水戸JC 8月例会 「ちびっ子平成弘道館」 開幕!

水戸青年会議所8月例会「ちびっ子平成弘道館」の紹介です

 

水戸青年会議所では、過去9回に渡り、夏休みにあわせ「ちびっ子平成弘道館」を企画しています。

リーダー教育をになう青年会議所にあって、郷土のなかで、次世代をになう子ども達の成長を見守ることも重要なことではないでしょうか? 明日のリーダーをつくる一連の取組を、水戸JCでは、「ちびっ子平成弘道館」と呼んでいます。

 

いってしまえば、夏のキャンプなのですが、神社での宿泊体験を打ち出したり、市内50kmを歩く企画、また本年度は、農業体験を提供しています。約10年の歩みのなかで、水戸市主催のリーダーキャンプが開催されるようになった他、別企画で実施したちびっ子郷土検定が、県内中学生が参加する郷土検定に取り入れられるなど、地域の教育のなかでイノベーションをおこしています。

実は、家訓づくりプログラムも、2008年ちびっ子郷土検定の裏版で実施したのが出発でした。

 

地域を代えてきた「ちびっ子平成弘道館」。

約10年をかけ、地域の子どもたちの成長を見守ってきました。しかし、長年の挑戦のなかで、感じたことは、結局子どもの成長は、お父さん、お母さんにかかっているという当たり前すぎる結論でした。

 

画像は、開会式を行った体育館の様子です。靴をそろっているか?あなたの目で確認してください。家訓ニストの観察では、お父さんが靴をそろえた場合、子ども達は、靴をそろえていました。そして、その逆はありません・・・ つまり、大人の行動が子どもたちに伝播しているのです。

 

靴をそろえる・・・たったそれだけのことですが、徹底させるのは難しいものです。しかし、徹底できるような家族であり地域であれば、社会はポジティブに社会を変えていくと確信しています。そして、そのためのKAKUNなのです<(`^´)>

 

日本は素晴らしい国です。しかし、課題はあります。現状が完璧といえない以上、社会を変えるチャレンジをする必要があります。

そして、家訓ニストは、LOM例会、そして150回に渡る家訓セミナーの中で、ひと変え、まちをかえるには、「法則」があることに気づいてしまいました。

 

1つは、ひとりでも確実に変えること。

これは事業の大小をとわず、絶対の条件です。イベントや勉強会やセミナー、手法はいろいろあっても、ひとりを変えられない運動には、1mmも変革できる可能性はありません。家訓づくりの中でも、「ひとりを確実にかえること」にこだわって開催を重ねてきました

 

そしてもう1つ。社会をかえる法則は、「腐ったミカンの法則」です。

あなたの街に不法投棄の絶えない場所ってありませんか?

不法投棄が絶えない場所には1つの法則があり、それは、ゴミがゴミを呼んでしまう状態、つまり「まあ、これぐらいならいいや!」という悪い心理状態が、伝播してしまう人間心理の問題です。これは、ゴミだけでなく、人間の精神にもいえることだと家訓ニストは考えます。

 

「まあ、これぐらいならいいや・・・」

という状態が、ゴミだけでなく、犯罪や社会的モラルまで落ち込むと、社会に正義はなくなります。

そして、日本は諸外国と比較すれば、社会秩序は保たれていますが、そんな秩序も、なにかのきっかけで一瞬でなくなる脆いものでもあります。社会が乱れるとき、最初に行われるのが、魔女狩りです。つまり、社会的な異分子をミカンに見立て、排除する手法です。ドラマ・金八先生では、「腐ったミカンを箱にいれると他も腐る・・・」と表現していました。

 

「まあ。これくらいならいいや・・・」

と思わせないもの。それは、みかん(異分子)を排除するのでなく、おのおのが正義をかかげ、自身の責任として実行していく「靴をそろえる」精神が大切なのではないでしょうか?

 

教育を語る時、ひとそれぞれの立場があり、どれも正論に聞こえます。

家訓ニストの掲げる家訓による社会変革運動も、その1つにすぎません。しかし、ニストは、自身が掲げる正義を堂々と貫き、靴をそろえることで、これが「答え」である!と皆様に訴えます。

 

ちびっ子平成弘道館では、最終日、家訓づくりプログラムをお父さん、お母さんに受講いただく予定です。

『おれたちは、腐ったミカンじゃない!』By,加藤

家訓ニストは腐ったミカンでなく、ピカピカの美味しいミカンになった、箱にはいった全てのミカン(受講者)を美味しいミカンに変えていきます

 

オブザーブ希望者は、家訓ニストまで^^ もう、明日なんだけどね(*_*)