家訓社会科学シリーズ 第4弾は、「迷信ベストテン」
家訓プログラムの魅せ場といえば、お父さんお母さんのメッセージを書き出すワークショップ(ブレスト)です。格言、金言というより、ありふれたしょうもない言葉を抽出していただくことお願いしてきました。
「風呂にはいれ」「めしをのこすな」「早く寝ろ」・・・
等身大の言葉のなかにこそ、家訓として残す大事なエッセンスがある!と家訓二ストは考えます。
そして、今となっては、意味のわからない言い伝え迷信部門?も充実してきたので、家訓ニスト社会シリーズ特別版 「迷信ベストテン」として発表させていただきます。
■ランキング■
1位 「夜くちぶえを吹くと泥棒がくる」
解説:口笛が泥棒を手引きする合図であったいう説。また口笛がいけない霊をひきよせてしまう説があるようです。後者の方が逆に怖い(*_*)
2位 「夜に爪をきるな」
解説:夜に爪をきる→世を詰める→親の死に目にあえなくなる・・・という変換らしいですが、実際は、電気がなかった時代の知恵かもしれませんね
3位 「お盆に海にいくな」
解説:お盆になるとクラゲがでる・・・という意味だと思っていたら、あの世に帰る霊に連れてかれるぞ!という意味のようです。ちなみに海がない地方では、海でなく川になるようです。
4位 「上の歯がぬけたら縁の下へ 下の歯が抜けたら屋根の上へ」
解説:丈夫に生えるようにっとおまじないの意味だと思います^^ ただマンション住まいの家庭では実践できませんね^^;
5位 「靴をおろすときは朝。新しい靴を下すときは、炭をつけて」
解説:これも怪我防止のまじない?だと思っていたら、ご遺体を外に出す際、新しいタビをはかせていた名残で、生きている人間は汚してからじゃないといけない・・・らしいっす。嫁さん曰く、足がむくんでないからじゃない?とも言ってました。
6位 「箸わたし、たがい箸もだめ」
解説:忌きらう類のものだと思います。ご葬儀の際の風習で、箸わたしをしたり、あるいは、たがい箸(長さの違う箸)をしたり。こうしたことを日常生活ではしてはいけない!っということです。
7位 「霊柩車がきたら親指を隠せ」
解説:親の死に目にあえない!という迷信です。親の死に目に会えないシリーズはこの他にも充実していて、逆をいうと、親の死に目に会えない以上の不幸はない!という戒めにもつながるようです
8位 「夜、蜘蛛をころすな」「家にきた蛇をころすな」
解説:害虫をたべてくれる?意味もあるようですし、単に妖怪よけ?の意味もある気がします。最近の家では、蛇はでないよ!っとお考えの読者の皆様、平成25年 水戸市元吉田はじゃんじゃん出ますよ(><)
9位 「お米をのこすと目がつぶれる」
解説:お米を残しても目はつぶれません!っが、お米は日本人にとって特別な食べ物。「いただきます」という意味も、お百姓さんにいただきます。神様にいただきます。命をいただきます・・・っとたくさんの意味があります。共通していえるのは、感謝の気持ちを行動でしめせ!つまり、最後までおいしくいただけ!という戒めに違いありません
10位「北枕でねるな!」
解説:家訓づくりプログラムで奈良JCさまに伺った際、ほぼほぼ全員が、「北枕でねるな!」と書いてくれました。これはお釈迦様の入滅の際、北まくらで寝ていらっしゃったことに由来します。今では、磁気の影響で、北まくらで寝る方が健康だという説。また同じく仏教国の台湾では、逆に北枕でねろ!という格言があるそうです
もうすぐトップテン
11位「コーラをのんだら骨がとける」
解説:炭酸飲料への根づよい差別意識?の象徴です。実際、10円球をいれると表面がピカピカになるいことから、「骨がとける!」と誤解を生んでいます。コーラをふくめ炭酸飲料は、微炭酸。つまり酸性ですので銅でできた10円球の表面ぐらいには作用します。結論として骨はとけません! ただしそれ以上に太ります(-_-;)
番外 「パンの耳を残すと耳切れになる」
解説:母のセリフです。小学生当時、実際耳切れをしていた訓二ストは、おそろしさのあまり、パンの耳を残さないようになりました・・・っが、耳と耳の相関関係がわかりません(-"-) 全国で、同じセリフをいわれた同志を探してきましたが、いまだ出会っていません。たぶん、母の創作迷信です。最近、「なんであんなこと言ったの?」っと聞いたら、きっぱり「わたしはそんなことを言ってない!」と言われました(T_T)/~~~ 母は強し
ランキングにのらないあなたの迷信を教えてください!
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四国の山のカメ (金曜日, 14 6月 2013 08:45)
ウチの家では
「ご飯を食べてすぐ横になると牛になる!」
解説:牛は胃が4つあって、消化がなかなかできない動物だとか。
人間も食べて横になると消化に悪いから、牛をたとえにして言ったようです。
これも親心?