高校時代、勉強することから逃げ回っていた家訓二ストでしたが、
漢語の授業だけは好きでした。
当時の恩師、T先生は、学校でも有名な怪人で、極端な人見知り?のため授業中は、ずっと斜め上の天井にむかって講義をし、且つテストの内容も100点満点で平均点が8点という鼻血がでることも許さない・・・そんな厳しい人でもありました。
今回は、授業中、習った数々の漢文の中で今も印象に残る一文を紹介させていただきます。
その文は、「曲突徙薪(きょくとつししん)」です。
意味としては、「煙突を曲がったものにし、煙突のそばに置いてあった薪を別の場所に移して火事を予防する。災難が起こる前に防ぎ、用心することの例え」となります。
身を呈し、火事を消す。これは間違いなく英雄です。しかし、本当の英雄は、火事を起こさないありきたりの日常にこそ潜んでいるものではないでしょうか?
火事が起こる前に用心すること。これは、怒られる、あるいは褒められる。といった一義的でな意味でなく、「おてんとうさんがみている」という素朴なそして尊い生き様のなかで光る思想だと考えます。
家庭の中での、曲突徙薪(きょくとつししん)。
つまり転ばぬ先の杖は、アフラックでなく、家訓づくりです^^
今年も、ノーベル平和賞の受賞を逃しましたが、この運動が家庭に調和をもたらすことは、実践されている皆様には、必ずわかっていただけるものと確信しています。
家訓づくりは、人類にとっての曲突徙薪(きょくとつししん)。紛争を解決する英雄が受賞するならば、家訓二ストは、紛争を起こさせない豊かな家庭づくりで、世界平和に貢献します!
以下、林田明大さんのブログより、原文の詳細を引用させていただきます。
http://blog.livedoor.jp/akio_hayashida/archives/1036141.html
その由来は、『十八史略』にある次のような話である。
漢の宣帝の時代(漢の全盛期)、宣帝の霍皇后が謀反を企て、一族が処刑される事件があった。このとき、徐福という人が、再三、天子に『霍皇后、謀叛の気あり』と注意していたが、全く取り上げられなかった。
そうこうするうちに事件が起きてしまう。
やがて事件は平定され、その鎮圧に当たった人々は、皆その労を讃えられ表彰されるのだが、何度も注意していた徐福にはなんの褒美も与えられなかった。
その時、天子に一通の手紙が届く。
『ある家のかまどに、まっすぐな煙突がたっていて、そばに薪が積んでありました。〈これでは火事の心配があるから、曲がった煙突をつくり、薪の場所を徙(移)しなさい〉と注意したのに、その注意を聞かずに火事を起こした家がありました。 その主人は、消火に努めてくれた人にはご馳走しましたが、先に注意をくれた人には何もしませんでした。 注意さえ聞いて入れば、火事も出さずにご馳走もださずに済んだのです』
この手紙を読んだ宣帝は、あらためて徐福を表彰して高位につけたという」
おさらいである。「曲突徙薪(きょくとつししん)」
その意味は、
「煙突を曲がったものにし、煙突のそばに置いてあった薪を別の場所に移して火事を予防する。災難が起こる前に防ぎ、用心することの例え」
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