名前を連呼するだけの選挙戦・・・
逆説的にいえば、連呼するぐらいしかやることがない・・・というのが日本の選挙の特徴です
戸別訪問は禁止
SNSはだめ
HPは更新しなけばいい?
現状の公職選挙法では、候補者のできることって限られているのが現状です。
HPや、SNSをつかえば、チラシをまく必要や、駅前で立っている必要だってないはずなのに(*_*)
画像は、日本の選挙戦の可笑しさをとらえた映画のポスターです。『選挙』(せんきょ)は、日本のドキュメンタリー映画。映画監督の想田和弘によるもので、ベルリン国際映画祭、シドニー映画祭などに、出展された他、ベオグラード・ドキュメンタリー映画祭で、グランプリを受賞しています
また、60分短縮版がBBC、PBS、ARTE、NHKなど200カ国近くでテレビ放映され、国内外で大きな注目と評価を得ました。2009年には、米国放送界最高の名誉とされるピーボディ賞を受賞されました
映画は横須賀の市議選の補欠選挙に密着したもので、普通の?市民であった山内さんが小泉首相のファンという安易な理由で立候補をし、日本独特の選挙戦に巻きこまれる有様をとらえた作品です。名前を連呼するだけの選挙戦や、電信柱にも、お辞儀をする? 独特すぎる風習の数々に、世界中の方が目を奪われることになりました・・・
あなたは誰に、未来(1票)を預けますか?
報道ベースでいうと、今日明日中(平成26年11月18日現在)にも衆議院が解散され選挙戦に突入すると言われています
選挙戦が始まると、お祭りムードになりますが、選挙とは、生活そのもの。遠い星で行うものでもないし、角が生えた鬼がするものでない等身大の市民が、自分の未来を決める貴重な機会です。
だからこそ「これででいいのか?」という疑問をもつべきだと家訓二ストは考えます
たとえば公費による新聞への掲載。これは一説には選挙期間中に、数十億円が大手新聞に渡るといわれ、いまさら新聞広告を誰が読むの?という素朴な質問は議論もされぬまま、バカバカしい選挙戦が始まってしまいます
『民主主義は最低の制度だ、しかしそれしかないのも事実だ』
イギリスの宰相、チャーチルの残した言葉です
偉人も、ノーベル賞受賞者も、泥棒も、ヤンキーのあんちゃんも、ひとり1票。
領土問題も、憲法問題も、ごみ問題や、待機児童の問題だって、国政も内政も、赤の他人に1票をゆだねるのが選挙
スーパーざっくりですが、あなたの不満や希望を叶える場所は、選挙しかないのです
たとえば、日本を愛する立場で家訓づくりを推奨する家訓二ストを分類すれば、右?ということになりますが、原発政策では、即刻廃止の立場です。
全般的に安倍総理を応援しているつもりですが、同じように原発や公共工事の進め方には納得いきません。
とても1票にゆだねられずに混乱します
同じように1億人の欲望や夢が1票に託されこの国の明暗をわける・・・
それが選挙です
しかしぼくには1票しかない以上、100%!と言えないにしても、よ~く吟味し誰かにゆだねるしかしょうがない。
しかし肝心の選挙戦をみても、名前を連呼する街宣車ばかり(>_<)
日本青年会議所では、そんな現状を憂いマニフェスト型(立候補者による約束)の選挙と、候補者をあつめる「公開討論会」を企画しています
今回の衆議院選挙でも、全国295選挙区すべてで、公開討論会を開催できるよう全国のJCメンバーが調整に走っています
それって、選挙管理委員会がやることなんですが、愚痴をいっても始まらない。
なおかつ費用は公開中立を守るためJC側からの持ち出しです!
市民の皆様にはもちろん、私自身の投票の際の判断基準をつくるために、討論会を成功させる必要があります!
まちづくり、ひとづくりを標ぼうする青年会議所にとって、選挙は最高のまちづくりのツールです
わずか10日あまりで、会場の予約や設営、候補者の調整等、ありえないスケジュールの中、奮闘する全国のJCメンバーにエールをおくると共に、この選挙の結果、民意が反映された正しい政治が行われることを祈念します。
っていうか、とにかく大変だ(*_*)
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