100km徒歩の旅とは?
100㎞徒歩の旅とは、小学生(4年~6年)を対象に真夏の夏休みに4泊5日で100kmを走破する、熱い暑い事業をさします。
この事業は、1998年福岡県つくしJC様が立ち上げ、以後全国各地20か所以上で、趣旨に賛同する多くの各地会員会議所様に広がりをみせ、現在は「全国100km徒歩の旅 全国協議会」様が母体となっています。
UCLはこちら^^ ↓↓↓
http://z100km.com/kaichou/kaichou.html
子供たちにとって100kmという未知の距離を踏破するということは、大きな経験になることは間違いありません。そして、歩き切った時の達成感、仲間との協力。なにより地域の素晴らしい自然、サポートくださる地域の皆様に触れる旅となり、ひと夏の体験として、これ以上の思い出はない!っと断言できます。
さらにこの事業の特徴は運営に多くのボランティアさんを招き入れ、事業そのものをボランティアを担う学生にとっての成長の場所として提供していく点にあります。
子供たちの成長を、学生さんたちが見守り、100km徒歩の旅で育った子供たちが、今度は学生となりボランティアメンバーとして、サポートにまわる・・・ そんな奇跡の循環が今、全国で始まっています!
100km徒歩の旅! ・・・ぼくも歩いたら少しは真人間になれるでしょうか(*_*)少なくともダイエットにはなりそうです(^_-)
7月7日。多賀城市の東北歴史博物館を会場に、塩釜青年会議所さまの企画する「みなとまち100km徒歩の旅」説明会の機会に「家訓づくりプログラム」を開催させていただきました。塩釜さまでは、過去7回の開催で一人の脱落者も出していない実績を誇り、何よりサポートをしてくださる70名を超えるボランティアさんの熱心さが伝わる説明会となりました。子供を送り出す親御さんも、こんなまっすぐな若者を久しぶりに見たのではないでしょうか?
そして8回目となる2013年、新しい試みとして、旅に子供たちをおくりだす親御さんにも覚悟?をもってもらおうと、60分の時間を頂戴しプログラムを開催させていただきました。元々、2012年度に塩釜JCさまの研修事業としてお招きに預かった際、家訓二ストからPRし、12年度から引き続き13年度へのおかわり開催。得意の押しかけ女房での開催です
家訓づくりの目的は、直近では一か月に迫った100km徒歩の旅に挑むにあたり、集団生活の中でのルール、思いやり、「躾」を徹底いただくことを目的としています。
しかし、今回の本当のミッションはそこではないっと家訓二ストは考えます。
100km徒歩の旅は間違いなく子供を成長させます。しかし、子供を預かっても364日のうち、たった5日の体験です。問題は、この体験が日常生活の中、普通毎日に輝くか?という一点にしぼられます。
事業の本当の目的は、「歩くこと」ではありません。100km徒歩の旅での経験がスパイスのように人生を豊かにすることを夢想した時。学校、地域(100km徒歩の旅)、家庭。3つのバランスが求められ、一番足りないであろう【家庭の教育】を担うのが、ご存知、家訓プログラムになるわけです^^
100kmの行軍はきつい。でも人生は、その何倍も、つらく。そして、楽しいものに違いありません。
100kmを踏破したとき、子供たちには、やりとげた自信と共にサポートをしてくれるボランティアのお兄さんお姉さんへの感謝、地域の皆様への感謝が芽生えるそうです。そしてそれは、今まで空気のような感覚で感謝もできていなかった自分のお父さんお母さんへの感謝に代わることでしょう。
100kmで子供はかわる。そして家訓は、お父さんお母さんを変える。
100kmという非日常から、家訓のあるありきたりの日常へ・・・
「家訓」はつなぐもの。100㎞と問わず、いつかくる子供たちの旅出の前に、人生で守ってほしいルールを子供たちに渡してください。それが子供たちには一番の財産になります。
さらに塩釜は、東日本大震災で大きな悲劇のあった地区です。経験を伝えることで教訓となる。代えがたい経験のすべてが財産となり、その厚みは他のどの地域よりもキラキラに輝いているのではないでしょうか?
たった60分ですが大きな事業の一旦をになえたことが家訓二ストの誉(ほまれ)です。1か月後にせまった100km徒歩の旅の成功、ご参画されるすべての皆様のご多幸を祈念しております
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