国語、算数、理科、社会。
そして最近では英語まで・・・
教室には、クーラーがあり、様々な副教材は準備され、子供たちをとりまく教育環境は、一見整備が進んでいるようにも感じます。
しかし、「何のために勉強するのか?」その答えを持っているお子さん、そして、勉強する意味を伝えられる先生、あるいは親御さんはどれだけいるでしょうか?
家訓づくりプログラムは、親御さんから、「人生の中で守ってほしいこと」を伝えるプログラムです。
そして、次のステップは、生きるなかで、目標とするものを明確にすることなのではないでしょうか?
プログラムの制作過程で、道徳とは、親世代は【思い出す】もの。そして、子供には、大人が【指し示す】ものと定義しました。
この時、【指し示す】ものとして、偉業をなしとげた立派な大人の業績と半生を指し示すものが、本日紹介する「偉人伝」です。
目標となる偉人の半生を紙芝居で学ぶなかで、生きる意味、勉強する意味を子供たち自身に考えてもらう内容です。
偉人伝は、福岡青年会議所で開発され、今はNPOによって運営されています。家訓二ストも大いに刺激をうけ、偉人伝プログラムを大胆にもパクリ、水戸での普及を考えています。
地域の中で、目標とする大人を見つけることは、子供たちにとって、郷土愛を醸成するだけでなく、自分自身も未来の偉人となるべく、努力をしていく道しるべを築くものであると家訓二ストは考えます。
簡単な例でいえば、甲子園をめざす高校球児はなぜ、頑張れるのか?それは明確な目標があるからです。同じように勉強する理由も、偉人の生き方の中で見つけてほしいものです。
水戸偉人伝プロジェクトでは、徳川光圀、斉昭、慶喜公や、藤田東湖、画家の横山大観など、水戸にゆかりの深い人物を順次紙芝居化し、ゆくゆくは、土曜学習の素材として、地域の学校に採用いただくことを目指しています。
っとかっこいいことを言っても、実際、飽きやすい子供たちの興味を引く内容になっているか?
トライ&エラーをしながら、偉人伝のブラッシュアップをしているのが現状です(^_^;)
6月22日のいばらきブロックオセロキャラバン 水戸大会では、100名をこえるちびっ子の前で、偉人伝「徳川斉昭」を披露させていただきました。
今回、新たな試みとして、偉人伝ティーチャーを、水戸JCの本年度の新入会メンバーに振ってみました。
教育とは、負荷をかけること・・・ JC恒例のめちゃぶりです(*_*)
しかし、1~2度の練習の機会を設けただけで、新入会のメンバーは、偉人伝をやりとげました^^ すごいっ
そして、この偉人伝ティーチャーの成功は今後の土曜学習での採用の際、誰でも偉人伝を教える側に回れることを示した成功例となりました。
地域で、地域の偉人を発掘し、そしてまた地域の人が子供たちに伝える・・・
食料自給率という言葉があるように、教育にも、地域の教育自給率があるものと家訓二ストは考えます。
全国画一的に、会議室で決められた教育プログラムに普遍性などあるわけもありません。
水戸には水戸の教育的素材がたくさんあり、偉人伝。あるいは、オセロだって、水戸生まれのゲームとして教育素材として取り入れれば、先を読む力や、集中力。何よりゲームとしての面白さ^^ 6年間、つまんない教科書を勉強するよりもたくさんの効果が生まれるのではないでしょうか?
あなたの街の教育自給率は何パーセント?
足りないのであれば、偉人伝のご採用を検討ください!
偉人伝プロジェクトでは、まずJC内の事業で、紙芝居のクオリティーを高めることを目指します。
そして、次に土曜学習を筆頭に、地域の学校での採用をめざし、究極的には、1年間、週に一回偉人を学び、そして最後は、自分の父ちゃん、母ちゃん、爺や、婆やの偉人伝を子供たち自身がつくらせるまでが、家訓二ストの目標です。なにがえらいって、自分を生み、育ててくれた人が「偉い」にきまっています(^_-)
100円ショップで買った画用紙に絵を書き、教育の自給率を高める「水戸偉人伝」の取組について
稲のことは、稲に聞け
教育のことは、地域で聞け
家訓づくりの姉妹プロジェクト、教育の自給率を高める「水戸偉人伝」の今後に注目ください^^
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