家訓創世記
画像は、2011年2月 八戸でのセミナー開催の様子です。あの頃君は若かった?ボスである穂坂議長と、その被害者を集めた記念写真です(*_*)
まず光あれ!
キリスト教社会の創世記では、全能の神は光をもたらし、その後6日間で、世界をつくりあげました。
誰がつくったかは別にして、太陽・酸素・海・風、それぞれに「はじまりのお話し」があります。そして、家訓づくりプログラムも等しく、「はじまり」がありました。
11年度の出向した際の戦友、白澤副議長と会食する機会に恵まれました。その席で、私自身、忘れていた思い出があったので、備忘録として残しておきます
今では当たり前のように?「家訓づくりプログラム」が存在していますが、ドラえもんに頼んでポケットから出てきた訳でなく、その制作過程は、グチャグチャしたもので、多くの皆様の知恵や助言を集結し、暗中模索の中、ようやくたどりついた・・・といのが真相です。
また、「家訓づくり」の手法に関していえば、日本JC内で評判が悪かったのも事実です。つまり手法ありきではないか?という意見が噴出し、何度も炎上していくなか、スタッフ内で、関係する資料をつくり、1つ1つ丁寧に、意見と対応を繰り返しまし、理事会での審議上程に備えました。この過程は、LOM中での議論によく似ているのではないでしょうか?
改めて、家訓創世記です。このお話は、2010年10月にさかのぼります・・・
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同年9月、交通事故にあい、自宅療養をおくっていた間に思いもよらないお話しを頂戴します。日本JCへの出向です。そして有無をいわさず【予定者】のクールが始まり、右も左もわからないままスタッフとしての時間が始まりました。当時のボスは、穂坂議長(現・埼玉ブロック会長)です。
ボスから、幡谷に命じられたミッションは、大人向けの「徳溢れる心を醸成するプログラムをつくれ!」というものでした。そして4人の副議長は、それぞれ
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徳溢れる心を喚起させるフォーラムをつくれ (第1小会議)
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徳溢れる心を醸成する大人むけのプログラムをつくれ (第2小会議)
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徳溢れる心を伝播させるために、教育システムをなんとかしろ(第3小会議)
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徳溢れる心をつたえる子ども向けのプログラムをつくれ (第4小会議)
っという枠組みが示されました。
ミッションの中核は、「徳溢れる心」です。つまりこのワードをきちんと理解していないと、それぞれの対象にむけた作戦は寝れません。記憶が正しければ2週間ほどの時間をかけ、昼夜を徹し、この議論だけをした記憶があります。日本JCは、もちろん、LOMの事業でも、こうした「そもそも論」をしていくことをお勧めします。反対に、スケジュールありきで、議論をないがしろにしていくと・・・ 結局、墓穴を掘ることは必至です。
会議体内で出した結論は、「徳溢れる心」⇒「正しい心」
⇒「正しい心」とは、「良心」
⇒「良心」とは、「日本人と受け継がれてきた誇り高き精神性と、美意識を兼ね備えた使命感の源となるもの」
当時、結論として、上記のような【共通言語】を導き出しました
そして、この着地点に誘うために、それぞれ「ツール」を創っていくことになります
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第一小会議 日本人の誇り高き精神を感じ、喚起させるフォーラム
⇒京都会議「水澤心吾一人芝居「決断・命のビザ“SEMPO”杉原千畝物語」
⇒サマコン「水野真紀 神話の朗読」
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第二小会議 家訓づくりプログラムの開発、発信
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第三小会議 熟議の推進による教育システムの改革
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第四小会議 偉人伝の開発、発信
たっぷりと時間をかけ、予定者の議論ができたことはその後の活動で活きていきます
一同、不安を抱えながらも、1つのチームとしてまとまった時、穂坂議長はいいました。
議長:「てっちゃんいいずらいけど、11月からの上程でお願いします!」
幡谷:「はいっ ・・・って来週やん(>_<)」
2011年の10月初旬、出向者の呼び込みがあり、そしてたっぷり2週間の議論。そして、議長から示されたのは、協議、審議と続く予定者の鬼のような上程スケジュール・・・
11月の上程まで1週間をきった中、議案書は当然白紙の状態。できるのか、おれ!?っていうかパワーポイントも、パソコンに入ってないぞ(*_*)
こうして、穂坂議長のもと、各副議長は、それぞれのツールを用い前代未聞の挑戦に挑んでいくのです・・・
つづく
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