ヴィジュアルフューチャー
http://seminar.jaycee.or.jp/ss/vf.html
一つのことを成し遂げる時に、途中で目的を忘れて方向性を間違えてしまうことはありませんか?このプログラムはいつも目的意識を持ち、今何をするべきか迷わず的確な判断をするための手法を学ぶトレーニングセミナーです。あらゆる分野での方向性と位置づけの手法を、視覚を通しておぼえていきます。この手法を身につけ実践することにより、すばやく的確な判断力をもてるようになります。
では、セミナーを開催します。
画像を参考に、円錐をかいてみてください。
これがビジュアル(視覚)です。そして、目標、目的を区別し、図にプロットをしましょう
書けました?以上で、VFセミナーを終了します^^
ビジュアルフューチャー(以下VF)は、日本JCがお送りするセミナーの1つです。家訓づくりも、実は、VFと同じ内容を伝えているものです。先日の茨城ブロックでのアカデミー企画の中で、三ツ井ヘッドトレーナーにも確認した案件なので、間違いありません<(`^´)>
あらためて、円錐を書いてみてください。
そして、目標、目的を区別して書き込んでください・・・っと言うときの【目的】を家訓づくりを通じてみつけることが、家訓づくりプログラムなのです^^
目標と目的を見誤るとロクな事はありません。
たとえば、子どもをいい学校に入れたいあなた。それは、目標であって、目的でありません。
同じく、大きな家を建てる!とか、会社で出世するぞ!っとか、これは全部、目標。目的ではないのです。
では、目的とは?
いつも笑顔でいよう!っとか、幸せでいよう!とかが、目的にあたります。
例文で示すと。こんな感じです。
「いい学校にはいることで研鑽をたかめ、いつも笑顔でいられる自分づくりに努め、そして笑顔あふれる社会づくりに貢献していくことを目的とします」
この【目標】と【目的】をしっかり分けることができれば、あなたの行動に迷いがなくなります。
一番、分かりやすい例が、仕事かもしれません。目標と目的がぶれているチームはいい結果をうみません。しかし2~3人だろうが、10万人、20万人であろうは、目標と目的を区別できているチームは間違いなく強いのです
円柱でなく、円錐かけますよね?シンプルすぎるVFの世界を、社訓づくりで学んできたいくつかの企業グループ目的と、目標を使い説明していきます。
■タリーズコーヒー
一杯のコーヒーを通じて、「お客様」、「フェロー」、「社会」に新しい価値を創造し、共に成長する。
目的:世の中に新しい価値を創造する
目標:共に成長する
手段:一杯のコーヒーを通じて
解説:1997年に松田氏によって創業されたスペシャルコーヒーを扱うお店。同業であるスターバックスと比較し、企業理念の大切さを説明します
タバコ 本 アイス
スタバ × × ×
タリーズ ○ 絵本あり 好き
コーヒーの美味しさを伝えることが目的であれば、タバコの匂いは排除する対象です。しかし、タリーズでは、新しい価値を創造させることを目的としており、コミュニケーションのツールとして、タバコにも寛容です^^ 同じく絵本も、そしてアイスも!? 会話をはずませインスピレーションを誘うツールなのです。同じ?というか完全にパクリだと思っていたスタバに対してのタリーズの戦略には、案外深い違いがありました^^;
■トヨタグル―プ
人・社会・地球環境との調和を図り、モノづくりを通して持続可能な社会の実現を目指します
目的:持続可能な社会の実現
目標:ひと、社会、地球環境との調和をはかる
手段:ものづくりを通じて
解説:プリウスの成功は、まさに企業理念を具現化させたもの<(`^´)>素晴らしいっ褒めておいたので、関係者の皆様、ぼくに一台プリウスをください(>_<)
■松下電器
産業人たるの本分に徹し社会生活の改善と向上を図り世界文化の進展に寄与せんことを期す
目的:世界文化の進展に寄与する
目標:社会生活の改善と向上
手段:産業人の本分に徹して
3つの企業グループの中で、タリーズがすごいのは、この理念は、タリーズ一号店開店の朝につくったということです。つまり、企業のすすむべき道を、言うてもただの喫茶店の一号店を出店した時点で、構築していた事実に驚愕です!これはVFというより、経営者の資質とビジョンの素晴らしさとして、紹介させていただきます
そして2つ目のトヨタの理念は、3つ目の松下電器を例に説明していきます。
トヨタと松下。2つの企業グループは、それぞれ伝説的な企業家、豊田佐吉と松下幸之助によって創業されました。しかし、2つのグループの明暗は、創業者の死のあと明確になります。
創業者の死後、事業が拡大したトヨタ。大工の息子が起業した会社が、販売台数世界一の会社になりました。そして松下電器は、幸之助の死後、企業ブランドの統一、リストラ、合理化、そして経営危機・・・
これは、創業者の理念を引き継いだトヨタに比べ、理念でなく、事業を引き継いでしまったパナソニックとの差ともいえます。社会生活の改善をめざした松下幸之助は、戦後すぐの危機の際も従業員の整理には手をつけませんでした、また講演会では、もしリストラを迫られたら?という質問に対し、給料を全額払い、そして頭をさげて、従業員から借金をする!とまで、言っています
幸之助の死後のリストラは、アメリカ流のグローバルほにゃららの視点では間違っていません。しかし、10年、100年のスパンでいえば、大失敗だったのは明白です。リストラのため、従業は委縮し、時おなじく隆盛していた韓国系の企業にヘッドハンティングにあい、培ってきた有形、無形の技術が流出し、結果、売上は、目も当てられないものになりました。
死せる孔明、仲達を走らす。死せる豊田佐吉が、今もグループをけん引するトヨタグループと、名実ともに偉大な創業者の心が消滅してしまった松下電器。会社の大小でなく、この問題は、父ちゃん母ちゃんがやってる工務店でも、起こりうるパラドックスなのではないでしょうか?
最後に、幸之助のビジョンとして有名な「水道哲学」を紹介させていただきます。
「水道の水は加工された価のあるものであるが、道端の水道水を通行人が飲んでも咎められることはない。それは、その量が豊富で安価だからである。松下電器の真の使命も、物資を水道の水のごとく安価無尽蔵に供給して、この世に楽土(=ユートピア)を建設することである」
水道の水のように商品を供給――これを達成するためとして、松下幸之助はこう続けた。
「この日以降、建設時代10年、活動時代10年、社会貢献時代5年、計25年を1節とし、以後同じ方針・方途を時代の人々に伝えつつ、これを10節繰り返し、250年後に楽土の建設を達成しよう!」
企業の寿命が30年というなか、松下は250年スパンのビジョンを明示しました。幸之助のいう社会貢献には、多くの政治家を輩出することとなる松下政経塾や、意外なとこでは、水戸黄門のスポンサーだったことがあげられます。
松下幸之助、あるいは豊田佐吉が明示したビジュアルフューチャーの円錐は、いまの企業グループの活動を通じて見ることができます。そして、あなた自身も、家訓という家の目的を明示することで、10年100年、1000年とつづく、幸福すぎる一族の円錐をお築きください!
円錐かけましたか?以上で、なんちゃってビジュアルフュチャーのセミナーを終了します。
まだ書けないあなたは、VFセミナーで円錐をかきそして、家訓づくりプログラムで、目的と目標を記入してください
そんな奇跡のコラボレーションセミナーのオーダーをお待ちしています^^
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