3月21日 箕面観光ホテルを会場に、箕面青年会議所さま3月定例会の機会に「家訓づくりプログラム」を実施させていただきました。
プログラムの進行の際、家訓二ストが、こころがける事は、リラックスしていただく環境をつくること。第1に、会場の選定はもちろん、音楽や、進行、担当委員会様との準備がどれだけできるか?第2は、「流れ」ができるか?という点です。
今回は、【流れ】をつくるテクニック論に絞って、推定2~3名しかニーズがないプログラムの秘密を紹介いたします。
野球漫画でこんなシーンに出くわしました。
打席にむかうバッターに、監督が一声かけます。
監督:「ツーアウト満塁。一打逆転だぞ!
狙い球をしぼって、ボール球に手をだすな!リラックス、リラックス!!」
打者:「・・・」
こんな状況で、リラックスできるかっ(-_-;)
反対に、長嶋監督は唐突に選手にこんな言葉を投げかけたことがあるそうです。
監督:「サバっていう字はどう書くんだっけ?」
選手:「魚へんに、青じゃないですか?」
監督:「そうか、魚へんにブルーねっ」
問われた選手は、なんのこっちゃ???っと思いながらも、空をみあげると
真っ青な空が広がっているのに気付いたそうです。
たぶん、計算ではないですが、リラックスさせる効果は高そうです^^
リラックスは、緊張と緩和。
家訓プログラムも、緊張と緩和の効果を構成のなかで、採用しています。
緊張部門は、「ご先祖さんご縁シート」いわゆる家計図を作成いただくワークショップ。自分のおじいちゃん、おばあちゃんの名前を書けない受講者の多くはショックをうけるようです
緩和部門は、「親からのメッセージ」のワークショップ。おとん、おかんから言われたことを10個書き出す。ただそれだけのことのですが、子供のときの思い出。グループ内での思わぬ共通点。ひとりひとりが、子供にもどって、ワイワイガヤガヤ。会場は手が付けられないような状況になったら、これが、【流れ】。ここまでくれば、家訓二ストの勝ちなのです<(`^´)>
箕面の皆様にも、「親からのメッセージ」では大変盛り上がっていただきました。
このメッセージ、全国を回るなかで、地域、地域での伝承に違いがあることもわかってきており、例えば、奈良では、「北枕でねるな」が続出。一方、北見では「流氷であそぶな」。そして関西では・・・ 「巨人は敵だ」。この日も、「野球は阪神」との記述を発見、早速、写メでつまみングさせていただきました^^
一見、しょうもない言葉が並んでいるで、逆に社会に流布されるニュース、社会問題にどれだけ意味があるのか?というパラドックスにも気づきます。
例として、「靴をおろすのは朝」とか、「靴を下すときは、炭をつけろ」っとワークショップの中で出てくるキーワードを分析すると、意味のない「まじない」のような風でいて、その実、「でかける」ということは、リスクを背負うこと、そして、安全を願う風習が、メッセージとして伝わっているのだと考えます。
緊張から、緩和。そして、こうした豆知識をすりこむことで、「納得」が生まれ
家訓二ストがしかける【流れ】が、家訓をつくる環境をつくります。
地域における「人づくり」もこの【流れ】というファクターが重要だと考えます。
風土、文化、そんなものが、流れとなり、土佐でしか、竜馬は生まれず、薩摩でしか西郷隆盛は西郷に至らず。箕面も箕面でしか生まれない【流れ】のなかで、この日の例会も、大河を生む水のように、地域に溶け込むことを熱望します
読んでるか?わからないけど、設営に際しご尽力いただきました現役市会議員の原田副委員長に、幡谷の夢を託します。家訓づくりによる街づくり。ノーベル平和賞を一緒にとりにいきましょう^^
ちなみに箕面市の名誉市民は、阪急の創始者・小林さん 昭和の黒幕?競艇で有名な笹川さんというビックネーム。やはりこの街には、なにかがある・・・そしてあなたの街にも、あなたがいる!
得意の大ぼらをふいた後で恐縮ですが、水沼理事長、古崎直前理事長を筆頭に、ご設営いただきました立見委員長さま率いる委員会メンバーの皆様。数々のお心遣いを頂戴しありがとうございました。箕面青年会議所さまのご発展と、今後、本プログラムが皆様のご活躍の一助になっていただければ幸いです。
次回は、明日、博多にて、漢(おとこ)・江藤のスクールのお手伝いをしたあと、
4月9日、東広島です。
シーユーネクスト 家訓
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