5月6日 常陸太田JCさま主催の茨城ちびっ子オセロキャラバンの予選会の会場で家訓づくりプログラムを開催いただきました。
そもそも、オセロキャラバンとは、茨城ブロック24LOM、すべてのLOMで予選を行い上位進出者を決定し最後は県大会を実施する県全体を巻き込んだ一大プロジェクトです。どの会場も人気が高く、水戸での大会では、会場の都合により出場者を制限せざるおえないほどです。
この日も、常陸太田JCがエリア内の小学生に募集をかけ、約80名のちびっ子が集まりました。
オセロは、水戸出身の長谷川さんが、発明したゲームです。
原型は、水戸一校在籍時に、休み時間で決着がつくゲームということで、人気が高かったものを長谷川さんが改良し、商品化させました。世界中に6億人のプレイヤーがいるといわれ、30秒で覚えられる簡単なルールと、案外深いゲーム性で、今なお多くのファンを引き付けています。ちなみに「オセロ」とは、長谷川さん自身が、シェークスピアの戯曲から命名したものです。黒人の将軍と、白人の女性の恋を描いたもので、劇中、ドラマティックに展開が変わる様を、白と黒、挟んでは変わる盤上でのやりとりを重ね合わせたそうです。
そんなおしゃれな方が水戸にいたんですね(*_*)
茨城ブロックでは、長谷川さんの偉業を記念して開催されたオセロの世界大会にあわせてオセロキャラバンをスタートさせ、本年度で9回目をむかえさせていただきました。
ただし、JC側のロジックでいうと、オセロを普及させるのが目的ではない!のが真相です。
オセロという多世代で楽しめるコミュニケーションツールをつかって家族愛の醸成や、あいさつや、礼儀など、身に着けていただくべく、工夫をこらして開催させてもらっています。
オセロは、素晴らしい事業!
ただし、それだけでは、目的には達しない・・・そんなジレンマを解消するため、オセロ&徳パックの活用や、オセロ&偉人伝。そしてそして、オセロ&家訓っと、徳育のカリキュラムを同時採用されるLOMさまが増えてきています
この日の常陸太田JCさまでは、オセロ&家訓を選択いただき、且つトレーナーをLOMの委員長さまが担当するという設えになりました。
家訓づくりプログラムでは、14年度より、推奨から、推薦プログラムと衣替えをさせていただき、LOM内開催の場合、トレーナーの研修の有無にかかわらず、ヘッドトレーナーを務めていただける設えとなっています。
日本JCでは、自主開催を奨めていただくために、パワーポイントの画面にあわせて進行できるシナリオが用意してあります。家訓ニストが全国をまわったとして、1年は365日、365回のチャンスしかありません。しかし、LOMごとに家訓ニストが誕生すれば、695人の二ストが誕生し、全国すべての小中学校で家訓づくりプログラムが開催できるのです!?
実際、2011年に開催いただいた高松JCさまでは、地域内で独自の開催をふやし各学区内でプログラムを推進いただきました。年間20回ほどの実績ができたそうです・・・ っていうか、家訓ニストのいる水戸よりすごいっ(*_*)
イベントは、1回で終わればイベント。
しかし、イベントを通じ、持ち帰ってもらうものがあれば、運動。
そして、その運動が地域にねづき、波紋のように人から人へとゆるやかな社会変革が起こるのであれば、それは運動が伝播されたと表現できます。
常陸太田の地に撒いた家訓の種が、イベントから、運動へ、そして伝播され、白と黒が入れ替わるオセロのように、地域をパパパッと挟み返することを祈念しています。
っていうか、トレーナーも自分でやる方が楽ですね(*_*)
ひとに伝えるって難しいものです。駆け出し?の委員長さまと共につくりあげた1か月、たくさんの学びを頂戴しました。アタフタとしていましたが、難しい環境のなか、よくやりきった家訓づくりだと思います。
今後もぜひ、LOM内の様々な事業に同時開催いただき、地域の家訓二ストとしてご活躍ください!
この日は、ちびっ子とあわせての親子家訓の設えとなったことで、150人ぐらいはいたと思います。この数字は、過去150回の開催で一番の動員数となりました。逆にいうと鹿志村委員長はデビュー戦で過去最高の人数に挑戦したわけで、すごい度胸です!ぼくが逆に立場なら逃げ出していました(*_*)
最後になりましたが、主催の茨城ブロック会長の杉田さま、開催にあたりご尽力いただきました、ミスターオセロキャラバンこと大森理事長、他メンバーの皆様、本当にありがとうございました。手帳には、まだまだスケジュールがあまっていますので同時開催、裏開催、だまし打ち開催? たくさんのオーダーをお待ちしています!
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