家訓二スト協会(仮)では、家訓の素晴らしさとつくり方を伝えるため、広く全国で講演活動を行っています。この度、家族のルールを定める「家訓」に注目し、PTAや青年会議所などで研修を行ってきた5年間のノウハウを凝縮した育児書「世界一簡単な『幸せを招く家訓』のつくり方」を発刊させていただきました。
現在、家訓をもつ家庭はほとんどなく、ベネッセの調査では7割の家庭に家訓がなく、さらに家訓二スト協会の調べでは99%の家に家訓がありません。
しかし99%の人が実践しない「家訓」という習慣に、人生を好転させる秘密が隠されています。改めて家訓の素晴らしさを紹介させていただきます。
■家訓は「しつけ」を身につけさせる最良の手段
躾(しつけ)とは、「社会生活をする上で、相手に対して失礼にならない作法が身につくように、人を仕込むこと」とされています。躾ができていれば、人間関係が好転し、たくさんの良縁に恵まれるのではないでしょうか?
昔から躾は、日常生活のなかで繰り返し叱られることで身につけてきたスキルです。ただし、おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らす、核家族化が進んだ現在では、日本人としての知っておくべき、最低限のマナーも、おぼつかないというのが現状です。
そんな躾を伝えるためのツールとして、家訓はとても有効です。たとえば「靴を揃える」や「あいさつは目を見てする」などの、本当に簡単なことを家訓にし、躾を次の世代へ伝える必要があります。
■伝えることで財産となる
偉業をなしとげた歴史上の偉人は多くの家訓を残しています。たとえば、伊達正宗は、「朝夕の食事うまからずともほめて食うべし。」というアットホームな言葉を、また徳川家康は、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」との遺訓をのこしています。
家訓とは、人生の良い経験、悪い経験を、子どもたちに、伝えることで教訓(財産)として残していくものです。
■世界一簡単な家訓の作り方とは?
たくさんの素晴らしい効果のある「家訓」ですが、その作り方をレクチャーする素材がない課題がありました。そこで、難しくとらわれがちな「家訓づくり」をシンプルに楽しく学ぶセミナーを開発したものが、「家訓づくりプログラム」です。
伝えるべき言葉、その選定があなた自身を現します。
たくさんの価値観が氾濫する現代にあって、先祖から伝えられてきたシンプルな価値観を見直す必要があります。
道徳とは実践です。家のルールをみんなで守る素敵な習慣がひろがることで、道徳心にあふれた子供たちはもちろん、ピカピカの地域や社会が広がっていくことを夢想します。
99%の人が実践しない家訓というシンプルな習慣が、あなたの人生を豊かに彩ってくれることでしょう。あらためて、著作「世界一簡単な幸福を招く家訓の作り方」のご購入と、家訓二スト協会の今後の展開に注目ください!
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