投票率をあげるために、ひとり1000円! 現ナマ支給を提言します
このプランでかかる費用は1億人×1000円で、1000億円。
高いようにも感じますが、今回の総選挙の諸費用は700億円とも推計され、たとえば、何千億円もぶっこんでも、ちっとも完成しない八場ダムと比べても民主主義を守る費用としてはかえって安上がりなのではないでしょうか?
まちづくり、ひとづくりを表明する青年会議所ですが、それは所詮ママゴトです。市民が、まちに、そして国に意見を反映できる唯一の機会は、「選挙」しかありません。
JCでは、そんな大切な一票を大事にしてもらうため、公開討論会や、マニフェスト型の選挙などを推し進めてきました
しかし、今回の総選挙、投票率52.66%・・・最低の数字を更新する結果となりました。
国民の半分が、棄権している選挙って、もはや選挙ともいえません。あるいは、制度事態に改善の余地があるのではないでしょうか?
とくに投票率の低い20代、30代にとっては、世代間競争に負け、社会保障費が年間10万円は損している・・・との統計があります。
現実に、特養ホーム、介護施設はバンバンできるのに、待機児童は一向に減りません
これは有権者として意見を表明してきたシニア層と、なんとなく静観してきた若者の層との差とも言えます。政治は国民が決めるもの。たとえば、全国のお母さんが団結して、保育園の整備、あるいは時間外保育等の整備をもとめれば、あっという間に解決できる問題なのです。
そのためには、有権者として意思表明する「投票」が必要になります
ここで日本の低投票率をなげく前に、諸外国の投票率を調べてみます
北欧の国々の投票率は高く最近の国政選挙などの投票率は、
スウエーデン85%
アイスランド85%
デンマーク 88%
ノルウェー 76%
フィンランド67%
8割を超えている国もあります。
他の西欧諸国などでは、以外に低く、
ドイツ 71%
イギリス 66%
フランス 57%
アメリカ 42%
世界には義務投票制として法律で義務化している国もあります。
そうした国ではおおむね8割を超えています
特に投票に行かなかった場合の罰則が厳しい国ほど、投票率は高くなります。
シンガポール(選挙権はく奪)・・・93%
オーストラリア(罰金) ・・・93%
ベルギー(罰金・選挙権制限)・・・89%
ウルグアイ(罰金・権利制限)・・・90%
トルコ(罰金) ・・・88%
ブラジル(罰金) ・・・82%
イタリア(罰則なし) ・・・76%
引用:The International Institute for Democracy and Electoral Assistance
罰金だとなんか嫌な感じなので、現ナマ支給1000円の方がてっとり早くて良くないですか?
また、将来的にはコンビニで選挙でもいい。もちろんネット投票だって認めるべきです
今回の選挙では自民党が圧勝しました。しかしこれを比例区だけにプロットして解説すると、半分が棄権する中で、15%のひとだけが自民党を選んだだけだったとの調査があります
つまり日本がもし10人の村だったと仮定すると
半分の5名は様子眺め
一人は、一匹オオカミの頑固おやじ(共産党?)
残り4名のうち2名は喧嘩ばかりしているので、仲の良い2人が結託すれば、選挙で過半数をしめることが出来ちゃいます
1億人のうち15%が選んだ政権・・・それが今の日本の民主主義です。
うがった見方をすれば、眠っている半分の有権者が起きた時、政治は一瞬で変わります
政権側が、いまだに明治以来の選挙の方法を踏襲しているのは、有権者を寝かしたままにしておく一流の策略かもしれません
立て国民よ!(Byギレン・ザビ)
でも、ギレンのような大演説をしても、響かない人は響かない。行かない人は選挙にいかない(*_*) 善意に期待しても人間はわがまますぎる動物なのでしょう
やはりここは、家訓二ストの提唱する1000円の現物支給で、欲の力をかり、投票率を上げる手法を提案します
金でかった民主主義などと揶揄されそうですが、金の分配が民主主義の本質である以上、ひとり1000円はおこづかいとしては妥当な額ではないでしょうか?
選挙に行かないあなた、理由は何ですか?
1000円もらったら、選挙にいく?
そんなあなたも、そして私も、持っている票は1票だけ。
民主主義は最低の制度ですが、それしかないのも事実です。あなたの一票の価値は、あなた自身の価値です。選挙にいきましょう
そして、日本を一緒に作りましょう
コメントをお書きください