本当のヒーローは誰?

写真:幡谷家の人々

家訓づくりプログラムでは、「ご先祖さんご縁シート」と命名したワークショップを導入しています。

 

受講いただく皆様の、お父さんお母さん。祖父母。曽祖父母を記載いただく内容ですが、父ちゃん母ちゃんは、2人。祖父母は、4人。曽祖父母が、8名。合計14名の尊いご氏名が、思い出せない受講者が続出しています。

続出というか、ここまでの正解者は、3500名中、1名のみ。

 

誰ひとり欠けても、今の自分がいない尊いご先祖さんのお名前も忘れてしまっているっといのが、平成の世に暮す我々の現状です。

 

 

歴代の総理大臣、JCメンバーでいえば、歴代の理事長。新聞にのる著名人、教科書にのる数々の偉人・・・

 

偉くない訳ではないですが、順番でいえば、ずっと後でいいはず。

まず、自分自身の立ち位置を見直してください。

血縁者の経験を知ることで、おもわぬ教訓や、自身の半生を重ね合わせることも出来る効果もあります。そしてそれは、次の世代に引き渡さなければいけない「義務」でもあります。

 

 

曽祖父の名前のかけないあなた、やさしくしてくれた祖母の名前を忘れているあなた。

あなた自身も、30年後、そして50年後。子孫から、忘れ去れるんですよ!

 

誰よりも愛した家族。かわいいお孫さん、でも、貴重な半生やご苦労、教訓が、痕跡もなく忘れ去れて行くなんて、寂しいことではないでしょうか?

 

本当のヒーローは、あなたのお父さん、お母さんでいいじゃないですかっ!?

スペシウム光線は打てなくても、家訓をつくり、伝えるべき言葉を残してください。

きっとその取組みが、家族の危機を未然に防ぐ尊い効果が現れるはずです。

 

 

家訓づくりプログラムをきっかけに、ご先祖さんの名前を調べてみた。そんな受講者が増えています。

ネットの検索機能をつかえば、デスクの上で世界中の情報が収集できる世の中です。

でも、あなたを育んだ「世界」は、ネットにはなく、あなた自身に流れる血として肉としてあるのみです。

 

手の届く範囲の世界を見直す。

家訓の魅力には、当たり前の幸せを確認する。そんなところにもあるのかもしれません。

 

 

本当のヒーローは誰ですか?

 

お子さんがいらっしゃるお父さん。家訓をつかって、かっこよい背中を魅せてください!

そして、子供たちのヒーローにあなた自身が立候補してください!

 

敵は、仮面ライダー、ウルトラマン・・・  ちょっと、強敵^^; 

がんばれお父さん、支えてお母さん(><)