心の復興へ・・・ 家訓づくりの可能性②

画像:被災後の家訓二ストのアパートの風景
画像:被災後の家訓二ストのアパートの風景

希望とは、なんでしょう?

いまに感謝し、明日という日を楽しみに待てるのであれば、「希望」は誰のもとにも訪れます。

 

あの震災のとき、家訓二ストは、変わり果てた生家を前に、ただただ立ち尽くしてしまったことを覚えています。

滝のように落ちた瓦の山。どうみても傾いている家。壁も、土地も、ヒビが入っています。

 

飯はありません。電気が家にともるまで1週間かかりました。

車のなかでの寝泊りは体が痛く、家の整理をしようにも、どこから手をつけていいか・・・

 

しかし、わたしは幸福でした。なぜならば、嫁さん、親父とおふくろ、社員さん、お客様。そして愛犬ガボまで、この困難な状況で、「生きる」という一点で団結し、そして今に感謝しながら、生活していたからだと感じています。

 

パラダイムシフト(価値観の変換)は、ぼくだけでなく、あなたにも、そして日本中の全員が体感したものと確信しています。モノ中心の生き方が、一瞬で、ココロの時代になったのです。

 

しかし、震災が起こらなくても、それはあなたの気持ち次第で、ココロの時代に帰れるものなのではないでしょうか?

伝えるべき言葉はなんですか?その選定事態が、あなたの歩みです。

そして、伝えるべき言葉をみつけたあなた、そこが、あなたの楽園です。

 

起きて半畳、寝て一畳。天下をとっても腹2合。

本当に大切なものをみつけ、そして家訓として、伝えていってください。

 

最後に、家訓づくりのプログラムの受講者のアンケートを紹介させていただきます。

このアンケートは、震災1か月前の岩手と青森で、開催させていただいた際の生の声です。当然、自分たちが、1か月後に、被災地に身を宿すことになることは、誰も分からない時のアンケート集計です。

 

震災に傷つき今なお明日がみえない生活をおくるすべての皆様に、希望の灯がともり、心の復興が成し遂げられることを祈念します。

 

■アンケート結果より

 

【岩手 遠野】

 

このようなソフトの面をえぐるようなプログラムをやった事が無かったので大変自分の柔らかい心の大切な部分を刺激されて気持ちの良い物でした。

 

できれば時間通りのプログラムでやって欲しかった。

 

楽しく参加できました。遠くから来ていただきありがとうございました。

 

心が「ほっこり」した

 

自分の家が家訓があるはずです。ちゃんと確認したいです。

 

人間の基本なので頑張ってください

 

素晴らしいプログラムであると感じました。90分フルのセミナーも機会があったら受けたいと思います。

 

 

【青森 八戸】

 

家族、先祖について考えさせられました 大変素晴らしい活動だと思います

 

先祖の名前を意外と知らないという事が分かり大いに反省させられた

 

自分を楽しく見つめなおせて良かったです

 

そのままで良いと思います!大変良いプログラムでした!ありがとうございました

 

家族のあり方家訓と言うツールを使い子供達に思いを語り続継ぐことの大切さ勉強になりました

 

家族と言うものの価値観を再認識する事が出来た

 

大変おもしろく聞けました

 

普段しない事なのでおもしろかった

 

内容も知らず受講しましたが親など複雑な家庭環境の人はつらいかも・・・でも面白かったです

 

いがいに先祖を意識してなかったので、名前も知らない事実にお驚きました。帰って調べようと思った

 

家訓というのは、今の自分には思いもしなかったが、受け継いでいけたらと思いました。ありがとうございました。

 

もっと時間をかけて、じっくり考えてみたい

 

もう少し時間をかければもっとよいと思います、考える時間をいただければ時間が無いので少してきとうになってしまいました。

 

家訓、教訓、名言教えというのは最近うけつがれなくなったので、今日は良い機会だと思います。

 

家訓をつくるコトは自分自身を見つめ直すコトだと感じた。

 

もう少し時間があればじっくり取り組めました、ファシリテーターの方がもう少し導入などのヒントをくれればありがたい。

 

改めて家族を考える良い機会だったと思います。