安来JCさま 「徳育親子丼?」開催報告

画像:山陰中央新聞の記事になりました^^
画像:山陰中央新聞の記事になりました^^

中国地区島根ブロックの安来JCさま、親子で参加する「徳の心探検ツアー」の開催報告です

 

出雲大社はご縁を司る神様です。
そんな出雲の地を舞台に、安来JCの企画された「徳の心探検ツアー」のお手伝いをしてきました^^

家訓づくりはご縁の旅。そして感謝と恩返しの旅でもあります。

 

今回の開催にあたっては、中村専務が斡旋くださいました。

中村さんとの出会いは、昨年の11月。当時、未来を切り拓く日本人育成会議の全体会議を島根で実施した際、お忙しいなかアテンドいただいたのが「ご縁」です。

それだけ?といえば「それだけ」です。しかし、宴席のなか、意気投合し、そして年次が変わり今回の企画となったのです。袖すりあうも多生の縁。その縁をも活かすことに感動です。

 

そしてもっと感動した安来JCさまの徳育への挑戦を紹介させていただきます!

 

 

教育の問題を語る時、卵が先か、鶏が先か?という議論を耳にしないでしょうか?

 

子ども達が悪い・・・では、その子どもを育てたのは誰?そもそも、そんな親を育てたのは誰なのか?っと、結局、鶏が先ともいえるし、卵が先とも言えてしまいます。古代ギリシャの哲学者・ソクラテスも悩ませた「卵×鶏」の論争にいよいよ終止符がうたれます。

 

「じゃ、一緒にやっちゃえばいいじゃん」っと

徳パックと、家訓づくりプログラムを掛け合わせたハイブリットプログラム、その名も徳育親子丼【徳っくん】パックの誕生です! <(`^´)>

 

 

家訓づくりプログラムは、親学の決定版として、11年度に開発させていただき、以後、各地会員会議所さま、そして多くのPTAでご採用いただいた人気プログラムです。卵が先か、鶏が先か?という議論では、明確に、鶏(おや)を対象にしています。

そして、卵ちゃん(お子さん)向けとして、11年度には、「偉人伝~ドリカムキッズ~」を、そして13年度には、「徳パック」をそれぞれ送り出させていただきました。

 

親と子、それぞれ対象の違うプログラムを、1つにまとめ、さらにワークショップを組み合わせることで、楽しく学べる設えとなりました!それが、徳育親子丼「徳っ訓パック」の特徴です。

  

具体的な内容は、子どもたちには、徳パックを受講いただき、その後ワークショップで、ハンコづくりをしてもらいます。

そして、大人には、家訓づくりを受講後、できた「家訓」を清書いただき、最後に子ども達がつくる消しゴム判子をペタッと押して出来上がりです(^^ゞ

 

家訓をつくっただけでは、家路について、そのまま箪笥の肥やしになってしまうケースが多々あります。

作った家訓を、親子の協働作業で、1つの作品にすることがポイントです。もともとは、彦根JCさんが2011年に生み出したカスタマイズいただいたものを、家訓ニストが勝手にスピンオフしています^^;

 

 

この日企画された徳育親子丼「徳っ訓パック」は、過去のプログラムの弱点を見事に克服し、親子で楽しみながら学び、なおかつ、明日から実践まで出来るスーパープログラムです。

 

1つの事業を組み立てる時、高額な講師料を払い著名な先生を招へいすれば、席は満席になるでしょう。しかし、会場は埋まることが、運動の本質でしょうか?

講演会の弱点は、事業実施後の検証の手法がないこと。また、講師のをかりて、心を喚起させたとしても、具体的に行動に移してもらえるものか? 結局、他人まかせになってしまいます(*_*)

 

心を火をつけ、さらに行動に移していただくためには、何が必要なのか?

この問題は、JCに限らず、仕事のなかでも、子育ての中でもブチアタル難問です。

 

しかし安来JCの挑戦は、この難問に1つの解決策を示しています。

 

子供が書いた絵を捨てることはないと思いませんか?

そんな「親の心理」をちゃっかり利用?し、子供たちが彫り上げる消しゴムハンコには、アートの要素があり捨てにくくさせています。さらに捺印させることで、「誓約」(家訓を守るという約束)という2つの深い意味も持たせています。

子供むけ事業の良さ、そして親世代の対象の事業、それぞれ良さがあっても、一緒にできることって限られているのが実情です。今回のワークショップ型の家訓では、お父さんお母さんが書いた家訓の色紙に、子どもが彫り上げたハンコを押す工夫を加えたことで、「家訓」を机の肥やしにさせない? 設えとなりました^^

 

心を火をつけ、さらに行動に移していただくためには、何が必要なのか?

この問題の答えは、安来JCさまの挑戦で証明することができます。

つまり、ややこしい問題にも、研究をし、議論を重ね、工夫をくわえることで解決ができるのです。

 

高額なギャラの先生をお呼びし、一言を賜ることも重要です。しかし、そこに議論と工夫がなければ、事業をやる意味なんてありません。

反対に、予算をかけない手作りの例会であっても、工夫があり、そこにメンバーの情熱があれば、大抵のことは解決できる!と家訓二ストは考えます。この日の事業に参加いただいた親御さんは30人ほど。しかし、この例会は、必ず化けます。

 

1万人が参加し、「あ~良かったね♪」という思い出をお届けする事業があったとして、それ以上のシナプス効果(2次的効果)はありません。

反対に、30人でも、極端な話し、1人しか参加者が集まらなかったとしても、心が震え、行動に移すことを約束できたなら、その例会は、必ず化けます。一人が二人、二人が三人っと、伝播していくためには、このシナプス構造が必ず必要なのです。

 

では、どうやれば、シナプス(つながり)を誘発できるのか?

家訓二ストの経験上、シナプスをつくるためには、「丁寧にやる!」としかいいようがありません。

 

事業の大小をとわず、丁寧に議論し、丁寧に準備をし、ちょっと乱暴に?事業をするのが、社会に前向きな変化をもたらすJC運動の神髄であると断言します。

 

安来JCさまのおかげで、「家訓づくり」に【徳育親子丼】という新しいメニューが誕生しました。

自分がつくったプログラムに、新しい価値を見つけていただくことは、この上ない喜びです^^

ご縁を司る「出雲路」で、また新たなご縁をいただきました!

 

あらためて、ご縁に感謝し、安来JCさまでの開催報告に代えさせていただきます。ありがとうございました^^