「親学」のすゝめ

画像:尾道寺子屋家訓
画像:尾道寺子屋家訓

5月5日 こどもの日。

本日は、ノーベル平和賞、受賞候補の「家訓づくりプログラム」を、親学の視点で考察します。

 

親学?っと、難しいことをいう前に、論より証拠。家訓づくりプログラムで登場する埼玉の石川さんの創作家訓を紹介させていただきます。

 

家訓づくりプログラムを受講いただいた石川さん。家族に創作家訓を伝えた1か月後、息子さんの通う幼稚園から石川さんあてに、電話がかかってきます。

 

先生:「息子さんが毎日、他の園児さんの靴をそろえているんですが、何ででしょうか?」

石川さん:「それは、家訓が【靴をそろえる】だからです^^」

 

靴をそろえることで、具体的に何かが変わるわけではありません。でも、すごく気持ちがいいことだと思いませんか? そして石川さんの奥様からは、家訓の唱和を始めてから、子供たちが怒られる前に自分で行動できるようになってきたことなど、たくさんの効果を報告してくれました。

 

いい話でしょう^^

でも、これは子供のためっというより、お父さん、お母さん自身への「戒め(いましめ)」であるお気づきでしょうか?

【靴をそろえる】という家訓を作ったお父さん、お母さんは、子供の前ではもちろん、会社、居酒屋、どんな場所でも、靴をそろえる姿が求められます。子供にとって一番の教科書は、大人の背中、つまりあなたの背中なのです。

   

卵が先か? 鶏が先か?

子供の教育を語る前に、あなたの背中を意識してみてください

 

だから、「家訓づくり」なのです。

 

そもそも親学とは?

そもそも、「教育」を紐とくと、「教え育てる」ものと理解することができます。現在では、教育を語るとき、公(おおやけ)の議論になりがちです。つまり教育行政、学校の問題、先生の問題・・・っと、しかし、「教育」の要素の中で、学校のしめる割合は、3分の1ではないか?と家訓二ストは考えます。

 

「教え育てる」要素は、学校、地域、家庭の3つ。

 

親学、足りてますか? それを他人のせいにしていませんか?

「まず塊(かい)より始めよ」

家訓づくりは、親学。そしてあなたの背中を磨く最高の道具です。

 

ヴィトンの財布を持つ前に、凛々しいあなたを見せてください^^

ヴィトンなら10万円。家訓づくりは、ゼロ円です! んっ金の話をしちゃだめか(*_*)

 

5月5日、子供の日。ノーベル賞は1日してならず、1億円を超えるっというノーベル賞の 賞金の使い道も、今日だけは封印です<(`^´)>