コミュニティーの力とJCの役割 ~全国大会 松山大会によせて~

 

 

 

 

(ピーポーくんのいる風景?)

 

全国大会のため、松山いりしている家訓ニストです。旅にでると、いつもと違ったものの見方ができるものです。

近すぎてみえない地域の素晴らしさ、あるいは、水戸に足りないエッセンスまで・・・ 

今回は、旅の途中でふと思い出した来賓挨拶の一節を引用し、コミュニティーとJCの役割について考察させていただきます

 

先日、つくばJCさま定期総会に出席した折、来賓挨拶として、つくば中央署の署長より力強い応援をいただくことになりました。とくにコミュニティーについて素晴らしいお話を頂戴しました。

 

つくばJC様では、市内にねぶたが巡航する「祭りつくば」や、ちゃんりこで筑波山をかけあがる「つくばロードレース」などを企画し、地元警察署と強い絆で結ばれています。また、先のつくば市北条地区での竜巻被害の際には、いち早くボランティアを開始するなど、地域に輝く存在でもあります

 

では、力強い署長のご挨拶はこちら・・・

 

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・防犯は、未然にふせぐ力、それはコミュニティーの力

 

・110番の要請で、実際にあったケースとして、自分の駐車場に、隣の住人の車があった!っという通報があった。それは、地域で解決してほしい問題です

 

・東京の官舎では、地域での草抜きに参加することが、指示されていた。それがコミュニティーをつくることを意味していたからです。しかし、つくばには、そうした習慣がなく、草抜きも業者任せになっていて、自分自身反省です。

 

・地域にコミュニティーをつくる必要がある

 

・竜巻の災害発生時に、つくばの北条地区にコミュニティーの力があったため、復旧が早かった

 

・コミュニティーをつくれる無二の存在、それがJCのみなさんです

 

・防犯で一番効果があるのは、地域での声の掛けあい、つまりコミュニティーの力です。つくばの中でも、コミュニティーの強い地域もあれば、新住民だけの地域もある、ぜひJCの皆様にがんばってもらって、一緒にまちを守ってほしいです

 

 

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つくばJCさんの普段の活動の素晴らしさと、そのことで地域で必要とされていることがわかった総会と、来賓挨拶でした

 

全国津々浦々で、多くの活動をしている青年会議所ですが、事業当日の動員や、効果だけに気がとられていないでしょうか?

 

しかし、地域の中で青年会議所が求められている役割って、祭(事業)でつくられる賑わいでなく、祭をつうじて、作られる新しい人間関係、つまりコミュニティーの創設かもしれません。

 

青年会議所では、10月9日~12日の日程で、四国、松山で全国大会を開催しています。全国のメンバー1万人が、松山に集結する一大イベントです。この3日間、松山の街中は、スーツ姿のメンバーが埋め尽くすことになります。宿泊先、飲食街、夜の街は、空前の大盛況となることは必至です!

しかし、松山にもたらされる本当の財産は、この3日間に落とされるお金でなく、ここまでの準備のなかで、松山青年会議所さまと、地域の皆様が培ってきた、新しい人間関係。コミュニティーの創設であると断言します

 

水戸青年会議所では、2004年 全国会員大会を主管させていただき、おなじく多くのメンバーをお招きした経験があります。そして、この一大事業の後、行政や、まちなかの関係先さんと、コミュニティーを形成することに成功し、以後、水戸芸術館とのコラボ企画「カフェイン水戸」や、偕楽園の夜間開放企画「夜・梅・祭」が実現していくことになります

 

そしてこの新しいコミュニティーは、震災発災時に大きく活用されることになっていきます・・・

 

 

つくば中央署の署長さまから頂戴したエールは、自分たちでも気づきにくい運動の本質を教えていただく機会になりました^^つくばJCさまと等しく、日本各地にある青年会議所の1つ1つが、地域で必要とされる存在になったとき、日本を輝かせる存在になるはずです。

 

全国大会 松山大会のご盛会と、今後のコミュニティーづくりへの期待と、自らの足元、水戸の輝きを、そして家訓づくりで、家族の輝きを増すことを約束します!