海外の動物専門チャンネルを見ていたら、犬種の特性について述べられていました。
そして、初心者にはお薦めできないっと、やんわり否定されていたのが、「柴犬」・・・
むむむっ これは、全日本人に対するアニマルプラネットからの宣戦布告かっ
幡谷哲太郎は、この侮辱に全面から戦いを挑みます!
日本ではこんなに愛される「柴犬」が、飼いにくい犬種と思われている事実を紐解くと、海外の皆様と日本国民と、犬に求めるものの、違い。つまり、価値観の違いが、ギャップを生む要因になっているものとして、研究をしてみたいと思います。
番組で紹介された柴犬の特徴はこんな感じ
1.独立心が強い(なつかない)
2.いうことを聞かない
3.ボスには忠実だが、それでも言うことは聞かない
ん~あるね^^
では、海外の犬種にはどういう特徴があるかも考えて見ます。
1.狩猟用として発達した
2.飼い主に従順
3.愛玩用にも発達、フレンドリーな犬種も多い
ん~完敗だね(><)
しかし、「犬に求める価値観」を軸に考えてみると違う結論がでてきます。海外で生み出される犬種は、特定のミッションを想定して掛けあわせることが多いのです。以下に例をあげてみます。
穴熊狩り⇒穴に潜る⇒足が短い⇒ダックスフント
羊をかう⇒管理がたいへん⇒犬にまかせる⇒ボーダーコリー
貧乏だ⇒牛乳を運搬させる⇒体でかい⇒セントバーナード⇒パトラッシュ⇒僕なんだか眠いんだ・・・
西洋の犬は、命令されるのが大好きだとも聞きます。
日本の犬は・・・ 脱走や、昼寝がするのが大好きです(><)
日本では古来より犬に変な期待はしていません。アホさも、ワイルドさも、あるがままに受け入れる?様は、日本人と自然との関係にも似ています。
穏やかな気候の欧州では、自然を「管理するもの」。一方、自然環境が厳しい日本では、「自然は受け入れるもの」と。これは、犬だけでなく、神様への距離感にも当てはめられる民族のアイデンティティーの問題かもしれません。
考えてみれば犬も、自然(ネイチャー)の一部。訓練で犬を調教し、目的にそって犬種をつくっていくというのも、神をも恐れぬ様のようにも感じます。
実はこの価値観の違いは、東洋と西洋、犬に限らず子どもの育て方にも反映されています
容易ならざる野生をもつ子ども、養老孟司さんは、著者の中で、子供は「自然」であるっと定義されました。
自然を征服するように、早く「大人」に矯正するのが西洋での子育て、
そして日本では、犬と同じように、「子供」をあるがままに受け入れ、子供にしか感じ得ない世界観を大事に見守ることがわかります。
幡谷家の愛犬「ガボ」は、13歳の雑種です。
言うことは聞かない、あまりなつかない。朝、昼、夜。暖かいところで、昼寝をばかりしているるアホ犬の典型ですが、犬を自然としてとらえ時に、一瞬だけみせた「輝き」について紙面で紹介させていただきます。
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これは、ガボ3歳の夏、真実の物語です。
当時、姪が2歳。育児放棄?した姉のかわりにガボちゃんが半年間代理母として活躍しました。シープドックあたらめ、日本初のシッタードックです。
きっかけは、必然にも似た偶然。 ある暑い夜の出来事、だだをこね、寝付こうとしない姪っ子に万策尽きた大人たちは、神の声に導かれるように、寝室にガボと姪を二人きりにしてみました・・・
2人きり、正確には一人と一匹。ぐずる姪。しかし、しばらくするとその声はピタリと止み、ス~っと、寝息が聞こえるではないですか!
ガボ様はわずか5分で、彼女を眠りに誘ったのです。ジ~ザス!これを奇跡といわずして何と呼べば良いのでしょう!
この功績は夜泣きに悩むお父さん、お母さんには分かっていただけるのではないでしょうか?そして、姉が居候していた半年間のシッタードッグを終えたあとのガボ様は、元のアホ犬に戻り、気だるく毎日を過ごしています。
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社員にはボーナスでなく、チャンスを与えろ!という本が話題になっています。
もしかしたら姪という弱い存在が、犬に自覚をあたえ、奇跡をみせてくれたのかもしれません。
家庭の中に目的(ミッション)があり、軸ができることで、あるべき姿が守られます。
犬も、子どもも、お母さんもお父さんも、自覚、つまり軸をもとめる時代です。
家訓づくりは、家庭に軸をつくります。
軸ができると、どんなアホ犬も、名犬パトラッシュに早代わりです!
ちなみにガボがいうことを聞かないのは、目的や、軸がないから
そんな幡谷家のボスをめぐる仁義なき戦いは、平成25年1月現在、哲子(母)が圧倒的有利。次点には隣家の猫がいい位置につけています。がんばれオヤジ(><)負けるな幡谷哲太郎。
「家訓づくりプログラム」は、明るい豊かな犬づくりにも有効です^^
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