先日、FACEBOOK上で、なぜ戦争がなくならないのか?そんな議論をさせていただきました。
家訓づくりプログラムは、世界平和を実現させ、結果としてノーベル平和賞を受賞するプログラムです。
しかし、真の世界平和を実現させるためには、人間にとっての最大の不幸、戦争を亡くさなくてはいけません。2030年の受賞にむけ、平和を実現させるライバルたる「戦争」の研究をしてみます。
まず最初の考察は、「戦争」がなぜ起こるのか?
これをざっくり分析すると、「得」と「損」のせいです。つまり、戦争をすると「得」なので銃をもつ。当たり前ですが、損するために戦争を選びません。しかし、戦争を起こさないと「損」という考えも一方にあり、起こす方、起こされる方、いずれにも【正義】が成立するのもまた戦争の真理です。
これを市民生活にあてはめます。
毎日一生懸命働き、給料をもらう。これをグーパンチで奪うと、殴った人は働かなくても現金が手に入ります。つまり「得」。これが戦争です。しかし、現実は、お巡りさんに捕まり、刑務所に入ると、結果的に「損」になります。
つまり市民生活の中では、ズル(戦争)をすると、損という秩序が成立します。
しかし国レベルでは、勝ったもん勝ちという歴史があり、なおかつ、襲った方、襲われた方、いずれにも【正義】がある以上、戦争はいつまでたって無くならないのです。
あらためて、戦争をなくすためになにが必要なのか?
家訓ニストは3つのステージを提案します。
①地域の豊かさと健全さを担保すること
②自分とは違う価値観を持っている人がいる!事を理解する
③友達の友達はみな友達だ! 国と国といっても、国も、人がつくるもの。だったら、解決だって、人が出来るのです
つまり、戦争をなくすためには、戦争をすることで、『損』する状況を積み重ねることです。
地域の豊かさのためには、雇用や、地域経済を循環できる仕組みをつくり、汚職や、悪を抑え、正直ものが一番報われる、そんな社会をつくる必要があります。自分の生活が満たされている人は、戦争を望みません。
つぎに、自分とは違う価値観を持っている人がいることを理解することは、宗教の違いを受け入れ、相手を否定せず、また尊重する姿勢が求められます。
さいごの友達理論は?民間外交の必要性です。国と国、キリスト教とイスラム教、お互い肩肘をはった交渉では、着地点はみつけられません。しかし、交渉のベースに人と人の【友情】があれば、戦争という最悪の選択肢は選ばないのではないでしょうか?
日本とアメリカ、かつて戦禍をまじえた両国も、いまは強い同盟国として歩みを共にしています。
これは両国が、地域の豊かさを築き、お互いを尊重し、なおかつ友情をふかめた証拠です。
日米の戦争時代の記憶をとどめたジブリ作品「火垂るの墓」をご存知でしょうか?
戦禍の中、親をなくした兄弟が手をとり生活するものの、最後は妹(節子)の死を迎える悲劇です。胸が裂かれそうな作品ですが、実はアメリカにも輸出され、心の準備もなく、視聴されたご家庭の中で、ちょっとした事件をおこしています。
作品をみた子どもが、おじいちゃんにこう言ったそうです。
「グランパパは、SETSUKOを殺したの!?」と
かわいい孫に詰め寄られ、おじいちゃんは答えに苦しんだことが予想されます。
悪を倒すために落とした爆弾は、罪なき市民。とくに子ども命を奪うものです。そもそも正義の爆弾などこの世にはないのです。
戦争をめぐる議論の中で、国レベルでは、掲げる正義をおろせません。
しかし、いざ戦争となった時、火垂るの墓をみた兵士が、節子の顔を思い浮かべて爆弾を投下するボタンをおせるでしょうか?
これは、国家レベルで解決できない問題も、民間レベルの相互理解によって、戦争をおこさない抑止力を育む事例であると考えます。
JCは、ロム単位で地域に豊かさをつくり、JAYCEE(個人)として、諸大会、各事業で相互理解をふかめ、さらに世界単位で民間外交を仕掛ける唯一無二の存在です。
各地域で運動をされるメンバーの皆様は、活動のすべてが世界平和に直結していると信じましょう
この考察のなかで、戦争に至る背景に「宗教」の因子が絡むと解釈に複雑さを増します。
宗教が絡むと、一方の正義が、片方の悪になってしまうケースが多発します。具体例をだせば、イスラム教を信じる皆様にいくら豚肉の美味しさをPRしても、口にされることはありません。科学的にいくら安全性を証明したとしても、食べないものは食べない。イスラム教徒にとって、アラーの教えに反することはできないのです。この場合、豚肉だけでなく、生活をする中でのあらゆる場面で、価値観の違いと対面することになるでしょう。
この時、他社を中途半端に理解するぐらいなら、『違う』という事だけ理解し、互いに干渉をさけながら、なおかつ互いを尊重する大人の対応が求められます。
その点で日本人は、世界一宗教に肝要で、なおかつ距離感を保つのが上手い民族です。
クリスマスのあと、除夜の鐘をきき、初詣にいくあなた、わずか1週間で目まぐるしく神様を乗り換える?ことが出来るのが日本人の特徴であり、特異性です。この矛盾を矛盾したまま受け入れられるのが肝要さの証拠であると誇りに持ちましょう(^_-)
日本人が果たす役割は、武器輸出でなく、そんな柔らかい価値観を輸出することではないでしょうか?このときの価値観の輸出とは、教則本を配るという意味でなく、前述のジブリ作品や、『おしん』や『キャプテン翼』などのコンテンツを通して輸出をすることがおすすめです。
実際に、この二つの作品は、中東でも人気を博しており、イランでは、「おしん」の視聴率が驚きの90%。 武器を輸出する国は腐るほどありますが『おしん』を輸出できるのは日本人だけです。
そして『おしん』というコンテンツから、我慢や努力、親孝行の大切さを世界に発信し、世界平和をさせるのです。
これから成長をめざす発展途上国の皆様から見ると、大東亜戦争をへて、焼土と化した国土から再出発をし、世界第2位の経済大国となった姿そのものが、戦争をしなくても、豊かさを手に入れる証拠であり、目標となるのです。
日本という国をつくった先達は、戦争なんてしなくても、世界が羨む立派な国を残してくれました。
そして、責任世代の我々は、この豊かさを守り育て、次の世代に手渡すことが、世界平和に貢献することになるのです。
もちろん家訓づくりプログラムも、心の豊かさを守り育てる意味で、世界平和に貢献していきます<(`^´)>
戦争がなぜなくならいのか? もしかしたら、それは人類の罪であり、アダムとイブが、智慧の実を食べてしまった原罪なのかもしれません。しかし、ひとりひとりが、罪から逃げず、おのおのの出来る解決法にむかって歩み続けることで、戦争のない楽園は必ず実現できると信じています。
家訓ニストの信じる戦争をなくす解決法は、「家訓づくりプログラム」です。地球中にくらす全ての人が、家族への想いを家訓にこめ、健やかな成長を見守ること、そして、家族と接するように、あなたをとりまく全ての人に、やさしく、あたたかい関係を築けたなら、そこは「戦争」なんて言葉は死語になっている新しい世界が広がるのです!!
WE BELIEVE
やってみなくちゃわからない!
世界平和にむけ、歩をすすめる「家訓づくり」のストーリーに、あなたの関心をおよせください。
世界を変える奇跡はそこから始まります
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