開催にあたり、ご尽力いただきました谷津さん、本当にありがとうございます。美味しいお肉も、お待ちしていますね^^