「地名」はご先祖さんからの伝言です。あなたの住んでる街の旧称はなに?

質問です。まったく同じ条件の賃貸物件があったとしてあなたはどちらの物件に入居しますか?

①コーポ八木
②八木蛇落地悪谷マンション


答えの多くは、①! 
②は、見ただけで毒々しい・・・(*_*) 

八木蛇落地悪谷・・・この地名は、人が住むのに適していないというご先祖さんからのメッセージです。
地名は、歴史を語る宝です。 市町村合併のなか、いま日本中でそんな「宝」がなくなろうとしています

津波の被害があった東北には、波分神社がのこっています。これは、津波の到達地点を未来に遺したものでした。しかし、この教訓を生かせなかったのも人間の業です。

そして、大規模な土砂災害に見舞われている広島市安佐南区八木3丁目はかつて「八木蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」という地名だったことがTVで紹介されました。

地元の住民らによると八木3丁目は山からの水の通り道だったようで、まるで蛇が降るような水害が多かったことから蛇が落ちる地と書いて蛇落地(じゃらくじ)となったといわれています。

先人は災害の危険を地名で伝えようとしていたが、不動産価値の問題から地名が変更されることなったようです。地名が変更されるにつれて次第に土砂崩れの教訓も忘れられることとなり、取り返しのつかない事態になってしまいました。

あなたの住んでいる場所、そして古い地名を調べてみてはいかがでしょうか?
土地に眠るご先祖さんからのメッセージが、分かると思います

ちなみに、弊社の建つ水戸市城南には古い地名がありません・・・理由は、千波湖の埋め立て地だからです。
案の定の先の震災では甚大な被害を受けてしまいました(p_-)

先人の知恵・・・ 偉大です