家訓二スト社会科学シリーズ② 【フック理論】

画像:フック船長
画像:フック船長

とかく疲れがちな現代人。そのストレスはどこからくるのか?

そもそもストレスとは、なんぞや??

 

ストレスとは、心、身体の悲鳴。つまり「自然」です。

逆に、ストレスと戦う毎日が「不自然」と考えるべき。

 

しかし、カメハメハ大王のように、雨が降ったらお休みで、風がふいたらお休みだ♪っと暮らせないのも事実。ぜひ本日紹介させていただく「フック理論」を上手に使って、ストレスの原因を整理し、心の中にハワイ(楽園)をつくりましょう

 

 

世知がない世の中、我々は、あらゆる問題に関心を持たないといけないとされています。TPP問題、円安、アベノミクス、少子高齢化、地震、津波、北朝鮮のミサイル、そして直近では、爆弾魔・・・

 

次から次に現れる問題の数々に、やりきれなさ、そして閉塞感を感じている人も多いとおもいます。っていうか、これだけネガティブな情報の中で、前むきに生きろ!というのが無理な話(*_*)

 

本日は、そんな皆様に、家訓二ストの「フック理論」のご紹介です。全国の3名の皆様がコメントを寄せた「ゴレンジャー理論」の続編、待望の?社会科学シリーズです^^

 

 

■【フック理論】

 

情報化社会の中では、紙ベース、そしてインターネットで、無限に「情報」は蓄積されれます。しかし、人間の脳の記憶には許容範囲があり、なおかつすごいスピードで忘れる生き物です。

 

限界のある人間の記憶量をギガバイトっとくくれないので、家訓二ストが発明した単位、F(フック)という単位を用い、この概念を説明させていただきます。

 

そもそも「フック」とは、ひっかけるもの。記憶とは、強い関心。その関心を「ひっかける」っという意味で採用しました。

「フック」誕生は、大学時代のまったくもてなかった家訓二ストの過去から始まります

 

卒業後、同じ時間を過ごした同級生と比較していく中で、チャンスはそれなりにあったこと。そして恋のチャンスを決めるには、「フック」というものが大きく作用していることに気づきました。

 

例えば、学生時代によくあるレポートの貸し借りの際にも、F(フック)が存在します。レポートを貸す→返す。これだけは、ゼロF(フック)です。

しかし、レポートを貸す→返す→お礼をする・・・っとなると、1~2のフックが、現れ、さらに、「お礼」が、手作りクッキーであれば、それは100F(フック)。恋が芽生えていくのです。

 

このフックを上手に使えるか、否か。あるいは、

フックに気づけるか、否か? ここが、「もてる奴」と「もてない奴」の境。そして人生の大きな溝にもなっていくのでしょう(T_T)/~~~

 

整理します。

 

日常の中に、エッジがたつことにより、記憶に「ひっかかり」が生まれます。

昨日の夕飯のことを思い出せるあなたでも、1週間前の夕飯、そして1年前のことを覚えているでしょうか?

でも、かわいい女の子との食事は覚えているでしょう?それは、強烈にフックがかかっている証拠なのです。

 

そのうえで、関心の限界値を1000F(フック)と仮定します。

1000Fの中には、友人、知人の名前も入ります。親、兄弟、同級生・・・ 仲の良かった同級生の名前が思い出せないことはありませんか?それは。1000Fの受容体から、落第したのです。

さらに、安部総理、孫正義、土子仁志、織田信長、秀吉、家康っと、名前を言われれば顔が思い出せる著名人も、この1000Fの中に含みます。

 

1000Fの中で、名前フォルダーに入れられる人物は、300~500名。

これは、家訓二ストが生徒会をやっていた時に、覚えられた数字をもとに算出しました。

強烈な印象、つまり「フック」をかけた人物。たとえば、オウム事件の麻原被告は、忘れたくでも忘れられない人も多いと思います。でも、同じ宗教家でも、自分の家の和尚さんの名前は・・・思い出せますか?そして、本来忘れるはずもない、自分の大切なご先祖さん。おじいちゃん、おばあちゃん、ひいじいちゃん。ひいばあちゃんの名前を言えますか?

 

・・・そうです。自分を軸に考えたとき、距離が遠いものの記憶、つまりフックがかかっているのに、近いものの「フック」が足りない。このギャップが、現代人のかかえるストレスの原因ではないでしょうか?

 

全国、あちこち伺う家訓二スト。でも、家訓二ストの暮らすアパートの住人をぼくはフルネームでいえません。それは、興味や関心の奪いのなかで、自分自身が負け組になっていることを意味します。

 

猿から人間に進化して、群れから、村。そして街へと。生活環境は劇的に変化してきても、脳のスペックは、急加速で対応できません。1万年の進化の中で、脳が受容できる覚えておくべき人の名前は、せいぜい100名?江戸時代くらいまでは、生涯出会う人物も、そのぐらいだったのかもしれませんね

 

1000F(フック)を超える情報が入るとき、ヒトは混乱したり、はたまたふさぎ込んだりするものと考えます。うつ病や、引きこもりなども、感受性の強さが原因とされますが、フック理論で考えれば、ごくごく自然な選択肢だともいえます。 

 

1000F(フック)には、商品も含まれます。肉、魚、米はもちろん、パスタ、うどん、お菓子。ポッキーまで・・・ こども時に、ナポリタンしかなかったスパゲッティーが、カルボナーラ族の対応、ペンネ派の進出と、今や、戦国時代の様相です。一方。最近の中学生の10人1人は、急須のことを知らないそうです。理由は、お茶を煎れなくなったから・・・

 

急須部分のフックがなくなり、反対に、ポッキーが脳の受容体に収まっているのかもしれません。 無限に椅子とりゲームをしているようです^^

ポッキーと、急須の椅子とりゲームはかわいいものですが、フック理論では、関心を奪い合いは既に、戦争のステージにあることを予見します。つまり、関心の奪いあいが、商品の優越だけでなく、国の優越をきめる高度情報化社会の新しい戦争です。

 

関心の奪い合いに勝利することは、価値観、善悪をも操作できることを意味します。

銃による屈服させる時代から、今は、情報が人間を支配していないでしょうか?

たとえば、戦争というものさえ「情報」です。60余年日本では戦争はありません。日本での戦争とは、ニュースによって海のむこうから漏れ聞こえるもの。つまり「情報」なのです。

 

  帝国主義といわれた20世紀。西欧列国の植民地の経営は、豊かな大地の恵みを本国へ持ち帰ることで成立しました。そして情報の時代21世紀では、関心の奪いあいが、爆弾より重く、そして植民地でなく、あなたの心「フック」を支配する時代に突入していることに気づかなくてはいけません

 

家訓二ストは、訴えます。投げかけられる問題を疑いなさい!

そして、あなたの手の届く範囲の幸せを見つめなさい!

 

世界中が平和な1日は必ずある。しかし、新聞が白紙で売られることはない。つまり犯罪が、新聞を埋めるのでなく、新聞を埋めるために犯罪が作られています。

 

ちょっとした関心を誘うフックの奪いあいがいつのまにか、自分自身をも迷子にさせてしまうフックインフレの時代。

じゃー何を信じればいいのか? 何を軸にすればいいのか?

そう、そんな時、あなたのそばに「家訓」があってほしいのです。

 

フック理論を学び、そして本当に大切な家族の問題を心に「ひっかけて」ください。

嫁さんが怒っていることさえも気づかない、あなた。夫婦の間こそ、意外な「フック」が溝をつくっているかもしれません(-_-;)

 

不肖幡谷、思い当たる節がいくつかあるので、嫁さんが怒る前に、部屋の掃除をしときます・・・

「フック理論」で、家訓のある豊かな1日、そして見事な一生を!