言うは易し 行うは難し・・・
家訓づくりの新しい可能性、家訓づくり・・・からの、両親への手紙のカスマイズ開催を企画させていただきました
言うのは簡単。そこから、行動に移してもらうためには、心のフックをかけ、さらに魂をゆさぶる必要があります。
平成27年2月20日 福岡中小企業経営者協会主催のフレッシュマンセミナーむけに家訓づくりのカスマイズプログラムを開催させていただきました。
この日の開催の対象は、就職を4月に控えたフレッシュマンの皆様でした。まだ家族をもたない新卒の学生さんに「家訓?」を作ってもらっても、フックどころか、フラ~としてしまうのは明白です。
そこで、魂を揺り動かすために、いつもの家訓づくりに加えて、家訓に記した誓いと共に、受講者、お一人おひとりが、育ててくれた両親にお礼の手紙を書くというカスマイズに挑戦しました。
画像をみてください。真剣な表情が伝わるでしょうか?<(`^´)>
90分のセミナー中、60分を家訓づくりに、そして30分を手紙を書く時間に設定させていただきました。予想どおり、前半の家訓づくりでは、ポア~ンとしていた受講者も、親への手紙の段には、熱心さが倍増していた印象です
これが、プログラムの効果です。
たとえば、受講者をあつめ、「はいっこれから親への手紙を書いてください」とお願いしても、この空気感はつくれません。
60分をかけ、おどしたりすかしたり、心を揺さぶってこそ、効果が何倍にもなることを家訓ニストは知っています。
そしてプログラムの最後に、おのおのの宿題として、母親の足を洗うという課題をだしました。
あくまで努力目標ですが、家訓ニストの戯言を信じ、親の足を洗った学生さんがいたら、その子は人生の勝者だと思います。
手紙に加えて、母親の足を洗う・・・
そこまでやるから、心が動く。そして行動が伴う。
それが徳溢れる心醸成プロジェクト「家訓づくりプログラム」の神髄です
初めての挑戦もおおく、進行等に宿題は残りましたが、いい手応えでプログラムを終えることができました。
今後の開催のなかでも、親へ手紙のカスマイズに挑戦していきたいです^^
今回は、新卒の学生さん対象でのセミナーで、学生から、社会人になる最高のタイミングで、両親に手紙を書いていただき、これ以上ない開催となりました。
しかし、受講にうっかり加わっていただいたナイスミドルな40代の方も、熱心に手紙を書いていたのが印象的です。最初は嫌がっていましたが、誰よりも手紙と向き合っていた気もします。もしかしたら、親への感謝をのべる必要があるのは、学生さんではなく、子育て世代、つまり僕自身なのかもしれません
でも母ちゃんの足は洗いたくない(*_*)
言うものは、必ずしも徳あらず。
言うは易くして、行うは、難ければなり。(『塩鉄論』利議)
セミナーを何度企画させていただいても、学ぶのは自分であり、痛感させられるのは、自分自身の幼さです。
これから就職をひかえる学生さんたちのまっすぐな視線に、勉強させていただいた開催となりました。
言うは易し、行うは難し
やっぱり、ぼくが足を洗わないと信ぴょう性がないな(-_-;)
家訓ニストも、一匹の迷える子羊。
早く、人間になるため、日々、人間修行中です。
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