家訓風土記『京都』編
ただいま、青年会議所メンバーは新年の恒例行事である京都会議の真っ最中。家訓二ストにとっても、ここ京都は、家訓プログラムを誕生させた思い出の地。酒に酔い酔い、徒然なるままに、家訓と京都の記憶をブログで紹介させていただきます。
時計を巻き戻し2011年1月。
日本青年会議所に副議長として出向した家訓二ストは、プログラムの製作と議案上程に追われていました。
当時の会頭 福井さんに与えれたミッションは、「徳溢れる心を醸成させるプログラムを開発しろ!」というもの。
福井会頭は、京都で創業200年を超える老舗のお茶屋さん「福寿園」の経営者でもあります。そして福寿園には「無声呼人」という家訓が伝わっているそうです。その意は、徳がある人のところには、呼ばれなくても人が来る・・・という事。つまり徳性を高める取り組みが、結果、経営の品質を高め、時代をこえ、今なおトップブランドとして業界をリードしています。
俗ぽくいえば、徳を高めるっということは、CSR(企業の社会的責任)を徹底してきた歴史。そして無声呼人とは、ブランドイメージを高めること。そして最大の効果は、サントリーとの共同開発で伊右衛門を発売したこと。
呼ばれなくても金がくる!? サントリーさんが、伊右衛門のCMをうち、全国のコンビニ、スーパーで販売されるようになり、呼ばれなくてもお客様に愛される環境ができたのです。
安直かもしれませんが、家訓づくり=「徳溢れる心」というロジックはこの福寿園様の家訓をヒントに製作したものです。
しかし、プログラムの誕生は難産を極め、11月の協議上程時から、迷走につぐ迷走。家訓づくりへの理解をいただくまで、反対意見が噴出したのでした。本来、手直しがないはずの京都会議の理事会にいたっても、まだ多くの課題を抱ええ、1回目の家訓を披露する前日に、議案とプログラム全体を手直しする指示をうけた時は、絶望的になった記憶はいまだ鮮明にのこっています。
当時のH副会頭、K常任からの指示は、
「徳溢れる心醸成プログラム」家訓づくりプロジェクトと記載してきたものを、1晩の間に、「徳溢れる心醸成プロジェクト」家訓づくりプログラムっと書き換えろ!という指示。単に、プロジェクトとプログラムの置き換え・・・とも言えますが、関係書類、パワーポイント、議案。そのすべてを書き換える作業は、これまでの人生のなかで一番、きつく地味で、そして自分自身が試されている。。。そんな時間でした。
結局、穂坂議長を中心にスタッフの力を結集して、1晩の間に議案の作り変えに成功。「家訓づくりプログラム」が理事会で可決され、晴れて船出を迎えたのでした。この年は、こののち3月11日 東日本大震災に見舞われることとなり、この京都での踏ん張りがなければ、このプログラムも、もちろんこのブログも誕生しなかったとも言えるのです!
ここ京都の地で発信された家訓づくりプログラムも、足掛け4年。全国130か所 計5000人の受講者を招き入れることに成功しました。全国に撒かれた家訓の種は、家族に地域にしっかり根付き、今、まさに徳溢れる心の開花を待っているものと確信しています。
そしてもう1つの2011年1月の思い出を記載します。
京都会議に向かう車中、家訓二ストは、議案以上の葛藤がありました。それは水戸をたつ2日前、親父が大きな手術を終えたばかりだったという葛藤です。常識的に考えて、おやじを見捨てて京都にいくことはあり得ない選択でした。しかし術後の経過もよく、おやじからも、あと押しをもらい家訓二ストは、ここ京都で「家訓の旅」をスタートさせました
月日は100年の過客にて、過ぎたる時もまた旅人なり・・・
あれから3年、ご縁をいただき家訓二ストはまだ、旅の途中。
家訓の旅は、ご縁の旅路。それはオーダーがない限り、あなたの街にはいけない旅なのです。改めて家訓づくりプログラムの採用のお願いを、このブログを読んでいるあなた! そして家訓づくりプログラムの父たる福井会頭に、開催依頼をお待ちしております(^_-)-☆
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