感じて欲しい本当のニュース~航空機事故で死ぬ確率~











航空機事故で死ぬ確率

 

先日、調布で小型機が墜落し尊い人命が失われました。いつ自分の頭のうえに飛行機が落ちてくるか分からない・・・ 今まで気にしなかった空を気にしながら暮らしている人も多いのではないでしょうか?かくいう家訓ニストも事故から2日後にアメリカで小型機にのる機会があり、ビビりながらのフライトとなりました(-_-;)

 

しかし上ばかり見ていると足許でつまつぎ転んでしまう危険性もあります。そもそも、飛行機事故で死ぬ確率より自分で転んで死ぬ確率の方が桁違いに多いものです

 

小さなリスクを避けるために大きなリスクを選んでいませんか?

 

週刊ポストで、「●●で死ぬ確率」なる企画があったので紹介していきます。

 

■航空機事故で死ぬ確率

イギリス航空安全財団の調べでは、全世界で13年までの10年間で航空機事故でなくなる数を年間平均676人と算出しています。この時、地球の人口70億とし人口10万人あたりの死者数を試算すると、10万人あたり0.0097人と推定できます

 

一方、日本の交通事故での死者数は14年で4113人。10万人あたり3.2人です。鉄道での死者数は、転落死までふくめても300人ほど、10万人あたり0.25人。確率的には、車で空港にむかう道の方が3000倍危ないことがわかります。なお、電車で空港にむかえば、そのリスクは、250倍まで軽減することができるようです。

 

実際、転ばぬ先の杖を見誤り、死者数を増やしてしまった事例もあります。それは9.11のあと、テロを警戒し、多くの人が航空機をさけ陸路を選んだ際、はからずも事故にまきこまれるケースが多発しました。これは、小さなリスクを避けるため、大きなリスクを選んでしまった典型例ではないでしょうか?

 

■その他の「●●で死ぬ確率」(10万人あたり・週刊ポスト調べ)

 

航空機事故    0.0097

交通事故     3.2

豚の生レバー   0.71

ふぐ       0.033

風呂で溺死    3.1

階段で転倒    2.1

落雷       0.011

大雪       0.074

ヒグマ      0.00094

ハチ       0.015

地震(津波)   1.0

津波のみ     0.16

熱中症      1.4

海        0.28

山        0.24

他殺       0.27

自殺       21.9

 

お子さんの命を守るために本当に有効な対策をしているでしょうか?

あるいは、しなくてもいい注意をして、本当の危機から目をつぶってはいないでしょうか?

 




マスコミは、変わったニュースをとりあげる習性があります。


たとえば、東日本大震災で、茨城県では死者25名、住宅全壊半壊21万棟を記録しています。しかしこの被害が報道されることはありませんでした。東北の被害や、福島での原発事故にくらべ印象が地味であり、結果ニュースの中に埋没しています。しかし、翌年におこった筑波での竜巻では、段違いの報道がされています。被害状況は、死者1名、300棟が倒壊です。これは竜巻という特殊な状況や、前後に大きなニュースがなかったことも影響しており、被害の有無でなく、印象の過多で報道がされている分かりやすい事例ではないでしょうか?


おなじように、毎日起こる自動車事故よりも、トリッキーな航空機事故や、ユッケの食中毒、偽装女将の記者会見の方が数字をとれるコンテンツだということもできます。

 

報道機関の本質は商売です。より安価に商品をしいれ、高く売ることが商売のかなめ。毎日起こるニュースの中から、視聴者の興味をひく内容をピックアップし編集しお届けし、結果広告料収入を得るのが業務内容となります。

 

結果、本当の被害や、危険性よりも、数字(視聴率)がとれるニュースが優先されることになります。あらためて、注意しなくてはいけない本当のニュースとはなんでしょう?

 

家訓二ストの考える本当のニュースは、朝食のときに家族同士の今日の予定を話しておくだけで十分だと提言します。


航空機事故も、TPOも、安保法案も、重要なことだが人生には関係ない!そして、日本の一番の課題は、自殺者数の多さと断言します。人口10万人あたり21.9名が尊い命を自ら絶っていることがわかります。これは、アメリカにおける銃による他殺者数10名(年間3万人が死亡/人口3億人で試算)よりも倍以上多い数字です。

 

自殺者数を減らす取り組みとして、命の授業など取り入れられていますが、そんなものがどれだけ効果があるか?は疑問です。数十年と自殺者数が増える中、唯一前年の死者数を下回った年があったことをあなたはご存知ですか?それは、2011年、東日本大震災の年です。あれだけの被害があったなか、人々は命の尊さと家族の大切さを見直した1年になったのがその理由です。

ひとは弱い生き物です。仲間から疎外されたり、自分の存在価値を否定されると自殺に陥る可能性がたかまります。わたし自身、職場の人間関係に悩み心を患った時期がありました・・・

 

あらためて、危険率No.1の自殺から、わが子を救う方法を考えます

ここでは、自殺防止のための3つの提案をします。

 

① 世の中には、たくさんの価値観があることを伝え、体感させること

② 人生で大事にしくなてはいけないことを家訓として伝えること

③ お父さん、お母さんが人生を謳歌し、死んだらもったいないっと思わせる^^

 

家訓二ストが提案する、本当のニュース、そして本当の転ばぬ先の杖は、家訓づくりです

短い人生を誰かが書いた嘘で騙されていてはもったいないと思いませんか?

本当のニュースは家族のことで十分^^ 余裕があれば、先祖のこと、親戚のこと、ペットのことを話題にすればいいじゃないですか


ドローンが落ちて誰かが死ぬことも、あるかもしれないが、それは豆腐の角に頭をぶつけて死ぬようなもの。ゼロではないが、忘れてもいいささいなことです。

確率的には、そんなテレビのどうでもいいニュースをみたあと、お風呂にはいる。そして2階にのぼってねる・・・その間の方が、ドローンよりも、銃による殺人事件よりも、グッと危険が高まっています。


 

以上、様々な危険性を確率で紹介してみました。

本当のニュースは食卓にあり、そして本当の危険は、日常の半径1mの中でおこります


昔から日本では、起きて半畳、寝て半畳。天下をとっても飯2合との格言があります。

 

家族を本当の危機から救い、人生を謳歌するための秘訣は、家訓にあり!

1畳分の幸せをつくる家訓づくりにぜひ、挑戦してみてください^^