石原慎太郎氏は1932年兵庫県うまれ、(父は愛媛県大洲市出身)。1952年一橋大学へ入学、在学中に「太陽の季節」で作家デビュー、翌年、芥川賞を受賞。1968年国政へ挑戦し、史上初の300万票をえてトップ当選。1999年には都知事選挙に出馬し当選。12年に辞職をするものの、東京オリンピック誘致は氏の発案によるもの。
現在も、国政にもどり17年ぶりの議員活動を継続中。現在83歳、暴走老人を自称している
こうして経歴をならべるなかで、もはや石原裕次郎の兄という紹介も必要ない賢人です。
また共著となった「NOといえる日本」はベストセラーとなり、ゴリゴリの右っと評されながらも、ウィットにとむ発言と、憎めない笑顔のためか、大変な人気があり総理待望論も久しくあった人物です
夢をかたる政治家や、したり顔のコメンテーターが多い中、案外実務家でもあるのが石原さんの特徴かな?とも思います。東京オリンピックの誘致も、当初は反対が多い案件でした。
また国政復帰の際には、東西の人気者 橋下市長と手を組む周到さも見せました
多くの業績があるなか、家訓二ストが紹介する業績は、東京都によるディーゼル車の規制の業績です。東京をすすちゃける、子供たちの健康を奪うディーゼル車が出す排ガスに、当時は業者に配慮し甘い規制が掛けられていたのが実情でした。
これを、石原都知事は、ペットボトルに汚染物質をつめ、シャカシャカするパフォーマンスで世論を喚起させています
その裏側で、都のスタッフたちは、霞が関に通い規制実現のための根回ししていきます。
トラック業界をとりしまる運輸省に、経済をあつかう通産省、そして環境をつかさどる環境庁まで・・・ おのおのが反対の中、自動車業界には、新車が売れるチャンスだと応援団にかえ、運輸省には、規制の拡大による省益拡大を訴え、環境庁にも、それぞれのデメリットをメリットにかえる提案を行い、不可能と思えた排ガス規制は大成功。いまでは、都の取組を国がとりいえれ全国に青い空がひろがる取り組みになりました
世の中にある課題を拾い上げ行政のなかで解決していく。
当たり前のことですが、そんな政治家はいるようでいない。石原慎太郎が未だ人気が衰えないのもの、国民の多くが、そうした姿勢を高く評価しているからでしょう^^
では講演の備忘録はこちら・・・
講演ちゅうは、放送禁止用語を連発しておられましたがここではライトに補正し紹介していきます^^;
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・こんな話をきいた
大学生A:「おまえアメリカと日本が戦争したって知ってた!?」
大学生B:「マジでっ でっどっちが勝ったの?」
・近現代史を教える必要がある
・日本の戦争が侵略戦争でなかったことは、マッカーサー自身の証言で裏付けられている
・東京裁判は不当なものだった。しかもその呪縛にいまだ縛られている
・日本が自衛のために戦争を決断させた「ハルノート」について、現在では、ロシアのスパイが校了にかかわり、日本とアメリカを対決させ、日本の南下を食い止めさせたことが判明されている
・焼野原となった日本が再興したのは教育の力
・猿まねなどと言われたが、独創的な研究もおおい
・21世紀に入ってからは、アメリカについで2番目の受賞者数。そして、それはユーロ圏での受賞者総数より多い
・GHQは、日本の再興をふせぐため日本の道徳や社会を壊す教育改革を断行し、いまも続いている
・GHQによって強制された憲法を守っているのはおろかなことだ
・KOMATSUの研修施設には、宿も食堂もない、地域の発展を願ってのことだ。地方をになう素晴らしい心がけ
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たくさんの刺激的な発言がありましたが、印象に残った部分だけを紹介しました。
当日は、全国から集まったJCメンバーと松山の市民のみなさんが駆けつけ、会場となったひめぎんホールは満席となる盛況ぶりでした。
しかし「い~話だった^^」っと満足しているようでは、そこらにいる評論家と一緒になってしまいます
夢を語りながら、なおかつ実現にむけ努力する実務家でいることが、JCのJCたる由縁です
近現代史が足りないならば、プログラムをつくって全国の小中学校を回ろう!
そして、教育がおかしいならば、夢をかたるだけでなく、教育改革のために知恵をだし、変革に取り掛かろう
石原慎太郎氏の激励を胸に、氏の業績を上回る漢(おとこ)であるよう、日々精進していきます!
ちなみに、石原家の家訓は、
「明日の戦、わが身は無念と心うべし」
その意味は、明日の戦の結果で、自分が死ぬこともあるだろう。だから今日を限りだとおもい必死にやれ!っという感じです
息子である気象予報士の石原良純をみていると、ちょっとどうかな?とも思いますが、その辺の茶目っ気も含め、石原さんは石原さんです
これからも、天上天下唯我独尊。暴走をつづける老人として、世の中をかき乱してください^^
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