むさしの100km徒歩の旅 事前説明会★家訓報告

画像:石川ヘッドをつまミング♪
画像:石川ヘッドをつまミング♪

7月13日 西武文理大学校内にて、「むさしの100km徒歩の旅」事前説明会の席上、家訓づくりプログラムを開催いただきました。

 

今回のヘッドトレーナーは、狭山JCの歴代理事長でもある石川OB。年に1回だけ登板する幻のエーストレーナーです^^

 

家訓づくりプログラムは、日本JCの推薦プログラムです。各LOMさま、また主旨に賛同いただく団体様のオーダーに応じて、トレーナーを派遣させていただいています。家訓づくりには、石川さん、そして幡谷と、左右のエーストレーナーの他にも5名のヘッドトレーナーを登録させていただいています。また研修をいただき実戦をへることで、6人目、7人目のヘッドになることも可能です。ぜひあなたも、家訓二ストへの道に挑戦ください(ー_ー)!!

 

ちなみに、トレーナーとは講師でも、先生?でもありません。

プログラムの目的にそって、受講いただく皆様を、「導く」もの。また、本プログラムは主催いただくLOM様で独自開催も可能です。パワーポイントに連動したシナリオが用意してあります。担当委員会の中で、数回練習いただければ、本番での実施ができる簡単な内容です。例会にかぎらず、オリエンテーション、新人研修、PTAに、社員研修まで、今後、開催を検討いただくあたり、心のハードルをちょっと下げていただければ幸いです^^

 

さて、この100km徒歩の旅をご存知でしょうか?

1998年福岡ブロック つくしJC様の事業として立ち上げられ、主旨に賛同した全国のLOMさまで採用され現在は20あまりの地域で実施され、その運営もJCから、各移管先にゆだねられているというJC運動の鑑のような事業です。家訓ニストも、塩釜での100km徒歩の旅の説明会で家訓を実施させていただいた経緯があり、そのたびに勉強させていただく有意義すぎる事業です。

 

専用のHPのあいさつ文には、こんな紹介がされていました。

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小学生の時代に「100km徒歩の旅」を通じて「自分はやれるんだ!」という「自信」をポケットに入れてあげたいと考えています。

また、小学生対象の「100km徒歩の旅」ですが、この事業はに多くのボランティアの方々の力添えで実施されています。中でも学生スタッフの皆さんの力は大きなものがあります。100km徒歩の旅では、学生スタッフの皆さんの育成にも力を注いでいます。 事業開催は夏の4泊5日ですが、早いところになると、年明け早々の1月から準備、研修、会議を実施し、費やす時間は400時間を越えるところもあります。学生スタッフの方々の成長が事業の成功に大きな関わりがある事は言うまでもありませんが、 社会デビューを間近に控えた学生の方々を、この「100km徒歩の旅」を通じて育てる事は社会的な意義があると考えています。

また、緊急課題であるとも考えています。人間は大人であれ子どもであれ、過去の記憶と照合をして、そこでイメージされるものが「快」の感情を伴うのか、「不快」の感情をともなうのかによって、「やりたくない」「やりたい」の選択をします。 苦しいことや辛いことは誰しも好みません。しかし、苦しさの後の喜び、辛さの後の楽しさを知っている人はそうではありません。また、喜びや感動を得るためには苦労や辛さを乗り越えることが必要であるということを自身が体験を通して実感していれば苦労から逃げることはないのです。逆に目的を持っていれば進んで苦労を経験する事にもなるわけです。

そういった意味でも子どもの頃に体験を通じて自信を持たせることは、子どもの今後の人生を大きく左右する事と考えます

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子ども目線でいえば、100kmという距離は冒険であり、試練だと思います。そしてこの試練を乗り越えた先に、「成長」があります。そして、それを運営していく主体が、学生さんというのも、ポイントです。400時間にわたるボランティアスタッフの研修会を実施することで、設営側もまた学びの場、そして成長の場としていくことが、この事業の素晴らしさです。1つの事業の中で、これだけの効果を生む事業が他にあるでしょうか?

 

そして、この尊い事業に、「親学」というファクターを追加したものが、今回、家訓づくりプログラムを採用いただいた主旨となります。

100kmを共にあるき、子どもたちが成長し、自信を手に入れたとして、所詮は、4~5日のお話し。残りの360日はお父さん、お母さんと一緒に過ごす時間となります。

家訓づくりプログラムは、残りの360日のありきたりの日常を全力でサポートするプログラムです。JCができるのは、きっかけを提供するだけ、しかし、子どもの目線から、そしてお父さん、お母さんの視点から、100km徒歩の旅、そして家訓を通じて、毎日の生活がちょっと豊かなものになっていくことを夢想します。

 

今回、ヘッドトレーナーをつとめていただいた石川さんは、2011年度 本プログラムを開発した際の仲間であり、またトレーナーの世界では、家訓ニストの大先輩にあたります。

そして、石川さんは、家訓の唱和を実践されており、プログラム中、必ず紹介させていただく「靴をならべる」の家訓のエピソードは、この石川家の家訓となります。

 

いつのまにか、家訓は、幡谷の専売特許のようになっていますが、このプログラムは日本JCの推薦プログラムです。わたし自身、派遣に応じる、ひとりのトレーナーにすぎません・・・

こうして、いつもやっている家訓を石川ヘッドの進行で受講させていただくと、惰性でやってきた癖とか、あらたな気づきがたくさんありました。

 

今回、感動したのは、石川さんがカスタマイズされた1枚のスライドです。そこには

「あなたの子供が、結婚する時、どんな言葉をもらいたいですか?そして、あなたが生涯をおえるとき、最期にどんな言葉を遺しますか?」

 

石川ヘッドのスライドをみて、家訓づくりの大前提は、人間は必ず死んでしまうということを思い出しました。誰だっていつか死ぬ。じゃ、亡くなったら、あなたの人生はゼロなのか!? そして命をわけた息子、娘、孫たちに、遺せるものはないのでしょうか? だから家訓があるんだな~っと、勉強させていただきました。

 

石川さんは、狭山JCを卒業された後も、100km徒歩の旅の運営にかかわり、なおかつ、家訓づくりの主旨にも賛同いただき運動を実践いただくJAYCEEの鑑です。

JCを最後の学び舎と評することがあります。では、学び舎を卒業したあなたは、何をするのか?「ちょっと休みたいな・・・」というのも人情。しかし、卒業した後が、出発点にようやく立てるものなのかな・・・っと石川さんの背中をみて感じました

 

あらためて、開催いただたことに、御礼申し上げると共に、目指すべき背中の1つとして、家訓ニストは石川さんを勝手にフューチャリングしていきます<(`^´)>