先日、川崎で痛ましい殺人事件が起きてしまいました。統計的にいえば、確実に減っている凶悪事件ですが、こんな悲劇をゼロにしていくことが社会の理想です
「いじめ」をなくすために有効な「家訓づくり」の効用を紹介したいと思います。
まず最初の分かれ道は、「いじめ」をなくす or 「悲劇をなくす」のか。という選択です。
この時、「いじめ」をなくす方を選びがちですが、家訓二ストの考えは違います。「ある」ものを「ない」としてしまうことで、より陰湿な「いじめ」が発生してしまうからです。
幡谷は、最小限の「いじめ」を許容する社会を提言します。
家訓二ストの提案する「いじめ」を許容する社会とは、「いじめ」があったとしても、最悪のケース(自殺や他殺)に至らないように地域全体で子供たちを包み込む取組です。
青少年の自殺の動機を見てみると、大人からみれば、しょうもないことで悩み、苦しみ、自ら命を絶ってしまうケースが後を絶ちません。
こんなとき、命の教育?をしても逆効果だと家訓二ストは考えます
子供たちには、多様な価値観、おもろいおっさん、うるさいおばさんで社会はできている事を感じてもらい、小さな固定概念から脱していってもらうことを着地点とします。
この時の多様な価値観というのがポイントで、現在は、いい子ちゃんを求める学校の価値観が幅を利かせているのはでないでしょうか?
これを、親(家)の価値観、そして、地域の価値観を子供たちに感じてもらうことで、世の中にはいろんな人がいること、そして、社会は結構なダメな人間でも救ってもらえること?を教え込む必要があります
この時、学校側にもとめるスキームは、土曜学習や、コミュニティースクールで、地域の人が学校の運営にかかわる仕組みを導入することを提言します。立派な先生のお話ではなく、地域に暮らすちょっとノロマで、やさしいおっちゃん、おばちゃんと交わる機会があることって、多様性を生む取組となるはずです。もちろん、このスキームには全国の地域に根付く、青年会議所のメンバーにも係ってもらうつもりです。道徳の素材や、青少年事業で培ったノウハウを学校にフィードバックしていくことで、地域で支える学校づくりのキーになるものと夢想します
そして、次に、親の価値観の形成を促す必要があります。この時有用なのが、家訓づくりプログラムです。家訓の唱和を通じ、しっかりとした軸を渡すことで、たとえいじめがあっても、それをもバネにするような子供を育みます
さいごに、東京から一番近いシャングリア(理想郷)、茨城のいじめをなくすスキーム。「ごじゃっぺスキーム」を紹介させていただきます。茨城弁でよく使う3つのワードから、いかに茨城でいじめをなかったことにしているか?を知っていただきたいと思います^^
「しゃーめー」(意:しょうがない)
コメントをお書きください